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ColorEdge専用カラーマネージメントソフトウェア 導入ブック この冊子では、ColorEdgeの専用カラーマネージメント ソフトウェアColorNavigator 7の基本的な特長について 分かりやすくご紹介します。 カラーマネージメントソフトウェア 基本がわかる

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Page 1: ColorNavigator 7 基本がわかる導入ブック...ColorEdge専用カラーマネージメントソフトウェア 導入ブック この冊子では、ColorEdgeの専用カラーマネージメント

ColorEdge専用カラーマネージメントソフトウェア

   導入ブックこの冊子では、ColorEdgeの専用カラーマネージメントソフトウェアColorNavigator 7の基本的な特長について分かりやすくご紹介します。

カラーマネージメントソフトウェア

基本がわかる

Page 2: ColorNavigator 7 基本がわかる導入ブック...ColorEdge専用カラーマネージメントソフトウェア 導入ブック この冊子では、ColorEdgeの専用カラーマネージメント

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カラーマネージメントソフトウェア

モニター管理ソフトウェア

ColorEdgeとColorNavigator 7を組み合わせることで、クリエイターそれぞれの目的に合わせた正確な色表示を実現します。 映像を制作する

デジタル写真を編集する

プリントする

Webコンテンツを制作する

3DCGを制作する

共通のイメージで作業する

ColorNavigator 7とはカラーマネージメント液晶モニターColorEdgeシリーズ専用の無償ソフトウェア

ColorNavigator 7は、写真・印刷市場向けの「ColorNavigator 6」、映像制作業務向けの「ColorNavigator NX」の2つを統合し、すべての機能を集約して誕生したソフトウェアです。ColorEdgeとColorNavigator 7を組み合わせることで、モニターのキャリブレーションや、調整目標の作成・編集、複数台のモニター管理を手間なく正確に実施できます。

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ColorEdgeで制作

レタッチ

印刷物

一般的なモニターで制作 

レタッチ

印刷物

目標 1 目標 2 目標 3 キャリブレーション

連動

目標に合わせて正確にキャリブレーション

作業効率アップ! より短時間で、手間なくキャリブレーションを実施

前面ボタンを押すだけで、簡単に調整目標を切替えできる

すぐに使える、実用的なカラーモードや調整目標を豊富に搭載

ColorNavigator 7 基本特長

ColorNavigator 7は、1回のキャリブレーションで、すべての調整目標の色域・白色点・輝度を一括で調整します。目標値ごとのキャリブレーション作業が不要になるため、従来よりもモニター調整にかかる時間と工数を大幅に削減できます。・CS230及び旧機種をお使いの方、ColorNavigator 6からデータ移行された方は、調整目標ごとにキャリブレーションが必要です。

調整目標はモニターのカラーモードに割り当てられます。調整後は、PC上でソフトウェアを立ち上げなくても、モニター前面のMODEボタンから簡単に表示を切替えできます。・ColorNavigatorの常駐機能がオンであれば、カラープロファイルも自動で切替わります。

写真、デザイン、印刷、Web作成など、用途に合わせた目標値を豊富に搭載。sRGB、Adobe® RGBや映像制作向け規格などの色基準を再現するカラーモードのほか、印刷用途には、輝度・色温度の異なる3種類の調整目標プリセットを用意しています。

ColorNavigator 7でキャリブレーションされた正しい表示のColorEdge

完成印刷物を画面でイメージしながら制作でき、作業効率と制作物のクオリティがアップ!

(例) 印刷物を制作する場合

制作時にイメージしたものと違う印刷物に仕上がり、修正に時間や手間、コストがかかる。

キャリブレーションされていない誤った表示のモニター

拡張機能

Co lo rEdge CGシリーズは、画像表示において特定の色をRGB立体状で個別に調整できる3D-LUTを搭載。 「フィルムエミュレーション」機能を使用することで、映画フィルムの特性ファイルである3D-LUTファイルを適用した表示を擬似再現できます。

3D-LUTを活用したフィルムエミュレーション機能

・対応機種:CG3145、CG319X、CG248-4K、CG279X、CG277、CG247X

管理者PCで調整

PC1 PC2

異なるPCでも調整情報を保持

ColorNavigator 7をインストールした1台の管理者用PCで、複数台のColorEdgeに調整情報を保存できます。法人など、制作者のPCにソフトウェアをインストールできない環境でのモニター運用に有効です。

1台のPCから、複数台のColorEdgeを管理できる

制作に適したキャリブレーションモニターを使っていないと…

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PCの背面 / 側面

信号ケーブル

USBケーブル

ColorEdge側先端が凸形

PC側先端が平たい長方形

差し込む方向に注意!

❸ ❷

作品データの印刷

簡単! 3ステップでできるキャリブレーション

STEP 3

STEP 1印刷 5000K目標値 輝度:100cd/m² 色温度:5000K ガンマ:2.2 色域:モニターネイティブ

印刷用途でお使いの場合、3種類の目標値をプリセットで用意しています。

お使いの機種が標準搭載しているカラーモード

印刷 5500K目標値 輝度:100cd/m² 色温度:5500K ガンマ:2.2 色域:モニターネイティブ

商業印刷目標値 輝度:120cd/m² 色温度:5000K ガンマ:2.2 グレイバランス重視 色域:モニターネイティブ

sRGB目標値 輝度:120cd/m² 色温度:6500K ガンマ:2.2 色域:sRGB

Adobe®RGB目標値 輝度:100cd/m² 色温度:6500K ガンマ:2.2 色域:Adobe®RGB

カラーモードSTEP 2

調整目標プリセット

目的に合わせて、調整目標を選びましょう。わずか3ステップで、用途に合わせた最適な表示に調整できます。

基準に合わせて適したカラーモードを選択する

「キャリブレーション」ボタンをクリックし、調整を実行する

カラーモード を選択する

映像制作 Webコンテンツの作成・閲覧

適した調整目標プリセットを選択する印刷 5000K

印刷 5500K

商業印刷

BT.709 などCAL

sRGB Adobe RGB

ColorNavigator 6から移行した目標

作品データの確認・編集

商業印刷(高度な調整)

ColorNavigator 6から移行された方

3STEP

2STEP

1STEP

①信号ケーブルでColorEdgeとPCを接続し、②モニター・PCのそれぞれの電源コードを接続します。電源を入れて画面が表示できることを確認し、③ColorEdgeとPCをUSBケーブルで接続。

現在ColorNavigator 6をお使いでColorNavigator 7へデータ移行される場合、もしくはCS230及び旧機種をお使いの場合は、キャリブレーション手順が異なります。詳細手順は、ダウンロードサイトにてご確認ください。www.eizo.co.jp/i/cn7_guide/

調整されたカラーモードは、モード名の左端が青色になっています。STEP1で選択したカラーモードが青色になっていることを確認しましょう。

まずはじめに

起動の前にColorEdgeとPCが正しく接続されていることを確認しましょう。

ColorNavigator 6からデータ移行される場合

以上のステップで、モニターは正しい表示に調整されました。ColorNavigator 7を終了し、作業を始めましょう!

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正しい表示の状態 経時変化した状態 モニターの再調整

200時間に1回の実施がオススメ!

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■EIZO、ColorEdgeはEIZO株式会社の日本およびその他の国における登録商標です。 ■ColorNavigatorはEIZO株式会社の商標です。■Adobe is either a registered trademark or a trademarks of Adobe Systems Incorporated in the United States and/or other countries. ■Mac、macOS、OS Xは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。 ■Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。

Copyright Ⓒ 2018 EIZO Corporation. All rights reserved.(181003)

製品に関する情報はEIZO Webサイトで

ColorNavigator 7に対応した主なキャリブレーションセンサー ColorNavigator 7動作条件(2018年10月現在)

i1Monitor、i1Pro、i1Pro 2i1Studio、i1Display 3i1Display Pro

X-Rite 対応OS

条件・USBポート(PCには2ポート以上の空きが必要)・色数1670万色以上・解像度1024×768以上(推奨)

Mac

OSのシステム要件を満たすPC

Windows

Datacolor

EIZO

ColorMunki PHOTO、ColorMunki DESIGN

Spyder4、Spyder5

EX2、EX3

内蔵キャリブレーションセンサー

macOS Mojave (10.14) /macOS High Sierra (10.13) /macOS Sierra (10.12) /OS X EI Capitan (10.11)

Windows 10 (32-bit、64-bit)Windows 8.1 (32-bit、64-bit)Windows 7 (32-bit、64bit)

モニターは使い続けると、経時変化が起きて徐々に暗くなり(輝度が下がる)、色味が変化する(白色点が変わる)ため、正しい色表示が妨げられることがあります。そこで、元の状態に戻すために、定期的なモニターの再調整(キャリブレーション)が必要となります。

ColorNavigator 7とColorEdgeを使うことで、定期的な表示調整も手間なく簡単に行えます。

キャリブレーションが必要な理由

ColorNavigator 7を使用するために

キャリブレーションに必要な動作条件を満たすPC、キャリブレーションセンサーをご用意ください。

ColorNavigator 7はEIZO Webサイトから無償でダウンロードできます。また、対応機種、最新の動作条件・対応センサーの詳細は、EIZO Webサイトでご確認ください。▶www.eizo.co.jp/products/ce/cn7/