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第13回 産総研・産技連 2014.03/ LS-BT合同研究発表会事務局 LS-BT合同研究発表S発表 開催報告 開催報告 (独)産業技術総合研究所 産業技術連携推進会議 ライフサイエンス部会 バイオテクノロジー分科会 開催⽇ 2014年2⽉18⽇〜19⽇ 参加費 無料 (交流会費:2500円) 参加者 401⼈ 開催趣旨 産総研ライフサイエンス分野と産技連ライフサイエンス部会バイオテクノロジー分科 会の合同で、LSBT合同研究発表会を開催した。本発表会は、産総研及び公設試 験研究機関の研究成果を広く公開し、産総研内外の研究者の相互交流、融合化を 促進する事を⽬的に、企業、⼤学関連団体等、外部へも参加を呼びかけ開かれた会 2⽉18⽇ ●産総研・上海交通⼤学ジョイントシンポジウム 10:00 開会挨拶 促進する事を⽬的に、企業、⼤学関連団体等、外部へも参加を呼びかけ開かれた会 として毎年開催している。 プログラム 10:00 開会挨拶 10:10〜12:15 ジョイントシンポジウムⅠ部 13:15〜16:00 ジョイントシンポジウムⅡ部 16:00〜17:30 ポスター発表コアタイム(ポスター発表⾃体は2⽇間全⽇) 18:00〜19:30 合同交流会 2⽉19⽇ ●産技連 ライフサイエンス部会 バイオテクノロジー分科会 研究成果・実⽤化事例発表会 9:05〜9:45 特別講演 9:4511:50 研究成果 実⽤化事例講演5題 9:4511:50 研究成果実⽤化事例講演5題 LSBT講演会 「医看⼯連携×サービス⼯学×レギュラトリーサイエンス」 13:00〜13:05 開会挨拶 13:05〜16:00 講演10題 2⽉18⽇(⽕)〜19⽇(⽔)の2⽇間にわたり、産総研つくばセンター共⽤講堂において、401名が参加しLS- BT合同研究発表会が開催された。本会も今年で13回⽬を迎え、上海交通⼤学との国際ジョイントシンポジ ウム、2⽇⽬午後にも時間を拡⼤して講演会を催す等、新たな企画を盛り込んで⾏われた。

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第13回 産総研・産技連 2014.03/ LS-BT合同研究発表会事務局

LS-BT合同研究発表会S発表開催報告開催報告

会主 催 (独)産業技術総合研究所

産業技術連携推進会議 ライフサイエンス部会 バイオテクノロジー分科会開 催 ⽇ 2014年2⽉18⽇〜19⽇参 加 費 無料 (交流会費:2500円)参 加 者 401⼈開催趣旨 産総研ライフサイエンス分野と産技連ライフサイエンス部会バイオテクノロジー分科

会の合同で、LS‐BT合同研究発表会を開催した。本発表会は、産総研及び公設試験研究機関の研究成果を広く公開し、産総研内外の研究者の相互交流、融合化を促進する事を⽬的に、企業、⼤学関連団体等、外部へも参加を呼びかけ開かれた会

2⽉18⽇●産総研・上海交通⼤学ジョイントシンポジウム10:00 開会挨拶

促進する事を⽬的に、企業、⼤学関連団体等、外部へも参加を呼びかけ開かれた会として毎年開催している。

プログラム

10:00 開会挨拶10:10〜12:15 ジョイントシンポジウムⅠ部13:15〜16:00 ジョイントシンポジウムⅡ部16:00〜17:30 ポスター発表コアタイム(ポスター発表⾃体は2⽇間全⽇)18:00〜19:30 合同交流会

2⽉19⽇●産技連ライフサイエンス部会バイオテクノロジー分科会

研究成果・実⽤化事例発表会9:05〜9:45 特別講演9:45〜11:50 研究成果 実⽤化事例講演5題9:45〜11:50 研究成果・実⽤化事例講演5題

●LS‐BT講演会 「医看⼯連携×サービス⼯学×レギュラトリーサイエンス」13:00〜13:05 開会挨拶13:05〜16:00 講演10題

概 要2⽉18⽇(⽕)〜19⽇(⽔)の2⽇間にわたり、産総研つくばセンター共⽤講堂において、401名が参加しLS-BT合同研究発表会が開催された。本会も今年で13回⽬を迎え、上海交通⼤学との国際ジョイントシンポジウム、2⽇⽬午後にも時間を拡⼤して講演会を催す等、新たな企画を盛り込んで⾏われた。

詳 細2⽉18⽇(⽕)10:00〜16:00「産総研・上海交通⼤学ジョイントシンポジム

ライフサイエンスからロボット⼯学まで 〜分野を超えた⽇中連携〜」2012年6⽉、上海交通⼤学と産業技術総合研究所は、包括研究協⼒覚書を締結した。本シンポジ

産総研 村副理事⻑

ウムでは、既に共同研究成果が出ている糖鎖・ナノテクに加え、連携を推進している各分野の成果を産総研と上海交通⼤学両者の研究代表者からそれぞれ研究発表が⾏われた。

開会挨拶 産総研 副理事⻑ ⼀村信吾上海交通⼤学 副学⻑ ⻩震

産総研 ⼀村副理事⻑

上海交通⼤学 ⻩震副学⻑座⻑:産総研糖鎖医⼯学研究センター研究センター⻑ 成松久1. 独⾃グライコプロテオミクス技術が⽣んだ肝線維化診断薬の臨床的有⽤性2. A Clinical Study of a Liver Fibrosis Glycobiomarker, LecT‐Hepa with Chinese Chronic

Hepatitis B and C Patients3. Functional Genomic Studies Provide Insights into the Pathogenesis of Liver Cancer4 P t i Mi T h l4. Protein Microarray Technology5. マウス組織グライコーム解析の⽇中共同作業

座⻑:産総研知能システム研究部⾨研究グループ⻑ 中坊嘉宏6. RTM‐Based Ubiquitous Robotic System for Home Service Robot7. RTミドルウェアによるオープンイノベーション

座⻑:産総研先進製造プロセス研究部⾨研究グループ⻑ 松崎邦男8. Recent Magnesium Materials Research Progress in Shanghai Jiao Tong University9. Biodegradation Behavior and Biocompatibility of Patented BioMg Alloy(JDBM)

as Cardiovascular Stent Materials Application10.⽣分解医療インプラントに向けたMg合⾦の加⼯技術11. Mg合⾦鍛造材に優れた機械的特性を付与するための組織制御法の開発

座⻑:集積マイクロシステム研究センター主任研究員 張毅12. Point of care 医療⽤マイクロデバイス技術13. Creating 2D Nanocatalytic Combustion Pattern Using Micro/Nano‐Fabrication 

Technology and Its Infrared Thermography Analysis14. Implantable Microdevices for the Rehabilitation of Paralysis15. スマート社会に貢献するセンサネットワーク技術

閉会挨拶 材料科学与⼯程学院軽合⾦精密成型国家⼯程研究中⼼教授 丁⽂江産総研集積マイクロシステム研究センター研究センター⻑前⽥⿓太郎

詳 細2⽉19⽇(⽔)9:00〜11:50産技連ライフサイエンス部会バイオテクノロジー分科会

「研究成果・実⽤化事例発表会」

【特別講演】からだの免疫を⾼める乳酸菌のはたらき【特別講演】からだの免疫を⾼める乳酸菌のはたらき産総研バイオメディカル研究部⾨ 辻典⼦

1.   沖縄県産機能性素材を⽤いた発酵健康飲料の開発沖縄県⼯業技術センター 鎌⽥靖弘

2.   ⾼知県産未利⽤有⽤植物の活⽤に向けた農商⼯医連携基盤の構築と事業化モデル⾼知県産未利⽤有⽤植物 活⽤ 向け 農商 医連携 盤 構築 事業化 デ⾼知県⼯業技術センター 岡本佳乃

3.   レニン・アンギオテンシン系酵素類の制御を⽬指した機能性味噌に関する研究秋⽥県総合⾷品研究センター ⾼橋砂織

4.   ⾷品製造⼯場における拭き取り法を利⽤した清浄度の向上岡⼭県⼯業技術センタ 浦野博⽔岡⼭県⼯業技術センター 浦野博⽔

5.   寒冷地で機能する酪農パーラー排⽔浄化システムの開発産総研 ⽣物プロセス研究部⾨ 湯本勳

2⽉19⽇(⽔)13:00〜16:00LS-BT講演会 「医看⼯連携×サービス⼯学×レギュラトリーサイエンス」

医療機器や医療サービスの開発では、シーズドリブンよりもニーズドリブン、ニーズを正しく発掘して開発して、迅速に臨床展開することが求められている。ニーズを発掘する仕掛け、迅速に評価する仕組みについて、産総研の最新の取り組みを紹介し、また国内の先進的な事例についてご講演頂いた。

1. ナノ粒⼦アジュバントを⽤いたロコ・システミック融合がん治療法の開発筑波⼤学医学医療系 ⽣命医科学域 教授 坪井 康次

2. 安全性向上と業務フローの改善を⽬指すベッドサイド医療機器の開発産総研 ヒューマンライフテクノロジー研究部⾨ 佐藤 洋

3 3次元印刷した患者モデルと合成「鏡」による遠隔⼿術3. 3次元印刷した患者モデルと合成「鏡」による遠隔⼿術⼿技指導システム:シミュレーション教育の新パラダイム

産総研 ヒューマンライフテクノロジー研究部⾨ ⼭下 樹⾥

4. 看⼯連携による業務引き継ぎカイゼンシステムの開発産総研 ヒューマンライフテクノロジー研究部⾨ 鷲尾 利克

ニ ズを発掘する現場参加型開発の効率化 介護 医療現場での実践5. ニーズを発掘する現場参加型開発の効率化〜介護・医療現場での実践〜産総研 サービス⼯学研究センター ⻄村 拓⼀

6. 看護業務の可視化に向けた取り組み産総研 サービス⼯学研究センター 本村 陽⼀

7. インテリジェント⼿術室における⼿術⼯程可視化・解析の取り組み東京⼥⼦医科⼤学 先端⽣命医科学研究所 助教 鈴⽊ 孝司

8. 関⻄エリアの医⼯連携の取り組み特定⾮営利活動法⼈ 医⼯連携推進機構 吉川 典⼦

9. つくば国際戦略総合特区の概要とつくば市としての取り組み等つくば市 国際戦略総合特区推進部⻑ 梅原 弘史

10. つくばにおけるレギュラトリーサイエンス産総研 ヒュ マンライフテクノロジ 研究部⾨ 鎮⻄ 清⾏産総研 ヒューマンライフテクノロジー研究部⾨ 鎮⻄ 清⾏

2⽉18〜19⽇(⽔)ポスター発表 (全149件)

全国の公設試験研究所からの発表も含め、計149件のポスター発表が、共⽤講堂1階のホワイエ・多全国の公設試験研究所からの発表も含め、計149件のポスタ 発表が、共⽤講堂1階のホワイエ 多⽬的会議室を会場として⾏われた。今回は、ポスターカテゴリを研究内容に即した細かい分類にし、来場者が⾒やすく、発表者同⼠も交流しやすい配置とした。ジョイントシンポジウム関連で、中国からのポスター発表もあり、講演会場ではできなかった質問等を⾏う姿も⾒受けられた。2⽉18⽇16:00〜17:45に設けられた発表のコアタイム時には、多くの参加者・発表者らと熱⼼なディスカッシ ンが繰り広げられ 会場内は⼤変賑わ たカッションが繰り広げられ、会場内は⼤変賑わった。

第13回産総研 産技連LS BT合同研究発表会 ご参加 ご発表の御礼第13回産総研・産技連LS-BT合同研究発表会 ご参加・ご発表の御礼

2014年2⽉18⽇(⽕)、2⽉19⽇(⽔)の両⽇、産総研つくばセンターにて標記の発表会を開催し、盛会のうちに終了することができました。 400名以上の皆様にご参加いただき、活発な討論によって会議は⼤変有意義なものとなりました。略儀ながら⼼より御礼申し上げます。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

2014年3⽉吉⽇LS‐BT 合同研究発表会 事務局