日産自動車日産自動車((株株))横浜工場横浜工場

ISO14001ISO14001による　　　　　　による　　　　　　　環境改善活動　環境改善活動

工務部　工務課工務部　工務課

　　　　課長　阿部　豊　　　　課長　阿部　豊

日産環境理念日産環境理念

『人とクルマと自然の共生』『人とクルマと自然の共生』

日産自動車は、環境保全の基本は人間の「やさしさ」の発露にあると　日産自動車は、環境保全の基本は人間の「やさしさ」の発露にあると　考えます。われわれ一人一人が環境に対する正しい認識を深めるととも考えます。われわれ一人一人が環境に対する正しい認識を深めるとともに、人や社会、自然や地球を思いやる「やさしさ」をクルマづくり、企に、人や社会、自然や地球を思いやる「やさしさ」をクルマづくり、企業活動に活かし、より豊かな社会の発展に貢献します。業活動に活かし、より豊かな社会の発展に貢献します。

《《取組み方針》取組み方針》

　１　１..創造的な取組みの推進創造的な取組みの推進

　２　２..総合的な取組みの推進総合的な取組みの推進

　３　３..協力を大切にする取組みの推進協力を大切にする取組みの推進

日産自動車日産自動車 環境方針環境方針

日産自動車は、「日産環境理念」の実現のために、生産･商品開発日産自動車は、「日産環境理念」の実現のために、生産･商品開発

営業・サービス等事業活動のあらゆる分野において、以下の方針により営業・サービス等事業活動のあらゆる分野において、以下の方針により

自主的に地球規模および地域の環境改善活動を推進します。自主的に地球規模および地域の環境改善活動を推進します。

４．環境報告の実施４．環境報告の実施

１１..クリーンなクルマ社会実現の一層の推進クリーンなクルマ社会実現の一層の推進

２２..省資源･省エネルギーの一層の推進省資源･省エネルギーの一層の推進

3.3.環境マネジメントシステムの充実と継続的改善の推進環境マネジメントシステムの充実と継続的改善の推進

　　　　　　(2)(2)環境を大切にする企業風土の醸成環境を大切にする企業風土の醸成

　　　　　　(3)(3)関係会社との協力関係会社との協力

　　　　　　(4)(4)ユーザーとの連携強化ユーザーとの連携強化

(1)(1)環境問題発生の未然防止と法規制の遵守環境問題発生の未然防止と法規制の遵守

NISSAN GREEN PROGRAM 2005（中期環境行動計画）

日産自動車が推進する

環　境　経　営それは、持続可能な企業活動を目指し、

環境への負荷を最低限に抑え、エコロジーと

エコノミーの統合を目指す経営です。

●環境マネジメントシステム(ISO14001)

●環境コミニケーションの推進

●グリーン調達

●環境教育

●グリーンオフィス活動

開発するとき●燃費の向上

●排出ガスのクリーン化

●リサイクルしやすいクルマの設計

●社外騒音の低減

●エアコン冷媒の排出抑制

●省エネルギーの推進

●廃棄物の削減とリサイクルの推進

●化学物質管理の充実

●流通でのCO2削減

使用するとき

●販売会社の環境マネジメント

リサイクルするとき

●使用済み自動車の適正処理

●使用済み部品のリサイクル推進

生産するとき

神奈川県内　工場・事業所神奈川県内　工場・事業所

横浜工場横浜工場

追浜工場座間事業所

相模原部品ｾﾝﾀｰ

NTC本牧事業所

横浜地区概要横浜地区概要

横浜工場配置図横浜工場配置図

横浜横浜工場概要工場概要

従業員数従業員数

工場規模工場規模

敷地敷地面積･･･面積･･･合計合計 ５７．０万５７．０万 ㎡㎡　　　１地区　　　　１地区　 ７０７０,,４５１４５１ ㎡㎡　　　２地区　　　　２地区　 １４２１４２,,６４４６４４ ㎡㎡　　　３地区　　　　３地区　 ３１９３１９,,３０７３０７ ㎡㎡　　　４地区　　　　４地区　 　３２　３２,,８２３８２３ ㎡㎡　　　５地区　　　　５地区　 　　４　　４,,４１４４１４ ㎡㎡　　　　　　

（（ ’’０５年５月０５年５月現在）現在）

横浜工場横浜工場 従業員（従業員（２３７２２３７２名名））平均年齢・・・　平均年齢・・・　４１．０才４１．０才

　　　　 平均勤続・・・　平均勤続・・・　２０．１年２０．１年

所在地所在地･･････LocatedLocated

神奈川神奈川県横浜市神奈川区宝町２番地県横浜市神奈川区宝町２番地22,,TakaraTakara--cho,cho,KanagawaKanagawa--kuku,,

YokohamaYokohama--City,Kanagawa PrefectureCity,Kanagawa Prefecture

横浜地区・生産技術部門横浜地区・生産技術部門

生産技術本部　 ６９３名

横浜工場横浜工場

製造（直接）

製造（準直）保全・品証・他

１８０３ 名

３４８名

２２１ 名

従業員数

合　計　 ２３７２ 名

事務・技術（間接）

横浜工場　１・２・３地区横浜工場　１・２・３地区

１地区

２地区

３地区４地区

５地区

エンジン設計

鋳造・鍛造・触媒アクスル部品・加工

鋳造・鍛造・触媒アクスル部品・加工

エンジン加工・組立エンジン加工・組立サスペンション部品圧造・溶接

サスペンション部品圧造・溶接

代表製品紹介代表製品紹介EngineEngine

The YD25DI EngineThe YD25DI Engineエクストレイルエクストレイル

The SR20DE EngineThe SR20DE Engineエクストレイルエクストレイル

サファリ用サファリ用Fr/Fr/RrRr AxleAxle

フロントサスペンションフロントサスペンション リアサスペンションリアサスペンション

The QR20DD EngineThe QR20DD Engineシルフィ／プリメーラシルフィ／プリメーラ

The The ＶＫＶＫ4545DD EngineDD Engineシーマシーマ

スカイラインスカイライン 用用 FrFr--SusSus　　

スカイラインスカイライン 用用 RrRr--SusSus　　

The MR20DE EngineThe MR20DE Engineティーダ／ラフェスタティーダ／ラフェスタ

代表製品紹介代表製品紹介

ENG.ENG.　　3C Parts3C Parts

60,000/month

BLOCKBLOCK

CRANKCRANK

HEADHEAD

Ass’y 30,000/month

VKVKQRQR

YDYDMRMR

製造工程の概要製造工程の概要

粗材（鋳造）

粗材（鍛造）

機械加工 組　　立 テスト

プレス 溶　　接 機械加工

アクスル部品アクスル部品

エンジンユニットエンジンユニット

エンジン出荷

エンジン出荷

アクスル部品出荷

アクスル部品出荷

ＭＲエンジン

ラフェスタラフェスタティーダティーダ

ティーダ　ラティオティーダ　ラティオ

主な搭載車主な搭載車

ＶＫエンジン

シーマ（栃木）シーマ（栃木）

ＦＸ４５（ＴＦ）（日産車体）ＦＸ４５（ＴＦ）（日産車体）

ＱＲエンジン

プリメーラ（九州）プリメーラ（九州）アルティマ（ＫＤ・スマーナ）

アルティマ（ＫＤ・スマーナ）

Ｘ－ＴＲＡＩＬ（九州）Ｘ－ＴＲＡＩＬ（九州） プレサージュ（九州）プレサージュ（九州）

主な搭載車主な搭載車

ムラーノムラーノ

ＹＤエンジン

ダットラ（欧州）（日産車体）ダットラ（欧州）（日産車体）

ＡＸＬＥ（ＱＩ－Ⅱ）

スカイライン（栃木）スカイライン（栃木）

フェアレディＺ（栃木）フェアレディＺ（栃木）

エルグランド（日産車体）エルグランド（日産車体）

主な搭載車主な搭載車

横浜地区の環境活動横浜地区の環境活動

横浜地区横浜地区 環境方針環境方針ｽﾛｰｶﾞﾝｽﾛｰｶﾞﾝ

『地球環境を守るため、循環型社会を実現し、地域と調和し『地球環境を守るため、循環型社会を実現し、地域と調和した、環境にやさしい工場を造ろう』た、環境にやさしい工場を造ろう』

1.1.環境問題の未然防止と法規制等の遵守環境問題の未然防止と法規制等の遵守

２２..省資源・省エネルギーの推進省資源・省エネルギーの推進

3.3.地域社会との協調・共生地域社会との協調・共生

４４..環境を大切にする企業風土の醸成環境を大切にする企業風土の醸成

横浜地区　環境ﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄ体制横浜地区　環境ﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄ体制統括責任者地区長（工場長）

内部監査チーム

横浜地区環境委員会

管理責任者横浜工場工務部長

横浜工場

パワートレイン開発本部横浜地区事業所

総務部

工務部

第一製造部

総務課

人事課

生産課

第一技術課

第二技術課

工務課（環エネ担当部署)

第一機械課

第二機械課

組立課

第三機械課

鋳造課

鍛熱課第二製造部

材料技術部

パワートレイン技術開発試作部

パワートレイン技術統括部

材料評価実験グループ

試作技術グループ

第一試作課

工法開発グループ

総括グループ

型設計グループ

型製作課

地区長 (工場長）内部監査チーム

横浜地区環境委員会

環境管理責任者（工務部長）

横浜工場

総務部

工務部

第一製造部

総務課

人事課

生産課

第一技術課

第二技術課

品質保証部

第一機械課

第二機械課

組立課

第三機械課

鋳造課

鍛熱課第二製造部

パワートレイン実験部

設備技術課

総括グループ

ﾊﾟﾜｰﾄﾚｲﾝ実験第一グループ

ﾊﾟﾜｰﾄﾚｲﾝ実験第二グループ

材料技術部

パワートレイン技術開発試作部

パワートレイン技術統括部

成形技術部

第一試作課

工法開発グループ

型設計グループ

日産テクノ

パワートレイン実験部実験統括主管

IBM （日本IBMｱﾄﾞﾊﾞﾝｽﾄｿﾘｭｰｼｮﾝ）

環境管理責任者（工務部長）

NICS （日産ｸﾘｴｲﾃｨﾌﾞｻｰﾋﾞｽ 横浜支店）

NＩＳＭＯ

環境ﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄｼｽﾃﾑ及び環境活動の特徴環境ﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄｼｽﾃﾑ及び環境活動の特徴

１.環境側面評価

開発部署開発部署 製造部署製造部署

生産設備・作業に関る

環境負荷,ﾘｽｸ評価

環境負荷・ﾘｽｸ低減ｱｲﾃﾑ,環境配慮した設備導入等の

業務の評価

製品側面の評価

スタッフ部署スタッフ部署

２.安全・環境の同期化による効果的運用・安全活動の強み(歴史,実績,基準化等）と環境の強み(見える化,情報共有等）を　　

　活かしてお互いの弱みを補い、、安全・環境の意識レベルを上げる活動。

３．環境教育の充実・協力会社を含めた、地区内全職場を対象として、他社、他工場の事故事例に基く環境教育の実施。

・リスクのある設備、場所のＭＡＰ化による、リスク管理の充実。

・各部署に応じた、きめ細かい環境側面評価の実施

製品側面評価 間接側面評価 直接側面評価

３つのクリーンチェーン

No3クリーンチェーン

揮発性有機化合物(VOC)削減

(生産工程対象)管理指標：VOC排出量(ｇ/ｍ2)

排ガス処理装置

大気放出　

塗装ブース

枠内の削減に取り組む

洗浄シンナー回収

焼付オーブン

日産販社

日産

CO2

CO2CO2

CO2

陸揚拠点

部品メーカー

日産販社

生産拠点

輸出製品

枠内部分の削減に取り組む

CO2No1クリーチェーン台当りCO2

排出量削減

(生産と流通過程対象)管理指標：台当りCO2排出量 日産

販社

日産

CO2

CO2CO2

CO2

陸揚拠点

部品メーカー

日産販社

生産拠点

輸出製品

枠内部分の削減に取り組む

CO2

No2クリーンチェーン

資源循環

(生産と使用済部品対象)

管理指標：再資源化率

部品メーカー

日産生産材料

メーカー

鉄屑(材料再生)

材料再生

廃棄物

枠内部分の削減に取り組む

サーマルリカバリー

埋立

外部委託

焼却処理

材料メーカー

回収アルミホイール

部品メーカー

日産生産材料メーカー

鉄屑(材料再生)

鋳物砂(材料再生)

材料再生

廃棄物

枠内部分の削減に取り組む

サーマルリカバリー 埋立

外部委託

焼却処理

材料メーカー

回収アルミホイール

No1～3　クリーンチェーン

横浜地区　環境活動計画（概要横浜地区　環境活動計画（概要))

法規制の遵守法規制の遵守

環境ﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽの向上環境ﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽの向上

地域社会との協調･共生、地域社会との協調･共生、地域環境保全地域環境保全

環境を大切にする企業環境を大切にする企業風土を醸成風土を醸成

環境リスクの低減環境リスクの低減

ＣＯ２削減目標の達成ＣＯ２削減目標の達成

有害化学物質管理･低減の推進有害化学物質管理･低減の推進

ゼロエミション、資源循環活動の推進ゼロエミション、資源循環活動の推進

企業市民としての地域との交流・企業市民としての地域との交流・地域貢献地域貢献

協力会社を含めた地区内全般の協力会社を含めた地区内全般の環境意識向上活動環境意識向上活動

横浜地区ｾﾞﾛｴﾐｯｼｮﾝ横浜地区ｾﾞﾛｴﾐｯｼｮﾝ生活ごみ「生活ごみ「100100ｇ活動」ｇ活動」

活動事例　１活動事例　１

NISSAN廃棄物ゼロエミッション

NISSAN GREEN PROGRAM 2005の実現

●廃棄物ゼロエミッション 全社目標

①「直接埋立」03年度　ゼロ

②「社内焼却」05年度 99年度比10％以下

全社目標

ごみを“ゼロ”運動

そのまま地中に埋める

日産の焼却施設でもやすこと

①直接埋立ゼロの継続

　②社内焼却量削減

　「ゼロエミ達成宣言」 　　 　

　「 (1人1ヶ月) １００ｇ活動」

　　

横浜工場０４年度目標

廃棄物の分類

廃棄物 家庭系 一般廃棄物

事業系 一般廃棄物生活系

産業廃棄物工程系

同じ

はじめに

生産ﾗｲﾝから発生

主に事務所から発生

NISSANの一般廃棄物分別の種類

OA紙

新聞紙

書籍・ｶﾀﾛｸﾞ本

ﾄｲﾚｯﾄﾍﾟｰﾊﾟｰ資源紙

段ﾎﾞｰﾙ中芯資源紙

段ﾎﾞｰﾙ

ｼｭﾚｯﾀｰ紙

古紙　

７種

軟材(ﾋﾞﾆｰﾙ)

硬材(固形物)

異材質付き

ｶﾞﾗｽ・陶磁器屑

木屑

金属屑

生活系焼却雑芥

廃プラ３種

その他４種

凡例：　　　資源化済　　　　新規資源化　　　有価物

はじめに

NISSANの一般廃棄物分別の種類はじめに

ﾄｲﾚｯﾄﾍﾟｰﾊﾟｰ資源紙

段ﾎﾞｰﾙ中芯資源紙

色付紙・色刷り紙など

廃プラ 軟材

廃プラ 硬材

異材質付廃プラ

腰のある硬質のもの

金属など異材質がついたもの

ビニール袋などの薄物

茶紙系の　梱包紙など

横浜工場のゼロエミ取組みの基本スタンス

ゼロエミ達成

全員活動で進める(100g活動他)

処理費用は増加させない

地域・行政との協力・協調

はじめに

182職場・約4,000名

横浜工場のゼロエミ取組みの基本スタンス

ゼロエミ達成

全員活動で進める(100g活動他)

処理費用は増加させない

地域・行政との協力・協調

全員活動

「生活系焼却雑芥」中味の実態

■02年１０月事務本館より、「巡回回収車」に排出された「生活系焼却　雑芥」　ビニール袋1袋を開封し、分別実力を確認した。

■目測でも大半が「資源化できる

　古紙・廃プラスチック」である。

■菓子包装用紙・容器が大半で

　あった。

再分別

段ボール中芯紙汚れﾃｨｯｼｭﾍﾟｰﾊﾟｰ

汚れ乳製菓子容器

ﾄｲﾚｯﾄﾍﾟｰﾊﾟｰ資源紙

廃プラOA紙

総量：2.213kg

自販機容器

全員活動

「焼却雑芥」内容物現状分析

OA紙24%

ﾄｲﾚｯﾄﾍﾟｰﾊﾟｰ資源紙15%

自販機容器10%

汚れﾃｨｯｼｭ14%

汚れ乳製菓子容器10%

段ﾎﾞｰﾙ中芯資源紙7%廃ﾌﾟﾗ(3種)

20%

リサイクルできるもの　76％

総量

2.213kg

「生活系焼却雑芥」にリサイクルできるものが3/4(76％)も混入していた。

全員活動

「社内焼却ダイエット計画(100ｇ活動)」

「生活系焼却雑芥」

「工程系焼却雑芥」

「未分別資源物」

「社内焼却ダイエット計画」

生活系

焼却雑芥

工程系

焼却雑芥

《 生活系事例 》

●ﾃｨｯｼｭ､割箸､残　飯

　鉛筆くず､消ｺﾞﾑ

　ｱﾙﾐ箔、布など

《 工程系事例 》

●汚れ段ﾎﾞｰﾙ&ﾋﾆ

　ｰﾙ､濾布､ﾌｨﾙﾀｰ

　おが屑など

故紙

廃プラ

●指定排出ルート

　へ排出

従来の

焼却雑芥

ﾊﾞｰｺｰﾄﾞ

空き缶

紙コップ

全員活動

「100ｇ活動」の考え方

■「焼却雑芥」のとらえ方の意識改革

　●従来からの「燃えるゴミ」の判断基準から脱しきれておらず、

　　まだ古紙・廃プラなどが「燃えるゴミ」として「焼却雑芥」へ

　　捨てられている。

燃えるもの 分別意識の転換 燃やせるもの

　●横浜地区として「リサイクルルート」がなく「致し方なく焼却処分」

　　するもの。

《 燃やせるものの定義 》

　●リサイクルできるものは「焼却雑芥」に入れない。

　●古紙・廃プラは限りなく100％近く、リサイクルできる。

《 「究極の分別」の定義 》

「ゼロエミクイズ」で誰にでも分かり易く

全員活動

「100ｇ」のイメージ

100ｇ

ポケット

ティッシュ

10個分

全員活動

全員対象の「ゼロエミクイズ」の実施

茶・色付封筒 パンチ穴シール台紙 ポストイット インデックスビニール袋 スティクシュガー袋 ティッシュ シュレッター紙

ティッシュ空箱 ビニール紐 メモ用紙 ポリ乳製品容器 煙草空箱 菓子ポリトレイ みかんの皮

ビニール菓子袋 割り箸 感熱紙 消しゴム コンビニ弁当ガラ カーボン紙 煙草の吸殻

伝票の耳 輪ゴム アルミホイル ＰＰバンド 茶包装紙 はぎれ紙 布ガムテープ

1 2 3

燃やしていいものはどれですか？

4 5 6 7

8 9 10 11 12 13 14

15 16 17 18 20 21

22 23 24 25 26 27 28

19

下表２８品目はいずれも「燃えるもの」として「焼却雑芥」に排出されているものです。「社内焼却ダイエット計画」では、リサイクル排出できるものは、全てリサイクル排出しましょう。

全員活動

職場の改善：「個人ごみ箱の廃止」全員活動

細かいものの分別がうまくいってな

いからよ!!

今月も230ｇでまだ多いのよ～ﾈ

個人のごみ箱

廃止しようよ!!

職場の改善：「迷子箱の設置」

ＯＡ紙 ﾄｲﾚｯﾄﾍﾟｰﾊﾟｰ資源紙

　廃ﾌﾟﾗ　軟材

焼却雑芥

どこに入れたらいいの･･･分かんない？

エーイ　燃やしちゃえ!!

ＯＡ紙 ﾄｲﾚｯﾄﾍﾟｰﾊﾟｰ資源紙

　廃ﾌﾟﾗ　軟材

焼却雑芥

どこに入れたらいいのか分からないものが「生活系用焼却雑芥」入れられているこことが分かりました。

迷子今日からは、分からないものは「迷子箱」に入れてください。事務局に確認し正解を伝え

ます。

全員活動

職場の改善：「間違い掲示板」

どなたですか？　これ棄てたの!!

これは廃プラ軟材です。

資源化できるものです。

次回からは「廃プラ軟材」

に入れてください。　　　

全員活動

0

500

1000

1500

2000

2500

3000

3500

「100ｇ活動」開始当初に比べ、分別実力は格段に向上

「１００ｇ活動」の実績推移全員活動

人・月当り排出量

4,639

9397

1,186

111

2,397

121

6,233

0

5

10

15

20

25

30

35

01

年度

上期

０１

年度

下期

０２

年度

上期

０２

年度

下期

０３

年度

上期

０３

年度

下期

０４

年度

上期

０４

年度

下期

半期月平均排出量

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

ｇ

／

人

・

月

排出量

1人当りton

他企業との比較

０4年度実績(０２年度比)年間158ton削減

１人当りで年間41kg削減

某損保会社事業本部

C複写機ﾒｰｶｰ

某事業所

A複写機ﾒｰｶｰ

某工場

NISSAN　　

横浜工場

３，０００ｇ

１，４４３ｇ

６８８ｇ

９３ｇ

（○）80％が「自職場管理」されて「習慣化」されてきた。　　　（×）20％の職場がバラツキがあり「上げ止まり」の状態にある。

《 達成職場の工夫 》

●自職場計量・記録　

●グラフ掲示

●排出日の記録

●排出日の固定化

●推進委員の巡回確認　　　　　　　　など

０４年度上期「１００ｇ活動」推移

「生活系焼却雑芥」100ｇ以下職場達成率100%100%

87%

80%80%80%

66%

96%

81% 81% 76%82%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

100ｇ以下職場率

全員活動

ゼロエミ達成

全員活動で進める(100g活動他)

地域・行政との協力・協調

横浜工場のゼロエミ取組みの基本スタンス

処理費用は増加させない

処理費用

ゼロエミ達成

全員活動で進める(100g活動他)

処理費用は増加させない

地域・行政との協力・協調

横浜工場のゼロエミ取組みの基本スタンス

夏祭り：横浜市も参加

夏祭り：横浜市活動のマスコット「へら星人　(せいじん)ミーオ」も登場事務本館受付で横浜市の活動をＰＲ

社内・社外へ活動をＰＲ地域との

協力

再生トイレットペーパーのＰＲ

横浜環境保全活動賞を受賞

社内・社外へ活動をＰＲ地域との

協力

横浜市主催「環境月間パネル展」出展

①直接埋立：　　　 　「ゼロ」の継続②社内焼却：　　　　 ６０ton以下(９０年度比０.７４％)③１００ｇ活動：　　　 ３月度１００ｇ以下達成職場率１００％④廃棄物処理費：　 ９９年度(１９９百万円)以下⑤達成時期：　　　　 全社目標の１年前倒し(０４年度)

ゼロエミ達成の要件

ゼロエミッション達成宣言０４年度まとめ

■０４年度ゼロエミッション達成

ＮＩＳＳＡＮ横浜工場

部品メーカー

材料メーカー

５４％

埋立・焼却

９９年度

リサイクル率

　　１００％４６％

０４年度

総資源化率１００％(ﾊﾟｰﾌｪｸﾄﾘｻｲｸﾙ)の実現

　　資源の有効利用及び環境負荷の低減を可能な限り追及する

リユース

リデュース

３Ｒ 原材料として再利用

焼却による熱転換

使用済み製品・部品として再使用

製品の省資源化・長寿命化による廃棄物抑制

リサイクル マテリアルリサイクル

サーマル｣リサイクル

０５年度活動目標

ＮＩＳＳＡＮ横浜工場

リサイクル率１００％

マテリアルリサイクル

９７％

サーマルリサイクル

３％

部品メーカー

材料メーカー

■サーマルリサイクル「ゼロ化」

（パレット＋ビニール） （パレット＋パネル）

サーマルリサイクル３％のうち２％は部品ﾒｰｶｰ向け油付ﾋﾞﾆｰﾙ

日産、部品ﾒｰｶｰ両者の製造・物流・技術・品証を巻き込み課題解決

リユース可能な荷姿に改善

ビニールを廃止したい

サーマルリサイクル発生の抑制０５年度

活動

残る１％

マテリアルリサイクル対象廃棄物

ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ活動の取組みにより梱包ビニール廃止の見込み

対象廃棄物 発生場所排出量

(月)

油付着ビニール JATCO向け梱包ビニール 10ton

油付着段ボール 工場全域 2ton

油付着おがくず 鍛造・プレス 0.5ton

油付着マット 鍛造 0.1ton

研磨ろ過紙 機械加工研磨工程 2ton

固形塗料 工場全域(職場補修用) 0.1ton

[１]　マテリアルリサイクル化の方策

■　処理費用コストが課題

リサイクル技術 生成品 残渣物CO2

発生Ｐ工場への資源循環

判断

発電燃料 電力 焼却灰(埋立) ×セメント原料 セメント ×溶融固化 スラグ(路盤材) ×

ガス化溶融アンモニア炭酸ガススラグ(路盤材)

なし なしアンモニア炭酸ガス ○

あり なしなし

■残り１％のマテリアルリサイクルの見込み

マテリアルリサイクル先の開拓０５年度

活動

部品ﾒｰｶｰ向けﾋﾞﾆｰﾙ

廃棄物総資源化率ｻｰﾏﾙﾘｻｲｸﾙ発生量

22

17

2120

12

0

5

10

15

20

25

30

０４／４月 ５月 ６月 ７月 ８月 ９月 １０月 １１月 １２月 １月 ２月 ３月

ｻｰ

ﾏﾙ

ﾘｻ

ｲｸﾙ

量（ト

ン）

80.0%

85.0%

90.0%

95.0%

100.0%

105.0%

110.0%

総資

源化

率

結果

目標

資源化率

目標： 25ﾄﾝ実績： 12ﾄﾝ(97.3%)　　　（8月現在）

目標： 25ﾄﾝ実績： 12ﾄﾝ(97.3%)　　　（8月現在）

○・最大の課題である油汚れビニールの削減にﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄで取組み、上期トライアルを

　　　実施して解決の目処を立てることができた。

下期活動

①「マテリアルリサイクルの方策」の実施②上記遂行のための処理コストの原低③技術部を巻き込んだショップ別テクニカルアイテムの促進

サーマル⇒マテリアルリサイクルに移行０５年度

活動

ＣＯ２総排出量削減ＣＯ２総排出量削減

活動事例　２活動事例　２

３つのクリーンチェーン

No3クリーンチェーン

揮発性有機化合物(VOC)削減

(生産工程対象)管理指標：VOC排出量(ｇ/ｍ2)

排ガス処理装置

大気放出　

塗装ブース

枠内の削減に取り組む

洗浄シンナー回収

焼付オーブン

日産販社

日産

CO2

CO2CO2

CO2

陸揚拠点

部品メーカー

日産販社

生産拠点

輸出製品

枠内部分の削減に取り組む

CO2No1クリーチェーン台当りCO2

排出量削減

(生産と流通過程対象)管理指標：台当りCO2排出量 日産

販社

日産

CO2

CO2CO2

CO2

陸揚拠点

部品メーカー

日産販社

生産拠点

輸出製品

枠内部分の削減に取り組む

CO2

No2クリーンチェーン

資源循環

(生産と使用済部品対象)

管理指標：再資源化率

部品メーカー

日産生産材料

メーカー

鉄屑(材料再生)

材料再生

廃棄物

枠内部分の削減に取り組む

サーマルリカバリー

埋立

外部委託

焼却処理

材料メーカー

回収アルミホイール

部品メーカー

日産生産材料メーカー

鉄屑(材料再生)

鋳物砂(材料再生)

材料再生

廃棄物

枠内部分の削減に取り組む

サーマルリカバリー 埋立

外部委託

焼却処理

材料メーカー

回収アルミホイール

《No1～3　クリーンチェーン》

700

850

800

750

CO

2総排

出量

[kt-C

O2]

650

60099 00 01 02 03 04 05

NGP目標：743［kt-CO2］

825

797

745

736 729

770790

NGP目標：05年度にCO2総発生量を99年度比10%削減　743［kt-CO2］

全社CO2排出状況推移

ＣＯ２削減　　▲１０％（‘９９年比）０５年度活動目標　全社

ＣＯ２削減　　▲６．８％（‘０４年比）０５年度活動目標　横浜工場

05年度ＣＯ２削減目標

100,000

105,000

110,000

115,000

120,000

125,000

130,000

135,000

０３実績 ０４実績 ０５見込み ０５目標

▲6.8%

121,305t

130,151t126,262t

119,789t

横浜工場CO2削減目標

７つの重点戦略活動０５年度

活動

＃１　生産時間短縮

＃２　鍛造ﾊﾞｲﾊﾟｽロス削減

＃３　炉の集約・廃止

＃４　エアブロアーの導入

＃５　非稼働時間帯ｴﾈﾙｷﾞｰ削減

＃６　事務所エリアの省エネ

＃７　省エネ診断による新規発掘

職場改善アイテム

計画的設備投資

ＣＯ２削減９２００ｔの実現

戦略活動

ベース活動

休日、シフト間、昼休みスイッチ切り活動

＜スイッチの見える化＞スイッチ切りの時間帯で色分け

使用時のみ『入』

休日『切』休日・シフト間

『切』

昼休み対応できない設備 昼休み・シフト間対応できない設備

常時は使用しない設備

休日・シフト間昼休み『切』

常時『入』バッテリー不良データ化けの恐れのある設備など

ライン停止後電源を切る設備

＃５　非稼働時間帯電力削減

-＃５　非稼働時間帯電力削減-　

木曜日 金曜日

横浜工場１，２地区電力使用量（30分値）

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

9000

14:00 20:00 2:00 8:00 14:00 20:00

電力

（ｋｗ

）

７月末

８月末

電力削減電力削減

電力削減電力削減

電力削減

活動の効果

ＣＯ２削減２５１０ｔ/年

環境リスク低減環境リスク低減

活動事例　３活動事例　３

水処理場

事務所

雨水系

溜桝

工場総合系排水

工程系排水

濃厚系排水

３系統 水処理場へ

P

海に放流水処理場へ

環境教育の実施

教育の実施

監督者は、部下や下請の作業者の皆さんに定期教育（朝礼・昼礼・定例会等）をして下さい

安全・環境教育を受講してサインをしたらヘルメットに貼りましょう！

《安全》 ケガをしないように充分気をつけて下さいルールを守り・守らせ、安全に作業をしましょう。

《防火》 火災を出さないように注意して下さい火気を使用する際は、養生と見張り人の配置をしっかり行いましょう。

《環境》 環境事故を起さないように注意して下さい

環境配慮① 液体を流さないで下さい

環境配慮② ゴミを捨てないで下さい

《安全・環境》 横浜工場内で作業する皆さんへ お願い

自分で持込んだ物は、必ず持ち帰って下さい。 例： 新聞・雑誌等の印刷物、『弁当容器』等の生活ゴミ、『ペンキ』 『配線』 『鋼材』等の工事・作業の残材。但し、横浜工場内にあった物は、許可なく持ち出さないで下さい。 例： 『機械から外した部品・配線』 『タンク・槽から抜いた物』 『掘った土』 『使用済配線』 『撤去廃材』

『廃水』『廃液』『ペンキ』『薬品』『油』などの液体を、工場内の側溝や流し台に絶対に流さないで下さい。設備・部品類の洗浄廃水も側溝や流し台に捨ててはいけません。液体は決められた場所に 決められた方法で確実に処理してください

日産自動車・横浜工場は、安全・防災・環境（ＩＳＯ１４００１取得済）等に配慮して稼動している工場です。構内で作業するに当たり、下記に示す項目に配慮して下さい。安全・防災・環境等の対応で悩んだ場合は、監督者・責任者、元請会社さん、叉は日産の発注部署の担当者などに必ず相談してください。皆さん1人ひとりのご理解・協力をお願い致します。

《安全》 ケガをしないように充分気をつけて下さいルールを守り・守らせ、安全に作業をしましょう。

《防火》 火災を出さないように注意して下さい火気を使用する際は、養生と見張り人の配置をしっかり行いましょう。

《環境》 環境事故を起さないように注意して下さい

環境配慮① 液体を流さないで下さい

環境配慮② ゴミを捨てないで下さい

《安全・環境》 横浜工場内で作業する皆さんへ お願い

自分で持込んだ物は、必ず持ち帰って下さい。 例： 新聞・雑誌等の印刷物、『弁当容器』等の生活ゴミ、『ペンキ』 『配線』 『鋼材』等の工事・作業の残材。但し、横浜工場内にあった物は、許可なく持ち出さないで下さい。 例： 『機械から外した部品・配線』 『タンク・槽から抜いた物』 『掘った土』 『使用済配線』 『撤去廃材』

『廃水』『廃液』『ペンキ』『薬品』『油』などの液体を、工場内の側溝や流し台に絶対に流さないで下さい。設備・部品類の洗浄廃水も側溝や流し台に捨ててはいけません。液体は決められた場所に 決められた方法で確実に処理してください

日産自動車・横浜工場は、安全・防災・環境（ＩＳＯ１４００１取得済）等に配慮して稼動している工場です。構内で作業するに当たり、下記に示す項目に配慮して下さい。安全・防災・環境等の対応で悩んだ場合は、監督者・責任者、元請会社さん、叉は日産の発注部署の担当者などに必ず相談してください。皆さん1人ひとりのご理解・協力をお願い致します。

安全・環境配慮作業者ワッペン

実例<１> 運搬作業時の注意

・フォークリフト運搬作業中

・敷地内の積載物

液モノをたらさない

積載物に注意

雨水側溝への液モノ

流れ込みに注意

環境教育資料　例1

実例<３> 廃油入りドラム缶廃油入ドラム缶の転倒（トラック積載物接触）

⇒廃油が雨水側溝へ流出

荷台から飛び出した積載物が

ドラム缶に引掛かり転倒させた

作業する時はキチンと注意と確認をしましょう！

環境教育資料　例2

油・廃液・ペンキ等を流さないで下さい

！油や廃液が運河に流れ出たら違法です

！

環境教育資料　例3

今後の活動（中・長期計画今後の活動（中・長期計画))

以下の３つを柱として、現在、中・長期計画案以下の３つを柱として、現在、中・長期計画案

「ＮＧＰ２０１０」　を策定中「ＮＧＰ２０１０」　を策定中

１１..ＣＯ２の削減ＣＯ２の削減

２２..資源の有効活用資源の有効活用

３．環境負荷物質の削減３．環境負荷物質の削減

ご清聴ありがとうございました