エバーフロアUWUW水系硬質ウレタン塗り床材

EVER FLOOR UWEVER FLOOR UW

（’20.9月現在）’20.09. 2,000 DFC

〒163－0825東京都新宿区西新宿2－4－1 新宿ＮＳビル25Ｆ 私書箱第6086号TEL.03－5381－1555　 FAX.03－5381－1566

東 京 支 店／TEL.03－5381－0231　 FAX.03－5381－0232大 阪 支 店／TEL.06－6292－0511　 FAX.06－6292－0522名古屋支店／TEL.052－735－3991　 FAX.052－735－3992横 浜 支 店／TEL.045－290－9751　 FAX.045－290－9755札幌営業所／TEL.011－804－8050　 FAX.011－804－8061仙台営業所／TEL.022－207－5010　 FAX.022－207－5011新潟営業所／TEL.025－365－3010　 FAX.025－365－3011金沢営業所／TEL.076－290－7408　 FAX.076－290－7410さいたま営業所／TEL.048－646－4870　 FAX.048－646－4871千葉営業所／TEL.043－380－7981　 FAX.043－380－7982多摩営業所／TEL.042－402－5200　 FAX.042－402－5201広島営業所／TEL.082－568－6085　 FAX.082－262－7212福岡営業所／TEL.092－432－9220　 FAX.092－432－9221

耐薬品性

耐摩耗性

防滑性

セルフ

レベリング性

適用温度

スチーム洗浄

細部、張出し

及び下塗り

品　名

タイプ

厚　み

エバーフロアUWモルタル工法

UW－M500 / UW－M800

UW－P400

UW－V300

エバーフロアUWペースト工法

エバーフロアUW立上り用

－40～120℃

（120℃は8㎜）

○

○

○

◎

○

○

○

◎

―

◎

―

―

◎（8㎜）

×

×

―

―

○

－18～80℃

－40～100℃

高耐久・高強度用5㎜、8㎜

タイプ

厚　み

タイプ

中～高耐久用4㎜

隅角部及び狭幅部

EVER FLOOR UW

1 低臭性水系製品であるため食品工場、厨房内などの屋内空間へ臭気の拡散や残存が少ない製品です。

2 安全性有機溶剤が含まれていないため安全性が高く地球環境に優しい製品です。F☆☆☆☆取得製品です。

エバーフロアUWUW水系硬質ウレタン塗り床材

の特長

従来のエポキシ塗床材、ＭＭA樹脂床材の欠点であった「耐水性」「耐薬品性」「耐衝撃性」を改善し、プライマーを使用せずに厚みを確保して施工可能な水系硬質ウレタン塗床材です。

来のエポキシ塗床材、ＭＭA樹脂床材の欠点であった水性」「耐薬品性」「耐衝撃性」を改善し、プライマーを使用せみを確保して施工可能な水系硬質ウレタン塗床材です。

3 耐薬品性・耐熱性・難燃性各種の酸性、アルカリ系水や漂白剤などに耐え、耐熱性にも優れます。（UWモルタル工法）UWモルタル工法、UWペースト工法とも難燃性（施工直後初期値）の床材です。

4 抗菌性食品工場、厨房の用途に適応可能な抗菌性を有しています。（施工直後初期値）◎UWモルタル工法　JIS Z 2801:2010 （財）食品分析センター 第13067678001-01号◎UWペースト工法　JIS Z 2801:2010 （財）食品分析センター 第13111740001-01号

◎UWモルタル工法　酸素指数33.8 建材試験センター◎UWペースト工法　酸素指数26.6 建材試験センター

エバーフロアは、Sikaグループの技術を応用して開発され、70を超える国々で採用されている、世界トップシェアの塗床材です。

用途別工法一覧

※1

※1 エバーフロアUWモルタル工法UW－M800での巾木・立上りで使用する場合は、○となります。

1 2

水系硬質ウレタン系高強度床材

エバーフロアUWモルタル工法は、施工性に優れ、極めて強靭な水系硬質ウレタン系高強度床材です。高物性であり、耐熱性、耐衝撃性、耐薬品性、耐摩耗性を必要とする場所に最適です。標準仕様は5㎜及び8㎜で、防滑仕上げです。

① エバーフロアＵＷモルタル工法 水系ウレタン塗床材 10㎏

厚み5㎜

仕様材料 使用量（/㎡）①

低VOC-無溶剤 耐火性 防滑性

車両の走行 耐薬品性 耐水性耐衝撃性耐熱性食品工場対応

エバーフロアUW モルタル工法　UW－M500

① エバーフロアＵＷモルタル工法 水系ウレタン塗床材 16㎏

厚み8㎜

仕様材料 使用量（/㎡）

エバーフロアUW モルタル工法　UW－M800

防滑仕上げ　5㎜、8㎜

主にコンクリート、モルタル下地に適用されます。保冷・保温倉庫、厨房、食品加工工場、化学品製造工場、製紙工場、一般倉庫など、様々な用途に適用されます。

用 途

特 長 ●従来の厚塗り用塗床材と比較し、施工性に優れています。●耐薬品性に優れ、有機酸、無機酸、アルカリ、アミン、溶剤等、多くの薬品に対して耐久性があります。●－40～120℃（8㎜）まで幅広い温度に対応し、且つ難燃性の床材です。（酸素指数33.8 JIS K 7201-2）●耐熱性に優れ、メンテナンスなどにおいて、スチーム洗浄が可能です。（施工厚み8㎜の場合）●優れた接着強度を有し、下地（コンクリート）材破となります。●耐汚染性に優れます。●臭気が極めて少ない材料です。●衝撃や変形に強く、ひび割れ、へこみ、剥がれが生じにくい床材です。●耐摩耗性に優れ、防滑性を長期にわたり保持します。●抗菌性試験において優れた抗菌性能を有しています。（施工直後初期値） （JIS Z 2801:2010 （財）食品分析センター第130678000-01号）

ホルムアルデヒド放散等級 Ｆ☆☆☆☆ 取得品

水系硬質ウレタン系高強度床材

エバーフロアＵWペースト工法は、中高強度の水系硬質ウレタン系床材です。耐衝撃性、耐薬品性、耐摩耗性を必要とする場所に最適な上、平滑仕上げのため清掃も簡単です。標準仕様は4㎜で、平滑仕上げです。

主にコンクリート、モルタル下地に適用されます。保冷・保温倉庫、厨房、食品加工工場、化学品製造工場、製紙工場、一般倉庫など、様々な用途に適用されます。

用 途

特 長 ●セルフレベリング性を有し、従来の厚塗り用塗床材と比較し、施工性に優れています。●耐薬品性に優れ、有機酸、無機酸、アルカリ、アミン、溶剤等、多くの薬品に対して耐久性があります。●－18～80℃までの温度に対応し、且つ難燃性の床材です。（酸素指数26.6 JIS K 7201-2）●優れた接着強度を有し、下地（コンクリート）材破となります。●耐汚染性に優れます。●臭気が極めて少ない材料です。●衝撃や変形に強く、ひび割れ、へこみ、剥がれが生じにくい床材です。●耐摩耗性に優れます。●平滑仕上げのため、清掃・メンテナンス性に優れます。●抗菌性試験において優れた抗菌性能を有しています。（施工直後初期値） （JIS Z 2801:2010 （財）食品分析センター第13111740001-01号）

セルフレベリングタイプ（艶あり・艶消し）　4㎜

① ② ① エバーフロアＵＷペースト下塗り用 水系ウレタン塗床材 1.8㎏

② エバーフロアＵＷペースト上塗り用 水系ウレタン塗床材 5.4㎏

仕様材料 使用量（/㎡）

・防滑仕様の場合は、担当営業にご相談ください。

エバーフロアUW ペースト工法　UW－P400 厚み4㎜

ホルムアルデヒド放散等級 Ｆ☆☆☆☆ 取得品

車両の走行 耐薬品性 耐熱性食品工場対応 耐衝撃性 耐水性

低VOC-無溶剤 耐火性

モルタル工法

EVER FLOOR UW

エバーフロアUWUW ペースト工法エバーフロアUWUWUW－M500 / UW－M800 UW－P400

●目地設置に関しては、P.6「各部の納まり例」　または施工マニュアルを参照ください。

●目地設置に関しては、P.6「各部の納まり例」　または施工マニュアルを参照ください。

3 4

EVER FLOOR UW

●－40～100℃まで幅広い温度に対応します。

②

①

■ 各部の納まり例

端部納まり

※欠込目地は壁際より50㎜以内に　設けてください

※欠込目地は壁際より50㎜以内に　設けてください

現場施工排水溝 出入口廻り

エキスパンジョイント部 コールドジョイント部

5～15㎜

5～15㎜

エバーフロアUWモルタル工法・ペースト工法

機械架台エバーフロアUWモルタル工法・ペースト工法

エバーフロアUW立上り用

水系硬質ウレタンモルタル立上り用材料

立上り・コーナー・巾木用モルタル　3㎜

立上り用エバーフロアUWUWエバーフロアUW立上り用は、水系硬質ウレタン系高強度床材の立上り・コーナー・巾木用です。標準仕様は３～６㎜です。※温度23℃ 湿度60％で1.5～2.0時間後（現場の状況により指触乾燥時間は異なります。）

UW－V300

ドレンエバーフロアUWモルタル工法・ペースト工法

10～20㎜10～20㎜10～20㎜

10～20㎜

エバーフロアUW層

5～10㎜5～10㎜

5～10㎜5～10㎜

エバーフロアUW層 シーカフレックス（シーリング材）

5～15㎜5～15㎜

5～15㎜5～15㎜

エバーフロアUW層シーカフレックス（シーリング材）

カッター入れ

5～15㎜5～15㎜

5～15㎜5～15㎜

施工ジョイント

50㎜以内50㎜以内 50㎜以内50㎜以内

塗り継ぎ端部

50㎜以内50㎜以内

沓ずり

低VOC-無溶剤 耐火性車両の走行 耐薬品性 耐熱性食品工場対応 耐衝撃性 耐水性

ホルムアルデヒド放散等級 Ｆ☆☆☆☆ 取得品

①※ エバーボンドEP-200（追いかけ施工） 無溶剤エポキシ樹脂 0.2～0.3㎏

② エバーフロアUW立上り用 水系ウレタン塗床材 6.3㎏

仕様材料 使用量（/㎡）

エバーフロアUW 立上り用　UW－V300 厚み3㎜

※①は下塗りプライマーとして施工します。

壁面取り合い

エバーフロアUWモルタル工法・ペースト工法

エバーフロアUW立上り用

※※

縁石取り合い

エバーフロアUWモルタル工法・ペースト工法

エバーフロアUW立上り用

5～15㎜5～15㎜

5～10㎜5～10㎜

5～10㎜5～10㎜

5～15㎜5～15㎜

※※

5 6

エバーフロアUW モルタル工法 エバーフロアUW ペースト工法 エバーフロアUW 立上り用

〈24㎏／セット〉主　剤： 2.0㎏硬化剤： 2.0㎏モルタル骨材： 20㎏

〈22㎏／セット〉主　剤： 2.0㎏硬化剤： 2.0㎏骨　材： 18.0㎏

品　名

荷　姿

防滑仕上げ5㎜、8㎜

10～30℃最適施工温度：20～25℃

2.0

セルフレベリングタイプ下塗り用：1.0～1.5㎜上塗り用：2.5～3.0㎜

10～30℃最適施工温度：20～25℃

下塗り用：1.85上塗り用：1.85

立上り・コーナー・巾木3～6㎜

10～30℃最適施工温度：20～25℃

2.0±0.1

仕上げ及び標準厚み

施工可能温度

比　重 （25℃）

57.1（弾性率　3311）18.5

DRY： 3.0（母材破壊100%）WET： 2.6（母材破壊100%）

DRY： 3.0（母材破壊100%）WET： 2.6（母材破壊100%）80～85

41.5（弾性率　2131）18.4

80

――

―

80～85

圧縮強度（MPa）曲げ強度（MPa）

接着強度（MPa）

硬度（ショアD）

33.8 JIS K 7201-25.7×108Ω・㎝体積抵抗率試験印加電圧 500V（DC）印加電圧 1分

6.3×107Ω・㎝体積抵抗率試験印加電圧 500V（DC）印加電圧 1分

26.6 JIS K 7201-2 ―

―

難燃性（酸素指数）

帯電防止性能（初期値）

52回　 試験体厚み 5㎜ 50回以上　 試験体厚み 4㎜

－0.91g（H-22／1000回転／1000g）－0.17g（CS-17／1000回転／1000g）

極少脱色あるが異常なし クラック発生なし（熱水80℃×5分↔冷水20℃×5分 1000サイクル）

NUK－F13757日本ウレタン建材工業会

NUK－F13772日本ウレタン建材工業会

NUK－F13773日本ウレタン建材工業会

－0.91g（H-22／1000回転／1000g）－0.17g（CS-17／1000回転／1000g）

極少脱色あるが異常なし クラック発生なし（熱水80℃×5分↔冷水20℃×5分 1000サイクル） ―

―

―

耐衝撃性（落球試験）※1m・1㎏鋼球落下

耐摩耗性

冷熱水サイクル

F☆☆☆☆承認登録

EVER FLOOR UW

■ 規格・性能一覧

硬化時間

標準 促進剤添加

24～26時間30～36時間36～48時間

15～20時間10～15時間8～12時間

――

10～12時間8～10時間6～8時間4～5時間

標準 促進剤添加（下塗りのみ）

24～26時間30～36時間36～48時間

15～20時間12～16時間10～16時間

――

7～8時間6時間5時間

4～5時間20～22時間

5℃10℃15℃20℃25℃30℃

〈下塗り用26㎏／セット〉主　剤： 4.0㎏硬化剤： 4.0㎏下塗り用骨材： 18㎏

〈上塗り用2４kg/セット〉主　剤： 4.0㎏硬化剤： 4.0㎏上塗り用骨材： 16㎏

艶消し仕上げ

〈上塗り用24㎏／セット〉光沢用主剤： 4.0㎏硬 化 剤： 4.0㎏上塗り用骨材： 16㎏

艶あり仕上げ

7 8

エバーフロアUWモルタル工法

EVER FLOOR UW

■ 副資材

エバーフロアUWモルタル工法エバーフロアUWペースト工法（下塗りのみ）専用硬化促進剤1.8㎏／缶

品　名 入目・荷姿 適　用

エバーフロアUW専用促進剤

エバーフロアUW立上り用の下塗りプライマー（塗布直後の追いかけ施工用）3㎏／セットエバーボンドEP-200

■ 耐薬品性一覧

塩酸 10％

塩酸 35％

硝酸 10％

硝酸 50％

流酸 10％

流酸 50％

蟻酸 10％

蟻酸 50％

クエン酸 10％

乳酸 10％

酢酸 10％

酢酸 50％

アンモニア水 25％

水酸化ナトリウム 50％

水酸化カリウム 50％

エタノール 原液

アセトン 原液

ホルマリン 35％

酢酸エチル 原液

灯油 原液

軽油 原液

ガソリン 原液

植物性油 原液

次亜塩素酸ソーダ 11％

中性洗剤 原液

砂糖水 飽和

水道水 原液

醤油 原液

ウスターソース 原液

食用酢 原液

納豆 原液

△～○

×

△

×

○

○

△

×

○

○

△

×

○

○

○

○

○

○

○

○

○

○

○

○

○

○

○

○

○

△～○

○

やや黄色化

表面浸食

やや黒色化

表面浸食

変化なし

変化なし

やや脱色

表面浸食

変化なし

変化なし

やや脱色

表面浸食

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

やや脱色

変化なし

△～○

×

△

×

○

○

△

×

○

○

△

×

○

○

○

○

○

○

○

○

○

○

○

○

○

○

○

○

○

△～○

○

やや黄色化

表面浸食

やや黒色化

表面浸食

変化なし

変化なし

やや脱色

表面浸食

変化なし

変化なし

やや脱色

表面浸食

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

変化なし

やや脱色

変化なし

エバーフロアUWペースト工法

30日間の浸漬試験

※印刷のため実際の色と異なります。

■ 標準色見本

■ 施工概要

エバーフロアUWモルタル工法

イエローグレー グリーンレッド

モルタル工法

ペースト工法

エバーフロアUWUW

エバーフロアUWUWレッド グリーンイエローグレー

下地研磨

UWモルタル塗布 UWペースト下塗り用塗布 UWペースト上塗り用塗布

エバーフロアUW立上り用

エバーボンドEP-200塗布 UW立上り用塗布

エバーフロアUWペースト工法

床、目地切り 不良部撤去

9 10

EVER FLOOR UW

11 12

■ 施工上の注意

＜重要事項＞

• 材料は混合撹拌後の温度が35℃以下となるように施工環境を配慮してください。

•施工環境が湿度８０％以上もしくは、結露している場合は施工しないでください。

•下地温度が０℃未満の場合は施工しないでください。

•施工面積と仕様厚みを勘案して１セット当たりの施工面積を割り出し、現場に墨出し、バッチ割

り付番を行ってください。

• 材料の混合撹拌は所定の時間を守り、温度計、ストップウォッチ等で撹拌混合時間を確保して

ください。（時間過剰の場合は材料の発熱現象が起きてしまいます。）

• 開封後の材料は速やかに使用してください。

• 硬化剤は分離しやすい溶液で、骨材は特殊な骨材の配合となっています。均一になりにくいた

め、材料は小分け計量せずに１セットを一度に全量を混合し、撹拌容器から速やかに材料を全

部撒き、使い切ってください。

• 骨材は専用骨材となっています。他の骨材の使用は出来ません。

•可使時間は約２０分間です。この間にすばやく施工してください。

• 材料を缶の中に放置すると、反応が促進され可使時間が短くなります。また缶内に残った材料

は高温に発熱するためご注意ください。

•施工中にこぼれた材料は速やかにウエス等で拭き取り、乾燥させてから施工してください。

•塗布施工後に材料缶に残った材料を放置すると反応熱により発熱、発煙の恐れがありますので

取扱いに十分注意してください。

•施工中に作業者の汗が施工面に滴下、付着しないように配慮してください。付着した場合は速

やかに拭き取り、乾燥させてから施工してください。

• 標準仕様以上の過度の厚塗りは避けてください。やむ得ない場合は、数回に分けて施工するよ

うにしてください。

•材料撹拌エリア、運搬ラインの設定については、十分配慮してください。

• 材料は施工後約15時間程度（23℃）で歩行可能となりますが、重量物の走行は3日以上養生

期間を設けてください。またその間の塩素系洗浄剤の使用はしないでください。

＜エバーフロアUWモルタルの硬化性＞

各施工温度条件下でのエバーフロアUWモルタルの標準的な硬化時間（開放時間）の目安を以

下に示します。

＜エバーフロアUWペーストの硬化性＞

各施工温度条件下でのエバーフロアUWペーストの標準的な硬化時間（開放時間）の目安を以下

に示します。

＜施工工具の洗浄について＞

施工工具などの洗浄には、US環境キシャク剤等を使用してください。ラッカーシンナーなどのアル

コール系溶剤を含む溶剤は物性低下を引き起こしますので使用しないでください。

施工環境温度（湿度60％）項　目

エバーフロアUWモルタル

5℃

36～48

※ 促進剤は下塗り工程のみ使用可能で、仕上げ層である上塗りには使用できません。

1)標準施工時（単位：時間）

10℃

30～36

15℃

24～26

20℃

15～20

25℃

10～15

30℃

8～12

施工環境温度（湿度60％）項　目

エバーフロアUWモルタル

5℃

10～12

2)エバーフロアUW専用促進剤（1.8㎏/缶）を主剤に対して添加上限3%使用した場合（単位：時間）

10℃

8～10

15℃

6～8

20℃

4～5

25℃

使用しない

30℃

使用しない

施工環境温度（湿度60％）項　目

エバーフロアUWペースト（下塗り、上塗りとも）

5℃

36～48

1)標準施工時（単位：時間）

10℃

30～36

15℃

24～26

20℃

15～20

25℃

12～16

30℃

10～16

施工環境温度（湿度60％）項　目

エバーフロアUWペースト（下塗り）

5℃

7～8

2)エバーフロアUW専用促進剤（1.8㎏/缶）を主剤に対して添加上限3%使用した場合（単位：時間）

10℃

6

15℃

5

20℃

4～5

25℃

使用しない

30℃

使用しない

EVER FLOOR UW

13 14

■ 使用上の注意 ■ ＵW工法施工前　調査チェックシート

No. 調査項目 管理基準 判定 実測値等 備考

床面の湿気対策

コンクリート表面処理

下地の強度

下地の乾燥

下地の状態

下地精度

異種材料取合い（端部納まり等）

合・否

合・否

合・否

合・否

合・否

合・否

合・否

合・否

合・否

合・否

合・否

合・否

合・否

合・否

合・否

合・否

新築

新築

新築

新築

新築・改修

新築・改修

新築・改修

新築・改修

新築・改修

新築・改修

新築

改修

新築・改修

新築・改修

新築

土間コンクリートの下層に防湿層がある

表層凹凸、レイタンス発生状況（目視）

圧縮強度　コンクリート、モルタル　21N/m ㎡以上

ケットHI-500、HI-520表示値5%以下

表面強度　建研式接着試験　1.5N以上

　　　　　引搔き試験 0.3㎜未満

夏季：コンクリート打設後3週間以上

モルタル打設後2週間以上

冬季：コンクリート打設後3週間以上

モルタル打設後2週間以上

※デッキプレート、キーストンプレートは含まない

1）下地は金ゴテ1回押えである。

2）不陸、水溜りがない

3）段差、突起がない。または改善済みである。

4）欠損、凸部がない。または補修済みである。

5）浮き、ひび割れがない。または補修済みである。

レイタンスや脆弱部がない。

または補修済みである

［設備、金具、建具］

仕上げ厚みを考慮して設置されている。

［設備、金具、建具廻り］

塗り床接地取合いに錆がない。

端部は目地が設けられている。

または改善済みである。（10㎜×10㎜）

床面は5ｍ×5ｍピッチ。出入り口廻り目地は2本。

合・否

合・否

合・否

改修油脂、塵埃、カビなどのが無い。

または除去済みである。

1

2

3

4

5

6

7

1.使用上の注意

• UW層の表面が雨、水、油脂の付着で等で濡れていると滑りやすいので溜り部分はレーキ

等で除去してください。油脂分等は中性洗剤と水を用いて除去してください。

• UW層の上では火気を使用しないでください。たばこの吸い殻の投げ捨て、花火等をしない

でください。

• 薬品類がエバーフロアUW層の床面に付着した場合は、直ちに拭き取り、完全に除去してく

ださい。

•ゴルフクラブを用いての練習、重量物や金属製や石質系の硬い材質を引き摺ったり、鉄パ

イプ、鋭利な金属、工具等を落下させますと表面に傷が付く恐れがありますのでご注意く

ださい。

•フォークリフト、リーチフォーク等の走行時にUW層の表面に直接、荷物パレット等で引き

摺らないようにしてください。早期に摩耗、破断につながる恐れがあります。

• 0.5ｔ/㎡以上の重量物を置く場合は、間にゴム板等を敷いて養生の上、置いてください。

• 太陽光、殺菌灯、水銀灯など、強い紫外線が直接エバーフロアＵW層に照射されると変色

が起こることがあります。

2.維持管理

• 塵埃、ゴミ等についてはブロワー、スイーパー、業務用掃除機等を用いて除塵作業を行って

ください。

• UW層の表面が雨、水、油脂の付着で等で濡れていると滑りやすいので溜り部分はレーキ

等で除去してください。油脂分等は中性洗剤と水を用いて除去してください。

• 使用頻度に応じて清掃は、高圧洗浄機を用い水洗い、もしくは中性洗剤（クレンザーは避け

る）を使用し、ナイロンブラシと洗剤水を用いたポリッシャー洗浄を行ってください。