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DigiRack レガシー・プラグイン Version 7.3

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DigiRack レガシー ・ プ ラグイ ン

Version 7.3

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Copyright

This guide is copyrighted ©2007 by Digidesign, a division of Avid Technology, Inc. (hereafter “Digidesign”), with all rights reserved. Under copyright laws, this guide may not be duplicated in whole or in part without the written consent of Digidesign.

AudoSuite, Avid, Avid DNA, Avid Xpress, Digidesign, DigiRack, Pro Tools, and RTAS are trademarks or registered trademarks of Digidesign and/or Avid Technology, Inc. All other trademarks are the property of their respective owners.

Product features, specifications, system requirements, and availability are subject to change without notice.

PN 9329-55973-01 REV A 01/07

著作権

すべての著作権は、 アビ ッ ド テ ク ノ ロジー株式会社デジデザイ ン事業部に帰属し ます。 デジザイ ンの書面による許可なく 、 本書の一部または全部を複製する こ とはできません。

上記の製品名は、 アビ ッ ド テ ク ノ ロジー株式会社の商標および登録商標です。 その他の商標は、 それぞれの所有者に帰属し ます。

製品の機能、 仕様、 システム要件は、 予告な く 変更する こ とがあ り ます。

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目次

第 1 章 はじめに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1

DigiRack レガシー ・ プ ラグイ ン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1

システムの必要条件 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1

凡例. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2

www.digidesign.com について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2

第 2 章 イ ンス ト レーシ ョ ン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3

プ ラグイ ンを イ ンス ト ールする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3

Pro Tools をア ッ プデー ト する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3

プ ラグイ ンを削除する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4

第 3 章 Dyn II プラグイ ン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5

Dyn II の TDM バージ ョ ン と RTAS バージ ョ ン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5

Dyn II の AudioSuite バージ ョ ン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11

第 4 章 EQ II プラグイ ン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13

EQ II の TDM バージ ョ ン と RTAS バージ ョ ン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13

EQ II の AudioSuite バージ ョ ン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15

第 5 章 Mod Delay I プ ラグイ ン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17

Mod Delay. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17

索引 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19

目次 iii

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iv

DigiRack レガシー ・ プ ラグイ ン ・ ガイ ド
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第 1 章

はじめに

DigiRack レガシー ・ プ ラグイ ン

DigiRack レガシー ・ プラ グ イ ンは、 かつては

Pro Tools と 共にイ ン ス ト ールされた DigiRack プ

ラ グ イ ンですが、 現在の Pro Tools システムには

対応し ていないプ ラ グ イ ンです。 これらのプラ グ

イ ンは、 旧バージ ョ ンの Pro Tools のセ ッ シ ョ ン

と の互換性を保つために付属し ていますが、 新

バージ ョ ンの Pro Tools では動作確認を行ってい

ません。 でき る限 り 新バージ ョ ンの DigiRack プ

ラ グ イ ンを使用し て く だ さい。

こ のガ イ ド では、 以下の DigiRack レガシー ・ プラ

グ イ ンを説明し ます。

・ Dyn II

・ EQ II

・ Mod Delay I

DigiRack プラ グ イ ンについて詳し く は、

「DigiRack プラ グ イ ン ・ ガイ ド」 をお読み

く だ さい。

システムの必要条件

DigiRack プラ グ イ ンを使用するためには、 以下の

いずれかのシステムが必要です。

・ Pro Tool を実行し ている、 Digidesign 推奨の

Pro Tools システム。

・ Digidesign 推奨の Pro Tools システムおよび、

Digidesign TDM、 RTAS、 または AudioSuite

プラ グ イ ン規格に対応し た他社製ソ フ ト

ウ ェ ア ・ アプ リ ケーシ ョ ン。

・ 動作確認ができ ている Avid Xpress、

Avid Xpress DV、 または Avid DNA システム

(AudioSuite のみ )。

必要条件について詳し く は、 Digidesign のウ ェブ

サイ ト (www.digidesign.com) をご覧 く だ さい。

互換性

Digidesign は、 Digidesign が動作確認を行なった

ハード ウ ェ ア と ソ フ ト ウ ェ アに対し てのみ互換性

を保証し、 サポー ト を行います。

Digidesign が動作を保証する コ ンピ ュータ、 オペ

レーテ ィ ング ・ システム、 ハードデ ィ ス ク、 他社

の機器については、 Digidesign のウ ェブサイ ト

(www.digidesign.com) に掲載されている 新の一

覧表をご覧 く ださ い。

第 1 章 : はじめに 1

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2

凡例

Digidesign のガ イ ド では、 メ ニ ューの選択や

キー ・ コマン ド を以下の凡例に従って示し ます。:

文中のマークは、 以下の内容を表し ています。

表記 操作方法

[ フ ァ イル ] (File) >[

保存 ] (Save)

[ フ ァ イル ] メ ニューか

ら [ 保存 ] を選択し ま

す。

Control+N Control キーを押し たま

ま、 N キーを押し ます。

Control- ク リ ッ ク Control キーを押し たま

ま、 マウスを ク リ ッ ク

し ます。

右ク リ ッ ク マウスの右ボタ ンを押

し ます。

Pro Tools システムを活用するために役立

つ ヒ ン ト 、 ユーザーチ ッ プ。

Pro Tools セ ッ シ ョ ンのデータや Pro Tools

システムの性能に影響があ る重要な注意。

キーボードやマウ ス を使ったシ ョ ー ト

カ ッ ト 。

このガイ ド と その他の Digidesign ガイ ド

のセ ク シ ョ ン と の関連を示すク ロ ス リ

フ ァ レ ン ス

DigiRack レガシー ・ プ ラグイ ン ・ ガイ ド

www.digidesign.com について

Pro Tools システムを 大限に活用する ため、

Digidesign のウ ェブサイ ト (www.digidesign.com)

をご利用 く ださ い。 ウ ェブサイ ト では、 以下のよ

う なサービ ス を提供し ています。

登録 ご購入いただき ま し た製品をオン ラ イ ンで

ご登録 く だ さい。 登録方法は、 システムに同封の

登録カード に記載されています。

サポー ト 「テ ッ ク サポー ト 」 と 「カ ス タマーサー

ビ ス」 ではソ フ ト ウ ェ アのア ッ プデー ト やオン ラ

イ ン ・ マニ ュ アルをダ ウ ン ロード でき ます。 「互

換情報」 では、 システム対応状況など を確認でき

ます。 「アンサーベース」 では、 よ く あ る質問を

検索する こ と ができ ます。 「ユーザーカンフ ァ レ

ン ス」 では、 ユーザー同士の情報交換ができ ま

す。

ト レーニング オン ラ イ ン ・ コースで自習し た り 、

Pro Tools の認定 ト レーニング ・ セン ターで実施

し ている授業を調べてみま し ょ う 。

製品とデ ィ ベロ ッパー 「製品」 では、 Digidesign

製品のデモ版をダウ ン ロー ド でき ます。 「デ ィ ベ

ロ ッ パー」 には、 プ ラ グ イ ン、 アプ リ ケーシ ョ

ン、 ハード ウ ェ アなど開発パー ト ナーの製品情報

を掲載し ています。

ニュース と イベン ト 「ニ ュース」 には、 Digidesign

からの 新のお知らせを掲載し ています。 「イベ

ン ト 」 では、 Pro Tools デモン ス ト レーシ ョ ンへ

の参加申込ができ ます。

その他にもいろいろな情報を掲載し ています。 ぜ

ひ一度 Digidesign のウ ェブサイ ト

(www.digidesign.com) をご覧 く だ さい。

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第 2 章

イ ンス ト レーシ ョ ン

プ ラグイ ンを イ ンス ト ールする

Digidesign の DigiRack プラ グ イ ンは、 Pro Tools の

イ ン ス ト ール時にイ ン ス ト ールされます。

Pro Tools のイ ン ス ト ール方法について詳し く は、

システムに付属の 「ス ター ト ア ッ プ ・ ガ イ ド 」 を

お読み く だ さい。

Pro Tools は、 以下の DigiRack レガシー ・ プラ グ

イ ンを [Plug-ins (Unused)] フ ォルダにイ ン ス ト ー

ルし ます。

・ EQ II

・ Dynamics II

これらのプ ラ グ イ ンを使用するのは、 旧バージ ョ

ンで作成し た Pro Tools セ ッ シ ョ ンを開 く と きだ

けにし て く ださ い。 可能な限 り 、 新バージ ョ ン

の DigiRack プラ グ イ ンを使用し て く ださ い。

Mod Delay I は、 Pro Tools と 共にはイ ン ス ト ール

されません。 Mod Delay I のイ ン ス ト ーラは、

Pro Tools イ ン ス ト ーラ ・ デ ィ ス ク の [Additional

Files\Unsupported Software\Plug-ins] フ ォルダにあ

り ます。

Pro Tools をア ッ プデー ト する

旧バージ ョ ンの Pro Tools をア ッ プデー ト する と

きは、 レガシー ・ プ ラ グ イ ンがシステムにイ ン ス

ト ールされているか Pro Tools のイ ン ス ト ーラが

チェ ッ ク し ます。 イ ン ス ト ーラが [Plug-ins] フ ォ

ルダに未対応のプラ グ イ ンを発見し た と きは、 そ

のプラ グ イ ンの 新バージ ョ ンを使用する よ う に

注意する メ ッ セージを表示し ます。

以下のプラ グ イ ンは、 新バージ ョ ンの Pro Tools

ソ フ ト ウ ェ アには対応し ていません。

・ Mod Delay I (Mod Delay II を使用し て く だ さ

い。)

レガシー ・ プ ラ グ イ ンは [Plug-ins] フ ォルダか ら

[Plug-ins (Unused)] フ ォルダに移動されます。

第 2 章 : イ ンス ト レーシ ョ ン 3

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4

プ ラグイ ンを削除する

プラ グ イ ンをシステムか ら削除する と きは、 使用

し ている コ ンピ ュータのプラ ッ ト フ ォームに合わ

せて、 以下の要領に従って く だ さい。

Windows

プ ラグイ ンを削除するには :

1 ス ター ト ・ メ ニ ューか ら [ 設定 ]>[ コ ン ト ロール

パネル ] の順に選択し、 [ アプ リ ケーシ ョ ンの追

加と 削除 ] をダブルク リ ッ ク し ます。

2 イ ン ス ト ールされている アプ リ ケーシ ョ ンか ら

プラ グ イ ンを選択し、 [ 変更と 削除 ] ボタ ンを押

し ます。

3 画面の指示に従ってプラ グ イ ンを削除し ます。

4 削除が完了し た ら、 [OK] を ク リ ッ ク し て ウ イ ン

ド ウ を閉じ ます。

Mac OS X

プ ラグイ ンを削除するには :

1 起動デ ィ ス ク にあ る [Plug-Ins] フ ォルダを開き ま

す ( ラ イブラ リ / アプ リ ケーシ ョ ンサポー ト /

Digidesign/Plug-Ins)。

2 以下のいずれかを行います。

・ プラ グ イ ンをゴ ミ 箱に ド ラ ッ グ し、 ゴ ミ 箱

を空にし ます。

または

・ プラ グ イ ンを [Plug-ins (Unused)] フ ォルダに

ド ラ ッ グ し ます。

DigiRack レガシー ・ プ ラグイ ン ・ ガイ ド

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第 3 章

Dyn II プ ラグイ ン

Dynamics II プラ グ イ ンには、 オーデ ィ オのダ イナ

ミ ク ス を操作する コ ンプレ ッ サー、 リ ミ ッ ター、

エ ク スパンダー、 ゲー ト 、 デ ィ エ ッ サーの機能が

あ り ます。 TDM、 RTAS、 AudioSuite の各バージ ョ

ンがあ り ます。

Dyn II の TDM バージ ョ ン とRTAS バージ ョ ン

Dyn II のモジ ュールには、 コ ンプレ ッ サー、 リ

ミ ッ ター、 エ ク スパンダー、 ゲー ト 、 デ ィ エ ッ

サーがあ り ます。

DigiRack プラ グ イ ンについて詳し く は、

「DigiRack プラ グ イ ン ・ ガイ ド」 をお読み

く だ さい。

Compressor II

コ ンプレ ッサーのコ ン ト ロール

位相反転 入力信号の位相 ( 極性 ) を反転させて、

複数マ イ ク によ る ソース間の周波数応答の特性を

変化させた り 、 マイ ク の誤配線を修正し ます。

ゲイ ン 重度に圧縮された信号を補正する ために

出力ゲイ ン全体を調整し ます。

イ ンプ ッ ト ・ メ ーター コ ンプレ ッ サーへの入力

信号 (処理前) のレベルを示し ます。

アウ ト プ ッ ト ・ メ ーター ゲイ ン ・ コ ン ト ロール

によ るゲイ ン補正を含む出力レベルを表示し ま

す。

Compressor II プ ラグイ ン (モ ノの例)

Dyn II プ ラグイ ン 5

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6

リ ダク シ ョ ン ゲイ ン ・ リ ダ ク シ ョ ン値を dB 単位

で示し ます。

スレ ッ シ ョ ル ド ス レ ッ シ ョ ル ド ・ レベルを設定

し ます。 こ のレベルを上回った信号は圧縮されま

す。 こ のレベルを下回る信号は影響を受けません。

0 dB に設定する と 、 コ ンプレ ッ サーを実質的にオ

フにし たの と 同じ こ と にな り ます。 アナロ グ ・ コ

ンプレ ッ サーのスケール と は異な り 、 デジ タル機

器の メ ーター ・ スケールには、 大目盛 り (fs:full

scale) に相当する 大コード信号レベルを表す、

0 dB の値が表示されます。 0 dB を上回るヘッ ド

ルームはあ り ません。

レシオ 圧縮率を設定し ます。 ス レ ッ シ ョ ル ド を超

えた信号を対象に、 デシベル単位で適用し ます。

た と えば、 2 : 1 に設定し た場合は、 ス レ ッ シ ョ

ル ド を超えた信号の変化が半分に減衰されます。

ア タ ッ ク コ ンプレ ッ サーのア タ ッ ク ・ タ イ ムを

設定し ます。 値を小さ く 設定する と 、 ア タ ッ ク が

速 く な り ます。 ア タ ッ ク が速 く な るほど、 コ ンプ

レ ッ サーが信号を速 く 減衰させる こ と にな り ま

す。 通常、 速いア タ ッ ク時間を使用する場合には、

これに比例し て リ リ ース時間を長 く し ます。 特

に、 短時間に多数のピーク が発生する素材ではこ

の こ と に注意し ます。

リ リ ース 入力信号がス レ ッ シ ョ ル ド ・ レベル以

下になった後、 コ ンプレ ッ サーが完全に解除され

る までの時間を操作し ます。 一般的には、 ヘビー

な リ ミ ッ テ ィ ングを行 う 場合、 ポンピングを防止

する ためにも、 リ リ ース ・ タ イ ムを長めに と る と

いいでし ょ う 。 リ リ ース ・ タ イ ムを長 く と る と、

減衰時間の乱高下にタ イ ム ・ ラ グを与え、 ポンピ

ングによ る レベルの急激な変化を ス ムーズにでき

ます。 ピーク の少ない素材では、 短い リ リ ース ・

タ イ ムを使用し ます。

ニー 信号がス レ ッ シ ョ ル ド を上回ってか ら コ ン

プレ ッ サーが 大圧縮率に達する率を設定し ま

す。 こ のコ ン ト ロールの値の範囲は、 0dB ( も強

い反応 ) ~ 200dB ( も穏やかな反応 ) です。

DigiRack レガシー ・ プ ラグイ ン ・ ガイ ド

グラ フ コ ンプレ ッ サーのス レ ッ シ ョ ル ド、 レシ

オ、 ニーによ って設定された反応曲線を表示し ま

す。 コ ン ト ロールを操作し ながら、 こ のグ ラ フ を

見て曲線の変化を確認し て く だ さい。

LFE 5.1、 6.1、 7.1 と いったサラ ウ ン ド ・ フ ォー

マ ッ ト のマルチチャ ンネル ・ ト ラ ッ ク で、 LFE

(low frequency effects) チャ ンネルの処理を行いま

す。 LFE 処理を無効にするには、 こ のボタ ンをオ

フにし ます。 LFE チャ ンネルの詳細については、

「Pro Tools リ フ ァ レ ン ス ・ ガ イ ド」 を参照し て く

ださい。

外部キー サイ ド チェーン ・ プロセ ッ シングのオ

ン と オフ を切 り 替えます。 サイ ド チェーン ・ プロ

セ ッ シングは、 別の リ フ ァ レ ン ス ・ ト ラ ッ ク の振

幅の変化に応じ て コ ンプレ ッ サーを ト リ ガーし ま

す。

キー ・ リ ッ スン オンにする と 、 サイ ド チェーン

入力を操作する リ フ ァ レ ン ス ・ ト ラ ッ ク を聴 く こ

と ができ ます。 こ の機能は、 キー入力に対する コ

ンプレ ッ サーの設定を微調整するのに便利です。

キー ・ リ ッ ス ンは、 RTAS バージ ョ ン と

AudioSuite バージ ョ ンのコ ンプレ ッ サーの右オー

デ ィ オ ・ チャ ンネルを試聴し ます。

サイ ド チェーンの試聴設定は、 他のプラ

グ イ ン設定と 一緒には保存されません。

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Limiter II

リ ミ ッ ターのコ ン ト ロール

位相反転 入力信号の位相 ( 極性 ) を反転させて、

複数マ イ ク によ る ソース間の周波数応答の特性を

変化させた り 、 マ イ ク の誤配線を修正し ます。

ゲイ ン 出力ゲイ ン全体を調整し ます。

イ ンプ ッ ト ・ メ ーター リ ミ ッ ターへの入力信号

(未処理) のレベルを示し ます。

アウ ト プ ッ ト ・ メ ーター ゲイ ン ・ コ ン ト ロール

によ るゲイ ン補正を含む出力レベルを表示し ま

す。

リ ダク シ ョ ン 減衰された信号の値を示し ます。

スレ ッ シ ョ ル ド ス レ ッ シ ョ ル ド ・ レベルを設定

し ます。 こ のレベルを超過し た信号が リ ミ ッ テ ィ

ングの対象にな り ます。 こ のレベルを下回る信号

は影響を受けません。

ア タ ッ ク リ ミ ッ ターのア タ ッ ク ・ タ イ ムを設定

し ます。 値を小さ く 設定する と 、 ア タ ッ ク が速 く

な り ます。 ア タ ッ ク が速 く な るほど、 リ ミ ッ ター

が信号を速 く 減衰させる こ と にな り ます。 通常、

Limiter II プ ラグイ ン

速いア タ ッ ク時間を使用する場合には、 これに比

例し て リ リ ース時間を長 く し ます。 特に、 短時間

に多数のピーク が発生する素材ではこ のこ と に注

意し ます。

リ リース 入力信号がス レ ッ シ ョ ル ド ・ レベル以

下になった後、 リ ミ ッ ターが完全に解除される ま

での時間を操作し ます。 一般的には、 ヘビーな リ

ミ ッ テ ィ ングを行 う 場合、 ポンピ ングを防止する

ためにも、 リ リ ース ・ タ イ ムを長めに と る と いい

でし ょ う 。 リ リ ース ・ タ イ ムを長 く と る と 、 減衰

時間の乱高下にタ イ ム ・ ラ グを与え、 ポンピング

によ る レベルの急激な変化を ス ムーズにでき ま

す。 ピーク が少ない素材では、 よ り 短い リ リ ー

ス ・ タ イ ムを使用し ます。

グラ フ リ ミ ッ ターのス レ ッ シ ョ ル ド の設定によ

る反応曲線を表示し ます。 コ ン ト ロールを操作し

ながら、 こ のグ ラ フ を見て曲線の変化を確認し て

く だ さい。

LFE 5.1、 6.1、 7.1 と いったサラ ウ ン ド ・ フ ォー

マ ッ ト のマルチチャ ンネル ・ ト ラ ッ ク で、 LFE

(low frequency effects) チャ ンネルの処理を行いま

す。 LFE 処理を無効にするには、 こ のボタ ンをオ

フにし ます。 LFE チャ ンネルの詳細については、

「Pro Tools リ フ ァ レ ン ス ・ ガ イ ド」 を参照し て く

ださい。

外部キー サイ ド チェーン ・ プロセ ッ シングのオ

ン と オフ を切 り 替えます。 サイ ド チェーン ・ プロ

セ ッ シングは、 別の リ フ ァ レ ン ス ・ ト ラ ッ ク の振

幅の変化に応じ て リ ミ ッ ターを ト リ ガーし ます。

キー ・ リ ッ スン オンにする と 、 サイ ド チェーン

入力を操作する リ フ ァ レ ン ス ・ ト ラ ッ ク を聴 く こ

と ができ ます。 こ の機能は、 キー入力に対し て リ

ミ ッ ターの設定を微調整するのに便利です。

キー ・ リ ッ ス ンは、 RTAS バージ ョ ン と

AudioSuite バージ ョ ンの リ ミ ッ ターの右オーデ ィ

オ ・ チャ ンネルを試聴し ます。

キー ・ リ ッ ス ンの設定は保存されません。

Dyn II プ ラグイ ン 7

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8

Gate II

ゲー ト のコ ン ト ロール

位相反転 入力信号の位相 ( 極性 ) を反転させて、

複数マ イ ク によ る ソース間の周波数応答の特性を

変化させた り 、 マ イ ク の誤配線を修正し ます。

ゲー ト リ ダ ク シ ョ ン値を dB 単位で示し ます。

スレ ッ シ ョ ル ド ス レ ッ シ ョ ル ド ・ レベルを設定

し ます。 こ のレベルを上回った信号はそのま ま通

されます。 こ のレベルよ り 下の信号には、 ア タ ッ

ク、 ホール ド、 デ ィ ケ イ、 レ ンジの設定に従って

ゲー ト が適用されます。

ア タ ッ ク ゲー ト のア タ ッ ク ・ タ イ ムを設定し ま

す。

ホール ド 初のア タ ッ ク周期の後ゲー ト が開い

ている時間を ミ リ 秒単位で設定し ます。 これは、 1

回のス レ ッ シ ョ ル ド超過に対し てゲー ト が効力を

保つ時間を長 く する機能と し て使用する こ と がで

き ます。 また、 ス レ ッ シ ョ ル ド付近で入力レベル

が上下する こ と によ ってゲー ト が急速に開閉され

た場合に生じ る、 ゲー ト のチャ タ リ ングを回避す

る ために も使用でき ます。

Gate II プ ラグイ ン

DigiRack レガシー ・ プ ラグイ ン ・ ガイ ド

デ ィ ケイ 信号がス レ ッ シ ョ ル ド ・ レベル以下に

なった と き、 ゲー ト が閉ま る までの時間を操作し

ます。

レンジ ゲー ト が閉ま った と きの深さ を設定し ま

す。 大の深さは -80 dB です。 ゲー ト の範囲のレ

ベルを高 く 設定する と 、 ス レ ッ シ ョ ル ド を下回っ

たオーデ ィ オが、 常にゲー ト を通過する こ と にな

り ます。 これは、 ド ラ ムのよ う に全体のサウ ン ド

は抑えながら スネアだけを強調し たい場合などに

便利です。

グラ フ ゲー ト のス レ ッ シ ョ ル ド と レシオによ っ

て設定された反応曲線を表示し ます。 コ ン ト ロー

ルを操作し ながら、 こ のグ ラ フ を見て曲線の変化

を確認し て く ださ い。

外部キー サイ ド チェーン ・ プロセ ッ シングのオ

ン と オフ を切 り 替えます。 サイ ド チェーン ・ プロ

セ ッ シングは、 別の リ フ ァ レ ン ス ・ ト ラ ッ ク の振

幅の変化に応じ て リ ミ ッ ターを ト リ ガーし ます。

キー ・ リ ッ スン オンにする と 、 サイ ド チェーン

入力を操作する リ フ ァ レ ン ス ・ ト ラ ッ ク を聴 く こ

と ができ ます。 こ の機能は、 キー入力に対し て

ゲー ト の設定を微調整するのに便利です。

キー ・ リ ッ ス ンの設定は保存されません。

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Expander/Gate II

エ クスパンダー / ゲー ト のコ ン ト ロール

位相反転 入力信号の位相 ( 極性 ) を反転させて、

複数マ イ ク によ る ソース間の周波数応答の特性を

変化させた り 、 マ イ ク の誤配線を修正し ます。

リ ダク シ ョ ン ・ メ ーター リ ダ ク シ ョ ン値を dB 単

位で示し ます。

スレ ッ シ ョ ル ド ス レ ッ シ ョ ル ド ・ レベルを設定

し ます。 ス レ ッ シ ョ ル ド を下回った信号は、 ゲイ

ンを削減されます。 こ のレベルを上回る信号は影

響を受けません。 (ス レ ッ シ ョ ル ド ・ ス ラ イ ダー

を操作する と きは、 リ ダ ク シ ョ ン ・ メ ーターにそ

の変化が反映される よ う に、 オーデ ィ オ素材がエ

ク スパンダー / ゲー ト を通し て再生されている こ

と を確認し て く だ さい。)

レシオ エ ク スパンシ ョ ン値を設定し ます。 た と え

ば、 2:1 に設定する と、 ス レ ッ シ ョ ル ド を下回る

信号は値の 1/2 まで低減されます。 レシオのレベ

ルを高 く (30:1 や 40:1 など ) 設定する と 、 エ ク ス

パンダー / ゲー ト はゲー ト のよ う に機能し て、 ス

Expander/Gate II プ ラグイ ン

レ ッ シ ョ ル ド を下回る信号を除去し ます。 レシ

オ ・ コ ン ト ロールを調整する際には、 内蔵のグ ラ

フ を参照し て、 エ ク スパンシ ョ ン曲線の形状の変

化を確認し て く だ さい。

ア タ ッ ク エ ク スパンダーのア タ ッ ク ・ タ イ ムを

設定し ます。 ス レ ッ シ ョ ル ド以下になった信号の

レベルが減少する速度を決めます。 レシオの設定

と 併用し て、 エ ク スパンダーのゲ イ ン ・ リ ダ ク

シ ョ ン曲線の勾配を設定し ます。

ホール ド 初のア タ ッ ク周期の後エ ク スパン

ダー / ゲー ト が開いている長さ を ミ リ 秒単位で指

定し ます。 これは、 1 回のス レ ッ シ ョ ル ド超過に

対し てエ ク スパンダー / ゲー ト が効力を保つ時間

を長 く する機能 と し て使用する こ と ができ ます。

また、 ス レ ッ シ ョ ル ド付近で入力レベルが上下す

る こ と によ ってゲー ト が急速に開閉された場合に

生じ る、 ゲー ト のチャ タ リ ングを回避するために

も使用でき ます。

デ ィ ケイ 入力信号がス レ ッ シ ョ ル ド ・ レベルを

下回って保持時間が経過し た後、 ゲー ト が閉じ る

までの時間を設定し ます。

レンジ ゲー ト が閉じ た と きの深さ を設定し ます。

大の深さは -80 dB です。 ゲー ト の範囲のレベル

を高 く 設定する と、 ス レ ッ シ ョ ル ド を下回った

オーデ ィ オが、 常にゲー ト を通過し ます。

キー HPF キー入力信号の低周波数を取 り 除 く ハ

イパス ・ フ ィ ルタです。 エ ク スパンダー / ゲー ト

を ト リ ガーする キー入力の周波数の範囲を指定し

ます。 一般的には、 特定の高周波数 (スネアなど)

だけがゲー ト を開 く よ う に、 ド ラ ム ・ ト ラ ッ ク を

キー入力 と し て使用し た り し ます。

Dyn II プ ラグイ ン 9

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10

キー LPF キー入力信号の高周波数を取 り 除 く

ローパス ・ フ ィ ルタです。 エ ク スパンダー / ゲー

ト を ト リ ガーする キー入力の周波数の範囲を指定

し ます。 一般的には、 特定の低周波数 (キ ッ クや

タ ムなど) だけがゲー ト を開 く よ う に、 ド ラ ム ・

ト ラ ッ ク をキー入力 と し て使用し た り し ます。

キー LPF の 大値は [Off] です。 こ の設定では、

キー入力の高周波数は制限されません。

グラ フ エ ク スパンダー / ゲー ト のス レ ッ シ ョ ル

ド、 レシオ、 レ ンジによ って設定された反応曲線

を表示し ます。 コ ン ト ロールを操作し ながら、 こ

のグ ラ フ を見て曲線の変化を確認し て く ださ い。

LFE 5.1、 6.1、 7.1 と いったサラ ウ ン ド ・ フ ォー

マ ッ ト のマルチチャ ンネル ・ ト ラ ッ ク で、 LFE

(low frequency effects) チャ ンネルの処理を行いま

す。 LFE 処理を無効にするには、 こ のボタ ンをオ

フにし ます。 LFE チャ ンネルの詳細については、

「Pro Tools リ フ ァ レ ン ス ・ ガ イ ド」 を参照し て く

だ さい。

外部キー サイ ド チェーン ・ プロセ ッ シングのオ

ン と オフ を切 り 替えます。 サイ ド チェーン ・ プロ

セ ッ シングは、 別の リ フ ァ レ ン ス ・ ト ラ ッ ク の振

幅の変化に応じ てエ ク スパンダー / ゲー ト を ト リ

ガーし ます。

キー ・ リ ッ スン オンにする と 、 サイ ド チェーン

入力を操作する リ フ ァ レ ン ス ・ ト ラ ッ ク を聴 く こ

と ができ ます。 こ の機能は、 キー入力に対し てエ

ク スパンダー / ゲー ト の設定を微調整するのに便

利です。

キー ・ リ ッ ス ンの設定は保存されません。

DigiRack レガシー ・ プ ラグイ ン ・ ガイ ド

デ ィ エ ッサー

デ ィ エ ッサーのコ ン ト ロール

イ ンプ ッ ト ・ メ ーター デ ィ エ ッ サーへの入力信

号 (未処理) のレベルを示し ます。

アウ ト プ ッ ト ・ メ ーター デ ィ エ ッ サーの出力レ

ベルを示し ます。

リ ダク シ ョ ン ゲイ ン ・ リ ダ ク シ ョ ン値を dB 単位

で示し ます。 入力信号がス レ ッ シ ョ ル ド以下の と

きは、 0 dB のま まです。

スレ ッ シ ョ ル ド ス レ ッ シ ョ ル ド ・ レベルを設定

し ます。 こ のレベルを上回った信号は圧縮されま

す。 こ のレベルを下回る信号は影響を受けません。

0 dB に設定する と、 デ ィ エ ッ サーをオフにし たの

と 同じ こ と にな り ます。

周波数 デ ィ エ ッ サーが適用される周波数帯を設

定し ます。 指定し た範囲の周波数のゲイ ンが減少

し ます。 オーデ ィ オを再生し ながら コ ン ト ロール

を前後に操作し て、 適な周波数の設定をみつけ

ます。

DeEsser プ ラグイ ン

デ ィ エ ッ サーは、 モ ノ フ ォニ ッ ク のみの

プラ グ イ ンです。

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キー ・ リ ッ スン コ ンプレ ッ シ ョ ンを ト リ ガーす

る キー入力 と し てデ ィ エ ッ サーが使用する歯擦音

のピーク をモニ ターし ます。 歯擦音だけを試聴し

て、 設定を微調整するのに便利です。

Dyn II の AudioSuite バージ ョ ン

これらのプ ラ グ イ ンの特徴は ノ ン ・ リ アルタ イ ム

であ る こ と ですが、 その他の点は リ アルタ イ ム ・

プラ グ イ ン と 同じです。

これらのプラ グ イ ンの各コ ン ト ロールに

ついて詳し く は、 5 ページの 「Dyn II の

TDM バージ ョ ン と RTAS バージ ョ ン」 を

お読み く だ さい。

Compressor II AudioSuite プ ラグイ ン

Limiter II AudioSuite プ ラグイ ン

Gate II AudioSuite プ ラグイ ン

Dyn II プ ラグイ ン 11

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12

Expander/Gate II AudioSuite プ ラグイ ン

DeEsser AudioSuite プ ラグイ ン

DigiRack レガシー ・ プ ラグイ ン ・ ガイ ド

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第 4 章

EQ II プ ラグイ ン

EQ II は、 オーデ ィ オの周波数スペク ト ルを操作

する 1 バン ド または 4 バン ド のイ コ ラ イザです。

TDM、 RTAS、 AudioSuite の各バージ ョ ンがあ り

ます。

EQ II の TDM バージ ョ ン と RTASバージ ョ ン

1 バン ド EQ では、 ハイ ・ パス、 ロー ・ シ ェルフ、

ハイ ・ シェルフ、 ロー ・ パスが選択でき ます。

DigiRack プラ グ イ ンについて詳し く は、

「DigiRack プラ グ イ ン ・ ガイ ド」 をお読み

く だ さい。

1 バン ド EQ プ ラグイ ン

位相反転

ハイパス

ロー・シ ェルフ

ピーク

ハイ・シ ェルフ

ローパス

4 バン ド EQ では、 ハイ ・ シ ェルフ、 ロー ・ シェ

ルフ、 2 つのピーク EQ が選択でき ます。

EQ の操作

EQ を試聴する と きは、 まずゲイ ンを数 dB 増減さ

せ、 次に周波数を上下に変化させて効果を試し ま

す。 その後によ り 細かい設定を行います。

4 バン ド EQ プ ラグイ ン

ロー・シ ェルフ

ハイ・シ ェルフピーク

位相反転

EQ II プ ラグイ ン 13

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14

EQ II のコ ン ト ロール

イ ンプ ッ ト EQ のイ ンプ ッ ト ・ ゲイ ンを操作し、

ク リ ッ ピングを防ぎます。 Pro Tools のイ ンサー ト

はプ リ ・ フ ェーダーであ る ため、 イ ンサー ト と し

て使用するプラ グ イ ンのレベルを過度に上げる と

ク リ ッ ピングの原因 と な り ます。

位相反転 入力信号の位相 ( 極性 ) を反転させて、

複数マ イ ク によ る ソース間の周波数応答の特性を

変化させた り 、 マ イ ク の誤配線を修正し ます。

種類 EQ の種類を選択し ます (ハイ ・ パス、

ロー ・ シェルフ、 ハイ ・ シ ェルフ、 ロー ・ パス)。

周波数 カ ッ ト またはブース ト する周波数域の中

心を設定し ます。

ゲイ ン 選択し た周波数をカ ッ ト またはブース ト

する値を操作し ます。

Q ピーク ・ フ ィ ルタの帯域幅を設定し ます。 Q 値

を高 く する と 、 帯域幅が狭 く な り ます。 Q 値を低

く する と、 帯域幅が広 く な り ます。 こ のコ ン ト

ロールは、 ピーク EQ でのみ使用でき ます。

バイパス EQ をバイパス し ます。 4 バン ド EQ に

は、 各バン ド ご と にバイパス ・ ボタ ン (EQ 曲線

ア イ コ ンのついた黒いボタ ン) があ り ます。 また

イ ンサー ト / セン ド ・ エデ ィ タ ・ ウ ィ ン ド ウの一

番上には標準の全バン ド ・ バイパス ・ ボタ ンがあ

り ます。

位相反転

4 バン ド EQ のバイパス ・ ボタ ン

DigiRack レガシー ・ プ ラグイ ン ・ ガイ ド

ハイパス ・ フ ィ ルタ 選択し たカ ッ ト オフ周波数

以下の周波数をオ ク ターブあた り 12 dB の割合で

減衰し、 それ以外の周波数をそのま ま通し ます。

従って、 こ のフ ィ ルタではゲイ ン ・ コ ン ト ロール

は使用し ません。 ハイパス ・ フ ィ ルタは、 特殊効

果音の低域にあ る よ う な低周波 ノ イ ズをカ ッ ト す

るのに便利です。

ロー ・ シ ェルフ EQ 指定し た周波数よ り 下を リ フ

ト またはカ ッ ト し ます。

ピーク EQ 選択し た周波数の中心をブース ト また

はカ ッ ト し ます。 ピーク ・ フ ィ ルタの帯域幅は Q

ボ タ ンで設定し ます。 広いベル型か ら狭い ノ ッ チ

型まで、 フ ィ ルタ全体のス ロープの幅を決めま

す。 音楽に適用する と きは、 広い曲線が適し てい

ます。 狭い曲線は、 ハムを削除する などの特殊な

目的に適し ています。 Q 値を高 く する と 、 帯域幅

が狭 く な り ます。 Q 値を低 く する と、 帯域幅が広

く な り ます。

ハイ ・ シ ェルフ EQ 指定し た周波数よ り 上を リ フ

ト またはカ ッ ト し ます。

ローパス ・ フ ィ ルタ 選択し たカ ッ ト オフ周波数

以上の周波数をオ ク ターブあた り 12 dB の割合で

減衰し、 それ以外の周波数をそのま ま通し ます。

従って、 こ のフ ィ ルタではゲイ ン ・ コ ン ト ロール

は使用し ません。

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EQ II の AudioSuite バージ ョ ン

これらのプ ラ グ イ ンの特徴は ノ ン ・ リ アルタ イ ム

であ る こ と ですが、 その他の点は リ アルタ イ ム ・

プラ グ イ ン と 同じです。

これらのプラ グ イ ンの各コ ン ト ロールに

ついて詳し く は、 14 ページの 「EQ II の

コ ン ト ロール」 をお読み く だ さい。

1 バン ド EQ II の AudioSuite バージ ョ ン

4 バン ド EQ II の AudioSuite バージ ョ ン

EQ II プ ラグイ ン 15

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16

DigiRack レガシー ・ プ ラグイ ン ・ ガイ ド
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第 5 章

Mod Delay I プ ラグイ ン

Mod Delay

(Pro Tools 5.3 以前のみ)

DigiRack Mod Delay プラ グ イ ンは、 タ イ ム ・ デ ィ

レ イ ・ エフ ェ ク ト です。 Mod Delay によ る効果に

は、 エコー、 ス ラ ッ プ ・ エコー、 ダブ リ ング、

コーラ ス、 フ ラ ンジ ャーがあ り ます。 TDM、

RTAS、 AudioSuite の各バージ ョ ンがあ り ます。

Mod Delay プ ラグイ ン (Pro Tools 5.3)

デ ィ レ イには 4 つの種類があ り 、 それぞれデ ィ レ

イ ・ タ イ ムの 大値が異な り ます。

・ Short Delay は、 1,024 サンプルのデ ィ レ イ

(44.1 kHz で 23.2 ミ リ 秒または 48 kHz で 21.3

ミ リ 秒) が適用でき ます。

・ Slap Delay は、 7,186 サンプルのデ ィ レ イ

(44.1 kHz で 162 ミ リ 秒または 48 kHz で 149 ミ

リ 秒) が適用でき ます。

・ Medium Delay は、 16,384 サンプルのデ ィ レ イ

(44.1 kHz で 371 ミ リ 秒または 48 kHz で 341 ミ

リ 秒) が適用でき ます。

・ Long Delay は、 162,474 サンプルのデ ィ レ イ

(44.1 kHz で 3.68 秒または 48 kHz で 3.38 秒)

が適用でき ます。

複数の Mod Delay プラ グ イ ンを イ ンサー ト と し て

接続する と、 デ ィ レ イ ・ タ イ ムを よ り 長 く する こ

と ができ ます。 それぞれのデ ィ レ イで、 フ ィ ード

バッ ク を 0%、 ミ ッ ク ス を 100% に設定し て 1 つの

長いデ ィ レ イ (各デ ィ レ イ ・ タ イ ムの合計) にし

ます。 各デ ィ レ イのコ ン ト ロールの設定を変え る

と 、 複雑なデ ィ レ イ ・ パターンをつ く り だすこ と

ができ ます。

Long Delay TDM プラ グ イ ンが使用でき る

のは、 HD シ リ ーズ ・ システム と MIX シ

リ ーズ ・ システムだけです。

Mod Delay は、 48 kHz よ り 高いサンプル

レー ト のセ ッ シ ョ ンには対応し ていませ

ん。

第 5 章 : Mod Delay I プ ラグイ ン 17

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18

Mod Delay には、 モ ノ ・ イ ン / ステレオ ・ ア ウ ト

のオプシ ョ ンがあ り ます。 モ ノ ・ イ ン / ステレ

オ ・ ア ウ ト を選択する と、 モ ノ ・ ト ラ ッ ク の出力

を 「ステレオ化」 でき ます。 こ の方法で作成し た

ト ラ ッ ク には、 ステレオ信号の各チャ ンネルを操

作する ステレオ ・ パン ・ フ ェーダーがあ り ます。

ステレオにし た ト ラ ッ ク に挿入し た イ ンサー ト

は、 すべてステレオにな り ます。

Mod Delay のコ ン ト ロール

イ ンプ ッ ト ク リ ッ ピ ングが回避される よ う 、

デ ィ レ イの入力ボ リ ュームを制御し ます。

ミ ッ ク ス デ ィ レ イ対象の信号 ( ウ ェ ッ ト ) と元の

信号 ( ド ラ イ ) のバラ ン ス を制御し ます。 デ ィ レ

イ をフ ラ ンジングやコーラ ス用に使用し ている場

合、 エフ ェ ク ト をかける度合いを [Mix] 設定でい

く らか制御でき ます。

LPF( ローパス ・ フ ィ ルタ ) ローパス ・ フ ィ ルタの

遮断周波数を制御し ます。 これは、 フ ィ ー ド バッ

ク信号の高周波成分を減衰させる ために使用し ま

す。 値を低 く 設定するほど、 よ り 多 く の高周波数

が減衰されます。

デ ィ レ イ 元の信号と デ ィ レ イ対象の信号 と の間

の遅延時間を設定し ます。

影響度 デ ィ レ イ対象の信号に適用する変化の度

合いを制御し ます。

レー ト デ ィ レ イ対象の信号に適用する変化の

レー ト を制御し ます。

ステレオにし た TDM バージ ョ ン と

Pro Tools|HD シ リ ーズ ・ システムのステ

レオの Mod Delay Long Delay の ミ ッ ク ス ・

コ ン ト ロールは 100% に固定されていま

す。

DigiRack レガシー ・ プ ラグイ ン ・ ガイ ド

フ ィ ー ドバッ ク デ ィ レ イのア ウ ト プ ッ ト から イ

ンプ ッ ト に戻される フ ィ ー ド バッ ク の量を制御し

ます。 また、 デ ィ レ イ対象の信号の反復回数も制

御し ます。 フ ィ ー ド バッ ク を負の値に設定する と、

フ ラ ンジング ・ エフ ェ ク ト によ り 強烈な 「 ト ンネ

ルのよ う な」 サウ ン ド が加わ り ます。

オー ト メ ーシ ョ ン

Mod Delay では、 左右のチャ ンネルでオー ト メ ー

シ ョ ン ・ データのコ ピー&ペース ト ができ ませ

ん。 同じ コ ン ト ロールであって も です。 た と えば、

フ ィ ー ド バッ ク の左のオー ト メ ーシ ョ ン ・ データ

を フ ィ ード バッ ク の右へコ ピーする こ と はでき ま

せん。

左右のチャ ンネルにオー ト メ ーシ ョ ン ・ データ を

適用する と きは、 マルチモ ノ ・ プ ラ グ イ ンを使用

し て く ださ い。 マルチモ ノ ・ プラ グ イ ンでは、 同

じオー ト メ ーシ ョ ン ・ データ を リ ン ク し たすべて

のチャ ンネルに適用する こ と ができ ます。

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AAudioSuite プ ラグイ ン

Dynamics II 11EQ II 11, 15

DDynamics II プ ラグイ ン

Compressor II 5DeEsser 10Expander/Gate II 9Gate II 8Limiter II 7

EEQ

ハイパス 14ハイ ・ シ ェルフ 13ピーク 14ローパス 14ロー ・ シ ェルフ 13

EQ II プ ラグイ ン 13EQ を試聴する 13EQ を操作する 13Expander/Gate II 9

GGate II 8

LLFE イボタ ン 10LFE ボタ ン 6, 7Limiter II 7Long Delay プ ラグイ ン 17

MMedium Delay 17Mod Delay プ ラグイ ン 17

モ ノ ・ イ ン / ステレオ ・ アウ ト 18

QQ コ ン ト ロール 14

SShort Delay プ ラグイ ン 17Slap Delay プ ラグイ ン 17

索引

索引 19

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20

あア タ ッ ク ・ コ ン ト ロール 6, 7

うウ ェ ブサイ ト 2

きキー入力

HPF コ ン ト ロール 9LPF コ ン ト ロール 10

キー ・ リ ッ スン ・ コ ン ト ロール 6, 7

くグラ フのコ ン ト ロール 7, 8

けゲー ト のコ ン ト ロール 8

すスレ ッ シ ョ ル ド ・ コ ン ト ロール 6

てデ ィ ケイ ・ コ ン ト ロール 8, 9

にニー ・ コ ン ト ロール 6

はハイパス ・ フ ィ ルタ EQ 14バイパス ・ ボタ ン

EQ バン ド用 14ハイ ・ シ ェルフ EQ 13, 14

ひピーク EQ 14

ふプ ラグイ ンの削除

Windows 4

ほホール ド ・ コ ン ト ロール 8, 9

DigiRack レガシー ・ プ ラグイ ン ・ ガイ ド

りリ ダクシ ョ ン ・ メ ーター 6, 9リ リース ・ コ ン ト ロール 6, 7

れレシオ ・ コ ン ト ロール 6レンジ ・ コ ン ト ロール 8, 9

ろローパス ・ フ ィ ルタ EQ 14ロー ・ シ ェルフ EQ 13, 1

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