気分改善api概要 20151017(公開版)
TRANSCRIPT
気分の落ち込みから 自死する人をなくしたい
適切なタイミング適切な人 適切なアクション
苦しむ人にとって必要なことは
実は、コンピューターの ほうがずっと得意なんじゃ・・
そんなもん わかんないよ!
入力は面倒 だったけど、 気分はかなり 改善された
あるとき、 i認知療法 というアプリを 使ってみたゆがみに気づく 客観的に見つめる
ヒント!
認知行動療法は、 本当に正しい手順でないと効果がないのか?
たぶん、否
歪み 偏り 変化の可能性 客観的な状態
質問による気づき
質問に代わるもの声かけ 同調 色 音楽
その場の 気分改善は できるはず
声かけ
なんでも白か黒かで 決めつけがちなこともあんで
同調
部屋色の変化青「今、沈んでんだぁ・・」 赤が混じると「えっ、おれ怒ってる?」
音楽
適切な働きかけや応答は、たぶん、 情報のインプットに対する一定のルール、 ルールベースで作成すればいい。
Aというタイプの人間が Bというアクションをした ⇒Cという反応を5分後に返す
こういう指示を返すAPIをつくる
APIとは
他のプログラムから 機能を利用する窓口
属性1 (男性・27歳・日本人)
気分改善API
属性2 (自死潜在力レベル3)
身体状態1 (37.5℃・脈早い)
身体状態2 (硬い笑顔・動作緩慢)
感情・意思 (暖かく・励ます) 音声
(小さめ)
身体反応 (たたく/強めに触れる)
Input
Output
属性1 (男性・27歳・日本人)
気分改善API
属性2 (自死潜在力レベル3)
身体状態1 (37.5℃・脈早い)
身体状態2 (硬い笑顔・動作緩慢)
感情・意思 (暖かく・励ます) 音声
(小さめ)
身体反応 (たたく/強めに触れる)
Input
Output
いろんなものから APIを呼び出す
インプット・デバイス
・iWatch(Apple) ・JINS MEME(ジェイアイエヌ) ・Kinect(Microsoft) ・RealSense(Intel) ・ときめきセンサー(ローム) ・OKAO Vision(オムロン)
(体温の変化/姿勢の変化/表情/言葉数)
アウトプット・デバイス
・Pepper ・iWatch ・JINS MEME
・ぬいぐるみ/ペットロボット ・家電(テレビ/ライト/ポット) ・スマホ(iPhone/android) ・Twitter の bot ・
ルール性別 年齢 家族構成 身体状況 気分 アクション
(必須)アクション
1アクション
2
男性 ? ?
なし なし 死に関する発話あり
インプットにマッチした応答を返す
Input Output
スマホアプリ
気分改善API
(性別,年齢,体調,気持ち)= (MEN,27,NORMAL,nervous)
(感情,身体反応,音声) =(励ます,触れる,小さめ)
Input Output
電灯 現状より暖色系のあかりに変化
Pepper 動作をやわらかく、5分後に声かけ
個人属性と状況に対応するルール
命令
AIが利用できる環境が 整いつつある。 ルールベースだとしても、 会話する機能については、 積極的にAIを利用したい
・りんな for Business (Microsoft) ・雑談対話API (ドコモ) ・Pepper API (Aldebaran) ・ワトソン・アナリティクスAPI (IBM)
目指すところは、 寄り添う存在(?)
現在わかっている課題
・人のタイプ+状況+望ましいアクションの収集
・インプット/アウトプットの適正な数
・正しい組合せ/アクションを評価するための フィードバック
・継続するために、収益を得る方法
他にも考えるべきこと
・アクションが間違っていて、悪い結果に至った 場合の責任は?
・実験にあたらないか?(倫理的な問題)
・どこまで人ではない存在がやっていいか?
気分が沈んだとき、 適切な反応を返し、 気分をニュートラルな状態に戻したり、 沈み過ぎないようにする API
一緒にやりたい人 協力できることがある人 相談のるよ、という方
お声かけください。