鎌 ケ 谷 市 議 会 だ よ り
子どもの貧困の現状と市の対応策
津久井 清 氏 議員
公共施設サービスの現状と課題に
ついて
森 谷 宏 議員
第4次実施計画の策定及び
平成29年度予算編成について
池ヶ谷 富士夫 議員
防犯灯のLED照明化による
維持管理費などコスト縮減について
佐 藤 誠 議員
高齢化の現状と対策について
中 村 潤 一 議員
選挙における投票環境について
矢 崎 悟 議員
食
育
に
つ
い
て
野 上 陽 子 議員
国民健康保険とデータヘルス
計画について
川 原 千加子 議員
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問
貧困家庭にお渡しする入
学準備金を市は5月に支給し
ています。4月の小中学校の
入学式に間に合うよう支給し
てほしいと考えますが、いか
がですか。
答
受給する方に対し、入学
に必要な物品購入の時期を逸
しない援助が可能となるよ
う、実現に向けて近隣市と情
問
高齢化等の現状及び推計
を伺います。
答
平成27年の65歳以上の人
口2万8千621人、高齢化率
26・1%、要支援・要介護認
定者3千971人、要介護認定率
13・9%に対して、平成37年
は65歳以上の人口3万2千143
人、高齢化率29・1%、要支援・
要介護認定者7千919人、要介
護認定率24・6%と予測して
います。
問
特別養護老人ホーム待機
者の居住状況を伺います。
答
本年7月現在、待機者は
125人おり、居住別内訳は居宅
63人、病院20人、老人保健施
設27人、その他15人です。
問
地域包括支援センターの
役割及び相談内容について伺
います。
問
18歳以上の選挙権年齢引
き下げに伴う、主権者教育へ
の見解について伺います。
答
若い世代の政治離れは社
会の沈滞化にもつながりかね
ないので、政策形成過程への
参画を促進するなどの取組み
は重要であると考えます。本
市では、小中学生が市政を問
う子ども議会を実施していま
すが、次期学習指導要領の改
訂など今後の動向にも注視し
ていきます。
問
期日前投票所の投票時間
の拡張と合わせ、利便性の高
問
食育推進計画の計画期間
である過去5年間の食育の取
り組み課題について伺います。
答
3つの基本目標のうち、
「食卓を調える力をつける」
「食べ物を選ぶことができる
力をつける」に関する数値目
標は、全項目で改善が見られ
ました。しかし、「食べる力
をつける」の、朝食を毎日食
べる人の割合及び夕食を家族
の大人と週5回以上一緒に食
問
本市における国保の現状
と課題について伺います。
答
ここ数年、被保険者の減
少などにより保険料収入が下
がり、高齢化などに伴い1人
あたりの医療費が毎年1万円
ずつ上昇するなど、保険給付
費が伸びています。課題とし
ては、口座振替の促進などに
よる収納率の向上に努めると
ともに、データヘルス計画に
問
設備をしっかり使えるよ
う確認する事は重要です。設
備管理の現状を伺います。
答
附帯設備等は、日常業務
の中で使用方法等の確認や点
検を実施していますが、設備
の不具合について、現状とし
ては利用者の声を頼りにして
いる現実もあります。今後は、
職員による定期的な点検作業
の実施や機械設備等にも精通
するよう努めます。
問
後期基本計画(平成23年
度から平成32年度)の第4次
実施計画(平成29年度から平
成32年度)が策定される予定
ですが、基本方針と、平成29
年度当初予算編成の方針を伺
います。
答
第4次実施計画策定の考
え方は、第3次実施計画と同
様、4つの重点政策である「福
祉」「教育」「安全・安心」「魅
問
平成24年12月定例会での
私の一般質問以降、どのよう
にLED照明化への施策を
行ってきたのか伺います。
答
防犯灯設置及び設置指導
基準を改定し、従来の防犯灯
の種類にLED防犯灯を追加
しました。また、新設事業費
補助金を改定し、防犯灯管理
団体のLED照明化の費用負
担の軽減を図りました。
問
防犯灯管理団体に電気料
の縮減につながる割引制度を
推進し、契約内容の是正を要
望してきましたが、どう変わ
りましたか。
答
平成27年度は、85団体の
うち、年間払いが17団体、半
年払いが3団体、合計20団体
が割引制度を活用し、電気料
の縮減につながっています。
報交換をしています。
問
子ども達の貧困の連鎖を
断ち切るためにも、学習援助
が必要と思いますが、取り組
みをしていますか。
答
子どもへの学習支援事業
を平成28年8月よりスタート
しました。週1回、月曜日の
17時から20時までの3時間
行っています。今後は、学習
答
保健師、社会福祉士、主
任介護支援専門員の3職種が
相互に連携し、健康保持と生
活安定のため必要な支援を行
う施設で、市内に3カ所あり
ます。平成27年度の相談内容
は、介護保険サービス利用4
千425件、健康関係1千197件、
介護関係785件、住宅改修、福
祉用具544件等計8千710件です。
問
今後も進む高齢化の課題
について見解を伺います。
答
医療、介護、介護予防、
住まい、生活支援サービスを
包括的かつ一体的に提供する
地域包括ケアシステムの構築
と介護予防・日常生活支援総
合事業の充実を図ります。ま
た、人材不足が懸念されるた
め、地域の皆様のお力をお借
りしたいと考えています。
い、きらり鎌ケ谷市民会館へ
の期日前投票所の設置の検討
について見解を伺います。
答
期日前投票における時間
帯別の投票者数や現在の期日
前投票所との距離、費用対効
果などの課題もあり、調査研
究を行っていきます。
問
高齢者に配慮する投票環
境について、現在の対応を伺
います。
答
各投票所において、段差
に合わせたスロープの設置や
老眼鏡を受付に用意するな
ど、高齢の方がご利用できる
べる子供の割合の2項目は、
達成できませんでした。また、
妊娠中の食事において、主食、
主菜、副菜をそろえたバラン
スのよい食事をしている人の
割合が低い状況が把握できま
した。
問
子供たちに対する食育は、
生涯にわたって健全な心と体
を培い、豊かな人間性を育ん
でいく基礎となります。学校
教育の現場で見えてきた課題
基づき、健康寿命の延伸と医
療費の適正化に向けた各種施
策の実現により、歳出の抑制
を図らなければならないと考
えています。
問
データヘルス計画で、レ
セプトや健診データの分析か
らわかる、本市の主な課題と
対策について伺います。
答
医療費の高い脳血管疾患、
虚血性心疾患、人工透析の方
ようにしています。また介助
が必要な方へ代理投票用の椅
子付きの低い記載台を用意し
ており、今後、書きづらそう
にしている方にもご利用いた
だけるよう声かけをしていき
ます。
を伺います。
答
食育の推進に当たっては、
家庭との連携が非常に効果的
であると考えます。家庭にお
いては、さまざまな食生活の
習慣が存在し、食育の知識が
不十分であったり、正しい食
生活が行えていない現状があ
ります。保護者会や食育研修
会で共通理解を図る機会を設
定するなど、保護者への啓発
方法を工夫し、家庭での協力
を粘り強く呼びかけることが
必要だと考えています。
は、基礎疾患に糖尿病、高脂
血症、脂質異常症を持ってお
り、生活習慣病の因子が重な
ると臓器の病気を発症するこ
と、また、特定健診を受診し
た人と受診していない人を比
較すると、1人当たりの医療
費に2万円以上の差があるこ
とがわかりました。主な課題
は、生活習慣病の重症化をい
かに防ぐかということですが、
その対策として、特定健診の
受診率を上げていくことが必
要と考えています。
問
利用者の要望に少しでも
応える接遇改善をとれないか
伺います。
答
申請時、どのようなこと
をするのか聞き取りを行い、
必要な準備をお知らせできる
よう、利用者の立場に立った
きめ細やかな窓口対応に努め
たいと考えています。
問
今後のスポーツ施設の大
規模改修について伺います。
答
第3次実施計画に3件の
予定があります。1件目は、
今年度東野少年野球場の北側
に建設された県営住宅への
ボールの飛び込みを防止する
ため、高さ12メートルの防球
ネットを設置し、老朽化した
トイレの建てかえを行う予定
です。2件目は、平成30年度
に東初富テニスコートの人工
芝の全面張りかえ等を行う予
定です。3件目は、陸上競技
場で今年度実施設計を行い、
数年かけてトラックとメイン
フィールドの工事、メインス
タンドの改修を行う予定です。
力あるまちづくり」に加え、
第4次実施計画策定に係る市
長方針に掲げた5つの柱であ
る「地震・災害に強い街づくり」
「子育て世代にやさしい街づく
り」「高齢者が安心して暮らせ
る街づくり」「文化・スポーツ
の振興と緑あふれる街づくり」
「にぎわいの創出と未来を見据
えた街づくり」に基づき、策
定していきます。また、第4
問
近隣他市の防犯灯LED
リース方式の状況については
いかがですか。
答
習志野市、八千代市、松
戸市、柏市がリース方式とし
ています。
問
本市においても取り組ん
でいただきたいと考えますが、
市長の決意を伺います。
答
以前から提案をいただき、
コスト面、CO2排出量、ま
た、環境面においても大きな
効果がありますので、しっか
りと取り組まなければならな
いと考えています。
支援の輪を広げ、学習の機会
に恵まれない児童生徒に参加
を促したいと考えています。
問
松戸市では、子どもの貧
困対策に向けて「子ども未来
応援検討チーム」を設置して
組織的に取り組んでいますが、
どのように認識していますか。
答
子どもの貧困に対して総
合的に検討を行う必要がある
と認識しています。関係部門
で情報共有と共通認識を図り
ながら取り組みたいと考えて
います。
市政に関する一般質問
9月定例会は16名の議員が質問
000000000
000000000
代 理 投 票 用 記 載 台
次実施計画は後期基本計画の
最終年度である平成32年度を
計画期間に含んでいることか
ら、各施策の狙い、目指す姿
や成果目標値の達成をより強
く意識していきます。
予算編成については、例年
後期基本計画に定める目指す
姿の実現を掲げているところ
であり、平成29年度において
も第4次実施計画案に係る施
策及び事務事業の具現化を推
進していきます。
平成 28 年 11 月 15 日(2)第 176 号