別紙15校内lan工事特記仕様書 - shizuoka...

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別紙 15校内LAN工事特記仕様書 第1 ネットワーク配線工事 1.工事概要 (1) 工事基準等 本特記仕様書に記載なき事項は、LAN配線規格「 JIS X 5150 」、関連法規、関連基準に準拠し設計する こと。 (2) 工事仕様 ① 光ファイバーケーブル工事 (a) サーバー等センター装置類を設置する棟(以下「A棟」)とそれ以外の機器を設置する棟(以下「B 棟」)との間には、6 芯のマルチモード光ファイバーケーブルを敷設すること。 (b) 6 芯マルチモード光ファイバーケーブルは、A棟の 19 インチラック及びB棟センター用スイッチングハ ブ設置階の LAN 機器収納盤内(スプライスボックス内)で成端すること。尚、光ケーブルは全ての芯を 両端でSCコネクターにて成端すること。 (c) ケーブル の 要 所 には 、プラスチック製 又 は ファイバ 製 等 の 表 示 札 等 を取 り付 け 、系 統 種 別 ・ 行先等を表示すること。 (d) 光ケーブル色は、基本的に黒とする。 (e) 光ケーブル用プルボックスはプルボックスサイズは、屈曲半径を考慮し決定すること。 ② UTP ケーブル工事 (a) 各棟センター用スイッチングハブ収容の 19 インチラック又は LAN 機器収納盤内UTPパッチパネルよ り、各階の LAN 機器収納盤に対しエンハンスドカテゴリ5規格の UTP ケーブル(24P)を敷設すること。 (b) 各階に設置された LAN 機器収納盤より、各教室に対しエンハンスドカテゴリ5規格の UTP ケーブル (4P )を 2 本敷設し、その末端には情報コンセント(2 個口)を設置する。 (c) ケーブルは、配管又はダクト、メタルモール等により保護を行うこと。また、19インチラック間の接続 にあたっての露出部についても同様の保護を行うこと。なお天井内は原則としてころがし配線とする。 (d) UTP ケーブル色は、基本的にイエローとする。 (e) UT P ケーブルは屋外配線には使用しないこと。 (f) 情報コンセント用メタルモール用コンセントボックスは深型とする。 (g) 水平配線システムのパーマネントリンク区間におけるケーブル長は 90m以内とし、余長を十分に考慮 すること。 水平配線システムのチャネル区間におけるケーブル長は 100m以内とすること。 (h) チャネル区間のパッチケーブルとワークエリアケーブル長の合計は 10m以内とし、かつインターコネ クトチャネル部分のパッチケーブル長は 3m以内とする。 (i ) 壁面の情報コンセント取り付け箇所には、建築仕上げに合わせたフェースプレート等を使用し、美観 を損ねることのないよう考慮すること。 (j) ケーブル の 要 所 には 、プラスチック製 又 は ファイバ 製 等 の 表 示 札 等 を取 り付け、系 統 種 別 ・ 行 先等を表示すること。 (k) 情報コンセントのモジュラ部分付近には、管理番号を記入したラベルを貼り付けること。 (l ) 露出配管部及びメタルモール部は周辺部に合わせた塗装を行うこと。 (m) 工事完了後には接続管理表及び設定表を提出すること。 ・ 接続管理表には、LAN 機器から最終接続機器間の接続状態が簡潔にわかるよう記載すること。 ・ 設定表は、各サーバ、SW -HUB、SonicWALL の設定情報を一覧表にまとめること。 ③ 点検口設置 光ファイバーケーブル及びUTPケーブルのころがし配線部等については、必要に応じ点検口(450 )を 設けるものとするが、設置位置等に関しては、事前に設備室と協議する。 (3) 使用部材等仕様 ① 19インチラック ・サーバー群の仕様は第2による。 ・19インチラック内にはLAN機器収納棚・スプライスボックス・UTP パッチパネル・ケーブルガ イド・ ケーブルサポート等を収納し、幹線配線システムと水平配線サブシステム並びに収納されるLAN機器 間とを接続可能な構成とすること。 ・19インチラックの据え付けはアンカーボルトにて固定し床面又は壁面で支持をとるなど、充分な耐震 対策を施すこと。 ・空きポートはキャップ等により保護すること。 ・サーバーラックは最低3面点検ができる位置に設置すること。 ・LAN機器取付用のビス類を準備すること。(1機器あたりビス4ヶ所止め) (a) パネル、マウントアングルの寸法等はEIA規格タイプの仕様とすること。 (b) 取付可能なユニット数は40U程度とし2m以下の高さとすること。空きユニットは5U以上と すること。 (c) 最大積載荷重は400㎏以上であること。 (d) フレーム及びコーナー(柱)部分の材質は鋼製及びアルミ製であること。 (e) マウントアングルは前面扉位置から100㎜程度以上後退させること。 (f) 全面にわたり扉の施錠が可能であること。 (g) 収納する機器用の電源コンセントを10個以上内蔵していること。(計30A程度) (h) 取付機器の発熱量に応じ、必要ならばファンを取り付けること。使用するファンは熱センサー付低騒 音タイプ(27dB以下)とすること。 (i) 排気熱がこもらない構造で、熱によるシステムダウンが起こらない型とすること。

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別紙 15 校内LAN工事特記仕様書

第1 ネットワーク配線工事 1.工事概要

(1)工事基準等 本特記仕様書に記載なき事項は、LAN 配線規格「JIS X 5150」、関連法規、関連基準に準拠し設計する

こと。 (2)工事仕様

① 光ファイバーケーブル工事 (a) サーバー等センター装置類を設置する棟(以下「A棟」)とそれ以外の機器を設置する棟(以下「B

棟」)との間には、6 芯のマルチモード光ファイバーケーブルを敷設すること。 (b) 6 芯マルチモード光ファイバーケーブルは、A棟の 19 インチラック及びB棟センター用スイッチングハ

ブ設置階の LAN 機器収納盤内(スプライスボックス内)で成端すること。尚、光ケーブルは全ての芯を両端でSCコネクターにて成端すること。

(c) ケーブルの要所には、プラスチック製又はファイバ製等の表示札等を取り付け、系統種別・ 行先等を表示すること。

(d) 光ケーブル色は、基本的に黒とする。 (e) 光ケーブル用プルボックスはプルボックスサイズは、屈曲半径を考慮し決定すること。

② UTP ケーブル工事 (a) 各棟センター用スイッチングハブ収容の 19 インチラック又は LAN 機器収納盤内UTPパッチパネルよ

り、各階の LAN 機器収納盤に対しエンハンスドカテゴリ5規格の UTP ケーブル(24P)を敷設すること。 (b) 各階に設置された LAN 機器収納盤より、各教室に対しエンハンスドカテゴリ5 規格の UTP ケーブル

(4P)を2 本敷設し、その末端には情報コンセント(2 個口)を設置する。 (c) ケーブルは、配管又はダクト、メタルモール等により保護を行うこと。また、19インチラック間の接続

にあたっての露出部についても同様の保護を行うこと。なお天井内は原則としてころがし配線とする。 (d) UTP ケーブル色は、基本的にイエローとする。 (e) UTP ケーブルは屋外配線には使用しないこと。 (f) 情報コンセント用メタルモール用コンセントボックスは深型とする。 (g) 水平配線システムのパーマネントリンク区間におけるケーブル長は90m 以内とし、余長を十分に考慮

すること。 水平配線システムのチャネル区間におけるケーブル長は 100m 以内とすること。 (h) チャネル区間のパッチケーブルとワークエリアケーブル長の合計は 10m 以内とし、かつインターコネ

クトチャネル部分のパッチケーブル長は 3m 以内とする。 (i) 壁面の情報コンセント取り付け箇所には、建築仕上げに合わせたフェースプレート等を使用し、美観

を損ねることのないよう考慮すること。 (j) ケーブルの要所には、プラスチック製又はファイバ製等の表示札等を取り付け、系統種別・行

先等を表示すること。 (k) 情報コンセントのモジュラ部分付近には、管理番号を記入したラベルを貼り付けること。 (l) 露出配管部及びメタルモール部は周辺部に合わせた塗装を行うこと。 (m) 工事完了後には接続管理表及び設定表を提出すること。

・ 接続管理表には、LAN 機器から最終接続機器間の接続状態が簡潔にわかるよう記載すること。 ・ 設定表は、各サーバ、SW-HUB、SonicWALL の設定情報を一覧表にまとめること。

③ 点検口設置 光ファイバーケーブル及びUTPケーブルのころがし配線部等については、必要に応じ点検口(450 ロ)を

設けるものとするが、設置位置等に関しては、事前に設備室と協議する。 (3)使用部材等仕様

① 19インチラック ・サーバー群の仕様は第2による。 ・19インチラック内にはLAN機器収納棚・スプライスボックス・UTP パッチパネル・ケーブルガ イド・ケーブルサポート等を収納し、幹線配線システムと水平配線サブシステム並びに収納されるLAN機器間とを接続可能な構成とすること。 ・19インチラックの据え付けはアンカーボルトにて固定し床面又は壁面で支持をとるなど、充分な耐震対策を施すこと。 ・空きポートはキャップ等により保護すること。 ・サーバーラックは最低3面点検ができる位置に設置すること。 ・LAN機器取付用のビス類を準備すること。(1機器あたりビス4ヶ所止め)

(a) パネル、マウントアングルの寸法等はEIA規格タイプの仕様とすること。 (b) 取付可能なユニット数は40U程度とし2m以下の高さとすること。空きユニットは5U以上と すること。 (c) 最大積載荷重は400㎏以上であること。 (d) フレーム及びコーナー(柱)部分の材質は鋼製及びアルミ製であること。 (e) マウントアングルは前面扉位置から100 ㎜程度以上後退させること。 (f) 全面にわたり扉の施錠が可能であること。 (g) 収納する機器用の電源コンセントを10個以上内蔵していること。(計30A程度) (h) 取付機器の発熱量に応じ、必要ならばファンを取り付けること。使用するファンは熱センサー付低騒

音タイプ(27dB以下)とすること。 (i) 排気熱がこもらない構造で、熱によるシステムダウンが起こらない型とすること。

(j) ケーブルホルダー及びケーブルガイドを必要数量取り付けること。 (k) 棚板の静荷重は40㎏以上であること。 (l) 19インチラックの前面扉は強化ガラス又は強化アクリル等とし、機器の稼働状況が外部から見える

構造となっていること。 ② LAN機器収納盤

・光ケーブルがある場合、LAN収納盤内にケーブルガイド・ケーブルサポート等を収納し、幹線配線システムと水平配線サブシステム並びに収納されるLAN機器間とを接続可能な構成とすること。 ・LAN機器取付用のビス類を準備すること。(1機器あたりビス4ヶ所止め) ・LAN機器収納盤のサイズは3ユニット以上とする。 ・LAN 機器収納盤の設置場所は、温度環境・ファン音等を考慮すること。

(a) パネル、マウントアングルの寸法等はEIA規格タイプの仕様とすること。 (b) マウントアングルと扉間のスペースは100 ㎜以上確保すること。 (c) フレームは壁掛露出型タイプとすること。 (d) 施錠が可能なこととし、全てのLAN収納盤を解錠可能なマスターキーを準備すること。 (e) 収納する機器用の電源コンセントを機器数以上内蔵していること。 (f) 放熱計算書作成の上、ファンにより取付機器の発熱量に応じ必要な風量を確保できることを確認し、

使用するファンは熱センサー付低騒音タイプ(27dB以下)のファンを使用すること。 (g) 各ハブの空きポートは、キャップ等により保護をすること。

③ UTPケーブル (a) エンハンスドカテゴリ5規格(TIA/EIA 568-A-5)の性能を持つUTPケーブルを使用すること。 (b) 成端部分からの撚り戻しは13㎜以内とすること。 (c) RJ45コネクタはエンハンスドカテゴリ5規格の性能を有し、ツメ折れ防止対策がとられていること。 (d) モジュラプラグの配列はT-568Aとする。

④ 光ファイバーケーブル (a) マルチモード型光ファイバーケーブル(クラッド径125μm、コア径50μm)を使用すること。 (b) ギガビットイーサネットに対応可能な短波長(0.85μm・500MHz・㎞)と長波長(1.3μm・600M

Hz・㎞)のダブルウィンドウタイプであること。 (c) 光コネクタはSCコネクタとすること。

⑤ 情報コンセント (a) エンハンスドカテゴリ5規格の性能を有すること。 (b) 埃や塵による接触不良を防止する為、全てのRJ45コネクタ部分にシャッタ機能等があること。 (c) ポート数は2ポートとすること。 (d) コンセント内に収納されるUTP ケーブルは折れる事がないような適度な余長とする。

(4)使用部材の規格、基準等 ① 特に記載なき場合はエンハンスドカテゴリ5規格の部材を使用すること。 ② RJ45コネクタ、情報コンセントは嵌合性能による通信トラブルを防止する為、同一製造メーカー製品で

統一すること。 ③ ケーブルはEMケーブルを使用すること。

第2 サーバー群 1. 基本構成

(1) 管理・監視サーバー(1 台/校) ネットワーク拠点の中心的機器となり、校内LANを使用するパソコンは、すべてこのサーバーにログインさ

せることにより、利用者制限をかける。 また、他のサーバーの障害検知及びネットワーク監視を行う。 更に、ファイルサーバーとしての機能を兼用し、校務処理用データや教材用データをNTFSによりアクセス

制限をかけ、保存・管理する。 (2) キャッシュサーバー(1 台/校)

校内LANでのインターネット接続(INS64又はADSL)がボトルネックとなるため、WEBキャッシングを行いインターネットのレスポンスを向上させる。

(3) 教材用サーバー(1 台/校) ファイルサーバーとして運用し、校務処理用データや教材用データをNTFSによりアクセス制限をかけ、保

存・管理する。 (4) その他周辺機器(ディスプレイ、キーボ-ド、UPS、SW-HUB、19 インチラック等)

学校内の使用状況を鑑み、今回整備する周辺機器類は 19 インチラックに一括収納し管理できるものとする。

(5) 運用説明書 校内 LAN 整備後、学校が日常の運用等に支障をきたさないように、添付品のマニュアル類とは別に、必要

最低限の運用説明書を作成する。 2.機器詳細等

(1)管理監視サーバー ① CPU・メモリ

CPU・メモリ等は今後の情報化の進展により更なる高速処理が必要となった場合でも増設できるものとする。

② ハードディスク RAID5 のディスクアレイを採用し、ハードディスク障害時にもサーバーの運用を停止することなく障害対

応が可能なものとする。また実効容量を30GB以上とし、校務処理や教材用として十分な容量を確保する。

③ バックアップ装置 サーバーのデータ退避のため週次で定期的に保存し、予期できないサーバークラッシュ等が発生した場

合でも、最低でも一週間前までの状態に復旧できるようにする。また、学校側の管理負担軽減のため、納品時にはバックアップのスケジューリングを行うこと。

④ オペレーティングシステム(OS) GUI で管理者が容易に操作でき、比較的に管理運用しやすく、また、サポートが受けやすい OS として

Windows2000Server を採用する。 ⑤ アプリケーション

ア ネットワークマネジャー 管理・監視サーバーから常にネットワークの状態が、フロア用スイッチングハブのポート単位までグラ

フィカルに管理できるものとする。 イ サーバー監視ソフト

キャッシュサーバーにおいて障害が発生した場合、管理・監視サーバーで障害通知を受け取ることにより、障害把握が迅速に行えるものとする。これにより、常時監視の必要のあるサーバーを最小限にとどめる。

ウ SonicWALL Log Analyzer ファイアウォール(Firewall)として設置する SonicWALL PRO の機能を十分に活用できるようにする。

SonicWALLPRO 内のデータ(トラフィック推移・IPアドレス毎の使用率等)を収集・統計解析しグラフ表示を可能とする。

エ MicrosoftOfficeXP ファイルサーバーとしての機能を兼用するため、サーバー内データ確認用としてインストールする。あ

くまでも確認用として使用しサーバーをExcel・Word 等文書作成業務には使用しない。 オ 機器監視ソフト

自サーバー内の性能監視・障害通知を行う。 カ 電源管理ソフト

UPS(無停電電源装置)と連動して停電時には各サーバー(サーバーラックに収納される機器すべて)が正常にシャットダウンできるものとし、障害や故障の発生を回避する。また、復電時のサーバーの起動は手動とする。 Windows2000Server の性質上必要な、一週間に一度程度の再起動操作についてはタイムスケジュー

ルによって自動実行できるものとする。 ク ウィルス対策ソフト

各種ウイルスの感染によるシステム及びデータの破壊を未然に防ぐためインストールする。学校側管理者にて常に最新のパターンファイルへの更新を行う。

ケ クライアント用ライセンス 校内 LAN を使用するパソコンは Windows2000Server クライアントアクセスライセンスが必要となる。今

回の整備では5ライセンス/1校を取得しユーザー登録及びグループ登録を行う。 (2)キャッシュサーバー

アクセス頻度の高いインターネット上のコンテンツデータを保存し、Web ブラウザ(利用者)からWeb サーバーへのアクセス要求に対して、Web サーバーに代わり応答する。 これによりWeb 閲覧のスループットの向上・インターネットの通信時間と通信コストの削減を可能とする。

(3)教材用サーバー ① CPU、メモリ

CPU、メモリ等は予算額の範囲内で対応できる最速・最大容量のものとし、今後の情報化の進展により更なる高速処理が必要となった場合でも増設できるものとする。

② ハードディスク RAID1 のディスクアレイを採用し、ハードディスク障害時にもサーバーの運用を停止することなく障害対応

が可能なものとする。また、実効容量を15GB以上(ミラー構成制御部分を除く)とし、校務処理や教材用として十分な容量を確保する。

③ オペレーティングシステム(OS) GUI で管理者が容易に操作でき、比較的に管理運用しやすく、また、サポートが受けやすい OS として

Windows2000Server を採用する。 (4)その他周辺機器

① 19 インチラック 本 LAN 工事にてサーバー用の専用電源回路を設置する。 EIA 規格準拠 19 インチラック 40U 程度としているため、最大高 2m(46U)もあり得る。耐震対策として、ラ

ックは床又は壁に固定する。 ② UPS

電源の瞬断や停電が発生した場合にもサーバーが正常に動作するもの、または確実にシャットダウンできるものとする。

③ サーバー用スイッチングハブ(SW-HUB) 19 インチラックサーバー群を接続する。10/100BaseTX のポートを10 ポート以上用意しサーバー群の拡

張ができるものとする。 ④ UTP ケーブル

19 インチラック内配線用及び予備。ケーブル色は、基本的にイエローとする。 ⑤ その他

ア マニュアル 情報電子機器類が外国メーカー製造の場合でも、日本語版のマニュアルを納入すること。

イ 操作説明書

添付マニュアルとは別に、日常の運用管理に支障を来さぬ様、サーバー群等の操作説明書を作成し納品すること。その内容については設備室による事前確認及び承認を受けること。

ウ その他 備品類の添付マニュアル・保証書及び登録書等をファイリングし納品すること。

また、設定内容等は書面にて3部提出すること。

3.サーバー群仕様書 ① 管 理 ・監 視 サ ー バ ー(一式)

規格等 CPU Xeon 1.8GHz (相当)以上のCPUを1個装備すること

増設が可能なこと(2WAY以上) 二次キャッシュ 512KB以上(1CPU) メモリ 1GB以上 フロントサイドバス 400MHz PCIバス 64bit(100MHz)以上

Ultra160SCSI以上の能力のSCSIインターフェースにより接続する ディスクアレイ RAID5の構成で実効容量30GB以上 ホットプラグ対応であること

ハードディスク(内蔵)

本体内蔵にて増設が可能であること フロッピーディスクドライブ 3.5インチ(1.44MB/720KB)を1ドライブ実装すること CD-ROMドライブ 24倍速以上のものを1ドライブ以上 内蔵すること

DAT、AITもしくはDLTテープ装置を備えること HDDの実効容量を1本でバックアップ可能なこと(圧縮可) ソフトウェアによるスケジュール運転が可能なこと 自動でバックアップ可能なこと (週次セーブのスケジューリングを設定すること(5世代))

バックアップ装置(内蔵)

メディアを5本添付すること 空きスロット(PCIバス) 4個以上空いていること (2スロットは32bitが混在しても可)

LANカード 100BASE-TXに対応したものを2ポート以上実装すること 100BASE-TXのモードで2ポート同時使用が可能なこと

筐体 19インチラックに搭載可能であること

Windows2000Server(5CAL付)をインストールすること 納入時点で最新のサービスパック等を適用すること

オペレーティングシステム

接続する周辺機器について、動作に必要なドライバ等の組込と設定を行い実装すること

アプリケーション (14年度参考ソフト)

サーバー監視ソフトウェアを実装(他サーバーの障害通知把握ができること) ネットワークマネージャ(Allied Telesis製SwimManagerST) SonicWALL Log Analyzer MicrosoftOffice XP Pro

機器監視ソフト サーバー性能監視(CPU負荷率等をリアルタイムでモニタリングできること) サーバー障害通知(障害情報を他のサーバー等に通知できること)

電源管理ソフト UPSと連動し、電源管理ができること 停電時に正常にシャットダウンできること 電源のON/OFF等を週/月/年でスケジューリングできること

ウィルス対策ソフト 1年間以上無償バージョンアップできること ウィルスのパターンファイルを無償で更新できること

クライアント用ライセンス 同サーバーへのクライアントアクセスライセンスを5ライセンス準備すること ユーザー登録及びグループ登録も行うこと

無償期間保証 1年以上(原則としてオンサイトによること) ・機器搬入設置費用を盛り込むこと ・アプリケーションソフト等は納入時点で最新のパッチ等モジュールも納品すること ・アプリケーションのインストール及び正常動作に必要な設定等を全て実施し納品すること

その他

・エンドユーザー名は、学校名で登録すること。 ②キャッシュサーバー(一式)

規格等 CPU PentiumIII-S 1.13GHz(相当)以上のCPUを1個装備すること。 二次キャッシュ 128KB以上(1CPU) メモリ 256MB以上

OS Linuxベース(キャッシュサーバ専用ソフト含)が望ましい ハードディスク(内蔵) 40GB 以上 フロッピーディスクドライブ 3.5インチ(1.44MB/720KB)を1ドライブ実装すること CD-ROMドライブ 24倍速以上のものを1ドライブ以上 内蔵すること LANカード 100BASE-TXに対応したものを2ポート以上実装すること

100BASE-TXのモードで2ポート同時使用が可能なこと

筐体 19インチラックに搭載可能であること ソフト機能 フォワードプロキシー、URLフィルタリング、設定ツール

機器監視ソフト サーバー性能監視(CPU負荷率等をリアルタイムでモニタリングできること) サーバー障害通知(障害情報を他のサーバー等に通知できること)

無償期間保証 1年以上(原則としてオンサイトによること) その他 ・機器搬入設置費用を盛り込む

・ソフト等は納入時点で最新のパッチ等モジュールも納品すること ・アプリケーションのインストール及び正常動作に必要な設定等を全て実施し納品する ・キャッシュサーバ専用機として製品化している機器であること

③教材用サーバー(一式) 規格等

CPU Xeon 1.8GHz (相当)以上のCPUを1個装備すること 増設が可能なこと(2WAY以上)

二次キャッシュ 512KB(1CPU) メモリ 512MB以上 フロントサイドバス 400MHz PCIバス 64bit(100MHz) ハードディスク(内蔵) Ultra160SCSI以上の能力のSCSIインターフェースにより接続すること

ハードディスクアレイ RAID1構成で実効容量15GB以上 ホットプラグ対応であること 本体内蔵にて増設が可能であること

フロッピーディスクドライブ 3.5インチ(1.44MB/720KB)を1ドライブ実装すること CD-ROMドライブ 24倍速以上のものを1ドライブ以上 内蔵すること 空きスロット(PCIバス) 1スロット以上空いていること

LANカード 100BASE-TXに対応したものを2ポート以上実装すること 100BASE-TXのモードで2ポート同時使用が可能なこと

筐体 19インチラックに搭載可能であり2U以内で実装可能であること オペレーティングシステム Windows2000Serverをインストール(5CAL付)

納入時点で最新のサービスパック等を適用すること 接続する周辺機器の動作に必要なドライバ等の組込・設定を行い実装すること

機器監視ソフト サーバー性能監視(CPU負荷率等をリアルタイムでモニタリングできること) サーバー障害通知(障害情報を他のサーバー等に通知できること)

ウィルス対策ソフト 1年間以上無償バージョンアップできること ウィルスのパターンファイルを無償で更新できること

無償期間保証 1年以上(原則としてオンサイトによること) その他 ・機器搬入設置費用を盛り込む

・ソフト等は納入時点で最新のパッチ等モジュールも納品すること ・ソフトウェアのインストール及び正常動作に必要な設定等を全て実施し納品する

④その他周辺機器等(一式) 規格等

19インチラック ・EIA規格準拠19インチラック 40U程度2m以下の高さとし、空きのユニット部には、ブランクパネルを設置すること。(空きは5U以上)

・配線の接続換えが容易に行える構成とすること ・取付機器の発熱量に応じて必要ならば熱センサー付ファンを使用するなど ラック内に熱がこもらない構造とし、温度上昇によるシステムダウンが起こらないようにすること。

・機器は原則として19インチラック1本に収納すること。 収納する機器用の電源コンセントを8個以上内蔵していること。

・ラック前面でキーボード及びマウス操作が可能なこと キーボードは、利用時に台を前に引き出す形とする。

・耐震対策のため、機械類はラックに、ラックは床に固定すること ・19インチラックの扉、ラック内部、サーバー前面パネルのいずれかで キーロックができることとする。

キーボード 日本語キーボード(JIS配列準拠)、ラックマウント用

ポインティングデバイス マウスを添付すること ディスプレイ 15インチ以上のTFT液晶ディスプレイ(ラックマウント型)を実装すること 切替器 管理監視サーバと教材用サーバのキーボード、マウス、ディスプレイを一括切替可能

なもの (ラックマウント型、縦置き・ベルト・両面テープ等による固定は不可とする)

UPS ラックマウント型 接続ケーブル共 出力コンセント数6個以上 最大出力容量1200VA以上 管理監視サーバー,教材用サーバ-、キャッシュサーバーの電源をタイムスケジュールで管理できること 週次で再起動する設定を行うこと 停電時に19インチラック内の機器が正常にシャットダウンできること

無償期間保証 1年以上(原則としてオンサイトによること) 無線LAN機器 IEEE802.11bに準拠 周波数帯は2.4G帯

伝送方式は、DS-SS方式 利用可能チャンネルは14チャンネル以上 ローミング可能とする PCカードは、PCMCIA TYPEⅡに対応とする

その他 全ての機器が正常に動作するよう設定を行うこと 内訳2の①~④を指定された場所ごと1セットにし、納品すること マニュアルは、日本語版を納入すること。 各種マニュアル・下記説明書及び保証書・登録書等は、ファイリングし納入すること 各種サーバーの操作説明書(サーバー監視・ユーザー登録・バックアップの取り方・運用の設定等運用に困らない説明書。事前に承認を受けること)

※各サーバ機器(3種類)はメーカ統一、もしくはシステム連動がとれている物を納入すること。 第3 機器設備 1.ネットワーク機器群の設置数(標準的なシステム構成の場合)

・ ファイアウォール 1 台/校 ・ センター用ギガビットスイッチングハブ 1 台/棟 ・ フロア用 100M スイッチングハブ 1 台/階

2.ネットワーク機器設定・試験 IP アドレス、マルチキャスト制御設定、SNMP 設定、総合教育センターへの接続に関しては県と協議の上、

該当機器への接続設定を行うものとする。 各ネットワーク機器には必要なソフトウェアをインストールし、設定・試験を行う。またサーバー群(機器、ソ

フトウェア等)と接続し正常に動作するよう設定する。なお、ネットワーク管理についてはAllid Telesis社製 SwimManagerST で行うため、ネットワーク機器の設定等においては適合性を考慮すること。

3.ネットワーク機器仕様 (1)センター用ギガビットスイッチングハブ

① 単一筐体あるいは多筐体であることを問わず、スイッチの処理速度として10.64Gbps 以上であること。 ② オートネゴシエーション対応の 1000BASE-T ポートを6ポート以上有すること。 ③ パケット転送能力は 64bytes/パケットにおいて1,488,000PPS 以上であること。 ④ バッファメモリは 8MB 以上であること。 ⑤ MAC アドレス学習数が装置あたり8,000 アドレス以上であること。 ⑥ フローコントロール機能(IEEE802.3x flow control)を有すること。 ⑦ 交流 50/60Hz、100V±10V の電源電圧で動作すること。 ⑧ 装置の周囲温度40℃以下において正常動作すること。

(2)フロア用 100M スイッチングハブ ① 単一筐体あるいは多筐体であることを問わず、スイッチの処理速度として10.64Gbps 以上であること。 ② オートネゴシエーション対応の 10Mbps/100Mbps ポートを24 ポート以上有し、速度及び通信モードは

固定設定が可能であること。 ③ オートネゴシエーション対応の 1000BASE-T ポートを1 ポート以上有すること。 ④ パケット転送能力は 64bytes/パケットにおいて1000M の場合は 1,488,000PPS 以上、100M の場合は

148,800PPS 以上であること。 ⑤ 64 個以上の V-LAN(Port base VLAN、IEEE802.1Q VLAN Tagging)をサポートしていること。 ⑥ スパニングツリー機能(IEEE802.1d Spanning-Tree)をサポートしていること。 ⑦ MAC アドレス学習数が装置あたり8,000 アドレス以上であること。 ⑧ フローコントロール機能(IEEE802.3x flow control)を有すること。 ⑨ IGMP スヌーピング機能を有すること。 ⑩ バッファメモリは 10MB 以上であること。 ⑪ RS-232C によるコンソール接続及び Web ベース(又は Telnet)での装置管理が可能であること。 ⑫ TFTP によるファームウェアバージョンアップが可能であること。 ⑬ SNMP(MIB2)及び RMON(4グループ、Statistic・Alarms・History・Events)をサポートしていること。 ⑭ Sniffer 等の LAN アナライザを使用してデータ収集が可能なポートミラーリング機能を有すること。 ⑮ 交流 50/60Hz、100V±10V の電源電圧で動作すること。 ⑯ 装置の周囲温度40℃以下において正常動作すること。

(3)ファイアウォール

① ファイアウォール機能及びコンテンツフィルター機能を有すること。 ② CPUはintel StrongARM 233MHz以上であること。 ③ RAM容量は8MB以上あること。 ④ ROM 容量は128KBあること。 ⑤ Flashメモリ容量は4MB以上あること。 ⑥ DMZポート、VPN機能を標準装備していること。 ⑦ VPN接続数(最大)100 Security Association以上であること。 ⑧ 同時接続数 6,144 以上であること。 ⑨ Ethernetインターフェースは10Base-T/100Base-TX自動認識。

3ポート(WAN×1・DMZ×1・LAN×1)有すること。 ⑩ ステータス用LEDは Power、Test 及び Alarm を有すること。 ⑪ Ethernetポート用 LED は Link 及び Active を有すること。 ⑫ 交流 50/60Hz.、100V±10V の電源電圧で動作すること。 ⑬ 19インチ・ラックマウントが可能なこと。 ⑭ 導入されるアプリケーション(SonicWALL LogAnalyze)の動作に支障をきたさないものとする。 ⑮ ファイアーウォールの接続は、下記のとおりとする。

・ WANポート ADSLルーター ・ LANポート センターハブ ・ DMZポート サーバー群

第4 試験 ネットワーク構築工事においては、原則として国土交通省大臣官房官庁営繕部監修「電気設備工事共通仕

様書 平成 13 年版」に各種項目での試験及び調整を行うこととする。 ・絶縁抵抗測定 ・光ファイバーケーブル接続試験(損失測定) ・パケット送受信試験(Ping 試験) ・UTP ケーブル伝送品質測定(長さ、減衰量、近端漏話減衰量(本体側・リモート側)、ACR(本体側・ リモート側)) ・各種サーバ機能試験 等 なお、詳細な項目及び内容は実施時に定める。 試験に必要な機器は請負者で準備すること(ファームウェア等は最新版を使用すること)。なお試験 結果は試験成績書として提出すること。

第5 県立高校情報整備概要図

「県立学校情報整備概要図」は別紙による。