公益 財団法人札幌国際プラザ 時 81vol.81 march/2015 多文化交流...

vol.81 March/2015 多文化交流 姉妹都市相互交流 ほか P02 コンベンション さっぽろMICE リーダーズサミット ほか わたしたちは、みんなにやさしく魅力と活力あふれる国際都市札幌 を創造します。 2015年度のプラザ事業の ハイライトを先取り! Ⅰ. 様々な人、文化、情報が集まり、繋がり、広がる拠点となります。 Ⅱ. 市民主体の多文化交流をプロデュースします。 Ⅲ. MICEを通じた人々の交流と地域経済の活性化を推進します。 P06 〒060-0001 札幌市中央区北1条西3丁目 札幌MNビル 3F Kita1 Nishi3,Chuo-ku,Sapporo 060-0001 JAPAN TEL:011-211-3670 FAX:011-211-3673 E-mail:[email protected] URL:http://www.plaza-sapporo.or.jp 札幌国際プラザ 公益 財団 法人 北海道の 森林保全と環境への配慮のため、道産間伐材 を原料にした用紙、有害廃液の出ない「水なし印刷」及 び豆インキを使用して作成しています。 ビジョン ミッション SAPPORO INTERNATIONAL COMMUNICATION PLAZA FOUNDATION

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  • vol.81March/2015

    多文化交流

    姉妹都市相互交流 ほか

    P02

    コンベンション

    さっぽろMICE

    リーダーズサミット ほか

    わたしたちは、みんなにやさしく魅力と活力あふれる国際都市札幌

    を創造します。

    2015年度のプラザ事業のハイライトを先取り!

    Ⅰ. 様 な々人、文化、情報が集まり、繋がり、広がる拠点となります。

    Ⅱ. 市民主体の多文化交流をプロデュースします。

    Ⅲ. MICEを通じた人々 の交流と地域経済の活性化を推進します。

    P06

    〒060-0001 札幌市中央区北1条西3丁目 札幌MNビル 3FKita1 Nishi3,Chuo-ku,Sapporo 060-0001 JAPANTEL:011-211-3670 FAX:011-211-3673E-mail:[email protected]:http://www.plaza-sapporo.or.jp

    札幌国際プラザ公益財団法人 北海道の 森林保全と環境への配慮のため、道産間伐材を原料にした用紙、有害廃液の出ない「水なし印刷」及び豆インキを使用して作成しています。

    時計

    台前

    から

    ビジョン

    ミッション

    S A P P O R O I N T E R N A T I O N A L C O M M U N I C A T I O N P L A Z A F O U N D A T I O N

  • 去る2014年12月13日(土)~19

    日(金)の間、ノボシビルスク国立経

    済・経営大学の学生10名と教員1名

    が札幌市を訪れました。滞在期間中、

    訪問団は札幌圏内の3つの大学を訪

    れ、施設見学や学生との交流を行い、

    友好関係を構築したほか、ごみ処理

    場や市民防災センターなど公共施設

    の視察、着物の着付けや茶道の体験

    を行い、日本文化・社会について理

    解を深めました。学生全員が日本を

    訪れるのは今回が初めてということ

    で、見るもの・体験するものに興味

    を示し、最後はまた日本を訪れたい

    と話していました。この学生たちが

    今後も両市

    の姉妹都市

    交流の発展

    に貢献して

    くれること

    でしょう。

    札幌市立高校8校各校より選抜さ

    れた生徒16名が3月16日(月)から25

    日(水)まで姉妹都市であるアメリカ・

    ポートランド市へ派遣されました。

    今回で派遣は

    2回目となり

    ますが、生徒

    らは日本語の

    イマージョン

    教育を行うグ

    ラント高校訪

    問や、ホーム

    ステイなどを

    とおし、ポー

    ハロウィン当日の2014年10月

    31日(金)、アメリカを知るセミナー

    ~思い出を通して、秋の季節行事を

    知ろう!~を開催。在札幌米国総領

    事館のジョエレン・ゴーグ首席領事

    と札幌市国際交流員のクレア・フレ

    リクさんが、ハロウィンやサンクス

    ギビングといった秋の行事の歴史や

    過ごし方、札幌市の姉妹都市ポート

    ランド市特有のイベントなどを紹介

    しました。

    講師のお二

    人はハロウィ

    ンにちなんで

    コスチューム

    姿で登場。和

    やかな雰囲気

    のセミナーと

    なりました。

    札幌市とロシア・ノボシビルスク

    市との姉妹都市提携が結ばれたのは、

    今から25年前の1990(平成2)年

    です。長い間、両市は、芸術文化、

    スポーツ、学術、少年少女交流など

    様々な分野で活発な交流を続け、友

    情を深めてきました。今年は姉妹都

    市提携25周年を記念して、まずは、

    6月に札幌市からノボシビルスク市

    への市民訪問団を派遣する予定です。

    ノボシビルスク市では、6月の最終

    日曜日をまちの創建を祝う「まちの

    日」としており、パレードや花火な

    ど多くのイベントが行われ、ノボシ

    ビルスク市民にとって欠かせない大

    切な日です。その日に合わせ派遣す

    る市民訪問団の参加者は、4月より

    募集を開始いたします。日程等、詳

    細は国際プラザ等で配布するパンフ

    レットや国際プ

    ラザホームペー

    ジをご覧くださ

    い。その他、25

    周年を記念する

    イベントは随時

    「プラザだより」

    やホームページ

    等でお知らせい

    たします。

    札幌・ノボシビルスク市(ロシア)姉妹都市提携25周年

    ノボシビルスク国立経済・

    経営大学の学生が来札しました!

    本年2015年は、日

    本の札幌市とロシアのノボ

    シビルスク市の姉妹都市提

    携25周年を迎えます。この

    25年間、両市の市民交流は

    深まり、ロシアと日本の友

    好関係がより強くなってきました。特に青少年交流が

    増えていることを大変嬉しく思っております。

    札幌市内の関係団体をはじめ、札幌市民に心から

    25周年の祝辞を申し上げます。これからも姉妹都市交

    流及び両市の友好関係がますます発展していくことを

    期待しております。

    ノボシビルスク市立 シベリア・北海道文化センター

    センター長 アレキサンダー

    スピリドノフ

    シベリア・北海道文化センター

    スピリドノフセンター長より

    トランド市民との交流を深めました。

    さらに6月にはグラント高校生が

    来札し、各市立高校で学校生活の体

    験を通し、日本語の研修を行う予定

    です。高校生たちの草の根の交流に

    より、札幌とポートランドの友好関

    係は今後もますます発展していくも

    のと期待されます。

    秋の行事いろいろ

    ~アメリカを知るセミナー~

    高校生による姉妹都市の相互交流

    ~札幌市立高校生ポートランド派遣~

    事前研修会

    前回の市民訪問団の写真

    訪問団と日本文化体験ボランティア

    ハロウィンのコスチューム姿のフレリクさん(左)とゴーグ主席領事(右)

    スピリドノフ氏

    2

    多文化交流

    多文化交流部

  • 2014年

    12月11日(木)

    に開催した中

    国を知るセミ

    ナーのテーマ

    は「札幌市の友

    好都市・瀋陽

    市」。同市出身

    の札幌市国際交流員・韓女尼沙(カン・

    ニンサ)さんが、歴史、食文化、観光地、

    イベント、産業、札幌市との交流など

    を紹介。瀋陽の都市計画が学べる「瀋

    陽都市計画展示館」や、幅広い世代から

    人気の「興順夜市」など、地元ならでは

    の最新情報も聞くことができました。

    札幌市と大田広域市は、今年で姉妹都市

    提携5周年を迎えます。2010年10月22

    日に姉妹都市提携が結ばれて以来、両市は

    訪問団をはじめ、経済交流、スポーツ交流

    など、幅広い分野にわたって交流が行われ

    てきました。今年の2月には、第66回さっ

    ぽろ雪まつりの国際雪像コンクールに大田

    広域市チームが参加しており、市民交流も

    活発に行われています。

    2月26日(木)に開催した韓国を知るセミ

    ナー「ア・ツ・イ、韓国!」で、韓国出身で札

    幌市国際交流員の孫日文志(ソン・ミンジ)さん

    が、韓国の文化を「熱い・厚い・暑い」の3つ

    の切り口で紹介しました。「熱い」は、塾に通

    う小学生の多さや、センター試験時の交通規

    制など、教育に対する熱さとサッカー競技等

    の応援にかける情熱、「厚い」は、食文化やこ

    とわざに見られる人情、「暑い」は、韓国で一

    番気温が高いとされ

    る地域や、暑さを乗

    り切るために食べる

    ものと、興味深いエ

    ピソードを通して、

    韓国の文化に触れる

    ことができました。

    ドイツ・ミュンヘン市との姉妹

    都市提携30周年を記念して始まっ

    た「ミュンヘン・クリスマス市

    in

    Sapporo」。イルミネーショ

    ンの灯りに包まれたクリスマス市会

    場では、ドイツをはじめとする様々

    なクリスマスのグッズや食事を楽し

    むことができます。13回目を迎えた

    2014年は、大通公園2丁目をメ

    イン会場に11月28日(金)から12月24

    日(水)の27日間開催しました。サン

    タクロースに会いに来たというご家

    族連れや、クリスマスの飾りを熱心

    に見る若者など、連日市民や観光客

    でにぎわい、過去最多の101万人

    を超える来場者を記録しました。

    1980年11月に札幌の3番目の姉

    妹・友好都市になった中国・瀋陽市。

    今年、両市は友好都市提携35周年を迎

    えます。

    これまでに、市民訪問団の派遣、大

    学生中国文化語学研修プログラム(瀋

    陽)や学生国際合宿セミナー(札幌)で

    の青少年交流など、様々な形で交流を

    重ねてきました。この周年を機に、札

    幌市民の皆さまに中国・瀋陽について

    の理解と親しみをさらに深めていただ

    ければと考えています。

    瀋陽市は歴史的にも日本と深い関わ

    りがあります。「一衣帯水」の隣国であ

    るがゆえに未解決の問題もある日中両

    国ですが、こうした市民レベルの交流

    を続けることで、両国の間で真の友好・

    信頼関係が構築されることを願います。

    35年の友好交流を記念して

    ~札幌・瀋陽姉妹都市提携35周年~

    瀋陽市の歴史と今

    ~中国を知るセミナー~

    札幌・大田広域市

    姉妹都市提携5周年

    韓国のアツさ紹介します!

    ~韓国を知るセミナー~

    ~ミュンヘン・クリスマス市

    in

    Sapporo~

    来場者100万人を突破

    2010 年 瀋陽での記念レセプションの様子

    瀋陽・北陵(世界遺産)

    瀋陽市の食文化について紹介する韓さん

    講師のソン・ミンジさん

    2014 年会場の様子

    中国の国際交流員、

    韓ニンサです。本当

    にあっという間でし

    たが、非常に充実し

    て楽しい一年でした。

    仕事もプライベート

    も大きく成長できて、札幌に来てよかった

    と思います。瀋陽に戻っても、札幌での貴

    重な経験を生かして、瀋陽・札幌の友好

    交流の仕事をしながら、札幌の素晴らし

    さをPRしていきたいと思います。皆様、

    ありがとうございました。札幌の青空が

    忘れられません。またお会いしましょう。

    退任あいさつ

    韓ニンサさん(中国国際交流員)

    3

    多文化交流

    多文化交流部

  • 連絡会議では、3回にわたりセミ

    ナーと意見交換を行い、日本語教育を

    「支援する団体」が抱える問題や「日本

    語学習者」が抱えてしまう問題やトラ

    ブルについて、多様な事例を通して検

    討し、組織を越えて学習者が多角的に

    学習できる環境について考えました。

    2月11日(水・祝)には、今年度1

    年かけて取り組んだ本事業の成果とし

    てシンポジウム「おとなりさんは外国

    人!?~日本語でつくろう多文化共生コ

    ミュニティ~」を開催しました。たく

    さんの参加者から「多文化共生や日本

    語教育の重要性を感じた」という声が

    聞こえ、多文化共生のまちづくりへ向

    けての一歩を感じました。

    札幌市の外国人住民は点在して居住

    しており、日本語が理解できないこと

    を理由に地域で孤立してしまうことが

    あります。日本語教育の重要性の理解

    を広げ、住民同士が言葉の壁を越えて

    助け合える「多文化共生コミュニティ」

    をつくるため、今年度、文化庁委託事

    業として「生活者としての外国人」のた

    めの日本語教育事業に取り組みました。

    この事業では大きく、①日本語教育

    の担い手同士の連携を促進する連絡会

    議、②子育て・防災・日本文化体験や

    スポーツを通じた日本語に親しむ機会

    の提供、③広く市民に多文化共生と日

    本語教育の重要性を伝えるシンポジウ

    ム、という3つの側面から企画・実施

    をしました。

    この事業は国際的な視野を持ち未来

    を切り開く力を持った青少年を育成す

    ることを目的に、平成23年度から実施

    され、今回で4回目となりました。

    2014年11月30日(日)、公募で

    集まった小学6年生36名は任命式に参

    加し、抽選によって今回の参加8カ国

    (オーストラリア、カナダ、チリ、中

    国、ドイツ、韓国、ロシア、アメリカ:

    国連方式アルファベット順)から各々自

    分の担当国が決定。広報担当の「こども

    領事」に任命されました。発表会までの

    1か月半の間、指導役の14名の大学生

    サポーターとともに図書館での勉強会

    や外国公館への訪問をとおして、文化、

    風土、日本や札幌とのつながり等、そ

    の国に関する知識を深め、発表会へ向

    け準備を進めました。

    1月18日(日)札幌コンベンション

    センター特別会議室で行われた発表

    会には90名を超える市民が来場。各国

    趣向をこら

    せた発表で、

    手作りのス

    ライドと共

    に、こども領

    事たちは一

    人ずつ堂々

    と自分が見

    つけた魅力

    を観客に

    紹介しま

    した。

    小学生

    ならでは

    の視点で

    語られる

    各国の魅

    力に観客

    からは「聞

    いていて

    勉強になった。完成度の高い内容だっ

    た」という感想が寄せられました。

    また、参加した小学生や保護者から

    は、「たくさんの人の前で話し、自分

    自身成長できたと思う」「領事館訪問、

    大勢の人の前での発表など初めてのこ

    とばかりだったが、とても良い経験に

    なった」などの声が聞かれました。

    私たちが発信!世界の国の魅力

    SAPPOROこども領事2015

    多文化共生コミュニティ

    形成のための日本語教育事業

    (国連方式アルファベット順)

    在札幌オーストラリア領事館、カナダ政

    府札幌通商事務所、在札幌チリ共和国名

    誉領事館、中華人民共和国駐札幌総領事

    館、在札幌ドイツ連邦共和国名誉領事館、

    駐札幌大韓民国総領事館、在札幌ロシア

    連邦総領事館、在札幌米国総領事館

    ご協力いただいた外国公館など

    全員で記念撮影

    オーストラリアこども領事の発表

    ①第 2 回地域日本語教育パワーアップセミナー

    ③シンポジウムパネルディスカッションの様子

    4

    多文化交流

    多文化交流部

  • 札幌国際プラザでは、外国人市民の

    増化・定住化にともない、彼らが生活

    の中で直面する色々な「言葉の壁」「文

    化の壁」を取り除くための支援を行っ

    ています。

    2014年11月2日(日)、3日(祝・

    月)には、外国人の方が医療機関を受

    診する際にサポートを行う専門的な知

    識と技術を持った人材を育成するため

    の「医療英語・医療通訳セミナー」を

    実施し、述べ185名の方が受講しま

    した。

    また、妊娠・子育て中の外国人のた

    めに、予防接種や保育所の入所に関す

    る資料の翻訳、セミナーでの情報提供

    を行いました。

    毎月1回開催している「シティサロ

    ン」では、毎回たくさんの参加者が子

    育てに関する情報交換をしています。

    外国人と日本

    人の保護者同

    士が交流でき

    るように、外

    国語ボラン

    ティアがサ

    ポートをして

    います。

    2014年11月16日(日)に開催した

    「防災バスツアー」は、札幌市民と外国

    籍市民が一緒に楽しみながら防災意識

    を高めるための事業です。

    午前中は、体を動かしながら「避難シ

    ミュレーションゲーム」を行いました。

    NPO法人ホワイトベースとくしまが

    開発したこのゲームは、がれきや積雪

    などを想定したコースを、ハンデを背

    負った人と一緒にチームで避難すると

    いうものです。ゲーム中には、言葉の

    壁を乗り越えてお互いに助け合う場面

    が見られ、「自助・共助」の重要さを体

    験しました。

    午後は、避難所でもできる簡単な

    フットマッサージでリラックス。札幌

    市民20名、外国籍市民18名の総勢38名

    の参加者が、交流しながら午前中の疲

    れを癒していました。

    JICA北海道と札幌国際交

    流館(リフレサッポロ)を会場

    に、2014年11月3日(祝)に

    「JAPANカルチャーDAY」、

    2015年1月10日(土)に「お正月

    を楽しもう!」を開催しました。

    着物やお茶、もちつきなど、普段は

    なかなか経験できない日本文化の体験

    を通じて、参加者は、目を輝かせなが

    ら楽しんでいました。着付け、お茶、

    折り紙、絵手紙の体験にあたっては、

    国際プラザの日本文化体験ボランティ

    アをはじめとする、のべ33名のボラン

    ティアの皆さんにご協力をいただきま

    した。国際プラザでは、これからも札

    幌市民と外国籍市民が交流できるイベ

    ントを行っていきます。

    北ほっかいどう

    海道に住すむ

    外がいこくじん

    国人のため

    に、在ざいりゅうしかく

    留資格・

    家かぞく族の呼よび寄よ

    せ・交こう通つう事じ故こ・

    国こく際さい結けっ婚こん・離り

    婚こん・職しょく

    場ばのト

    ラブル・相そう続ぞく

    など、生せい活かつの

    中なかの問もん題だいにつ

    いて弁べん護ご士し、

    行ぎょうせいしょし

    政書士が相そう談だんにのっています。2014年ねん

    11月がつ29日にち(土どようび)には「外がいこくじん

    国人のための無む料りょう法ほう

    律りつセミナー~知しって安あん心しん!住すまいの賃ちん貸たいトラ

    ブル~」を開かい催さいし、誤ご解かいの生しょうじやすいルールや、

    賃ちん貸たい住じゅう宅たくでもっとも多おおいトラブルの「原げん状じょう回かい

    復ふく」などを解かい説せつしました。

    札幌で安心して暮らすために

    医療・保健分野の支援

    暮らしに役立つ情報提供

    日本文化を楽しもう!

    避難シミュレーションゲーム&

    避難所でもできるセルフマッサージ

    開かいさい

    催日び

    時じ

     間かん

    主おも

    な相そうだんいん

    談員4月3日(金

    きんようび) 13:00~16:00 行

    ぎょうせいしょし政書 士

    6月7日(日にちようび) 13:00~16:00 各

    かくぶんや分野の専

    せんもんか門家

    8月29日(どようび土) 14:00~17:00 弁

    べんごし護士

    10月2日(金きんようび) 13:00~16:00 行

    ぎょうせいしょし政書 士

    11月28日(どようび土) 14:30~17:00 弁

    べんごし護士

    2016年2月20日(どようび土) 14:00~17:00 弁

    べんごし護士

    平成27年度予定表

    ※ 予よ

    約やく

    は必ひつ

    要よう

    ありません。日に

    本ほん

    語ご

    と英えい

    語ご

    で相そう

    談だん

    できます。ご相そう

    談だん

    の際さい

    に、「在ざい

    留りゅう

    カード」または「パスポート」を提てい

    示じ

    いただくと、より適てき

    切せつ

    なアドバイスが

    可か

    能のう

    となります。秘ひ

    密みつ

    は守まも

    られます。相そう

    談だん

    時じ

    間かん

    は原げん

    則そく

    として 30 分ぷん

    までです。

    共きょう

    催さい

    : 北ほっ

    海かい

    道どう

    在ざい

    留りゅう

    手て

    続つづき

    協きょう

    議ぎ

    会かい

    、外がい

    国こく

    人じん

    法ほう

    律りつ

    支し

    援えん

    ネットワーク

    避難シミュレーションゲームの様子

    もちつきの様子

    子育てに関する情報の外国語資料

    セミナーの様子

    5

    多文化交流

    多文化交流部

  • インフラ・人材能

    力とスキル・IT

    と創造性︱の重要

    性について講演い

    ただきました。

    午後のサミッ

    トでは、国際プラ

    ザ・コンベンショ

    ンビューローが

    MICE発展の覚

    書を交換している、韓国の大田マーケティ

    ング公社やタイ政府コンベンション&エキ

    シビション・ビューローの代表が、それぞ

    れのデスティネーションが持つMICEの

    特徴を話し合ったほか、中国旅行社協会の

    MICE専門委員会(38企業所属)を代表し

    て出席されたヤンホン氏が、近年の中国のア

    ウトバウンドのトレンドや課題を説明する

    など、アジア太平洋におけるMICE先進地

    としての地域特性や企業文化、プロモーショ

    ン戦略などの取り組みを発表しました。

    ナビゲーター役のマーティン・ドノワン

    氏(香港MIXマガジン編集者)は、各氏の

    取り組みを具体的に掘り下げながらも、アジ

    ア太平洋地域のMICEの全体像を描きつ

    つ、人・情報のネットワークの重要性と、欧

    米に対する第3のエリアとしての同地域の

    ︿各氏の講演要旨﹀

    〇N.メイタビークンチャイ氏(タイTCEB会長)

    国全体のMICEを取り扱うタイ政府コンベン

    ション&エクシビジョンビューローのプロモーショ

    ン戦略及びタイのMICE都市の特徴・取り組みに

    ついて説明。

    〇ヤオ

    ホン氏(中国旅行社協会MICE専門委員会副事務局長)

    近年、急成長を続ける中国のMICE市場の現

    状、及びアウトバウンドにおける、これからの中国

    のMICEビジネスの進化、トレンドや課題につい

    て説明。

    〇マーティン・ウインター氏(ゴールドコースト観光法人CEO)

    観光都市でありながら、MICEデスティネー

    ションとしても高い人気を誇るオーストラリア・ゴー

    ルドコーストのブランド戦略及び都市の特徴を説明。

    〇イ

    ミョンワン氏(大田マーケティング公社CEO)

    地元の大学・研究施設・企業の強み及びそれらと

    の連携を生かし、科学都市へと発展した韓国・大田

    のこれまでの取り組み及びこれからの開発について

    説明。

    〇中田博幸氏(札幌国際プラザ代表理事)

    インセンティブの開発により、札幌が課題として

    きたオフシーズンとピークシーズンの平衡をはかる

    ことに成功し、ユニークベニューと札幌ならではの

    提案を拡大させ、国際会議及びスポーツイベントで

    さらなる国際化を目指す国際MICE都市札幌の戦

    略を説明。

    〇ジョーダン黒澤貴子氏(ICCA

    APチャプター副理事)

    世界最大のMICE機関であるICCA(国際会

    議協会)として、近年アジア太平洋地域全体のトレン

    ド及び同地域における会員増加を踏まえ、協会及び

    会員としての役割・活動の進化などを綿密に説明。

    さっぽろMICEリーダーズサミットは、

    札幌国際プラザ等が事務局を務めるさっぽ

    ろMICE推進委員会*が主体となって、3

    月6日(金)に、札幌グランドホテルで開催

    され、10カ国・地域31人を含む330人が参

    加し成功裏に終了しました。

    初めての開催となったサミットでは、アジ

    ア太平洋地域のMICE産業界のリーダー

    や発信力を持つキーパーソンを招き、「アジ

    ア太平洋のパートナーシップがMICE新

    時代を開く」をテーマに、同地域のMICE

    発展の方向性を確認し、ネットワーク構築を

    図りながら、札幌のMICE開催地としての

    ブランド力を国内外にアピールすることが

    できました。

    ゴールドコー

    スト観光法人の

    マーティン・ウ

    インター氏によ

    る基調講演で

    は、MICEに

    おける都市の競

    争・戦略の進化、

    MICEを勝ち

    取っていくに当

    たり、3つの特

    徴︱観光資源と

    将来ビジョ

    ンについて

    展望し、満

    席の会場か

    らも熱い視

    線が注がれ

    ました。

    札幌市が2010年にMICE推進の方

    向性を定めた「札幌MICE総合戦略」を策

    定して5年が経過し、本サミットでは、これ

    までの事業の成果を総合的に確認しあい、次

    代に向けた札幌MICEの方向性が示唆さ

    れました。

    国際プラザでは、今後も、世界のMICE

    潮流や各国のMICE市場の動向に沿った

    プロモーションを展開し、国際的な街づくり

    をめざしていきたいと考えています。

    (*札幌市、札幌市内ホテル連絡協議会、日本旅行業

    協会北海道支部、NPO法人コンベンション札幌ネット

    ワーク、札幌コンベンションセンター、札幌商工会議所、

    札幌国際プラザによるMICE推進組織。)

    国際プラザ・コンベンションビュー

    ローでは、海外MICE専門誌などの

    メディアを積極的に活用し、世界の

    MICE関係者に向けて、MICE開催

    地としての札幌の魅力をやブランド力を

    PRしています。今回のサミットにお

    いても、世界中にネットワークを持つ

    ICCAのWebsiteで紹介された

    ほか、香港に本部を置くアジア太平洋の

    MICE専門誌Mix

    Magazine

    や国内専門誌などで続々取り上げられて

    います。

    アジア太平洋のMICEパートナーシップと

    札幌MICEの方向性を熱く展望

    MICEとは、Meeting(企業などの

    会議)、Incentive

    Travel(報奨

    旅行)、Convention(国際会議・学術

    会議など)、Exhibition/Event

    (展示会・イベント)の頭文字を取り、多くの集客

    交流が見込まれるビジネスイベントの総称です。

    高い経済効果や国際的なブランド力の向上につ

    ながるものと期待されています。

    海外メディアも注目!

    MICE リーダーズサミットの様子

    マーティン・ウインター氏

    MICEリーダーズサミット

    6

    コンベンションビューロー

    イベント

  • ターズゲームズなど、大型国際スポーツイベント

    の札幌誘致も提案しました。

    続くパネルセッションには、師岡氏に加え、日

    本スポーツツーリズム推進機構(JSTA)会長の

    原田宗彦氏、レイヘイゼマー・コンサルティング

    CEOの中川礼一氏が登壇。モデレーターとして

    NPO法人コンベンション札幌ネットワーク理事

    長藤田靖氏が進行役を務め、「スポーツコンベン

    ションとビジネスの展望」をテーマに、スポーツコ

    ンベンションの誘致・開催にビジネスがどう関わっ

    ていくのかを議論しました。

    原田会長からは、「スポーツと観光の融合であ

    るスポーツツーリズムの日本での状況として、ス

    ポーツを目的に観光や旅行に行ったことがある人

    が5割を占め、全国各地でその推進役としてスポー

    ツコミッションが設置されている」との報告があ

    りました。中川氏からは、スポーツイベント誘致

    の実例として「アクションスポーツ競技の祭典X

    GamesやFISE、数種類の運動を組み合わ

    せたクロススポーツXTERRA」などを紹介。誘

    致にあたってのファンドの役割など、ビジネスと

    しての関わりを説明しました。これらの話を受け、

    藤田氏から「地元企業でもスポーツコンベンショ

    ンに対する活動が始まっている」との紹介があり、

    所属NPOの「冬季オリンピック札幌開催サポー

    ト部会」久松部会長が、フロアから「1月のケベッ

    ク・ウインターワールドマスターズゲームズを視

    察し、師岡氏の支援で主催団体IMGAの会長と

    の面談も行ってきたが、マスターズゲームズの開

    催条件である観光資源、宿泊施設・競技施設、運

    今回のMICEリーダーズサミットでは、札幌

    の地にふさわしいテーマの一つとして、「スポーツ

    コンベンション」を掲げ、専門家による議論の中か

    ら、札幌の向かうべき道を探りました。

    リーダーズサミット後半の「スポーツコンベン

    ション・フォーラム」の基調講演では、スポーツア

    コード(国際スポーツ団体連合)や国際ワールドゲー

    ムズ協会で日本人初の理事を務めるなど、国際スポー

    ツ分野における日本のリーダーの一人、上智大学教

    授師岡文男氏に「国際スポーツコンベンションの意義

    と地域の未来︱札幌で開催可能な国際会議と国際ス

    ポーツイベント」と題して、講演いただきました。

    そもそもスポーツとは何かから始まった講演で

    は、「スポーツをする・見る・支えるといったスポー

    ツ観光が大きな経済効果等を産んでいる」との説明

    がありました。108の国際関係団体が参加する

    世界最大のスポーツ組織スポーツアコードについ

    ては、「毎年1回、IOC理事会をはじめ、様々な

    協会総会等の世界中のスポーツ関係者が集うコン

    ベンションを開催しており、今年はロシア・ソチ

    で行われる」との

    ことで、将来の札

    幌での開催の可能

    性などにも言及し

    ました。さらに秋

    田で開催したワー

    ルドゲームズや今

    年カナダ・ケベッ

    クで開催のウイン

    ターワールドマス

    営ノウハウ等

    を札幌はクリ

    アできるので

    はないかとの

    意見であった」

    と報告、また

    「今年のソチ・スポーツアコードにNPOとして参

    加予定」と説明するなど、地元企業のスポーツコン

    ベンションへの関心の高まりを伝えていました。

    最後に、モデレーターが札幌への提言を求めた

    ところ、3人のパネリスト全員から、「スポーツコ

    ンベンション誘致への一層の取り組みを期待する

    とともに、冬季オリンピックの札幌誘致は必ず実

    現できる」とのコメントがあり、藤田氏から「地元

    一丸としなって頑張りたい」との決意表明でフォー

    ラムは終了いたしました。

    今年の世界女子カーリング選手権大会、

    2016年FISスノーボードワールドカッ

    プ、2017年冬季アジア大会、2019年ラグ

    ビーワールドカップなどが次々と開催され、また

    2020年の東京オリンピック・パラリンピック

    開催に続き、札幌市が2026年の冬季オリンピッ

    ク大会への立候補を表明するという中で、今回の

    フォーラムは、スポーツコンベンションの意義を

    再確認するととも

    に、スポーツコンベ

    ンションを札幌の

    MICE発展に向け

    た戦略の一つとして

    位置づける場となり

    ました。

    国際プラザ・コンベンションビュー

    ローでは、これまで札幌において大規

    模な国際会議誘致・開催にご尽力さ

    れ、国際学術都市さっぽろの発展に多

    大なるご貢献をいただいた主催者へ

    の感謝の意を表し、さっぽろMICE

    リーダーズサミット開会式において、

    上田文雄理事長(札幌市長)より記念

    の「楯」を贈呈しました。今後も、大

    学との連携強化を図りながら、さらな

    る国際会議誘致を目指していきたい

    と思います。

    新たな取り組みへのキックオフ

    スポーツコンベンションフォーラム

    国際会議主催者の

    功績に感謝の楯贈呈

    北大触媒化学研究センター

    センター長・教授

    高橋  保氏

    北大工学研究院

    特任教授�

    大貫 惣明氏

    北大

    名誉教授�

    冨田 房男氏

    北大

    客員教授・北海道情報大学

    教授

    渡部 重十氏

    基調講演の様子

    スポーツコンベンションフォーラム・セッションの様子

    ▶高橋

    先生

    ▶大貫

    惣明

    先生

    師岡文男氏

    7

    コンベンションビューロー

    イベント

  • タチューのほか、氷の花・花結い・キリガミスト(切

    り紙)・KDX(ケンダマ)の実演が行われ、楽しく

    リラックスした雰囲気に参加者は会話が弾んでいま

    した。突然

    のファンファーレで、レセプション会場は一

    転、自然と都会が融合する都市空間に。札幌の街並

    みを巨大な氷のオブジェで創り上げ、Jazzの演

    奏が流れる空間のなか、エスコフィエによる道産食

    材の極上料理ビュッフェを満喫。場内が暗くなるの

    を合図に、ステージ上では、時計台へのプロジェク

    ションマッピングが実演され、よさこいSORAN

    祭りグランプリチームの熱狂乱舞が会場を一気に盛

    り上げました。

    終盤では、競馬場の観客スタンド側に場所を移し、

    一夜限りの

    “Sapporo

    MICE

    Derby”

    を大型ビジョンに放映して観戦。札幌MICEの魅

    力を冠した18頭の馬によるG1レースはスタンドを

    沸かせ、みごと1位を当てた参加者に、幸運を呼ぶ

    蹄鉄グッズが贈られました。

    競馬場でのテーマパーティーは国内でも殆ど例が

    ありませんでしたが、参加者からは、初めての経験

    に絶賛の声が寄せら

    れたほか、競馬場と

    してもオフシーズン

    の新たな利用促進に

    向けた大きな一歩と

    なりました。

    伝統的な箏、尺八にギターが加わった「遠音

    (TONE)」(北海道出身)の演奏が始まると、北海

    道の原風景を思わせる、和と洋の領域を超えた新し

    い旋律に、会場内に感動が広がりました。演奏の曲

    想が変わり、竹を生けこんだ巨大オブジェがライト

    アップ、和服姿の女性が登場し、自分の背丈よりも

    高い竹の間に、様々な枝や花を静かに次々と入れ込

    んでいきます。無秩序に思えた枝の螺旋と花とが一

    体感を見せ始め、いよいよクライマックス。参加者

    が一人ひとりステージに進み、メインの「花」を生

    けこむことで、ひとつの作品が完成しました。会場

    全体が作品に集中し、まるでみんなで一緒に生けて

    いるような共感しあう空気をもたらしました。

    札幌ならではの、モダンな和の美しさを体験で

    きる新しい参加型アトラクション「生け花ライブ」。

    海外参加者のみならず、MICE関係者からも高い

    評価を得て、今後のMICEの場面で多くの感動を

    広げてくれるプログラムが誕生しました。

    熾烈なMICE誘致競争の中、国際プラザ・コ

    ンベンションビューローでは、新たなユニークベ

    ニューやアトラクションを次々と開発し、札幌の魅

    力を国内外に発信しています。「さっぽろMICE

    リーダーズサミット」に合わせて、全国的にもユニー

    クな場所でのテーマパーティー開発やこれまでにな

    いアトラクション企画に挑戦し、MICE経験豊富

    な参加者からも、高い評価が得られました。

    3月5日(木)に、JRA札幌競馬場でリーダー

    ズサミットの歓迎レセプションが開催され、国内外

    からのMICE関係者約100名が参加しました。

    2014年7月にグランドリニューアルオープン

    した札幌競馬場は、市内中心部からほど近く、広大

    な緑に囲まれた敷地と、大人数が収容可能な施設、

    遮るもののない眺望など、MICE会場として絶好

    の条件を備える施設です。主催側・施設側が知恵と

    趣向を凝らしたさまざまな演出でパーティーを創り

    上げ、多くの“Wow!”を生みました。

    ポニーによる歓

    迎出迎え、英国伝統

    的な競馬場を想わせ

    るようなウェルカム

    スペースには、シル

    クハット姿でのウェ

    ルカムドリンク、タ

    キシードや華やかな

    花結いのリビングス

    海外参加者に対し、さまざまな場面で日本文化

    を紹介していますが、これまでにない新しいスタイ

    ルのものを魅せたい、と模索するなかから生まれた

    のが“生け花ライブ”です。

    3月6日(金)の夜、「Sapporo

    MICE

    Night」が旧料亭「季の苑エルムガーデン」で開

    催され、サミット関係者約70名が参加しました。会

    場には、着物の帯や和小物をしつらえた卓など、モ

    ダンな和を基調とした装飾が施され、参加者は会議・

    フォーラムを振り返りながら、ゆったりとしたひと

    ときを過ごしました。

    札幌の企画力・ブランド力を国内外に発信

    新たな感動を生んだ“生け花ライブ(アトラクション)”

    国内初!競馬場(ユニークベニュー)

    でのレセプション

    歓迎レセプションの様子

    JRA ならではのアトラクション

    アトラクション・遠音

    ライブ生け花パフォーマンス

    はじめまして、シ

    ンガポールから参り

    ましたサキーナです。

    私はマレー系のイス

    ラム教徒ですが、シ

    ンガポールは多民族

    社会です。私はシンガポールの人口のたった

    13%ぐらいの文化を代表します。英語はもち

    ろん、マレー語が母語で、大学時代に少し中

    国語も勉強しました。昨年8月より、札幌市

    観光企画課に初めての国際交流員として配属

    され、札幌への外国人誘致・受入などに貢献

    できたらと思います。観光客とMICEをは

    じめ、外国人が札幌に行きたい!と、そして

    札幌市民も外国人に来てもらいたい!と思う

    ように頑張りたいと思います。シンガポール

    も外国人観光客の受け入れが多いですし、そ

    の知識を活用して観光とMICEの事業を支

    援したいと考えています。是非これからもよ

    ろしくお願いいたします。

    着任あいさつ

    サキーナ・ムハンマドカリードさん

    (シンガポール国際交流員)

    8

    コンベンションビューロー

    イベント

  • (フィリピン、ベトナム)に対する札幌の

    MICE環境の紹介と、それぞれに多面的

    なアプローチを行いました。

    札幌・小樽・ニセコ地域・定山渓温泉

    を巡るコースでは、定番スポットのみな

    らず、大人数収容可能な会場の紹介や、

    チームビルディングプログラムなど雪の

    アクティビティ体験を行いました。現地

    のMICE企画に精通するスタッフによ

    るプレゼンテーションも好評で、参加者

    は、観光旅行と

    は異なる視点か

    ら、ユニークな

    企画アイディア

    について情報交

    換するなど、相

    互に有益な視察

    となりました。

    ムスリム対応

    も含め、国により

    多様な対応が求

    められる面もあ

    りますが、今回の

    視察ではエリア・

    施設・食事とも

    に非常に好評で、

    2015年4月

    にもタイからの

    ツアーが実現す

    る見込みです。

    ますが、特に、台湾からは大規模なツアー

    が続々と開催される見込みです。銀行、

    生命保険会社、健康食品販売会社などが、

    1,200人、2,000人、5,000人

    の旅行を実施する予定で、大きな経済効

    果と国際交流の推進が期待されます。

    2013年度からは、インセンティブ

    ツアーサポート制度を設け、市内の宿泊

    が延べ200泊以上の団体に対して、「北

    海道きものの女王」などによる歓迎セレモ

    ニーやアトラクションの提供など、きめ

    細やかなおもてなしの心でお迎えしてい

    ます。

    今後も、拡大するアジアMICE市場

    に対し、先行的に誘致プロモーションを

    行い、より多くのインセンティブ旅行の

    開催を目指します。

    国際プラザ・コンベンションビュー

    ローでは、東アジアのMICE成熟市場

    や、近年成長著しいタイ、マレーシア、

    インドネシアなどの地域に加え今後は、

    観光面で人気上昇中のフィリピンやベト

    ナムなどに対して、ターゲット市場を広

    げてインセンティブ旅行のプロモーショ

    ンを展開していく予定です。札幌は、国

    内でもいち早くインセンティブ旅行の誘

    致・受け入れを行ってきたことから、成

    熟市場、成長市場、新興市場がバランス

    良く発展しているといえます。

    海外MICE専門見本市への出展や商

    談セミナーの参加のほか、実際に現地を

    視察するキーパーソン招請事業も有効で

    あることから、地元企業との連携を図り

    ながら、札幌の魅力を確実に紹介し、さ

    らなるインセンティブ旅行の拡大を目指

    していきたいと考えています。

    「さっぽろMICEリーダーズサミット」

    に合わせて6カ国15名の旅行会社のキー

    パーソンを招請し、札幌/北海道へのイン

    センティブ旅行造成を目的に視察ツアーを

    実施しました。

    今回の招請事業では、タイ、マレーシ

    ア、シンガポール、インドネシアの参加者

    への新たな魅力・プログラムの紹介と、イ

    ンバウンドが拡大傾向を見せる新興市場

    2014年度は、政治的要因から低迷

    していた中国・韓国からの旅行も戻りを

    見せ始め、好調を維持する台湾・タイに

    加え、マレーシア、インドネシアなどの

    東南アジアからの動きが活発になってき

    ています。また、インセンティブ旅行の

    枠組みは、報奨旅行にとどまらず、企業・

    公的施設・工場などの視察を含めた旅行

    が増加傾向にあります。交通システムや

    建築現場、高齢者向け施設など、国際プ

    ラザ・コンベンションビューローでは、

    それぞれ個別多様な受け入れ支援を求め

    られるようになっています。

    2015年度においても、多様な市場か

    らのインセンティブ旅行が予定されてい

    今年7月26日(日)より、5日間にわたり、

    アジア初開催となる第5回国際野生動物

    管理学術会議が札幌コンベンションセン

    ターで開催、50カ国・1,200名の参加

    が見込まれています。また、60カ国・2,

    000人が集まる、アジア初開催の世界

    牛病会議の誘致も成功し、札幌では獣

    医学・動物行動学関連の分野における

    世界からの高い関心及び高い評価がう

    かがえます。国際プラザ・コンベンショ

    ンビューローでは、両会議を誘致段階

    から支援を続けており、開催にあたっ

    拡大するアジアからのインセンティブ旅行

    札幌の強みをいかした誘致活動

    アジア初開催の国際会議が今夏札幌へ!

    アジアキーパーソン招請事業

    インセンティブ旅行の現状と今後

    ては、当プラザの市民ボランティアによ

    る日本文化体験プログラムを予定してい

    ます。近年では、札幌はIT関連の分野

    の国際会議の開催実績も上げており、今

    年、名門のW3C

    TPAC(26カ国・

    500名)

    会議の開催

    (10月)が予

    定されてい

    ます。

    ニセコエリア視察 NEW チームビルディング・ホタテ釣り

    第 5 回国際野生動物管理学術会議

    9

    コンベンションビューロー

    イベント

  • アイヌをはじめ世界の先住民音楽を

    紹介する「“イランカラプテ”ミュージッ

    ク・フェスティバル」が、今年も大通

    西2丁目の特設テントで開催が予定さ

    れています。

    本事業は、アイヌ民族が北海道で

    培った伝統音楽の魅力を披露すること

    から始まりました。初年度の2012

    年はアイヌ・アーティストをノル

    ウェーに派遣し、サーミとの交流や

    ジョイントコンサートをトロムソとオ

    スロで開催しました。2013年には

    サーミを札幌に招請し「アイヌ&サー

    ミ」の名称でコンサートを開催、そし

    の経験を披露するなど、自由な雰囲気

    の中で語り合う場を設けてきました。

    また、市内のイベントに出店して、地

    域物産などの新商品開発や街の活性化

    に向けた事業を展開しています。

    東南アジアなど海外事業を実践され

    ているメンバーもおり、今後もいろい

    ろなテーマ

    を取り上げ

    て「ビジネ

    スの種」を探

    す取り組み

    を進めてい

    きます。

    (アイヌ音楽)の良さを伸ばすことを

    通じて地域を元気付け、内外の人々の

    交流など、グローバルに人とのつなが

    りを強めることを目指しています。札

    幌市が提唱する「創造都市さっぽろ」

    として、芸術文化で社会の潜在力を引

    き出そうとする取り組みの一つでも

    あります。

    また、アイヌ文化復興の拠点として

    注目されている胆振管内白老町のポロ

    トコタンとも連携しながら交流事業を

    進めています。

    勉強会や出店事業等を通じて新たな

    ビジネス機会を探ろうと市内企業経

    営者が集まり結成された「さっぽろグ

    ローバル・ビジネス・クラブ」は、今

    年で3年目を迎えます。海外でのビジ

    ネス経験から得られたノウハウや今後

    の事業展開の可能性などについて、講

    師役となるビジネスマンを招き、自ら

    て昨年「イランカラプテ」に名称を変え、

    アイヌとサーミにアボリジニのアー

    ティストを加えてのコンサートを開催

    しております。2015年もアイヌ、

    サーミ、アボ

    リジニなど独

    自の文化を際

    立たせた新た

    なアーティス

    トを掘り起し

    招請する予定

    です。

    このフェス

    ティバルは国

    際プラザや芸

    術文化、観光

    業等の関連団

    体で構成する

    実行委員会が

    主催している

    事業で、地域

    固有の文化

    “イランカラプテ”ミュージック・フェスティバル

    2015

    7月30日開催

    アイヌ、サーミ、アボリジニなどのアーティストが参加

    さっぽろグローバル・

    ビジネス・クラブ

    コンサート:

     

    7月30日(木) 

    大通公園西2丁目

     

    サッポロミュージックテント

    交流コンサート:

     

    7月31日(金) 

    ばんけいの森

    チケット販売:5月中旬から(予定)

    お問い合わせ先:実行委員会事務局

    TEL:011‐211‐3676

    勉強会(ロシア)

    アボリジニ ジュップルー&ザ・ブルダワッダサーミ スカイディ オキ&マレウレウ

    オータムフェスト 出店の様子

    コンサート会場

    企画プロジェクト

    企画事業部

    10

  • 国際プラザでは、コンベンション関連企

    業で組織するNPO法人コンベンション札幌

    ネットワークとの連携により、コンベンショ

    ンの創出、振興、発展のためのさまざまな事

    業を支援しています。

    11月19日・20日の2日間、全国商工会連合

    会の地域力活用市場獲得等支援事業の助成を

    受け、まだ大規模に流通していない北海道産

    のプレミアムな「お酒」と「おつまみ」、まだ

    知られていない道内の観光地を紹介するイベ

    ント「北海道

    大人

    のバルin東京」

    を開催しました。

    会場は東京湾に浮

    かぶクルージン

    グレストラン「シ

    ンフォニークラシ

    カ」。2日間の日程

    でバイヤー向け展

    示商談会と一般消

    費者向け展示販売

    会を行いました。

    当日は、レストラ

    ンシェフに協力を

    依頼し、実際に商

    談・販売する商品

    を立食メニューに

    取り込み、他の商談会、試食販売会とは違う

    「プレミアム」な演出で商談・販売の促進を図

    りました。2日間で通算1,200名以上の

    お客様を迎え、たくさんの方々に北海道の新

    しい魅力を紹介することができました。

    今後も、首都圏での北海道をプロモーショ

    ンする事業を検討していきます。

    石狩振興局より「石狩地域外国人旅行者受

    入環境整備事業」を受託し、10月から半年間

    9人の求職者を雇用し、石狩管内の外国人観

    光客の受け入れ環境の整備に向けた調査事業

    および人材育成事業を実施しました。観光全

    般に関する研修のかたわら、石狩管内の観光

    地を訪れて、おもてなしの現状の調査や、観

    光モデルコースづくりに取り組みました。

    また、新千歳空港での外国人客向け歓迎イ

    ベントの企画運営、観光関連企業や観光案内

    所等でのインターンシップに従事し、観光に

    かかわる多様な業

    務からおもてなし

    を学びました。

    今後、彼らのイ

    ンバウンドの現場

    での活躍が期待さ

    れます。

    国際プラザでは、日本各地でコンベ

    ンション創造に関わる産学官の人士

    や、地域を拠点としてコンベンション

    創造を進めるさまざまな組織が連携す

    る全国的な研究組織、日本コンベン

    ション研究会と協働し、全国のコンベ

    ンション関係者が意見を交換し合う場

    として、2006年より毎年、日本各

    地を巡りながら、「国際観光コンベン

    ションフォーラム」を開催しています。

    2015年は城下町風情を今も残す

    歴史のまち・金沢で、2月17日(火)、

    18日(水)の二日間にわたり同フォーラ

    ムを開催。愛知・岐阜・富山・石川を

    縦断する「ドラゴンルート(昇竜道)」

    を新たな観光ルートとして発展させる

    取り組みなど、地域の観光振興の刺

    激となるよ

    うな話題も

    含め、日本

    MICEの

    創造に向け

    て、様々な意

    見が交換さ

    れました。ま

    た、二日目

    に行われた

    エクスカー

    ションでは、

    通常少人数

    向けに実施され

    ている「金沢寿

    司づくり」や「箔

    貼体験」を特別

    に大人数向けに

    アレンジ。観光

    資源をMICE

    に活かす上で参

    考となる開催事

    例となりました。今回のフォーラムの

    参加者数は全体で110名。大好評

    だったエクスカーションにはそのう

    ち約60名が参加する賑わい振りで、観

    光のまち金沢の実力を見せつけられ

    ました。

    次回2016年は3月17日(木)、18

    日(金)の二日間にわたり、JR岡山

    駅直結の岡山コンベンションセンター

    「ママカリフォーラム」を会場に開催を

    予定しています。日本MICEの更な

    る前進のため、多くの方々の参加を期

    待します。

    NPO法人コンベンション札幌ネットワークとの連携

    外国人旅行者おもてなし人材を育成

    「石狩地域インバウンドプロジェクト」

    日本コンベンション研究会の活動

    ~国際観光コンベンションフォーラム2015in金沢報告~

    船内の様子

    新千歳空港で歓迎イベントを実施

    会場は東京湾に浮かぶクルーズ船

    岡山コンベンションセンター「ママカリフォーラム」

    箔座「ひかり蔵」での箔貼体験

    多田邦彦氏による特別講演

    北海道のお酒とおつまみを東京で紹介

    「北海道

    大人のバルin東京」の実施

    企画プロジェクト

    企画事業部

    11

  • 案内カウンター英語対応できるスタッフと外国語ボランティアが常駐し、外国籍市民向け生活・観光情報の提供を行っています。医療、住まい、日本語の勉強など、いろいろな情報の提供や専門窓口の紹介などを行っています。

    メッセージボード異文化交流の情報交換を目的とした掲示板です。自ら情報を発信したり、各種情報を得ることができます。語学の有料レッスンに関するもの、語学パートナー募集、転居セールの告知など、用途に合わせてメッセージを掲示・閲覧することができます。

    パンフレット・図書・雑誌コーナー

    観光パンフレット、新聞(ジャパンタイムス、人民日報、朝鮮日報など )、雑誌、留学情報、ボランティア情報資料、国際交流・協力資料などが閲覧できます。無料 Wi-Fi が整備されており、自習や調べものに最適な環境です。

    交流イベント・セミナーの実施

    定期的なイベントでは、フリートークを通じて異文化交流を楽しめる「レッツトーク」というプログラムが毎週開かれています。英語・中国語・ドイツ語・ロシア語・韓国語・日本語があり、参加無料・予約不要です。また、年に数回、こどものための絵本の読み聞かせや DVD 映画鑑賞会を在札幌米国総領事館とともに開催しています。その他にも、ひな祭りなど季節ごとのイベントや各種セミナーも実施しています。

    Q  どんなプログラムがあるの?

    A  家庭に宿泊するホームステイ、宿泊を伴わない家庭訪問(ホームビジット)があります。ホームステイの期間は原則、1 ~ 3 泊程度の短期間のものです。ゲストは、姉妹都市交流、学術交流などで札幌を訪れる方達です。個人旅行者の受け入れは行っていません。近年は、北海道内で学ぶ留学生のゲストを数多くご紹介しています。

    Q  どんな家が受け入れられるの?

    A  ゲストのために 1 部屋ご用意いただけて、同居のご家族全員が「ホームステイを受け入れてみたい」とお考えでしたら、どなたでも登録できます。共働きのご家庭、小さいお子さんのいるご家庭、ご夫婦だけのご家庭など、色々なご家庭が受け入れを楽しんでいます。プログラムは、ゲストの性別・年齢・言語、ペット・喫煙の有無など、ゲストとご家庭の双方のご希望を伺いながら、アレンジします。

    Q  費用はどうなるの?A  ホームステイにかかる費用(自宅での食費、水道光熱費など)は、ご家庭にご負担いただいてお

    ります。ただし、自宅外でかかる外食代、施設入場料などは、ゲストが自分で負担します。また、ご家庭には受け入れ 1 回につき 1,000 円の交通費補助があります。

    Q  どうやって登録するの?詳しく話を聞きたい!

    A  年間を通じていつでも登録できます。詳細については、下記担当までお気軽にお問い合わせください。

      多文化交流部 ホームステイ担当 011-211-2105 [email protected]

    『ホームステイボランティア登録説明会』開催ホームステイ制度について、わかりやすくご説明します。ホームステイ受け入れに役立つミニ講座も行います。ご関心のある皆様の参加をお待ちしています。平成 27 年 5 月 23 日(土)13:30 ~15:30 札幌国際プラザ交流サロンにて

    (公財)札幌国際プラザの一角にある交流サロンは、日本人と外国籍の方々が気軽に出会い、交流することを目的として設けられたスペースです。月~土(9:00~ 17:30)どなたでも自由にご利用いただけます。交流サロンの主なサービスをご紹介します。

    (公財)札幌国際プラザでは、市民レベルの国際交流を推進するために、外国から札幌を訪問する方々がボランティアの家庭に訪問・宿泊する「ホームステイ」のアレンジを行っています。ゲストと文化や習慣の違いを楽しみながら、家族ぐるみの交流をしてみませんか?

    平成27年2月末現在、札幌圏の144家庭が登録しています。

    スタッフ、外国語ボランティア一同、来館者の皆様に楽しんでいただけるようなサロンづくりに努めていますので、お近くにお越しの際は、ぜひ足をお運びください。サロンの詳しい情報はこちら http://plaza-sapporo.or.jp/citizen_j/salon/

    交流サロンのご案内

    ホームステイ・ボランティアをしてみませんか?

    E-m

    ail:[email protected]

    UR

    L:http://ww

    w.plaza-sapporo.or.jp

    札幌国際プラザ

    公益財団法人

    時計台前から

    印刷 

    ㈱プリプレス・センター

    編集・発行

    vol.812015年3月

    〒060-

    0001

    札幌市中央区北1条西3丁目

    札幌MNビル 3F

    TEL:011・211・3670

    FAX:011・211・3673