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Page 1: 市政に関する一般質問 9月定例会は - Kamagaya · 人、高齢化率 29・1%、要支援・ 要介護認定者7千 919人、要介 護認定率 24・6%と予測して

鎌 ケ 谷 市 議 会 だ よ り

子どもの貧困の現状と市の対応策

津久井 清 氏 議員

公共施設サービスの現状と課題に

ついて

森 谷   宏 議員

第4次実施計画の策定及び

平成29年度予算編成について

池ヶ谷 富士夫 議員

防犯灯のLED照明化による

維持管理費などコスト縮減について

佐 藤   誠 議員

高齢化の現状と対策について

中 村 潤 一 議員

選挙における投票環境について

矢 崎   悟 議員

野 上 陽 子 議員

国民健康保険とデータヘルス

計画について

川 原 千加子 議員

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問 

貧困家庭にお渡しする入

学準備金を市は5月に支給し

ています。4月の小中学校の

入学式に間に合うよう支給し

てほしいと考えますが、いか

がですか。

答 

受給する方に対し、入学

に必要な物品購入の時期を逸

しない援助が可能となるよ

う、実現に向けて近隣市と情

問 

高齢化等の現状及び推計

を伺います。

答 

平成27年の65歳以上の人

口2万8千621人、高齢化率

26・1%、要支援・要介護認

定者3千971人、要介護認定率

13・9%に対して、平成37年

は65歳以上の人口3万2千143

人、高齢化率29・1%、要支援・

要介護認定者7千919人、要介

護認定率24・6%と予測して

います。

問 

特別養護老人ホーム待機

者の居住状況を伺います。

答 

本年7月現在、待機者は

125人おり、居住別内訳は居宅

63人、病院20人、老人保健施

設27人、その他15人です。

問 

地域包括支援センターの

役割及び相談内容について伺

います。

問 

18歳以上の選挙権年齢引

き下げに伴う、主権者教育へ

の見解について伺います。

答 

若い世代の政治離れは社

会の沈滞化にもつながりかね

ないので、政策形成過程への

参画を促進するなどの取組み

は重要であると考えます。本

市では、小中学生が市政を問

う子ども議会を実施していま

すが、次期学習指導要領の改

訂など今後の動向にも注視し

ていきます。

問 

期日前投票所の投票時間

の拡張と合わせ、利便性の高

問 

食育推進計画の計画期間

である過去5年間の食育の取

り組み課題について伺います。

答 

3つの基本目標のうち、

「食卓を調える力をつける」

「食べ物を選ぶことができる

力をつける」に関する数値目

標は、全項目で改善が見られ

ました。しかし、「食べる力

をつける」の、朝食を毎日食

べる人の割合及び夕食を家族

の大人と週5回以上一緒に食

問 

本市における国保の現状

と課題について伺います。

答 

ここ数年、被保険者の減

少などにより保険料収入が下

がり、高齢化などに伴い1人

あたりの医療費が毎年1万円

ずつ上昇するなど、保険給付

費が伸びています。課題とし

ては、口座振替の促進などに

よる収納率の向上に努めると

ともに、データヘルス計画に

問 

設備をしっかり使えるよ

う確認する事は重要です。設

備管理の現状を伺います。

答 

附帯設備等は、日常業務

の中で使用方法等の確認や点

検を実施していますが、設備

の不具合について、現状とし

ては利用者の声を頼りにして

いる現実もあります。今後は、

職員による定期的な点検作業

の実施や機械設備等にも精通

するよう努めます。

問 

後期基本計画(平成23年

度から平成32年度)の第4次

実施計画(平成29年度から平

成32年度)が策定される予定

ですが、基本方針と、平成29

年度当初予算編成の方針を伺

います。

答 

第4次実施計画策定の考

え方は、第3次実施計画と同

様、4つの重点政策である「福

祉」「教育」「安全・安心」「魅

問 

平成24年12月定例会での

私の一般質問以降、どのよう

にLED照明化への施策を

行ってきたのか伺います。

答 

防犯灯設置及び設置指導

基準を改定し、従来の防犯灯

の種類にLED防犯灯を追加

しました。また、新設事業費

補助金を改定し、防犯灯管理

団体のLED照明化の費用負

担の軽減を図りました。

問 

防犯灯管理団体に電気料

の縮減につながる割引制度を

推進し、契約内容の是正を要

望してきましたが、どう変わ

りましたか。

答 

平成27年度は、85団体の

うち、年間払いが17団体、半

年払いが3団体、合計20団体

が割引制度を活用し、電気料

の縮減につながっています。

報交換をしています。

問 

子ども達の貧困の連鎖を

断ち切るためにも、学習援助

が必要と思いますが、取り組

みをしていますか。

答 

子どもへの学習支援事業

を平成28年8月よりスタート

しました。週1回、月曜日の

17時から20時までの3時間

行っています。今後は、学習

答 

保健師、社会福祉士、主

任介護支援専門員の3職種が

相互に連携し、健康保持と生

活安定のため必要な支援を行

う施設で、市内に3カ所あり

ます。平成27年度の相談内容

は、介護保険サービス利用4

千425件、健康関係1千197件、

介護関係785件、住宅改修、福

祉用具544件等計8千710件です。

問 

今後も進む高齢化の課題

について見解を伺います。

答 

医療、介護、介護予防、

住まい、生活支援サービスを

包括的かつ一体的に提供する

地域包括ケアシステムの構築

と介護予防・日常生活支援総

合事業の充実を図ります。ま

た、人材不足が懸念されるた

め、地域の皆様のお力をお借

りしたいと考えています。

い、きらり鎌ケ谷市民会館へ

の期日前投票所の設置の検討

について見解を伺います。

答 

期日前投票における時間

帯別の投票者数や現在の期日

前投票所との距離、費用対効

果などの課題もあり、調査研

究を行っていきます。

問 

高齢者に配慮する投票環

境について、現在の対応を伺

います。

答 

各投票所において、段差

に合わせたスロープの設置や

老眼鏡を受付に用意するな

ど、高齢の方がご利用できる

べる子供の割合の2項目は、

達成できませんでした。また、

妊娠中の食事において、主食、

主菜、副菜をそろえたバラン

スのよい食事をしている人の

割合が低い状況が把握できま

した。

問 

子供たちに対する食育は、

生涯にわたって健全な心と体

を培い、豊かな人間性を育ん

でいく基礎となります。学校

教育の現場で見えてきた課題

基づき、健康寿命の延伸と医

療費の適正化に向けた各種施

策の実現により、歳出の抑制

を図らなければならないと考

えています。

問 

データヘルス計画で、レ

セプトや健診データの分析か

らわかる、本市の主な課題と

対策について伺います。

答 

医療費の高い脳血管疾患、

虚血性心疾患、人工透析の方

ようにしています。また介助

が必要な方へ代理投票用の椅

子付きの低い記載台を用意し

ており、今後、書きづらそう

にしている方にもご利用いた

だけるよう声かけをしていき

ます。

を伺います。

答 

食育の推進に当たっては、

家庭との連携が非常に効果的

であると考えます。家庭にお

いては、さまざまな食生活の

習慣が存在し、食育の知識が

不十分であったり、正しい食

生活が行えていない現状があ

ります。保護者会や食育研修

会で共通理解を図る機会を設

定するなど、保護者への啓発

方法を工夫し、家庭での協力

を粘り強く呼びかけることが

必要だと考えています。

は、基礎疾患に糖尿病、高脂

血症、脂質異常症を持ってお

り、生活習慣病の因子が重な

ると臓器の病気を発症するこ

と、また、特定健診を受診し

た人と受診していない人を比

較すると、1人当たりの医療

費に2万円以上の差があるこ

とがわかりました。主な課題

は、生活習慣病の重症化をい

かに防ぐかということですが、

その対策として、特定健診の

受診率を上げていくことが必

要と考えています。

問 

利用者の要望に少しでも

応える接遇改善をとれないか

伺います。

答 

申請時、どのようなこと

をするのか聞き取りを行い、

必要な準備をお知らせできる

よう、利用者の立場に立った

きめ細やかな窓口対応に努め

たいと考えています。

問 

今後のスポーツ施設の大

規模改修について伺います。

答 

第3次実施計画に3件の

予定があります。1件目は、

今年度東野少年野球場の北側

に建設された県営住宅への

ボールの飛び込みを防止する

ため、高さ12メートルの防球

ネットを設置し、老朽化した

トイレの建てかえを行う予定

です。2件目は、平成30年度

に東初富テニスコートの人工

芝の全面張りかえ等を行う予

定です。3件目は、陸上競技

場で今年度実施設計を行い、

数年かけてトラックとメイン

フィールドの工事、メインス

タンドの改修を行う予定です。

力あるまちづくり」に加え、

第4次実施計画策定に係る市

長方針に掲げた5つの柱であ

る「地震・災害に強い街づくり」

「子育て世代にやさしい街づく

り」「高齢者が安心して暮らせ

る街づくり」「文化・スポーツ

の振興と緑あふれる街づくり」

「にぎわいの創出と未来を見据

えた街づくり」に基づき、策

定していきます。また、第4

問 

近隣他市の防犯灯LED

リース方式の状況については

いかがですか。

答 

習志野市、八千代市、松

戸市、柏市がリース方式とし

ています。

問 

本市においても取り組ん

でいただきたいと考えますが、

市長の決意を伺います。

答 

以前から提案をいただき、

コスト面、CO2排出量、ま

た、環境面においても大きな

効果がありますので、しっか

りと取り組まなければならな

いと考えています。

支援の輪を広げ、学習の機会

に恵まれない児童生徒に参加

を促したいと考えています。

問 

松戸市では、子どもの貧

困対策に向けて「子ども未来

応援検討チーム」を設置して

組織的に取り組んでいますが、

どのように認識していますか。

答 

子どもの貧困に対して総

合的に検討を行う必要がある

と認識しています。関係部門

で情報共有と共通認識を図り

ながら取り組みたいと考えて

います。

市政に関する一般質問

 

9月定例会は16名の議員が質問

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代 理 投 票 用 記 載 台

次実施計画は後期基本計画の

最終年度である平成32年度を

計画期間に含んでいることか

ら、各施策の狙い、目指す姿

や成果目標値の達成をより強

く意識していきます。

 

予算編成については、例年

後期基本計画に定める目指す

姿の実現を掲げているところ

であり、平成29年度において

も第4次実施計画案に係る施

策及び事務事業の具現化を推

進していきます。

平成 28 年 11 月 15 日(2)第 176 号

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