学校教育目標 学びを生き方につなぐ教育の創造 ~めざす生徒像「挑戦・感動・感謝の心を育む生徒」~
本校の校歌三番 新しい未来の夢を胸に抱き 励む鍛える力を合わす 生命の躍動友よ今 理想の安芸太田中学校
本校の校歌三番には,学校教育目標『学びを生き方につなぐ教育の創造』の実現による生徒像,学校像がうたわれています。特に『新しい未来の夢を胸に抱き 励む鍛える力を合わす』の一節は,本校のめざす生徒像である「挑戦・感動・感謝の心を育む生徒」の理想の姿が表現されています。
【 チーム安芸太田中! 学校教育目標の実現に向けてベクトルを合わせて生徒のために全力挑戦! 】
『新しい未来の夢を胸に抱き 励む鍛える力を合わす』体験は,生徒自らが「挑戦・感動・感謝の心を育む」経験を積み,自己成長へとつながるものです。
生徒の自己成長や主体的な学びを生むために,次の3つの教育活動に力を入れています。 ①毎日の学習活動 ②部活動 ③生徒活動(生徒会活動・生徒による地域貢献活動)
『 励む 鍛える 力を合わす 』…部活動の成果
平成29年度 第4号 <平成29年8月4日>
安芸太田町立安芸太田中学校
文責 教頭 金田 順史 TEL (0826) 32-2244
FAX (0826) 32-2987
E-mail [email protected]
「すばらしい生き方」と「自分の可能性」との出会いを!
~ 未来を創る人づくり ~
山県郡中学校総合体育大会 7月29日(土)・30日(日)
≪ 全部活動入賞 ≫
野球部・・・準優勝 剣道部・・・男子団体3位・女子団体3位
卓球部・・・女子団体3位 バレーボール部・・・3位
芸北地区中学校総合体育大会 出場権獲得! ○大会日 8月5日(土)
○会 場 豊平どんぐり球場
※山県郡代表2校が,安芸高田市代表2校と広島県
中学校総合体育大会への出場権をかけて対戦します。
剣道部
男子団体3位
女子団体3位
野球部 準優勝
卓球部 女子団体3位 バレーボール部 3位
挑戦
感謝 感動
7月18日(火)『期末PTA』…親と子で考えるLINEの問題 (いじめ防止に向けて)
研究主題 「 深い学びを引き出す授業づくり ~ 「知識構成型ジグソー法」を取り入れた単元開発を通して ~ 」
全国的にスマートフォンなど電子通信機器でのLINE(ライン)等の使用に係る重大な事件やトラブルが後を絶ちません。数年前,広島県において青年の生命を奪うという重大な事件,また山県郡内でも生命を脅かす青年同士の傷害事件が発生しています。 安芸太田町内においても中学生のLINE等の使用による生徒間のトラブル,誹謗中傷によるいじめ等の問題が発生しております。 先日,本校で保護者の監督下でないところで,生徒の心を深く傷つけたり,不安にさせたりするLINEへの書き込みが行われていることがわかりました。対象となった生徒の精神的苦痛の大きさを鑑み,単なる生徒間トラブルではなく,いじめ事案として,安芸太田町教育委員会並びに山県警察署生活安全課との連携及び指導の下,早急に生徒が安心して生活できる状態にすべく,現在問題解決に取り組んでいます。また,このLINE等の問題は,本校PTAも取組みを始めています。
≪問題点≫ 今回事案では,保護者監督下にない子どもまかせのLINE等の使用の中で,書き込み内容が攻撃的になり,やり取りがエスカレートしています。 夜遅くからのLINEのやり取りや未読・既読スルーなどに対する子どもの不安もはっきりしました。また,書き込みの表現をみると生徒の倫理観や道徳性,相手を尊重し思いやることや生命の大切さ,先輩後輩など対人関係における意識や態度への指導の重要性が浮き上がってきました。≪再発防止に向け≫ LINE等の保護者監督下での使用,使用ルール(例 9時以降の使用はしない。保護者が内容を確認できる。人の悪口や噂話等を書かないなど)の徹底,また学校での道徳の時間や学活を中心に道徳教育の見直しを図り,生徒の倫理観や規範意識,道徳性の向上に取り組みます。 生徒会中心の生徒活動や部活動の中で,礼義や先輩後輩のあり方,対人関係の形成について生徒が主体的に考える機会を積極的に設定するとともに,スクールカウンセラー等を活用し,生徒の精神面の安定(メンタルケア)を図っていきます。
今回の事案より,教師と生徒の関係性(信頼関係),教師の指導力向上,保護者連携の改善が本校の重要課題と考えています。町教委や警察等関係機関との連携のもと,サポート委員会(教育相談・いじめ防止・生徒指導等)を中心に本事案解決および本校の課題解決に組織的に取り組んでまいります。
本校ではLINE等の使用率は80%を大きく超えて います。使用状態は,自分用のスマートフォン等を持 ち自由に使用できる生徒,保護者のスマートフォン等 を使用し通信をしている生徒等様々です。
今回,明らかになった問題点として,個人情報の 取り扱いに対する生徒の意識の低さや安易な考え があります。 教えていないのに,急にLINEが届く。 人のLINEを聞き出そうとする。 安易に人のLINEを教える。 むやみにLINEグループをつくろうと誘う。 など,今一度,子供たちの状態を大人の責任と して把握したいと思います。 学校では,2学期に個人情報の取り扱いも含 め,ドコモより講師を招き,LINE等の使用に関す る学習講座を行う予定です。
『 新しい未来の夢を胸に 』…生徒による地域貢献活動紹介
生徒による地域貢献活動は,生徒会が企画し,全生徒に呼び掛けて行っています。地域貢献活動は,活動の 内容・種類によって,『全校活動』『学年活動』『個人やグループ活動』といろいろなスタイルで取り組んでいます。
今後の生徒による地域貢献活動の予定(大きな活動予定) ○8/5(土)戸河内ふれあいまつり全校ダンス発表(場所 戸河内メイプルホール横 大駐車場) ○11/12(日)筒賀ふるさとまつりボランティアスタッフ・ダンス発表(場所 社会福祉協議会前広場) ○2学期(日程調整中)地域清掃活動
ジュニアリーダー活動 7/22(土)・23(日)≪1泊2日≫
漁村・山村交流事業として,安芸太田町と山口県上関町の
子ども会交流会にジュニアリーダーとして,5名が参加し,両
町の小中学生の交流活動(海水浴やクルージングなど)を行い
ました。
地域行事のボランティアスタッフ活動 7/30(日) 龍頭峡祭りのボランティアスタッフとして,3名が運営(受付や
イベント補助等)を手伝いました。
全校集会『LINE使用の問題を考える』
7/18(火)授業参観として保護者と一緒に,
LINE等の使用の問題点や家庭での使用ルー
ルづくりについて考えました。
最後に,山県警察署生活安全課の方から講
評と指導をしていただきました。
書かれた人の気
持ちを想像でき
るかな?
ルールづくりが大切!
冬は安芸太田町で,雪を楽
しんでください。待ってい
ます。
●さて,皆さんの教室の正面には安芸太田中の教育目標が掲げてあります。 「学びを生き方につなぐ教育の創造」という学校教育目標です。 今学期の始業式に,この目標にある「学びを生き方につなぐ」ためには,二つの出会いがとても大切だとお話ししました。 その二つの出会いとは。ひとつは,「自分の可能性」との出会いです。二つ目は,「すばらしい生き方」との出会いです。 みなさんは,この1学期,この二つの出会いがありましたか。 「自分の可能性」と「すばらしい生き方」との出会い。私は,本校の生徒は全員,この出会いがあったと思っています。
●たとえば体育祭です。5月の第1回体育祭,「友笑祭」のスローガンは,『最高の自分,最高の友,最高の笑顔』でした。 皆さんが考えた素晴らしいネーミングです。 学校統合前から今の3年生は,校歌の練習だけでなく,この体育祭の準備もしてきました。それゆえに体育祭当日は3年生のリードが光っており,ダンスも応援も行進も,準備や片付けを含めて,皆さんの手と創造力により実現できた最高の体育祭となりました。
この安芸太田中学校の始まりは,校歌を通して先輩が後輩の良き手本となろうと行動で示すことでスタートしたのです。 先輩がまず後輩に手本を見せる。これが安芸太田中学校の始まりでした。
5月,今学期,初めてグランドでの朝会に,私は驚きました。予告なしに校歌の1番を歌ってくださいと司会が言うと,テープ伴奏に合わせて,朝のすがすがしい空気のなか,皆さんの歌声が美しく響いたからです。 とてもきれいな歌声の校歌でした。朝から,きらきらと笑顔で歌っている皆さんに感心しました。
入学式のときだけ歌えたのではなかった。いつでもみんなとグランドにおいても校歌が歌えるようになっていた,ということに感心しました。1年生が先輩の姿に学び成長した結果なのだと思いました。
学びを生き方につなぐ二つの出会いの1学期!
職員版 校長だよりNo.7 ≪ 平成29年度 第1学期 校長式辞 ≫より
●先ほどの4名の代表の発表を聞いて,一人一人が自分の成長の手ごたえを実感し,挑戦や感動や感謝の思い出がそれぞれの生き方につながっていたことがよくわかりました。 皆さんにとって今学期はどうでしたか。あらためて,いっしょに振り返ってみましょう。
●4月,安芸太田中学校初めての入学式。新しい学校の校歌を覚えて新入生を迎えるのだと決意し,その課題に挑戦するため,昨年度の3学期から呼びかけ合っては練習し,心を一つにして新入生を迎えた入学式。 自信を持って歌う先輩たちの校歌の歌声が高らかにこの体育館に響きました。
1年生の皆さん。先輩たちが入学式で歌った校歌のことを覚えていますか。初めて聞いた安芸太田中学校の校歌は,1年生に対する先輩たちの想いのこもった校歌だったのです。
第1学期 終業式 7月21日(金) 学級代表が思いを語る! 安芸太田中学校としてスタートして約4か月間,学校全体や学年・学級で取り組み, 1学期に学んだことの成果を各学年・学級代表が発表しました。
学校教育目標 学びを生き方につなぐ教育の創造 ~めざす生徒像「挑戦・感動・感謝の心を育む生徒」~
学年・学級のまとめ発表
第1学期終業式 校長式辞
1学期
終業式
●この感動はつくろうと思ってつくれるものではありません。 応援やダンスを完成するまで,赤組・白組のひたむきに一途に一生懸命に力を尽くす積み重ねが,『もっとよいものを!』という挑戦を生み,結果としてトラブルさえはね返す,人の心を強く揺り動かす感動さえ生むのだということを,この体育祭を通して皆さんは教えてくれました。 まさに,挑戦と感動のある「自分の可能性」との出会いでした。
●また,この体育祭は「すばらしい生き方との出会い」も生まれていました。 皆さんは地域の人たち,お世話になった人たちに,この体育祭の案内状を書いていましたね。皆さんが書いたハガキ一枚に,とても心温まるお返事をいただくことができました。一つ紹介します。
皆さんが,充実した夏休みを送ることができ,新学期に57名全員の元気な笑顔に会えることを願って,平成29年度安芸太田町立安芸太田中学校第1学期終業式の式辞といたします。
先日は,安芸太田中学校 第一回体育祭「友笑祭」のご案内ありがとうございました。 久しぶりの中学校体育祭でしたが,感動一杯で「行ってよかった」「案内をいただけてよかった」と, 今でも,あの日の興奮が残っています。 Uさんの案内のおかげです。本当にありがとう。
一つ一つの活動は,素晴らしい生き方との出会いであり,自分の可能性との出会いでした。そして,すべてがみなさんの「学びを生き方につなぐ活動」でした。●二学期は,さらに地域の伝統文化を生かしたレベルアップした創作表現や合唱の合同文化祭,地域の魅力発信である販売体験,地域貢献の学びの発信や交流などの「ふるさとふれあい地域公開」など,新たな自分に,チャレンジできるチャンスが,沢山あります。
さあ,明日から夏休み。まずは,来週末,三年生最後の中体連総合体育大会です。各部活動での練習を通して,先輩は,親しまれ信頼される先輩を,後輩は先輩からかわいがられる後輩をめざして,友達も,自分も,学んだことも,しっかり生かして,目標に「全力挑戦」していってください。「夢を抱き,励む,鍛える,力を合わす」,新しい安芸太田中学校の歴史をつくる皆さんに大いに期待しています。
【鮎の稚魚放流】
【中高合同合宿】
【三段峡漁協施設見学】
中高合同合宿で,高校生の優しさと素晴らしさを感じて,名前で呼び合える関係づくりが進んだこと。 さらに加計高校文化祭に参加して,一段とパワーアップしたダンスを披露したこ
後日,加計高校の校長先生から電話がありました。「安芸太田中のダンスは,一人一人のよさを自分なりに表現している。しかも全体としてのまとまりもある。すばらしダンスでした。3年生の生徒の皆さんにぜひそう伝えてください」と。
また,県内6名の代表による県知事との討論会に,本校から参加した2名の生徒会長は将来の目標について県知事から質問されて次のように言いました。
※学校通信や校長だよりは,本校のホームページにも掲載しております。ホームページでは,学校情報や生徒の活動,生徒に配布したお知らせ文をはじめ各種案内等を掲載し,安芸太田中学校の教育について広く紹介していきます。
◎ホームページも,ぜひご覧ください。
※この上にある校長だよりは,本校の教職員向けに発行されています。校長の教育方針,学校として取り組んでいく教育活動等の基本的な考えや具体的な活動,教育実践事例などについて,随時発行されます。
◎学校通信でも,適時取り上げ,紹介しております。
【ハワイの高校からの留学生との交流】
【加計高文化祭参加】
「僕たちの元気で,地域を活気づけることを考えています。自分たち,中学生が積極的に地域行事や地域活動に参加し,自分たちが元気に活動する姿を見てもらうことで,地域の人に元気になってもらいたい」
一人の生徒の一枚の案内ハガキが,この方を体育祭に向かわせるきっかけをつくりました。そして,「行ってよかった」「案内をいただけてよかった」と,心から感謝をしていただいた。 その方の心のこもったハガキをいただけたこと,差出人である中学生に対して,きちんと,大人としての対応をしていただいたこと。それは,すばらしい生き方との出会いをいただいたということです。一枚のハガキを通して,本校生徒が,素敵な大人としての生き方に出会うことができたことに,私は嬉しさとその方への感謝の思いでいっぱいになりました。 感謝と感動の「すばらしい生き方との出会い」のある体育祭を皆さんは創ってくれました
●1学期には,教室のなかだけの学びに留まらず,地域社会とつがる活動をたくさん展開しました。 戸河内地域での鮎の稚魚の放流では,教室では学べない学習課題を発見し,地域に生きる人たちの想いを実感したこと。
【自分発見の保育実習】 【トチの苗をありがとう】 【友笑祭! 最高の友とともに! 】