cerience repligo導入手順書(日本語環境向け)

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Cerience RepliGo Server 2.1 インストール手順書 v1.5


内容

1. 前提条件 ............................................................................ 3

2. インストール環境に関して ............................................................ 3

3. BES の設定 ........................................................................... 4

4. バイナリダウンロード ................................................................ 5

5. Office 2007 ファイルおよび、日本語を含むファイルのサポート .......................... 5

6. RepliGo Server のインストール手順 .................................................... 6

6.1. Microsoft Office 2007 のインストール ............................................... 6

6.2. RepliGo Server のインストール...................................................... 7

7. サーバーの初期設定とクライアントのインストール ....................................... 8

7.1. RepliGo Server Administrator の起動とログイン ...................................... 8

7.2. Document conversion の設定変更 ..................................................... 9

7.3. ユーザーの登録 ................................................................... 10

7.3.1. BES データベースからインポート ............................................... 10

7.3.2. 手動で登録 .................................................................. 12

7.4. クライアントアプリケーションのインストール準備 ................................... 13

7.5. クライアントのインストール ....................................................... 14

8. 動作確認 ........................................................................... 17

8.1. ファイルの展開 ................................................................... 17

8.2. 共有フォルダへのアクセス ......................................................... 20

8.2.1. サーバー側の設定 ............................................................ 20

8.2.2. クライアント側の操作 ........................................................ 21

8.3. ドキュメントの送信 ............................................................... 25

8.3.1. サーバー側の設定 ............................................................ 25

8.3.2. クライアント側の操作 ........................................................ 26

8.4. ドキュメントのセーブ ............................................................. 29

8.4.1. サーバー側の設定 ............................................................ 29

8.4.2. クライアント側の操作 ........................................................ 30

8.5. WEB 上のドキュメントの閲覧 ....................................................... 32

8.5.1. サーバー側の設定 ............................................................ 32

9. ファイアウォール確認メッセージの再表示 ............................................. 34

9.1. ファイアウォール設定のリセット ................................................... 34

10. BES コールドスタンバイ構成時の切り替え手順 .......................................... 35

10.1. 切り替え手順 .................................................................. 35

10.2. 切り戻し手順 .................................................................. 35

10.3. 【制限事項】 .................................................................. 36


1. 前提条件

本ドキュメントは、BlackBerry Enterprise Server の管理知識のある方を対象としています。

2. インストール環境に関して

RepliGo Server は以下の環境にインストール可能です。

� Windows 2000 Server 又は Windows Server 2003

本書では、RepliGo Server を BlackBerry Enterprise Server(BES)が稼働しているサーバーにインストー

ルする手順を記します。大規模なユーザーに対して展開する場合などは別サーバーにインストールする事

も可能ですのでご相談ください。 (評価版は 10 ユーザーまでの制限があります)

ドキュメント中に現れる”BESAdmin”は BES のサービスアカウント(BES のインストールに使用するアカウ

ント)です。実際のアカウント名は異なる場合がありますので、適宜読み替えて下さい。

RepliGo Server で日本語を含む Office/PDF ファイルを処理する場合は、RepliGo 導入前に Office 2007 を

インストールしてください。詳細は、「5. Office 2007 ファイルおよび、日本語を含むファイルのサポ

ート」をご参照ください。


3. BES の設定

3.1. IT ポリシー

RepliGo Server をインストールする BES の IT ポリシーは以下の要件を満たしている必要があります。

ポリシーグループ項目値

セキュリティポリシー

(Security policy group)

サードパーティアプリケーションのダ

ウンロードを許可しない

(Disallow Third Party Application

Downloads)

False（もしくはデフォルト）

セキュリティポリシー

(Security policy group)

内部接続を許可する

(Allow Internal Connections)

True（もしくはデフォルト）

グローバルアイテム

(Global items)

ブラウザを許可する

(Allow Browser)

True（もしくはデフォルト）

上記の 3 点が許可されていないと、RepliGo Client を BlackBerry デバイスにインストールする事が出来

ません。企業のセキュリティポリシーでこれらの IT ポリシーを許可する事が難しい場合、一時的に上記を

許可する IT ポリシーを作成し BlackBerry デバイスに適用して下さい。インストールが完了した後は IT ポ

リシーを元に戻しても RepliGo Server は正常に稼働します。

3.2. Web Proxy 使用時の注意点

BlackBerry デバイスからの Web 閲覧の為に HTTP Proxy サーバーを使用している場合、Proxy サーバー経由

で、RepliGo Server をインストールした BES サーバーのホスト名の名前解決および HTTP アクセスが可能

な事を確認してください。


4. バイナリダウンロード

Cerience 社のサイトより RepliGo Server のバイナリをダウンロードします。

幾つかのダウンロードファイルがありますが、以下のファイルを選択してください。

Full ““““バージョンバージョンバージョンバージョン”””” installer for NEW installations (xx MB):

http://www.cerience.com/products/repligoserver/release_notes/downloads-res.htm

ダウンロードされたバイナリファイルは評価版ライセンスが含まれます。正式なライセンスを購入し、キ

ーをインストールすると正式版として動作します。

5. Office 2007 ファイルおよび、日本語を含むファイルのサポート

RepliGo Server は標準では Microsoft Office 2007 の形式のファイルをサポートしていません。しかし、

RepliGo Server がインストールされたサーバーに Microsoft Office 2007 をインストールすることによっ

て RepliGo クライアントで Microsoft Office 2007 形式のファイルを閲覧する事が可能になります。

また、日本語環境で作成されたファイルを処理する為には Microsoft Office 2007 のインストールは必須

条件となります。

Microsoft Office 2007 のインストールは、RepliGo Server をインストールする前に行ってください。

あらかじめ RepliGo Server が稼働しているサーバーにインストールを行う場合は、Office 2007 のインス

トール後に、RepliGo Server を再インストールする必要があります。

使用可能な Microsoft Office 2007 は英語版に限定されます。日本語版の Microsoft Office 2007 での動

作は保障されません。インストール手順に関しては、「6.1. Microsoft Office 2007 のインストール」を

ご参照ください。


6. RepliGo Server のインストール手順

インストールはBESがインストールされているサーバーでBESAdminのアカウントを使用して行ってくださ

い。はじめに、Microsoft Office 2007 のインストールを行い、その後、RepliGo Server のインストール

を行います。

6.1. Microsoft Office 2007 のインストール

A) Microsoft Office 2007 のインストール CD を RepliGo Server をインストールする予定のサーバーに

挿入しインストーラーを起動します。

B) “Choose the installation you want”画面で”Customize”オプションを選択します。

C) インストールオプションの設定は以下の通り行い、インストールを完了してください。

プログラムプログラムプログラムプログラム値値値値選択選択選択選択

Access ― Not AvailableNot AvailableNot AvailableNot Available を選択

Excel Euro Currency Tools 以外の全ての Add-ins Not AvailableNot AvailableNot AvailableNot Available を選択

Euro Currency Tools Run Run Run Run fromfromfromfrom My ComputerMy ComputerMy ComputerMy Computer を選択

Sample Files Not AvailableNot AvailableNot AvailableNot Available を選択

Outlook ― Not AvailableNot AvailableNot AvailableNot Available を選択

PowerPoint Organization Chart Add-in for Microsoft

Office programs

Not AvailableNot AvailableNot AvailableNot Available を選択

Publisher ― Not AvailableNot AvailableNot AvailableNot Available を選択

Visio Viewer ― Not AvailableNot AvailableNot AvailableNot Available を選択

Word ― デフォルトのまま

Office Shared Features International Support | Japanese Font Run Run Run Run fromfromfromfrom My ComputerMy ComputerMy ComputerMy Computer を選択

Office Tools Microsoft Office Document Imaging |

Microsoft Office Document Image Writer

Run Run Run Run fromfromfromfrom My ComputerMy ComputerMy ComputerMy Computer を選択

D) PDF または XPS で保存する為の Microsoft Office 2007 用 Add-in をインストールします。Add-in は

以下のリンクからダウンロード出来ます。ダウンロードした.exe ファイルを起動し説明に沿ってイ

ンストールを行って下さい。

Office 2007 PDF/XPS add-in

E) Microsoft Word/Excel/PowerPoint の何れかのアプリケーションを手動で起動します。初回の起動時

のみアクティベーションを求められますのでアクティベーション処理を行ってください。


6.2. RepliGo Server のインストール

インストール中の値の選択は下記に従って下さい。インストールは数分で終了します。

画面画面画面画面値値値値選択選択選択選択

License Agreement ― ライセンスの内容を確認し、了解する

場合 I AgreeI AgreeI AgreeI Agree を選択

Install Options � Install RepliGo server

� Install only the BlackBerry

enterprise Extension

Install ReplInstall ReplInstall ReplInstall RepliGo ServeriGo ServeriGo ServeriGo Server を選択

Operation Mode � Controller

� Worker

ControllerControllerControllerController と WorkerWorkerWorkerWorker の両方を選択

Configuration Options � Server Ports

� User name and password

デフォルトのまま(4080)

RepliGo Server を管理する為のユー

ザー名とパスワードを入力します。

(BES の管理アカウントとは関係あり

ません)

Install Location C:\Program Files\RepliGo Server RepliGo Server のインストール場所

（必要に応じて変更して下さい）

インストールは完了です。

インストールがインストールがインストールがインストールが終了終了終了終了したしたしたした後後後後にににに、、、、BlackBerry Enterprise ServerBlackBerry Enterprise ServerBlackBerry Enterprise ServerBlackBerry Enterprise Server のののの BlackBerry BlackBerry BlackBerry BlackBerry ControllerControllerControllerController サービスをサービスをサービスをサービスを再起再起再起再起

動動動動してしてしてして下下下下さいさいさいさい。。。。このこのこのこの作業作業作業作業をををを行行行行うまでうまでうまでうまで RepliGoRepliGoRepliGoRepliGo ServerServerServerServer サービスがサービスがサービスがサービスが正常正常正常正常にににに稼働稼働稼働稼働しませんしませんしませんしません。。。。


7. サーバーの初期設定とクライアントのインストール

初期設定として RepliGo Server を使用するユーザーを追加し、クライアントのソフトウェアを BlackBerry

デバイスにダウンロードする手順を説明します。

7.1. RepliGo Server Administrator の起動とログイン

RepliGo Server の管理はウェブブラウザを使用して行います。

スタートメニュー>全てのプログラム > RepliGo Server > Administrator でブラウザの管理画面を起動し

ます。

User Name と Password にはインストール時に設定した値を入力します。[Remember me on this computer]

をチャックすると次回から User Name と Password の入力が不要になります。


7.2. Document conversion の設定変更

A) RepliGo Server の Administrator 画面の Tools > Options [Document Handling]画面を開きます。

Document conversion の設定を”Convert documents on this computer using Microsoft Office 2007”

に変更し OK を押します。

B) 設定が終わったら RepliGo Server のサービスを再起動して下さい。


7.3. ユーザーの登録

7.3.1. BES データベースからインポート

(この方法は英語版 Windows Server で BES を使用している方のみ行って下さい。日本語版 Windows Server

では動作しません。日本語版Windows Serverをご利用の方は7.3.2. 手動でユーザー登録を行って下さい。)

Users タブをクリックしてユーザーの追加を行います。ユーザーは現在１名も登録されていません。

Import Users ボタンを押して、ユーザーのインポートを行います。


BES のデータベースからユーザーをインポートします。 Authentication Method、User name 等は BESAdmin

のユーザーアカウントの情報を入力してください。 Continue をクリックすると BES のユーザー一覧が表

示されユーザーを登録できます。

サーバー側でユーザーを追加したら、クライアントのインストール準備に進みます。


7.3.2. 手動で登録

ユーザーを手動で登録する方法を説明します。

Add User ボタンをクリックしてユーザの登録を開始します。画面に表示されたフォームに必要な事項を

記入します。

・Name: 登録するユーザの名前を入力します。(Exchange/Domino 等のグループウェアに登録されている名

前と相違があっても動作に影響はありません)

・Email Address: ユーザーのメールアドレスを入力します。

・Device PIN: ユーザーが使用しているBlackBerryデバイスのPINを入力します。Device PINは BlackBerry

端末に固有の識別番号で、BlackBerry Manager 等で確認可能です。


7.4. クライアントアプリケーションのインストール準備

RepliGo のクライアントアプリケーションのインストールの為に、以下の手順を実行し、サーバーからク

ライアントをダウンロードできる URL を通知します。

クライアントを配布したいユーザーの頭にあるチェックボックスをオンにします。

さらに上部のプルダウンリストから Deploy RepliGo to Device を選択し、Go ボタンをクリックします。


端末に送信される画面が表示されます。基本的に内容の変更は不要です。OK を押すとクライアントにダウ

ンロード URL が通知されます。

7.5. クライアントのインストール

サーバー側でDeployを行うとクライアントにはブラウザプッシュメッセージがメールのInboxに届きます。

これはメールではなくブラウザの画面を配信する BES の機能を利用しています。この為、インストール

対象の BlackBerry デバイスは、必ず Web ブラウジングが可能である必要があります。(ポリシー等でウェ

ブアクセスを制限している場合は、一時的に Web ブラウジングが可能な環境に変更してください。)

RepliGo Instructions を開いて下さい。以下の手順に沿ってクライアントをダウンロードします。


メニューから[リンクへ移動]を選択し、ダウンロードページを開きます。

[ダウンロード]を選択すし、ダウンロードを開始して下さい。


ダウンロードが終了したら、OK を押して完了です。

ダウンロード後上記の画面に戻りますが、キャンセルボタンで終了して構いません。


8. 動作確認

RepliGoRepliGoRepliGoRepliGo でででで添付添付添付添付ファイルをファイルをファイルをファイルを閲覧可能閲覧可能閲覧可能閲覧可能なのはなのはなのはなのは、、、、RepliGoRepliGoRepliGoRepliGo クライアントをインストールクライアントをインストールクライアントをインストールクライアントをインストール後後後後にににに端末端末端末端末でででで受信受信受信受信したメーしたメーしたメーしたメー

ルのみですルのみですルのみですルのみです。。。。

8.1. ファイルの展開

RepliGo で閲覧可能なファイルが添付されている場合、上記のように添付ファイル名の下に、RepliGo.rdl

という表示が追加されます。

BES 標準機能の[添付ファイルを開く]ではなく、[Open with RepliGo]を選択します。


RepliGo の画面に切り替わります。メニューから Open を選択するとサーバーで展開が開始されます。

初回の起動時のみ、外部との通信の許可を求めるダイアログが表示されます。

[SERVER 名への http 接続にチェックを入れ、[この接続を許可する]を選択して下さい。

ドキュメントの処理が開始されます。この処理はドキュメントの種類により数秒から数十秒、多い時で数

分かかります。

ドキュメントの全体が表示されます。


メニューからズームが可能です。

初回のズーム時に ALT キーとトラックホイールを回すと横スクロールする注意が表示されます。今後この

画面が不要な場合は Show this tip again チェックをオフにして下さい。


8.2. 共有フォルダへのアクセス

RepliGo は、社内ネットワークの共有フォルダへアクセスする機能を搭載しています。同機能を使用す

るには、サーバー側でユーザー毎に同機能を許可する必要があります。

8.2.1. サーバー側の設定

A) 設定対象のユーザーにチェックを入れ、プルダウンリストより[Toggle Network Access]を選択して

[Go]をクリックします。

B) ユーザー一覧の[Network Access]の列が[Enabled]となっているユーザーは、共有フォルダへのアク

セスが許可されています。


8.2.2. クライアント側の操作

A) ホームスクリーン上にある RepliGo のアイコンを開きます。

B) ホイールをクリックし、メニューよりオプションを開きます。


C) 共有フォルダにアクセスする権限のあるアカウント名を入力します。

D) ホイールをクリックし、アカウント情報を保存します。


E) ホイールをクリックし、メニューより[View Network]を開きます。

F) ホイールをクリックし、メニューより[Refresh]を実行します(初回のみ)。


G) Windows ネットワークのリソースの一覧が表示されました。（表示されるリソースは環境に依存しま

す。）

H) ネットワークリソースを開いていき、共有フォルダへアクセスします。

共有フォルダの中から、RepliGo に対応しているドキュメントファイルを開いて閲覧することが可能です。


8.3. ドキュメントの送信

RepliGo は、開いたドキュメントファイルをそのままメールに添付して送信することが可能です。この

機能を使用するには、まずサーバー側で設定を有効にする必要があります。


A) スタートメニュー>全てのプログラム > RepliGo Server > Administrator でブラウザの管理画面を起

動し、[Tools]タブを開きます。次に、[Email Configuration]を開きます。

B) [Enable document sending]にチェックを入れ、[OK]をクリックします。



A) RepliGo でドキュメントを開いている状態で、ホイールをクリックし、メニューより[Send To]を選択

します。

B) [Email Recipient]を選択します（その他の 2 つのオプションに関しては、対応する機器やサービス

と連携する必要がある為、本書では解説を割愛いたします）。


C) 開いていたドキュメントが添付され、Eメールを送信する為のフォームが表示されます。

D) 必要に応じて各フィールドへ記入します。


E) ホイールをクリックし、メニューより[Send]を選択してメール送信を行います。


8.4. ドキュメントのセーブ

メールに添付されたファイル等を RepliGo で「セーブ」することで、そのメールを削除した後でもセーブ

したファイルはいつでも閲覧可能な状態にできます。


セーブされたファイルは RepliGo にコピーされ、保存されることになります。ハードディスクの空き容

量に応じて、セーブできる容量を制限することが可能です。

A) スタートメニュー>全てのプログラム > RepliGo Server > Administrator でブラウザの管理画面を起

動し、[Tools]タブを開きます。次に、[Document Handling]を開きます。


B) 「Storage size: 」と記述されているフィールドが設定箇所です。デフォルトでは値がゼロになっ

ており、無制限にファイルのセーブが可能です。これを制限する為には同設定箇所に、メガバイト

単位で制限値を入力し、[OK]をクリックして設定を保存します。また、[Document Handling]の設

定を変更した後は、RepliGo Server サービスを再起動しなければ反映されませんので、保存を忘れな

いでください。


A) メールの添付等からドキュメントファイルを開いている状態で、ホイールをクリックし、[Save]を選

択します。「Save Complete」と表示されたら、セーブ完了です。


B) セーブされたドキュメントを確認するには、ホームスクリーン上にある RepliGo のアイコンを開きま

す。

C) ホイールをクリックし、[View Saved]を選択します。

D) セーブされているドキュメントが一覧で表示され、[Open]で開くことが可能です。元々添付されて

いたメールを削除しても、ここからドキュメントを開くことができます。


8.5. WEB 上のドキュメントの閲覧

RepliGo ではインターネット上の WEB ページからダウンロード可能なドキュメントの閲覧をクライアント

ソフトで行うことができます。この機能を使用するには、サーバー側で設定を有効にする必要がありま

す。


A)RepliGo がインストールされているフォルダ(本ドキュメントの設定の場合は C:\Program Files\RepliGo

Server)内にある[transcoderRepliGo.jar]を、BES がインストールされているフォルダ配下の下記コピー先

にコピーしてください。

コピー先: BlackBerry Enterprise Server\MDS\classpath

(例: C:\Program Files\Research In Motion\BlackBerry Enterprise Server\MDS\classpath)

B)BES がインストールされているフォルダ配下の下記格納場所にある[httpcontenttranscoderslist.xml]

を任意のテキストエディタで開いてください。

※※※※ファイルのファイルのファイルのファイルの編集編集編集編集をををを行行行行いますのでいますのでいますのでいますので、、、、該当該当該当該当ファイルのバックアップをファイルのバックアップをファイルのバックアップをファイルのバックアップを必必必必ずずずず行行行行ってくださいってくださいってくださいってください。。。。

格納場所: BlackBerry Enterprise Server\MDS\Servers\(HOST)(HOST)(HOST)(HOST)\config

(例: C:\Program Files\Research In Motion\BlackBerry Enterprise Server\MDS\Servers\BESBESBESBES\config)

※上記(HOST)(HOST)(HOST)(HOST)とは BlackBerry Manager にて表示される BES のサーバー名となります。

XML 文章内の下記箇所の削除またはコメントアウトを行ってください。

<transcoder>

<transcoder-name>UCS</transcoder-name>

<transcoder-class>vnd.rim.ucs</transcoder-class>

<init-param><![CDATA[<input>application/msword,application/mspowerpoint・・(略)・・></init-param>

<device-profile-pattern>

<accept>http://www\.blackberry\.net/go/mobile/profiles/uaprof/.*</accept>

</device-profile-pattern>

</transcoder>


削除またはコメントアウトを行った後に、下記 XML 文章を該当箇所直下に追記してください。

<transcoder>

<transcoder-name>RepliGo</transcoder-name>

<transcoder-class>RepliGo</transcoder-class>

<device-profile-pattern>

<accept>http://www\.blackberry\.net/go/mobile/profiles/uaprof/.*</accept>

</device-profile-pattern>

</transcoder>

編集が完了したら、上書きをし、ファイルを閉じてください。

C)上記 2つの手順の完了後［BlackBerry MDS Connection Service］の再起動を行ってください。これで、

設定は完了です。クライアントクライアントクライアントクライアント側側側側でのでのでのでの操作操作操作操作はははは一切必要一切必要一切必要一切必要ありませんありませんありませんありません。。。。


9. ファイアウォール確認メッセージの再表示

初回に RepliGo でファイルを開く際、「拒否する」を選択してしまった場合は、以下の手順で設定の

リセットを行います。

9.1. ファイアウォール設定のリセット

A) BlackBerry デバイスのホームスクリーンより、オプション＞セキュリティのオプション＞ファ

イアウォールを開きます。

B) 上の画像の通り、設定をリセットします。


10. BES コールドスタンバイ構成時の切り替え手順

BES のデータベースを共有しない、もっとも簡単な冗長構成であるコールドスタンバイ構成を組んで BES

を運用している場合は、RepliGo Server をそれぞれのサーバーへインストールします。

BES を切り替える際に、RepliGo のユーザー情報を格納している以下のデータベースファイルを、切り替え

先のサーバーの同名ファイルへ上書きします。

・ディレクトリ

[C:\Program Files\RepliGo Server\webapps\srvcore\WEB-INF\srv\app\mysql\data\rgonet]

・ファイル

user.frm、user.myd、user.myi

settings.frm、settings.MYD、settings.MYI

10.1. 切り替え手順

A) 切り替え元サーバーの RepliGo サービスを停止

B) user.frm、user.myd、user.myi、settings.frm、settings.MYD、settings.MYI を切り替え先サ

ーバーへコピー(上書き)

C) 切り替え先サーバーの RepliGo サービスを開始

10.2. 切り戻し手順

A) 切り替え元サーバーの RepliGo サービスを停止

B) user.frm、user.myd、user.myi、settings.frm、settings.MYD、settings.MYI を切り替え先サ

ーバーへコピー(上書き)

C) 切り替え先サーバーの RepliGo サービスを開始


10.3. 【制限事項】

本手順でアクティブな RepliGo Server を切り替えた場合、切り替え先で「7.4 クライアントアプリケーシ

ョンのインストール準備」の「Deploy RepliGo to Device」を行った際に送信されるメールに記載されて

いる、クライアント用 RepliGo のダウンロード先 URL を変更することができません。これにより、

BlackBerry 端末から RepliGo のダウンロード先 URL へアクセスしても、切り替え前(停止中)の RepliGo

Server へアクセスすることとなり、インストールを行うことができません。

切り替え先のサーバーでクライアント用 RepliGo のインストールを行う場合は、以下の URL を、ユーザー

へメール等で送付することで、「Deploy RepliGo to Device」と同様、ユーザーに手間をかけさせずにイン

ストールを行うことが可能です。

・クライアント用 RepliGo のダウンロード先 URL

[http://%コンピューター名%:4080/docsrv/deploy/RepliGoProEnterprise.jad]

%コンピューター名% ＝ RepliGo Server が稼働するサーバーのコンピューター名

↓↓↓↓変更不可変更不可変更不可変更不可

cerience repligo導入手順書(日本語環境向け)

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