環境因子シート...2019/05/02  · 1 『環境因子のシートについて』...

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※本誌はあくまで事例集・記入例です。 記載方法等に決まりはありません。 また、各種シートは全ての項目をうめる必要はありません。 環境因子シート 事例集

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Page 1: 環境因子シート...2019/05/02  · 1 『環境因子のシートについて』 本シートは、訪問指導の際に何を確認したら良いのか分からない、という声を受けて作成したものです。訪

※ 本 誌 は あ く ま で 事 例 集 ・ 記 入 例 で す 。

記 載 方 法 等 に 決 ま り は あ り ま せ ん 。

ま た 、各 種 シ ー ト は 全 て の 項 目 を う め る 必 要 は あ り ま せ ん 。

環境因子シート 事例集

Page 2: 環境因子シート...2019/05/02  · 1 『環境因子のシートについて』 本シートは、訪問指導の際に何を確認したら良いのか分からない、という声を受けて作成したものです。訪

1

『環境因子のシートについて』

本シートは、訪問指導の際に何を確認したら良いのか分からない、という声を受けて作成したものです。訪

問指導の際に活用して頂くことを目的としているので、このシートをこのまま使用しなければならないというも

のではありません。

ただし、在宅復帰・在宅療養支援等指標(施設類型を決めるための指標)に入所前後、退所前後の訪問指

導割合が含まれていることから、ただ訪問するだけではなく、ある程度質の担保が必要だと考えられます。

そのような意味で、「今行っている訪問指導をより良いものにしたい」、「訪問する職員によって精度がバラバ

ラで困っている」、「現状手探り状態で行っている」という様々な施設にこのシートを参考にして頂きたいと考

えています。

≪環境因子のシートを使う上での質問と回答≫

No 質問 回答

1 このシートはいつ使用すれば良いの

か?

①入所前若しくは入所直後の訪問時

②退所前の訪問時

を想定しています。

ただし、総合的な在宅復帰の可能性は入所中に変わる可能性があるの

で、入所 1 月後や 3 月後など、状況に応じて確認することをお勧めしま

す。また、それ以外の項目についても、変化があったときや入所が長期

化するとき等は必要に応じてチェックすることをおすすめします。

2 誰が記入するのか?

特に決まりはありません。

重要なことは「誰が記入するか」ではなく、ケアに関わる「皆が情報を共

有する」ことです。訪問時にその場で記入できる項目もあれば、訪問時

に得た情報を基に多職種で検討した方が良い項目もあると考えます。

3 項目が多くて大変。

全項目を埋める必要があるのか?

全項目を埋める必要はありません。本シートはあくまでも、環境因子を

把握するための視点として役立てて頂くために作成したものですので

使いやすいように使ってください。

4

金銭状況は情報収集に抵抗がある。

また、利用者によっては確認する必要

が無い項目、判断がつかない項目等

があるが、そのような場合はどうすれ

ば良いか?

情報収集がしにくい項目は無理に収集する必要はありません

判断がつかないが記録しておいた方が良い情報等は、分かった時点

で追記するという利用方法もあると考えております。

5

当施設では R4システムを利用してい

る。利用者背景は R4 システムのプレ

インテークシートや A-1 シート※と同じ

ことを記載するのか?

※プレインテークシート、A-1 シート:

R4システムを構成する用紙。ニーズや利

用者背景等の記録に使用するもの

R4 システムを利用している場合は、プレインテークシートや A-1 シート

とあわせて記録を確認できるようにしておけば、環境因子等の重複す

る項目は省略して構いません。

プレインテークシートに限らず、身体機能等を評価した記録(R4 システ

ムでいう A-2、A-3)等と合わせて活用することで記載の手間の省略、

情報の整理・共有が容易になると思われます。

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2

No 質問 回答

6 普段確認している項目がシートにな

い。追加しても良いのか?

追加して頂いて差支えありません。

一般的に想定できる項目を挙げております。地域の環境や個人の状

況によっては、本シート以外の項目が必要になる場合もあると考えら

れます。

7 書き方が分からない。決まった書き方

があるのか?

決まった記入の仕方はございませんので、施設で使いやすい方法で

ご記入ください。書き方の例を幾つか事例集に掲載しております。

施設の中ではある程度記載方法等を統一しておいた方が、情報共有

の観点から良いかと思われます。

8

環境因子『ヒト』の書き方が分からな

い。全体通して文章で書いた方が良

いのか、それとも各項目で○×のよう

な記載の方が良いのか?

どちらの方法も考えられます。事例集ではどちらのパターンも掲載して

います。

9 各項目のステージの判断がつかな

い。判断基準等の指標はあるのか?

個人差、地域差が非常に大きいため基準はありません。多職種で判

断してください。ある条件が整えば在宅復帰可能だが、その条件が整

わない限りは在宅復帰が出来ない等、特殊な条件も多いと考えられ

ます。そのような場合は、無理にステージ評価するのではなく、備考欄

にそのことを記載するのみとするという方法もあります。

10 医療職以外が訪問した場合、薬の情

報は何を得たら良いか分からない

どういった薬が処方されているのか、残薬がどうなっているかなどは、

写真で記録をして、施設に情報を持ち帰るという方法も有効と考えま

す。

11 住環境ステージングの「生活の場が

無い」とは何を指すのか?

何らかの理由で家がない、長期入院していたため病院や施設を出て

も居場所がない、等を想定してます。

12 住環境の情報を文章だけで記録する

のは困難

写真利用等も考えられます。把握しやすい方法で記録することを推奨

します。参考として事例集に掲載しております。

13

退所後に居宅のケアマネや家族等に

情報を提供しようと思うがこのシート

だけだと説明がしづらい。また、家族

に見せにくい項目もあるがどうしたら

よいか

このシートから得られた情報を基に簡単に別の用紙に報告書のような

形でまとめるという方法が考えられます。参考として事例集に掲載して

おります。

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3

目 次

事例①・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4

事例②・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13

事例③・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22

事例④・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27

事例⑤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38

事例⑥・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43

事例⑦・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49

事例⑧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 55

事例⑨・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60

【参考資料】写真による記録(例)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65

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事例①

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5

在宅復帰の可能性は、入所中に状況が変わる可能性があります。必要に応じて改めてチェックすることを推奨します

あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

5

4

3

2

1

自由記載

 ない  ない

処方内容(薬剤数等)(処方内容の詳細については、写真で記

録する方法等も有効と考えられます)  4 種類  4 種類

とても低い

高い

どちらでもない

とても高い

低い

施設名

対象者ID

●●苑

事例1

総合的な在宅復帰の可能性

可能性

4

可能性

5

備考

骨折箇所のリハが進み、本人もそろそろ自宅へとの話が聞かれた。

入所時(前)備考

キーパーソンである長男は本人の希望通りに動く。本人がそろそろ家にと話せば話は進む。ご本人としては骨折箇所のリハが進めば自宅へとの思いがあるため、在宅復帰の可能性は高い。

入所●月後記入欄

利用者背景数回の転倒により左大腿骨頚部骨折(人工骨頭置換術後)、左膝下複雑骨折、左肘関節骨折(詳細不明)の既往があるも、4 点歩行器(ピックアップ)、膝装具にて歩行は行えていた。本人より、歩けていたがちょっとした拍子に転がってしまったとの事。

総合的な在宅復帰の可能性(チェックのタイミング:入所時(前)及び入所中/退所前)

入所時(前)

特に無し

特に無し

特に無し

特に無し

特に無し

特に無し

リハビリが進み、痛みが軽減し、本人より在宅復帰希望聞かれ退所となる。

記入欄

本人の骨折が原因で入所となったため

入所●月後在宅復帰が困難な

主な理由

1.人的環境

2.経済的環境

3.住宅的な環境

4.その他 (具体的に)

記入欄

残薬の有無(残薬の状況等については、写真で記録

する方法等も有効と考えられます)

その他医療について(在宅復帰後の受診の必要性・方法

等)

入所時(前) 退所前

 いる

在宅復帰後の医療提供・服薬管理体制等(服薬管理する方がいるか等)の問題

かかりつけ医

医療やお薬について状況 特徴・介入案等

 いる

 ある  ある

状況 特徴・介入案等

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あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

3

2

1

自由記載

その他(他に介護している人がいる、育児中等)

経済状況

家計への支え

決定者

家族内で主に家計を支えている人

負担感

続柄と家族自身の状況

22

介護を担える人がいない、期待できない

備考

介護を担える人が十分いる

介護を担える人がある程度いる

社会的負担

経済的負担

精神的負担

身体的負担

時間

意欲

キーパーソン

続柄

家族1長男。キーパーソン。ご本人の希望を聞いてくださり協力的ではある。長男の意見は「本人の意見に任せる」という言葉しか聞かれないため、長男自身がどう思っているのかはわからない。本人との関係は良好であるが、家事やPトイレの掃除等は訪問介護に任せている。

入所前と変わらず。

その他

就寝場所

就労状況

健康状態

技術

理解力

入所前と変わらず。

家族2 家族3

記入欄入所時(前) 退所前

その他

アセスメント項目家族1 家族2

長男自身の負担感等の確認は難しいが、特に大きな問題はなさそう。

長男が管理をされている。

入所前と変わらず。

家族間の関係(協力体制・受入状況)

家族3

環境因子『ヒト』(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

退所前入所時(前)記入欄介護ケア

ヒトの環境ステージ

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把握できる場合は、あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

5

4

3

2

1

いずれかに○をし、特記事項があれば、備考欄に自由記載

あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

3

2

1

経済状況ステージング

入所時(前) 退所前

ステージ 備考 ステージ 備考

生活保護(第一段階)

記入欄

資金豊富+別収入あり

住民税課税世帯(第四段階)

国民年金+α(第三段階)

国民年金だけ(第二段階)

※ステージに関らず、退所前には詳細なアセスメントは必要です。住環境を観察する視点は別紙「環境因子『モノ』 住環境 STEP2」を参考としてください。

生活の場はあるが、課題がある

生活の場が無い

記入欄入所時(前) 退所前

ステージ 備考 ステージ 備考

3

備考

生活の場がある(特に課題なし)

改修・改善について できる 

記入欄

3

住環境ステージング

入所時(前) 退所前住環境の改善が可能か

改修・改善について 必要

記入欄入所時(前) 退所前

 不要

環境因子『モノ』 住環境(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

住環境への介入の必要性

備考

1か月に支払える金額(聞けたら聞く) 金額

(万円程度/月)備考

金額(万円程度/月)

備考

環境因子『カネ』(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

●万円程度/月

記入欄入所時(前) 退所前

4 4

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入所後訪問報告書

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10

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11

退所前訪問 本人・ご家族用資料

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13

事例②

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14

在宅復帰の可能性は、入所中に状況が変わる可能性があります。必要に応じて改めてチェックすることを推奨します

あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

5

4

3

2

1

自由記載

 ある

同敷地内在住の孫がカレンダーにセッティングして管理。 ある

今後は訪看を利用し管理。

処方内容(薬剤数等)(処方内容の詳細については、写真で記

録する方法等も有効と考えられます)13  種類  13種類

とても低い

高い

どちらでもない

とても高い

低い

施設名

対象者ID

●●苑

事例2

総合的な在宅復帰の可能性

可能性

3

可能性

5

備考

ご本人帰宅願望強く、外出練習も行え、ご家族としても在宅復帰の覚悟はできた様子あり。在宅サービスを利用し在宅方向。

入所時(前)備考

認知症の夫と二人暮らしであり、ご家族からは不安の声が聞かれた。外出練習をしながら在宅のイメージをつけながら検討する方向となる。

入所1月後記入欄

利用者背景

右大腿骨頚部骨折後保存療法にて非荷重。本人は疼痛の訴えなし。転倒した事は覚えているが時期は曖昧、骨折は忘れており、記憶力低下うかがわれる。また一人で立ち上がり右下肢荷重してしまう。食事や排便、内服等行った事を忘れ職員に確認する時もある。車椅子にて離床。移乗は右下肢荷重しないように声かけすれば見守り又は軽介助で行える。排尿は頻回で荷重する恐れがありバルンカテーテル挿入中。排便は介助にてトイレで実施。

総合的な在宅復帰の可能性(チェックのタイミング:入所時(前)及び入所中/退所前)

入所時(前)

認知症の夫と二人暮らし。同敷地内に孫家族がいる。協力は得られる状況。

問題なし。

普段座られていた場所が掘りごたつのため、立ち上がりに不安があった。

ご家族全体で本人を自宅でみていくと、協力体制が整う。

問題なし。

掘りごたつを撤去し、テーブルと椅子へ変更。

特になし。

記入欄

特になし。

入所1月後在宅復帰が困難な

主な理由

1.人的環境

2.経済的環境

3.住宅的な環境

4.その他 (具体的に)

記入欄

残薬の有無(残薬の状況等については、写真で記録

する方法等も有効と考えられます)

その他医療について(在宅復帰後の受診の必要性・方法

等)

入所時(前) 退所前

 いる

在宅復帰後の医療提供・服薬管理体制等(服薬管理する方がいるか等)の問題

かかりつけ医

医療やお薬について状況 特徴・介入案等

 いる

 ある  ある

状況 特徴・介入案等

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あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

3

2

1

自由記載

退所前入所時(前)記入欄介護ケア

ヒトの環境ステージ

環境因子『ヒト』(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

入所前と変わらず。

入所前と変わらず。

家族2 家族3

記入欄入所時(前) 退所前

その他

アセスメント項目家族1 家族2

今後は薬関係は訪問介護が入る為、見守りを中心に行っていただける。

自営業をされており、比較的時間を取りやすいため、協力は得られる。

自営業をされ、経済的には問題なさそう。

本人より多く電話がかかってきてはいるが、認知症の事を理解されているため、そういうものと認識されている。

負担感は特になく協力的。

入所前と変わらず。

入所前と変わらず。

薬の配薬に今後は不安を感じ、訪問看護に任せることとなった。

管理しているのはこの人。

家族間の関係(協力体制・受入状況)

家族3 家族1

長男。キーパーソン。自営業。協力的ではある。本人宅より近い場所に住んでいる。

長男の妻。実際この方が主になって動いている。物事についてキーパーソンに確認はするが、実質的にはこの方が決定者の様子。

同敷地内在住の孫夫婦。同敷地内在住という事もあり、薬の配薬を担当をされていた。日頃の見守りや、受診の送迎の手伝いをされていた。

ご本人の状況を理解され、在宅復帰をすることを協力してくださり、自宅の環境を調整した。

その他

就寝場所

就労状況

健康状態

技術

理解力

その他(他に介護している人がいる、育児中等)

経済状況

家計への支え

決定者

家族内で主に家計を支えている人

負担感

続柄と家族自身の状況

この関係性は変わらず実質的な決定者は長男の妻。表は夫を立てている。

33

介護を担える人がいない、期待できない

備考

介護を担える人が十分いる

介護を担える人がある程度いる

社会的負担

経済的負担

精神的負担

身体的負担

時間

意欲

キーパーソン

続柄

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把握できる場合は、あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

5

4

3

2

1

いずれかに○をし、特記事項があれば、備考欄に自由記載

あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

3

2

1

経済状況ステージング

入所時(前) 退所前

ステージ 備考 ステージ 備考

生活保護(第一段階)

記入欄

資金豊富+別収入あり

住民税課税世帯(第四段階)

国民年金+α(第三段階)

国民年金だけ(第二段階)

※ステージに関らず、退所前には詳細なアセスメントは必要です。住環境を観察する視点は別紙「環境因子『モノ』 住環境 STEP2」を参考としてください。

生活の場はあるが、課題がある

生活の場が無い

記入欄入所時(前) 退所前

ステージ 備考 ステージ 備考

2

備考

生活の場がある(特に課題なし)

改修・改善について できる 

記入欄

3

住環境ステージング

入所時(前) 退所前住環境の改善が可能か

改修・改善について 必要 

記入欄入所時(前) 退所前

      対応済み

環境因子『モノ』 住環境(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

住環境への介入の必要性

備考

1か月に支払える金額(聞けたら聞く) 金額

(万円程度/月)備考

金額(万円程度/月)

備考

環境因子『カネ』(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

●万円程度/月

記入欄入所時(前) 退所前

4 4

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20

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22

事例③

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23

在宅復帰の可能性は、入所中に状況が変わる可能性があります。必要に応じて改めてチェックすることを推奨します

あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

5

4

3

2

1

自由記載

医療やお薬について状況 特徴・介入案等

ある当施設併設医療機関の医師をかかりつけ医にすると決める

ない ない

状況 特徴・介入案等

特にない。薬をもらうだけ。

娘の介護力は変わらない。できる限りのことはする意欲はある。

課税世帯。変わらず。

持ち家、一戸建て。住宅改修と福祉用具貸与で、環境は整った。

記入欄

入所3ヵ月後在宅復帰が困難な

主な理由

1.人的環境

2.経済的環境

3.住宅的な環境

4.その他 (具体的に)

記入欄

残薬の有無(残薬の状況等については、写真で記録

する方法等も有効と考えられます)

その他医療について(在宅復帰後の受診の必要性・方法

等)

入所時(前) 退所前

いない

在宅復帰後の医療提供・服薬管理体制等(服薬管理する方がいるか等)の問題

かかりつけ医

総合的な在宅復帰の可能性(チェックのタイミング:入所時(前)及び入所中/退所前)

入所時(前)

娘は二人いるが、常時の介護は難しいと考えられる。

課税世帯。自身の入所費用などは自身で補える。

持ち家、一戸建て。だが、実情は長女の自宅へ移られ、生活される。

とても低い

高い

どちらでもない

とても高い

低い

施設名

対象者ID

介護老人保健施設●●の里

事例3 (71歳 ・ 女性)

総合的な在宅復帰の可能性

可能性

3

可能性

5

備考

短期集中リハにて、下肢筋力の向上がみられた。杖歩行では安定され、転倒の危険が減る。福祉用具貸与とデイケア、ヘルパー利用での在宅生活が可能と考えられた。

入所時(前)備考

下肢筋力の不安定さがみられ、歩行の際ふらつきみられ転倒のリスクが極めて高い。自宅での暮らしに不安がある

入所3ヵ月後記入欄

利用者背景長崎県で生まれる。結婚後和歌山県へ移り住み、ご主人他界以降は三女(精神疾患有り)と同居。平成29年11月、多発性脳梗塞の診断で入院。右上下肢に不全麻痺の後遺症残り、三女との生活は困難なため長女と同居となる。

ある 自身がしていた。 ある基本は自身。デイケアとヘルパーの見守りも行う。

処方内容(薬剤数等)(処方内容の詳細については、写真で記

録する方法等も有効と考えられます) 5 種類  2 種類

飲み忘れもあった。 血圧降下剤 ・ 下剤

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24

あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

3

2

1

自由記載

退所前入所時(前)記入欄介護ケア

ヒトの環境ステージ

環境因子『ヒト』(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

なるべく、出費は控えたいと考えている。

なるべく、出費は控えてほしいと考えている。

家族2 家族3

記入欄入所時(前) 退所前

その他

アセスメント項目家族1 家族2

三女。精神科病院入院中。退院の見込みたたず。

自宅での介護に、限界を感じている。直ぐにでも、施設入所を希望されている。

不明

長女の生活が大変なことが理解できている。施設入所を希望されている。

自宅での暮らしに多少の不安はある様子。自身の介護負担が出てくれば再度入所も考えている。

自宅へ帰れば、介護負担は増すと思うが、今のレベルであれば問題ないと考えている。

不明

家族間の関係(協力体制・受入状況)

家族3 家族1

長女。介護の意欲はあるものの、自身の仕事・生活もあるため満足な介護はできないと考えられる。家族間や姉妹間の仲は良好。健康状態も良い。対象者の自宅から少し遠い。

次女。キーパーソン。仕事・生活とあるため満足な介護は困難と考えられている。家族間・姉妹間の仲は良好。健康状態も良い。

三女。精神科病院入院中。

長女。介護の意欲はあるものの、自身の仕事・生活もあるため満足な介護はできないと考えられる。家族間や姉妹間の仲は良好。健康状態も良い。対象者の自宅から少し遠い。

その他

就寝場所

就労状況

健康状態

技術

理解力

その他(他に介護している人がいる、育児中等)

経済状況

家計への支え

決定者

家族内で主に家計を支えている人

負担感

続柄と家族自身の状況

次女。キーパーソン。仕事・生活とあるため満足な介護は困難と考えられているが、自宅が対象者の自宅から近いため、時間があれば立ち寄る考え。家族間・姉妹間の仲は良好。健康状態も良い。

2

自宅で独居。自身の身体状態は良く、ADLは何とか自立できている。近所の次女「時間があれば、顔を出す」と言われている。

2

長女宅で引き取り、生活していた。ただ、長女家族も就業にて満足な介護は行えていなかった。

介護を担える人がいない、期待できない

備考

介護を担える人が十分いる

介護を担える人がある程度いる

社会的負担

経済的負担

精神的負担

身体的負担

時間

意欲

キーパーソン

続柄

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25

把握できる場合は、あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

5

4

3

2

1

なるべく安く

いずれかに○をし、特記事項があれば、備考欄に自由記載

あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

3

2

1

記入欄入所時(前) 退所前

  対応済み ・ 改修/改善中  必要だが未対応 ・ 不要

環境因子『モノ』 住環境(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

住環境への介入の必要性

備考長女の自宅で生活されていたため、出来なかった。

1か月に支払える金額(聞けたら聞く) 金額

(万円程度/月)備考

金額(万円程度/月)

備考

10万

環境因子『カネ』(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

●万円程度/月

記入欄入所時(前) 退所前

4 わからない 4

長女宅で生活されていたため、居場所はあまりなかった。

3自宅では、自室(寝室)が主な生活の場。

住環境ステージング

入所時(前) 退所前住環境の改善が可能か

改修・改善について 必要 ・ 不要

改修中

※ステージに関らず、退所前には詳細なアセスメントは必要です。住環境を観察する視点は別紙「環境因子『モノ』 住環境 STEP2」を参考としてください。

生活の場はあるが、課題がある

生活の場が無い

記入欄入所時(前) 退所前

ステージ 備考 ステージ 備考

1

備考

生活の場がある(特に課題なし)

改修・改善について できる ・ できない

記入欄

詳細は不明

経済状況ステージング

入所時(前) 退所前

ステージ 備考 ステージ 備考

生活保護(第一段階)

記入欄

資金豊富+別収入あり

住民税課税世帯(第四段階)

国民年金+α(第三段階)

国民年金だけ(第二段階)

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自由記載場所 内容 ICF項目 記入欄

道路から玄関までの環境(坂道など) 歩行・移動 数段の段差あり

階段、エレベーター 歩行・移動 なし

庭の環境(地面凹凸など) 歩行・移動 なし

洗濯物干し場の環境 出入りする際に段差あり

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 段差なし・幅はちょうどよい

上り框(高さ、踏面) 歩行・移動

手すり(高さ、長さ) 歩行・移動 上る際の手すりを住宅改修により取り付け

幅(最小~最大) 歩行・移動 問題ない

手すりの有無(高さ、長さ等) 歩行・移動 住宅改修にて取り付け

階段 歩行・移動 使用せず

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 使用せず

テーブル・椅子(高さ、席場所) 基本動作

福祉用具の有無 基本動作

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 問題なし

ベッド(有無、位置、高さなど) 基本動作 ベッドあり・環境問題なし

P/T(有無、位置、高さ、介助量など) 排泄 使用せず

手すり(有無、高さ、長さなど) 基本動作 あり・問題なし

福祉用具(有無、位置など) 基本動作 なし

箪笥等 自身で使用

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 自身で調理は行わない

シンク高 食事動作

通路幅 歩行・移動

動線 歩行・移動

冷蔵庫使用(目的の確認) 食事動作 飲み物は自身で用意できる

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 問題なし

テーブル・椅子(高さ、席場所) 基本動作 丁度良い(椅子にひじ掛けなし)

食事状況(食思・形態など) 普通食(食欲良好)

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 問題なし

手すり(高さ、長さなど) 排泄の動作 住宅改修にて取り付け

便座高、便座~壁の距離 排泄の動作 問題なし

手洗い場 排泄の動作 問題なし

汚物入れの有無 排泄の動作 必要なし

パッド置き場の有無 排泄の動作 必要なし

床面の状態(スリッパ有無、床マット有無) 排泄の動作 スリッパなし

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 問題なし

洗面台高 整容 問題なし

口腔ケア用品の置き場所(歯ブラシなど) 口腔ケア 問題なし

出入口幅・段差・広さ(脱衣所) 歩行・移動 自宅で入浴は行わない

広さ(洗い場) 入浴動作

浴槽(外高、深さ、縦×横など) 入浴動作

手すり(高さ、長さ) 入浴動作

福祉用具の有無 入浴動作

椅子(高さなど) 入浴動作

活動や趣味(畑など)の場の確認 余暇 自室

余暇を行うスペース 余暇 自室

テレビ 余暇 自室

近所づきあい 社会参加 なし

墓参り・仏壇・神棚 社会参加

電話 社会参加 自由に使える

インターネット 社会参加 なし

その他

環境因子『モノ』 住環境 STEP2(退所前の住環境のアセスメントの際の参考としてください)

外構

玄関

廊下

居間

洗面所

浴室

その他

居室・寝室(眠る場所)

※すべての項目のチェックを求めるものではありません。※記録はテキストだけではなく、写真利用等も考えられます。把握しやすい方法で記録することを推奨します。

台所(調理する場所)

食堂(食事する場所)

トイレ

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事例④

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29

在宅復帰の可能性は、入所中に状況が変わる可能性があります。必要に応じて改めてチェックすることを推奨します

あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

5

4

3

2

1

自由記載

ない 服薬自己管理可能。 ない 服薬自己管理可能。

整形外科の受診が必要か。コルセットは装着しており退所後受診。外来リハビリ開始・入浴はデイサービス。

処方内容(薬剤数等)(処方内容の詳細については、写真で記録する方法等も有効と考えられます)

 8 種類    種類

とても低い

高い

どちらでもない

とても高い

低い

施設名

対象者ID

介護老人保健施設●●

事例4 (70代後半 ・ 女性)

総合的な在宅復帰の可能性

可能性

4

可能性

5

備考

家屋環境調整済み。

入所時(前)備考

家屋環境の調整が必要。

入所1月後記入欄

利用者背景長女と市内にて二人暮らし。50歳代に発症した脊柱管狭窄症により掃除機掛け等に困難さはあったが、体調に合わせながらほぼ自立した生活を送っていた。入院前までは長女と定期的に近所の温泉に歩いて行っていた。平成30年X月Y日、玄関先で転倒し、第4腰椎圧迫骨折の診断で入院となる。硬性コルセット装着。在宅復帰困難にてリハビリ継続目的での当施設入所となる。

総合的な在宅復帰の可能性(チェックのタイミング:入所時(前)及び入所中/退所前)

入所時(前)

同居の娘様が腰痛あり、家事一部困難。

上り框(20㎝)手すりなし・床上動作(仏間・食席)。洗濯物干場が2階で階段が急。

近隣の姉妹からの支援あり。

上り框に手摺り設置・椅子やテーブル導入済み。洗濯物干場の変更。

記入欄

入所1月後在宅復帰が困難な

主な理由

1.人的環境

2.経済的環境

3.住宅的な環境

4.その他 (具体的に)

記入欄

残薬の有無(残薬の状況等については、写真で記録する方法等も有効と考えられます)

その他医療について(在宅復帰後の受診の必要性・方法

等)

入所時(前) 退所前

 いる

在宅復帰後の医療提供・服薬管理体制等(服薬管理する方がいるか等)の問題

かかりつけ医

医療やお薬について状況 特徴・介入案等

いる整形外科・内科

 ない  ない

状況 特徴・介入案等

整形外科・内科

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あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

3

2

1

自由記載

退所前入所時(前)記入欄介護ケア

ヒトの環境ステージ

環境因子『ヒト』(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

家族2 家族3

記入欄入所時(前) 退所前

その他

アセスメント項目家族1 家族2

家族間の関係(協力体制・受入状況)

家族3

その他

就寝場所

就労状況

健康状態

技術

会計事務所

同居・別室

その他(他に介護している人がいる、育児中等)

経済状況

家計への支え

決定者

家族内で主に家計を支えている人

負担感

続柄と家族自身の状況

理解力

KP

高い

平日日中仕事あり

あり

直接的介助不可

関係性良好

腰痛

2

変わらず。協力的なご家族。

2

同居の娘様(腰痛あり)近隣に姉妹がおり訪問は多い。

介護を担える人がいない、期待できない

備考

介護を担える人が十分いる

介護を担える人がある程度いる

社会的負担

経済的負担

精神的負担

身体的負担

時間

意欲

キーパーソン

続柄

家族1

高い、積極的

自由な時間あり。

あり

直接的介助不可

関係性良好

大きく問題なし

なし。

別居

腰痛

会計事務所

同居・別室

妹 妹

KP

高い 高い、積極的

平日日中仕事あり

あり

直接的介助不可

関係性良好

自由な時間あり。

直接的介助不可

関係性良好

大きく問題なし

なし。

別居

あり

直接介助は負担大きい 特に聞かれず

特なし特になし

なしなし

特に聞かれず

特になし

直接介助は負担大きい

特になし

なし なし

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把握できる場合は、あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

5

4

3

2

1

いずれかに○をし、特記事項があれば、備考欄に自由記載

あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

3

2

1

なるべく安く

経済状況ステージング

入所時(前) 退所前

ステージ 備考 ステージ 備考

生活保護(第一段階)

記入欄

資金豊富+別収入あり

記入欄入所時(前) 退所前

  対応済み ・ 改修/改善中  必要だが未対応 ・ 不要

環境因子『モノ』 住環境(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

住環境への介入の必要性

備考

1か月に支払える金額(聞けたら聞く) 金額

(万円程度/月)備考

詳細不明

金額(万円程度/月)

備考

環境因子『カネ』(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

●万円程度/月

記入欄入所時(前) 退所前

4 4

手摺りの無い段差あり。洗濯干場は2階で階段は急。

仏間・食席は床上。3 上記課題は対応済み。

住環境ステージング

入所時(前) 退所前住環境の改善が可能か

改修・改善について 必要 ・ 不要

手摺り・椅子・テーブルの導入。洗濯物干し場の変更。

※ステージに関らず、退所前には詳細なアセスメントは必要です。住環境を観察する視点は別紙「環境因子『モノ』 住環境 STEP2」を参考としてください。

生活の場はあるが、課題がある

生活の場が無い

記入欄入所時(前) 退所前

ステージ 備考 ステージ 備考

2

備考

生活の場がある(特に課題なし)

改修・改善について できる ・ できない

記入欄

住民税課税世帯(第四段階)

国民年金+α(第三段階)

国民年金だけ(第二段階)

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32

自由記載場所 内容 ICF項目 記入欄

道路から玄関までの環境(坂道など) 歩行・移動 アスファルトで整備されているが、路肩の段差あり。

階段、エレベーター 歩行・移動 一軒家 外階段なし。

庭の環境(地面凹凸など) 歩行・移動

洗濯物干し場の環境 2階へ干しており、調整必要。

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 幅はやや狭い、2段の段差あり。

上り框(高さ、踏面) 歩行・移動 2段に分かれているが、最大20㎝の段差あり。

手すり(高さ、長さ) 歩行・移動 なし。掴まれるものは引き戸や壁のみ。

幅(最小~最大) 歩行・移動

手すりの有無(高さ、長さ等) 歩行・移動

階段 歩行・移動 あり。手摺り片側のみあるが狭く急となっている。

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 物は整理されているが、絨毯あり。躓き注意必要。

テーブル・椅子(高さ、席場所) 基本動作 食事は床に正座している。その他はソファー使用。

福祉用具の有無 基本動作 なし。

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 部屋間に2㎝程の段差あり。

ベッド(有無、位置、高さなど) 基本動作 簡易ベッドあり。手摺りないが設置希望あり。

P/T(有無、位置、高さ、介助量など) 排泄 なし。

手すり(有無、高さ、長さなど) 基本動作 なし。

福祉用具(有無、位置など) 基本動作 なし。

箪笥等

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 部屋間に2㎝程の段差あり。ドアはなし。

シンク高 食事動作 問題なし。

通路幅 歩行・移動 広さ十分。

動線 歩行・移動 料理を運ぶには段差を超える必要がある。

冷蔵庫使用(目的の確認) 食事動作 ※台所にはダイニングテーブル・椅子があるが普段は使用していない。

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 居室で食事されている。

テーブル・椅子(高さ、席場所) 基本動作 床に正座し摂取。テーブルの固定性に問題なし。

食事状況(食思・形態など) 問題なし。

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 入口に4cm段差あり。台所の明かりにて夜間の明るさは確保可能。

手すり(高さ、長さなど) 排泄の動作 なし。

便座高、便座~壁の距離 排泄の動作 40cm程度で問題なし。

手洗い場 排泄の動作 便器の後ろにあり。

汚物入れの有無 排泄の動作 なし。

パッド置き場の有無 排泄の動作 なし。

床面の状態(スリッパ有無、床マット有無) 排泄の動作 床マット使用。スリッパの使用なし。

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 台所と併用。

洗面台高 整容

口腔ケア用品の置き場所(歯ブラシなど) 口腔ケア

出入口幅・段差・広さ(脱衣所) 歩行・移動 以前から使用しておらず、銭湯に娘と通っていた。

広さ(洗い場) 入浴動作

浴槽(外高、深さ、縦×横など) 入浴動作

手すり(高さ、長さ) 入浴動作

福祉用具の有無 入浴動作

椅子(高さなど) 入浴動作

活動や趣味(畑など)の場の確認 余暇

余暇を行うスペース 余暇

テレビ 余暇 居間にあり。普段はソファーに座り鑑賞されている。

近所づきあい 社会参加 近所に住む姉・妹の訪問が多い。

墓参り・仏壇・神棚 社会参加 仏間あり、椅子なく床上動作が多い。

電話 社会参加

インターネット 社会参加 使用なし。

その他

環境因子『モノ』 住環境 STEP2(退所前の住環境のアセスメントの際の参考としてください)

外構

玄関

廊下

居間

洗面所

浴室

その他

居室・寝室(眠る場所)

※すべての項目のチェックを求めるものではありません。※記録はテキストだけではなく、写真利用等も考えられます。把握しやすい方法で記録することを推奨します。

台所(調理する場所)

食堂(食事する場所)

トイレ

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34

Page 36: 環境因子シート...2019/05/02  · 1 『環境因子のシートについて』 本シートは、訪問指導の際に何を確認したら良いのか分からない、という声を受けて作成したものです。訪

35

Page 37: 環境因子シート...2019/05/02  · 1 『環境因子のシートについて』 本シートは、訪問指導の際に何を確認したら良いのか分からない、という声を受けて作成したものです。訪

36

Page 38: 環境因子シート...2019/05/02  · 1 『環境因子のシートについて』 本シートは、訪問指導の際に何を確認したら良いのか分からない、という声を受けて作成したものです。訪

37

Page 39: 環境因子シート...2019/05/02  · 1 『環境因子のシートについて』 本シートは、訪問指導の際に何を確認したら良いのか分からない、という声を受けて作成したものです。訪

38

事例⑤

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在宅復帰の可能性は、入所中に状況が変わる可能性があります。必要に応じて改めてチェックすることを推奨します

あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

5

4

3

2

1

自由記載

医療やお薬について状況 特徴・介入案等

 いる いない

在宅医導入予定

 ない ある

 ない ある

状況 特徴・介入案等

在宅医ではない。病院は複数科かかっている。

妹は仕事を休み、いずれ施設入所を考える。

貧困

なし

記入欄

入所●月後在宅復帰が困難な

主な理由

1.人的環境

2.経済的環境

3.住宅的な環境

4.その他 (具体的に)

記入欄

残薬の有無(残薬の状況等については、写真で記録

する方法等も有効と考えられます)

その他医療について(在宅復帰後の受診の必要性・方法

等)

入所時(前) 退所前

 いる いない

在宅復帰後の医療提供・服薬管理体制等(服薬管理する方がいるか等)の問題

かかりつけ医

総合的な在宅復帰の可能性(チェックのタイミング:入所時(前)及び入所中/退所前)

入所時(前)

主介護者の妹は働きたいという希望認知症の母の介護もあり

貧困

なし

とても低い

高い

どちらでもない

とても高い

低い

施設名

対象者ID

介護老人保健施設●●

事例5 (56歳 ・ 男性)

総合的な在宅復帰の可能性

可能性 可能性

4

備考

在宅復帰に対して妹の受け入れあり

入所時(前)備考

寝たきりになったので、要介護5在宅環境を整えることは可能だが妹の

受け入れが必要

入所●月後記入欄

利用者背景

脳梗塞後 高次脳機能障害経過:高齢の両親の介護で在宅療養中、父が他界、母は認知症が進み、施設入所となった。現在のキーパーソンは妹。施設入所中に誤嚥性肺炎でB病院へ入院。現在寝たきり、経口摂取不可。胃瘻やHPNなど延命は希望されず、点滴のみで管理する方針。

 ない ある

服薬回数調整が必要介護保険サービスで対応可

 ない ある

朝夕2回に調整

処方内容(薬剤数等)(処方内容の詳細については、写真で記

録する方法等も有効と考えられます)

  8 種類    種類

アレジオン・テグレトール・トフラニール・プラビックス・ミカルディス・イーケプラ・ランソプラゾール・アムロジピン

変化なし

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40

あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

3

2

1

自由記載

退所前入所時(前)記入欄介護ケア

ヒトの環境ステージ

環境因子『ヒト』(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

変わらず。

家族2 家族3

記入欄入所時(前) 退所前

その他

アセスメント項目家族1 家族2

健康ではあるが、仕事を休んでいるため経済的負担と社会的負担は大きい。妹には娘がおり、精神的には助けてくれる存在

なし。現在は妹のみが意思決定が可能な状態。母の年金と本人の障害年金のみ

変わらず。

家族間の関係(協力体制・受入状況)

家族3 家族1

続柄:妹がキーパーソン妹は仕事をもっていたが、主介護者の父が亡くなり認知症の母と本人の介護のため仕事を休んでいる。家族思いの妹は覚悟を決めれば在宅で介護をする能力はあるが、今後の生活を考えると、長期的な介護は困難

変化なし。いずれ施設入所予定であり、それまでは仕事を休んで頑張る意欲あり。

その他

就寝場所

就労状況

健康状態

技術

理解力

その他(他に介護している人がいる、育児中等)

経済状況

家計への支え

決定者

家族内で主に家計を支えている人

負担感

続柄と家族自身の状況

22

介護を担える人がいない、期待できない

備考

介護を担える人が十分いる

介護を担える人がある程度いる

社会的負担

経済的負担

精神的負担

身体的負担

時間

意欲

キーパーソン

続柄

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41

把握できる場合は、あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

5

4

3

2

1

いずれかに○をし、特記事項があれば、備考欄に自由記載

あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

3

2

1

記入欄入所時(前) 退所前

  対応済み ・ 改修/改善中  必要だが未対応 ・ 不要

環境因子『モノ』 住環境(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

住環境への介入の必要性

備考 車いすで外出ができるようスロープが必要

1か月に支払える金額(聞けたら聞く) 金額

(万円程度/月)備考

金額(万円程度/月)

備考

環境因子『カネ』(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

●万円程度/月

記入欄入所時(前) 退所前

2 2

3

住環境ステージング

入所時(前) 退所前住環境の改善が可能か

改修・改善について 必要 ・ 不要

当面居室から出ないため

※ステージに関らず、退所前には詳細なアセスメントは必要です。住環境を観察する視点は別紙「環境因子『モノ』 住環境 STEP2」を参考としてください。

生活の場はあるが、課題がある

生活の場が無い

記入欄入所時(前) 退所前

ステージ 備考 ステージ 備考

3

備考

生活の場がある(特に課題なし)

改修・改善について できる ・ できない

記入欄

経済状況ステージング

入所時(前) 退所前

ステージ 備考 ステージ 備考

生活保護(第一段階)

記入欄

資金豊富+別収入あり

住民税課税世帯(第四段階)

国民年金+α(第三段階)

国民年金だけ(第二段階)

Page 43: 環境因子シート...2019/05/02  · 1 『環境因子のシートについて』 本シートは、訪問指導の際に何を確認したら良いのか分からない、という声を受けて作成したものです。訪

42

自由記載場所 内容 ICF項目 記入欄

道路から玄関までの環境(坂道など) 歩行・移動 段差があり

階段、エレベーター 歩行・移動 一戸建ての1階に居住

庭の環境(地面凹凸など) 歩行・移動 凹凸あり

洗濯物干し場の環境 介護者が行う。問題なし。

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 出入り幅は狭い。段差あり。

上り框(高さ、踏面) 歩行・移動 なし。

手すり(高さ、長さ) 歩行・移動 あり。

幅(最小~最大) 歩行・移動 車いす可

手すりの有無(高さ、長さ等) 歩行・移動 なし。

階段 歩行・移動 不要

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 ギリギリ可能。

テーブル・椅子(高さ、席場所) 基本動作 こたつのため、車いすとは合わない。

福祉用具の有無 基本動作 車いす・ベッド・マットレス

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 車いす可

ベッド(有無、位置、高さなど) 基本動作 左につけてあるため、介護は片側のみ。

P/T(有無、位置、高さ、介助量など) 排泄 あるが、介護者がいるときのみ。

手すり(有無、高さ、長さなど) 基本動作 ほぼ全介助で使用せず。

福祉用具(有無、位置など) 基本動作

箪笥等

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 該当せず。

シンク高 食事動作

通路幅 歩行・移動

動線 歩行・移動

冷蔵庫使用(目的の確認) 食事動作

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 居室ベッド上で食事をする。

テーブル・椅子(高さ、席場所) 基本動作

食事状況(食思・形態など) これまでは普通食だが、肺炎となり胃ろうへ。

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 オムツ排泄

手すり(高さ、長さなど) 排泄の動作

便座高、便座~壁の距離 排泄の動作

手洗い場 排泄の動作

汚物入れの有無 排泄の動作

パッド置き場の有無 排泄の動作

床面の状態(スリッパ有無、床マット有無) 排泄の動作

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 使用せず。

洗面台高 整容

口腔ケア用品の置き場所(歯ブラシなど) 口腔ケア

出入口幅・段差・広さ(脱衣所) 歩行・移動 使用せず。

広さ(洗い場) 入浴動作

浴槽(外高、深さ、縦×横など) 入浴動作

手すり(高さ、長さ) 入浴動作

福祉用具の有無 入浴動作

椅子(高さなど) 入浴動作

活動や趣味(畑など)の場の確認 余暇 困難

余暇を行うスペース 余暇

テレビ 余暇

近所づきあい 社会参加

墓参り・仏壇・神棚 社会参加

電話 社会参加

インターネット 社会参加

その他

環境因子『モノ』 住環境 STEP2(退所前の住環境のアセスメントの際の参考としてください)

外構

玄関

廊下

居間

洗面所

浴室

その他

居室・寝室(眠る場所)

※すべての項目のチェックを求めるものではありません。※記録はテキストだけではなく、写真利用等も考えられます。把握しやすい方法で記録することを推奨します。

台所(調理する場所)

食堂(食事する場所)

トイレ

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43

事例⑥

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44

O氏 88歳 男性

脊髄損傷(Th12;バルーン留置)

糖尿病

(世帯)

老夫婦世帯

娘さん夫婦(近居)

(現病歴)

10年前に農作業中に転落(数m)脊髄損傷、救急病院から回復期を経て自宅退所となった。

当時はベッド、車椅子の移乗は自立していたが年齢による筋力低下(上肢)が原因で介助を

必要とするようになり、奥様の介護負担が大きくなっていた。

(入所前サービス)

訪問診療(月 2回)

訪問看護(週 1回)

(入所目的)

当該施設で勤務する孫に勧められ、移乗自立目的での入所となった。

経済的に入所料負担が大きく 2か月程度の期間限定での入所。

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在宅復帰の可能性は、入所中に状況が変わる可能性があります。必要に応じて改めてチェックすることを推奨します

あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

5

4

3

2

1

自由記載

※「〃」:変化なし

 ない  ない  〃

訪問診療(月2回) 〃

処方内容(薬剤数等)(処方内容の詳細については、写真で記録

する方法等も有効と考えられます)3 種類 3 種類

とても低い

高い

どちらでもない

とても高い

低い

施設名

対象者ID

●●荘

事例6 (88歳 ・ 男性)

総合的な在宅復帰の可能性

可能性

4

可能性

5

備考

複数回の同行訪問で動作確認生活課題解決に近づく

入所時(前)備考

老夫婦世帯で奥様が認知症近居の娘さんの協力あり

入所2月後記入欄

利用者背景

脊髄損傷(Th12;バルーン留置)、糖尿病10年前に農作業中に転落(数m)脊髄損傷、救急病院から回復期を経て自宅退所となった。当時はベッド、車椅子の移乗は自立していたが年齢による筋力低下(上肢)が原因で介助を必要とするようになり、奥様の介護負担が大きくなっていた。当該施設で勤務する孫に勧められ、移乗自立目的での入所となった。経済的に入所料負担が大きく2か月程度の期間限定での入所。

総合的な在宅復帰の可能性(チェックのタイミング:入所時(前)及び入所中/退所前)

入所時(前)

老夫婦

年金額

車いすには不適な段差

移乗ボード購入

記入欄

福祉用具なし

入所2月後在宅復帰が困難な

主な理由

1.人的環境

2.経済的環境

3.住宅的な環境

4.その他 (具体的に)

記入欄

残薬の有無(残薬の状況等については、写真で記録す

る方法等も有効と考えられます)

その他医療について(在宅復帰後の受診の必要性・方法等)

入所時(前) 退所前

 いる

在宅復帰後の医療提供・服薬管理体制等(服薬管理する方がいるか等)の問題

かかりつけ医

医療やお薬について状況 特徴・介入案等

 いる  〃

 ない  ない  〃

状況 特徴・介入案等

訪問診療(月2回)

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3

2

1

○ 〇 〃 〃

△ 〇 〃 〃

◎ △ 〃 〃

〇 ◎ 〃 〃

△ △ 〇 〃

△ 〇 〃 〃

△ 〇 〃 〃

なし 農業 〃 〃

隣部屋 近居 〃 〃

※「◎」:十分(問題なし)  「〇」:おおむね十分(やや問題あり)/該当する  「△」:不十分(問題あり)/該当しない

2

2

近居の娘さんの協力大きい

介護を担える人がいない、期待できない

備考

介護を担える人が十分いる

介護を担える人がある程度いる

社会的負担

経済的負担

精神的負担

身体的負担

時間

意欲

キーパーソン

続柄

就労状況

健康状態

技術

理解力

妻 長女 妻

記入欄

その他(他に介護している人がいる、育児中等)

経済状況

家計への支え

決定者

家族内で主に家計を支えている人

負担感

続柄と家族自身の状況

家族2 家族3

〃 〃

入所時(前) 退所前

その他

アセスメント項目家族1 家族2

身体的負担

(介助負担)

経済的負担

(入所料援助)軽減 〃

家族間の関係(協力体制・受入状況)

家族3 家族1

その他

就寝場所

長女

環境因子『ヒト』(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

退所前入所時(前)記入欄介護ケア

ヒトの環境ステージ

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把握できる場合は、あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

5

4

3

2

1

いずれかに○をし、特記事項があれば、備考欄に自由記載

あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

3

2

1

経済状況ステージング

入所時(前) 退所前

ステージ 備考 ステージ 備考

生活保護(第一段階)

記入欄

資金豊富+別収入あり

住民税課税世帯(第四段階)

国民年金+α(第三段階)

国民年金だけ(第二段階)

※ステージに関らず、退所前には詳細なアセスメントは必要です。住環境を観察する視点は別紙「環境因子『モノ』 住環境 STEP2」を参考としてください。

生活の場はあるが、課題がある

生活の場が無い

記入欄入所時(前) 退所前

ステージ 備考 ステージ 備考

2

備考 玄関段差解消機(経済的理由) 〃

生活の場がある(特に課題なし)

改修・改善について できる ・ できない

記入欄

車いすに困難な段差あり外出困難

2 〃

住環境ステージング

入所時(前) 退所前住環境の改善が可能か

改修・改善について 必要 ・ 不要

移乗ボード購入済み

記入欄入所時(前) 退所前

  対応済み ・ 改修/改善中  必要だが未対応 ・ 不要

環境因子『モノ』 住環境(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

住環境への介入の必要性

備考移乗ボード必要

(敷居段差解消済み)

1か月に支払える金額(聞けたら聞く) 金額

(万円程度/月)備考

金額(万円程度/月)

備考

環境因子『カネ』(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

●万円程度/月

記入欄入所時(前) 退所前

2入所料負担大きい

(娘さん支援)2

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自由記載場所 内容 ICF項目 記入欄

道路から玄関までの環境(坂道など) 歩行・移動 坂道(介助量大;奥様不可)

階段、エレベーター 歩行・移動

庭の環境(地面凹凸など) 歩行・移動

洗濯物干し場の環境

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 段差あり

上り框(高さ、踏面) 歩行・移動 50cmを段差分割

手すり(高さ、長さ) 歩行・移動 あり

幅(最小~最大) 歩行・移動 75cm

手すりの有無(高さ、長さ等) 歩行・移動 なし

階段 歩行・移動 なし

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動

テーブル・椅子(高さ、席場所) 基本動作 70㎝高(問題なし)

福祉用具の有無 基本動作

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動

ベッド(有無、位置、高さなど) 基本動作 電動ベッド(2モーター)

P/T(有無、位置、高さ、介助量など) 排泄 あり 40㎝高 ※移乗ボード使用不可

手すり(有無、高さ、長さなど) 基本動作 なし

福祉用具(有無、位置など) 基本動作 移乗ボード

箪笥等

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動

シンク高 食事動作

通路幅 歩行・移動

動線 歩行・移動

冷蔵庫使用(目的の確認) 食事動作

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動

テーブル・椅子(高さ、席場所) 基本動作

食事状況(食思・形態など)

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 狭い(車椅子使用できず)

手すり(高さ、長さなど) 排泄の動作 なし

便座高、便座~壁の距離 排泄の動作

手洗い場 排泄の動作

汚物入れの有無 排泄の動作

パッド置き場の有無 排泄の動作

床面の状態(スリッパ有無、床マット有無) 排泄の動作

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 狭い(車椅子使用できず)

洗面台高 整容

口腔ケア用品の置き場所(歯ブラシなど) 口腔ケア

出入口幅・段差・広さ(脱衣所) 歩行・移動

広さ(洗い場) 入浴動作

浴槽(外高、深さ、縦×横など) 入浴動作 ベッド上清拭介助

手すり(高さ、長さ) 入浴動作

福祉用具の有無 入浴動作

椅子(高さなど) 入浴動作

活動や趣味(畑など)の場の確認 余暇

余暇を行うスペース 余暇

テレビ 余暇 ベッド上

近所づきあい 社会参加 近所からの訪問あり

墓参り・仏壇・神棚 社会参加 年に1回、墓参り(介助)

電話 社会参加 子機利用

インターネット 社会参加

その他

洗面所

浴室

その他

居室・寝室(眠る場所)

※すべての項目のチェックを求めるものではありません。※記録はテキストだけではなく、写真利用等も考えられます。把握しやすい方法で記録することを推奨します。

台所(調理する場所)

食堂(食事する場所)

トイレ

環境因子『モノ』 住環境 STEP2(退所前の住環境のアセスメントの際の参考としてください)

外構

玄関

廊下

居間

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事例⑦

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事例概要

A氏 90歳代前半 女性 要介護4(今回の入院時に申請)

独居(次女が自動車で20分程度の場所に在住)

主な病名:右下腿部組織感染症(切開術後) 心房細動 高血圧症

入所理由

右下腿部組織感染症により、創閉鎖術施行、地域包括ケア病棟入院を経て、自宅退所が難しく当施設入所とな

る。認知機能の低下あり MMSE は13/30点、日常のやりとりは良好で、エピソードの記憶は比較的保たれて

いる。歩行の不安定さ( U字型歩行車利用)と日常生活の支援が必要なため、当施設入所し、自宅生活を目指す。

自宅退所の目安

一人で家の中を安全に移動できる

排泄動作が日中、夜間問わず、自身で行える

日中・夜間ともに一人で過ごすことができる

介護保険:自宅生活時は未利用

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在宅復帰の可能性は、入所中に状況が変わる可能性があります。必要に応じて改めてチェックすることを推奨します

あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

5

4

3

2

1

自由記載

医療やお薬について状況 特徴・介入案等

 いる

 ない  ない

次女の訪問時、通所系サービス介入時に確認

状況 特徴・介入案等

次女が月1回受診に付き添い

独居、自動車で20分程度の場所に次女が住んでいる。自宅生活時はほぼ毎日訪問。

ベッド導入、トイレ横の玄関は段差の解消を行う。

記入欄

入所3月後在宅復帰が困難な

主な理由

1.人的環境

2.経済的環境

3.住宅的な環境

4.その他 (具体的に)

記入欄

残薬の有無(残薬の状況等については、写真で記録

する方法等も有効と考えられます)

その他医療について(在宅復帰後の受診の必要性・方法

等)

入所時(前) 退所前

 いる

在宅復帰後の医療提供・服薬管理体制等(服薬管理する方がいるか等)の問題

かかりつけ医

総合的な在宅復帰の可能性(チェックのタイミング:入所時(前)及び入所中/退所前)

入所時(前)

独居、自動車で20分程度の場所に次女が住んでいる。自宅生活時はほぼ毎日訪問。

アパート2階。布団。トイレの入り口が玄関横で5㎝程落ち込んだ作り。

とても低い

高い

どちらでもない

とても高い

低い

施設名

対象者ID

●●の里

事例7 ( 90代前半 ・ 女性 )

総合的な在宅復帰の可能性

可能性

4

可能性

5

備考

独歩で安全に移動可能、ベッドを導入。トイレ横(玄関)の段差も解消。ガスは使用せずに電磁調理器を導入する。

入所時(前)備考

歩行の不安定さあり、加えて布団での生活で転倒の危険性あり、住宅改修の必要がある箇所あり。認知機能の低下のため一人でガスを使用することに不安あると家族より、在宅生活時2回、ぼや騒ぎあり。

入所3月後記入欄

利用者背景右下腿部組織感染症により、創閉鎖術施行、地域包括ケア病棟入院を経て、自宅退所が難しく当施設入所となる。認知機能の低下あり MMSEは13/30点、日常のやりとりは良好で、エピソードの記憶は比較的保たれている。歩行の不安定さ( U字型歩行車利用)と日常生活の支援が必要なため、当施設入所し、自宅生活を目指す。

 ある  ある

処方内容(薬剤数等)(処方内容の詳細については、写真で記

録する方法等も有効と考えられます)  5種類 4種類

入院を経ており自宅生活時は、飲み忘れは時々あり、次女が毎日確認していた。

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あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

3

2

1

自由記載

その他(他に介護している人がいる、育児中等)

経済状況

家計への支え

決定者

家族内で主に家計を支えている人

負担感

続柄と家族自身の状況

2

次女がほぼ毎日訪問、月末、月はじめは仕事の関係でできないことあり→訪問困難時はショートステイの利用も検討

2

次女がほぼ毎日訪問、月末、月はじめは仕事の関係でできないことあり

介護を担える人がいない、期待できない

備考

介護を担える人が十分いる

介護を担える人がある程度いる

社会的負担

経済的負担

精神的負担

身体的負担

時間

意欲

キーパーソン

続柄

その他

就寝場所

就労状況

健康状態

技術

理解力

次女

生活上の支援

あり

日中は仕事

理解力あり問題なし

良好

事務仕事

決定者

家族2 家族3

記入欄入所時(前) 退所前

その他

アセスメント項目家族1 家族2

仕事との両立で若干、疲労感を感じている様子。介護に対する責任感はあり

遠方在住特になし

遠方在住特になし

仕事との両立で若干、疲労感を感じている様子。介護に対する責任感はあり

遠方在住特になし

遠方在住特になし

決定者

家族間の関係(協力体制・受入状況)

家族3 家族1

環境因子『ヒト』(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

退所前入所時(前)記入欄介護ケア

ヒトの環境ステージ

良好

事務仕事

長男

最終的な判断

あり

遠方在住

※遠方在住のため、実質的には継続的な介

入は困難

理解力あり

長女

あり

遠方在住

※遠方在住のため、実質的には継続的な介

入は困難

次女

生活上の支援

あり

日中は仕事

理解力あり問題なし

長男

最終的な判断

あり

遠方在住

理解力あり

※遠方在住のため、実質的には継続的な介

入は困難

長女

あり

遠方在住

※遠方在住のため、実質的には継続的な介入

は困難

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把握できる場合は、あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

5

4

3

2

1

いずれかに○をし、特記事項があれば、備考欄に自由記載

あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

3

2

1

記入欄入所時(前) 退所前

 改修予定

環境因子『モノ』 住環境(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

住環境への介入の必要性

備考 トイレ横(玄関の段差の解消)

1か月に支払える金額(聞けたら聞く) 金額

(万円程度/月)備考

金額(万円程度/月)

備考

環境因子『カネ』(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

●万円程度/月

記入欄入所時(前) 退所前

2 2

トイレ横(玄関)の段差布団での生活

3トイレ横(玄関)の段差改修、ベッドの導入で改善

住環境ステージング

入所時(前) 退所前住環境の改善が可能か

改修・改善について 必要

トイレ横(玄関の段差の解消)

※ステージに関らず、退所前には詳細なアセスメントは必要です。住環境を観察する視点は別紙「環境因子『モノ』 住環境 STEP2」を参考としてください。

生活の場はあるが、課題がある

生活の場が無い

記入欄入所時(前) 退所前

ステージ 備考 ステージ 備考

2

備考

生活の場がある(特に課題なし)

改修・改善について できる

記入欄

経済状況ステージング

入所時(前) 退所前

ステージ 備考 ステージ 備考

生活保護(第一段階)

記入欄

資金豊富+別収入あり

住民税課税世帯(第四段階)

国民年金+α(第三段階)

国民年金だけ(第二段階)

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自由記載場所 内容 ICF項目 記入欄

道路から玄関までの環境(坂道など) 歩行・移動

階段、エレベーター 歩行・移動 アパート 階段 2階居住 左手すり 段差15センチ

庭の環境(地面凹凸など) 歩行・移動

洗濯物干し場の環境

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動

上り框(高さ、踏面) 歩行・移動 5センチ

手すり(高さ、長さ) 歩行・移動 なし

幅(最小~最大) 歩行・移動

手すりの有無(高さ、長さ等) 歩行・移動

階段 歩行・移動

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動

テーブル・椅子(高さ、席場所) 基本動作

福祉用具の有無 基本動作

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動

ベッド(有無、位置、高さなど) 基本動作

P/T(有無、位置、高さ、介助量など) 排泄

手すり(有無、高さ、長さなど) 基本動作

福祉用具(有無、位置など) 基本動作

箪笥等

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動

シンク高 食事動作

通路幅 歩行・移動

動線 歩行・移動

冷蔵庫使用(目的の確認) 食事動作

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動

テーブル・椅子(高さ、席場所) 基本動作 テーブルあり

食事状況(食思・形態など) 常食

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 入り口、玄関横で5センチ程下がっている

手すり(高さ、長さなど) 排泄の動作 なし

便座高、便座~壁の距離 排泄の動作 40センチ

手洗い場 排泄の動作

汚物入れの有無 排泄の動作 なし

パッド置き場の有無 排泄の動作 なし

床面の状態(スリッパ有無、床マット有無) 排泄の動作 スリッパ・床マットなし

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動

洗面台高 整容

口腔ケア用品の置き場所(歯ブラシなど) 口腔ケア

出入口幅・段差・広さ(脱衣所) 歩行・移動 入り口段差10センチ

広さ(洗い場) 入浴動作

浴槽(外高、深さ、縦×横など) 入浴動作 深さ70センチ

手すり(高さ、長さ) 入浴動作 数年間、シャワー浴のみであった

福祉用具の有無 入浴動作 福祉用具 なし

椅子(高さなど) 入浴動作

活動や趣味(畑など)の場の確認 余暇

余暇を行うスペース 余暇

テレビ 余暇

近所づきあい 社会参加

墓参り・仏壇・神棚 社会参加

電話 社会参加

インターネット 社会参加

その他

環境因子『モノ』 住環境 STEP2(退所前の住環境のアセスメントの際の参考としてください)

外構

玄関

廊下

居間

洗面所

浴室

その他

居室・寝室(眠る場所)

※すべての項目のチェックを求めるものではありません。※記録はテキストだけではなく、写真利用等も考えられます。把握しやすい方法で記録することを推奨します。

台所(調理する場所)

食堂(食事する場所)

トイレ

ガスレンジ、2回ぼや騒ぎがあったとのこと動線にものが多い。床面、マットなどのつなぎ目多く、つまずきの可能性あり

週に1、2回、娘と自動車で買い物に行く。近所づきあいあり、知り合いが家に訪ねてくる。

布団で生活、ものが多く、整理する必要あり

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事例⑧

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在宅復帰の可能性は、入所中に状況が変わる可能性があります。必要に応じて改めてチェックすることを推奨します

あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

5

4

3

2

1

自由記載

医療やお薬について状況 特徴・介入案等

ある当施設併設医療機関の医師をかかりつけ医にすると決める

ない ない

状況 特徴・介入案等

薬をもらうだけ。

娘の介護力は変わらない。BPSDが治まったのでできる限りのことはする意欲はある。

課税世帯。変わらず。

持ち家、一戸建て。

BPSDが落ち着いた

記入欄

BPSD(道に迷い近隣にしょっちゅう迷惑をかける)

入所3ヵ月後在宅復帰が困難な

主な理由

1.人的環境

2.経済的環境

3.住宅的な環境

4.その他 (具体的に)

記入欄

残薬の有無(残薬の状況等については、写真で記録

する方法等も有効と考えられます)

その他医療について(在宅復帰後の受診の必要性・方法

等)

入所時(前) 退所前

いる

在宅復帰後の医療提供・服薬管理体制等(服薬管理する方がいるか等)の問題

かかりつけ医

総合的な在宅復帰の可能性(チェックのタイミング:入所時(前)及び入所中/退所前)

入所時(前)

娘と二人暮らし。認知症が進みデイサービスも使えなくなり、BPSD悪化で娘の介護が限界となった。

課税世帯。自身の入所費用などは自身で補える。

持ち家、一戸建て。

とても低い

高い

どちらでもない

とても高い

低い

施設名

対象者ID

介護老人保健施設●●の里

事例8 (83歳 ・ 女性)

総合的な在宅復帰の可能性

可能性

3

可能性

5

備考

認知症短期集中リハと薬物療法でBPSDは落ち着いた。ADLは 比較的保たれていたので在宅復帰となった。

入所時(前)備考

アルツハイマー型認知症で物取られ妄想が強くなり、娘の介護も限界にきた。徘徊して 近所で迷子になることも度々あった。

入所3ヵ月後記入欄

利用者背景和歌山市に生まれ、24歳で 結婚、一男二女をもうけたが 長男は 事故で亡くした。長女は遠方に嫁ぎ、交流がない。次女は離婚し、同居、夫は 3年前にガンで死亡。その後 認知症が進行し 次女も介護に疲れてきた。

ある 娘がしていた ある 娘

デイケア利用で定期的に診察

処方内容(薬剤数等)(処方内容の詳細については、写真で記

録する方法等も有効と考えられます) 5 種類  2 種類

飲み忘れもあった。 抗認知症薬・睡眠導入剤

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あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

3

2

1

自由記載

退所前入所時(前)記入欄介護ケア

ヒトの環境ステージ

環境因子『ヒト』(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

なるべく、出費は控えたいと考えている。

家族2 家族3

記入欄入所時(前) 退所前

その他

アセスメント項目家族1 家族2

自宅での介護に、限界を感じている。直ぐにでも、施設入所を希望されている。

不明

自宅での暮らしに多少の不安はある様子。デイケアを使い、ショートステイも今後は使う予定

家族間の関係(協力体制・受入状況)

家族3 家族1

次女。キーパーソン。仕事があるが BPSDが落ち着いたら介護もしたいと考えている。健康状態も良い。

次女。キーパーソン。仕事・生活とあるため満足な介護は困難と考えられているが、時間があれば立ち寄る考え。

その他

就寝場所

就労状況

健康状態

技術

理解力

その他(他に介護している人がいる、育児中等)

経済状況

家計への支え

決定者

家族内で主に家計を支えている人

負担感

続柄と家族自身の状況

22

介護を担える人がいない、期待できない

備考

介護を担える人が十分いる

介護を担える人がある程度いる

社会的負担

経済的負担

精神的負担

身体的負担

時間

意欲

キーパーソン

続柄

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把握できる場合は、あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

5

4

3

2

1

なるべく安く

いずれかに○をし、特記事項があれば、備考欄に自由記載

あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

3

2

1

記入欄入所時(前) 退所前

  対応済み ・ 改修/改善中  必要だが未対応 ・ 不要

環境因子『モノ』 住環境(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

住環境への介入の必要性

備考

1か月に支払える金額(聞けたら聞く) 金額

(万円程度/月)備考

金額(万円程度/月)

備考

10万

環境因子『カネ』(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

●万円程度/月

記入欄入所時(前) 退所前

4 わからない 4

3自宅では、自室(寝室)が主な生活の場。

住環境ステージング

入所時(前) 退所前住環境の改善が可能か

改修・改善について 必要 ・ 不要

※ステージに関らず、退所前には詳細なアセスメントは必要です。住環境を観察する視点は別紙「環境因子『モノ』 住環境 STEP2」を参考としてください。

生活の場はあるが、課題がある

生活の場が無い

記入欄入所時(前) 退所前

ステージ 備考 ステージ 備考

3

備考

生活の場がある(特に課題なし)

改修・改善について できる ・ できない

記入欄

詳細は不明

経済状況ステージング

入所時(前) 退所前

ステージ 備考 ステージ 備考

生活保護(第一段階)

記入欄

資金豊富+別収入あり

住民税課税世帯(第四段階)

国民年金+α(第三段階)

国民年金だけ(第二段階)

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自由記載場所 内容 ICF項目 記入欄

道路から玄関までの環境(坂道など) 歩行・移動 5段の段差あり

階段、エレベーター 歩行・移動 なし

庭の環境(地面凹凸など) 歩行・移動 なし

洗濯物干し場の環境 出入りする際に段差あり

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 段差なし・幅はちょうどよい

上り框(高さ、踏面) 歩行・移動

手すり(高さ、長さ) 歩行・移動

幅(最小~最大) 歩行・移動 問題ない

手すりの有無(高さ、長さ等) 歩行・移動 なし

階段 歩行・移動 なし

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 使用せず

テーブル・椅子(高さ、席場所) 基本動作

福祉用具の有無 基本動作

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 問題なし

ベッド(有無、位置、高さなど) 基本動作 ベッドあり・環境問題なし

P/T(有無、位置、高さ、介助量など) 排泄 使用せず

手すり(有無、高さ、長さなど) 基本動作 なし・問題なし

福祉用具(有無、位置など) 基本動作 なし

箪笥等 自身で使用

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 自身で調理は行わない

シンク高 食事動作

通路幅 歩行・移動

動線 歩行・移動

冷蔵庫使用(目的の確認) 食事動作 飲み物は自身で用意できる

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 問題なし

テーブル・椅子(高さ、席場所) 基本動作 丁度良い(椅子にひじ掛けなし)

食事状況(食思・形態など) 普通食(食欲良好)

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 問題なし

手すり(高さ、長さなど) 排泄の動作

便座高、便座~壁の距離 排泄の動作 問題なし

手洗い場 排泄の動作 問題なし

汚物入れの有無 排泄の動作 必要なし

パッド置き場の有無 排泄の動作 必要なし

床面の状態(スリッパ有無、床マット有無) 排泄の動作 スリッパなし

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 問題なし

洗面台高 整容 問題なし

口腔ケア用品の置き場所(歯ブラシなど) 口腔ケア 問題なし

出入口幅・段差・広さ(脱衣所) 歩行・移動 娘が介助

広さ(洗い場) 入浴動作

浴槽(外高、深さ、縦×横など) 入浴動作

手すり(高さ、長さ) 入浴動作

福祉用具の有無 入浴動作

椅子(高さなど) 入浴動作

活動や趣味(畑など)の場の確認 余暇 自室

余暇を行うスペース 余暇 自室

テレビ 余暇 自室

近所づきあい 社会参加 あり

墓参り・仏壇・神棚 社会参加

電話 社会参加 自由に使える

インターネット 社会参加 なし

その他

環境因子『モノ』 住環境 STEP2(退所前の住環境のアセスメントの際の参考としてください)

外構

玄関

廊下

居間

洗面所

浴室

その他

居室・寝室(眠る場所)

※すべての項目のチェックを求めるものではありません。※記録はテキストだけではなく、写真利用等も考えられます。把握しやすい方法で記録することを推奨します。

台所(調理する場所)

食堂(食事する場所)

トイレ

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( 入 所 継 続 中 の 事 例 )

事例⑨

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在宅復帰の可能性は、入所中に状況が変わる可能性があります。必要に応じて改めてチェックすることを推奨します

あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

5

4

3

2

1

自由記載

※「〃」:変化なし

施設名

対象者ID

○○○苑

事例9 (70歳 ・ 男性)

総合的な在宅復帰の可能性

可能性

2

可能性入所時(前) 入所2月後

記入欄

利用者背景

元教員。脳梗塞の後遺症で重度右片麻痺、重度の失語症あり。急性病院からリハビリテーション病院を経て、直接○△老人保健施設入所となった症例。リハビリテーション病院は家族のリハへの参加がなかったことから、本人の機能に関する理解が妻にはあまりなく、特に失語症があることから、表出だけでなく理解も難しく、夫が認知症になったと誤解している様子がある。リハ病院で利き手交換はすみ。移動は車いすで自立。ベッドへの移乗も見守りで自立。整容・食事動作は左手で自立。コミュニケーションがとれないことから時折心理的に不安定になることがある。

2

備考

身体介助や失語症に関する教育を行い、妻の理解は進んだが、まだ在宅復帰の受け入れには達していな

い。

備考

同年齢の妻と二人暮らし。妻は心臓疾患があり、体力に自信がない。失語症に対する理解が希薄で、変わってし

まった夫を受け入れられない。

とても低い

高い

どちらでもない

とても高い

低い

介助に関する家族指導を行った

施設の言語聴覚士が家族指導を数回行った。

記入欄

総合的な在宅復帰の可能性(チェックのタイミング:入所時(前)及び入所中/退所前)

入所時(前)

老夫婦世帯であること。妻は心疾患がある

それほどひっ迫していない

リハ病院では在宅復帰を家族が目標にできなかったので住宅改修や福祉用具などの設定は全くしていない

妻の重度の失語症に対する理解が希薄で、夫を受け入れられない。

入所2月後在宅復帰が困難な

主な理由

1.人的環境

2.経済的環境

3.住宅的な環境

4.その他 (具体的に)

記入欄

残薬の有無(残薬の状況等については、写真で記録

する方法等も有効と考えられます)

その他医療について(在宅復帰後の受診の必要性・方法

等)

入所時(前) 退所前

 いる

在宅復帰後の医療提供・服薬管理体制等(服薬管理する方がいるか等)の問題

かかりつけ医

あり

訪問診療・訪問看護は可能である。

処方内容(薬剤数等)(処方内容の詳細については、写真で記

録する方法等も有効と考えられます)4 種類

医療やお薬について状況 特徴・介入案等

 ない

状況 特徴・介入案等

訪問診療は可能である

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あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

3

2

1

自由記載

次女

○ 〇 △

△ 〇 ○

◎ △ △

△ ○ ○

△ ○ △

△ 〇 △

△ 〇 ○

なし 会社勤務

※「◎」:十分(問題なし)  「〇」:おおむね十分(やや問題あり)/該当する  「△」:不十分(問題あり)/該当しない

2

長女は隣県、次女は近所に住んでいる。どちらも介護には消極的ではないが、それぞれの事情でフルタイムで手

伝えない

介護を担える人がいない、期待できない

備考

介護を担える人が十分いる

介護を担える人がある程度いる

社会的負担

経済的負担

精神的負担

身体的負担

時間

意欲

キーパーソン

続柄

就労状況

健康状態

技術

理解力

妻 長女

記入欄

負担感

続柄と家族自身の状況

家族2 家族3

末子が小学生同居の夫の父の

介護がある

入所時(前) 退所前

その他

アセスメント項目家族1 家族2

家族間の関係(協力体制・受入状況)

家族3 家族1

その他

就寝場所

その他(他に介護している人がいる、育児中等)

経済状況

家計への支え

決定者

家族内で主に家計を支えている人

環境因子『ヒト』(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

退所前入所時(前)記入欄介護ケア

ヒトの環境ステージ

会社勤務

同じ部屋

体力に自信がない

夫を理解できない

全体的に介護負担感が強い

フルタイム勤務 フルタイム勤務

同居の義父の介護あり(義母も同居)

隣県に居住

末子が小学生近所に居住

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把握できる場合は、あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

5

4

3

2

1

いずれかに○をし、特記事項があれば、備考欄に自由記載

あてはまる数字を記入し、特記事項があれば、備考欄に自由記載

3

2

1

経済状況ステージング

入所時(前) 退所前

ステージ 備考 ステージ 備考

生活保護(第一段階)

記入欄

資金豊富+別収入あり

住民税課税世帯(第四段階)

国民年金+α(第三段階)

国民年金だけ(第二段階)

※ステージに関らず、退所前には詳細なアセスメントは必要です。住環境を観察する視点は別紙「環境因子『モノ』 住環境 STEP2」を参考としてください。

生活の場はあるが、課題がある

生活の場が無い

記入欄入所時(前) 退所前

ステージ 備考 ステージ 備考

2

備考妻が在宅復帰を前提としていないので改修

は計画していない

生活の場がある(特に課題なし)

改修・改善について できる ・ できない

記入欄

住環境が未整備なので課題は多い

住環境ステージング

入所時(前) 退所前住環境の改善が可能か

改修・改善について 必要 ・ 不要

記入欄入所時(前) 退所前

  対応済み ・ 改修/改善中  必要だが未対応 ・ 不要

環境因子『モノ』 住環境(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

住環境への介入の必要性

備考在宅復帰を目標にすれば住環境の整備は

必要

1か月に支払える金額(聞けたら聞く) 金額

(万円程度/月)備考

金額(万円程度/月)

備考

環境因子『カネ』(チェックのタイミング:入所時(前)及び退所前)

●万円程度/月

記入欄入所時(前) 退所前

3家は持ち家。経済状況は悪くな

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自由記載場所 内容 ICF項目 記入欄

道路から玄関までの環境(坂道など) 歩行・移動 なだらかな坂道 アプローチが長い

階段、エレベーター 歩行・移動 エレベーターあり

庭の環境(地面凹凸など) 歩行・移動 マンションなので庭はない

洗濯物干し場の環境 洗濯物を干すことはこれまでもほとんどない

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 段差あり

上り框(高さ、踏面) 歩行・移動 20センチ

手すり(高さ、長さ) 歩行・移動 なし

幅(最小~最大) 歩行・移動 90cm

手すりの有無(高さ、長さ等) 歩行・移動 なし

階段 歩行・移動 なし

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 車いすは通れる・ドアの所に段差あり

テーブル・椅子(高さ、席場所) 基本動作 70㎝高(問題なし)

福祉用具の有無 基本動作 なし

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 車いすは通れる・ドアの下に段差あり

ベッド(有無、位置、高さなど) 基本動作 普通のベッド

P/T(有無、位置、高さ、介助量など) 排泄 なし

手すり(有無、高さ、長さなど) 基本動作 なし

福祉用具(有無、位置など) 基本動作 なし

箪笥等

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動

シンク高 食事動作

通路幅 歩行・移動

動線 歩行・移動

冷蔵庫使用(目的の確認) 食事動作 本人はこれまでも調理などはしない

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 ドアの所に段差あり

テーブル・椅子(高さ、席場所) 基本動作

食事状況(食思・形態など)

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 狭い 車いすは入らない

手すり(高さ、長さなど) 排泄の動作 作り付けのものがあるのみ(右側・高さ60cm)

便座高、便座~壁の距離 排泄の動作 標準タイプのウォシュレットが設置されている

手洗い場 排泄の動作 なし

汚物入れの有無 排泄の動作 なし

パッド置き場の有無 排泄の動作 狭くて置けない

床面の状態(スリッパ有無、床マット有無) 排泄の動作 マットあり

出入口幅・段差・広さ 歩行・移動 狭い(車椅子使用できず)

洗面台高 整容 車いすは入らない

口腔ケア用品の置き場所(歯ブラシなど) 口腔ケア 置き場所はある

出入口幅・段差・広さ(脱衣所) 歩行・移動 バリアフリーになっており段差がない

広さ(洗い場) 入浴動作 広い

浴槽(外高、深さ、縦×横など) 入浴動作

手すり(高さ、長さ) 入浴動作 作り付けのものがある

福祉用具の有無 入浴動作 なし

椅子(高さなど) 入浴動作 なし

活動や趣味(畑など)の場の確認 余暇

余暇を行うスペース 余暇 書道をやっていた

テレビ 余暇 居間にある

近所づきあい 社会参加 マンションの管理組合をやっていた

墓参り・仏壇・神棚 社会参加 年に1回、墓参り

電話 社会参加 携帯電話を持っている

インターネット 社会参加 使っていた

その他

洗面所

浴室

その他

居室・寝室(眠る場所)

※すべての項目のチェックを求めるものではありません。※記録はテキストだけではなく、写真利用等も考えられます。把握しやすい方法で記録することを推奨します。

台所(調理する場所)

食堂(食事する場所)

トイレ

環境因子『モノ』 住環境 STEP2(退所前の住環境のアセスメントの際の参考としてください)

外構

玄関

廊下

居間

退所には至っていないが現状を記録

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【参考資料】写真による記録(例)

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