森町森林組合 - forest-morimachi.or.jp · 年頭挨拶 代表理事組合長 甚沢 万之助...

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森町森林組合 冬 号 発行日 28.1.21 使FSC 寿調祝辞を述べる森町長 従業員一同 調西調森づくりの方法や理論、森林の調査方法、作業 システム、施業提案書の作り方を実習 森林整備事業 来年度の要望について 平成 27 年度も残り 3 ヶ月を切りました。伐採のシーズンも最盛期を迎え、技 術職員は伐採、搬出作業に大忙しです。今年度は、皆様のご協力もあり利用間 伐 約 60ha と作業道開設 6500m を実施しております。 来年度も少しでも多くの森林整備を進めていきたい と思いますので、要望がございましたらぜひ、森林組 合まで御連絡ください。 内容は利用間伐、保育間伐、植林、下刈、枝打ち、 その外なんでも結構です。特に利用間伐については、 予算に限りが出ており、要望がありましたら優先的に実施させていただく予定で す。ご協力お願いいたします。 森林計画課長 鈴木啓史

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Page 1: 森町森林組合 - forest-morimachi.or.jp · 年頭挨拶 代表理事組合長 甚沢 万之助 新年明けましておめでとうございます。 組合員の皆様に於かれましては、増々

み き も り

森町森林組合

冬 号 発行日 28.1.21

年頭挨拶

代表理事組合長

甚沢 万之助

新年明けましておめでとうございます。

組合員の皆様に於かれましては、増々

御健勝の事と存じ上げます。戦後七十年

が過ぎ祖先が一生懸命植林して育てた木

が利活用できる林齢になってきました。

国の政策も国産材シェア五〇%を目標

にしており、来るべき国産材時代が来よ

うとしております。

住宅着工率は、年々減少しつつありますが公共建築への木材使用、ス

ギ・ヒノキ針葉樹の合板への利用、バイオマスエネルギーの利用、そし

てスギ・ヒノキの丸太の輸出、製材品、住宅の輸出が考えられ、そのた

め(FSC

世界基準)森林認証制度の取得が進められようとしております。

当森林組合も県・町指導のもとに森林・林業の再生を目指し森林施業

の集約化、路網の整備等を進めつつ、高性能林業機械を利用し低コスト

生産に努力しております。森林を守り、育て、活かす‘森林との共生’

を進める為、県民税が認められました。森林管理が遅れている山を、さ

らに整備をしていきます。

今年も組合員の皆様の付託に応えるべく役職員、作業員一丸となって

頑張っていく所存です。本年もよろしくお願い致します。

平成二十八年

新年挨拶会

謹賀新年

甚沢万之助

代表理事副組合長

寿

慎太郎

﨑徹

総括部長兼総務課長

総務課

経理係長

調査計画係長

平成二十八年一月五日、森町三倉総合センターに於いて、森町森林組

合新年挨拶会が開催されました。役職員・技術職員・従業員を始め御来

賓として、森町長

村松藤雄氏の御出席を得て行われました。

森町長村松藤雄氏が「山間部を抱える森町は、森の恵みを次世代に残

していきたい。そのような中、森町森林組合には林業振興・木材生産に

感謝申し上げる」と祝辞を述べられました。

祝辞を述べる森町長

従業員一同

当組合

2人目の森林施業プランナー認定を目指して

森林整備課

調査計画係長

村山英人

山林のプロ集団育成中!

昨年、十二月八日~十日にか

けて認定森林施業プランナー資

格取得に向けての集約化実践研

修を富山県西部森林組合にて参

加してきました。

講義、実習内容としまして「

業システムとコスト把握」「

目標林

型と育林技術」「

プロット調査と団

地設計」「

目標林型の検討」「

森林

施業提案書の作成」

と多岐にわた

りました。

研修で得た知識、技術を山林

所有者様に対し、提案型施業と

して少しでも利益還元できる様、

積極的な研修参加、人材の育成

に取り組んでまいります。

森づくりの方法や理論、森林の調査方法、作業

システム、施業提案書の作り方を実習

森林整備事業 来年度の要望について 平成 27 年度も残り 3 ヶ月を切りました。伐採のシーズンも最盛期を迎え、技

術職員は伐採、搬出作業に大忙しです。今年度は、皆様のご協力もあり利用間

伐 約 60ha と作業道開設 6500m を実施しております。

来年度も少しでも多くの森林整備を進めていきたい

と思いますので、要望がございましたらぜひ、森林組

合まで御連絡ください。

内容は利用間伐、保育間伐、植林、下刈、枝打ち、

その外なんでも結構です。特に利用間伐については、

予算に限りが出ており、要望がありましたら優先的に実施させていただく予定で

す。ご協力お願いいたします。 森林計画課長 鈴木啓史

Page 2: 森町森林組合 - forest-morimachi.or.jp · 年頭挨拶 代表理事組合長 甚沢 万之助 新年明けましておめでとうございます。 組合員の皆様に於かれましては、増々

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※大つち、小つちはともに 7 日間です。その時期に木を伐ると丸太の状態では虫が入り腐り易くなります。 ※逆に、除伐はこの時期に伐ると早く腐り易く、山の肥料化を促します。※この表は、伐採の目安です。造材(玉切り)日は関係ありません。

発行/森町森林組合

〒437-0208 静岡県周智郡森町三倉 826-2 TEL : 0538-86-0211 FAX : 0538-86-0212 E-Mail : [email protected]

す ぎ 長さ (m)

末口径 (cm) 中 値 1 本当たり

単価(円) 摘 要

3m 14 7,000 円 413 円 柱目 3.5 寸取

16~18 12,000 円 1,044 円 柱目 4 寸取 20~ 13,500 円 1,782 円 中目

4m

14 8,500 円 663 円 桁目 3.5 寸取 16~18 12,000 円 1,392 円 桁目 4 寸取 20~22 13,500 円 2,376 円 中目 24~28 15,500 円 4,185 円 中目 30~34 17,000 円 6,970 円 二番玉節小

6m 16~18 15,000 円 2,910 円 通し柱4寸 20~22 14,000 円 4,060 円 通し柱太角

ひのき 長さ (m)

末口径 (cm) 中 値 1 本当たり

単価(円) 摘 要

3m 14 12,000 円 708 円 柱目 3.5 寸取

16~18 17,000 円 1,479 円 柱目 4 寸取 20~22 13,000 円 1,716 円 太角目

4m

14 13,000 円 1,014 円 土台目 3.5 寸取 16~18 15,500 円 1,798 円 土台 4 寸取 20~22 15,000 円 2,640 円 中目縁甲取 24~28 20,000 円 5,400 円 中目 30~34 20,000 円 8,200 円 二番玉節小

6m 16~18 27,500 円 5,335 円 通し柱4寸 20~22 24,700 円 7,163 円 通し柱太角

森組からお知らせ ●組合員名簿等名義変更について

所有森林で相続・取得・売却等が生じた際には、組合

員名簿及び出資証券の名義変更が必要 となりますので、御連絡下さい。 ●間伐の伐採届について

所有林の立木を伐採するには、間伐を開始する 20 日前

迄(保安林)30 日前迄(普通林)に伐採届出書を町に提出

が必要となります。

●皆伐の伐採届について

所有の山林を皆伐するには、毎年 2 月・6 月・9 月・12 月

に行う「皆伐面積の限度の公表」の日から 30 日以内に伐

採許可申請書を知事に提出が必要となります。

三木の森林だより ~山のことなら何でも森町森林組合に~

購買情報 種駒打ちシーズンが到来! 購買担当の奥宮が自信を持ってお勧めするのが、森

産業のにく丸(森 290 号)です。全国的に最も多く使用

されている品種であり、乾・生両方で大活躍する品種

で、発生は接種翌年の 9~11 月にかけて大型でボリュ

ーム感のあるキノコが発生します。

1 袋 ¥3,348 円( )

~山眠る~

~響きわたるは~

~杭の音~冬の山の表現として[山眠る](やまねむ

る)という言葉があります。人には喜怒哀

楽というようにその場に適した感情を表

す事ができます。山にもまた同じように春

夏秋冬その時期に適した表現があります。

春夏秋と活発に活動しているのに対し、

じっと耐え忍び春に向けて力を蓄えてい

る様子を擬人化し、眠ると表現しておりま

す。冬の厳しさと春になる期待感を同時に

表現した言葉であり、日本語の表現の豊か

さを再認識し、言葉を大切にしていきたい

と思います。 平成 27 年度地籍調査事業も折り返し地

点を過ぎました。地籍調査事業の業務予定

としまして森町役場、所有者若干名を順に

立会い予定をしております。春には完了報

告を致しますので皆様のご協力、ご理解を

引き続きお願い致します。

平成27年を振り返って

昨年は大規模な工業団地開発に

伴う支障木伐採工事を受注し現場代

理人として従事したことが一番印象

に残っています。

中でも林業界と建設業界の安全に

対する違いに痛感させられました。

朝の朝礼から昼の職長会議や週

末の週間工程会議、月に一度の安

全大会等、一人一人が『安全は全て

に優先する』をモットーに従事してい

たことです。

林業界では毎年、尊い命が失わ

れています。

幸いにも当森林組合では重大災

害が発生していませんが、建設業界

に見習って今後も無事故・無災害で

事業推進していきます。貴重な経験

が出来た1年でした。

森林整備課長 鈴木清之