現代gp(文部科学省・現代的教育ニーズ取組支援...

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高知工業高等専門学校 苫小牧工業高等専門学校 茨城工業高等専門学校 長岡工業高等専門学校 石川工業高等専門学校 長野工業高等専門学校 豊田工業高等専門学校 詫間電波工業高等専門学校 新居浜工業高等専門学校 弓削商船高等専門学校 有明工業高等専門学校 北九州工業高等専門学校 高専 IT教育コンソーシアム 12高専の共同プロジェクト G O O D P R A C T I C E 現代 GP(文部科学省・現代的教育ニーズ取組支援プログラム) e-Learning 創造性教育コース http://kosen-e.jp/

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高知工業高等専門学校

苫小牧工業高等専門学校

茨城工業高等専門学校

長岡工業高等専門学校

石川工業高等専門学校

長野工業高等専門学校

豊田工業高等専門学校

詫間電波工業高等専門学校

新居浜工業高等専門学校

弓削商船高等専門学校

有明工業高等専門学校

北九州工業高等専門学校

高専 IT教育コンソーシアム12高専の共同プロジェクト

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現代GP(文部科学省・現代的教育ニーズ取組支援プログラム)

e-Learning 創造性教育コースhttp://kosen-e.jp/

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e-Learning創造性教育コースについて 1

(共通)プロジェクト管理手法入門コース 弓削商船高専 2

(共通)プレゼンテーション入門コース 石川高専 3

(1) 紙飛行機の製作コース 苫小牧高専 4

(2) つないで計ってみよう電気抵抗コース 詫間電波高専 5

(3) ハンダ付けからのものづくり教育コース 豊田高専 6

(4) 電子デバイス応用入門コース 長岡高専 7

(5) 集積回路(IC)設計入門コース 長野高専 8

(6) インターネット遠隔制御技術入門コース 高知高専 9

(7) LEGOを用いた自律型ロボット製作コース 茨城高専 10

(8) 宇宙電波工学入門コース 高知高専 11

(9) Webアプリケーション入門コース 有明高専 12

(10) PC-UNIXサーバ構築入門コース 北九州高専 13・14

e-Learning創造性教育コースの利用方法 15

現代GPプロジェクト・高専IT教育コンソーシアム 16

C O N T E N T S

e-Learningは、いつでも、どこからでも、インターネットでアクセスすることで、誰でも自分のペースで学習できる、新しい教育システムです。『e-Learning創造性教育コース』は、全国の高専の学生がグループ課題探求型学習活動を通して創造性を磨く、新しい高専における創造性教育を目指しております。この『e-Learning創造性教育コース』のコンテンツは、知的好奇心旺盛な中学生の皆さんから生涯教育の対象となる一般社会人の皆さんまで、多くの方に学習の機会を持って頂くために、インターネットで公開しております。是非、ご活用頂けたら幸いです。

現代GPプロジェクト・スタッフ一同より

ようこそ e-Learning 創造性教育コースへ!

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文部科学省の平成 17 年度現代GP(現代的教育ニーズ取組支援プログラム)で採択されたe-Learningによる

「創造性豊かな実践的技術者育成コースの開発」(平成 17 年度から19 年度の3年プロジェクト)では、国立高専

機構の高専IT教育コンソーシアム加盟校 12 高専(高知高専、苫小牧高専、茨城高専、長岡高専、石川高専、長野

高専、豊田高専、詫間電波高専、新居浜高専、弓削商船高専、有明高専、北九州高専)を中心として、インター

ネットをフルに活用した全国の高専で利用できるe-Learning創造性教育コースを開発しました。

e-Learning 創造性教育コースについて

e-Learning 創造性教育コースの特徴について

この e-Learning創造性教育コースのユニー

クな点は、高専の学生の創造性を磨くための

創造性教育の三つの柱として、「プロジェクト

の立案・管理ができる能力の育成」、「プレゼ

ンテーション能力の育成」、「知的好奇心の

高揚(インターネット上の膨大な教育資源を

活用)」を位置づけている点です。さらに、こ

の三つの柱と連動してインターネット上で「全

国規模のコンペ(コンテスト)」も行い、グルー

ププロジェクトによる、学校の枠を越えた学生間の交流をこの e-Learningにより実現しようという新しい仕組

みを考えております。これにより、多くの学生が創造する喜びと協力の重要性を知る貴重な機会を持つことので

きる新しい創造性教育のモデルになると考えております。

このコースでの具体的な学習の流れは、以下のようになります。

①共通コースの「プロジェクト管理手法入門コース」を学んだ後、学生はグループに分かれて10コースから1コー

スを選択し、そのコースの e-Learningコンテンツを学習します。

②選択したコースの e-Learningコンテンツを学習したことをベースに、グループで課題を探求し独自のグ

ループプロジェクトを立ち上げます。このグループプロジェクトの情報共有には、コミュニティウェアの

NetCommonsを使用します。

③共通コースの「プレゼンテーション入門コース」を学んで、グループプロジェクトの成果を発表します。

④グループプロジェクトの成果をもとに、各コースで全国規模のコンペ(コンテスト)を行います。

私たちは新しい教育を創造します。

http://kosen-e.jp/

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プロジェクト管理手法入門コースこれであなたもプロジェクトマネージャ

第1章 プロジェクト管理とメンバーの編成 1.1 プロジェクトとは 1.2 プロジェクトチームの編成 1.3 プロジェクトの評価と公開 1.4 全体日程計画 1.5 小テスト

第 2 章 プロジェクトの分析手法  2.1 問題の明確化とニーズの把握 2.2 ブレインストーミング 1. KJ法 2. WBS 3. ガントチャート 2.3 小テスト

第 3 章 プロジェクト計画書の作成 3.1 開発の目的と意義 3.2 開発のポイント 1. 開発の範囲 2. 開発の体制 3. 開発の準備 3.3 コストの見積もり 3.4 プロジェクトの開発モデル 1. ウォーターフォール 2. プロトタイプ 3. スパイラル 3.5 小テスト

第 4 章 プロジェクトの進め方 4.1 ミーティング 4.2 リスク管理 4.3 小テスト

第 5 章 プロジェクトの評価  5.1 実施結果のレビューと評価 5.2 まとめ

本入門コースでは、グループでの共同作業に必要不可欠なプロジェク

ト管理について学習します。問題解決におけるアイデア収集の方法、

計画の立て方、モチベーションの維持、プロジェクトの評価など、プロ

ジェクトを成功に導くためのコツを習得していきます。

C O N T E N T S

コース概要

■ガントチャートによるスケジュール管理

弓 削 商 船 高 専

■ブレインストーミングの様子

高専IT教育コンソーシアム監修「ソフトウェア開発におけるプロジェクト管理とプレゼンテーション」(独立行政法人メディア教育開発センター)を併用するとより効果的です。

教材

G R O U P P R O J E C T【グループプロジェクト】 各コースにおけるグループプロジェクトを円滑に進める ために必要な知識を学習します。 ●ブレインストーミング  適当なテーマを設定し、数名のグループに分かれて、  ブレインストーミングを体験してみましょう。 ●ミーティング  グループメンバー間の作業状況を正しく把握するために  行うべき資料作成や意見交換の進め方を学習します。

共 通

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G R O U P P R O J E C T

プレゼンテーション入門コースこれでプレゼンテーションなんか怖くない!

石 川 高 専

第1章 アウトラインの作成 1.1 プレゼンテーションとは? 1.2 プレゼンテーションが必要な場面 1.3 聞き手はだれ? 1.4 聞き手が求めているもの 1.5 伝えたいことは? 1.6 アイデア・データをリストアップ 1.7 アウトラインの作成 1.8 1章のまとめ 1.9 確認テスト

第2章 スライドの作成 2.1 提示順序 2.2 文字の大きさ 2.3 フォントによる違い 2.4 スライド一枚あたりの分量 2.5 文章を書かない 2.6 さまざまな表現技法 2.7 イラストの利用 2.8 グラフの活用 2.9 グラフの種類 2.10 スタイルをそろえる 2.11 チェックリストの利用 2.12 2章のまとめ 2.13 確認テスト

第3章 プレゼンテーションの練習 3.1 発表原稿作成 3.2 わかりやすくするためには? 3.3 時間厳守 3.4 原稿を読み上げない 3.5 質問対策 3.6 会場確認 3.7 発表 3.8 反省 3.9 チェックリストの利用 3.10 3章のまとめ 3.11 確認テスト

第4章 もっと知りたい人のために 4.1 ビデオ 4.2 ポスター 4.3 模型・デモ

本入門コースでは、プレゼンテーションの基礎を学びます。また、他の

創造性教育コースにおけるプレゼンテーション部分の雛形となること

を目的としています。

【グループプロジェクト】 各コンテンツのグループプロジェクトにおける プレゼンテーションに利用します。

C O N T E N T S

高専IT教育コンソーシアム監修「ソフトウェア開発におけるプロジェクト管理とプレゼンテーション」(独立行政法人メディア教育開発センター)を併用するとより効果的です。

コース概要

教材

■自学自習を支援するアニメーションビデオ例 (アニメーションビデオが、先生の代わりに解説します。)

■プレゼンテーションが必要な場面の画面表示例 (右上のビデオアイコンを選択すると、アニメーションビデオが閲覧できます。)

共 通

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G R O U P P R O J E C T

紙飛行機の製作コース紙飛行機作りで創造力を高めよう

苫 小 牧 高 専1

第1章 飛行機の構造 1.1 飛行機の一般的な形状 1.2 胴体 1.3 主翼 1.4 尾翼

第 2 章 飛行の原理 2.1 風と物体 2.2 翼の断面 2.3 翼と揚力 2.4 平板の揚力 2.5 紙飛行機はなぜ飛ぶ

第 3 章 飛行の安定性 3.1 安定飛行の条件 3.2 横すべりの防止 3.2 性能の向上

第 4 章 紙飛行機の製作 4.1 製作の流れ 4.2 形状の設計と製図 4.3 部品の切り抜き 4.4 部品の貼り合わせ 4.5 仕上げと調整

第 5 章 飛行機の飛行 5.1 試験飛行と調整 5.2 本飛行

本コースでは飛行の原理と紙飛行機について学んだ後で、実際に紙飛

行機を設計・製作して飛行実験を行い、これを通して創造力を高めるこ

とを目標とします。

【グループプロジェクト】 紙飛行機の設計・製作についてグループで取り組みます。

C O N T E N T S

コース概要

●情報共有サイト http://hikoki.kosen-it.jp/

■製作した紙飛行機の例

■紙飛行機の飛行実験

以下のものをご用意ください。

●ケント紙または画用紙●カッターおよびハサミ●接着剤●製図用具など

教材 ■第2章・飛行の原理のページ

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G R O U P P R O J E C T

つないで計ってみよう電気抵抗コース君も電気回路計算のスペシャリストになろう!

詫 間 電 波 高 専2

第1章 電気抵抗について 1.1 抵抗器の種類 1.2 カラーコード 1.3 抵抗器の定格 演習:カラーコードを読んでみよう

第 2 章 電気回路の基礎 2.1 オームの法則 2.2 キルヒホッフの法則 2.3 合成抵抗の計算方法 演習:合成抵抗の計算演習

第 3 章 電流・抵抗の測定 3.1 可動コイル形メーター 3.2 電流計・電圧計の原理 演習:倍率器の抵抗値の計算演習

第 4 章 テスタキット 4.1 テスタの原理 4.2 ハンダ付け 4.3 テスタキットの組み立て 4.4 テスタの校正 

第 5 章 電気抵抗の測定 5.1 ブレッドボード 5.2 合成抵抗の測定 演習:合成抵抗の測定演習

第 6 章 回路図の描画 6.1 ドロー系のソフト

本コースでは、電気回路についての知識を深め、電気回路の計算方法

ついて学びます。また、電流や電気抵抗を計る仕組みについて学び、テ

スターを自作します。接続方法によって複雑になる合成抵抗の計算方

法について学び、より計算方法が複雑になるのはどのような接続かを

探ります。最後に、計算が困難な回路を考案し、コンテストに臨みます。

【グループプロジェクト】 合成抵抗の計算についてグループで取り組みます。

C O N T E N T S

●キットテスタSANWAKIT-8D●ブレッドボードSunhayatoSRH-21B●炭素被膜抵抗(24 個)

コース概要

教材

●情報共有サイト http://teiko.kosen-it.jp/ ■コンピュータ上で回路図を描く

■直列・並列のモデル

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G R O U P P R O J E C T

ハンダ付けからのものづくり教育コース電子回路の製作とロボット制御に挑戦!

豊 田 高 専3

第1章 電子回路入門基板の製作 1.1 ハンダ付け 1.2 電子回路の部品 1.3 電子回路の基板

第 2 章 電子回路の機能と実装手順 2.1 DC-DCコンバータ 動作確認 1 2.2 RC発振回路 動作確認 2 2.3 トランジスタ・インバータ (NOT)回路 動作確認 3 2.4 フリップ・フロップ(1ビット記憶)回路 動作確認 4 2.5 ブザー回路 動作確認 5 電子回路基板の実装前後 電子回路基板の回路図

第 3 章 電子回路の機能解説 3.1 DC-DCコンバータ 3.2 RC発振回路 3.3 トランジスタ・インバータ (NOT)回路 3.4 フリップ・フロップ(1ビット記憶)回路 3.5 ブザー回路 電子回路基板の完成

第 4 章 マイコン制御(応用編) 4.1 モータ、赤外線制御基板 4.2 マイコン、センサー基板 4.3 タミヤのロボット工作教材セット(A) AO-7014 の作成 ロボット制御

本入門コースでは、ハンダ付けからはじめて、電子回路入門を学びな

がらモータ制御を体験し、最終的には、マイコンのプログラムによるロ

ボット制御までを学習します。

【グループプロジェクト】 ●電子回路入門基板の作成を各自で取り組みます。 ●マイコン制御は、ロボット工作教材セットを応用します。

C O N T E N T S

●電子回路入門基板10 セット単位で購入が可能です。 http://www.silicon-systems.jp/

コース概要

教材

■完成した電子回路基板

●情報共有サイト http://handa.kosen-it.jp/■マイコンによるロボット制御(応用編)

■ハンダ付けの方法

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G R O U P P R O J E C T

電子デバイス応用入門コース発光ダイオードを使ったカラー表示デザイン

長 岡 高 専4

第1章 発光ダイオードの動作 1.1 発光ダイオードという部品 1.2 半導体の基礎と発光の原理 1.3 発光ダイオードを光らせてみよう 1.4 発光ダイオードの応用 演習:発光ダイオードの特性を測定してみよう

第 2 章 発光ダイオードの駆動回路 2.1 駆動回路のはたらき 2.2 明るさを一定にするLED駆動回路 2.3 LEDの点滅回路 2.4 LEDの明るさを変える方法 演習:駆動回路の設計と作製

第 3 章 マイコンの基礎と開発環境 3.1 マイコンの基礎 3.2 開発用ボード(OAKS16-MINI)の構成 3.3 プログラムの開発環境 3.4 マイコンボードの動作確認 演習:マイコンボードの製作

第 4 章マイコンによるLED点灯制御 4.1 点灯制御の方法と回路 4.2 LED回路の例 4.3 点灯制御プログラム 4.4 プログラム例 演習:簡単なプログラムの作成

赤・黄・緑・青・白色の発光ダイオードを各々8本用いて表示板を構成し、

各発光ダイオードをマイコンにより制御し、文字や図柄のデザインを行

います。配置(空間)と点灯時間を制御することにより、感性や表現力

を発揮した作品の制作に取り組みます。

【グループプロジェクト】 発光ダイオードの配置と回路構成を決め、 点灯制御プログラムを作成する。

C O N T E N T S

マイコンボードOAKS16-MINIおよび発光ダイオード等の部品を使用します。

コース概要

教材

●情報共有サイト http://device.kosen-it.jp/

■色々な色で発光する LED

■発光ダイオード基板(製作例)とマイコンボード

■発光ダイオードの原理

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G R O U P P R O J E C T

集積回路(IC)設計入門コースパソコンで簡単に集積回路を設計できます!

長 野 高 専5

第1章 集積回路(IC)設計の世界へようこそ 1.1 オリジナル ICを作ってみよう 1.2 オリジナル ICの設計の流れ 1.3 CPLDとFPGA 演習:CPLDを用いるメリット

第 2 章 ハードウェア記述言語を使ってみよう 2.1 ハードウェア記述言語による ICの設計手法 2.2 論理合成ツールの使用法 2.3 ハードウェア記述言語の基礎学習 2.4 入出力ポートの構成 演習:バッファ回路の動作確認

第 3 章 基本論理回路を作ってみよう 3.1 NOT回路 3.2 AND回路 3.3 OR回路 3.4 NAND回路 3.5 NOR回路 3.6 ExOR回路 3.7 複雑な論理式の記述方法 3.8 演習問題の解答

第 4 章 外部入出力回路を活用しよう 4.1 エンコーダ回路 4.2 デコーダ回路 4.3 7セグメント表示回路 演習:7セグメント表示回路の設計

第 5 章 実用的な回路を作ってみよう 5.1 n進カウンタ 5.2 60 進カウンタ回路の設計 5.3 タイマ回路 演習:16 進カウンタ回路の設計 演習:60 進アップカウンタ回路の設計 演習:10 進 3 桁カウンタ回路の設計

第 6 章 オリジナル IC作りに挑戦 6.1 アイディアの立案方法 6.2 開発の進め方

参考文献・関連資料

本入門コースでは、ハードウェア記述言語(VHDL)による論理回路の

設計手法を学びます。

【グループプロジェクト】 CPLDを用いた電子回路を設計・製作します。

C O N T E N T S

コース概要

●情報共有サイト http://kairo.kosen-it.jp/CPLDボード他実験に必要な教材をご用意ください。

教材

■ハイビジョンビデオクリップ(論理合成ツールの使用法)

■ CPLDの解説画面

■実習ボードによる動作確認の様子

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G R O U P P R O J E C T

インターネット遠隔制御技術入門コースインターネット上での遠隔制御のコツを修得しましょう!

高 知 高 専6

第1章 インターネット遠隔制御の世界 1.1 インターネットはもう身近なもの 1.2 インターネットの実体とその入り口 1.3 IPパケットを操るための予備知識 演習:IPアドレスとネットワークマスクについて

第 2 章 IPパケットでアクセスしてみよう 2.1 IPパケットの構成と通信イメージ 2.2 IPパケットを使ってリモートI/O装置へ アクセスする前の基礎知識 2.3 IPパケットを操るソケットについて 2.4 eラーニング用WebCGI画面を使用して 装置にアクセスしてみよう

第 3 章 自分の PCからリモート I/O装置に アクセスしよう 3.1 自分のプログラムを実行するための 開発環境の構築 3.2 サンプルプログラムのダウンロードと 編集と実行 3.2 ソケットを使用した サンプルプログラムの解説 演習:サンプルプログラムの機能拡張

第 4 章 広域リモート計測システムの体験(応用編) 4.1 手元の温度センサの計測 4.2 複数台の温度センサの計測 4.3 センサとアクチュエータ 4.4 リモート I/O装置へのセンサと アクチュエータ接続法 4.5 C言語プログラムを読み解くためのポイント 4.6 3 台のリモート I/O装置にアクセスするための サンプルプログラムの解説 演習:サンプルプログラムの実用的改良

本入門コースでは、インターネット遠隔制御に用いるIPパケットデータ

の事について勉強し、インターネット上の公開温度センサからデータを

取得するなどして、遠隔制御技術のコツを習得していきます。

【グループプロジェクト】 インターネット遠隔制御技術の応用について グループで取り組みます。

C O N T E N T S

新しく開発されたKaracriBoard-TK0040Ahttp://karacrix.jp/hardware/kcxh-TK0040A.htmを教材とします。

コース概要

教材

●情報共有サイト http://remote.kosen-it.jp/ ■インターネット上での多地点温度測定の仕組み

■ロボットのインターネット遠隔制御の仕組み

■インターネット遠隔制御に用いるリモート I/O装置

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G R O U P P R O J E C T

LEGOを用いた自律型ロボット製作コースライントレースロボットを作ろう!

茨 城 高 専7

第1章 実験の目的

第 2 章 LEGOロボについて 2.1 LEGOロボのしくみ 2.2 LEGOロボの頭脳:RCX 2.3 LEGOロボの製作手順

第 3 章 LEGOロボのパーツ 3.1 モータ 3.2 歯車 トルクと回転数 3.3 いろいろな動かし方 3.4 壊れないロボットつくり 3.5 光センサ 白と黒の比較

第 4 章 ライントレースロボの製作 4.1 車輪駆動の種類 4.2 基本的な動き 4.3 高速性&旋回性

第 5 章 LEGOロボのプログラム 5.1 簡単なプログラムの説明 5.2 ソフトのインストール 5.3 赤外線通信の準備 5.4 プログラミングの仕方 5.5 プログラミング演習

第 6 章 ライントレースの実験 6.1 コースの作成 6.2 デモ走行

本コースでは、教育用レゴセットを用いてライントレースロボットの製

作および制御を行います。推論→実験→検証を通して、創造力・自己解

決能力を育成し、実証的な研究姿勢を養うことを目的としています。

【グループプロジェクト】 ●作成したロボットとコースでタイムトライアルを  行うこと。 ●ロボットの作成とタイムトライアルについて  プレゼンテーションを行うこと。  1.タッチセンサを押してスタート  2.ゴールラインで完全に止まること。  3.練習は何度やってもよい。ただし計測は 2回までとし、   タイムのよい方を対象とします。

C O N T E N T S

レゴマインドストームおよびプログラム作成ソフト一式をご用意ください。

コース概要

教材

■ライントレースロボの製作風景

■ライントレースの実験風景●情報共有サイト http://lego.kosen-it.jp/

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G R O U P P R O J E C T

宇宙電波工学入門コースあなたも電波天文学者になれます!

高 知 高 専8

第1章 電波とは 1.1 電波の定義 1.2 電波の性質 1.3 電波の利用用途

第 2 章 電波を受信する 2.1 電波を"受信する"とは 2.2 受信機の構成

第 3 章 宇宙から来る電波について 3.1 電波の発生のしかた 3.2 宇宙電波からなにがわかるのか

第 4 章 世界中の電波望遠鏡について 4.1 世界中の電波望遠鏡 4.2 電波望遠鏡で見た宇宙

第 5 章 太陽電波の観測 5.1 インターネット太陽電波望遠鏡 5.2 太陽電波望遠鏡の観測実習について

第 6 章 木星電波の観測 6.1 NASAの RadioJOVEプロジェクト 6.2 RadioJOVE受信機キットの製作 6.3 木星電波の観測方法について 6.4 インターネット木星電波天文台

第 7 章 RadioJOVE受信機キットマニュアル

本入門コースでは、電波についての知識を深め、宇宙から来る電波につ

いて学びます。そして、電波望遠鏡の仕組みについて学び、手作り電波

望遠鏡の仮想体験やインターネット上で公開されている宇宙科学関係

のリソースを用いて宇宙電波工学を学んでいきます。

【グループプロジェクト】 宇宙電波工学の応用についてグループで取り組みます。

C O N T E N T S

インターネット太陽電波望遠鏡(ISRO)やインターネット木星電波天文台(IJRO)のリアルタイムデータの解析を行います。NASAの RadioJOVEプロジェクトの木星電波受信機・アンテナのキットを教材とします。●インターネット太陽電波望遠鏡(ISRO) http://sun.kochi-ct.jp/●インターネット木星電波天文台(IJRO) http://jupiter.kochi-ct.jp/●NASARadioJOVEプロジェクト http://radiojove.gsfc.nasa.gov/

コース概要

教材

●情報共有サイト http://space.kosen-it.jp/ ■ NASAの RadioJOVE受信機キットの製作

■インターネット太陽電波望遠鏡(ISRO)

■衛星放送受信アンテナによる宇宙電波の観測

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G R O U P P R O J E C T

Webアプリケーション入門コースあなたもWebプログラマになりませんか ?

有 明 高 専9

第1章 インターネットとは 1.1 コンピュータネットワークとは 1.2 インターネットの構成要素 1.3 インターネットの仕組み 1.4 サーバとクライアント 1.5 インターネット上のサービス

第 2 章 Webページの作成技術 2.1 WorldWideWebの仕組み 2.2 ページ記述言語としてのHTML 2.3 簡単なWebページの記述例

第 3 章 Webアプリケーションとは 3.1 動きのあるWebページ 3.2 Webページで動くプログラム 3.3 Webアプリケーションの構築技術

第 4 章 Webアプリケーションの動作環境 4.1 PHP 4.2 JSP

第 5 章 Webアプリケーションの開発 5.1 Webアプリケーションの例 5.2 企画 5.3 開発~リリース

インターネットの基本とWebページの作成技術を学び、その上でWeb

アプリケーションの構築を通じて、Webアプリケーションの構築技術

の習得を目指します。

【グループプロジェクト】 Webアプリケーション開発について グループで取り組みます。

C O N T E N T S

開発したアプリケーションをWeb上に公開できるアプリケーションサーバのスペースを提供します。

コース概要

教材

●情報共有サイト http://webappli.kosen-it.jp/

◆クライアントサイドプログラム

◆サーバサイドプログラム

■ World Wide Webの仕組み

■ Webページで動くプログラム

◆サーバサイドプログラム

■ Webアプリケーションの例

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PC-UNIXサーバ構築入門コースインターネット情報共有基地をつくろう!

北 九 州 高 専10

第1章 本コースの目的 1.1 コースの内容

第 2 章 Linuxの概要 2.1 なぜ Linuxを選ぶのか 2.2 Linuxの種類 2.3 Windowsとの共通点と相違点

第 3 章 アクセス権

第 4 章 UNIX基本コマンド 4.1 ls 4.2 pwd 4.3 cd 4.4 less 4.5 su 4.6 chmod 4.7 chown

第 5 章 FedoraCore5 のインストール 5.1 インストール準備 5.2 パーティション 5.3 ネットワーク 5.4 諸設定 5.5 インストール実行 5.6 ライセンス・ファイアーウォール 5.7 インストール後の設定 5.8 ユーザ登録 5.9 追加インストール 5.10 サービスの起動

第 6 章 XOOPS/PHP/MySQL/Apacheの説明 6.1 XOOPSとは 6.2 PHPとは 6.3 MySQLとは 6.4 Apacheとは 6.5 Webサーバの構成

第 7 章 Apacheの設定変更と再起動 7.1 Apacheの設定ファイル 7.2 Apacheの再起動

第 8 章 TeraTerm、FFFTPを使った   Webサーバへのアクセス 8.1 TeraTerm 8.2 FFFTP

ホームページやブログ、掲示板などは全てWebと呼ばれるサーバの

活用事例です。本コースではこのWebサーバをつくるまでの基礎を

学びます。

C O N T E N T S

コース概要

第 9 章 MySQLデータベースの作成

第10 章 Xoopsのインストールの準備 10.1 ダウンロード 10.2 圧縮ファイルの展開 10.3 アップロード 10.4 設定ファイルの編集

第11章 Webブラウザからのインストール 11.1 インストールウィザード 11.2 データベース設定 11.3 サイト管理者設定

第12 章 XOOPSのカスタマイズ 12.1 初期設定 12.2 ユーザ管理 12.3 一般設定 12.4 モジュール管理 12.5 モジュール群の管理 12.6 ブロック管理(基本) 12.7 ブロック管理(応用) 12.8 ニュースモジュール 12.9 フォーラムモジュール 12.10リンク集 12.11ブロック設定 12.12その他のモジュール

第13 章 テーマのカスタマイズ 13.1 テーマのダウンロード 13.2 テーマの基本構造 13.3 theme.html 13.4 style.css 13.5 テーマの変更 13.6 スタイルシートの変更 13.7 テンプレートファイルの変更

●情報共有サイト http://pc-unix.kosen-it.jp/

 ホームページやブログ、掲示板などは全て Webと呼ばれるサーバの活用事例です。本コースではこの Webサーバをつくるまでの基礎を学びます。

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G R O U P P R O J E C T【グループプロジェクト】 XOOPSによる情報共有サイト構築について グループで取り組みます。

XOOPSをアップロードする公開Webサーバを提供します。

教材

北 九 州 高 専

■本コースについて

■ Fedora Core 5 のインストール(追加インストール)

■ Apacheの設定変更と再起動

■ XOOPSのダウンロードとインストールの準備

■ XOOPSの初期設定

■テーマカスタマイズの概略

 ホームページやブログ、掲示板などは全て Webと呼ばれるサーバの活用事例です。本コースではこの Webサーバをつくるまでの基礎を学びます。

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e-Learning 創造性教育コースの利用方法

この e-Learning創造性教育コースの高専での実施例として、右のようなシラバス(モデル)を考えておりますが、対象となる学生の学年・学科(本科・専攻科)と実施期間(前期・後期)は、各高専において自由に設定が可能です。もちろん、e-Learning創造性教育コースのコンテンツは、インターネット上でいつでも利用することができますので、授業などでの部分的な利用も可能です。以下に、この e-Learning創造性教育コースを各高専で実施するための手順について説明致します。(1)e-Learning創造性教育コースを各高専で実施するためには、代表となる担当教員の方が、e-Learning創造性教育コースの教員対象の情報共有サイトであります http://gp-staff.kosen-it.jp/のメニューの「新規登録の方法」をご覧頂いて新規登録をお願いします。

(2)e-Learning創造性教育コースでは、10 コースのテーマから1コースをグループで選びます。グループ内での情報共有だけでなく、全国の高専の他のグループとの情報共有を行うために、NetCommonsを活用した情報共有サイトを利用することができます。各コースのNetCommonsの情報共有サイトへ入るためには、http://kosen-e.jp/のコース名の右端にあります「NC」のアイコンをクリックしてください。このNetCommonsの情報共有サイトには、各高専のグループの学生のIDとパスワードを設定することになります。その手順は、http://gp-staff.kosen-it.jp/で説明されております。

(3)e-Learning創造性教育コースの各コースでは、教材が用意されております。教材の内容やその入手方法については、各コースのNetCommonsの情報共有サイトに詳しく説明されております。入手するのに時間のかかる教材もありますので、遅くとも開講 2ヶ月前までに注文されることをおすすめします。

(4)e-Learning創造性教育コースのコンテンツは、http://kosen-e.jp/よりアクセスすることができますが、各高専にあります LMSのWebClassサーバにコンテンツを入れて利用することが可能です。この場合、多くの学生の同時アクセスが可能となりますし、WebClassに登録してあります学生の履修履歴も個別にとることが可能となります。情報共有サイトのhttp://gp-staff.kosen-it.jp/に登録されています高専の担当者であれば、コンテンツのダウンロードが自由にできるようになっております。ダウンロードされたコンテンツは、各高専のWebClassサーバで、ご利用下さい。(この場合、各高専独自の小テストなどを組み入れることが可能となります。)

(5)ご質問などがありましたら、[email protected]にお気軽にメールをお願いします。

e-Learning 創造性教育コースのシラバスの例

e-Learning創造性教育コースの実施例として、高知高専の例を紹介します。高知高専では、平成19 年度・電気工学科4年生の電気工学セミナー(通年開講、履修単位:2単位)の前期の半年間で、e-Learning創造性教育コース(週 2 時間、1単位に相当)を、下記のようなシラバスで実施しました。

【目的】5年生の卒業研究への入門として、4年生の前期に少人数のグループで創造性を磨くために課題探求型のグループプロジェクトを行います。

【成績評価の方法・基準】グループプロジェクトの成果に関する発表(80%)およびグループごとの担当教員による評価(取り組みの姿勢)(20%)で全体を評価します。主体的な学習への取り組みや、問題解決への企画・立案・報告能力を評価します。

【授業の方法等】1.学生は、全員ノートパソコンを持参し、グループごとにNetCommonsを使って、情報共有をはかります。(ID,パスワードを発行します)

2.学生全員に研究ノート(B6 サイズ)を配布し、そのノートに各自セミナーの記録をとります。

3.1週目にグループプロジェクトのテーマ(10コース)の紹介を行います。4.最初の3週間で、「プロジェクト管理入門コース」を受講します。5.学生は3名ないし4名で構成したグループに分かれ、3週目に10コースから1コースをグループで選択します。

6.各コースごとに、アドバイザーとして一人の指導教員が担当します。7.4週目から7週目で選択したグループプロジェクトのコースを受講します。

8.8週目からグループごとにプロジェクトの計画・目標の設定を行い、立案した計画にもとづき調査・設計・製作を実施します。

9.12 週目と13 週目に「プレゼンテーション入門コース」を受講し、プレゼンテーション用のスライドの作成を行います。

10.14 週目と15 週目に、クラス全員と指導教員全員が集まり、グループ単位で行うグループプロジェクト成果発表会を行います。

11.グループプロジェクトの中で優秀な成果を出したグループを表彰します。

【授業計画】■1週目 ●グループプロジェクトのテーマ紹介 ●プロジェクト管理手法入門コースの学習(1)■2週目 ●プロジェクト管理手法入門コースの学習(2)■3週目 ●プロジェクト管理手法入門コースの学習(3) ●グループプロジェクトのグループ分け■4週目 ●グループプロジェクト・コースの学習(1)■5週目 ●グループプロジェクト・コースの学習(2)■6週目 ●グループプロジェクト・コースの学習(3)■7週目 ●グループプロジェクト・コースの学習(4)■8週目 ●グループプロジェクトの実施(1)■9週目 ●グループプロジェクトの実施(2)■ 10週目●グループプロジェクトの実施(3)■ 11週目●グループプロジェクトの実施(4)■ 12週目●プレゼンテーション入門コースの学習(1)■ 13週目●プレゼンテーション入門コースの学習(2) ●成果発表会の準備■ 14週目●グループプロジェクト成果発表会(1)■ 15週目●グループプロジェクト成果発表会(2)

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現代 GP プロジェクト 高専 IT 教育コンソーシアム

http://www.kosen-it.jp/http://gp.kosen-it.jp/

e-Learning創造性教育コースを開発するにあたって、現代GPプロジェクトのホームページ(http://gp.kosen-it.jp/)を立ち上げて、広く一般に情報発信を行っております。

この現代GPプロジェクトの一環として、次のようなe-Learning創造性教育セミナーを高知高専で開催し、インターネットによる生中継(全国高専インターネット放送局プロジェクト:http://tv.kosen-it.jp/)を行ってきました。また、JGN2(実験研究用の超高速ネットワーク)により高知高専から松江高専と米子高専を結んでの遠隔講演も行いました。さらに、e-Learning創造性教育セミナーの一部は、ハイビジョン・ビデオカメラで撮影してそのビデオをhttp://gp.kosen-it.jp/から、ビデオオンデマンドで見られるような先進的な取り組みも行ってきました。

第1回 e-Learning創造性教育セミナー 2005 年 12 月14日 演題 「e-Learningが開く新しい世界」 講師 メディア教育開発センター理事長 清水康敬氏第2回e-Learning創造性教育セミナー 2006 年 1月20日 演題 「NASAの教育プロジェクトと創造性教育」 講師 NASA ティーマン博士(Dr.JamesR.Thieman)第3回e-Learning創造性教育セミナー 2006 年 7月7日 演題 「研究者と創造性−地震研究者の立場から−」 講師 京都大学総長 尾池和夫氏第4回e-Learning創造性教育セミナー 2006 年 12 月15日 演題 「NetCommonsプロジェクト ~Web2.0 以降の情報共有基盤とは~」 講師 国立情報学研究所教授 新井紀子氏第5回e-Learning創造性教育セミナー 2007 年 6月15日 演題 「月の謎に挑む ~日本初の大型月探査機SELENEプロジェクト~」 講師 宇宙航空研究開発機構(JAXA)助教授 岩田隆浩氏

「高専IT教育コンソーシアム」は、国立高専における教育通信技術基盤の整備・改善、メディア教育用資源の充実、IT教育・遠隔教育に関する他の機関との協力・連携を図ることを目的に、独立行政法人国立高等専門学校機構の教育・FD委員会の下に、平成17 年 1月28日に設置されました。

この「高専IT教育コンソーシアム」の運営を円滑に行うために、全国8つの地区ブロックごとに2校の幹事校を置き、幹事校の担当者をコンソーシアムの運営委員として選出しています。選出された16 名の運営委員は、運営委員会においてコンソーシアムの活動計画を協議し、下記の3つの部会を中心に活動を行っております。

(1)「IT教育企画・調査・研究部会」●高専の IT教育に資する企画・立案を行う。●IT教育の実施状況調査、IT教育の有効性を検討し、報告する。●「IT教育支援協議会」に所属する他のコンソーシアムとの連携を図り、情報交換を行う。

(2)「コンテンツ開発部会」●高専で共通で利用できる教材コンテンツを開発する。●メディア教育開発センターの既存工学教育教材のデジタル化に協力する。

●高専で利用されている教材・補助教材のメディア化を行う。(3)「教材流通部会」

●高専IT教育コンソーシアムのホームページを開設し、効率的な教材の流通、コンソーシアム参加高専間の情報交換、教育用資源の利用促進及び広報活動を行う。

●教材流通に伴う著作権問題を協議する。

■第4回e-Learning 創造性教育セミナー の様子 ■高専IT教育コンソーシアム運営委員会の様子

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e-Learning創造性教育コース

平成17 年度~平成19 年度

文部科学省

現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)

2007年(平成19年)9月

編集・発行

高専IT教育コンソーシアム

高知高専

苫小牧高専

長岡高専

長野高専

詫間電波高専

弓削商船高専

北九州高専

有明高専

新居浜高専

豊田高専

石川高専

茨城高専

http://gp.kosen-it.jp/

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高専 IT 教育コンソーシアムhttp://www.kosen-it.jp/