powerapps をざっくりさわってみた
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PowerApps をざっくりさわってみた
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@HiroakiOikawa2016/05/07
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目次
PowerApps ってなに?
実際に試してみる
サンプルを動かしてみる
まとめ
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PowerApps ってなに?
そもそも PowerApps ってなんなのというところからはじめます。
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PowerApps とは
ビジネス上の課題解決のため、さまざまなテクノロジーやサービスをつなぎ合わせたカスタムアプリケーションを、コードを書かずに開発するための仕組み。 PowerApps によるアプリケーション開発の主な特徴
• SharePoint Online や Dynamics CRM Online など、普段利用しているクラウドサービスに蓄積されたデータをもとに、カスタムアプリケーションを開発できる。
• タブレット、スマートフォンなどのデバイスに対応したレスポンシブなカスタムアプリケーションを手軽に開発できる。
• 一切コードを書かず、既存のサービスやデータをつなぎ合わせるだけで開発できる。
• 独自の業務ロジックなどが必要な場合は、 Web API を開発者が開発し、Microsoft Flow を使って PowerApps と連携させることができる。© SharePoint Developer
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PowerApps に関する情報源
2016 年 5 月 7 日現在、日本語の公式情報は皆無。
本家のチュートリアルを見れば、 PowerApps でできることとやり方を一通り把握できます。
https://powerapps.microsoft.com/en-us/tutorials/getting-started/
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実際に試してみるPowerApps を実際に試してみたので、画面ショット付きでご紹介します。
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まずはサイトにアクセス
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https://powerapps.microsoft.com
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サインアップ、サインイン
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右上の [Sign up free] をクリックして、サインアップのプロセスを進めます。
すでにサインアップ済みの場合は、 [Sign in] をクリックします。
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サインアップ、サインイン
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サインアップの場合、メールアドレスを入力するように言われるので、組織アカウントのメールアドレスを入力して、サインアッププロセスを進めます。
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初回アクセス
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サインアッププロセスが完了すると Accept ダイアログが表示されるので、 [Accept] をクリックします。
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ホームページ
サインイン、サインアップが完了すると、 PowerApps のホームページが表示されます。
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ホームページ
ホームページはレスポンシブ対応。
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アプリのダウンロード
ホームページの右上の下矢印をクリックすると、モバイル版 PowerApps と、 PowerApps の開発ツール「 PowerApps Studio 」のダウンロードができます。
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ホームページのメニュー
ホームページ左のメニューからは、自分が利用可能なアプリの一覧や、 MS サイトのチュートリアルにアクセスできます。
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Flowsホームページ左のメニューにある [Flows] をクリックすると、 PowerApps とともに公開された「 Microsoft Flow 」の一覧にアクセスできます。
下図ではまだ何も Flow を作成していないので表示されていません。
[Create a flow] をクリックすると新たな Flow を作れます。 ( 次ページ参照)
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FlowsFlow の作成ページでは、テンプレートをもとにするか、まっさらな状態から作成するかのどちらかの方法で Flow を作成できます。
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Connectionsホームページ左のメニューにある [Connections] をクリックすると、 PowerApps と連携可能なデータソースやサービスの一覧が表示されます。
下図ではまだ何も Connection をしていないので表示されていません。
[New connection] をクリックすると新たに Connection を追加できます。 ( 次ページ参照)
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ConnectionsConnection の追加ページでは、 PowerApps に接続可能なクラウドサービスの一覧が表示されます。
この中から接続するサービスを選択します。
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ConnectionsSharePoint Online と接続する際には、以下のようなダイアログが表示され、認証を通すことで PowerApps から接続可能になります。
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Connections接続の設定が済んだサービスは一覧で確認できます。
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ConnectionsNew connection ページの [Custom] から、任意の Web API への接続設定が可能です。
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サンプルを動かしてみる
百聞は一見に如かず、手っ取り早くPowerApps を知るためにサンプルを動かしてみました。
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サンプルの一覧
ホームページには、あらかじめいくつかのサンプルが掲載されています。
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PowerApps サンプル 「 Service Desk 」ホームページにある、「 Service Desk 」というサンプルを動かしてみます。
サンプルの「 Service Desk 」をクリックすると、左図のダイアログが表示されます。
[Open for tablet] をクリックしてサンプルを起動します。
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サンプル「 Service Desk 」
タブレットに最適化されたサンプルページが表示されます。このサンプルは、サービスデスクのチケット( インシデント ) 管理のサンプルになります。
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サンプル「 Service Desk 」
右上の [+] アイコンをクリックすると新たなチケットの登録ができます。
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サンプル「 Service Desk 」
チケットの新規登録ページです。必要事項を入力し [Create ticket] をクリックするとチケットが登録されます。
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サンプル「 Service Desk 」
こんな感じで日本語もきちんと登録できます。
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サンプル「 Service Desk 」
登録したチケットの詳細ページです。更新もできます。
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サンプル「 Service Desk 」
選択肢項目の更新をすると、こんな感じで選択肢の一覧が表示されます。
選択肢に色を付けたりできるみたいですね。
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サンプル「 Service Desk 」
普通に更新できました。
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まとめ 本資料のまとめ
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まとめ
今回はホームページ周りの確認と、サンプルを少し動かしてみただけですが、 PowerApps の可能性を感じることができました。
マイクロソフトがうたい文句にしている通り、これだけのものを一切コーディングせずに実現できるようになるので、これまで以上に高度なアプリケーションを、ユーザーが自ら作成するようになる時代が確実に来ますね。※ただし、 Excel 関数を使って式を作るくらいの知識は必要です。
そんな時代に向けて、私を含め SI を生業にしている技術者は、 PowerApps から利用するための Web API 等のサービスの開発や、より高度な技術や専門性を活かした開発にシフトしていくように心がけないといけないですね。
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