簡易マニュアル 会計データコンバージョン(弥生 ......2...
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簡易マニュアル 会計データコンバージョン(弥生)
Ver: 2018年11月16日
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目次
コンバージョンを実行する
事前準備をする
(参考)ファイルの拡張子を表示させる
・ 会計基本情報を登録する
・ A-SaaSにインポートするファイルの出力手順
・・・・・P2
・・・・・P3
・ Windows 7、Windows 8の場合
・ Windows10の場合
・・・・・P6
・・・・・P7
・ 移行元システムと移行対象会計期を選択する
・ 勘定科目インポート
・ 科目残高インポート
・ 補助科目、補助残高インポート
・ 摘要辞書インポート
・ 仕訳データインポート
・ 会計データ反映
・・・・・P8
・・・・・P10
・・・・・P16
・・・・・P18
・・・・・P21
・・・・・P23
・・・・・P25
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会計基本情報を登録する
事前準備をする
インポートを行う顧問先の会計基本情報を登録します。登録方法など詳細につきましてはオンラインヘルプ>会計業務>会計基本情報登録をご参照下さい。
会計基本情報の科目体系は顧問先ごとに登録します。科目体系はA-SaaS標準の科目体系のほか、他社準拠の科目体系や独自に作成した科目体系を選択することも出来ます。新規顧問先登録時は、取込み元システムで使用している科目体系を選択して顧問先ファイルを作成しておくと、コンバージョン作業をよりスムーズに行う事が出来ます。科目体系の詳細は、オンラインヘルプ>テンプレート>基本科目体系(テンプレート)登録をご参照下さい。
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A-SaaSにインポートするCSVファイルの出力手順
弥生会計データをA-SaaSにインポートするためには、以下の6種類のCSVファイルをご準備いただく必要があります。任意のCSVファイルのみのコンバージョンも可能ですが、うまくコンバージョンできない可能性があるため当機能を使用されるときは、初めに勘定科目のコンバージョンをしていただくことをお勧めいたします。詳細な手順については弥生会計のマニュアル等でご確認ください。*当機能の弥生会計の対応バージョンは弥生会計9~弥生会計15(会社法対応ファイル)となります。
勘定科目:弥生会計で使用している勘定科目体系を取込むためのファイルです。 メニューバー[設定] >[科目設定] >メニューバー[ファイル] >[エクスポート] 以下の設定する 出 力 帳 票 :[勘定科目一覧表] 書 式 :[汎用形式] 区 切 り 文 字 :[カンマ(CSV)形式] 出 力 先 :[任意の出力先を指定] ※出力ファイルの拡張子を「.txt」→「.csv」に変更 >[OK]をクリック
科目残高:当期首残高を取込むためのファイルです。 メニューバー[集計] >[残高試算表] >[月次・期間] >金額の単位を「円」にする >メニューバー[ファイル] >[エクスポート] 以下の設定する 出 力 帳 票 :[残高試算表(月次・期間)] 書 式 :[汎用形式] 区 切 り 文 字 :[カンマ(CSV)形式] 出 力 先 :[任意の出力先を指定] ※出力ファイルの拡張子を「.txt」→「.csv」に変更 出力する部門:[事業所(合計)] 出 力 対 象 :[貸借対照表・損益計算書・製造原価報告書にチェックを入れる] 月次一覧表を出力する期間:[必ず期首月を選択] >[OK]をクリック
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補助科目:補助科目データを取り込むためのファイルです。 メニューバー[設定] >[科目設定] >メニューバー[ファイル] >[エクスポート] 以下の設定をする 出 力 帳 票 : [補助科目一覧表] 書 式 :[汎用形式] 区 切 り 文 字 :[カンマ(CSV)形式] 出 力 先 :[任意の出力先を指定] ※出力ファイルの拡張子を「.txt」→「.csv」に変更 補助科目一覧表を出力する勘定科目:[すべての勘定科目を出力する] >[OK]をクリック
補助残高:補助科目の当期首残高を取込むためのファイルです。 メニューバー[集計] >[補助残高一覧表] >[月次・期間] >金額は「円」単位にする >メニューバー[ファイル] >[エクスポート] 以下の設定をする 出 力 帳 票 :[補助残高一覧表] 書 式 :[汎用形式] 区 切 り 文 字 :[カンマ(CSV)形式] 出 力 先 :[任意の出力先を指定] ※出力ファイルの拡張子を「.txt」→「.csv」に変更 出 力 す る 部 門 :[事業所(合計)] 出力する勘定科目:[すべての勘定科目を出力する] 月次一覧表を出力する期間:[必ず期首月を選択] >[OK]をクリック
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仕訳:仕訳データを取込むためのファイルです。 メニューバー[帳簿・伝票] >[仕訳日記帳] >期間は「全期間」にする >メニューバー[ファイル] >[エクスポート] 以下を設定する 出 力 帳 票 :[仕訳日記帳] 書 式 :[汎用形式] 区切り文字:[カンマ(CSV)形式] 出 力 先 :[任意の出力先を指定] ※出力ファイルの拡張子を「.txt」→「.csv」に変更 >[OK]をクリック
摘要辞書:摘要辞書を取込むためのファイルです。(A-SaaS標準の摘要辞書に追加登録されます) メニューバー[設定] >[取引辞書] >[摘要辞書] >メニューバー[ファイル] >[エクスポート ] 以下の設定をする 出 力 帳 票 :[摘要辞書] 書 式 :[汎用形式] 区切り文字:[カンマ(CSV)形式] 出 力 先 :[任意の出力先を指定] ※出力ファイルの拡張子を「.txt」→「.csv」に変更 >[OK]をクリック
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スタートボタン>コントロールパネル>デスクトップのカスタマイズ>フォルダーオプションをクリックします。
フォルダーオプションのウインドウが表示されたら、[表示]タブを選択し「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外し、[OK]をクリックします。
任意の拡張子をファイル名に付記する時や、ファイルの拡張子を変更する場合、パソコンの設定によっては拡張子が表示されていないことがあります。下記の設定をすると、ファイルの拡張子を表示させることができます。
Windows 7、Windows 8の場合
(参考) ファイルの拡張子を表示する
Windows 8の場合画面左下角を右クリックするか、キーボードの[windowsキー]+[X]でスタートメニューが表示できます。
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画面下方のタスクバーにある「エクスプローラー」のアイコンをクリックします。
[表示]タブを選択し「ファイル名拡張子」にチェックを入れます。
Windows10の場合
キーボードの[windowsキー]+[E]でエクスプローラーを表示することもできます。
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移行元システムと移行対象会計期を選択する
業務から選ぶ > [会計業務]>[会計データインポート]を選択し、インポート先の顧問先ファイルを選択後[OK]ボタンをクリックします。
移行元メーカー名から「弥生」を選択し、移行対象会計期を選択します。
コンバージョンを実行する
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画面左にインポートできる項目が表示されますので、インポートを行いたい項目を選択します。勘定科目から取込みを行う場合は、画面右下のボタンをクリックでも可能です。
取込項目 取込内容 使用するCSVファイル
データ取込(2回目以降の動作)
勘定科目 勘定科目 勘定科目一覧表 上書
科目残高 期首残高 残高試算表 上書
補助科目補助残高
補助科目 補助科目一覧表 追加(※参照)
補助科目の期首残高 補助残高一覧表 上書
摘要辞書 摘要辞書 摘要辞書 追加
仕訳 仕訳データ 仕訳日記帳 追加
任意の項目のみや、取込みを複数回おこなう事は可能ですが、残高や仕訳など各項目は勘定科目体系を基本に取込みを行いますので、初回は勘定科目の取込みを行って下さい。仕訳データについては、2回目以降(会計データ反映を行った場合)は、前回 取込んだデータに追加されますので、データが重複しないようにご注意ください。取込み内容のリセットは、画面左下の「設定内容のリセット」ボタンになります。(会計データ反映後は取り込まれた内容のリセットは出来ません。)
※補助科目一覧表CSV内にある科目名称と補助科目名称が、すでに登録済の場合は補助科目 名 称は上書きされます。
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勘定科目インポート
勘定科目CSVデータ取込画面が表示されますので、[参照]をクリックして、ファイル参照画面から勘定科目CSVファイルを選択します。
[勘定科目]を選択します。
弥生会計で使用していた科目名称や科目コードなどの科目体系を、A-SaaSでも使用できるように取込みを行います。
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CSVファイル名に選択したファイルが表示されたら、画面右下の[勘定科目紐付け画面へ]ボタンを選択します。ファイルを選択し直す場合は[クリア]ボタンをクリックして下さい。
・インポート元データにサーチキー数字が未設定のデータが存在する場合、以下の メッセージが表示されます。
弥生側の科目登録でサーチキー数字に他明細科目と重複しない科目コードを設定後、CSVファイルを出力してA-SaaSにインポートしてください。
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勘定科目CSVファイルの中にある勘定科目を、指定している顧問先でも使用出来るように紐付け(置換え)する画面が表示されます。条件が「名称不一致科目」を選択している時に表示される科目は自動紐付けされなかった科目になりますので、不一致科目のうち使用する科目のみ紐付けを行います。
<例>名称不一致科目「116 四菱普通」を、A-SaaS側の勘定科目に紐付けます。 ①不一致科目「116 四菱普通」をクリックします。画面右側にA-SaaS側の勘定科目を検索、選択 する画面が表示されます。検索タイプは文字列検索(部分一致可)、分類検索の2種類の方法が あります。検索画面の[決定]ボタンで科目の紐付けを確定します。
・文字列検索タイプ
<勘定科目を自動紐付けする条件> インポート元データの勘定科目の正式名称とA-SaaS側で用意している勘定科目の 正式名称がマッチングする勘定科目のみ自動紐付けを行います。 *マッチングさせる正式科目名称の候補が複数存在する場合は、「名称不一致科目」と なり自動紐付けされません。(例:製造原価科目の「給与手当」と販管費科目の「給 与手当」のように正式名称の候補が複数存在する場合)
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②[決定]ボタンで選択した科目の紐付けが完了します。紐付けが完了した勘定科目は「名称不一致科 目」から消え、「紐付け済み科目」に表示されるようになります。
・分類検索タイプ
・紐付け先を間違えてしまった場合は、条件を「紐付け済み科目」に変更して該当の勘 定科目を選択後、科目紐付けを再度行う事が出来ます。
・名称不一致科目をCSVに出力し、確認していただくことも可能です。
・科目検索画面の「全科目を表示する」にチェックを入れると、科目体系内に存在す る全ての勘定科目を表示します。
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画面右下の[確定]ボタンをクリックすると確認メッセージが表示されます。使用科目の紐付けが完了していれば「はい」を選択して科目の紐付け作業を終了し、いったんデータを反映させます。
取り込んだ勘定科目のデータ反映が開始されます。処理が完了すると確認メッセージが表示されますので、[OK]をクリックします。*終了までの分数は参考時間です。回線状況により実際の反映時間とは異なる場合があります。ご了承ください。
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132 三井住友 132 三井住友
*紐付けしなかった不一致科目は取り込まれませんのでご注意ください。
*使用している科目がA-SaaS側にない場合は、類似した科目に対して紐付けを行って 下さい。その際、同じA-SaaS科目に対し複数科目の紐付けを行う場合、1科目目は 置き換え、2科目目以降はその科目を複製して取込みを行います。
例): 取込み元科目 A-SaaS科目 コンバート結果 131 東京三菱 131 普通預金 131 東京三菱
133 みずほ 133 みずほ
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科目残高インポート
[科目残高]を選択します。[参照]をクリックして、ファイル参照画面から科目残高試算表のCSVファイルを選択します。
CSVファイル名に選択したファイルが表示されたら、画面右下の[科目残高確認画面へ]をクリックします。ファイルを選択し直す場合は[クリア]ボタンをクリックして下さい。
当期期首残高を取込済み(編集済み)の勘定科目名称を元に取込みをおこないます。*インポート元データにA-SaaS上に存在しない勘定科目名称が含まれていた場合は、科目の紐付け画 面に遷移するかどうかの確認メッセージが表示されますので、画面の指示に従い作業をすすめてください。
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科目残高の確認画面が表示されます。ここでは残高の確認のみになりますので、各勘定科目の残高および貸借合計を確認し、よろしければ[確定]ボタンをクリックして下さい。
下記確認メッセージが表示されます。今までの取込み内容を反映する場合は「はい」を、補助科目や仕訳データなど、他の取り込み作業を行ってからまとめて反映する場合は「いいえ」をクリックしてください。
データの取込をおこなったのち、データを反映しなかった項目については、取込項目名称の横に マークがつきます。他の取込作業を終えた後に マークがついたデータをまとめて反映させます。
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補助科目、補助残高インポート
CSVファイル名に選択したファイルが表示されたら、画面右下の[補助残高CSVデータ取込確認画面へ]を選択します。ファイルを選択し直す場合は[クリア]ボタンをクリックして下さい。
[補助科目、補助残高]を選択します。[参照]をクリックして、ファイル参照画面から補助科目CSVファイルを選択します。
補助科目名称、コードおよび各補助科目の当期首残高を取込済み(編集済み)の勘定科目を元に取込みをおこないます。*インポート元データにA-SaaS上に存在しない勘定科目が含まれていた場合は、科目の紐付け画面に遷移するかどうかの確認メッセージが表示されますので、画面の指示に従い作業をすすめてください。
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引き続き、補助残高CSVデータを取込みます。補助残高CSVデータ取込画面が表示されますので、[参照]をクリックして、ファイル参照画面から補助残高CSVファイルを選択します。
CSVファイル名に選択したファイルが表示されたら、画面右下の[補助科目、補助残高確認画面へ]を選択します。ファイルを選択し直す場合は[クリア]ボタンをクリックして下さい。
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補助科目、補助残高の確認画面が表示されます。ここでは残高の確認のみになりますので、確認後 よろしければ[確定]ボタンをクリックして下さい。
下記確認メッセージが表示されます。今までの取込み内容を反映する場合は「はい」を、摘要辞書など他の取り込み作業を行ってからまとめて反映する場合は「いいえ」をクリックしてください。
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摘要辞書インポート
CSVファイル名に選択したファイルが表示されたら、画面右下の[摘要辞書編集画面へ]を選択します。ファイルを選択し直す場合は[クリア]ボタンをクリックして下さい。
[摘要辞書]を選択します。[参照]をクリックして、ファイル参照画面から摘要辞書CSVファイルを選択します。
弥生会計で使用している摘要辞書データを取込済み(編集済み)の勘定科目を元に取込みをおこないます。*インポート元データにA-SaaS上に存在しない勘定科目が含まれていた場合は、科目の紐付け画面に遷 移するかどうかの確認メッセージが表示されますので、画面の指示に従い作業をすすめてください。*「全科目共通」に登録された摘要については、A-SaaSで「全科目共通」に対応する項目が存在しないため インポートできません。
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摘要辞書編集画面が表示されます。摘要グループコードのデフォルトは「取引内容摘要」となりますので「相手先摘要」として使用する摘要辞書がある場合、摘要グループコードを「相手先摘要」に変更して下さい。編集後、よろしければ「確認」をクリックして下さい。
下記確認メッセージが表示されます。今までの取込み内容を反映する場合は「はい」を、仕訳データなど他の取り込み作業を行ってからまとめて反映する場合は「いいえ」をクリックしてください。
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仕訳データインポート
CSVファイル名に選択したファイルが表示されたら、画面右下の[会計データ反映画面へ]を選択します。ファイルを選択し直す場合は[クリア]ボタンをクリックして下さい。
[仕訳]を選択します。[参照]をクリックして、ファイル参照画面から仕訳日記帳のCSVファイルを選択します。
弥生会計で入力済みの仕訳データを取込済み(編集済み)の勘定科目を元に取込みをおこないます。*インポート元データにA-SaaS上に存在しない勘定科目が含まれていた場合は、科目の紐付け画面に 遷移するかどうかの確認メッセージが表示されますので、画面の指示に従い作業をすすめてください。*新消費税率対応による 6.3%や 1.7% のような税率は、小数点以下の数字が"切り捨て"になって取り込ま れますが、輸入取引の国税分を新消費税率で認識する上では問題はありません。
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インポートするCSVファイルに部門情報が入力されている場合、事前にA-SaaS側で部門情報を作成しておく必要があります。A-SaaSに登録されていない部門情報がインポートするCSVファイルに存在すると、仕訳のインポート作業を続行できません。
*エラーメッセージ
仕訳データに部門コードが入力されている場合
事前にA-SaaS側で部門情報を登録してから仕訳データをインポートしてください。部門情報を登録する手順は、オンラインヘルプ>01会計業務>部門管理をご参照ください。
インポートするCSVデータに存在する部門名称をすべて登録すると、インポートが実行できます。(部門名称が完全一致していないと取り込む事はできません。)
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「会計データ反映」をクリックすると、データ反映の実行確認メッセージが表示されます。よろしければ「はい」をクリックし反映を開始して下さい。
取り込んだ勘定科目のデータ反映が開始されます。処理が完了すると確認メッセージが表示されますので、[OK]をクリックします。*終了までの分数は参考時間です。回線状況により実際の反映時間とは異なる場合があります。ご了承ください。
会計データ反映
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