1
情報リテラシー講習会 ステップバイステッププログラム Step by Step Program
F:Excel 基礎1
(for Excel 2007)
九州産業大学 総合情報基盤センター
2
【内 容】
頁
Excel(表計算)基礎 1
1.Excel の起動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.Excel の画面構成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ブックとシートの関係・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
実習開始・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
シートの挿入・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
行・列の挿入、削除・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
セルの書式設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.表計算の基本操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3-1.データの入力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3-2.計算式の入力と複写・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.ファイルの保存 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5.Excel の終了 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6.ファイルの呼び出し ・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.表の編集・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7-1.セル幅の変更・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7-2.罫線・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7-3.配置の変更・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7-4.表示形式(桁区切り)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
行の挿入 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 関数、西暦を和歴に変更 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8.グラフ作成の基本操作・・・・・・・・・・・・・・・・・
8-1.グラフの作成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8-2.グラフの編集・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9.印刷・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10.Excel の終了 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Windows パソコンの終了 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
5
6
6
6
7
8
8
8
10
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11
12
12
12
12
13
13
15
15
15
19
0
20
3 21
3
14
3
Excel(表計算)基礎1 統合型表計算ソフト、Microsoft Excel の利用方法を説明します。
1.Excel の起動 Excel は、次の操作で起動します。
(1)「スタートメニュー」→「すべてのプログラム」→ (2)Excelを起動させると
「Microsoft Office」→「Office 2007」 下記のような初期画面が表示されます。
→「Microsoft Office Excel 2007」をクリックします。
2.Excel の画面構成
※→ F1 キーを押すと、または をクリックすると、 Excelヘルプが表示され、
Excelのヘルプと使い方が参照できます。
①
②
③
④
⑤ ⑦
⑥
⑦
⑧ ⑨
4
⑩数式バー
数式バーの左端(名前ボックス)にはアクティ
ブセルの位置が表示されています。(アクティブ
セルは⑭参照)また、データを入力した場合や、
データが入力されているセルにアクティブセル
を移動すると、数式バー上にデータの内容が表
示されます。
⑪ワークシート
ワークシートとは、小さなマス目に区切られた
計算紙のイメージです。ひとつひとつのマス目
に数字、文字、数式などを書き込んで計算表を
作ります。
いま画面に表示されているのは、大きなワーク
シートの左上の部分です。
⑫列番号
ワークシートの各列の番号で、Aからの番号が
各行の上端に表示されています。
⑬行番号
ワークシートの各行の番号で、1からの番号が
各行の左端に表示されています。
⑭アクティブセル
現在選択されている操作対象のセルです。太い
枠線で囲まれて表示されます。アクティブセル
を移動する場合は、対象セルをマウスでクリッ
クするか、矢印キー(↑↓→←)を使います。
⑮セル
ワークシートの基本単位です。
⑯フィルハンドル
ドラッグして連続するセルへ先頭セルの内容を
複写、または連続データを作成します。
⑰シート見出し
指定したシートに移動することができます。
⑱マウスポインタ
マウスを動かすとマウスの動きに合わせて画面
上で
や 等が動きます。
このマークのことをマウスポインタと呼び、画
面上の位置によって
マウスポインタの形状が変わります。
**********************************************
セルに、
マウス
ポインタ
を近づけ
ると、
セル選択、範囲選択
■
■ セルの移動
フィルハンドル
・連続データの作成
・コピー
■
■
⑩
⑪
⑭
⑬
⑫
⑰
⑯
⑮
⑱
5
ブックとシートの関係
Excel における「ブック」と「シート」の関係は、
バインダーとその中におさめられている 1 枚 1 枚の
書類のようなものです。複数のシートをまとめて
1 つのブックにしておくことができるのです。
・シート(Sheet)とは
1枚の表が Excel の「シート」にあたります。
シートの切り替え方法
・ブック(Book)とは
ブックに含まれるシートの追加・削除
①新規ブックに含まれるシートは 3 枚です。これを増やし
たい場合、「Sheet3」の右側のある「ワークシートの
挿入」をクリックします。
「Sheet4」が挿入されました。
②「Sheet4」のセルに入力後、Sheet4を削除するには、
「ホーム」タブの「セル」から「削除」の右側の▼を
選択し、「シートの削除(S)」をクリックします。
「Sheet4」が削除されました。
[Sheet2] をクリ ックすると
[Sheet2]が一番手前となり、入
力できるようになります。
複数のシートをまとめたものを「Book」と呼びます。 一般的に Excel ファイルとは、このブックの状態をいいます。
シート名を変更するには
シート見出しを選択→シート見出しの名前の部分をダブルクリック
→次にシート名を入力
※シート名の注意点→半角で 31 文字、全角で 15 文字以内
使えない記号(全角・半角を問わず) : ¥ / ? [ ]*
同じシート名は使えない!!
起動時は[Sheet1]が
表示されている。
最下部
ダイアログボックスが表示され、
「選択したシートを完全に削除
する」を確認してから、
削除をクリックします。
最上部
6
実習開始 それでは、Sheet1~3 にA、B、Cのシート名を入
力してください。
①-1 シートを挿入
(1 つのブック内でシートを増やす)
例:シート[A]と[B]の間にシート挿入します。
1.[B]シートをクリックします。
2.「ホーム」タブから「セル」の「挿入」の右側「▼」
をクリックして、「シートの挿入(S)」を選択します。
3.[A]の右側に「Sheet4」が挿入されました。
①-2 シートの並び替え
例:シート[Sheet4]を[C]の右に移動します。
1.シート[Sheet4]にポイントを合わせてクリックする
と、[Sheet4]の左上に「▼」と、同時に「 :
メモ」が表示されます。
2.シート「C」の右側にドラッグ(「 」を押したまま
移動)すると、シート「C」の右上に「▼」が移動し
ます。
3.「ドロップ」(ボタンを離す)すると、下図のように
シート[Sheet4]が右側に移動しました。
行・列の挿入
◎ 行の挿入 《シート「A」に下図のように日付を入力してください。》
・A1セルに「2009/4/1」と半角で入力します。
・アクティブセル(A1)の右下角
にある黒い四角形(フィルハンドル)
にマウスポインタを合わせますと、
ポインタが+字になります。
この状態でマウスの左ボタンを押し
したまま A6までマウスを動かして
(ドラッグ)範囲を指定します。
ボタンを離すと(ドロップ)
指定した範囲に複写されると同時に、日付が入力されま
す。(オートフィルの連続データ作成)
行の挿入方法
・選択する行番号[1]の上にマウスを移し、クリック
すると(1行を)範囲が太線で表示されます。
・「ホーム」タブの「セル」から[挿入]をクリックすると、
行が挿入されます。元にあったデータはその下にシフト
されます。
(複数行を選択すると複数行が挿入される。)
・行の高さを調整(例:24.00にする。)
+
7
・A1セルに「日付」と入力します。
をクリックすると、「日付」がセル内の中央に
表示されます。
・シート見出しの色を変更する。
①シート見出し[A]の部分を左クリックすると、メニュ
ーが表示されます。
②[シート見出しの色(T)]をクリックします。
③「赤」を選択します。
シート見出し[A]は赤色のグラデーションになりました。
シート見出し「B」を一番手前にすると、[A]は赤地で
白抜き文字となります。
◎ 列の挿入
《列の挿入も同様に行ってください。》
・列番号の上にマウスを移し、クリックすると(列を選択)
範囲が太線で表示されます。
・「ホーム」タブの「セル」から[挿入]をクリックすると、
列が挿入されます。元にあったデータはその右にシフト
されます。(複数列を選択すると複数列が挿入される。)
行・列の削除「不要になった行を削除したい場合」
◎ 行の削除
・不要になった行を選択します。
・「ホーム」タブの「セル」から[削除]をクリックすると、
選択した行が削除され、その下の行は上方向にシフトさ
れます。(複数行を選択すると複数行が削除される。)
◎ 列の削除
《列の削除も同様に行ってください。》
「不要になった列を削除したい場合」
・不要になった列を選択します。
・「ホーム」タブの「セル」から[削除]をクリックすると、
選択した列が削除され、その右の列は左方向にシフトさ
れます。(複数列を選択すると複数列が削除される。)
セルの書式設定
「ホーム」タブの「セル」から[書式]をクリックす
ると、「セルのサイズ」が表示されますので、[セル
の書式設定(F)]を選択します。
下記のようなダイアログボックスが表示されます。
[セル]の書式、装飾のための表示形式・配置・
フォント・罫線・パターン等の書式が設定できます。
8
次の章からは、実際に以下のような表を作成します。
今日の売り上げ 平成 20年 4月 10日
商品名 単価 数量 金額
シャープペン 200 50 10,000
消しゴム 100 20 2,000
万年筆 2,250 1 2,250
合計 14,250
3.表計算の基本操作
3-1.データの入力 (1)文字データの入力 《 シート「C」を使用 》
項目の名前や、商品の名前を入力します。
1)日本語入力状態にします。
「半角/全角」キーを押します。
画面右下の日本語入力のツールバーが、日本語入力
状態になったことを示します。
日本語入力については「Windows 入門(通常編」のテ
キストを参照して下さい。 2)A1のセルにアクティブセル(太い枠線のセル)が
ある状態で「商品名」と入力し、 キーを押します。
A1のセルに「商品名」と入力されます。
3)同様の操作で、B1から D1の各セルに名前を、
A2から A4の各セルに品名の名前等を記入します。
(2)数値データの入力
金額を除く、単価と数量の数値データを入力します。
1)数値データを入力する場合は、日本語入力の状態
を解除します。
「半角/全角」キーを押します。
2)B2のセルにアクティブセルを移動後、200と入力し
キーを押します。
数式バー及びB2のセルに 200 と表示され入力が
確定されます。
3)同様の操作で、B3から B4の各セルに単価のデータ
を、C2から C4の各セルに数量のデータを入力しま
す。
A B C D
1 商品名 単価 数量 金額
2 シャープ 200 50
3 消しゴム 100 20
4 万年筆 2250 1
5 合計
?? セルに入力したデータを消去するには??
①消去したいデータが入力されているセルをアクティ
ブセルにします。
②スペースキーを押します。
※カーソルがある場合は、DELキーで消します。
3-2. 計算式の入力と複写
(1)計算式の入力
先ず、シート[C]に下図のように入力してください。》
次に、「金額」は計算式を入力して値を表示します。
金額を表示したいセルに「単価」×「数量」の計算式を
入力します。
1)金額を出したいセル D2 にアクティブセルを移動しま
す。
A B C D
1 商品名 単価 数量 金額
2 シャープペン
3 消しゴム
4 万年筆
5 合計
アクティブセルの移動は、矢印キーを
使っても行えます。
9
2)=を入力した後、単価のセルB2をクリックします。
B2のセルが点滅した点線で囲まれます。
数式バー及び D2のセルに =B2 と表示されます。
3)記号 * (かけ算)を入力した後、C2をマウスでクリ
ックします。
C2のセルが点滅した点線で囲まれます。
数式バー及びD2のセルに =B2*C2 と表示されます。
4) キーを押します。D2のセルに金額が算出されます。
?? 演算記号について ??
計算式には次の演算記号を使います。
+ たし算 * かけ算
- ひき算 / わり算
(2)計算式の複写
D3からD4までの金額は、D2に入力した計算式を
コピーして算出します。
1)D2 のセルにアクティブセルを移動します。
2)アクティブセルの右下角にある黒い四角形(フィルハ
ンドル)にマウスポインタをあわせます。ポインタが
+字になります。
3)マウスポインタを十字にした状態でマウスの左ボタン
を押したまま D4までマウスを動かして(ドラッグ)範
囲を指定します。
4)マウスの左ボタンを離します(ドロップ)。
D2の計算式が、指定した範囲に複写されると同時に、
全ての金額が算出されます。
(3)合計の計算
D5に金額の合計を求めます。合計を求めるには、SUM関
数を使いますが、ツールバーの<オートSUM>ツール を使
うと簡単に合計を求めることができます。
1)金額の合計を出したいセルD5にアクティブセルを移
動してください。 注意!!
計算式を入力するときは、先頭に必ず = を入力します。 この = を含めて演算記号は必ず半角で入力します。
+
+
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2) をクリックします。数式バーに「=SUM(D2:D4)」
と自動的に表示されます。
(これは、「D2からD4のセルに入力されているデータの
合計を求める」という意味。)
同時にD2からD4のセルが点滅した点線で囲まれます。
3)もう一度 をクリックすると、金額の合計値が算
出されます。
?? <オートSUM>ツールについて ??
<オートSUM>ツールを使った場合には、縦方向または横方向に集
計範囲を自動的に判断して範囲指定します。基本的には値
を返すセルの左方向または上方向のセルが優先されます。
ただし、空白のセルがある場合や罫線が引かれている場合
は、その手前のセルまでを範囲として判断しますので正
しく範囲指定されないことがあります。
この場合、マウスのドラッグ&ドロップを使って、合計を
求めるセルの開始セルから終了セルまでを指定します。
4.ファイルの保存
◎操作方法1
①オフィスボタンをクッリクし、名前をつけて保存(A)
から「Excelブック(X)」をクリックします。
②名前を付けて保存の画面が表示されます。
◎操作方法2
①クイックアクセスツールバーの をクリック
します。
②名前を付けて保存の画面が表示されます。
そこで、今回作成した文書を任意の場所:個人領域
(Zドライブ)に「URIAGE」という名前で保存します。
保存:
1)はじめに保存先のドライブを指定します。
たとえば、<デスクトップ>→<個人領域アイコン>
をクリックします。
2)[ファイル名(N) :]のボックス右側に、
URIAGE.xlsx と入力し、保存をクリックし
ます。
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?? ファイルの再保存について ??
一度ファイル名をつけて保存したものを再度保存
する場合は、クイックアクセスツールバーの
をクリックするだけで、上記2)以下の操作
は必要ありません。
ただし、ファイル名を変更する時は、操作方法1
で変更ください。
5.Excelの終了
前章でExcelの表の作成、保存まで説明しました。
ここで一旦、Excelを終了させます。
1)オフィスボタンをクリックし、「X Excelの終了(X)」
をクリックします。
あるいは、「タイトル バー」の右側にある
閉じるをクリックしても終了します。
Excelが終了しWindowsの画面が表示されます。
6.ファイルの呼び出し
Excelを起動させて操作を行ってください。
◎操作方法
1)オフィスボタンから 開く(O) をクリックします。
2)「最近使用したドキュメント」の中にファイルが
あれば、それをクリックすると呼び出されます。
3)もし、「最近使用したドキュメント」の中にファイ
ルがない時は、 開く(O)をクリックすれば
「ファイルを開く」ダイアログボックスの画面が
表示されます。
まず、ファイルの保存先を指定します。
○はじめに保存先のドライブを指定します。 たとえば、〈デスクトップ〉→〈個人領域アイコン〉
をクリックします。
○[ファイルの場所(I) :]のボックス下側に、保管して
ある Excelファイルの一覧が表示されます。
○希望するファイル名の上にマウスポインタを合わせ
てクリックし(背景の色が変わる)、 開くボタンを
クリックします。
画面に「URIAGE.xlsx」のワークシートが呼び出
され、編集作業ができるようになります。
X
12
7.表の編集
7-1.セル幅の変更
商品名のデータ全体が表示されるようにセルの幅を
広くします。
セルの幅を変更する場合、マウスを使うと簡単に
変更することができます。
マウスを列番号(アルファベット)の境界線上に移動す
ると、カーソルは左右の矢印の形が になります。その
状態で左ボタンを押したままマウスを左右に動かすと幅
の変更ができます。 1)商品名のセル幅を広くするため、マウスを列番号Aと
列番号Bの境界線上に移動してください。
マウスポインタの形が の形に変わります。
1
2
3
4
5
A B C D
商品名
シャープ
消しゴム
万年筆
合計
単価 数量 金額
200
100
2250
50
20
1
10000
2000
2250
14250 2)マウスの左ボタンを押したままマウスを右に動かして
セル幅を広くします。
1
2
3
4
5
A B C D
商品名
シャープ
消しゴム
万年筆
合計
単価 数量 金額
200
100
2250
50
20
1
10000
2000
2250
14250
3)マウスの左ボタンを離すとセル幅が変更されます。
1
2
3
4
5
A
商品名
シャープペン
消しゴム
万年筆
合計
B
単価
200
100
2250
C
数量
50
20
1
D
金額
10000
2000
2250
14250
一度、 をクリックして上書き保存し
てください。
7-2.罫 線 作成した表に罫線を引きます。
1)表全体の罫線をひくため、A1からD5までをマウス
の左ボタンを押したまま範囲指定します。
(この場合、A1を起点としてD5の方向にマウスの
左ボタンを押したままマウスを動かします。)
2)リボンの「ホーム」タブから、「フォント」の、
(下罫線)の右側にある▼をクリックします。
「罫線」が表示されますので、「格子(A)」を選択
してください。
あるいは、「その他の罫線(M)」をクリックすると、
3)[セル書式の設定]画面が表示されます。
この画面の上部の[罫線]を選択します。
4)罫線の設定画面が表示されます。 外枠用の線(スタイル)を選択し、「外枠」をクリッ
クします。 内枠用の線(スタイル)を選択し、「内枠」をクリッ
クします。 ※ 罫線を消す場合は、「なし」をクリックします。
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5)「OK」ボタンをクリックすると、指定した範囲に罫
線が引かれます。(スタイルで細線を選択し、「外枠・
内枠」をクリックします。
7-3.配置の変更 セル内の表示位置(中央揃え、右詰め、左詰め)は、ツ
ールバーで簡単に変更できます。
ここでは、「ホーム」タブから「配置」の ツール
を使って1行目の項目名を中央に表示させます。
1) 商品名等の項目名の、A1 から D1 までをマウスの
左ボタンを押したまま範囲指定(ドラッグ)します。
2) をクリックします。左詰めで入力されていた商
品名等の項目名がセル内の中央に表示されます。
7-4.表示形式(桁区切り)
数値を見やすくするために、3桁ごとに桁区切りの
カンマを表示させます。
Excelで数値データを入力する際、はじめからカンマ
をつけて入力する必要はありません。
1)数値データに 1000 単位にカンマをつけるため、
B2 から D5 までマウスの左ボタンを押したまま範囲
指定(ドラッグ)します。
2)「ホーム」タブから「数値」の[,](桁区切りスタイル)
をクリックします。
3)指定範囲の数値に1000単位でカンマが挿入されます。
◎ 行の挿入
・行番号1の上にマウスを移し、クリックすると
(1行を選択)範囲が太線で表示されます。
・「セル」から[挿入]をクリックすると、行が挿入されま
す。元にあったデータはその下にシフトされます。
・行の高さを 24.00にします。
・セルA1にタイトル(今日の売り上げ)を入力します。
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◎ 関 数
日付の入力 ①D1をアクティブセルにします。 ②「数式」タブの「fx(関数の挿入)」をクリックします。
③「関数の挿入」が表示されるので、「関数の分類(C)」
に「日付/時刻」を、 「関数名(N)」には「DATE」を選
択して、 OK を押します。
④次に、「関数の引数」が表示され、年:2009、
月:4、日:10を入力して、最後に OK を押します。
数式バーには =DATE(2009,4,10)、D1セルには
2009/4/10 が入力されています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◎ その他多くの関数があるので、基本的な操
作をマスターして、授業・研究やレポート
等に役立ててください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
西 暦 を 和 暦 に 変 更
D1 セルをアクティブセルにして、「ホーム」タブ→「セル」
→[書式]をクリックすると、「セルの書式設定(E)」の画
面が表示されるので、「表示形式」を選択します。
設定;分類(C)「日付」、カレンダーの種類(A):「和暦」
選択したカレンダーに合わせて日付を入力する(I)をチェ
ック、種類(T):平成 13年 3月 14日を選択して、
最後に「 OK 」 を押します。
D1 セルに平成 21年 4月 10日が入力されています。
罫線を書く
A3 から D5まで範囲指定します。
[ホーム]タブの[セル]から[書式]をクリックし、[セ
ルの書式設定(E)]を選択して、[罫線]タブを選択します。
“上の行の線は二重線、中・下の行は細線に設定”
表の編集が終了しました。
①
②
細 線
二重線
15
もう一度、 をクリックして、
上書保存してください。
8.グラフ作成の基本操作
8-1.グラフの作成
前章で呼び出した「URIAGE」から、商品別の売上実績の
棒グラフを作成してみます。
1)グラフを作成するデータの範囲指定を行います。
A2からA5までをドラッグし、続けて CTRLキーを
押しながらD2からD5までをドラッグします。
2)「挿入」タブから「グラフ」の「縦棒」をクリック
すると、各種の棒グラフが表示されます。
ここでは、2-D縦棒の「集合縦棒」を選択します。
3)ワークシートにグラフが表示されます。
8-2.グラフの編集
グラフのエリア設定(枠)、プロットエリアの設定、軸
の書式設定、データの系列書式設定等で、大きさや位置は
マウスを使って簡単に変更することができます。
①グラフ外枠の設定(グラフのエリア設定)
2.「グラフエリアの書式設定(F)」ダイアログボックスの
画面が表示されますので、「枠線の色」をクリックし、
「線(単色)(S)」ラジオボタンをチェック。
色(C):黒に設定します。
1.マウスポイント
を図の中に置き、
右クリックすると
右図が表示されま
すので、「グラフエ
リアの書式設定
(F)」をクリックし
ます。
16
3.次に、「枠線のスタイル」をクリックし、「幅(W)」
を2pt、「角を丸くする(R)」をチェックします。
最後に「閉じる」をクリックします。
グラフ外枠が完成。
②プロットエリア外枠の設定(プロットエリア設定(F))
1.マウスポイントをプロットエリアの中に置き、
右クリックすると下図が表示されますので、「プロ
ットエリアの書式設定(F)」をクリックします。
2.「プロットエリアの書式設定(F)」ダイアログボック
スが表示されますので、次のとおり設定します。 a.「枠線の色」 → クリックします。 b.「線(単色)(S) 」 → クリックします。 c.「色(C)」の ▼をクリックします。 d.「テーマの色」を「黒■」を選択します。
3.次に、「枠線のスタイル」を設定します。 a.「枠線のスタイル」 → クリックします。 b.「幅(W) 」 → 1ptにします。 最後に「閉じる」をクリックします。
プロットエリアの外枠が完成。
③凡例の非表示 (■金額の非表示)
マウスポイントをグラフ内側に置きクリックすると、
「レイアウト」タブが表示されるので、
1.「凡例」 → クリックします。
2.「なし」 → クリックします。
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凡例は表示されません。
④軸の設定
縦軸の数字の上にマウスポイントを置き、左クリック
すると「縦(値)軸」枠で囲まれます。
続いて右クリックするとメニューが表示されるので、
「軸の書式設定(F)」を選択します。
「軸の書式設定」ダイアログボックスが表示されます。
1.「軸のオプション」 → クリックします。
2.「最小値」 → 固定をチェック → 0.0入力
3.「最小値」 → 固定をチェック → 15000.0入力
4.「目盛間隔」 → 固定をチェック → 2500.0入力
5.「目盛の種類」 → なしを選択します。 最後に「閉じる」をクリックします。
軸(値)が変更しました。
⑤グラフの移動と拡大・縮小
1.グラフの移動
1)グラフエリアにマウスを移動しますと、マウス
ポインタは の形になります。 2)マウス左ボタンを押すと、 に変わりますので、
左ボタンを押したまま移動(ドラッグ)します。
3)グラフをセル「A8」まで移動します。
4)左ボタンを離します。(ドロップ)
グラフが移動されました。
2.グラフの拡大・縮小 1)グラフを縮小します。
グラフの右下にマウスポインタを移動すると、
ポイントは に変わります。
2)左ボタンを押すと、ポインタは に変わります。
18
3)左ボタンを押したまま、表の長さまでドラッグ(移動)
=縮小)して、左ボタンを離します。
左ボタンを押したまま、ドラッグ(移動)すると、
グラフは拡大・縮小できます。
4)グラフ種類の変更
①横棒グラフに変えてみます。
プロットエリアにマウスポインタを持っていき、マ
ウスの右ボタンをクリックすると、メニューが表示
されますので、「グラフの種類の変更(Y)」をクリッ
クします。
②「グラフの種類の変更」ダイアログボックスが表示さ
れますので、順に
1.「横棒」 → クリックします。
2.横棒の「集合横棒」 → 選択します。
「OK」ボタンをクリックします。
③横棒グラフに変更されました。
最後に、上書き保存してください。
19
10.印刷
先に作成した表・図を印刷してみます。
◆8-2.章(3)・3)で作成した表・図のシートを
選択します。
印刷する前に、印刷イメージを画面で確認ができます。
この印刷イメージをプレビューと呼びます。
1)「クイックアクセスツールバー」の をクリックす
ると、「クイックアクセスツールバーのカスタマイズ」
が表示されますので、「印刷プレビュー」をチェック
します。
2)「クイックアクセスツールバー」の「印刷プレビュー」
をクリックします。
3)次に印刷を実行します。このプレビュー画面の上部に
ある「印刷」をクリックすると、
「印刷」ダイアログボックスの画面が表示されますので、
各種設定したのち「OK」ボタンを押すと、印刷が開始さ
れます。
※※ 出力するプリンタを変更する ※※
「プリンタ名」のプルダウンメニューでプリンタを変更し
ます。
プリンタはそれぞれ名前が付けられていますので、空いて
いるプリンタを選んで印刷することができます。
20
11.Excelの終了
前章までExcelの表の作成、印刷、保存、グラフの
作成、Wordとの連携までを説明しました。 ここで一
旦、Excelを終了させます。
1)オフィスボタンをクリックし、「X Excelの終了(X)」
をクリックします。
あるいは、「タイトル バー」の右側にある
閉じるをクリックしても 終了します。
X
これで、Excel 基礎 1 を終わります。
基本的な操作方法の講習でしたが、今後、
ステップ3「Excel 基礎2」、授業、資格取得講
座等を受講してスキルアップして下さい。
また、今回の講習会が難しかった人は、ステッ
プ2の「Office2007 の基礎」、ステップ1の
「Windows 入門(通常編)」を受講して基礎か
ら復習しましょう。
Windows パソコンの終了
Windows を終了してパソコンの電源を切る操作は次のとおりです。
Windows を正常終了させないで電源を切ったりすると障害のもとになりますので、
必ず、この操作のとおりに終了して下さい。
2)「Windows のシャットダウン」ウィンドウが
表示されますので
「シャットダウン」を選択して「OK」をク
リックします。
1) をクリックしてメニューの中
から[シャットダウン]をクリックします。
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Microsoft Excel はマイクロソフト株式会社の登録商標です。
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