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Page 1: でつくるでつくる 5つのつの未来都市未来都市 1 - Mitsui · 2020. 6. 29. · ある場所に困っている人がい る。別の場所にはその人の問 題を解決できる技術がある。だ

「サス学」羅針盤

55つのつの未来都市未来都市「サスサス学」でつくるでつくる

紙上採録

地球温暖化や少子高齢化、グローバル化、技術の進歩……。未来には心配なことも楽しいこともいっぱいあるけど、

僕たち・私たちは、住みたい未来のまちを自分でつくろう─。

今年で3回目を迎えた「サス学」アカデミー。世界中で事業を展開している三井物産の仕事を教材に、

「夢あふれる未来」を考える真剣勝負の5日間が始まります!

三井物産では、持続可能(サステナブル)な未来を創る力を育むための学びを「サス学」と名付けます。

「サス学」とは

三井物産「サス学」アカデミー2016のきろく 1 2 3

主催:三井物産株式会社/企画・運営:ネクスファ/協力:朝日新聞社

三井物産「サス学」アカデミーのきろく❷〈2日目〉「未来につながろう」舞台は日本科学未来館へと移ります。

次回は9月7日(水)掲載の予定です。

「サス学」ってなんだ?1日目

 「サス学」は、少子高齢化や、環境問題、科学の発展など、社会のさまざまなものごとをつなげて考えて、ずっとつづいていく未来をつくるための知恵や価値観を磨く学びのこと、そして2つのわざがあることを学びました。一つは未来を考えるヒントをちりばめた「サス学」羅針盤、アイデアに詰まったとき、考えを整理したいとき、繰り返し何度も使います。 そしてもう一つは物事を「ときほぐして編み込む」という「つながりづくり」です。普段見慣れたものや、よく知っていることを一度ときほぐし、「高齢化社会」「テクノロジー」といった別のアイデアとつなげて編み込み、新しい価値や仕事をつくります。

企画・制作 朝日新聞社メディアビジネス局

広告特集

三井物産環境・社会貢献部

斎藤 整さん

三井物産環境・社会貢献部長

菊地美佐子さん

 未来とはどんな世界で、何ができるようになるのか。子どもたちには難しいそんなテーマを考えるため、三井物産のさまざまな仕事について学んだ後、「パワーアシストロボット事業」に取り組む堤智哉さんからロボットは何ができるのか、世の中では今どんなロボットが使われているかを教わりました。

 ロボットの開発を担当するアクティブリンク株式会社の紹介動画や堤さんのお話を通じて、世の中にまだないものを生み出していく仕事の面白さと難しさが少しずつわかってきます。「人は新しい可能性を模索する」「失敗することも新しい価値」。大人たちのそんな言葉は、子どもたちの胸にも響いたようです。

メガシティチームメガシティチーム

人口が多いと都市は発展するけれど、問題もそのぶん大きくなって……。このグループの関心事は、治安や住民の健康問題のようです。

宇宙都市宇宙都市チームチーム

「宇宙ならきっと怪獣いるよね?」「外国の人もいっぱい来るから英語できないとダメだよ」。どこよりも豊かな想像力で、誰も見たことのないまちを作ります。

地方都市地方都市チームチーム

少子高齢化が進んでいることがこのまちの悩み。でも伝統を大切にしながら、このまち「らしく」発展していこう。大人も顔負けの議論が続きます。

砂漠都市砂漠都市チームチーム

砂漠では飲み物や食べ物を手に入れるのもひと苦労。でも日光が強いから発電できるよ! デメリットをメリットに変える発想が光ります。

途上国の都市途上国の都市チームチーム

「途上国は2050年も途上国のままなのかな」。見守る周囲の大人もおどろく鋭い疑問から話し合いが始まった、この先が楽しみなグループです。

エネルギー

あらそい

まずしさ

人口の

バランス

環境

自然・

資源

エネルギー

食べ物

医療

テクノロジー

開拓

世界のつながり

遊び

夢・

文化

健康・

 少子・高齢化に伴う人材不足や、働く人が嫌がる危険で過酷な労働環境など、社会の課題をロボットで解決する「未来をつくる仕事」です。三井物産の「つなぐ力」と「売る力」で、日本の技術を世界中に届けて、出会うすべての人が幸せになるような仕事を目指しています!

三井物産のロボット事業ってこんな仕事

メガシティチームメガシティチーム

●HSAPC3(ハサップシースリー)防犯パトロールも、肥満ぎみの人への運動アドバイスもしてくれるロボットです。高齢者のためのアシストロボットもあります。

宇宙都市宇宙都市チームチーム

●kaita-kun(カイタクン)もしも怪獣や悪い宇宙人がいても、地球から遠隔操作できるロボットがあるので安全に惑星開拓ができます。

地方都市地方都市チームチーム

●財政危機対策本部長 SHINSHI 2050よその都市や外国に出かけてまちの良さをPRするロボットです。観光客が来ると仕事が増えて、まちに若い人が増えます。

砂漠都市砂漠都市チームチーム

●かいてきづくりロボット飲み水や食料を人に届けたり、涼しく快適な場所をつくったり、すべてロボットが自分で考えて行動します。

途上国の都市途上国の都市チームチーム

●ベジタブルドローン+食べ物をたくさんつくれるよう、ドローンが空から農地を観察し、効率の良い農業の方法を地上のロボットに教えます。

みんなの感想

背中を後ろから引っ張られる力で、

ラクに荷物が持ち上がります

未来につながる仕事をのぞこう

未来をのぞこう 1日目の冒頭、チーム内での自己紹介もそこそこに、子どもたちに手渡されたのはダーツの矢。各チームが暮らす「2050年の未来都市」がこれで決まります。人口が増え続ける巨大な都市(メガシティ)、まだ人類が見たことのない宇宙の都市、少子高齢化の進む地方都市、厳しい環境の砂漠都市、貧困に苦しむ途上国の都市。それぞれ違った特徴を持つ都市には、違った課題解決の方法があるはず。みんなの想像力はどこまでもふくらみ、頭はフル回転を始めました。さあ、「サス学」のスタートです。

終わったときに「やってよかった」と思えるよう、

5日間がんばりましょう

持参したパワーアシストスーツについて、子どもたちの質問攻めにあう堤さん

人間の限界を超えたハイパワーを自由に操ることができるパワーローダー

5つのまちそれぞれの特徴に子どもたちの個性が合わさり、なんともユニークなアイデアが出そろいました。

ミッション!自分たちのまちの社会課題を解決するロボットを考えてプレゼンテーションします。

いいアイデアも伝わらなければもったいない。しっかり発信し、伝えてください

ある場所に困っている人がいる。別の場所にはその人の問題を解決できる技術がある。だとしたら、その二つをつなげられないか。私たちはいつもそんなふうに考えて仕事をしています。何と何をつなげたら未来は楽しくなるか。いっぱいイメージしてください。

堤 智哉さん

プラス

●みんなと話し合って、アイデアを出し合うことが大切だと思いました。なぜならみんなで話し合うとよりよい意見が出せるからです。●今だけのことでなく、未来がよくなるように考えることが大事だと思いました。そして、このままだと未来がどうなるのかを知ることも大切だと思いました。●幅広い学年で考えを出し合うことは、あまりないので、楽しかったです。最終日のプレゼンテーションが聞いている人に納得されるように頑張りたいと思います。●いろいろな分野のことを、いろいろな角度から、いろいろな人たちが意見をだしていて、すごくしんせんでした。●最初は周りの5、6年生がたくさんの意見を自分からかいていて、あまりのすごさに場になじめなかったけど、ロボット作りのときは小さいことでも少しずつ意見を出していったら、グループの人が熱心に聞いてくれたので、明日からも積極的に意見を出していきたいです。●パワーアシストスーツが困っている人を安全に助けてあげられるからすごいと思った。

三井物産 建機・産業システム部

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