Download - 石田式“さる張り” 買い下がりトレード (実践編)freedom-income.jp/downloads/mg_resume2.pdf石田式“さる張り” 買い下がりトレード (実践編Ⅰ)
石田式“さる張り” 買い下がりトレード
(実践編Ⅰ)
テクニカル指標不要!
技術ゼロの超簡単投資法!
石田式買い下がりトレードの着眼点
• ゼロマ(ゼロが見えるマーケット)
物理的にそれ以下が無い価格帯
• 安値ターゲッティング
過去の推移と現在の状況から強力な
支持線となる可能性が高いポイント。
ゼロマ・・・ZAR/JPY
安値ターゲッティング
・・・AUD/JPY
石田式買い下がりルール作成の流れ
1)リスクを明確にし、銘柄を決める
2)利食い方法を決める
3)同時に進める最終工程
リスクを明確にし、銘柄を決める
・資金の内訳を理解する
・本当に背負えるリスクとは?
・資金内に収まる銘柄か?(最低取引量)
・腹の決まる仮説(正しくなくてもよい)
資金の内訳を理解する
総投資金・・・
トレードに使用する全ての資金
リスク資金・・・
万が一の場合、
本当になくなる可能性のある資金
運用資金・・・
ポジションを持つために必要な資金
資金の内訳イメージ図
本当に背負えるリスクとは?
多くのトレーダーはリスク資金を高く
見積もりすぎている!!
リスク資金満額の場合と減額したリスク 資金とではメンタルに与える影響が違う!
PS:生涯収入&生涯支出を考慮して リスク資金を算出しよう!
資金内に収まる銘柄か?
最低取引量&現金ベースのボリューム
この段階では概算でよい
あきらかに無理(資金的に)な銘柄を
除外する
事例
リスク資金が10万円、2円幅で74円まで 4枚買い下がる。(1万通貨単位では無理!)
対処方法
1000通貨単位へ最低取引数量を
変更する!
含み損の概算が余裕を持って
収まる銘柄を選ぶ!
腹の決まる仮説 (正しくなくてもよい)
自分自身が納得でき、腹が決まる銘柄であれば、それを選んだ仮説が他人が聞いておかしいと思えるようなモノでもかまわない!
仮説の事例
• <クロス/円は買い下がりという仮説>
現在の経済状況から考えても、日本が群を 抜いて強くなることはないだろう・・・。
ということは、円は何れ売られて安くなり、 クロス/円は長期的に上昇(円安)する.
• <南アランド/円は買い下がりという仮説>
代表的なゼロが見えるマーケットのため、 ゼロ円まで買い下がることにより、今後 大きな上昇がなくとも適度な利食いが可能。
現状ではスワップ金利もプラスであるため、 買い下がりに疑う余地はない。
仮説の事例 • <貴金属は買い下がりという仮説> 現在想定される埋蔵量から考えても、今後資源価値は高まるだろう・・・。景気が悪ければ「有事の金」と言われるように金が買われる!また、景気が悪く車が売れないからと言っても「中国やインドが目覚しく 発展すれば、必ず車社会」となり、その触媒に用いられる「白金」も足りなくなるだろう・・・。
今後貴金属は右肩上がりだ!
• <日経225は買い下がりという仮説> 震災による絶望感から大暴落もあったが、その後立ち直り現時点まで回復した。日本国そのものが存在する限り、日経225がゼロ以下に下がることはない!
トレンドはいずれ転換するわけだから、ゼロまで耐えることが出来れば勝てる。
利食い方法を決める
平均値を下げる、一斉利食い
ブレ利食い
どちらがよいというものではなく、
目的に応じて使い分けるもの
平均値を下げる、一斉利食い
買い平均値を下げ、取引を有利に進める
上昇幅が少なくともプラス利益に転換する
平均値を下げる、一斉利食い
ブレ利食い
マーケットのクセを利用して出来るだけ
多くの利食いを狙う方法
マーケットは上昇中であっても、押し目を
形成する為に、一時的に下げる場面もある
ブレ利食い
• 複数枚買い下がった状態で、下のポジションが、上のポジションの価格帯まで上昇すれば、下のポジションを取りあえず利食い。
• 利食い後、また下げる場面があれば、 再度指値で買いポジションを建て直し、その立て直したポジションに再度利が 乗れば、また利食いを行い、それを繰り返す。
ブレ利食い
ブレ利食い
ブレ利食い
• チャートの終わりの場面の価格はおよそ、「34,000円」、37,000円の買いポジションは、3,000円の含み損。
• この利食い方法であれば
•トータルプラスなので、このままシナリオ終了
•引き続き、下落すれば指値買いを行い、シナリオ継続
という、2つの選択肢が取れる。
• この時点でトレードをやめるために清算すると
12,000円(利食い合計)-3,000円(含み損)
=9,000円の利益
同時に進める最終工程
ポジションメイキングとシナリオ終焉 どのような買い下がり方法を用いるのか?
どこに腹を決めてどこまで買い下がるのか?
思惑通りに進まない場合、どのような終わりを 迎えるか選択
逆算し、資金を割り当てる 自分の資金内に納まるよう資金を配分する
ポジションメイキングとシナリオ終焉
3つの買い下がりパターン
均等幅
マーケットの節目を利用
裁量判断
買い下がりパターン(均等幅)
マーケットの価格幅、現金ベースの現金幅を任意に設定し マーケットの状況などは一切考慮せず、マーケットが下落すれば指値でポジションを建てる。
○メリット
• ポジションが建つことに関して何も考えなくて良い。
• マーケットの流れの中でポジションが建つので、
日中のザラバ取引であれば、極端に流動性が低くない
限り、ほぼ指値の価格でスリップせずに約定する。
• 事前に明確なリスク管理(含み損などの計算)が可能。
買い下がりパターン(均等幅)
買い下がりパターン (マーケットの節目を利用)
現時点よりも手前にあるサポートライン、
上昇の流れがあればその道中の
押し目等、マーケットの反転上昇が
期待できる節目での指値買い。
○メリット
理論上、抵抗ラインとなり、仮説通りに
マーケットが進めば、ポジションが約定して
直ぐに含み益が出る可能性が高い。
マーケットの節目を利用
買い下がりパターン (裁量判断)
マーケットの流れを見てポジションを建てる
位置を変更する方法。
○メリット 急速な下げであれば、無駄にポジションを
建てることなく、資金を節約できる。
デメリットとしては、結果が目先の裁量判断に
影響を受ける事と、都度の資金管理(逆算)が
必要となる事。
裁量判断
どこに腹を決めてどこまで買い下がるのか?
腹を決めた仮説をもとに、
安値ターゲッティングラインを
どこに持ってくるか検討する!
AUD/JPYの事例↓
どこまで買い下がるのか?
どこまで買い下がるのか?
○1997年~過去15年の最安値はおよそ55円。
○2008年の急落時には2000年の安値を僅かに
切り下げている。
○今後下げた場合、
今度は2008年の安値を割れる可能性あり。
○基本的には大きなタイムフレームでの
レンジ相場なので・・・。
□最安値から5円下を安値ターゲッティングラインとする!
シナリオ終焉について
買い下がりは一般的なトレードスタイルとは
異なり、事前に一定の含み損を抱える
ことを許容するトレードスタイル
マーケットが思惑と逆に進んだ場合を考慮し、シナリオ終焉の考えを持つ必要がある!
シナリオ終焉(ロスカット)
• 買い下がりのトレードに対して明確なロスカットポイントを事前に定めておくことは、最終的に買い下がりトレードで勝利する為の重要な判断
• 思惑通りにマーケットが進まない場合は負けを認め、正しくロスカットを行い、シナリオの終焉を迎える
買い下がりを行い、マーケットから撤退した
トレーダーとの違いをもたらす違い
シナリオ終焉(FRT)
ゼロが見えるマーケットの場合、
事前にFRT(フルレンジトレード)のシナリオを書くことによって、マーケットが崩壊しない限り、終わりのないトレードを行うことが出来る。
つまり、
「負けという状態がないトレード」
ということ。
シナリオ終焉(FRT)
ゼロが見えるマーケットであれば・・・。
逆算し、資金を割り当てる
MAXでいくらの資金が必要なのか?
算出したリスク資金に収まるシナリオで
なければならない。
手計算で逆算
ソフトを使う(メンバー特典)
手計算で逆算
1. イメージを掴む為に現時点の価格にまず1枚ポジションをおく。
2. どこまで買い下がるか決めた
ポイントまでの含み損を算出
3. 逆算し、買い下がる幅を変更
しながらリスク資金に対して
ちょうどよい枚数を算出する!
実際にシナリオを書く
実践の流れステップの「手計算で逆算」を行いな がら実際にシナリオを書いてみます。
対象銘柄:ドル円
腹を決めた理由:前述
リスク資金:100万円
買い下がり方法:均等幅(安値ターゲッティング)
利食い方法:ブレ利食い
シナリオ終焉:ロスカット
手計算で逆算(事例:ドル円)
1)イメージを掴む為に現時点の価格に
まず1枚ポジションをおく。
2)どこまで買い下がるか
決めたポイントまでの含み損を算出
3)逆算し、買い下がる幅を変更しながらリスク
資金に対してちょうどよい枚数を算出する!
リスク資金100万円なので・・・ 100-56=44万円、リスク資金内に納まる! ただ、余剰資金44万円をどう使うかだが・・・。
56万円+34万円=90万円となり、リスク資金はほぼ使い切ってしまうので丁度よい!
とすればOK!
リスク資金が50万円であれば、2円幅ごとの買い下がりは無理!
その場合は幅を4円幅に広げて・・・。
実際過去の実践事例(NZD/JPY)
合計:5574pips
実際過去の実践事例(NZD/JPY)
オプション
そのまま上昇のケース
キャリーする
基点を引き上げる
キャリーする
シナリオを変更し、通常のトレード手法として位置づけ、ポジションをキャリーして利益を伸ばす。
想像以上に上昇するまで決済はしない、
万が一下がって利益が解けてしまえば
再度買い下がりシナリオへ変更し、
予定通り買い下がりシナリオを行えばよい!
基点を引き上げる
買い下がりの基点となる価格を上へ引き
上げる。
その場合、含み損とロスカットラインの
値位置をどうするのか再考すること!
○逆指値で買う!
○指値をして待つ!
○合計ポジションを増やすのか?含み損は?
FRTの応用
【ルール】 日経225
トレード手法 FRT 買い下がり
想定レンジ 8,500 円から2,500 円まで
1 回あたりの利食い幅 1,000 円 (ブレ利食い方法)
最大時ポジション数 1,000 円幅で
6 枚買い下がり
最大時含み損 21,000 円 (マーケット価格)
他のトレードを同時に行う
買い下がりトレードで買いポジションが
増えていくという事は
「マーケットそのものは下落している」
という事。
それならば小さなタイムフレームで
売ればよい!!
マイナスのボリュームを合わせる
複数銘柄のトレードを同時に行う場合、
おおよそ同じくらいの金額で負けるように
事前にポジション数の調整を行っておく事。
ボリューム合わせの例
銘柄A・・・負け額30万円(1単位)
銘柄B・・・負け額10万円(1単位)
この場合は、Bという銘柄の取引単位を
3単位にしてバランスをとり、
負けた場合にはAと同様に、およそ30万円
の損失となるようにしておくことです。
マイナスのボリュームのバランスが取れていなければ、トレードで勝ち、収益を得た時に他のトレードの損失を補完する事が
出来ない!
質疑応答
• メモ