company profile - nikkei messe 街づくり・流通ルネサンス...2 1 90年の軌跡...

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Page 1: COMPANY PROFILE - NIKKEI MESSE 街づくり・流通ルネサンス...2 1 90年の軌跡 快適な生活環境を。 アシバネ印の歴史。人々の暮らしと共に歩んだ、

www.ashibane.co.jp  www.facebook.com/ashibane.co.jp本社 〒542 - 0081 大阪市中央区南船場 1-11-9(長堀安田ビル 7F) TEL 06(6251) 7091(代 )  FAX 06 (6262)3629

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C O M P A N Y

P R O F I L E

Page 2: COMPANY PROFILE - NIKKEI MESSE 街づくり・流通ルネサンス...2 1 90年の軌跡 快適な生活環境を。 アシバネ印の歴史。人々の暮らしと共に歩んだ、

2 1

90年の軌跡

快適な生活環境を。

人々の暮らしと共に歩んだ、

アシバネ印の歴史。

二○一八(平成三○)年、安田株式会社は、創業九○

周年を迎えます。その歩みは、前身である安田誠一商店

が販売していた建具用レールからはじまります。戦前か

ら弊社は、お客様のニーズに合わせて、鉄製や真鍮製の

レールを製造し、建具や建具関連商品についての製造・

販売のノウハウを蓄積して参りました。

 

第二次世界大戦後は、戦後の復興需要もあり、次第に

レールメーカーとしての地位を確立。さらに、画期的な

「ビニ鉄レール」を開発し、昭和三○年代には月間二○

○万本に至るヒット商品になりました。

その後業界では、アルミニウムの利便性が注目される

ようになり、グループ会社の安田金属工業株式会社にて

アルミ押出設備を導入。一九七一(昭和四六)年には、

社名を「安田株式会社」に改称します。

「バブルの崩壊」は、弊社にも大きな影響を与えました。

そういった中”アルミメーカーの原点“に立ち返り、現

在では「共創ファブレスメーカー」として、お客様のもと

に「安心・安全で快適」な生活環境をお届けするべく、日々

努力を重ねております。

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業界・社会

1923年(大正12年)◉関東大震災震災後、復興需要による活況

1927年(昭和2年)◉金融恐慌

1929年(昭和4年)◉世界恐慌

1931年(昭和6年)◉第二次世界大戦1931年(満州事変)~1945年(終戦)

1942年(昭和17年)新素材「アルミ」への挑戦◉戦後復興に向け、建材需要が増す◉戦闘機用のアルミ板の建材利用◉建材としてのアルミニウム可能性

1950年(昭和25年)~1952年:朝鮮戦争特需◉1950(昭和25):アルミサッシ登場◉1952(昭和27):近代的な生活や住まい方を意味する「モダンリビング」が広まる

1955年(昭和30年)◉日本住宅公団設立

1956年(昭和31年)

1958年(昭和33年)

◉「3種の神器」白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫◉経済白書「もはや戦後ではない」

◉東京タワー完成

1959年(昭和34年)◉プレハブ住宅、本格的に売り出される

1960年(昭和35年)◉マンションと建売住宅が急増◉外窓用レールの需要縮小、アルミサッシの普及が進む◉アルミサッシに多くのメーカーが参入し、外窓用レール需要が縮小

1961年(昭和36年)◉高度経済成長始まる。国民所得倍増計画、国民皆保険制度

1964年(昭和39年)◉東京オリンピック◉「新3種の神器」カラーテレビ・カー・クーラー

1928

3

一九一三(大正二)年四月、大きな夢を持った一人

の少年が、大阪市西区南堀江にある坂口金物店に住

み込みの丁稚奉公として雇われた。少年の名は安田

誠一、満十六歳のときであった。当時の坂口金物店は、

建築用金物と家具用金物の卸問屋であった。

「小学校だけの自分は、人一倍努力しなければなら

ない」と考えていた誠一は、持ち前の仕事への熱心

さと創意工夫で、みるみると頭角を現し、大きな仕

事を任されるようになった。当時の大阪商人はカケ

ヒキの上手な人がベテランと考えられていたが、誠

一は、売り先も買い先も正統な利益が得られる”共存

共栄“こそが商売のコツと考えるようになった。

1928年(昭和3年) 1964年(昭和39年)

丁稚奉公から一国一城の主へ。安田誠一商店の創業。

創業期

丁稚奉公からはじまり、激動の戦中、戦後を経験する。アシバネブランドの基礎となる、弊社と協力企業、お客様が新しい価値を持つ商品を “共” に “創”り上げる、「共創ファブレス」の精神の原型が生まれた。

商売の基本を学び、精進と

工夫を重ね、商売のコツを獲得。

業界競争の激化。安田嘉雄社長

就任。建材メーカーへ。

一九二八(昭和三)年十月、安田誠一は十五年間勤

めた坂口金物株式会社(前

坂口金物店)を退社し、

安田誠一商店を創業する。扱う商品は戸車用レール。

誠一は、持ち前の交渉力で、大会社の尼崎伸銅所(現

在の古河電工)より真鍮レールを仕入れて、販売す

ることに成功。また、当時としては珍しい「電話で

得意先回り」で相場情報を提供するなど、創意工夫

でお客様の信頼を得た。一九三九(昭和一四)年には、

安田金属工業株式会社を設立。二年後に安田誠一商

店を改組し、安田レール株式会社を設立する。

順調に発展を続けていた事業は、戦中の大空襲に

よって振り出しに戻るが、戦後復興の建築ラッシュ

で見事な復活を遂げた。この間、アルミ建材への進出。

誠一考案の「ビニ鉄レール」は、大ヒット商品となり、

レールメーカーの地位を確立した。

一九五六(昭和三一)年、経済白書において「もは

や戦後ではない」と記述され、日本は高度経済成長

期を迎える。安田嘉雄が二代目社長に就任した一九

六四(昭和三九)年は、アルミサッシに多くのメーカー

が参入し、外窓用レールの需要が縮小していた時代

であった。「時代に合った事業変革を」嘉雄は、金物

団地での拠点開設(現

金物団地配送センター)をし

たり、安田金属工業株式会社にアルミ押出設備を新

設したり、新製品のトイレブースを開発するなど、

様々な改革に乗り出した。

ビニ鉄レールを開発。

レールメーカーの地位を確立。

創業者 安田誠一

ビニ鉄レール

当時の安田誠一商店

90年の軌跡

4

1928年(昭和3年)◉安田誠一商店として創業(大阪市西区幸町2丁目)。伸銅品販売および戸車用レールの製造販売。鉄甲丸レール、真鍮レールの発売

1939年(昭和14年)◉製造部門を分離◉安田金属工業株式会社を設立

1931年(昭和6年)◉戦時下での統制経済でレール販売が激減する◉木綿橋安田工業と八幡町安田商事桜川倉庫が、戦災消失◉戦後、復興事業に貢献

1941年(昭和16年)◉安田誠一商店を改組◉安田レール株式会社を設立

1942年(昭和17年)◉新素材アルミニウムに出会う◉新素材への挑戦

1953年(昭和28年)◉ビニ鉄レールの開発◉ビニールレールを発売

1955年(昭和30年)◉アシバネ鉄芯硬質ビニール巻レール「ビニ鉄」を市販開始◉日本初のアルミ長尺屋根施工

1960年(昭和35年)◉東京に営業拠点開設

1964年(昭和39年)◉安田嘉雄社長就任

安田嘉雄社長

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業界・社会

1974年(昭和49年)◉「バリアフリー」が一般に認知され始める

1978年(昭和53年)◉第二次オイルショック

1982年(昭和57年)◉バリアフリー競争激化バリアフリータイプレールが主力に◉特許権競争商品の多様化特許権や意匠登録競争が激化。 製品開発の多角化への取り組み。◉住宅都市整備公団、ツー・バイ・フォー工法による木造住宅

1985年(昭和60年)◉つくば万博開催

1987年(昭和62年)◉国鉄民営化

1988年(昭和63年)◉東京ドームが完成

1989年(昭和64年)◉昭和から平成へ◉消費税スタート

1991年(平成3年)◉新東京都庁舎開庁

1992年(平成4年)◉アルベールビルオリンピック◉バルセロナオリンピック

1993年(平成5年)◉バブル崩壊◉Jリーグ開幕

1968年(昭和43年)◉GNP世界第 2位に

1970年(昭和45年)◉日本万国博覧会開催(大阪)

1971年(昭和46年)◉環境庁(現:環境省)発足

1973年(昭和48年)◉第一次オイルショック

1965

5

一九九一(平成三)年、安田誠が三代目社長に就

任し、安田嘉雄は会長に就任する。いわゆる「バブ

ル崩壊」が到来し、日本経済が暗雲のまっただ中を

彷徨いはじめた頃であった。住宅建材の業界におい

ては、コストを下げるために中国などからの安い海

外製品が流入しはじめた。「従来のやり方では、到底

この難局を乗り越えることはできない」。社長就任

早々、誠は社運を賭ける舵取りを求められた。

安田株式会社に改称し、“建材の会社” へとスタート。東大阪営業所(現金物団地配送センター)の開設や本社ビルの完成をはじめ、名古屋営業所、福岡営業所の開設など、順調に成長・拡大を続けた。

平成三年、安田誠社長就任。

そして時代は、超好景気が

終わり、バブル崩壊へ。

名古屋営業所

V型レール

福岡営業所 安田金属工業株式会社

東大阪営業所(金物団地・現金物団地配送センター) 

1965年(昭和40年) 1993年(平成5年)

一九七一(昭和

四六)年、安田

嘉雄は、安田レー

ル株式会社から

安田株式会社へ

の改称を行った。

それは、「レール

の会社から、建材の会社に飛躍しよう!」という社

内外への決意表明でもあった。嘉雄の社長就任の九

年後、本社新社屋ビルが完成する。木にたとえるなら、

本社は幹であり根である。本社ビルの完成により、

どっしりと事業基盤が安定し、全国へ枝葉(事業)

を拡げることが可能になった。

時代のニーズを敏感につかみ、 多彩な製品を次々と開発。

安田株式会社スタート。

本社新社屋ビル完成。

成長・拡大期 ~バブル崩壊

嘉雄が行った多角化の一つとして、レールの主力

からアルミサッシ需要への対応がある。弊社には、

戦後余っていた航空機のアルミ材を使った日本初ア

ルミ長尺屋根施工の経験があった。嘉雄は、安田金

属工業株式会社へのアルミ押出設備に投資すること

により、製造改革を行い、市場ニーズに柔軟に対応

した。また、営業面においては、”日本のへそ“名古

屋に営業拠点を開設した後、川崎配送センター(現

西関東配送センター)開設、福岡に営業拠点の開設

など、全国へと順調に事業を拡げた。さらに、商品

開発においては、バリアフリータイプのレール開発

など、時代の変化への対応も怠らなかった。

新素材への投資と事業の多角化、

全国に拠点を築く。

大阪本社ビル 竣工式

90年の軌跡安田株式会社

1968年(昭和43年)◉金物団地に拠点開設(現金物団地配送センター)◉トイレブースの誕生

1970年(昭和45年)◉安田金属工業株式会社にアルミ押出設備新設

6

1971年(昭和46年)◉安田株式会社に改称

1973年(昭和48年)◉本社新社屋ビル完成◉安田不動産株式会社設立

1975年(昭和50年)◉名古屋に営業拠点開設

1980年(昭和55年)◉川崎配送センター開設(現西関東配送センター)◉バリアフリー対応埋込み敷居レール発売

1981年(昭和56年)

1982年(昭和57年)◉U型ステンレスレール販売急激な普及を遂げ、レールメーカーの確立に貢献◉床留め敷居レール発売

1983年(昭和58年)◉福岡に営業拠点開設◉名古屋支店にてアルミ平板在庫開始

1988年(昭和63年)◉安田金属工業株式会社に新鋭アルマイト処理施設導入

1991年(平成3年)◉安田誠 社長就任◉安田嘉雄 会長就任◉札幌に営業拠点開設

◉電算機本格導入。全社OA化開始

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業界・社会

1999年(平成11年)◉ミレニアムのカウントダウンが世界各地で催される

2000年(平成12年)◉シドニーオリンピック◉IT 革命

2001年(平成13年)◉小泉内閣発足◉ユニバーサル・スタジオ・ジャパン開業

2002年(平成14年)◉住宅用サッシの新寸法体系導入◉ソルトレイクシティオリンピック

2003年(平成15年)◉地上デジタル放送

2004年(平成16年)◉アテネオリンピック◉新潟県中越地震

2005年(平成17年)◉「愛・地球博」が開幕

1995年(平成7年)◉ 阪神・淡路大震災

1997年(平成9年)◉消費税5%実施◉地球温暖化防止京都会議

1998年(平成10年)◉長野オリンピック◉明石海峡大橋開通

1995年(平成7年) 2006年(平成18年)

成長・拡大期

1995

7

アルミニウム汎用材を基本としたアルミ押出形材販

売戦略は、アルミニウム商品を示すコード名から

「08

・09

・10作戦」と名付けられてスタートする。

戦略の実行拠点として、名古屋配送センターの二階

に棚を設置して商品を在庫し、会社のセンターにし

たことを皮切りに、関東を強化するために埼玉県岩

槻市に物流拠点を追加開設(現

北関東支店・北関東

配送センター)、東大阪市に本部企画配送センターを

開設(現

水走配送センター)するなど、全国に戦略

拠点を次々と拡げていった。アルミメーカーの安田

株式会社の新たなる旅立ちである。

「平成六年ぐらいが厳しい時期であった」と、安田

誠は当時を振り返った。当時の安田株式会社は、他

社との差別化ができず商社機能に走っていた。たと

えば、本業ではない、金物の工事請け負いなどを行っ

ていた。バブルが弾けると、こういった仕事は急速

に無くなった。「商社になるか、メーカーになるか?」

誠は、思い悩んだ末、一つの決断を下した。

「08・09・10作戦」と共に、「北関東営業所」「札幌営業所」「東京営業所」など、全国に拠点を次々と開設。他社との差別化を目指した、スピーディーできめ細やかな対応は、お客様に好評で大きな信頼を勝ち得た。

アルミニウム成形技術に

磨きをかける。

もともと安田はアルミメーカー、その原点に返ろ

う」の合い言葉をもとに、

社長の誠をはじめ、役員

たちは泊まりがけで事業再構築の話し合いを行った。

最初に決断したのは、本業ではない工事関係の請負

仕事をやめることであった。

 

次に行った大きな改革は「アルミ汎用材を在庫す

る」ことである。当時の建材業界は、バブルの崩壊

により過激なコストダウン競争に陥っていた。

安田もまた、利益を上げることを主眼に、在庫をも

たない合理化経営を行っていた。この方針を大きく

転換し、アルミニウム汎用材の在庫をもって、お客様

に”ジャストインタイム“で提供できる多品種少量

対応を実現したのである。具体的には、アルマイト

加工の色バリエーションを豊富に在庫することに

より、お客様からの要望をきめ細やかに、しかもス

ピーディーに対応したのだ。他社と差別化したサー

ビスが大ヒットし、誠が下した決断は”確信“へと

変わった。

アルミメーカーへ 

原点回帰。

アルミ押出建材商品

販売戦略のスタート。

事業再構築

東京営業所

旧福岡営業所

旧札幌営業所

北関東営業所

1997年(平成9年)営業会議

90年の軌跡

2006年(平成18年)◉トリノオリンピック

安田株式会社

8

2001年(平成13年)◉埼玉県岩槻市に物流拠点開設(現北関東配送センター)◉ステンレスレールW型発売◉バリアフリー対応埋込み敷居レール意匠取得

2002年(平成14年)◉関東支店開設(現北関東支店)◉西関東営業所開設(現西関東配送センター)◉アルミ製補助手すり「アルホージョ」シリーズ発売

2003年(平成15年)◉東大阪市に本部企画配送センター開設(現水走配送センター)

2004年(平成16年)◉「アルホージョ」シリーズBL認定取得

2005年(平成17年)◉ステンレス特殊レールシリーズ発売◉「アルホージョ」シリーズ窓手すりタイプ発売

2006年(平成18年)◉東京営業所開設◉大阪市中央区へ大阪支店移転

1997年(平成9年)◉私募債発行

メーカーとして生きるか? 商社戦略への舵取りか?アシバネ印の運命を変えた決断。

旧名古屋配送センター

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共創

2007年(平成19年) 2017年(平成29年)

業界・社会

2010年(平成22年)◉バンクーバーオリンピック

2011年(平成23年)◉東日本大震災◉地上デジタル放送に完全移行

2012年(平成24年)◉東京スカイツリー開業◉ロンドンオリンピック

2013年(平成25年)◉富士山が世界文化遺産に登録

2014年(平成26年)◉あべのハルカス完成。◉ソチオリンピック◉消費税が5%から 8%へ◉富岡製糸場が世界文化遺産に登録

2015年(平成27年)◉マイナンバー制度スタート

2016年(平成28年)◉主要国首脳会談が三重県の伊勢志摩で開催◉18歳選挙権施行

◉「ギンザシックス」開業◉「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群が世界文化遺産に登録

2017年(平成29年)

2007

9

 

創業九○周年を迎える二○一八(平成三〇)年、

倉庫を拡充した名古屋支店が新しく開設。「商社か?

メーカーか?」安田株式会社の大転換を図った

「08

・09

・10作戦」は、「共創ファブレスメーカー」

という理念と共に大詰めの段階に入ろうとしている。

 

創業一○○年に向けて、安田は新しい一歩を歩み

始めた。その一つは、国内外のメーカーとパートナー

シップを結び、機能とコストのバランスに優れた最

先端製品の提案である。「指紋認証シリーズ」は、建

具レールの主な用途である”ドア回り“に”セキュリ

ティ“の機能を持たせたものだ。また、日本の少子

高齢化に対応した”ユニバーサルデザイン“は、ノ

ウハウを十分に積み重ねてきた。「一○○年を見据え

て、海外に向けてアシバネブランドを発信する」そ

の歩みは、世界へ羽ばたく。

アルミニウム汎用材の在庫は、”お客様の間口が広

がる“という思わぬ効果を生み出した。アルミの材

料関係の会社や防水関係、農業環境の会社、鉄道材

料など、二七業種にも及んだ。現在※

は、全国に六

つの営業拠点、九つの物流拠点を展開。一本、一枚

からの小ロット対応をはじめ、豊富なカラーバリエー

ションも在庫し、品揃え日本一のレールメーカーを

実現した。

さらに安田誠は、販売・物流戦略だけでなく、安

田金属工業株式会社と協力して「付加価値商品」の開

発にも取り組んだ。当時は、営業が考えて商品を

”作り“、お客様に”売る“というスタイルであった。

それを改め、社内に製品開発のセクションを創設。

安田金属工業株式会社をはじめ、様々な技術を有す

る協力会社と連携し、お客様と共に高付加価値を生

み出す「共創ファブレスメーカー」を目指した。「共創

ファブレスメーカー」とは、安田株式会社やお客様を

はじめ、関わりのある全ての人と”WIN-

WIN“の

関係を築くファブレスメーカーのことである。

2008年(平成20年)◉北京オリンピック◉リーマンショック

2009年(平成21年)◉政権交代

「共創ファブレスメーカー」として、関わりのある全ての方々とWIN・WINの関係 を。

競争から共創へ…

商品・サービス・仕事の品質を高め、「共創ファブレスメーカー」として、お客様に喜ばれる高付加価値を追求し、社会に貢献する。その歩みは、力強く、一歩一歩確実に。その思いは、世界へ羽ばたく。

時代のニーズに応え、品揃え

日本一のレールメーカーへ。

創業九〇周年、

新たに営業・物流拠点が始動。

創業一〇〇年に向けて、

さらなる飛躍を。

電池式ドアロックSmart-Ashley

札幌支店

90年の軌跡2007年(平成19年)◉郵政民営化

安田株式会社

2007年(平成19年)◉アシバネUBロックV500 ・V430発売

2008年(平成20年)◉トイレブースシリーズのラインアップの完成。独自機構の調整巾木の特許取得

10

2011年(平成23年)◉アシバネUBロックAC2100SC AC5000SF 発売

2014年(平成26年)◉アシバネUBロックAC1000SF RED or BLACK  AC6000SF FOH02SF発売◉札幌営業所新設移転・社屋竣工

2015年(平成27年)

2016年(平成28年)◉アシバネUBロックAC1100SF AC2200SF 発売◉資本金を55,000,000 円に増資

2017年(平成29年)◉電池式ドアロックSmart-Ashley 発売◉関東支店 埼玉県川口市に川口センター拠点開設

◉平昌オリンピック2018年(平成30年)2018年(平成30年)

◉名古屋支店リノベーション新社屋竣工

アシバネUBロック AC5000SF・AC7000

札幌支店

◉アシバネUBロックAC7000発売◉防犯カメラシリーズTRON発売

※写真はイメージです。

2018年4月現在

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12 11

お客様の想いと共に製品化を実現する、オーダーメイドシステム。

安心・安全で快適な生活環境を支える、アシバネオリジナル製品。

高い安全性を誇る、セキュリティシステム。

有翼のごとく、俊敏なフットワークと全国ネットワークで迅速に対応。

高品質で多様なニーズに応える、安田グループ。

小ロット販売はもちろん、カラーバリエーションま で、 迅速に対応。

安田株式会社 代表取締役 安田誠

 

私ども安田株式会社は、おかげさまで

2018年1月1日に創業九十周年を迎

えることができました。これもひとえに、

永年にわたりご愛顧いただきましたお取

引先をはじめ、弊社の事業に力をお貸し

いただいた多くの皆様方のご尽力の賜物

と、ここに心より感謝申し上げます。

 

弊社は、建築関連材の「共創ファブレ

スメーカー」として、アルミニウムを中

心としたアシバネブランド・オリジナル

建材の企画・製造をはじめ、メーカー代

理店としての商品販売など、時代と共に

変化するお客様のニーズに、確実かつ誠

実にお応えして参りました。

 

創業者・安田誠一が考案したシンボル

「アシバネ印

ブランド」は、オリジナル

商品が、まるで足に羽が生えたように早

く世に受け入れられ、広まるようにとの

熱い情熱が込められています。その創

業者精神のもと、これまでビニ鉄レー

ルをはじめ、バリエーション豊富な建

具用レールやアルミオーダー押出型材、

最新のセキュリティシステムなど、住

宅からオフィス需要まで、幅広い製品

群を市場にお届けして参りました。

 

また「失われた2年」を経て、弊社を

取り巻く環境は、大きな転換点に入っ

ていると考えております。ユニバーサ

ルデザイン商品は「少子高齢化問題」に、

再利用が可能なアルミニウム製品は「地

球環境問題」に、長年積み重ねてきた

技術とサービス、安心・安全の取り組

みを、世界へ発信し、ワールドワイド

の視点で社会に貢献したいと考えてお

ります。

 

これからも、社員一同、総力を結集

して「安心・安全で快適」な生活環境

をお届けするために努力して参ります。

今後ともなお一層のご指導・ご鞭撻を

賜りますよう、よろしくお願い申し上

げます。

我々は、社会のお役に立てる

企業を目指します。

創業者の熱い思いを込めた

「アシバネ印」を世界へ。

九十年は、ひとつの通過点。

スピード感と持ち前のフットワークで、

次の百年に向けて走り続けて参ります。

90th Anniversary President's messageYASUDA Group

INDEX

Alumin ium mate r ia l

Order p roduct

Secur i ty sys tem

Footwork and Network

Alumin ium i tems

1

0

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岐阜工場

日本初(※)の最新鋭のアルミ押出プレス機をはじめ、金型自動立体倉庫やアルマイト設備を有する最新鋭工場です。生産は、最新のコンピュータシステムによって、金型の設計・製造から押出、アルマイト処理までの全工程を自動管理しています。ISO9001 認証を取得し、少量多品種対応およびアルマイト処理を、優れた品質と素早い納期でお応えしています。※2017年 1月より稼働

優れた品質と素早い納期を実現

14 13

安田株式会社では、関わりのある全てのメーカーと

WIN

WINの関係を結び、それぞれの持ち味である

生産技術や企画力、品質管理を”共創力“に変えて、

お客様と共に高付加価値を生み出し、

小ロット・短納期・高品質でお応えいたします。

高品質で多様なニーズに

応える、安田グループ。

安田金属工業株式会社

打合せ 金型設計

グループ力と配送ネットワークを活かした、小ロット・短納期対応

金型製作

検査・配送アルマイト処理

押出

滋賀工場

滋賀工場は、長尺(6メートル)異種合金の特殊な熱処理が可能です。最新の熱処理炉や自動ラック無人搬送車、長尺ビレット切断ライン、万能材料試験機の導入など、品質向上と生産アップを図っています。

YASUDA Group

◀ ◀ ◀

◀ ◀

安田金属工業株式会社 岐阜工場

安田金属工業株式会社 滋賀工場

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世界トップクラスのアルミニウム圧延メーカー

アサヒ金属株式会社

株式会社 アシスト

株式会社 アルケミー

井上商事株式会社

植田アルマイト工業株式会社

株式会社 ACE21

開明伸銅株式会社

株式会社 共和

三協立山株式会社 三協マテリアル社 

株式会社 サンポール

株式会社 サンレール

積水樹脂プラメタル株式会社

株式会社 ダイケン

株式会社 タイコー軽金属

タキロンシーアイ株式会社

株式会社 中部コーポレーション

トライエンジニアリング株式会社

ナカ工業株式会社

株式会社 ナスタ

難波金属株式会社

日幸産業株式会社

福田金属箔粉工業株式会社

株式会社 マルサ佐藤製作所

三菱ケミカル株式会社

MINO株式会社

森村金属株式会社

安田金属工業株式会社

株式会社 UACJ

株式会社 ユニオンコミュニティ

理研軽金属工業株式会社

株式会社UACJ

2013 年10 月1日、古河スカイと住友軽金属工業の経営統合により誕生しました。「日本発のグローバルアルミニウムメジャーグループ」として、長い歴史と豊富な実績を有し、その優れた素材特性を活かし幅広い分野に製品を供給してまいりました。アルミニウム圧延品(板製品)の生産能力は、年間100 万トンを超え、世界でもトップクラスを誇ります。アルミニウムの可能性を追求することで、環境・エコロジー社会の実現やお客様の豊かな将来に貢献し、日本および世界経済の成長と発展に寄与しています。

高度な生産設備群を駆使したステンレス加工 株式会社 マルサ佐藤製作所

オーダーアルミフレームの製造・加工 安田精工株式会社

アルミフレームの企画・設計・製造をワンストップで対応。アルミ製フレームだけでなく、住宅建材やアルミオブジェなど、アルミフレーム材専門の製造会社ならではの品質の高い製品をお届けしています。コスト・サイズ・ご購入ロットなど、フレキシブルに対応し、お客様のニーズにお応えいたします。

16 15

商業ビルやマンション、ホテル、公共施設など、デザイン性の高いステンレス建具を設計・製作・施工するメーカーです。ステンレス特有の美しさに、人のクリエイティブ力をプラスして、よりぬくもりのある製品づくりを行っています。ハードとソフト両面からの、独自のシステムアプローチによって生み出されるステンレス・アメニティは、これからの “モノづくりに求められる美しさと機能性” を兼ね備えています。

ご協力会社様

※五十音順

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お客様の様々なご要望に、即時対応。

アルミ一般形材

18 17

アルミ汎用材

アルミニウムが注目される理由

弊社は、アルマイト、アルマイトクリア品を中心に在庫することにより、「必要な時に、必要な部材を、必要な数量だけ、しかもスピーディーに」供給できる「ジャスト・イン・タイム」方式を実現しています。角パイプ、丸パイプ、アングル、チャンネル、フラットバーなどの汎用形材や、T型バー、C型チャンネル等の用途別形材をご提供し、総アイテム数は約600にも及びます。

アルミ平板は、各種サイズや表面仕上げ(生地材、アルマイト、アルマイトクリア、カラーアルマイト)など、豊富に在庫しています。また、パンチング加工や板金加工などのオーダー加工、オーダー発色、注文寸法での納品にも対応しています。金属加工品では、アルミ素材、ステンレス素材の、カット、穴開け、曲げ、各種加工に対応し、スピーディーに納品いたします。

アルミ平板・金属加工品

汎用部材やアルミ平板にアルマイト処理をして在庫することにより、

スピーディーかつきめ細やかな販売体制を確立しています。

1本からの小ロットはもちろん、カラーバリエーションも豊富です。

小ロット販売はもちろん、

カラーバリエーションま

で 迅速に対応。

アルミ平板

Alumin ium mate r ia l

軽い 強い 美しい

耐食性がよい 鋳造しやすい 加工性がよい

磁気を帯びない 熱伝導率が高い 光・熱を反射

毒性がない 再生しやすい 電気をよく通す

北関東配送センター

札幌支店

水走配送センター

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20 19

「アルミ特性を活かした商材を作りたい」「商材アイデアがある」

「商材を改善したい」など、金型の設計・加工製造から、納品まで、

最先端のシステムを採用し、お客様のあらゆるご相談に対応いたします。

お客様の想いと共に

製品化を実現する、

オーダーメイドシステム。

Order p roduct

強度試験

YASUDA Support System

アシバネ品質のオーダー型材 アルミ押出形材

アルミ素材は、ビルや住宅用建材から、運輸・機械製品、生活用品まで、広範囲な分野で活用されており、その製品化には高精度の加工技術が求められます。弊社では、最新鋭の工場設備を有するグループ会社の安田金属工業株式会社にて、押出生産から表面処理まで、一貫生産を行っています。また、業界初の「抗菌アルマイト」など、高付加価値商品の提供を実現しています。

カット加工や穴開け加工、曲げ加工、切断加工、塗装処理などの様々な各種二次加工も、全国の協力加工工場のネットワークで、きめ細やかに対応いたします。グループ力と配送ネットワークを生かし、納品時間のロスを最小限に抑えた小ロット・短納期を実現いたします。

豊富なバリエーションをご用意 アルミ建材

アルミジョイナー、アルミジュータン押さえ、アルミスベリ止め、間仕切りアルポール、エクステリア部材、アルミ製網戸部材、アルミ製換気部材など、幅広いアルミ建材をご提供しています。機能的で安全、取り付け等も簡単。美しく、くつろぎや安らぎを演出するタイプや木目調タイプなど、弊社独自のデザインも豊富にご用意しています。

様々な加工技術で、きめ細やかなニーズに対応 アルミ・ステンレス加工

お客様ブランドとしての、アルミ押出形材関連商品の商品づくりをお手伝いいたします。製造から梱包作業まで、一貫して対応いたします。

アルミ製で商品化をご希望のものがあれば、ご相談ください。

弊社の長年にわたるアルミ押出のノウハウを、

提供いたします。

お客様と共同開発した商品を、拡販のご要望があれば、

代理店として販売させていただきます。

OEMのお手伝い 共同開発 代理店商社機能

染色アルマイト

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22 21

デザイン性や安全性、抗菌、バリアフリー、自然環境への配慮まで、

変化し続けるアルミ関連商品のトレンドと、お客様のニーズに

きめ細かくお応えして、快適な生活環境を支えてまいります。

安心・安全で快適な

生活環境を支える、

アシバネオリジナル製品。

バリアフリー対応ウイングレールやV型レール、R型レール、公共物件対応ステンレス敷居レールなど、その時代にあったお客様のニーズに細かく対応してきた建具用レール。「脱輪機能」「リバーシブル対応」「サッシへの組み込み可能」「床に堀込不要」「戸車交換不要」などの機能を盛り込んだ、こだわりのあるレールバリエーションをご提供しています。

最適な空調環境を実現する ガラリシリーズ

ユニバーサルデザインを追求

そして、これからも。レールと共に。

建具用レールシリーズ

あらゆる室内建具の換気にお応えします。設計ニーズにお応えする各種サイズ・開口率のガラリの他に、防犯タイプや高換気タイプなどの高機能タイプも取り揃えております。

クリーンで安心なアメニティを実現 トイレブースシリーズ

ブース材は、抗菌アルマイト仕様のアルミ押出形材を使用し、クリーンなトイレ空間を実現しています。アルミ製に加えてステンレス製も取り揃え、パネル厚 30 ㎜から 40 ㎜まで対応可能な各種部材をご用意。独自機構の調整巾木を開発することで、現場で微調整しやすい構造も実現。ブースの角で足を傷つけないよう、ビス止めだけで簡単に施工できるエンドカバー(樹脂キャップ)も取り揃えています。汎用性が高く、仕上がりも美しく、リフォームに最適なラインアップです。

Alumin ium i tems

創業以来社会貢献してきたレール達は今も現役です。

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吸音ルーバー

BL認定取得の安心・安全性で集合住宅のイノベーションに貢献 墜落防止手すり

業界初のBL認定取得自立型補助手摺で、どこまでも繋ぐ安全安心 アルホージョ

お子様からご高齢の方、身体の不自由な方にも、安心してお使いいただけるオールアルミ製のBL認定歩行補助手すりです。30 年の製造販売実績により、部品・部材の種類はもちろん、施工や設置作業の効率性も追求しています。抗菌アルマイト仕上げやアルミのシャープなメタリック調、優しい木目調まで、豊富なカラーバリエーションをご用意しています。

先進の技術でナチュラルな都市空間を創造 吸音ルーバー・防水ルーバー

主に大型の排気口等から発する騒音対策として吸音ルーバーを販売開始。大学・研究機関と連携し、確かな性能と品質の商品をご提供します。

防水ルーバー防音・防水技術を組み合わせた防水ルーバーは、屋外の天井や壁面で空気を通して水を漏らさない。環境改善に最新の技術をご提案します。

公共住宅(BL 仕様)や最新マンションの新基準となる支柱内滞留水の排水仕様を高強度で実現する工法を開発(特許申請中)。改修用には幅広い開口部へ大型ユニットを取り付ける改修用手すりの認定取得。最新の技術と安全・安心の品質で建築のニーズに応えます。

BL認定取得の安心・安全性で集合住宅のセキュリティに貢献 面格子

公共住宅向けで堅牢な作りの標準竪格子タイプの面格子です。新築だけでなく改修物件向けに各種取付金具もそろえています。一般マンション向けに光や風の量を調整できる可動ルーバータイプも取り扱っております。

駐車場をはじめ、さまざまなところで衝突物損事故が聞かれる近年、構内における安全衛生管理の向上が求められています。A-SAFE 社の衝撃吸収型バリアは、歩車分離機能の他、強度と高い衝撃吸収力と形状回復力を兼ね備えています。お客様の安全衛生管理と施設・設備の管理コストの削減に貢献いたします。

接着式構造で業界初の耐火認定取得の安全性

強度がありながらも衝撃吸収できる安全柵

アルミハニカムパネル

独自の改良技術により、接着アルミハニカムパネルとして唯一の耐火・不燃材料の認可を取得した、高強度・高品質な製品です。強靭・軽量化・平滑性を可能として、建築の新しい形へ用途を広げていただけます。

衝撃吸収型バリア

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国内外の主要なメーカーとパートナーシップを結び、

機能とコストのバランスに優れた最先端の製品をご提案いたします。

究極のセキュリティシステム「指紋認証シリーズ」や

ローコスト・ハイクオリティの防犯カメラシリーズ「TRON」など、

安心・安全なセキュリティシステムを構築いたします。

高い安全性を誇る、

セキュリティシステム。

オフィスから住宅まで。指紋認証システム アシバネUBロックシリーズ

AC5000SF

FVC(Fingerprint Verification Competition)受賞。世界各地で採用実績のある、指紋センサー認証・アルゴリズムを採用。偽造指紋対応センサー搭載で、犯罪をシャットアウト。光学式センサー認証の採用により、外部衝撃や静電気などからの影響を軽減。

1

2

3

4

防水・防塵で様々なシーンに対応。カラー画面と音声案内で正確な操作をナビゲート。デジタルビデオレコーダ

AC7000

顔、指紋、カード、パスワード、4つの認証方式に対応したハイエンドターミナル。

アシバネオリジナル UBロックシリーズ

面倒な工事が不要。無加工でオートロック化。Felica & Mifareが利用可能。(混在使用も可能)上下逆も設置可能な、ツーロック対応。Bluetoothを利用したワンタイムキーで、管理者による遠隔からの配信可能。

1

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3

4

Smart -Ashley

ドアロックを簡単にオートロックに。スマホで遠隔操作も可能なテンキー・カードドアロック。

Secur i ty sys tem

赤外線照射屋内ドームカメラDTC-2024PVMHD

TRON 04ATL

HD-TVI ハイブリッド防犯カメラシステム

1

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3

防犯カメラの映像を録画し、保存するデジタルビデオレコーダ。景観を損なわない「ドーム型防犯カメラ」・天候や昼夜を問わない「バレット型防犯カメラ」。DDNS(無償提供)を設定することで、パソコンやスマートフォンを利用して遠隔地からリアルタイム監視・録画映像閲覧が可能。

赤外線照射屋外バレットカメラDTC-2054BIHD

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弊社のシンボルマーク「アシバネ印」は、ギリシャ神話に登場する

知性と俊敏さをかねそなえた商業の神「ヘルメス」の履く

有翼のサンダル「タレーリア」に由来しています。

市場のトレンドを敏感にキャッチし、商品企画から生産、物流まで、

持ち前の俊敏なフットワークで、社会に貢献いたします。

有翼のごとく、俊敏な

フットワークでご対応。

各拠点すべてが、同じサービス機能を展開へ。 営業・物流拠点の新体制

俊敏なフットワークの実現のために、2018 年4月より「事業部制」を導入いたしました。これにより、各事業で市場の変化を的確に踏まえ、迅速な意思決定を実現。“より早く、よりきめ細やか ” にお客様のご要望にお応えいたします。

海外の先進企業と情報を共有し、その優れた商品を日本にお届けすると共に、「共創ファブレスメーカー」として、アシバネブランド・オリジナル商品をはじめ、日本の高品質建材や技術を世界に向けて発信いたします。

2017年より海外展開に、いよいよ着手。さらに広がる、アシバネネットワーク。

Footwork and Network

東日本統括本部

中日本統括本部

西日本統括本部

名古屋支店

東京支店

北関東支店

札幌支店

仕入部

営業推進部

仕入本部

大阪支店

福岡支店

取締役会

アルミ平板事業部

アシバネブランド商品・DIY事業部

アルミオーダー・汎用形材事業部

手摺・セキュリティ事業部

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金物団地配送センター  第一倉庫

〒577-0815 東大阪市金物町6-7(金物団地内)TEL 06(6725) 7471(代) FAX 06(6725) 7473

本社/大阪支店

〒542-0081 大阪市中央区南船場1-11-9(長堀安田ビル7F)TEL 06(6251)7091(代) FAX 06(6262) 3629

水走配送センター

〒578-0921 東大阪市水走2-17-7TEL 072(967) 1751(代) FAX 072(967) 1752

東京支店

〒136-0071  東京都江東区亀戸2-33-1(亀戸233ビル 2F)TEL 03 (5858) 0271(代) FAX 03(5858) 0281

西関東配送センター

〒210-0804 神奈川県川崎市川崎区藤崎4-33-4TEL 044(277)0111(代) FAX 044(299)0700

名古屋支店・名古屋配送センター

〒480-0141 愛知県丹羽郡大口町上小口2-138-1TEL 0587(95)4501(代) FAX 0587(95)6809

福岡支店

〒812-0863 福岡県福岡市博多区金の隈3-14-10TEL 092(504) 2031(代) FAX 092(504) 2035

■ 会社概要社名   : 安田株式会社代表者  : 安田 誠創業   : 昭和 3 年 11月設立   : 昭和 16年 5月 13日従業員数 : 約 120人資本金  : 5,500 万円決算月  : 3 月 20日(年1回)

■ 会社概要社名   : 安田株式会社代表者  : 安田 誠創業   : 昭和 3 年 11月設立   : 昭和 16年 5月 13日従業員数 : 約 120人資本金  : 5,500 万円決算月  : 3 月 20日(年1回)

■ 経営理念わが社は人々の幸福を願い、生活環境に役立つ仕事を通じて社会に貢献する。

わが社は関わりのある全ての人々のために快適を創造する。

わが社は和をもって社業に精励し、社員と家族の幸福を実現する。

■ 経営理念わが社は人々の幸福を願い、生活環境に役立つ仕事を通じて社会に貢献する。

わが社は関わりのある全ての人々のために快適を創造する。

わが社は和をもって社業に精励し、社員と家族の幸福を実現する。

■ 当社のあゆみ昭和  3年    安田誠一商店として創業         (大阪西区幸町2丁目)         伸銅品販売および         建具用レールの製造販売昭和 14年   製造部門を分離         安田金属工業㈱を設立昭和 16年   安田誠一商店を改組         安田レール㈱を設立昭和 30年   アシバネ鉄芯硬質ビニール巻         レールを販売開始昭和 35年   東京支店開設昭和 39年   安田嘉雄社長就任昭和 43年   金物団地に拠点開設        (現金物団地配送センター)昭和 45年   安田金属工業㈱に         アルミ押出設備新設昭和 46年   安田株式会社と改称昭和 48年   本社新社屋ビル完成         安田不動産㈱設立昭和 50年   名古屋支店開設昭和 55年   川崎配送センター開設         (現西関東配送センター)昭和 58年   福岡営業所開設昭和 63年   安田金属工業㈱に         アルマイト処理施設導入平成  3 年   安田誠社長就任         札幌営業所開設平成 13年   埼玉県岩槻市に拠点新設         (現北関東配送センター)平成 14年   岩槻市の新拠点に         関東支店新設(現北関東支店)平成 15年   本部企画配送センター開設         (現水走配送センター)平成 18年   東京営業所開設         北関東営業所開設平成 21 年   安田金属工業㈱         滋賀工場開設平成 26 年   札幌営業所 新設移転平成 28 年   資本金を 5,500万に増資平成 30年   名古屋支店リノベーション         新社屋竣工

■ 当社のあゆみ昭和  3年    安田誠一商店として創業         (大阪西区幸町2丁目)         伸銅品販売および         建具用レールの製造販売昭和 14年   製造部門を分離         安田金属工業㈱を設立昭和 16年   安田誠一商店を改組         安田レール㈱を設立昭和 30年   アシバネ鉄芯硬質ビニール巻         レールを販売開始昭和 35年   東京支店開設昭和 39年   安田嘉雄社長就任昭和 43年   金物団地に拠点開設        (現金物団地配送センター)昭和 45年   安田金属工業㈱に         アルミ押出設備新設昭和 46年   安田株式会社と改称昭和 48年   本社新社屋ビル完成         安田不動産㈱設立昭和 50年   名古屋支店開設昭和 55年   川崎配送センター開設         (現西関東配送センター)昭和 58年   福岡営業所開設昭和 63年   安田金属工業㈱に         アルマイト処理施設導入平成  3 年   安田誠社長就任         札幌営業所開設平成 13年   埼玉県岩槻市に拠点新設         (現北関東配送センター)平成 14年   岩槻市の新拠点に         関東支店新設(現北関東支店)平成 15年   本部企画配送センター開設         (現水走配送センター)平成 18年   東京営業所開設         北関東営業所開設平成 21 年   安田金属工業㈱         滋賀工場開設平成 26 年   札幌営業所 新設移転平成 28 年   資本金を 5,500万に増資平成 30年   名古屋支店リノベーション         新社屋竣工

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川口センター

〒334-0057埼玉県川口市安行原659-5TEL 048(218)2630FAX 048(218)2631

お客様のあらゆるニーズにお応えするために、

よりきめ細かく、よりスピーディーな対応を目指して、

全国に6営業所、9物流拠点を展開しています。

全国にひろがる

事業所ネットワーク。

札幌支店

〒063-0835 札幌市西区発寒十五条13-4-28TEL 011 (668) 3021(代) FAX 011(668) 3026金物団地配送センター  第二倉庫

〒577-0815 東大阪市金物町6-5(金物団地内)

Footwork and Network

北関東支店・北関東配送センター

〒339-0072  埼玉県さいたま市岩槻区古ヶ場2-1-2TEL 048(795) 2351(代) FAX 048(795)2356

安田金属工業株式会社 岐阜工場 安田金属工業株式会社 滋賀工場

〒503-2122 岐阜県不破郡垂井町表佐2806-1

〒520-3223 滋賀県湖南市夏見842-3

完成予想図

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www.a sh i b ane . c o . j p

C O M P A N Y

P R O F I L E

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www.ashibane.co.jp  www.facebook.com/ashibane.co.jp本社 〒542 - 0081 大阪市中央区南船場 1-11-9(長堀安田ビル 7F) TEL 06(6251) 7091(代 )  FAX 06 (6262)3629