権現山(武儀) 524.7m...

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権現山(武儀) 524.7m 平成 21年 5 月5日 GW も終わり。天気は何とかもつようなので、近場でいいので行くことにした。ターゲットは、周回ができ ると聞いていた旧武儀町の権現山にした。 国道41号で美濃加茂へ、県道63号線、58号線から県道80号線に入る。 轡野地区で県道は乳岩神社へ曲がるが、直進する。 しばらく走ると民家が無くなり、白山神社が左 手に建つ。ここから先は林道となる。 林道が分岐する。そこに手書きの案内板がある。左が権現山、右は乙女滝と なる。左の道を登る。 権現滝 乙女滝 別荘 工場? 白山神社 県 道 ROUTE 80 川辺へ 轡野川 管理道路? 管理道路? 炭窯跡 井戸(雨乞池) 炭窯 権現山 524.7m 大岸壁 急な下りと 登り 出発 1015 展望 1031 井戸 1048 尾根 1051 鞍部 1116 頂上着 1124 頂上発 1206 分岐 1213 大岸壁 1243 別荘 1251 権現滝 1307 駐車場 1325

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権現山(武儀) 524.7m 平成 21年 5 月5日

GW も終わり。天気は何とかもつようなので、近場でいいので行くことにした。ターゲットは、周回ができ

ると聞いていた旧武儀町の権現山にした。

国道41号で美濃加茂へ、県道63号線、58号線から県道80号線に入る。

轡野地区で県道は乳岩神社へ曲がるが、直進する。

しばらく走ると民家が無くなり、白山神社が左

手に建つ。ここから先は林道となる。

林道が分岐する。そこに手書きの案内板がある。左が権現山、右は乙女滝と

なる。左の道を登る。

権現滝乙女滝

別荘

工場?白山神社

県県県県 道道道道

ROUTE

88880000

川辺へ

轡野川

管理道路?管理道路?

炭窯跡

井戸(雨乞池)

炭窯

権現山524.7m

谷へ

の急

降下

大岸壁

急な下りと登り

出発 1015

展望 1031

井戸 1048

尾根 1051

鞍部 1116

頂上着 1124

頂上発 1206

分岐 1213

大岸壁 1243

別荘 1251

権現滝 1307

駐車場 1325

炭焼き小屋を過ぎ、舗装路の終点に車を停め、準備する。数台なら停められる。

10時15分出発。すぐに、指標があり右折して、対岸に渡り上り坂となる。

対岸に渡ったとところの指標には、あと1.5キロと書

き加えてある。このあと、こうした指標が何本もあり、

道に迷うことは無いと思われる。整備された方に感謝。

登山道は、ぐんぐんと高度を稼ぎ、尾根に上がる。上

がる個所にも指標がある。この指標には、あと 1.18K と

ある。10m単位である。こんな細かい案内は初めてだ。

どうやって測るのだろう・・・。

木の間から、頂が見えるが、目指す山かどうかわからない。足元からは水の音が聞こえる。権現滝だろう

か・・・。

10時31分。突然、右手が開けて、岩肌が

荒々しい山が出現する。さらに、右手にはとが

った山も見えるが、これが頂上だろうか。

足元は遊歩道から外れれば、急傾斜である。

のどを潤す。

炭竃跡を左手に見て、「あと 0.9k」という指標に励まされて、登っていく。

杉林の中を歩いていくが、かなりの急勾配で、表土が流されているので歩き

にくい。あえぎながら歩いていくと、指標がある。どうやら管理道路との T 字

路である。あと 0.58kとある。帰り道というのは、逆から来た場合直進しない

ようにということだろう。10時48分。

すぐに、井戸があるが滾々と湧き出ている様

子は無くて、水が溜まっている。雨乞池とも書

いてある。10時49分。

少し行くと、尾根に出る。指標があり、ベン

チも用意してある。10時51分。

地形図からは、ここから尾根歩きとなる。途中で写真のよ

うに崩落しているところもある。しかし、この山、ほとんど

眺望が効かないが、急な登りあり、植林帯あり、自然林あり

と変化があって楽しい。さらに、地面には「図 根 多 角」

と彫られた杭がところどころにある。はじめてみる杭だが、

測量用のものらしい。

再度「頂上へ」と書かれた指標。その下には、あと300mとある。もうす

ぐだ。

再度指標があり、こちらにはあと150mとあ

る。うーん、これだけ続くと余計に疲れてしまい

そう。さらに、このあと急降下(滑り落ちる)し

て、急勾配を登らなくてはいけない。この150mは短いけど、かなり大変だっ

た。

この急降下したところの鞍部で、北方面の展望が多少開ける。11時16分。

方角的に一番高いところが岳山かな・・・。「急

な登坂」という看板を見て、急坂を登る。あえて

言われなくてもわかるが、覚悟して登らなくては

いけないぐらいの道だ。しかし先日の岩岳と比べ

ればそれほどか。でも、休みながら登る。

登り切ると、「ここは社跡地」という案内板がある。11時23分。権現山

の通り、以前は社があったのだ。その先に、待ちに待った頂上があった。

11時24分。南北両方の眺望が得られるが、

曇り空であまりはっきりはしない。

北西方向のうっすらと見える山が、瓢ヶ岳・片

知山ではないか。

また、南側は、富士山が見えるはずだが、は

っきりしない。

左方向には、御殿山から平木山へと続いている。頂上においてあった雑記帳

には、この平木山から登ってきたと書いている人がいた。道あるのかな・・・。

御殿山・平木山の林道は通ったことがあるが、登ったことはまだ無い。

昼食を摂りながら、のんびりしていたら風が出てきて寒くなってきた。そう

そう、雨が心配だ。あわてて下山の用意をする。

12時6分。下山コースの指標に沿って出発する。最初は自然林と植林の境

を歩くが、しばらくして右折の指標が出て、植林帯の中を急勾配で降りる。

12時13分。分岐となる。直進は谷への近道で、右は管理道路と思われる

が、「森林浴に適」と書いてある。迷わず、直進する。

「帰路」とか「帰り道」という指標が数本たち、水がたまったところに出る。木の橋を渡り下りていくが、

今までの道と比べると荒れた感じがする。

木の橋がかかり、「帰り道」と「権現山」と書かれた2本の指標が立つ所に

出る。ここからは多少道はよくなる。しばらく行

くと、右手からの道と合流する。おそらく、先の

森林浴に適とされた道であろう。

川に沿って降りていくが、数回川を渡ったりし

て降りていく。また、上を見れば、所々で岩がせり出している。岩の下部には

洞があったりする。

「赤クズレ」と書かれた個所に出る。赤は岩の色か、クズレ

は崩れという意味だろうかと考えていたら、正面に大岸壁が現

れた。高さがあり、横にもかなり広い。12時43分。

よく見ると、巣みたいなものが、岩の上部に

ある。丸く、穴がある。上を見ていたら、葉っ

ぱからしずくが。雨が降り出したようだ。

しばらく下っていくと、別荘地に出る。12時51分。誰もいないようだが、

人の敷地に出るというのは戸惑う。雨はそれほど降っていない。

乙女滝の指標に従い、右に回りこむ。小さな指標があり「すぐ」と書いてあ

るので、少し行った滝が乙女滝かと思った。しかし、これは滝では無いだろう

と考え直し、さらに奥に行ってみる。

分岐があり、右手に行くと乙女滝がある。岩を流れるように落ちていく滝で、音がしない。道を戻り、権現

滝に向かう。こちらは2段の滝のようである。こちらもあまり音がしない。13時7分。

別荘地から出ようと思ったが、チェーンの鍵がかかっている。ドキッとした

が、反対側の小さな門には鍵がかかっていなくて開けることができた。ここか

ら林道が始まり、舗装路となる。

しばらく、舗装路を歩いて、分岐を経由して車まで戻る。13時25分。ここまで来たのならば、ほほえみ

の湯にまで行こうと思い車を走らせたが、駐車場がかなり込んでいた。雨も降ってきたのであきらめて帰る。

注)合併後の関市には、この旧武儀町の権現山と、旧武芸川町の権現山があります。そこで、権現山(武儀)

と表記しました。

【参考】関市の山々(ハイキング・登山道の紹介)

http://www.city.seki.gifu.jp/plan/kenkou/ko-na/yama/index.htm