第7章 教育 - numazu · 2020. 9. 8. · 27 350 9,373 1,331,598 3,804,566 142,067...

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第7章 

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第7章 教 育

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第1節 教 育 委 員 会

1 教育委員会

委員会は、定例会が12回、臨時会が8回招集され、議案件数は20件であった。

2 教育基本構想

「沼津市教育基本構想」は、沼津の教育の方向性を明確にし、教育施策を総合的に進めていく

ための指針として平成21年1月に策定され、その後の社会的環境の変化に伴い平成27年3月

に改訂された。この基本構想では、「明日の社会を担う『夢ある人』づくり」を目的と定めてい

る。

基本構想に示した理念の具現化を図るため、平成28年4月に沼津市教育基本構想実施計画

(H28~H32)を作成し、計画に基づき具体的な施策を実施している。

3 総合教育会議・教育大綱

総合教育会議は、平成27年に地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正により設置さ

れたもので、市長と教育委員会によって構成されており、教育大綱の策定や「教育を行うため

の諸条件の整備その他の地域の実情に応じた教育、学術及び文化の振興を図るため重点的に講

ずべき施策」等について協議・調整を行う。

本年度は総合教育会議を2回開催し、第1回は市長と教育委員がともに学校現場を視察し、

英語授業や特別支援学級について協議した。第2回は学校が実施している防災教育や地域学習

の報告を受けて、学校の現状について意見交換を行った。

4 学校規模・学校配置適正化推進事業

全国的に少子高齢化が進み、本市においても地域によって児童生徒数の減少や増加により、

学校規模の差が大きくなっている。今後は、学校の規模や配置の適正化を図りながら、よりよ

い教育環境の整備や教育の質の更なる充実を図ることがこれまで以上に重要となる。また、学

校は教育の場であるとともに地域交流の拠点であることから、「まちづくり」の観点を加え、今

後30年間の方向性を示した「沼津市立小・中学校の適正規模・適正配置の基本方針」の策定を

進めた。

また、基本方針に示した早急な対応が必要な地区や学校においては、基本方針と対応につい

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第2節 学校の運営・管理

5月1日現在における市立の学校・幼稚園数、学級数、教職員数(兼務者除く)、児童・生徒・

園児数は次のとおりであった。

1 小 学 校

金岡小学校給食室空調設備他設置工事、大岡南小学校給食用給湯器設置工事、片浜小学校・

金岡小学校・香貫小学校・沢田小学校トイレ洋式化整備工事のほか、各小学校の営繕工事等を

実施した。また、要保護及び準要保護家庭の児童の保護者に対し、就学援助費を支給するとと

もに、特別支援学級児童の保護者に対し、特別支援教育就学奨励費を支給した。

⑴ 経常費の状況

区  分 学校・幼稚園数 学 級 数 教 職 員 数 児童・生徒・園児数

小 学 校 24 校 345 学級 687 人 9,130 人

中 学 校 18 174 452 4,980

高 等 学 校 1 15 59 597

幼 稚 園 2 園 6 14 52

年  度 学 級 数 児 童 数 決 算 額 1学級当たりの金     額 1人当たりの金額

28学級 人 千円 円 円

345 9,130 1,190,574 3,450,940 130,402

27 350 9,373 1,331,598 3,804,566 142,067

て保護者や地区の代表者等への説明を行った。さらに戸田地区においては、児童生徒の減少が

著しいことから地区推進委員会を設置し、先進地視察のほか、2回の委員会を開催した。

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⑵ 経常費の児童1人当たりの状況(単位 円)

年  度 人 件 費 物 件 費 維持補修費 そ の 他 計

28 35,216 65,789 21,320 8,077 130,402

27 37,059 64,231 32,850 7,927 142,067

⑶ 要保護及び準要保護児童の就学援助費

⑷ 特別支援学級児童の特別支援教育就学奨励費

区    分 児 童 数 金     額

学用品購入費・校外活動費等 966 人 11,605,111 円

修 学 旅 行 費 153 3,895,880

通 学 費

新 入 学 児 童 学 用 品 費 等 83 1,699,010

学 校 給 食 費 814 37,628,990

医 療 費 45 259,366

28 年 度 2,061 55,088,357

27 年 度 2,123 56,563,826

区    分 児 童 数 金     額

学用品購入費・校外活動費等 69 人 357,284 円

修 学 旅 行 費 11 116,490

通 学 費 14 464,370

新 入 学 児 童 学 用 品 費 等 11 112,585

学 校 給 食 費 68 1,616,017

28 年 度 173 2,666,746

27 年 度 143 2,214,718

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2 中 学 校

第二中学校校舎大規模改修工事、第三中学校防球ネット設置工事、大岡中学校・原中学校・

門池中学校トイレ洋式化整備工事のほか、各中学校の営繕工事等を実施した。また、要保護及

び準要保護家庭の生徒の保護者に対し、就学援助費を支給するとともに、特別支援学級生徒の

保護者に対し、特別支援教育就学奨励費を支給した。

⑴ 経常費の状況

⑵ 経常費の生徒1人当たりの状況(単位 円)

⑶ 要保護及び準要保護生徒の就学援助費

年  度 学 級 数 生 徒 数 決 算 額 1学級当たりの金     額 1人当たりの金額

28 174 学級 4,980 人 813,720 千円 4,676,553 円 163,398 円

27 175 5,048 889,269 5,081,536 176,163

年  度 人 件 費 物 件 費 維持補修費 そ の 他 計

28 24,892 77,956 47,032 13,518 163,398

27 27,573 76,409 59,285 12,896 176,163

区    分 生 徒 数 金     額

学用品購入費・校外活動費等 768 人 14,059,936 円

修 学 旅 行 費 186 9,782,247

通 学 費

新 入 学 生 徒 学 用 品 費 等 166 3,909,300

学 校 給 食 費 548 29,556,218

医 療 費 23 143,226

28 年 度 1,691 57,450,927

27 年 度 1,638 55,919,357

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⑷ 特別支援学級生徒の特別支援教育就学奨励費

3 高 等 学 校

中高一貫教育の利点を生かし、6年間を通した教育の充実に努めた。また、平成27年度に引

き続きプール改修工事を実施した。

⑴ 経常費の状況

⑵ 経常費の生徒1人当たりの状況(単位 円)

区    分 生 徒 数 金     額

学用品購入費・校外活動費等 36 人 306,426 円

修 学 旅 行 費 12 309,885

通 学 費 13 559,100

新 入 学 生 徒 学 用 品 費 等 12 141,300

学 校 給 食 費 35 975,666

28 年 度 108 2,292,377

27 年 度 89 1,665,564

年  度 学 級 数 生 徒 数 決 算 額 1学級当たりの金 額 1人当たりの金額

28学級 人 千円 円 円

15 597 588,747 39,249,800 986,176

27 15 601 549,982 36,665,466 915,111

年  度 人 件 費 物 件 費 維持補修費 そ の 他 計

28 765,357 161,935 55,787 3,097 986,176

27 746,295 163,521 3,289 2,006 915,111

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4 幼 稚 園

心豊かで思いやりのある園児の育成に努めた。

⑴ 経常費の状況

⑵ 経常費の園児1人当たりの状況(単位 円)

第3節 学 校 教 育

1 がんばる学校応援事業

各学校が、沼津市教育基本構想の具現化と子どもたちの「生きる力」の育成や基礎学力の定

着など、自校のグランドデザインの実現を目指し、その立地する地域活力を活用した特色ある

学校づくりを展開することを目的に、本年度は、幼稚園3園、小学校23校、中学校17校、小

中一貫学校1校で合わせて115の事業が実施された。

(事業実施例)

○学校の特徴を生かした教育を推進するために、大学の講師等を招いて校内研修の充実を図る

事業

○福祉活動や幼小中連携による児童・生徒活動により自分をみつめ、豊かな心をはぐくむ事業

○地域と連携して、子どもたちが職業体験をするキャリア教育推進事業

年  度 学 級 数 園 児 数 決 算 額 1学級当たりの金 額 1人当たりの金額

28学級 人 千円 円 円

6 52 73,044 12,174,001 1,404,692

27 6 60 74,240 12,373,302 1,237,330

年  度 人 件 費 物 件 費 維持補修費 そ の 他 計

28 876,143 523,518 3,466 1,565 1,404,692

27 773,293 447,467 14,982 1,588 1,237,330

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2 言語教育による表現力・読解力育成事業

国の承認を受けた特別な教育課程「言語科」の授業を中心に、言葉を用いて人と積極的に関

わる態度や論理的な思考力、表現力が高まる言語教育の推進及び読書活動の充実による読書力、

読解力の向上を図ることを目標としている。

「言語科」は「読解の時間」と「英語の時間」からなり、「読解の時間」においては、様々な

テキスト等から、子どもたちが自ら課題を発見し、人と関わり合いながら解決していくプロセ

スを大切にして、思考力、判断力、表現力の育成に努めた。「英語の時間」においては、小・中

学校(中等部を除く)にALT(外国語指導助手)を配置し、英語や異文化に親しみながら、積

極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成に努めた。

さらに、小・中学校(中等部を除く)に学校司書を配置し、学校図書館の環境整備、児童生

徒の学習支援や読書活動に対する支援を行うとともに、読解の授業の充実を図り、児童生徒の

読解力の向上に努めた。

3 沼津まるごとイングリッシュ事業

沼津市教育大綱に掲げる「コミュニケーション能力の向上を図り、国際感覚を豊かにする教

育」を具現化するため、子どもの英語によるコミュニケーションへの自信や興味、関心、意欲

を高めていくことを目的に、夏、冬の年2回、オールイングリッシュによる日帰りでのイベン

トを開催し、小学校5年生から中学校2年生までの児童生徒延べ206人が参加した。

また、「言語科」で9年間英語を学び伸ばしてきた自らの英語力を確認する機会とするととも

に、学習意欲の向上を図るため、中学校3年生を対象に中学校卒業程度の英語力を必要とする

英検3級の検定料の1/2を補助し、564人の生徒が利用した。

4 中高一貫教育

沼津市立沼津高等学校・中等部は、中高一貫教育校として6年間の計画的、継続的な教育を

通し、生徒個々の自己実現を図ることを目標に、生徒の学力向上や個性を伸ばす教育を活発に

展開した。

5 情 報 教 育

小学校24校の情報機器の更新等を行った。

また、沼津市立小中高等学校ネットワーク協議会によるICT機器の活用と情報モラル向上の

ための研究に努めた。

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6 教職員の研修

指導主事の計画訪問により各校の校内研修の推進を図った。

また、教職員研修センターが進める研修会及び個別指導訪問により、小・中学校に勤務する

教職員の資質向上を図った。

7 教科指導研究

小・中学校の教員から、教科等指導リーダー27人、研究員67人を選任し、教科等ごとのチー

ムで研究を推進した。各研究チームは授業研究の成果による公開授業及び研究協議等を行い、

年度末に研究のまとめを学校間ネットワーク上に公開し全職員が閲覧できるようにした。

また、教科等指導リーダーが、計画的に学校訪問を実施したほか、県の教科等指導リーダー

研修会に参加し、指導技術の向上を図るとともに、近隣地区との連携を深めた。

8 教職員人事

明日の社会を担う夢ある人づくりを目指して、学校や地域の実態及び教育課題に基づいた学

校づくりや、信頼に応える教育の実現を目指す組織づくりに向け、年度末人事異動の内申を行っ

た。

総  数  261人(小学校140人、中学校121人)

9 保 健 体 育

児童生徒の体力づくりを進めるため、中学校体育大会(7月~8月)、水泳能力調査(7月~

9月)、新体力テスト(4月~10月)など各種の体育行事を実施した。

健康管理については、学校医、学校歯科医、学校薬剤師を委嘱し、児童生徒の疾病の予防指

導、治療の奨励を行うとともに、結核検診、尿検査、心臓疾患の検査及び生活習慣病予防検診

を実施した。

10 性 教 育

児童生徒をとりまく環境の変化に対応するため、沼津市教育委員会が作成した性教育に関す

る手引書「自らの生き方を考える」をもとに、各学校で性教育を行った。

11 相談員、支援員の配置

児童生徒が心の悩みや不安、ストレスなどを和らげ、心にゆとりをもって安心して学校生活

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を送れるようにするために、全小・中学校にスクールカウンセラーを、全中学校に「心の教室

相談員」を配置した。

また、特別な指導を要する児童の支援等を行うため、全小学校に「いきいき学校生活応援ス

タッフ」を配置した。

さらに、学校や家庭環境等に問題を抱える児童生徒及び保護者を支援するため、スクールソー

シャルワーカー1名を配置した。

12 学 校 給 食

学校給食を学校教育の一環としてとらえ、児童生徒の健康増進と豊かな人間性形成を目指し

て、家庭との連携をとりながら、給食内容の充実、多様化を図り、望ましい食習慣の育成に努

めた。

また、家庭における正しい食事の在り方の理解を深めるため、「給食だより」を作成し家庭に

配布した。

給食指導、栄養管理、衛生管理については、研修会などを実施し、栄養教諭、栄養士、調理

師等の資質の向上と業務の円滑な推進に努めた。また、食育の視点から、学校給食における地

場産物の活用を進めた。

13 特別支援教育

心身に障害をもつ児童生徒に対し、沼津市心身障害児就学指導委員会の適正な就学指導を実

施し、知的障害学級、自閉・情緒障害学級、通級指導教室において、障害の種類、程度により

個に応じたきめ細かな指導に努めた。

また、臨床心理士等を含む専門家チームが小・中学校を巡回し、教師や保護者の相談に応じ

るなどして、支援の充実を図った。

なお、平成29年3月の条例改正により、沼津市心身障害児就学指導委員会は沼津市就学支援

委員会と名称を改めた。

14 幼 児 教 育

市内の幼稚園・保育園の連携を高めるため、「沼津市幼児教育研究協議会」の活動として、研

修会、園長交流会を実施した。

また、各種の交流活動を通して、幼稚園・保育園と小学校の相互の理解を深めた。

幼稚園の就園奨励については、保護者の経済的負担を軽減するため、保育料の一部を減免す

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る補助金を私立幼稚園の設置者に交付しており、本年度は国の実施する保育料の軽減施策のほ

か、沼津市独自の保育料軽減施策として3人以上の子育てをする世帯を対象に、第2子の保育

料軽減、第3子以降の保育料無償化を実施し、2,441人分、295,553千円の補助金を交付した。

このほか、私立幼稚園の教職員の資質向上を図るため、21園に28,080千円を補助し、幼児教

育の振興支援を行った。

15 児童生徒の発表会

児童生徒研究作品展(9月)を行い、児童生徒の創意工夫、創造力の育成を図ったほか、日

頃の学習成果を発表する場として、中学校英語弁論大会(9月)、小・中学校美術展(平成29

年1月)を開催した。

16 育英奨学金

沼津市育英条例に基づき、奨学生選考委員会を開催して、新たに10人を選考した。その結

果、1人月額1万円の奨学金を38人の大学生に交付して勉学の奨励に努めた。

17 児童生徒の安全指導

小・中学校では、学級活動などの時間を利用した通学路の確認や自転車の乗り方などの交通

マナー教育を通し、安全指導の徹底を図った。

また、地域や関係機関との連携を図り、児童生徒の安全確保に努めた。

沼津市通学路安全推進連絡協議会を設置し、安全対策を専門とする有識者から助言を得なが

ら、関係機関と連携して通学路の安全対策を講じた。

18 隣接校選択制度

小・中学校入学時及び転入・転居の際に、居住地のある通学区域の学校以外に、隣接する学

校も選択できる隣接校選択制度は、小学校で平成29年度新入学児童1,446人のうち86人、中学

校で新入学生徒1,636人のうち103人が利用した。

19 静浦地区小中一貫校推進事業

平成26年4月、義務教育期間の9年間を一貫した教育活動の中で学ぶことができるよう、静

浦地区に施設一体型小中一貫学校を開校した。これにより、大きな志やビジョンを持つ「夢あ

る人」を育てるために、子どもの育ちの視点から9年間をとらえ、連続性を生かした教育によ

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り「生きる力」をはぐくむ小中一貫教育の推進に取り組んでいる。

また、「ことば」の活用を大切にした学習活動、異学年交流や地域との交流などを通じて、子

ども一人ひとりが夢や希望を持ち、個々の能力・特性に応じて、その人生を豊かにするような

教育を推進している。

20 学力保証プログラム事業

「学習支援改善調査実施事業」「研究指定校事業」「確かな学力育成事業」の3つの事業を通し

て、子どもたちの学力を保証していくことを目的としている。

「学習支援改善調査実施事業」では、小学校5年生、中学校2年生の全員を対象とした標準学

力調査を実施し、その結果に基づき授業改善に努めた。

「研究指定校事業」では、「学力パワーアップ研究事業」において小学校3校、中学校1校、

「言語科研究事業」において小学校1校、中学校1校、「小中一貫教育研究事業」において静浦

小中一貫学校が、授業実践研究の取り組みを行った。

「確かな学力育成事業」では、小学校3年生の希望者を対象に、放課後や長期休業等を利用し

きめ細かな学習支援を行い、基礎学力の定着に努めた。

第4節 社 会 教 育

1 社会教育委員会

教育委員会の委嘱により、社会教育に関する調査・研究・検討や諮問に対する答申、意見具

申などを行う、10人の委員からなる諮問機関であり、本年度は、平成27年6月に出した答申

「沼津市における生涯学習センター機能の考え方について」の内容の実現に向け、さらに詳細な

調査や検討を重ねるとともに、各種研修会にも参加した。

2 生 涯 学 習

市民の学習に対する意欲を支え、学習の場を提供するとともに、生涯学習を基幹とした社会

教育活動を推進した。

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⑴ 生涯学習の推進

「生涯学習情報コーナー」(市立図書館内に設置)において、県内の市町情報のほか、生涯

学習についての各種情報を提供した。また、生涯学習を推進するためのイベントとして「さ

んさん学習フェスティバル」を開催した。

ア 学習情報の提供

さまざまな学習情報を広く市民に提供するため、生涯学習情報紙「さんさんだより」を

偶数月500部発行し、市内各連合自治会、地区センター等に配布した。

イ 生涯学習推進イベントの開催

市民の生涯学習活動の成果を発表する場を提供するとともに、生涯学習の啓発と普及を

図るため、11月19日から20日まで、市民文化センターを会場に舞台演技、展示、手づく

り遊び、プレゼンテーションの4部門を設け、「第26回さんさん学習フェスティバル」を

開催した。

参加団体 85団体・個人   来場者数 5,520人

⑵ 地域における生涯学習の推進

地域における学習活動を推進するため、各連合自治会単位に設置している「生涯学習地域

推進員」を通じ、地域との連携を図るとともに、相互の情報交換や講座・講演会の開催等に

協力を得た。

ア 地域学習講師の派遣

各地域の団体やグループの学習活動を支援するため、その学習に合った講師や指導者を

派遣し、地域学習を支援した(派遣回数24回)。

イ 学 校 開 放

小・中学校の特別教室等を地域における生涯学習の場として活用するため、小学校9校

と中学校2校で学校開放を実施した。

利用登録団体 101団体   利用者数 延べ35,663人

ウ 出 前 講 座

市民の学習ニーズに応えるため、市職員を講師として派遣する出前講座を開催し、学習

機会の拡大を図った。

講 座 数  68講座 開 催 数 145回

受講者数 4,860人

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(内訳) 体 幹 を 知 ろ う ! 27回  ここが知りたい介護保険 9回

高齢者のための健康講座 22回  健康から始めるアンチエイジング 6回

最近のサギや悪質商法あれこれ 17回  沼津駅周辺総合整備事業について 5回

地 震 ・ 津 波 対 策 10回  そ の 他 49回

エ まちの識者

特技や知識を持っている方々を「まちの識者(地域学習指導者)」として人材登録し、市

民からの学習指導者紹介の要請に応じた。

登 録 者  延べ146人 紹介件数 80件

受講者数 3,177人

オ イングリッシュデビュー事業

英語の習得には乳幼児期から英語に慣れ親しむことが重要であることから、英語に触れ

るきっかけづくりとして、0~3歳児とその保護者を対象とした英語教室を開催した。

○開 催 数  12回(市内4会場で開催し、1会場につき3回実施。)

○受講者数  延べ903人(433組)

3 成 人 教 育

⑴ 市 民 大 学

「豊かな未来をひらく」をメインテーマとして、価値観が多様化する現代社会の中で、市民

の生涯学習活動を助長することを目的として、講師を招き、広い視野と新たな視点を提供し

た。

Page 15: 第7章 教育 - Numazu · 2020. 9. 8. · 27 350 9,373 1,331,598 3,804,566 142,067 て保護者や地区の代表者等への説明を行った。さらに戸田地区においては、児童生徒の減少が

-162-

⑵ 高齢者教育

生涯学習の一環として、高齢者が心豊かに明るく健康な生活を送るとともに、仲間と語り

合い、生きがいを求める場として、65歳以上の市民を対象とした高齢者学級を開設した。

開設学級 万年青大学10学級(現役5学級、継続5学級)

寿大学16学級(愛鷹、原、浮島、日枝、大岡、内浦、橘西浦、香南、我入道、

第三中、大平、金岡、片浜東部、片浜西部、今沢、門池)

期  間 4月~平成29年3月 学級生数 1,925人 学習回数 各大学とも年間12回

また、学習のほかクラブ活動として、体力づくり、ダンス、詩吟、コーラス、俳句ほかを

各大学毎に自主的に行った。

⑶ 家 庭 教 育

ア 自信がもてる子育て講座

幼児期から思春期までの子どもの心身の発達について理解するための講座を開催した。

○開 催 数  春期、秋期各5回   受講者数  延べ953人

日 程 テ ー マ ・ 講 師 出席者数(人)

1 6.17 人生を豊かにする幕末の偉人に学ぶ生き方 多摩大学客員教授・歴史研究家 河合  敦 389

2 6.25 好きである、という、職業人に欠かせない絶対条件 小説家 羽田 圭介 732

3 7.2 幸せの国ブータンが教えてくれたこと 写真家 関  健作 348

4 7.12 尾木ママの『凹まない』生き方論 教育評論家・法政大学教授 尾木 直樹 827

5 7.23 農を取り入れた新たなライフスタイル フリーアナウンサー・㈱AXISDO代表取締役 沼尾ひろ子 326

6 8.6 iPS細胞とRNAスイッチ:目的の細胞をつくることは可能か? 京都大学iPS細胞研究所 未来生命科学開拓部門 教授 齊藤 博英 284

7 8.20 家庭料理とお店の料理の違いとは 料理人・日本料理「賛否両論」店主 笠原 将弘 281

8 8.26 日本語の使い方 杏林大学外国語学部教授 金田一秀穂 354

9 9.4 ニューヨークで学んだ、毎日を幸せに生きる秘訣 ミュージシャン・サウンドヒーラー YUKARI 258

延べ3,799人

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-163-

イ 家庭教育学級

子どもの発達課題を理解し、親のあり方を中心に家庭の教育力向上を目指す親の学習の

場として、自主的に活動している17の家庭教育学級に対し、補助を行った。

ア 家庭教育学級の状況(17学級)

幼稚園・保育園 4学級

小学校 11学級

中学校 2学級

イ 家庭教育学級リーダー講習会

家庭教育学級のリーダー養成を目的に、学級運営の心構えや効果的な学習方法につい

て研修し、学級運営の充実を図るため講習会を開催した。

○リーダー講習会  受講者数  34人

4 青少年対策

⑴ 青少年問題協議会

青少年対策にかかわりのある機関・団体及び行政の代表13人で構成されている青少年問題

協議会を、年2回開催し、青少年の社会参画について意見交換を行った。

⑵ 青少年を健やかに育てる会

青少年健全育成を主眼に、地域組織として18地区に設置されている「青少年を健やかに育

てる会」は、育成部・補導部により積極的な地域ぐるみの活動を行った。

また、地域の団体・機関等が密接に連携・協調し、各地区において健全育成についての懇

談会・講演会等を開催するとともに、文化祭・お祭り・スポーツ大会等への青少年の参加を

促すなど、あらゆる機会と場を活用しながら、青少年の健全育成と非行・被害防止に努めた。

⑶ 青少年健全育成啓発事業

市民が青少年問題に対する関心を深め、青少年の健全育成を推進するために、「青少年を健

やかに育てる会」及びその他の関係機関と緊密な連携を保ちながら青少年健全育成啓発事業

を行った。

7月には、全国一斉に内閣府が主唱する「青少年の非行・被害防止強調月間」と法務省の

「社会を明るくする運動」を一体として、沼津駅前等主要箇所において街頭キャンペーンを実

施した。

11月の「子供・若者育成支援強調月間」では、沼津駅周辺での街頭キャンペーンを実施

し、さらに広報活動を通して青少年健全育成の啓発に努めた。

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-164-

また、児童生徒が通学路や遊び場等で危険に遭遇した時、すぐに助けを求められる場所と

して「こどもかけこみ110番の家」(平成29年3月31日現在2,503か所)を設置した。

⑷ 青少年育成推進員制度

各地区の「青少年を健やかに育てる会」から推薦された321人で構成され、「青少年を健や

かに育てる会」の中核的な推進役として、地域の青少年団体の育成や地区行事等で活動した。

⑸ 青年団体の育成

青年活動の活性化を図る目的で、青年団体により組織された沼津市青年教育振興協議会に

対し、運営費助成を行った。

こいのぼりフェスティバルでは、「こいのぼりフェスティバル実行委員会」が主体となり、

港口公園にこいのぼりを群遊させ、その景観のもとで青年と子どものふれあいを図った(4

月24日~5月5日 来場者数25,500人)。

また、沼津・三島の2市で設置する二市青年教育交流協議会において、青年教育に関する

情報交換及び青年リーダーの交流を行った。

⑹ 成 人 式

地域分散方式(中学校区単位)により、市内17会場で地域における手づくりの成人式を開

催した(出席者総数1,598人、出席率84.6%)。

また、成人の日を意義あるものにすべく、新たに成人となった若者たちに有権者としての

自覚と市政への関心を喚起するため、成人式の記念事業として新成人議会を開催した。

平成29年は第19回の開催であり、31人の新成人議員が出席した。

⑺ わたしの主張大会

市内の中学生が家庭、学校、郷土(地域)、友人、将来のこと、あるいは、自分の体験や日

頃考えていることを発表する場として開催している。

第35回大会では、市内19中学校から校内審査により選ばれた19人が発表した。

⑻ 2016高校生しゃべり場inぬまづ

市内の各高校(沼津高専、沼津商業高校を含む)の代表者と、公募による市外の高校に通

う市内在住の生徒に、日頃感じていることや意見を発表する場を提供することで、高校生の

社会参加のきっかけを作るとともに、生徒自身の社会に対する意識の高揚を図り青少年の健

全育成を促すことを目的としたしゃべり場をディスカッション方式で開催する。第4回とな

る本年度は、16人の高校生により、「willbemoreexcitingNUMAZU!!」~高校生からみた沼

津~というテーマで、活発な意見交換が行われた。

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-165-

⑼ 静岡県東部青少年体験活動事業

静岡県東部地区2市1町(本市・伊豆の国市・函南町)で構成された「静岡県東部ふれあ

い体験塾実行委員会」が実施する共同事業であり、2市1町の小学5年生から中学3年生の

参加のもと、自然の中での集団生活や研修地での自然・文化等の体験を通して、心身ともに

健全な青少年の育成を目的として実施した。

期 間 8月8日~12日   研修地 長野県松川町ほか

参加者 60人(本市31人)

⑽ 青少年教育推進事業

青少年の健全育成を図るため、沼津市子ども会育成連絡協議会等と常に緊密な連携を保ち

ながら次の事業を実施した。

ア 砂の造形大会を志下海岸を会場として6月12日に開催した(参加チーム数22)。

イ 球技大会を今沢中学校グラウンドを会場として11月26日に開催した。

(種目:ドッジボール、参加チーム数24)

ウ 子ども会リーダー養成のため、市内の小学校高学年及び中学生を対象としたフレッシュ

リーダー講習会を桃沢野外活動センター(長泉町)を会場として平成29年3月25日~26

日に開催した(参加人数27人)。

また、インリーダー養成のため、市内の小学校高学年を対象に全5回の研修を実施した

(参加人数22人)。

エ 親と子がともに遊びを体験し、遊びの楽しさ大切さを見つめ直すため、「子どもの遊び王

国in沼津」を愛鷹広域公園多目的競技場を中心会場として10月16日に開催した。

⑾ 子どもの居場所づくり推進事業

行政、学校、放課後児童クラブ、児童福祉、社会教育の関係者や地域住民の代表などの10

人の委員で構成される「放課後子ども総合プラン運営委員会」を設置し、「放課後児童クラ

ブ」と「放課後子ども教室」との関連や活動場所、人材確保など本市における「放課後子ど

も総合プラン」等について協議をし、「放課後子ども教室」を大岡小学校、大岡南小学校、門

池小学校、沢田小学校及び片浜小学校にて実施した。

5 青少年教育センター

⑴ 補    導

ア 中 央 補 導

繁華街での補導を強化するため、各小・中・高等学校、地区補導委員代表者、PTA及

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-166-

び警察署と連携を保ちながら計画的な街頭補導を実施した。

イ 地 区 補 導

市内全域の補導強化を図るため、18地区の「青少年を健やかに育てる会」から推薦され

た少年補導委員により、それぞれ地区の実情に合った補導を実施した。

ウ 特 別 補 導

「沼津夏まつり」「高尾山祭典」での補導を実施した。

機関・団体別少年補導委員数(単位 人)

街頭補導実施状況

機関・団体名 委員数 機関・団体名 委員数 機関・団体名 委員数

小 学 校 教 員 23 第五地区青少年を健やかに育てる会 20 静浦地区青少年を健やかに育てる会 6

中 学 校 教 員 18 片浜地区青少年を健やかに育てる会 11 内浦地区青少年を健やかに育てる会 6

高 等 学 校 教 員 24 今沢地区青少年を健やかに育てる会 14 西浦地区青少年を健やかに育てる会 3

大 型 店 2 金岡地区青少年を健やかに育てる会 19 原地区青少年を健やかに育てる会 17

第一地区青少年を健やかに育てる会 20 大岡地区青少年を健やかに育てる会 18 浮島地区青少年を健やかに育てる会 6

第二地区青少年を健やかに育てる会 20 門池地区青少年を健やかに育てる会 13 戸田地区青少年を健やかに育てる会 4

第三地区青少年を健やかに育てる会 17 愛鷹地区青少年を健やかに育てる会 7

第四地区青少年を健やかに育てる会 20 大平地区青少年を健やかに育てる会 4 計 292

実施回数 補導委員従事延べ人数 声かけ、注意、指導し た 少 年

事後指導(家庭・学校・他 機 関 へ の 連 絡 )

回 人 人 人

524 3,761 1,077 0

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-167-

街頭補導少年の学職別状況(中央補導・地区補導)(単位 人)

学 職 別

区  分

性別

小学生

中学生

高校生

その他学生

有職少年

無職少年

小 計

合 

飲 酒 男 1 1 1女 0

喫 煙 男 5 5 5女 0

夜 間 は い か い 男 1 5 40 2 48 106女 5 53 58

不 良 交 友 男 3 1 4 5女 1 1

怠 学 ・ 怠 業 男 0 0女 0

ゲームセンター入場 男 17 67 231 3 318 482女 23 42 99 164

パチンコ店入場 男 0 0女 0

カラオケ店入場 男 0 0女 0

自転車の暴走行為 男 1 1 7 9 12女 3 3

自転車の二人乗り 男 6 4 10 12女 2 2

自転車の無灯火 男 4 28 6 2 40 46女 6 6

危 険 な 遊 び 男 6 1 7 11女 4 4

そ の 他 男 92 49 45 4 1 191 397女 104 49 53 206

小 計 男 117 135 362 7 9 3 633 1,077女 136 91 215 0 0 2 444合    計 253 226 577 7 9 5 1,077

事後指導

家庭・学校・職場へ連絡 男 0 0女 0

他 機 関 へ 連 絡 男 0 0女 0合   計 0 0 0 0 0 0 0 0

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⑵ 環境浄化活動

有害図書の販売場所、ゲームセンター、カラオケ店及び公園・空き地等、青少年のたまり

場や遊び場を巡視、高校生等による高尾台公園の落書き消し等環境の浄化に努めた。

⑶ 広 報 活 動

非行・被害防止及び健全育成の啓発を図るため、街頭キャンペーン、青少年教育センター

の機関紙「たより」の発行、関係機関や団体との情報交換を行った。

⑷ 教 育 相 談

面接相談と電話相談の各利点を生かして、児童生徒及び保護者の相談に応じた。教育相談

の実績は、面接相談84件(延べ1,234回)、電話相談3,577件であった。

ア 相談指導学級

不登校の児童・生徒の学校復帰を図るため、通級による指導を行うことを目的に開設し

た。

イ 面 接 相 談

非行、不登校、発達・子育て、進路・適性、対人関係等の課題について、面接相談を通

じて相談者自身による課題解決を支援した。また、本人や保護者との面接のほか、必要に

応じて学校等への訪問を実施した。

相談内容・対象者別内訳(単位 件)

内容対象者 非  行 不登校 発達・子育て 進路・適性 対人関係 その他 計

幼 児 0新 規 0小 学 生 14 13 1 28新 規 8 10 1 19中 学 生 42 5 1 48新 規 26 2 1 29高 校 生 7 1 8新 規 3 1 4そ の 他 0新 規 0本 年 度 0 63 18 2 1 0 84新 規 0 37 12 2 1 0 52※対象者のその他……大学(短大)生・専門学校生・有職少年・無職少年など※上段は相談件数※下段は新規相談で上段の内数

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-169-

[新規相談受理状況]

内容別相談件数 対象者別相談件数

ウ 相談指導学級における教育相談教員研修

学校における複雑多様化した児童・生徒の行動を理解し、課題の改善を図る手法として、

「教育相談的かかわり」のできる教員を育成することを目的に、教職員研修センターの主催

する「若手教員研修」のうち相談指導学級における体験研修を行った。(受講者13人、年

間13回)

エ 電 話 相 談

「やまびこ電話」の愛称で呼ばれる電話相談では、電話を通して訴えられる青少年に関す

る多種多様な課題や悩みについて、27人(平成29年3月31日現在)の相談員がともに悩

み考えながら解決へ向け支援した。

52件 不登校37件

(71.2%)

発達・子育て12件

(23.1%)

進路・適性2件

(3.8%)

対人関係1件

(1.9%)

52件小学生19件

(36.5%)

中学生29件

(55.8%)

高校生 4件(7.7%)

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内容別相談件数 対象者別相談件数

相談内容・対象者別内訳(単位 件)

6 勤労青少年ホーム(アクティブ沼津)

勤労青少年の福祉を増進するため、教養講座及びクラブ活動の充実を図った。

⑴ 行    事

利用者運営委員会の参画により、利用者の意見を取り入れながら、活動発表の場としてホー

ム祭を行った。

対象者内容 乳幼児 小学生 中学生 高校生 少 年 一 般

成 人 不 明 計

非 行 1 1 2

不 登 校 3 9 1 13

発達・子育て 10 6 11 31 5 1 64

性 の 問 題 19 6 20 5 32 16 98

進路・適性 1 5 32 32 70

対 人 関 係 2 2 26 81 326 437

学 校 生 活 2 7 4 2 2 17

問い合わせほか 1 80 995 203 1,279

無 言 ― ― ― ― ― ― 1,597 1,597

計 0 37 31 69 231 1,390 1,819 3,577

※少年は20歳未満の大学(短大)生・専門学校生・有職少年・無職少年

3,577件 3,577件

不登校13件(0.4%)非行2件(0.1%)

発達・子育て64件(1.8%) 性の問題98件

(2.7%)

進路・適性70件(2.0%)

対人関係437件(12.2%)

学校生活17件(0.5%)

問い合わせほか1,279件(35.7%)

無言1,597件(44.6%)

小学生37件(1.0%)

中学生31件(0.8%)高校生69件(1.9%)

少年231件(6.5%)

一般成人1,390件(38.9%)

不明1,819件(50.9%)

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前期教養講座開講式 4月22日  前期ホーム祭 9月11日

後期教養講座開講式 10月7日  後期ホーム祭 平成29年3月12日

⑵ 利 用 状 況

⑶ 登 録 状 況

年 齢 別(単位 人)

区分月 男 女 計 開館日数 一日平均

利用人員

4 43人

49人

92人

25日

3.7人

5 85 285 370 23 16.1

6 82 330 412 26 15.8

7 72 294 366 25 14.6

8 85 253 338 27 12.5

9 111 326 437 24 18.2

10 70 228 298 25 11.9

11 64 262 326 24 13.6

12 71 231 302 23 13.1

29.1 49 209 258 23 11.2

29.2 56 230 286 23 12.4

29.3 75 189 264 26 10.2

計 863 2,886 3,749 294 12.8

性 別 比 率 23.0 % 77.0 % 100 %

年齢性別 15歳~19歳 20歳~24歳 25歳以上 計

男 3 66 69

女 14 246 260

計 0 17 312 329

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⑷ 教 養 講 座

講 座 名 曜 日 時 間 受講者数 講  座  内  容

実用ペン習字 月

18:30

20:30

一部例外あり

14 人 楷書、行書など、日常に役立つペン字を学習します。

実 用 書 道 月 10好みに応じた書の制作やのし袋の表書き、住所・名前など実用的な筆文字や書体の練習のほか石印の制作等、初心者でも楽しみながら学習できます。

ピラティス 月 33マットを使用しエクササイズを行います。体の中心にあるコアな筋肉を主に鍛え、姿勢の改善・シェイプされた体を作ります。

暮らしを彩る生 け 花 月 9 基本から応用、自由花、簡単なアレンジまで花のあ

る生活を体験し、楽しみます。

楽しく簡単家 庭 料 理 火 16 「簡単でおいしい今日すぐに食卓に出せる料理」を

テーマに楽しく学びます。

ボ ー ルエクササイズ 火 21 運動不足解消・シェイプアップのため、ミニボール

を使用してトレーニング・ストレッチ等を行います。

ネイル基礎 火 9 初心者の方が、爪のケアと簡単なネイルアートについて学びます。

陶 芸 水 10 陶芸の基礎から作品の制作までを、電動ろくろにも挑戦し創作する喜びを味わいます。

ホリスティックアロマセラピー 水 18

日常生活に植物の持つエネルギー(精油)を取り入れて、心と体を癒し、リフレッシュすることを学びます。

コンディショニングヨガ 水・土 63

ヨガを通して体の中の眠った細胞を呼び起こします。体を動かし、自分の体への理解を深めます。*運動を伴うヨガ講座です。

抹 茶 木 8 抹茶をいただきながら、日本古来の礼儀作法を学び、日常生活に活かせるようにします。

初 心 者スポーツ教室 木 58

勤労者体育センターを会場に、卓球・ソフトバレーボール・バスケットボール・バドミントンなどの種目をゲーム中心に楽しみます。

や さ し いフラダンス 金 19 ハワイアンにあわせて、楽しく体の中心を動かしま

す。

初 心 者写 真 教 室 金 6 写真の基本と作品表現・鑑賞の学習です。カメラを

持って感性を磨き、豊かな人生生活を育みます。

英 会 話 金 28 あいさつや海外旅行などに役立つ初歩の英会話が身につくように学習します。

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⑸ サークル活動状況

サークル名 部 員 数 曜日 練 習 場

バスケットボール 25人

土 勤労者体育センター

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7 芸術・文化振興

市民による自主的な芸術・文化活動を支援し、その成果を発表する場として、市民の参画に

より「第43回沼津市芸術祭」を開催した。

部 門 名 開催日・会場 内        容

書 道 展 9.29~10.3プラサヴェルデ

出品総数 106点書道の作品展示

茶 道 10.2御用邸記念公園東附属邸

参加団体 3流派(84人)表千家、宗徧流、東海流による茶席

合 唱 10.2市民文化センター

参加団体 33団体(717人)少年少女、高校、職場、婦人、一般による合唱の発表

写 真 展 10.7~10.12市民文化センター

出品総数 166点写真の作品展示

洋 舞 10.9市民文化センター

参加団体 6団体(186人)各洋舞団体のジャズダンスやフラメンコ等の作品発表

文 芸 10.10入賞者発表

出品総数 472点随筆、詩、短歌、俳句、川柳の作品募集と作品集「ぬまづ文芸」の発行

現代いけばな展 10.14~10.16市民文化センター

出品点数 27点自由な発想による超流派のいけばな展示

美 術 展 10.14~10.19プラサヴェルデ

出品総数 145点洋画・水彩画・版画・日本画などの作品展示

演 劇 10.15市民文化センター

参加人数 15人那須正幹作「お江戸の百太郎」の上演

バ レ エパフォーマンス

10.16市民文化センター

参加団体 5団体(140人)各バレエ団体による作品と合同作品の発表

寄 席 芸 能 10.23市立図書館

参加人数 10人講談、落語、物語などの披露

太 鼓 10.23市民文化センター

参加団体 6団体(102人)「郷土ふれあい太鼓」と題した太鼓の演奏

邦 楽 10.30市民文化センター

参加団体 13団体(128人)箏、三味線、謡の披露

合 奏 11.3市民文化センター

参加団体 6団体(271人)高校生による吹奏楽の演奏

クラシック音楽 11.5市民文化センター

参加人数 9人プロ・セミプロによるクラシック音楽の演奏

伝 承 芸 能 11.6市民文化センター

参加団体 3団体(350人)剣舞、詩吟、詩舞、歌謡吟などの披露

新 舞 踊 11.12市民文化センター

参加団体 9団体(76人)各団体による新舞踊の披露

表 彰 式 11.20プラサヴェルデ

美術展部門、写真展部門、書道展部門、文芸部門の入賞者の表彰

Page 28: 第7章 教育 - Numazu · 2020. 9. 8. · 27 350 9,373 1,331,598 3,804,566 142,067 て保護者や地区の代表者等への説明を行った。さらに戸田地区においては、児童生徒の減少が

-175-

○10月に第34回山口源新人賞を2作品に授与。

○5月に第34回ぬまづ茶会を開催し、茶道文化の普及と本市の都市イメージの向上を目指した。

○まちなかコンサート

芸術文化の振興と市中心部のにぎわいづくりを目的として、駅周辺の会場において音楽コ

ンサートを開催した。

8 市史編さん

市の歴史を明らかにする貴重な史・資料を整理・保存・データ化した。刊行物は、次のとお

りである。

① 市史「史料編 近世1」 (有償頒布) 平成5年刊行

② 市史「史料編 古代・中世」 (有償頒布) 平成8年刊行

③ 市史「史料編 近代1」 (有償頒布) 平成9年刊行

④ 市史「史料編 漁村」 (有償頒布) 平成11年刊行

⑤ 市史「資料編 自然環境」 (有償頒布) 平成11年刊行

⑥ 市史「史料編 近世2」 (有償頒布) 平成12年刊行

⑦ 市史「史料編 近代2」 (有償頒布) 平成13年刊行

⑧ 市史「資料編 考古」 (有償頒布) 平成14年刊行

⑨ 市史「資料編 民俗」 (有償頒布) 平成14年刊行

⑩ 市史「史料編 近世3」 (有償頒布) 平成15年刊行

⑪ 市史「史料編 現代」 (有償頒布) 平成16年刊行

⑫ 市史「別 編 絵図集」 (有償頒布) 平成16年刊行

⑬ 市史「通史編 原始・古代・中世」 (有償頒布) 平成17年刊行

⑭ 市史「通史編 近世」 (有償頒布) 平成18年刊行

⑮ 市史「通史編 近代」 (有償頒布) 平成19年刊行

⑯ 市史「通史別編 漁村」 (有償頒布) 平成19年刊行

⑰ 市史「通史編 現代」 (有償頒布) 平成21年刊行

⑱ 市史「通史別編 民俗」 (有償頒布) 平成21年刊行

内   容 開 催 日 会     場 参加人数

音楽の名画座 29.1.29 プラサヴェルデ コンベンションB 385人

Page 29: 第7章 教育 - Numazu · 2020. 9. 8. · 27 350 9,373 1,331,598 3,804,566 142,067 て保護者や地区の代表者等への説明を行った。さらに戸田地区においては、児童生徒の減少が

-176-

⑲ 「戸田村史 民俗編」       平成26年刊行

⑳ 「戸田村史 通史編」 (有償頒布) 平成28年刊行

㉑ 市史だより1~25号 (無償頒布)

㉒ 市史研究2~19号 (有償頒布)

㉓ 市史叢書1~11 (有償頒布)

㉔ 調査報告書6~16 (有償頒布)

9 文 化 財

郷土の文化遺産の保護・継承のため、文化財の調査・整理及び保存に努めたほか、文化財の

愛護思想を啓発するため、講師を派遣して「文化財めぐり」を28回開催し、561人の市民が参

加した。出前講座は2回開催し、61人の市民が聴講した。また、文化財保護審議会を2回開催

し、市の指定文化財の指定に関することなどを審議した。

なお、文化財センターについては、従来の機能に加え展示機能のさらなる充実を図るため、

移転先となる旧静浦西小学校を改修し、新文化財センターの整備を一部実施した。

埋蔵文化財発掘調査関係の主な事業は、次のとおりである。

○ 埋蔵文化財発掘調査整理事業

○ 東名高速道路愛鷹スマートインターチェンジ設置事業埋蔵文化財発掘調査(整理作業)

○ 駿河湾沼津スマートインターチェンジアクセス道路改良事業埋蔵文化財発掘調査(整理

作業)

○ 香陵公園周辺整備事業埋蔵文化財発掘調査(整理作業)

○ 埋蔵文化財発掘調査補助事業

○ 静岡東部拠点土地区画整理事業(日吉廃寺跡埋蔵文化財発掘調査・整理作業)

○ 中原遺跡埋蔵文化財発掘調査事業

○ 尾壱遺跡ほか埋蔵文化財試堀調査

また、史跡等保全整備事業として次の事業を行った。

○ 長浜城跡保存活用事業(第2回長浜城北条水軍まつり)

○ 興国寺城跡保存整備事業

○ 戸田松城邸保存修復事業

○ 帯笑園保存活用事業

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-177-

10 社会教育施設

⑴ 若山牧水記念館

公益社団法人沼津牧水会を指定管理者として、歌人若山牧水の業績の顕彰と沼津の文学風

土を紹介することを目的として、文学資料の保存や調査・研究を行うとともに、講座・講演

等を開催し、広く市民の教養・文化の向上に努めた。

ア 事    業

ア 講座・講演等

○「初心者のための短歌講座」、「牧水記念館短歌会」

4月~平成29年3月  参加者 合計323人 講師 須永 秀生

(公益社団法人沼津牧水会副理事長)

○短 歌 会

10月2日

「短歌大会」応募短歌96首  参加者62人

講師 今野 寿美(「りとむ」編集人)

平成29年3月4日

「雛の歌会」応募短歌75首  参加者53人

講師 梅内美華子(「かりん」所属)

○「中学生短歌コンクール」

募集期間  4月19日~7月31日

表 彰 式  10月16日 沼津牧水祭・碑前祭にて

応募短歌  17校 1,952首  入選短歌52首

イ 調査・研究

牧水顕彰のための調査・研究を行い、関係資料の収集に努めるとともに、館報の作成

に活用した。

ウ 若山牧水記念館館報の刊行

「沼津市若山牧水記念館」館報(年2回)を刊行し、市民への啓発を行った。

第57号(9月1日)

第58号(平成29年3月1日)

イ 企 画 展 示

○「書道講座」受講者作品展示(平成29年3月14日~26日)

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-178-

ウ 入館者数と開館日数

⑵ 歴史民俗資料館

郷土の歴史・民俗資料の収集、保管、調査・研究を行い、企画展や講座を開催し、市民文

化の向上と発展に努めた。

ア 歴史民俗資料館協議会

館の円滑な運営を図るため、委員6人による協議会を2回開催し、館の運営計画や展示

計画、PR方法などについて協議した。

イ 事    業

ア 国重要有形民俗文化財の「沼津内浦・静浦及び周辺地域の漁撈用具」(2,539点)の指

定報告書解説編の作成を進めた。

イ 調査・研究活動として、民俗、古文書等の収蔵資料の整理を実施した。

ウ 普及活動として、「資料館だより」、「沼津市歴史民俗資料館資料集30」、「沼津市博物

館紀要41」(明治史料館と共同)を刊行した。

エ 8月17日、体験学習「昔の道具を使ってみよう」を開催した。(参加者:9人)

オ 平成29年1月14日、歴民講座「徳川家康の沼津支配~興国寺城将松平清宗をめぐっ

て~」を開催した。(参加者:147人)

ウ 展    示

ア 常 設 展

1階展示室に「奥駿河湾の漁法と漁具」、2階展示室に「生活用具とものづくり」、「浮

島地区の湿田の米づくり(農耕用具)」、「海辺の情景~絵葉書に見る地先の漁場~」を展

示した。

月 入館者数 開館日数 月 入館者数 開館日数

4 311 人 26 日 10 594 人 26 日

5 567 26 11 544 26

6 611 26 12 391 24

7 491 27 29.1 1,077 18

8 501 26 29.2 353 24

9 372 26 29.3 618 27

入 館 者 数 6,430人

開 館 日 数 302日

1 日 平 均入 館 者 数 21.3人

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-179-

イ 企 画 展

○松籟の宴2016と共催で、「白隠禅画展」を開催した。

(10月29日~11月13日)

○「江梨歳時記~写された海辺のくらし~」を開催した。

(平成29年2月7日~3月31日)

エ 入館者数と開館日数

⑶ 明治史料館

江原素六及び沼津兵学校の関係資料を中心に常設展示を行うとともに、地域の歴史資料の

調査・収集・保存をし、企画展をはじめ、講座の開設、資料の整理・出版活動を通じて、市

民文化の向上と発展に努めた。

ア 明治史料館協議会

館の円滑な運営を図るため、委員10人による協議会を3回開催し、運営及び事業計画な

どについて協議した。

イ 事    業

ア 古文書解読入門講座

古文書を初めて読む市民を対象に、当館講座室を会場として、郷土史料をテキストに、

くずし字などの解読力を養う入門講座を開設した。講座終了後は、生涯学習のサークル

として自主学習グループの育成に努めた。

イ 戦争史跡めぐり

親子、中学生を対象とした、「平和を考える戦争史跡めぐり」を実施し、地域の歴史学

習の場を提供した。

ウ 高校生のための一日学芸員体験講座

「学芸員」という仕事を体験することによって、高校生が歴史や博物館などに対する興

月 入館者数 開館日数 月 入館者数 開館日数

4 5,965 人 25 日 10 6,981 人 25 日

5 7,892 24 11 10,834 25

6 9,033 25 12 2,593 24

7 4,956 26 29.1 2,281 23

8 3,421 24 29.2 4,131 23

9 3,528 24 29.3 4,847 26

入 館 者 数 66,462人

開 館 日 数 294日

1 日 平 均入 館 者 数 226.1人

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-180-

味を持つとともに進路を決める際の参考になるよう開催した。

エ 「戦時中のくらしを体験しよう」

戦時中の物資不足の体験を学ぶため、当時の主な食べものであった「すいとん」作り

や、お年寄りの話を聞く小学生歴史教室を開催した。

オ 戦争体験を記録する会

毎月1回の会合を開き、戦争の体験を後世に残すために、市民の戦争体験を記録した。

カ 出版活動

館報である「明治史料館通信」(年4回)を刊行し、博物館活動への理解向上を図った

ほか、歴史民俗資料館と共同で「沼津市博物館紀要41」を刊行し、博物館業務としての

資料整理や研究成果の公表を行った。

キ そろくまつり

江原素六の功績に対し感謝と理解を深めるため、地元小学校児童による学習発表会や

作品展などを開催した。

ウ 展    示

ア 常 設 展

3階、4階を常設展示場とし、3階北側は「江原素六」、3階南側は「沼津の歴史」、

4階は「沼津兵学校」を展示した。

イ 企 画 展

○「沼津を襲った地震・津波」

(7月2日~8月28日)

○富士・沼津・三島三市博物館共同企画展「駿東・北伊豆の戦国時代―駿豆争乱 国境

の攻防―」

(11月12日~平成29年1月29日)

エ 入館者数と開館日数

月 入館者数 開館日数 月 入館者数 開館日数

4 710 人 25 日 10 1,003 人 25 日

5 1,004 24 11 435 19

6 369 23 12 482 23

7 820 25 29.1 831 23

8 1,479 24 29.2 428 23

9 653 24 29.3 528 26

入 館 者 数 8,742人

開 館 日 数 284日

1 日 平 均入 館 者 数 30.8人

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-181-

⑷ 戸田造船郷土資料博物館

幕末に日本に来航して駿河湾で沈没したロシアの軍艦ディアナ号、その代船として建造さ

れたヘダ号関係の資料、戸田の漁業や廻船業などの郷土資料を対象として、資料収集と展示

公開に努めた。

ア 戸田造船郷土資料博物館協議会

館の運営の円滑化を図るために、委員6人からなる協議会を開催し、館の展示計画や広

報活動、資料収集活動のあり方について協議した。

イ 事    業

ア 博物館だよりの発行

博物館への関心を高め、博物館の活動について住民に知らせるための博物館だよりを

発行し、戸田地区内回覧及び各窓口事務所等に配布した。

イ 漁撈民俗調査及び資料収集

戸田の生活を支えてきた漁業に関する聞き取り調査と、漁具等民俗資料の収集を行っ

た。

ウ 展    示

大名びな展(4月1日~5月31日)

戸田の石切と勝呂家展(6月10日~平成29年2月28日)

エ 入館者数と開館日数

月 入館者数 開館日数 月 入館者数 開館日数

4 516 人 26 日 10 648 人 26 日

5 780 28 11 597 25

6 664 25 12 504 24

7 830 26 29.1 516 25

8 1,077 27 29.2 477 24

9 538 26 29.3 801 25

入 館 者 数 7,948人

開 館 日 数 307日

1 日 平 均入 館 者 数 25.9人

⑸ 庄司美術館(モン ミュゼ沼津)

NPO法人沼津文化協会を指定管理者として、寄贈された美術品による常設展や沼津ゆか

りの芸術家を中心とした企画展を行い、市民に美術鑑賞の場を提供した。

ア 庄司美術館運営委員会

美術館の適正な運営を図るため、委員9人による運営委員会を2回開催し、運営及び展

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-182-

示計画などについて協議した。

イ 事    業

ア 展  示

古代色とともに 前田千寸展 (4月9日~5月8日)

鼻煙壺展 (4月9日~5月8日)

松下満子 写真展 身近な自然の中に美が (4月9日~5月8日)

山口源展 (5月14日~6月26日)

和美展(Ⅰ) (7月2日~7月31日)

久松孝彦 油彩画展 (8月6日~8月28日)

希望はあるか2016 一ノ瀬智恵乎展 (9月3日~9月25日)

小野光倫作品展 書と絵手紙40年の歩み (10月1日~10月23日)

大地 進藤裕代 油彩画展 (10月29日~11月27日)

収蔵作品選抜展 (12月3日~12月24日)

KeepBeing “在りつづけろ” 遠藤祐一 (12月3日~12月24日)

寄贈作品展 美術館を彩った作家達2017 (平成29年1月4日~1月29日)

櫻本太志 書展 吐く~今のすべてを~ (平成29年2月4日~2月26日)

萩倉瑠璃子 油彩画展 (平成29年3月4日~3月26日)

イ そ の 他

クリスマスリース作成講座(12月17日)

ウ 入館者数と開館日数

月 入館者数 開館日数 月 入館者数 開館日数

4 229 人 21 日 10 1,292 人 22 日

5 185 21 11 254 22

6 159 23 12 301 20

7 783 26 29.1 153 23

8 463 19 29.2 739 20

9 264 19 29.3 377 20

入 館 者 数 5,199人

開 館 日 数 256日

1 日 平 均入 館 者 数 20.3人

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⑹ 芹沢光治良記念館

平成21年4月1日に一般財団法人井上靖文学館から資料及び建物の寄附を受け、同年10

月1日に芹沢光治良記念館として開館した。沼津市生まれの作家芹沢光治良の関係資料を整

理・収集・保存をし、企画展示を行うとともに、市民ギャラリーとして沼津の文化に関する

企画展示を一般公募するなど、市民文化の向上と発展に努めた。

ア 芹沢光治良記念館懇話会

館の円滑な運営を図るため、委員4人による懇話会を2回開催し、運営方法及び事業計

画などについて参考意見を聴取した。

イ 事    業

ア 資料整理・保存

芹沢光治良関連資料のデータベース化と適正保存を進めるために、資料目録の点検、

補填など、資料の整理及び保存の処理を行った。

イ 各種広報活動

当館周知のためのポスター及びチラシ等を作成し、市内小中学校等の教育機関、各自

治会及び主要文化施設に配布した。また各イベント会場へ出向き、同様に配布した。

ウ 教育普及

新たに企画展に伴う紙芝居や朗読会を開催した。また、芹沢光治良生誕120周年記念

事業として映像作品の制作及び上映会並びに図書の刊行等を行った。

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-184-

ウ 展    示

企 画 展

○芹沢光治良生誕120周年記念企画展 光治良と少女小説展(第1回)(6月15日~10

月30日)

○芹沢光治良生誕120周年記念企画展 光治良と少女小説展(第2回)(11月15日~平

成29年3月31日)

事 業 名 内    容 期 日 備   考

生誕120周年記 念 事 業

「芹沢光治良ゆかりの人・文学―その魅力を探る―」 5.31 芹沢光治良周知用映像作品

制作

芹沢光治良映像作品上映 10.9~29.3.25

全23回開催参加者計555名

「沼津市芹沢光治良記念館資料集第2集沼津市芹沢光治良記念館 企画展のあゆみ」

29.3.31 館内にて一般頒布

「芹沢光治良・その愛(二幕・上演用)・その足跡(DVD用)脚本」 29.3.31 館内にて一般頒布

出 前 講 座

「芹沢光治良ゆかりの人・文学―その魅力を探る―」 7.16 沼津芹沢文学愛好会から依

頼。参加者約30人

「芹沢光治良について」 10.20我入道連合「壮寿会」から依頼。市立第三中学校1年生を対象。参加者約200人

「芹沢光治良について―沼津我入道を中心に―」 29.1.10

我入道寿大学、我入道連合「壮寿会」から依頼。参加者104名

ギャラリートーク・紙芝居・朗読会

親子で学ぶ展示と紙芝居 7.318.21、28

紙芝居講師:牧野ミヤ氏参加者計約30人

親子で学ぶ少女小説朗読会7.308.219.11

朗読会講師:勝呂希枝子氏参加者計約30人

講 演 会 平成28年度芹沢光治良文学講演会「文学の秘義―芹沢光治良の詩学」 10.15 講師:若松英輔氏

参加者123人

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エ 入館者数と開館日数

月 入館者数 開館日数 月 入館者数 開館日数

4 317 人 26 日 10 562 人 27 日

5 601 25 11 194 13

6 207 14 12 331 24

7 358 27 29.1 314 24

8 357 26 29.2 228 24

9 567 25 29.3 292 27

入 館 者 数 4,328人

開 館 日 数 282日

1 日 平 均入 館 者 数 15.3人

11 社 会 体 育

生涯スポーツの振興のため、各種スポーツ大会等の開催のほか、小・中学校の体育施設の開

放を推進するとともに、NPO法人沼津市体育協会、沼津市スポーツ推進委員連絡協議会、同

各地区体育委員会、同スポーツ少年団の活動助成に努めた。

また、沼津市スポーツ推進基本計画(平成26年度~35年度)の前期推進計画(平成26年度

~30年度)に基づきスポーツ振興にかかる事業を行った。

⑴ スポーツ大会等開催事業

名   称 実施時期 概      要

第57回沼津市町別ソフトボール大会

4.10・17・245.1

30歳以上の男性及び高校生以下を除く女性がソフトボールを楽しむ中で体力づくりと健康の増進を図り、試合を通して相互の親睦を深めた。(参加75チーム)

第50回沼津市町別バレーボール大会 6.5・12

20歳以上の既婚女性又は30歳以上の女性がバレーボールを楽しむ中で体力づくりと健康の増進を図り、試合を通して相互の親睦を深めた。(参加50チーム)

第70回沼津市スポーツ祭 通 年

各種スポーツの普及と底辺拡大を図るため、体育協会の協力のもと、約17,000人が参加し、市主催の本市最大のスポーツ大会を実施した。水泳競技ほか30種目

2016ぬまづ健康スポーツ祭 10.9

年齢問わず、親睦を深め、気軽にスポーツに親しみ健康で楽しい生活が送れるようにすることを目的に実施した。(参加者775人)

第63回沼津市駅伝競走大会 29.1.22

職場スポーツの普及と青少年の体力増進を図ることを目的として愛鷹広域公園内の周回コースで実施した。(参加104チーム)

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-186-

⑵ スポーツリーダー育成事業

市民の生涯スポーツ振興を図るため、各地域で活動しているスポーツリーダーの資質向上

や、これからのリーダーを目指す人を育成するため研修会を開催し、各地域におけるスポー

ツ活動の推進及び充実を図った。

⑶ スポーツリーダーバンク事業

沼津市スポーツリーダーバンクに登録されている指導者を、小学校の体育の講師として派

遣し、「投げ方教室」を実施した。

○指導者3人、生徒数90人(第五小学校)

⑷ 学校体育施設利用推進事業

地域スポーツの振興を図るため、小・中学校の体育施設を地域住民のスポーツの場として

開放し、市民の健康の維持・増進と体力づくりを図った。

学校体育施設利用状況

⑸ 屋外運動場夜間照明施設整備事業

地域スポーツの振興を図るため、小・中学校に設置してある夜間照明施設の点検及び修繕

を行った。

⑹ スポーツ広場整備事業

地域住民の健康・体力づくりのため、自治会が借り上げた遊休耕作地等の土地にグラウン

ド砂の補充を行ったほか、防球ネットの修繕を行った自治会に対する助成を行った。

⑺ 地域体力づくり教室運営事業

身近な施設でたくさんの仲間とふれあいながら、健康・体力づくりができるように各種の

教室を地区センターなどを会場に開催した。

運動場(夜間) 運動場(昼間) 体育館(夜間) 体育館(昼間)

小学校

日 数 916 日 3,204 4,782 3,770

人 数 17,721 人 118,586 84,002 96,453

中学校

日 数 1,028 日 191 4,088 322

人 数 16,674 人 7,794 74,803 5,975

計日 数 1,944 日 3,395 8,870 4,092

人 数 34,395 人 126,380 158,805 102,428

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-187-

教 室 名 会 場 定 員(各期) 期・回数

参 加 人 員対 象 者

男 女

女性体操教 室

A コ ー ス

原地区センター

人 人 人

18歳以上の女性45 3期延べ25回 ― 901

B コ ー ス 45 3期延べ25回 ― 702

ふ れ 愛体操教室

水曜日コース 80 3期延べ30回 1,63560歳以上

木曜日コース 80 3期延べ30回 29 1,524

ふ れ 愛体操教室

A コ ー ス

大平地区センター

30 3期延べ30回 70460歳以上

B コ ー ス 30 3期延べ30回 670

男性健康づくり教室 20 3期延べ30回 419 ― 50歳以上の男性

ふ れ 愛 体 操 教 室 静浦地区センター 40 3期延べ30回 526 60歳以上

ふ れ 愛 体 操 教 室 浮島地区センター 40 3期延べ30回 454 60歳以上

ふ れ 愛 体 操 教 室 戸田B&G海洋センター 50 3期延べ30回 813 60歳以上

ふ れ 愛 体 操 教 室 愛鷹地区センター 40 3期延べ30回 44 670 60歳以上

ふ れ 愛体操教室

水曜日コース第三地区センター

40 3期延べ30回 97760歳以上

木曜日コース 40 3期延べ30回 3 968

男性健康づくり教室 片浜地区センター 20 3期延べ30回 984 ― 50歳以上の男性

か ら だ づ く り 教 室第五地区センター

40 3期延べ30回 487 18歳以上~50歳代

ふ れ 愛 体 操 教 室 40 3期延べ30回 30 502 60歳以上

か ら だ づ く り 教 室

門池地区センター

40 3期延べ30回 594 18歳以上~50歳代

ふ れ 愛体操教室

A コ ー ス 40 3期延べ30回 79560歳以上

B コ ー ス 40 3期延べ30回 162 564

ふ れ 愛体操教室

水曜日コース今沢地区センター

40 3期延べ30回 67 48160歳以上

木曜日コース 40 3期延べ30回 2 637

ふ れ 愛 体 操 教 室 大岡地区センター 40 3期延べ30回 385 60歳以上

からだととのえ運動教室 内浦地区センター 40 3期延べ30回 37 744 40歳以上

小     計 1,777 15,733

合     計 17,510

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-188-

第5節 自然体験施設

1 少年自然の家

青少年の健全育成を目的とした社会教育施設として昭和48年6月に開所したが、近年は利用

者の減少、併せて市内小中学校の利用も著しく減少したことなどから、「少年自然の家」の運営

は、本年度末までとし、その後については、少年の枠にとらわれない幅広い年齢層の方々に利

用されるよう、民間事業者によるさらなる利活用を目指し施設を転用することとした。

このため、本年度は、従来の主催事業に加え、現状の施設での最後の宿泊機会としてファイ

ナルイベントを実施した。年間利用者は実人員2,203人(前年度比2,872人減)、延べ人数4,049

人(前年度比5,698人減)であった。

また、平成29年4月以降の民間事業者による転用にあたり、必要な施設改修を含めた準備を

行うため11月から施設利用は休所とし、研修棟の解体、管理棟の雨漏り改修、高圧受電設備の

更新、空調設備及びトイレの改修等を実施した。

⑴ 少年自然の家運営審議会

沼津市校長会、沼津市子ども会育成連絡協議会、公益社団法人江原素六先生顕彰会などの

代表13人により構成され、定例会議を1回開催し、これまでの施設運営や今後の利活用につ

いて審議した。

⑵ 野外教育推進事業

ア 主 催 事 業

行  事  名 開 催 日 参 加 者 数 講師補助者数

春 の 野 草 を 楽 し む 会 4.17 39 人 3 人

陶 芸 を 楽 し む 会 Ⅰ 6.26 52 4

陶 芸 を 楽 し む 会 Ⅱ 7.24 49 4

フ ァ イ ナ ル イ ベ ン ト ① 10.15・16 20 0

フ ァ イ ナ ル イ ベ ン ト ② 10.22・23 39 5

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イ 少年自然の家子ども村

開 催 日 参加者数 活動補助者数 活  動  内  容

6.4・5 57人

22人 開村式、組織づくり、ホタル観賞、フードハンティングラリー

8.6・7 51 27 炊さん活動、キャンプファイヤー、流しそうめん

9.24・25 53 20 ネイチャークラフト、お楽しみ会、うどん作り

⑶ 利 用 状 況

ア 月   別

イ 団 体 別

※利用率= 延べ利用者数宿泊定員(206人)×開所日数 ×100

月区分

4 5 6 7 8 9 10 計

団 体 数団体

3 10 5 8 7 4 8 45

実 人 員人

160 423 557 190 458 192 223 2,203

延べ人数人

281 630 852 339 1,134 384 429 4,049

開所日数日

26 26 26 28 30 26 26 188

利 用 率%

5.2 11.8 15.9 5.9 18.3 7.2 8.0 10.5

※11月1日より休所

団体区分

幼児団体 小 学 校 中 学 校 高  校各種学校 少年団体 そ の 他 計

団 体 数団体

6 3 6 4 7 19 45

実 人 員人

173 163 688 90 262 827 2,203

延 べ 人 数人

295 392 1,220 212 774 1,156 4,049

2 ゆめとびら舟山

自然体験施設として、青少年の健全育成を図るための集団宿泊生活や野外活動など年間利用

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-190-

イ 団 体 別

イ グラウンド等

※利用率= 延べ利用者数宿泊定員(100人)×開所日数 ×100

者数は35団体延べ2,163人であった。

⑴ ゆめとびら舟山運営審議会

沼津市校長会、沼津市スポーツ少年団、戸田観光協会代表などの7人により構成され、2

回の会議を開催し、施設の利用促進、今後の活用の方策などについて審議した。

⑵ 利 用 状 況

ア 宿 泊 棟

ア 月  別

月区分

4 5 6 7 8 9 10 11 12 29.1 29.2 29.3 計

団体数団体

2 3 3 7 4 1 4 5 2 1 3 35

実人員人

64 133 97 168 160 36 23 76 50 44 11 862

延べ人数人

123 334 189 464 482 72 23 238 139 88 11 2,163

開所日数日

26 26 26 27 26 26 26 26 24 24 24 27 308

利用率%

4.7 12.8 7.3 17.2 18.5 2.8 0.9 9.2 5.8 0.0 3.7 0.4 7.0

団体

区分幼・保 小学校 中学校 高 等 学 校

各種学校等スポーツ少年団等 その他 計

団体数団体

2 2 13 18 35

実人員人

64 112 528 158 862

延べ人数人

236 292 1,353 282 2,163

月区分

4 5 6 7 8 9 10 11 12 29.1 29.2 29.3 計

団体数団体

4 7 5 14 21 2 4 9 2 4 3 75

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第6節 体 育 施 設

1 市民体育館

⑴ 市民体育館運営審議会

市民体育館利用者代表等からの委員(定員15人以内)により構成され、1回の会議を開催

し、市民体育館の運営について審議した。

⑵ 開 催 事 業

ア 体力づくり教室

教  室  名 定 員(各期) 期・回数

参加人員対 象 者

男 女

親 子 体 力づくり教室

父子ふれあい(30組)人 人 人

4・5・6歳の子と保護者60 3期延べ29回 858 387

3歳コース(120組) 240 3期延べ29回 708 2,406 3歳の子と保護者

4・5・6歳コース(60組) 120 3期延べ29回 496 1,667 4・5・6歳の子と保護者

小 学 生 体 育 教 室 40 3期延べ30回 482 499 小学1・2年生の運動が苦手な児童

シ ニ ア ス ポ ー ツ 教 室 30 3期延べ30回 393 ― 30歳以上の男性

女 性 体 操教 室

月 曜 日 コ ー ス 50 3期延べ29回 ― 1,205

18歳以上の女性火 曜 日 コ ー ス 150 3期延べ29回 ― 2,632

金 曜 日 コ ー ス 100 3期延べ29回 ― 533

ボ デ ィ バ ラ ン ス 教 室 40 3期延べ30回 28 784 18歳以上

ロ コ モ予 防 教 室

木 曜 日 コ ー ス 40 3期延べ30回 82 927運動を止められていない50歳以上

金 曜 日 コ ー ス 40 3期延べ30回 83 573

脚 力 ア ッ プ 教 室 40 3期延べ30回 303 674 60歳以上

健 康 体 操 教 室 100 3期延べ30回 277 1,753 60歳以上

小     計 3,710 14,040

合     計 17,750

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イ 短 期 講 座

① 2016なつからだ楽々・爽快運動講座

② 働く世代に体力チャージ運動講座

講 座 名 定員 開 催 日参 加 人 員

対 象 者男 女

親 子 ふ れ あ い 体 操はいはいよちよちコース 25組 7.27

人 人1歳児と保護者9 33

親 子 ふ れ あ い 体 操2歳わんぱくコース 25組 8.1 15 35 2歳児と保護者

親 子 ふ れ あ い 体 操3歳パワフルコース 25組 8.3 9 44 3歳児と保護者

親 子 ヨ ガ 15組 8.10 10 31 4歳児~小学生とその保護者

楽 し い 体 育 30人 7.288.4 10 18 小学生

ピ ラ テ ィ ス 20人 8.1・8・22 44 中学生以上

モ ー ニ ン グ ヨ ガ 30人 7.288.4・18 2 59 中学生以上

リ ラ ッ ク ス ヨ ガ 30人 7.278.3・10 6 42 中学生以上

体幹ストレッチング 30人 7.268.2・9 17 71 中学生以上

脚 力 ト レ ー ニ ン グ 30人 7.268.2・9 6 23 中学生以上

計 84 400

講 座 名 定員 開 催 日参 加 人 員

対 象 者男 女

体 幹 エ ク サ サ イ ズ 20人9.2610.17・3111.14・28

人 人

18歳~64歳の働く世代

2 109

シェイプアップヨガ 20人9.2710.11・2511.8・22

99

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-193-

③ 2016あきふゆからだポカポカ運動講座

短期講座 参加者  男性 140人  女性 1,057人

講 座 名 定員 開 催 日参 加 人 員

対 象 者男 女

親 子 ふ れ あ い 体 操は い は い コ ー ス 25組 10.19

人 人0~1歳児と保護者12 26

親 子 ふ れ あ い 体 操1歳よちよちコース 25組 10.26 11 27 1歳児と保護者

親 子 ふ れ あ い 体 操2歳わんぱくコース 25組 10.24 14 32 2歳児と保護者

ボールエクササイズ 20人 10.17・24・31 6 13

18歳以上

シェイプアップエアロ 20人 11.14・21・28 34

セ ラ バ ン ド 筋 ト レ 30人 10.2611.2・9 6 30

エ ボ リ ュ ー シ ョ ンウ ォ ー キ ン グ 30人 10.20・27 26

代 謝 ア ッ プ ヨ ガ 30人 11.10・17・24 76

計 49 264

講 座 名 定員 開 催 日参 加 人 員

対 象 者男 女

体温アップエクササイズ 20人9.2110.5・1911.2・16

2 100

18歳~64歳の働く世代

ス ト レ ッ チ ポ ー ル 20人9.3010.14・2811.11・18

3 85

計 7 393

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-194-

ウ トレーニングの指導

利用者講習会

運動不足の解消や、健康増進などを図りたい人を対象に安全で効果的なトレーニング

が進められるように講習会を行った。

⑶ 利 用 状 況

ア 年度別利用状況(単位 人)

利用者講習会受講者 76回 750人

男 性 496

女 性 254

トレーニング室利用者 公開日数352日 50,466人

男 性 40,685

女 性 9,781

区分

年度

個人利用者 団体利用者 体力づくり教室等利用者

体協スポーツ教室利用者 合  計

男 女 男 女 男 女 男 女 男 女

28 62,537 22,407 40,955 49,886 4,391 15,306 4,349 6,522 112,232 94,121

計 84,944 90,841 19,697 10,871 206,353

27 56,440 21,203 41,133 48,327 4,373 15,198 3,304 7,224 105,250 91,952

計 77,643 89,460 19,571 10,528 197,202

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-195-

イ 目的・種目別利用状況

区   分 目 的 ・ 種 目 利用回数(コマ数) 利用者数

個 人 利 用

卓  球 ― 回 29,287 人

トレーニング ― 50,466

弓  道 ― 4,907

そ の 他(リズム体操・ダンス等) ― 284

小  計 ― 84,944

団 体 利 用

バレーボール 250 6,019

バドミントン 639 12,356

バスケットボール 160 4,060

テ ニ ス(ソフト) 251 2,695

卓  球 218 10,955

フットサル 357 7,048

剣道・居合道 189 4,287

合気道・空手・太極拳・少林寺拳法 844 19,294

そ の 他(リズム体操・ダンス等) 1,189 21,874

会 議 室 235 2,253

小  計 4,332 90,841

体力づくり教室等(教育委員会主催事業)

体力づくり教室(11教室) 384 17,750

短期講座(22講座) 57 1,197

トレーニング指導(利用者講習) 76 750

小  計 517 19,697

ス ポ ー ツ 教 室(体育協会主催事業) スポーツ教室(15教室) 428 10,871

合            計 206,353

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2 屋内温水プール

⑴ 開 催 事 業

⑵ 年度別利用状況

教  室  名 定 員(各期) 期・回数

参加人員対象者・摘要

男 女

体力づくり教 室

親子水泳教室(20組)人 人 人

3歳の子と保護者40 3期延べ27回 197 435

幼 児 水 泳 教 室 30 3期延べ27回 308 352 4・5・6歳児

小 学 生 水 泳 教 室 30 3期延べ27回 445 303 クロールで25m泳げない小学生

アクアウォーキング教室

月曜日コース 60 3期延べ27回 ― 1,056

18歳以上の女性火曜日コース 30 3期延べ27回 ― 706

アクアビクス教室 60 3期延べ27回 ― 1,150

健 康 水 泳 教 室 60 3期延べ27回 188 891 50歳以上

ス ポ ー ツ 教 室 (5教室)年間101回定員4,230人 1,250 1,209 体育協会主催

小       計 2,388 6,102

合       計 8,490

年度 一 般 構成比 高校生以下 構成比 計 公開日数 1日平均利用者数

28 38,893人

71.9%

15,197人

28.1%

54,090人

281日

192.5人

27 40,700 71.5 16,249 28.5 56,949 288 197.7

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-197-

3 勤労者体育センター

⑴ 開 催 事 業

体力づくり教室

⑵ 利 用 状 況

ア 年度別利用状況(単位 人)

教   室   名 定 員(各期) 期・回数

参加人員対 象 者

男 女

女性体操教室水曜日コース

人 人 人

18歳以上の女性120 3期延べ30回 ― 1,062

木 曜日コース 120 3期延べ30回 ― 879

健 康 体 操 教 室 120 3期延べ30回 129 1,237 60歳以上

小       計 129 3,178

合       計 3,307

区分

年度

個人利用者 団体利用者 体力づくり教室利用者

スポーツ教室利用者 合  計

男 女 男 女 男 女 男 女 男 女

28 4,524 1,851 12,909 12,847 129 3,178 207 112 17,769 17,988

計 6,375 25,756 3,307 319 35,757

27 3,938 1,472 15,355 12,986 131 3,443 211 115 19,635 18,016

計 5,410 28,341 3,574 326 37,651

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-198-

イ 目的・種目別利用状況

4 香陵武道場

⑴ 公 開 教 室

区   分 目 的 ・ 種 目 利用回数(コマ数) 利用者数

個 人 利 用

卓  球 ― 回 4,256 人

トレーニング ― 2,119

小  計 ― 6,375

団 体 利 用

バレーボール 91 1,748

バドミントン 389 4,456

バスケットボール 326 3,896

体  操 187 3,126

ソフトバレー 59 730

卓  球 34 726

フェンシング 71 403

バウンドテニス 88 540

球技大会 119 3,604

そ の 他 262 6,527

小  計 1,626 25,756

体 力 づくり教室 体力づくり教室(3教室) 90 3,307

ス ポ ー ツ 教 室 スポーツ教室(1教室) 30 319

合        計 35,757

区     分 回 数参加人員

摘  要男 女

ス ポ ー ツ 教 室 (5教室) 3期延べ188回人 人

体育協会主催1,090 1,384

計 2,474

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-199-

⑵ 目的・種目・年度別利用状況(単位 人)

5 戸田B&G海洋センター

戸田地区におけるスポーツ・レクリエーションの拠点として、また、地域に密着した親しま

れる施設として利用に供した。

また、老朽化していたプール棟において、プール槽、膜体、プールサイド等の大規模改修工

事を実施した。

⑴ 開 催 事 業

練習場 剣  道  場 柔  道  場 弓道場計種目

年度剣道 空手 なぎなた 居合道 スポーツ

教 室 その他 柔道 太極拳 合気道 スポーツ教 室 その他 弓道

スポーツ教 室

28 3,835 1,069 400 1,108 1,534 3,286 7,278 2,144 419 20 2,338 4,733 920 29,084

27 4,233 1,494 471 782 1,414 3,793 9,315 2,659 720 22 2,086 5,245 944 33,178

教   室   名 定 員(各期) 期・回数

参加人員対 象 者

男 女

体育室キ ッ ズスポーツ教室

A ク ラ ス人 人 人

小学3年生~6年生20 2期延べ20回 82 147

B ク ラ ス 20 2期延べ20回 75 86 年長~小学2年生

プ   ー   ル

幼 児 水 泳 教 室 30 1期15回 55 83 5・6歳児

小 学 生水 泳 教 室

A コ ー ス 30 1期10回 112 138小学生

B コ ー ス 30 1期10回 94 81

夏 休 み 短 期水 泳 教 室

前 期Aクラス 35 1期5回 66 82

年長~小学生

Bクラス 35 1期5回 100 67

中 期Aクラス 35 1期5回 67 0

Bクラス 35 1期5回 82 0

後 期Aクラス 35 1期5回 64 0

Bクラス 35 1期5回 72 0

ア ク ア ウ ォ ー キ ン グ 教 室 20 1期5回 56 18歳以上

合        計 869 740

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-200-

イ 目的・種目別利用状況

⑵ 利 用 状 況

ア 年度別利用状況(単位 人)

区分

年度

プール 体    育    館合 計

個人利用者団体利用者 体力づくり教室利用者 小  計男 女 男 女 男 女

28 2,6846,045 5,346 869 740 6,914 6,086

15,68411,391 1,609 13,000

27 3,4705,223 5,321 738 944 5,961 6,265

15,69610,544 1,682 12,226

区  分 目 的 ・ 種 目 利用回数 利用者数

個 人 利 用 プール ― 回 2,684 人

団 体 利 用

バレーボール 167 2,314

バドミントン 48 202

バスケットボール 127 2,061

卓  球 11 103

ミニバス 33 872

柔  道 123 2,389

空  手 57 337

そ の 他(ダンス・カローリング等) 152 3,113

小  計 718 11,391

体 力 づ く り 教 室(教育委員会主催事業) 体力づくり教室(9教室) 110 1,609

合            計 15,684

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-201-

6 屋外施設の年度別利用状況

区分年度 香陵運動場 市営野球場 大岡市民運動場 西部市民運動場 中瀬市民運動場

28回 人 回 人 回 人 回 人 回 人― ― 157 11,816 503 16,570 425 13,308 583 10,280

27 182 5,293 185 12,595 369 14,605 352 10,046 187 3,246

区分年度

愛鷹運動公園テニスコート(12面)

大岡公園テニスコート(4面)

戸田テニスコート(2面)

28人 人 人

56,555 30,607 372

27 62,615 28,874 426

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第7節 図  書  館

1 市立図書館協議会

図書館法第14条に基づき、図書館の運営に関し館長の諮問に応ずるとともに、図書館奉仕に

つき、館長に対して意見を述べる機関として設置している。本年度は4回開催した。

委員10人(内2人は公募委員)

2 資 料 整 備

利用者が求める様々な情報に対応するため、一般書、児童書、参考調査図書及び視聴覚資料

を整備した。

⑴ 図 書 資 料

ア 区 分 別

区   分 購 入 数 金  額 蔵 書 数

本 館一般 8,220 冊 21,187,111 円 375,957 冊

児童 2,086 4,233,404 77,128

戸 田一般 392 697,871 25,040

児童 310 543,886 13,297

自 動 車 文 庫一般 616 920,608 4,850

児童 161 230,460 4,884

地 区 セ ン タ ー一般 826 1,166,544 23,980

児童 954 1,227,372 42,326

計一般 10,054 23,972,134 429,827

児童 3,511 6,235,122 137,635

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-203-

イ 分 類 別(単位 冊)

⑵ 視聴覚資料

ア 区 分 別

分  類購  入  数 蔵  書  数

一  般 児  童 一  般 児  童

総 記 308 36 22,947 1,365

哲 学 369 36 18,005 794

歴 史 ・ 地 理 917 212 54,686 4,641

社 会 科 学 1,440 314 75,258 5,663

自 然 科 学 846 288 27,015 11,433

工 学 1,340 163 35,223 3,920

産 業 431 132 16,272 2,457

芸 術 806 111 38,703 5,252

語 学 110 14 7,560 1,195

文 学 3,450 834 129,587 42,477

洋 書 37 3,403

絵 本 1,335 55,783

紙 芝 居 36 2,655

点 字 1,168

計 10,054 3,511 429,827 137,635

区  分 購 入 数 金   額 所 蔵 数

本 館 310点

1,705,714円

41,342点

戸 田 19 137,677 1,047

計 329 1,843,391 42,389

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イ 分 類 別(単位 点)

3 館内・館外業務

本館及び戸田図書館では、一般書、児童書、視聴覚資料、郷土資料、新聞、雑誌等の閲覧・

貸出しなどを行うとともに、予約・リクエストサービス、レファレンスサービス、コピーサー

ビスなどを行った。また、市街地周辺部の利用者に対して自動車文庫や地区センターの図書室

において貸出しを行った。

⑴ 入 館 者 数

分   類 購 入 数 所 蔵 数

ビ デ オ 11,347

D V D 180 5,404

L D 1,062

C D 149 22,768

カ セ ッ ト 1,788

16ミリフィルム 20

計 329 42,389

区  分 年 度 開館日数入  館  者  数

年  間 1月平均 1日平均

本 館28年度 294 日 398,246 人 33,187 人 1,355 人

27年度 297 414,151 34,513 1,394

戸 田28年度 284 11,764 980 41

27年度 285 12,637 1,053 44

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⑵ 貸出利用者数、貸出数(視聴覚資料は館内ブース利用も含む)

⑶ 自動車文庫

文庫車2台で市内83か所のステーション及び小学校8校を巡回して、市街地周辺部の利用

者及び小学生への図書貸出しを行った。

⑷ 郵送・宅配・団体貸出

図書館に来館することが困難な利用者(身体障害者等)を対象に郵送や宅配貸出しを行い、

登録された利用者(151人)の便宜を図った。また、沼津特別支援学校等に図書の団体貸出

しを行った。

区  分 年 度 利用者数貸    出    数

図書資料 視聴覚資料 計

本 館28年度 248,843 人 702,881 冊 107,409 点 810,290 冊・点

27年度 255,677 727,135 117,763 844,898

戸 田28年度 4,225 8,243 1,554 9,797

27年度 4,390 9,561 1,244 10,805

自 動 車 文 庫28年度 5,079 20,688 ― 20,688

27年度 6,080 24,315 ― 24,315

地区センター28年度 9,863 38,694 ― 38,694

27年度 10,131 41,304 ― 41,304

計28年度 268,010 770,506 108,963 879,469

27年度 276,278 802,315 119,007 921,322

年  度 出動日数貸    出    数

年  間 1月平均 1日平均

28年度 182日

20,688冊

1,724冊

114冊

27年度 183 24,315 2,026 133

年 度郵    送 宅    配 団    体

利用件数 貸 出 数 利用件数 貸 出 数 利用者数 貸 出 数

28年度 17件

25冊

367件

1,324冊

26団体

9,775冊

27年度 26 64 350 1,060 29 9,312

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⑸ レファレンスサービス

職員が利用者の求める資料の検索や情報の収集を支援する、レファレンスサービスを行っ

た。(単位 件)

⑹ 相 互 貸 借

各図書館の間で相互に図書資料の貸借を行い、利用者の要求に応えている。資料の貸借は、

県立中央図書館の協力車に依頼、郵送、宅配便の方法から選択して行った。

ア 貸    出

イ 借    受

⑺ 音楽配信サービス

音楽をストリーミング配信する「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」を利用し、イ

ンターネットによる音楽配信サービスを提供した。

申 請 件 数 302件

アクセス回数 2,144回

⑻ 静岡県東部地域図書館間の相互利用

県東部地域の公共図書館相互利用協定により、各市町の利用者は、直接、協定先の図書館

から図書資料の貸出しを受けることができる。

協定先は、富士市、三島市、裾野市、御殿場市、伊豆市、伊豆の国市、熱海市、伊東市、

年 度 窓 口 電 話 文 書 E-mail 計28年度 10,953 158 2 17 11,13027年度 10,964 198 2 11,164

年  度県内図書館 県外図書館 計

件 数 貸出数 件 数 貸出数 件 数 貸出数

28年度 959 件 1,149 冊 22 件 32 冊 981 件 1,181 冊

27年度 918 1,047 15 15 933 1,062

年  度県内図書館 県外図書館 計

件 数 借受数 件 数 借受数 件 数 借受数

28年度 1,425 件 1,544 冊 117 件 121 冊 1,542 件 1,665 冊

27年度 1,446 1,608 89 97 1,535 1,705

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下田市、清水町、長泉町、小山町、函南町、松崎町及び南伊豆町の9市6町で、平成29年3

月31日現在の登録者数は、19,270人である。

4 自 主 事 業

⑴ 図書館講座等

図書館活動の一環として、図書館資料の提供と関連をもたせ、資料の活用を促進し、市民

の読書活動推進の一助となるよう講座等を開催した。

ア 文 芸 講 座

回 月 日 内       容 講  師

1 6.3 夏目漱石「三四郎」~雲を見る三四郎~

静岡大学准教授 中村ともえ2 6.17 谷崎潤一郎「刺青」~二枚の絵画の役割~

3 6.24 太宰治「きりぎりす」~画家の妻が語る~

参加者 1日平均 104人  会場 視聴覚ホール  開催時間 18:30~20:30

イ 子どもの本を知る講座

回 月 日 内       容 講  師

1 7.19 「本から受け取る生きる力」 愛鷹小学校図書ボランティア 亀田 圭子

2 7.27 「夏休みに理科しよう!」沼津市立図書館 “あかずきんちゃんの日曜おはなし会” 主宰 高木 敦子

3 9.20 「小さな子の冒険の本」 沼津市立図書館協議会委員 山田由美子

参加者 1日平均 42人  会場 第1・2講座室開催時間 第1・3回 10:30~12:00 第2回 13:30~15:00

ウ 夏休み子ども講座

月 日 内       容 講    師

7.29 「沼津の大地はどうやってできたの?~火山と地震がつくった静岡県~」 静岡大学教授 小山 真人

参加者 74人  会場 視聴覚ホール  開催時間 14:00~15:30

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オ 読書週間講演会

エ 読みメン講座

⑵ 展 示 事 業

回 月 日 内       容 講  師

1 10.10 「こんな読み方もあるんだ⁉お父さんたちの音楽付き絵本ライブ」 パパʼs 絵本プロジェクト

2 11.3 「読みメンの心得と実技Part1 ~自由に楽しく読もう!~」

NPO法人えほんうた・あそびうた代表理事 西村 直人

3 11.6 「読みメンの心得と実技Part2 ~絵本は子どもとのコミュニケーションツールだ!~」

絵本出版社「グランまま社」 編集長 田中 尚人

参加者 1日平均 36人  会場 第1回 視聴覚ホール 第2・3回 第1・2講座室開催時間 第1回 13:30~15:30 第2・3回 13:30~15:00

月 日 内       容 講    師

11.13 「曲がり角のその先に~翻訳家 村岡花子の生涯~」

「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」著者 村岡 恵理

参加者 188人  会場 視聴覚ホール  開催時間 14:00~15:30

期  間 名    称 内      容

7.19~8.17夏休み企画展「この本よんでもらったよ ~子どもたちと楽しんだ本・子ども時代に楽しんだ本~」

幼稚園・学校・地域で読み聞かせを行っているボランティアの協力により、テーマに沿った本などの展示や読み聞かせを実施

10.22~11.13読書週間企画展「村岡花子と赤毛のアン ~子どものための翻訳の世界~」

翻訳家、村岡花子と翻訳を手がけた作品「赤毛のアン」の紹介を中心とした展示。併せて、海外児童文学の翻訳の世界を紹介

29.1.12~24 つるし雛展地域自治課との共催。1月上旬に市民文化センターで行われた「つるし雛コンテスト」に参加した各コミュニティの作品を展示

29.2.17~3.5

富士山の日写真展「全国ご当地富士山写真展」

全国にある「富士」と名のつく地元自慢の「ふるさと富士」の美しさを競う「秀景ふるさと富士写真コンテスト」(静岡県主催)の過去入賞作品の展示や富士山関連の絵本の読み聞かせを実施

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⑶ その他事業

ア 「沼津市子ども読書活動推進計画」関連事業

ア 講演会「『かがくのとも』ができるまで ~『かがく』ってなに?」

開催日 4月24日

講 師 株式会社 福音館書店『かがくのとも』編集部編集長 川鍋 雅則

参加者 93人

イ 名作DVD上映会

開催日 4月29日  参加者 80人

ウ 夏休みわくわく図書館

人形劇や読み聞かせ、身近な材料を使った工作など、本に関連したさまざまな催しを

開催した。

開催日 8月4日  参加者 190人

イ 夏休み図書館子ども探検隊

4年生以上の小学生を対象に、図書館の仕事を体験することによって、図書館のしくみ

や本の調べ方などを学び、将来の利用者を育てることを目的として開催した。

開催日 本   館  7月26・27日、8月2・10・16・17・18日

戸田図書館  7月27・29・31日、8月2・5日

参加者 本館 42人、戸田図書館 9人

ウ 上 映 会

視聴覚資料の有効利用を図る観点から、思い出に残る名作映画や児童向けのアニメの上

映会を開催した。

本   館  上映回数 8回  参加者 1回平均 45人

戸田図書館  上映回数 6回  参加者 1回平均 13人

エ ビブリオバトル小中学生大会in沼津

小中学生たちに、本と人との出会いを楽しむ機会を提供するため、小中学生たちによる

新しい形の書評合戦を開催した。

開催日 10月22日

参加者 発表者 32人、観戦者 延べ80人

オ おはなしフェスティバル

読み聞かせボランティアの協力を得て、幼児・小学生を対象とした絵本の読み聞かせや

親子の工作の会を開催した。

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開催日 12月10日  参加者 126人

5 図書館情報ネットワーク事業

本館と戸田図書館及び市内15か所の地区センターをコンピュータ回線でネットワーク化する

ことで、図書館の分館的な機能を整えた。また、各家庭のパソコンや携帯電話から図書館資料

の検索や予約が可能な図書館ホームページを開設するとともに、本年度からフェイスブックに

よる情報提供を行うことで、利用者の利便向上と図書館資料の利用促進を図った。

ホームページアクセス件数 132,116件

オンライン予約件数 25,015件

第8節 市民文化センター

1 市民文化センター

公益財団法人沼津市振興公社を指定管理者として、文化芸術の鑑賞・交流の場として利用者

の立場に立った利用しやすい施設となるように努めた。

⑴ 市民文化センター運営審議会

市民文化センターの円滑な運営を図るため、委員7人による審議会を2回開催し、施設の

利用促進などについて審議した。

⑵ 市民参加型文化事業

市民が主体となって文化芸術を創り上げる機会を提供するため、11月27日に大ホールにて

第30回童謡フェスティバルぬまづを開催した。入場者数は1,200人。

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-211-

⑶ 利 用 状 況

区  分可  能 使      用

利用人数日 数 回 数 日 数 率 件 数 回 数 率

大 ホ ー ル 311 日 933 回 185 日 59.5 % 195 件 449 回 48.1 % 98,632 人

小 ホ ー ル 313 939 229 73.2 255 521 55.5 56,152

ホ ー ル 計 624 1,872 414 66.3 450 970 51.8 154,784

大 会 議 室 336 1,008 159 47.3 178 307 30.5 14,404

第 1 練 習 室 338 1,014 137 40.5 149 216 21.3 10,494

第 2 練 習 室 338 1,014 120 35.5 125 210 20.7 9,739

第 3 練 習 室 336 1,008 158 47.0 170 292 29.0 4,571

第 1 会 議 室 338 1,014 79 23.4 82 148 14.6 1,675

第 2 会 議 室 338 1,014 98 29.0 105 146 14.4 1,607

第 3 会 議 室 338 1,014 145 42.9 163 245 24.2 2,755

第 4 会 議 室 338 1,014 165 48.8 185 285 28.1 7,319

第 5 会 議 室 338 1,014 207 61.2 250 356 35.1 8,062

第 6 会 議 室 338 1,014 133 39.3 135 223 22.0 1,238

第 7 会 議 室 338 1,014 31 9.2 32 51 5.0 463

特 別 会 議 室 338 1,014 16 4.7 16 33 3.3 106

会 議 室 計 4,052 12,156 1,448 35.7 1,590 2,512 20.7 62,433

1リハーサル室 336 1,008 262 78.0 316 435 43.2 6,921

2リハーサル室 338 1,014 288 85.2 418 535 52.8 6,549

リハーサル室計 674 2,022 550 81.6 734 970 48.0 13,470

展 示 室 338 338 60 17.8 60 60 17.8 11,747

合  計 5,688 16,388 2,472 43.5 2,834 4,512 27.5 242,434