2020年7月4日
こくみん共済 coop 奈良推進本部事務局長 中井 信司
― 紡いでゆく、みんなの防災 ―
紡災ヴィラ #こくみん防災村 in なら
開催報告
こくみん共済 coop公式 キャラクター
ピットくん
2こくみん共済 coopについて
- 正式名称「全国労働者共済生活協同組合連合会」
- 厚生労働省の認可を受けて設立された「共済事業」を行う「生活協同組合(生協)」
- 2019年6月1日から新たな愛称へ
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- 「共済」組合員の生活を守り、豊かな社会にしていくために、生活を脅かす様々な危険(例:台風や地震等の自然災害)に対し、組合員相互にたすけあうという活動を、保険の仕組みを使って確立した保障事業です。
- 生命保障・損害補償の共済を提供・火 災 共 済 : 約 417万件・自然災害共済 : 約 214万件・全共済 合計 : 約 2,913万件
※全国合計 2019年5月末現在
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- 当会の理念
「みんなでたすけあい、豊かで安心できる社会づくり」
<重点分野>・「防災・減災活動」
・「環境保全活動」
・「子どもの健全育成活動」
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- こくみん共済 coop 奈良推進本部
役職員17名・パートナー職員8名
(2020年6月1日現在)
事業推進部
事業推進課
共済ショップ奈良店
推進支援課
- 保有実績 火 災 共 済 : 約 2万8千件
自然災害共済 : 約 1万5千件
全共済 合計 : 約 20万2千件
5※2019年5月末現在
6第1回「紡災ヴィラ」について
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紡災ヴィラの目的
ぼうさい
紡災:“防災への意識”を紡いでいく。
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ヴィラ = 英語の「Villa(別荘)」と仏語の「Village(村)」
◆「自分のこと(=別荘)」として感じ、考え、行動する場面にしたい
◆様々な価値と経験が複合する「コミュニティー(=村)」になってほしい
紡 ぐ = 繭から繊維を引き出し、よりをかけて糸にする
◆自然災害の記憶と教訓を「つないでゆく」◆防災を自分ごととして考える
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開催の意義
- 協同組合・労働組合・労働者福祉事業団体が手をつないで
組合員の”ちゃぶ台”を守る。
(”家族そろって食卓を囲む”という普通の暮らしを守る)
- 奈良の生協の一員として、地域の方々の暮らしに貢献する。
- 「共済事業以外の魅力」を発揮する。
⇒組合員になって”よかった”という実感
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準備段階のポイント
- 大阪北部地震や台風21号による被災組合員への対応、全国からの応援の中での企画・準備
⇒ 災害に直面した今だからこそ、伝えられることがある!
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2018年6月大阪北部地震
2018年9月台風21号
2018年11月3日紡災ヴィラ
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準備段階のポイント
- 他の生協の参画
⇒他の生協のイベントと日程がバッティング・・・
しかし、大学生協との「紡ぐ」を若手職員が発案
‐ 2つの大学生協とコラボレーション
奈良県立大学生協
奈良教育大学生協
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11後援:内閣府政策統括官(防災担当)
奈良県
公益財団法人奈良県労働者福祉協議会
奈良県生活協同組合連合会
近畿労働金庫奈良地区本部
奈良県防災プラットフォーム連絡会
(株)奈良新聞社
協賛:奈良県医療福祉生活協同組合
奈良教育大学生活協同組合
奈良県立大学生活協同組合
一般社団法人障害者雇用促進センター KIZUNA Café
RAiNBOW SOUL by湯煮温
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実施した内容
2018年11月3日(土・文化の日)奈良春日野国際フォーラム来場者 約500名
「災害から命を守るために」奈良県防災統括室長 中西秀人氏
「やさしい日本語」ワークショップ
奈良教育大学
「天気予報の見方・聞き方~防災情報はこう使う!~」
気象予報士 片平 敦氏
大学生によるパネルディスカッション
奈良教育大学・奈良県立大学防災啓発講演
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体験型啓発ブース
「衣」
非常時のスキンケア防災グッズの制作
健康体操・健康チェック奈良県医療福祉生協
「食」
非常食アイデアレシピローリングストック
「住」
ストローハウス段ボールベッド
防災パフォーマンスHyouge Rope氏
ぼうさいカフェ
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体験型啓発ブース
防災×インテリアジェルキャンドル
防災メッセージカード組合員・協力団体のみなさま
防災関連展示
KIZUNA Café災害義援金チャリティ
災害義援金の寄付
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得られた成果と課題
【主な成果】
・「お役立ち」発想で他組織との「共創」活動を実現
・参加者に防災の大切さを学んでいただく機会を提供
→アンケートで8割の方が「満足」と回答
・若手職員の成長機会
・災害義援金の寄付(KIZUNA Caféの売上金と体験ブース参加費を
日本赤十字へ)
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80%
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得られた成果と課題
【主な課題】
・多くの方に参加いただくための日程・会場・告知
・「事前の準備」を含めた防災・減災の啓発
・貧困問題などの社会的課題と関連させた啓発活動
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17今後の紡災ヴィラ- 第2回「紡災ヴィラ」(2020年3月を予定)⇒ 延期
<実施予定> ・「ならまち」を舞台に生協、商店会の協力
・防災映画の上映・心の減災ヨガ・防災ポーチ
・ココロとカラダを整えるアロマ
・交通”災”害防止のための子供の交通安全教育
- 今後の計画
引き続き、災害から命と財産を守るための
防災・減災に取り組む。
●第2回「紡災ヴィラ」の開催●「知っていますか?防災豆知識」(仮称)
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18まとめ
-「紡災ヴィラ」と「ICA原則」の親和性
‐ 気候変動に伴う災害の激甚化・巨大地震への備え
‐ 奈良推進本部のテーマ「Win-Win-Win」の実現
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ご視聴ありがとうございました。
ご当地ピットくん(奈良県)