平成29年3月期 決算説明資料
平成29年5月16日ミナトホールディングス株式会社
テクノロジー・イノベーションで明日を創る
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CONTENTS
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平成29年3月期連結決算サマリー
ミナトホールディングスの戦略と実績
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事業概要
平成30年3月期連結業績予想
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平成29年3月期連結決算サマリー1
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決算トピックス
前年同期比3.7倍、4期前の6倍に
業績予想比2倍超へ上方修正6期ぶりに黒字化
売上高
経常利益
当期純利益
【主な要因】■ メモリーモジュール事業のDRAM及びNAND価格の上昇■ オートハンドラの大型案件やROM書込みサービスの受注増■ これまで実施してきたM&Aが奏功
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売上高3.7倍、6期ぶりに純利益の黒字化を達成
連結損益計算書
平成28年3月期
平成29年3月期 前年度比
売上高 2,114 7,981 3.7倍売上総利益 689 1,239 1.7倍営業利益 △6 119経常利益 △45 71当期純利益 △70 11
(単位:百万円)
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M&Aにより大幅に規模拡大
連結貸借対照表 平成28年3月31日 平成29年3月31日
流動資産 2,176 5,439固定資産 939 1,240
資産合計 3,115 6,679流動負債 921 3,770固定負債 257 695
負債合計 1,179 4,466純資産合計 1,936 2,213
負債純資産合計 3,115 6,679
(単位:百万円)
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事業概要2
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タッチパネルサイネージ
サンマックス・テクノロジーズ㈱
売上高 6,001百万円
営業利益 320百万円
(平成28年4月よりグループ化)
ミナトデバイスカンパニー
68791
ミナトTSSカンパニー
61717
㈱イーアイティー
68737
(平成26年4月よりグループ化)
ミナトホールディングス
主要4事業の業績
デバイスプログラマ
システムソリューション
メモリーモジュール
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主に産業機器用途向けメモリーモジュールの製造・販売を手掛けるIoT関連のサンマックス・テクノロジーズ株式会社が展開。全数検査を実施し、高品質の製品供給が強み。
DIMM (複数のDRAMチップをプリント基板上に搭載したメモリーモジュール)
メモリーモジュール事業
【業績の概況】コンピュータ記憶装置のDIMM及びSSDの主要調達部材であるDRAM並びにNAND価格が一昨年から下落を続けていたものの、第3四半期以降は部材供給の不足等から価格が上昇に転じ、見込みを上回る売上実績となった。
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プログラマ業界のリーディングカンパニーとして、あらゆるニーズに迅速に対応できる高い技術力と開発体制を確立し、国内外で展開。
自動プログラミングシステム
デバイスプログラマ事業
デバイスプログラマ
【業績の概況】オールインワンハンドラ等の大型案件納入により設備機器の売上高が前年度実績を大きく上回り、プログラマ本体及び変換アダプタも堅調に推移した結果、前年度比15.1%増収となった。
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平成28年1月より新ROM書込みセンターを開設し、自社ブランドのデバイスプログラマでROM書込み事業を展開する国内唯一の事業会社として、低価格、短納期、高品質を実現できる体制を実現。
月産100万個以上のROM書込みに対応する新ROM書込みセンター
デバイスプログラマ事業 ~ROM書込みサービス
【業績の概況】新ROM書込みセンターのクリーンルーム内に複数のオートハンドラを導入し、大量のROM書込み需要に高品質で対応できるサービスを展開した結果、前年度を上回る売上実績となった。
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インテリジェント・ステレオカメラ事業東京工業大学の實吉准教授※の研究所で長年研究を行ってきた立体画像認識技術を基盤とした、東工大発ベンチャー企業のITD Lab株式会社と業務提携。今後、自動車・建機・自動台車・ドローン・ロボットの自動運転を支えるインテリジェント・ステレオカメラ事業を共同で推進していく。
※ 實吉准教授は平成29年3月末で東京工業大学を退職。
デバイスプログラマ事業 ~ベンチャー企業との新規事業連携
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メモリーモジュール事業、デバイスプログラマ事業の戦略
サンマックス・テクノロジーズのさらなる営業力強化・拡大でメモリーモジュール、DRAM単品、デバイスプログラマの売上増を図る。
新商材、海外市場、他社製品連携への積極的取り組み。
長年培ってきた高度な技術力をベースに、さらなる技術力の向上。
ROM書込みサービス部門の収益力強化の徹底。
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中型および大型タッチパネルやデジタルサイネージなど、高品質で幅広いラインナップを取り揃える。2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、プロジェクション技術を活用した特大タッチスクリーンなど、最先端製品も多数提供。
タッチパネル「キッズ・タッチ」
タッチパネル・デジタルサイネージ事業
デジタルサイネージ
【業績の概況】大型タッチパネルはほぼ前年度並みの売上実績となったものの、ATMやアミューズメント向け中型タッチパネルの出荷減が影響し、前年度比23.7%の減収に。
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コンテナ型デジタルサイネージのレンタル事業コンテナ型デジタルサイネージ「G-Smatt CUBE」の取扱いを新規開始。イベントや展示会等で活用でき、複数のユニットを組み合わせることで超大型デジタルサイネージとして応用が可能。
タッチパネル・デジタルサイネージ事業 ~新規事業
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タッチパネル・デジタルサイネージ事業の戦略
コスト構造の見直しを継続し、収益力を強化。 コンテナ型デジタルサイネージ「G-Smatt CUBE」
の新規取扱いに加え、他社と連携しさらなる新規サイネージ分野への参入を模索。
インタラクティブシェルフ
駅構内の新型自販機
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ITビジネスや金融機関のシステム導入等において、株式会社イーアイティーが情報処理システムの受託開発および技術者派遣を実施。
システムソリューション事業
【業績の概況】技術者の稼働率は高く、ほぼ前年度並みの売上高に。今後は受託開発のプロジェクトマネージメント強化を進め、安定的な収益確保に努める。
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システムソリューション事業の戦略
他社との関係を強化し、コスト効率化と受託開発等の新分野への挑戦を継続。
他のSI企業との連携を強め、規模拡大で収益安定化。
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ミナトホールディングスの戦略と実績3
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経営理念
常に新しい技術に挑戦し、社会に価値ある製品やサービスを提供することで、お客様、株主、従業員の満足を高める企業になる。
経営理念とミナトホールディングスの大方針
ミナトホールディングスの大方針 技術を活用した特色ある製品・サービスを提供する企業をグループ化し、
各社の経営を成長・サポートします。 経営力、財務力を強化し、より新しい技術、市場に挑戦する企業を
生み出します。 収益力を高め、株主に報い、利益の一部を活用し、人や社会に貢献
します。
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収益拡大認知度向上
株価上昇時価総額増大
資金調達力&投資力UP
M&A・新規事業への投資
既存事業への成長投資
グループ企業価値の拡大サイクル
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ミナトホールディングス 3つの強み
M&A、業務提携
新規事業
ファイナンス1
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3つの強み ①ファイナンス ~機動的な資金調達力
年 月 事 象平成24年 6月 若山健彦が代表取締役社長に就任平成25年 3月 第三者割当増資による新株式発行で0.7億円を調達平成25年 11月 第三者割当増資により、新株式と新株予約権を合わせて
1.9億円を調達平成28年 2月 第三者割当増資により、新株式と新株予約権を合わせて
12.8億円を調達平成28年 9月 短期借入金の契約更改に合わせて、新規にシンジケート
ローンを組成
金融機関出身の経営陣らの豊富な経験と知見を活かし、資本調達と銀行借入等を組み合わせ、機動的な資金調達を実施。
グループ全体の銀行借入額は平成28年3月末の6.6億円から、平成29年3月末は36.2億円に。今後も資金需要は旺盛。
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3つの強み ②M&A、業務提携
M&Aや資本業務提携、ベンチャービジネスの発掘を積極展開し、事業規模を拡大。収益の大幅増大を実現。
年 月 事 象平成26年 3月 株式会社サンエスと業務提携平成26年 4月 株式会社イーアイティーを子会社化平成27年 2月 クロス・メディア・ネットワークス株式会社と資本業務提携
(平成28年9月に提携解消)平成28年 4月 サンマックス・テクノロジーズ株式会社を子会社化平成28年 7月 株式会社TOUAのROM書込み事業を譲り受け平成29年 3月 日本ジョイントソリューションズ株式会社を子会社化
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3つの強み ③新規事業への取り組み
年 月 事 象平成25年 9月 中国連絡事務所を開設平成26年 1月 バンコク連絡事務所を開設平成27年 7月 商号変更、社内カンパニー制を導入平成28年 1月 新ROM書込みセンターを開設平成28年 3月 中国現地法人が営業開始平成28年 5月 フィンテック事業に関する共同出資子会社を設立平成28年 12月 財務コンサルティング事業に関する子会社を設立平成29年 5月 ITD Lab株式会社と業務提携
海外展開および新規事業に関する子会社設立を通じて、新たな分野への挑戦を継続。
平成29年3月期の海外売上比率は17.3%、今後さらに海外事業を拡大し、海外売上比率を高めていく。
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財務コンサルティング事業
資金調達関連業務全般の支援、および金融商品の取得・保有・運用業務を手掛ける「ミナト・フィナンシャル・パートナーズ株式会社」を平成28年12月に設立。
サイト構築、システム開発
ウェブサイト構築や業務系システム開発、セールスプロモーション事業を展開する「日本ジョイントソリューションズ株式会社」を平成29年3月に子会社化。
新規事業への挑戦
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サンマックス・テクノロジー
ズ㈱
ミナトデバイス
カンパニーミナトTSSカンパニー
㈱イーアイティー
港御(上海)信息技術有限公司
スマートレスポンス㈱
ミナト・フィナンシャル・パート
ナーズ㈱
日本ジョイントソリューショ
ンズ㈱ ・・・
【本社機能】・経営企画、財務戦略、予算管理・各事業会社の管理業務・M&A関連業務・株主総会、IR、広報マーケティング業務ほか
事業ドメインの拡大を推進
中国現地法人 フィンテック 財務コンサルティング ウェブサイト構築システム開発
メモリーモジュール デバイスプログラマ タッチパネル・サイネージ システムソリューション
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ミナトホールディングス
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過去最高水準に迫る売上高に
平成28年度平成20年度平成10年度平成元年度
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
過去30年間の売上高推移
株式公開
テストシステム
デバイスプログラマ
タッチパネル
メモリーモジュール
システムソリューション
(百万円)
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近年の施策が奏功し、売上高、時価総額ともに大きく増加
※時価総額:期中の平均株価×平均株式数
1,580 1,411 1,316 1,288
2,278 2,114
7,981
1,043 994 998 1,217 1,723
3,357
4,335
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
8,000
9,000
平成22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度
売上高と時価総額の推移
売上高 (左目盛)
時価総額 (右目盛)
若山が社長に就任し、事業構造改善策を実施
サンマックス・テクノロジーズを子会社化
イーアイティーを子会社化
(百万円) (百万円)
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平成30年3月期連結業績予想4
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平成30年3月期は前年度実績を上回る予想
平成29年3月期
平成30年3月期連結業績予想 成長率
売上高 7,981 8,229 3.1%増
営業利益 119 156 30.5%増
経常利益 71 112 57.3%増
当期純利益 11 80 7.1倍
(単位:百万円)
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売上高および経常損益の推移
今後も売上高、利益ともに大幅拡大を目指す
1,316 1,288 2,278 2,114
7,981 8,229 6△ 33 △ 90 △ 45
71
112
-100
0
100
200
300
400
500
0
10,000
20,000
30,000
40,000
50,000
60,000
平成24年度 25年度 26年度 27年度 28年度 29年度予想
売上高(左目盛)
経常損益(右目盛)
(百万円)
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さらなる飛躍を目指して
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長年培ってきた製造業の技術力
積極的なM&A業務提携
成長力
メーカーとして長年培ってきた信用力、および積極的なM&Aと業務提携による成長力を活かし、将来的には東証一部上場、売上高500億円を目指す。
信用力
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コーポレートガバナンスを強化
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経営の透明性、客観性を高めるため、社外取締役を選任。 昨年度より決算説明会を開催、今期からは個人向けIR説明会も
開催予定。 株主・投資家とのコミュニケーションを重視した結果、注目度が高まり、
株主数が順調に増加。
1,264 1,499
1,933 2,026
2,866
平成25年3月 平成26年3月 平成27年3月 平成28年3月 平成29年3月
株主数の推移(人)
個人 :74.3%証券会社:12.7%外国人 : 5.0%国内法人: 4.3%金融機関: 3.7%
【当社株式の所有者別分布状況】
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ミナトホールディングス株式会社JASDAQスタンダード:6862
http://www.minato.co.jp/
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得られた当社の経営者の判断に基づいており、見通しの達成を保証するものではありません。実際の業績は、これら業績見通しとは異なる可能性があることをご了承ください。