非小細胞肺癌 胃癌 大腸癌 乳癌 - johas10 『 monthly vnr+cbdca療法 』 25 『...
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1 『 Biweekly PTX療法 』 21 『 ペメトレキセド療法 』 1 『 Weekly PTX療法(3投1休) 』 1 『 Weekly PTX療法 』 21 『 ニボルマブ療法 』 1 『 FOLFOX4療法 』 21 『 セツキシマブ+イリノテカン療法 』
2 『 PTX+CBDCA+ベバシズマブ療法 』 22 『 ベバシズマブ療法 』 2 『 Weekly PTX療法(12週連投) 』 2 『 Weekly イリノテカン療法 』 22 『 SOX療法 』 2 『 FOLFOX4+ベバシズマブ療法 』 22 『 パニツムマブ療法 』
3 『 PTX+CBDCA療法 』 23 『 S-1+CBDCA療法 』 3 『 FEC100療法 』 3 『 Biweekly イリノテカン療法 』 3 『 FOLFOX4+パニツムマブ療法 』 23 『 XELOX療法 』
4 『 DTX療法 』 24 『 アブラキサン療法(毎週) 』 4 『 EC療法 』 4 『 イリノテカン+CDDP療法 』 4 『 FOLFOX4+セツキシマブ療法 』 24 『 XELOX+ベバシズマブ療法 』
5 『 DTX+CDDP療法 』 25 『 アブラキサン+CBDCA療法 』 5 『 トラスツズマブ療法(3週毎) 』 5 『 S-1+CDDP療法 』 5 『 mFOLFOX6療法 』 25 『 SOX療法 』
6 『 Monthly DTX+CBDCA療法 』 26 『 ニボルマブ療法 』 6 『 DTX+CAP療法 』 6 『 S-1+少量CDDP療法(4投2休) 』 6 『 mFOLFOX6+ベバシズマブ療法 』 26 『 SOX+ベバシズマブ療法 』
7 『 Biweekly DTX+CBDCA療法 』 27 『 ラムシルマブ+DTX療法 』 7 『 ハラヴェン療法 』 7 『 S-1+少量CDDP療法(2投1休) 』 7 『 mFOLFOX6+パニツムマブ療法 』 27 『 S-1+ベバシズマブ療法 』
8 『 VNR療法 』 28 『 アテゾリズマブ療法 』 8 『 アブラキサン療法(毎週) 』 8 『 S-1+中等量CDDP療法 』 8 『 mFOLFOX6+セツキシマブ療法 』 28 『 S-1+セツキシマブ療法 』
9 『 VNR+CDDP療法 』 29 『 CDDP+ペメトレキセド+ペムブロリズマブ療法 』 9 『 アブラキサン療法(3週毎) 』 9 『 S-1+CDDP+HER療法 』 9 『 FOLFIRI療法 』 29 『 ロンサーフ+ベバシズマブ療法 』
10 『 Monthly VNR+CBDCA療法 』 30 『 CBDCA+ペメトレキセド+ペムブロリズマブ療法 』 10 『 PTX+ベバシズマブ療法 』 10 『 S-1+イリノテカン療法 』 10 『 FOLFIRI+ベバシズマブ療法 』 30 『 FOLFOXIRI+ベバシズマブ療法 』
11 『 Weekly VNR+CBDCA療法 』 31 『 CBDCA+アブラキサン+ペムブロリズマブ療法 』 11 『 PTX+HER療法 』 11 『 S-1+DTX療法 』 11 『 FOLFIRI+パニツムマブ療法 』 31 『 動注併用mFOLFOX6+ベバシズマブ療法 』
12 『 Monthly CDDP+S-1療法 』 32 『 CBDCA+PTX+ペムブロリズマブ療法 』 12 『 PTX+HER+PER療法 』 12 『 DTX療法 』 12 『 FOLFIRI+セツキシマブ療法 』 32 『 動注併用mFOLFOX6+セツキシマブ療法 』
13 『 AMR療法 』 13 『 DTX+HER+PER療法 』 13 『 OXP+HER療法 』 13 『 FOLFIRI+ラムシルマブ療法 』 33 『 動注併用FOLFIRI+ベバシズマブ療法 』
14 『 ベバシズマブ+エルロチニブ療法 』 14 『 トラスツズマブ療法(毎週) 』 14 『 SOX+HER療法 』 14 『 Weekly イリノテカン療法 』
15 『 GEM療法 』 34 『 ペメトレキセド+ペムブロリズマブ療法 』 15 『 XELOX療法 』 15 『 Biweekly イリノテカン療法 』
16 『 ペメトレキセド+CDDP+ベバシズマブ療法 』 35 『 ベバシズマブ+アテゾリズマブ療法 』 16 『 アブラキサン療法(毎週) 』 16 『 S-1+イリノテカン療法 』
17 『 ペメトレキセド+CDDP療法 』 36 『 ペムブロリズマブ療法 』 17 『 アブラキサン療法(3週毎) 』 17 『 IRIS療法 』
18 『 ペメトレキセド+ベバシズマブ療法 』 37 『 イリノテカン療法 』 18 『 ラムシルマブ単独療法 』 18 『 IRIS+ベバシズマブ療法 』
19 『 ペメトレキセド+CBDCA+ベバシズマブ療法 』 19 『 ラムシルマブ+PTX療法 』 19 『 イリノテカン+パニツムマブ療法 』
20 『 ペメトレキセド+CBDCA療法 』 20 『 ラムシルマブ+アブラキサン療法 』 20 『 セツキシマブ療法 』
1 『 CE療法 』 1 『 低用量FP+radiation療法 』 1 『 DEC療法 』 1 『 CE療法 』 1 『 GCBDCA療法 』 1 『 トーリセル療法 』 1 『 ペメトレキセド+CDDP療法 』
2 『 AMR療法 』 2 『 FP療法 』 2 『 DTX療法 』 2 『 PE療法 』 2 『 MEC療法 』 2 『 ペメトレキセド療法 』
3 『 イリノテカン療法 』 3 『 FP+radiation療法 』 3 『 カバジタキセル療法 』 3 『 IP療法 』 3 『 GC療法 』 3 『 ニボルマブ療法 』
4 『 PE療法 』 4 『 Standard FP+radiation療法 』 『 LH-RHアゴニスト療法 』 4 『 IC療法 』 4 『 GEP療法 』
5 『 IP療法 』 5 『 DTX療法 』 『 GnRHアゴニスト療法 』 5 『 TGP療法 』
6 『 Nogitecan療法 』 6 『 ペムブロリズマブ療法 』
7 『 CBDCA+ETP+アテゾリズマブ療法 』
1 『 S-1+GEM療法 』 1 『 GEMOX療法 』 1 『 LFP動注療法 』 1 『 BEP療法 』 1 『 TC療法 』 1 『 MECP療法 』
2 『 GEM療法 』 2 『 GC療法(胆道癌) 』 2 『 低用量FP療法 』 2 『 VIP療法 』 2 『 CHOP療法 』
3 『 アブラキサン+GEM療法 』 3 『 単回経カテーテル的動注化学療法 』 3 『 R-CHOP療法 』
4 『 FOLFIRINOX療法 』 4 『 ベバシズマブ+アテゾリズマブ療法 』 4 『 R-組合せ療法 』
5 『 オニバイド+5-FU/LV療法 』 5 『 リツキシマフ単独療法 』
6 『 ベンダムスチン療法 』
7 『 ベンダムスチン+リツキシマブ療法 』
非小細胞肺癌 乳癌 胃癌 大腸癌
悪性胸膜中皮腫腎細胞癌小細胞肺癌 尿路上皮癌
『 CBDCA+PTX+ベバシズマブ+アテゾリズマブ 療法 』
33
膵癌 胆管癌・胆道癌
食道癌 前立腺癌 尿路小細胞癌
4
悪性リンパ腫卵巣癌胚細胞腫肝細胞癌
1 『 Biweekly PTX療法 』 21 『 ペメトレキセド療法 』
2 『 PTX+CBDCA+ベバシズマブ療法 』 22 『 ベバシズマブ療法 』
3 『 PTX+CBDCA療法 』 23 『 S-1+CBDCA療法 』
4 『 DTX療法 』 24 『 アブラキサン療法(毎週) 』
5 『 DTX+CDDP療法 』 25 『 アブラキサン+CBDCA療法 』
6 『 Monthly DTX+CBDCA療法 』 26 『 ニボルマブ療法 』
7 『 Biweekly DTX+CBDCA療法 』 27 『 ラムシルマブ+DTX療法 』
8 『 VNR療法 』 28 『 アテゾリズマブ療法 』
9 『 VNR+CDDP療法 』 29 『 CDDP+ペメトレキセド+ペムブロリズマブ療法 』
10 『 Monthly VNR+CBDCA療法 』 30 『 CBDCA+ペメトレキセド+ペムブロリズマブ療法 』
11 『 Weekly VNR+CBDCA療法 』 31 『 CBDCA+アブラキサン+ペムブロリズマブ療法 』
12 『 Monthly CDDP+S-1療法 』 32 『 CBDCA+PTX+ペムブロリズマブ療法 』
13 『 AMR療法 』
14 『 ベバシズマブ+エルロチニブ療法 』
15 『 GEM療法 』 34 『 ペメトレキセド+ペムブロリズマブ療法 』
16 『 ペメトレキセド+CDDP+ベバシズマブ療法 』 35 『 ベバシズマブ+アテゾリズマブ療法 』
17 『 ペメトレキセド+CDDP療法 』 36 『 ペムブロリズマブ療法 』
18 『 ペメトレキセド+ベバシズマブ療法 』 37 『 イリノテカン療法 』
19 『 ペメトレキセド+CBDCA+ベバシズマブ療法 』
20 『 ペメトレキセド+CBDCA療法 』
33『 CBDCA+PTX+ベバシズマブ+アテゾリズマブ 療法 』
非小細胞肺癌
非小細胞肺-1非小細胞肺癌 『 Biweekly PTX療法 』
使用抗がん剤 : パクリタキセル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 … 15
前投薬 レスタミン錠 50㎎ 経口 パクリタキセル投与30分前 ↓ ↓
デキサメタゾン 16.5㎎
グラニセトロン 100mL
ファモチジン 20㎎
抗がん剤 パクリタキセル ※1 80㎎/㎡ Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 アルコールを含有するため、アルコール過敏の有無の確認
投与時は0.22μmのインラインフィルター、DEHPフリー器具を使用
副作用:
アナフィラキシーショック、血球減少、肝障害、腎障害、末梢神経障害、悪心・嘔吐、口内炎など
↓前投薬 Div 30分 ↓
非小細胞肺-2非小細胞肺癌 『 PTX+CBDCA+ベバシズマブ療法 』
使用抗がん剤 : パクリタキセル+カルボプラチン+ベバシズマブ(アバスチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3~4週、3~6コース施行⇒ 1日目 2 3 … 22/29
前投薬 レスタミン錠 50㎎ 経口 パクリタキセル投与30分前 ↓ ↓
デキサメタゾン 16.5㎎
ファモチジン 20㎎
グラニセトロン 100mL
抗がん剤 パクリタキセル ※1 200㎎/㎡ Div (生食500mL) 3時間 ↓ ↓
抗がん剤 カルボプラチン AUC4~6 Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
生食 50mL Div 15分 ↓ ↓
ベバシズマブ(アバスチン)
15㎎/kg Div (生食100mL) 90~30分 ※2 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 アルコールを含有するため、アルコール過敏の有無を確認
投与時は0.22μmのインラインフィルター、DEHPフリー器具を使用
※2 初回90分、忍容性確認できれば2回目60分、3回目以降30分投与可
備考1.ベバシズマブは4~6コース終了後、PDになるまで3週ごとに投与 2.悪心・嘔吐症状が強い場合には自宅でデカドロン、5-HT3拮抗薬などの制吐剤を内服
3.関節痛・筋肉痛が発現した場合には、消炎鎮痛剤、発熱した場合には解熱剤を内服
副作用:
アレルギー反応、悪心・嘔吐、白血球・好中球減少、脱毛、口内炎、一過性の筋肉痛、末梢神経障害、肝機能障害、関節痛・筋肉痛、
爪の変化、骨髄抑制、下痢、高血圧、出血、血栓・塞栓、創傷治癒遅延、消化管穿孔など
↓前投薬 Div 30分 ↓
非小細胞肺-3非小細胞肺癌
使用抗がん剤 : パクリタキセル+カルボプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3~4週、3~6コース施行⇒ 1日目 2 3 … 22/29
前投薬 レスタミン錠 50㎎ 経口 パクリタキセル投与30分前 ↓ ↓
デキサメタゾン 16.5㎎
ファモチジン 20㎎
グラニセトロン 100mL
抗がん剤 パクリタキセル ※1 200㎎/㎡ Div (生食500mL) 3時間 ↓ ↓
生食 250mL Div 1時間 ↓ ↓
抗がん剤 カルボプラチン AUC4~6 Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 アルコールを含有するため、アルコール過敏の有無を確認
投与時は0.22μmのインラインフィルター、DEHPフリー器具を使用
備考1.悪心・嘔吐症状が強い場合には自宅でデカドロン、5-HT3拮抗薬などの制吐剤を内服
2.関節痛・筋肉痛が発現した場合には、消炎鎮痛剤、発熱した場合には解熱剤を内服
副作用:
アレルギー反応、悪心・嘔吐、白血球・好中球減少、脱毛、口内炎、一過性の筋肉痛、末梢神経障害、肝機能障害、関節痛・筋肉痛、
爪の変化、骨髄抑制、下痢など
↓
『 PTX+CBDCA療法 』
前投薬 Div 30分 ↓
非小細胞肺-4非小細胞肺癌 ※既化学療法例 『 DTX療法 』
使用抗がん剤 : ドセタキセル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週 ※1⇒ 1日目 … 22
デキサメタゾン 6.6㎎
グラニセトロン 100mL
生食 100mL Div 30分 ↓ ↓
抗がん剤 ドセタキセル ※2 60㎎/㎡ Div(生食250mL) 1時間※初めの10分間は125mL/hrで
↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 病態の進行を認めるまで施行
DTX長期投与(累積投与量として400mg/㎡以上)で浮腫・体液貯留の発現率が高くなる
アルコール過敏の場合は先発品を使用
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、アナフィラキシー、口内炎、末梢浮腫、胸水貯留、末梢神経障害など
↓
※2 過敏性反応(アナフィラキシー)はDTXの投与数分以内に生じる事がある 重篤な場合はDTXの投与を即座に中止し、救命に努める 予防的にステロイド、抗ヒスタミン剤などを用いることもある
前投薬 Div 30分 ↓
非小細胞肺-5Ⅳ期 非小細胞肺癌 『 DTX+CDDP療法 』
使用抗がん剤 : ドセタキセル+シスプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3~4週、2~4コース施行⇒ 1日目 … 22/29
生食 …① 500mL Div 2時間 ↓ ↓
前投薬 ※1 デキサメタゾン 13.2㎎Div
(側管) ①と同時に(生食100mL) 30分 次の30分は上記輸液をそのまま滴下
↓ ↓
抗がん剤 ドセタキセル ※2 60~70㎎/㎡Div
(側管) ①の1時間後 側管より(5%ブドウ糖250mL) 1時間
↓ ↓
生食 …② 500mL Div 2時間 ↓ ↓
アロキシ 0.75㎎Div
(側管) ②の1時間後(生食100mL) 30分
↓ ↓
抗がん剤 シスプラチン ※3 80㎎/㎡ Div (生食 400mL) 2時間 ↓ ↓
生食 …③ 500mL Div 2時間 ↓ ↓
マンニットールS 200mLDiv
(側管) ③の1時間後、側管より4時間 ↓ ↓
生食 …④ 500mL Div ③の続き、2時間 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 前投薬は内服アプレピタントまたは点滴ホスアプレピタントの投与も推奨されている
※2 過敏性反応(アナフィラキシー)はDTXの投与数分以内に生じる事がある
重篤な場合はDTXの投与を即座に中止し、救命に努める。予防的にステロイド、抗ヒスタミン剤などを用いることもある
アルコール過敏の場合は先発品を使用
※3 シスプラチン投与日は1日尿量を3000mL以上確保すること。翌日以降も1日1500mL以上の尿量を確保することが望ましい
day2~5は適宜輸液や制吐剤を投与
備考:長期投与(累積投与量として400mg/㎡以上)で浮腫・体液貯留の発現率が高くなる
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、アナフィラキシー、口内炎、末梢浮腫、胸水貯留、末梢神経障害、腎障害、聴力障害など
非小細胞肺-6非小細胞肺癌 『 Monthly DTX+CBDCA療法 』
使用抗がん剤 : パクリタキセル+カルボプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3~4週、4コース施行⇒ 1日目 2 3 … 22/29
ベース 生食 100mL Div 30分 ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6㎎
グラニセトロン 100mL
抗がん剤 ドセタキセル ※1 60~70㎎/㎡ Div(5%ブドウ糖250mL) 1時間 ※初めの10分間は125mL/hrで
↓ ↓
抗がん剤 カルボプラチン AUC4~6 Div (生食250mL) 1時間 ※2 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 過敏性反応(アナフィラキシー)はDTXの投与数分以内に生じる事がある
重篤な場合はDTXの投与を即座に中止し、救命に努める。予防的にステロイド、抗ヒスタミン剤などを用いることもある
アルコール過敏の場合は先発品を使用
※2 生食500mLの場合は2時間で投与
備考:DTX長期投与(累積投与量として400mg/㎡以上)で浮腫・体液貯留の発現率が高くなる
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、アナフィラキシー、口内炎、末梢浮腫、胸水貯留、末梢神経障害など
↓前投薬 Div 30分 ↓
非小細胞肺-7非小細胞肺癌 『 Biweekly DTX+CBDCA療法 』
使用抗がん剤 : パクリタキセル+カルボプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 … 15
ベース 生食 100mL Div 30分 ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6㎎
グラニセトロン 100mL
抗がん剤 ドセタキセル ※1 60~70㎎/㎡ Div(5%ブドウ糖250mL) 1時間※初めの10分間は125mL/hrで
↓ ↓
抗がん剤 カルボプラチン AUC3~6 Div (生食250mL) 1時間 ※2 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 過敏性反応(アナフィラキシー)はDTXの投与数分以内に生じる事がある
重篤な場合はDTXの投与を即座に中止し、救命に努める。予防的にステロイド、抗ヒスタミン剤などを用いることもある
アルコール過敏の場合は先発品を使用
※2 生食500mLの場合は2時間で投与
備考:DTX長期投与(累積投与量として400mg/㎡以上)で浮腫・体液貯留の発現率が高くなる
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、アナフィラキシー、口内炎、末梢浮腫、胸水貯留、末梢神経障害など
↓前投薬 Div 30分 ↓
非小細胞肺-8非小細胞肺癌 ※高齢者 『 VNR療法 』
使用抗がん剤 :ナベルビン(ビノレルビン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週、4コース以上施行⇒ 1日目 … 8 … 22
生食 50mL Div 5分 ↓ ↓ ↓
抗がん剤 ナベルビン 25㎎/㎡Div
(側管)上記側管より(生食50mL) 約5分 ※1
↓ ↓ ↓
生食 250mL Div 30分 ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓
※1 投与後、血管外漏出がないか確認すること
2.好中球減少が最も重要な毒性。grade3/4が25%に起こるが、G-CSFの投与により速やかに回復する
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、末梢神経障害、便秘・イレウス、間質性肺炎、血管痛、SIADHなど
備考1.他の治療法と比べ注意を要する有害事象はナベルビンによる血管炎である 血管炎発症予防のために、比較的大きな静脈に留置針を穿刺し、確実な静脈確保を確認する
非小細胞肺-9Ⅳ期 非小細胞肺癌 『 VNR+CDDP療法 』
使用抗がん剤 :ナベルビン(ビノレルビン)+シスプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3~4週⇒ 1日目 2 3 4 5 … 8 … 22/29
デキサメタゾン 6.6~13.2㎎ 13.2㎎ 6.6 6.6 6.6 6.6 6.6 13.2
アロキシ 0.75㎎ ↓ ↓
抗がん剤 ナベルビン 25㎎/㎡Div
(側管) 上記側管より(生食50mL) 6分 ※2
↓ ↓ ↓
生食 1L Div 4時間 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 シスプラチン ※3 80㎎/㎡ Div (生食400mL) 2時間 ↓ ↓
生食 1L Div 4時間 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
マンニットールS 200mLDiv
(側管) 上記1時間後側管より 4時間 ↓ ↓
生食 250mL Div 30分 ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓
※1 前投薬は内服アプレピタントまたは点滴ホスアプレピタントの投与も推奨されている
※2 投与後、血管外漏出がないか確認すること
※3 シスプラチン投与日は1日尿量を3000mL以上確保すること。翌日以降も1日1500mL以上の尿量を確保することが望ましい
2.ナベルビンは好中球減少が最も重要な毒性。grade3/4が25%に起こるが、G-CSFの投与により速やかに回復する
副作用:
骨髄抑制、腎障害、聴力障害、末梢神経障害、悪心・嘔吐、便秘・イレウス、間質性肺炎、血管痛、SIADHなど
備考1.他の治療法と比べ注意を要する有害事象はナベルビンによる血管炎である 血管炎発症予防のために、比較的大きな静脈に留置針を穿刺し、確実な静脈確保を確認する
前投薬 ※1 (生食100mL) 30分Div
非小細胞肺-10非小細胞肺癌 『 Monthly VNR+CBDCA療法 』
使用抗がん剤 :ナベルビン(ビノレルビン)+カルボプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3~4週⇒ 1日目 … 8 … 22/29
デキサメタゾン 6.6㎎
グラニセトロン 100mL
抗がん剤 ナベルビン 20~25㎎/㎡Div
(側管) 上記側管より(生食50mL) 6分 ※1
↓ ↓ ↓
生食 250mL Div 1時間 ↓ ↓ ↓
抗がん剤 カルボプラチン AUC4~6 Div (生食500mL) 2時間 ※2 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓
※1 投与後、血管外漏出がないか確認すること
※2 少ない時は生食250mL 1時間で投与
2.ナベルビンは好中球減少が最も重要な毒性。grade3/4が25%に起こるが、G-CSFの投与により速やかに回復する
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、末梢神経障害、便秘・イレウス、間質性肺炎、血管痛、SIADHなど
↓ ↓
備考1.他の治療法と比べ注意を要する有害事象はナベルビンによる血管炎である 血管炎発症予防のために、比較的大きな静脈に留置針を穿刺し、確実な静脈確保を確認する
前投薬 Div (生食100mL) 30分 ↓
非小細胞肺-11非小細胞肺癌 『 Weekly VNR+CBDCA療法 』
使用抗がん剤 :ナベルビン(ビノレルビン)+カルボプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 8 … 29
デキサメタゾン 6.6㎎
グラニセトロン 100mL
抗がん剤 ナベルビン 20~25㎎/㎡Div
(側管) 上記側管より(生食50mL) 6分 ※1
↓ ↓ ↓
生食 100mL Div 10分 ↓ ↓ ↓
抗がん剤 カルボプラチン AUC2~3 Div (生食500mL) 2時間 ※2 ↓↓
(※3)↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓
※1 投与後、血管外漏出がないか確認すること
※2 少ない時は生食250mL 1時間で投与
※3 day8のカルボプラチンは検査の結果により投与しないこともある
2.ナベルビンは好中球減少が最も重要な毒性。grade3/4が25%に起こるが、G-CSFの投与により速やかに回復する
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、末梢神経障害、便秘・イレウス、間質性肺炎、血管痛、SIADHなど
↓ ↓
備考1.他の治療法と比べ注意を要する有害事象はナベルビンによる血管炎である 血管炎発症予防のために、比較的大きな静脈に留置針を穿刺し、確実な静脈確保を確認する
前投薬 Div 30分 ↓
非小細胞肺-12非小細胞肺癌 『 Monthly CDDP+S-1療法 』
使用抗がん剤 :シスプラチン+S-1
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3~4週⇒ 1日目 2 3 … 14 … 22/29
抗がん剤 S-1 ★ 経口 1日2回分割 2週内服、1~2週休薬
→ → → → → →
125㎎ 抗がん剤投与60~90分前 ↓ ↓
80㎎ 朝食後 ↓ ↓
KCL 10mL
硫酸Mg 8mL
ハイドレーション KCL 10mL Div (生食500mL+5%ブドウ糖500mL) 2時間 ↓ ↓ ↓
アロキシ 0.75㎎ ↓ ↓
デキサメタゾン 3.3~6.6㎎ 6.6㎎ 3.3 3.3 6.6
抗がん剤 シスプラチン 60㎎/㎡ Div (生食400mL) 2時間 ※2 ↓ ↓
マンニットールS 200mL Div 30分 ↓ ↓
ハイドレーション KCL 10mL Div (生食500mL+5%ブドウ糖500mL) 2時間 ↓ ↓
KCL 10mL
フロセミド 1mL
★S-1の1日投与量(基準量)
1.25㎡未満:80㎎
1.25~1.5㎡未満:100㎎
1.5㎡以上:120㎎
※1 イメンドは必要あれば5日目まで継続可
※2 シスプラチン投与日は1日尿量を3000mL以上確保すること。翌日以降も1日1500mL以上の尿量を確保することが望ましい
十分な尿量を確保できるように、比較的大量の補液を併用
心不全に陥らないように、水分のIn-Outバランスや体重をモニター
副作用:
嘔気、食欲不振、脱毛、粘膜障害、うつ病、急性腎不全、骨髄抑制、アナフィラキシーショック、聴力低下など
前投薬
ハイドレーション Div (生食500mL+5%ブドウ糖500mL) 2時間 ↓ ↓
Div (生食100mL) 30分
患者の状態により適宜増減。増減量の段階を40㎎、50mg、60mg、75㎎/回とする。増量は本剤の投与によると判断される臨床検査値異常及び消化器症状が発現せず、安全性に問題がなく、増量できると判断される場合に初回基準量から一段階までとし、75㎎/回を限度とする。また、減量は通常一段階ずつ行い、最低投与量は40㎎/回とする。
(生食500mL+5%ブドウ糖500mL) 3時間ハイドレーション Div
前投薬 イメンドカプセル ※1 経口
↓ ↓
非小細胞肺-13非小細胞肺癌 『 AMR療法 』
使用抗がん剤 :カルセド(アムルビシン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3~4週⇒ 1日目 2 3 … 22/29
デキサメタゾン 6.6㎎
グラニセトロン 100mL
生食 100mL Div 30分 ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 カルセド 45㎎/㎡ ※1iv
(側管) 上記側管より(生食20mL) 約5分 ※2
↓ ↓ ↓ ↓
※1 カルセドの投与量は患者の状態・骨髄抑制の程度に応じて決める
※2 血管外漏出に注意
備考:溶解後の安定性
5℃…24時間
25℃…3時間
30℃…1.5時間
副作用:
骨髄抑制、心筋障害(積算毒性)など
↓ ↓前投薬 Div 30分 ↓ ↓
非小細胞肺-14非小細胞肺癌 『 ベバシズマブ+エルロチニブ療法 』
使用抗がん剤 :ベバシズマブ(アバスチン)+タルセバ(エルロチニブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 22
抗がん剤 タルセバ 150㎎/body 経口 1日1回空腹時 連日服用 ※1 → → →
ベバシズマブ(アバスチン)
15㎎/kg Div (生食100mL) 90~30分 ※2 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 食事の1時間以上前または食後2時間以上あけて服用
※2 初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可能
副作用:
出血、血栓、下痢、高血圧、蛋白尿、皮疹、間質性肺炎、頭痛など
非小細胞肺-15非小細胞肺癌 『 GEM療法 』
使用抗がん剤 :ゲムシタビン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 29
前投薬 グラニセトロン 100mL Div 30分 ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 ゲムシタビン 1000㎎/㎡ Div (生食100mL) 30分 ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
備考:放射線同時併用は禁忌
副作用:
血球減少、脱毛、悪心・嘔吐、食欲不振、間質性肺炎、臓器毒性、アナフィラキシーなど
非小細胞肺-16非小細胞肺癌 『 ペメトレキセド+CDDP+ベバシズマブ療法 』
使用抗がん剤 :アリムタ(ペメトレキセド)+シスプラチン+ベバシズマブ(アバスチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3~4週⇒ 1日目 2 3 4 5 … 22/29
125㎎ 抗がん剤投与60~90分前 ↓ ↓
80㎎ 朝食後 ↓ ↓
KCL 10mL
硫酸Mg 8mL
デキサメタゾン 3.3~6.6㎎ 6.6㎎ 3.3 3.3 3.3 3.3 6.6
アロキシ 0.75㎎ ↓ ↓
抗がん剤 アリムタ 500~525㎎/㎡ Div (生食100mL) 10分 ↓ ↓
マンニットールS 200mL Div 30分 ↓ ↓
抗がん剤 シスプラチン ※3 75~80㎎/㎡ Div (生食400mL) 2時間 ↓ ↓
ハイドレーション KCL 10mL Div (生食500mL+5%ブドウ糖500mL) 2時間 ↓ ↓
ベバシズマブ(アバスチン)
15㎎/㎏ Div (生食100mL) 90~30分 ※4 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
KCL 10mL
フロセミド 1mL
※1 イメンドは必要あれば5日目まで継続可
※2 2日目・3日目は2時間で投与
※3 シスプラチン投与日は1日尿量を3000mL以上確保すること。翌日以降も1日1500mL以上の尿量を確保することが望ましい
※4 初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可能
備考:ペメトレキセド投与前に前投薬が必要
・投与開始7日以上前にメチコバール2A筋注、以降投与最終22日後まで9週ごとに1回投与
・投与開始7日以上前から1日1回パンビタン1g内服、投与最終22日後まで続ける
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、脱毛、間質性肺炎、皮疹、倦怠感、脱水、腎不全、高血圧など
前投薬 (生食100mL) 30分
↓ ↓ ↓
Div
↓ハイドレーション Div (生食500mL+5%ブドウ糖500mL) 2時間 ↓
前投薬
ハイドレーション Div(生食500mL+5%ブドウ糖500mL) 3時間※2
↓
イメンドカプセル ※1 経口
非小細胞肺-17非小細胞肺癌 『 ペメトレキセド+CDDP療法 』
使用抗がん剤 :アリムタ(ペメトレキセド)+シスプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週、4コース施行⇒ 1日目 2 3 4 5 … 22
125㎎ 抗がん剤投与60~90分前 ↓ ↓
80㎎ 朝食後 ↓ ↓
生食 …① 1L Div 4時間 ↓ ↓
ソルアセトF 1L Div 4時間 ↓ ↓ ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6~9.9㎎ 9.9㎎ 6.6 6.6 6.6 6.6 9.9
アロキシ 0.75㎎ ↓ ↓
抗がん剤 アリムタ 500~525㎎/㎡ Div ①開始3時間20分後に側管より(生食100mL) 10分
↓ ↓
抗がん剤 シスプラチン ※2 75~80㎎/㎡ Div (生食400mL) 2時間 ↓ ↓
ソルアセトF 500mL Div 2時間 ↓
マンニットール 200mL Div 4時間 ↓ ↓
ソルアセトF 1L Div 4時間 ↓
※1 イメンドは必要あれば5日目まで継続可
※2 シスプラチン投与日は1日尿量を3000mL以上確保すること。翌日以降も1日1500mL以上の尿量を確保することが望ましい
心不全に陥らないように、水分のIn-Outバランスや体重をモニター
備考:ペメトレキセド投与前に前投薬が必要
・投与開始7日以上前にメチコバール2A筋注、以降投与最終22日後まで9週ごとに1回投与
・投与開始7日以上前から1日1回パンビタン1g内服、投与最終22日後まで続ける
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、脱毛、間質性肺炎、皮疹、倦怠感、脱水、腎不全、高血圧など
①開始と同時に側管より(生食100mL) 30分
前投薬 イメンドカプセル ※1 経口
前投薬Div
(側管)
非小細胞肺-18非小細胞肺癌 『 ペメトレキセド+ベバシズマブ療法 』(維持療法)
使用抗がん剤 :アリムタ(ペメトレキセド)+ベバシズマブ
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週、効果ある限り投与⇒ 1日目 … 22
デキサメタゾン 6.6㎎
グラニセトロン 100mL
抗がん剤 アリムタ 500~525㎎/㎡ Div (生食100mL) 10分 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div 30分 ↓ ↓
ベバシズマブ(アバスチン)
15㎎/㎏ Div (生食100mL) 90~30分 ※1 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可
備考:ペメトレキセド投与前に前投薬が必要
・投与開始7日以上前にメチコバール2A筋注、以降投与最終22日後まで9週ごとに1回投与
・投与開始7日以上前から1日1回パンビタン1g内服、投与最終22日後まで続ける
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、脱毛、間質性肺炎、皮疹、倦怠感、脱水、腎不全、高血圧など
前投薬 Div 30分 ↓ ↓
非小細胞肺-19非小細胞肺癌 『 ペメトレキセド+CBDCA+ベバシズマブ療法 』
使用抗がん剤 :アリムタ(ペメトレキセド)+カルボプラチン+ベバシズマブ(アバスチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3~4週、4コース施行⇒ 1日目 … 22/29
デキサメタゾン 6.6㎎
アロキシ 0.75㎎
抗がん剤 アリムタ 500㎎/㎡ Div (生食100mL) 10分 ↓ ↓
生食 50mL Div 30分 ↓ ↓
抗がん剤 カルボプラチン AUC6 Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ベバシズマブ(アバスチン)
15㎎/㎏ Div (生食100mL) 90~30分 ※1 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降は30分に短縮可
※2 投与後、血管外漏出がないか確認すること
備考:ペメトレキセド投与前に前投薬が必要
・投与開始7日以上前にメチコバール2A筋注、以降投与最終22日後まで9週ごとに1回投与
・投与開始7日以上前から1日1回パンビタン1g内服、投与最終22日後まで続ける
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、間質性肺炎、皮疹、倦怠感、腎不全、末梢神経障害、肺出血、高血圧など
↓前投薬 Div (生食100mL) 30分 ↓
非小細胞肺-20非小細胞肺癌 『 ペメトレキセド+CBDCA療法 』
使用抗がん剤 :アリムタ(ペメトレキセド)+カルボプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週、4~6コース施行⇒ 1日目 … 22
前投薬 デキサメタゾン 6.6㎎ Div (生食100mL) 30分 ↓ ↓
抗がん剤 アリムタ 500~525㎎/㎡ Div (生食100mL) 10分 ※1 ↓ ↓
生食 50mL Div 30分 ↓ ↓
抗がん剤 カルボプラチン AUC6 Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 投与後、血管外漏出がないか確認すること
備考:ペメトレキセド投与前に前投薬が必要
・投与開始7日以上前にメチコバール2A筋注、以降投与最終22日後まで9週ごとに1回投与
・投与開始7日以上前から1日1回パンビタン1g内服、投与最終22日後まで続ける
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、間質性肺炎、皮疹、倦怠感、腎不全、末梢神経障害、肺出血、高血圧など
非小細胞肺-21非小細胞肺癌 『 ペメトレキセド療法 』
使用抗がん剤 : アリムタ(ペメトレキセド)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週、4コース施行⇒ 1日目 … 22
デキサメタゾン 9.9㎎
グラニセトロン 100mL
抗がん剤 アリムタ 500~525㎎/㎡ Div (生食100mL) 10分 ※1 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 投与後、血管外漏出がないか確認すること
備考:ペメトレキセド投与前に前投薬が必要
・投与開始7日以上前にメチコバール2A筋注、以降投与最終22日後まで9週ごとに1回投与
・投与開始7日以上前から1日1回パンビタン1g内服、投与最終22日後まで続ける
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、脱毛、間質性肺炎、皮疹、倦怠感、脱水、腎不全、高血圧など
↓前投薬 Div 30分 ↓
非小細胞肺-22非小細胞肺癌 『 ベバシズマブ療法 』(維持療法)
使用抗がん剤 :ベバシズマブ(アバスチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3~4週、効果ある限り投与⇒ 1日目 … 22/29
ベバシズマブ(アバスチン)
15㎎/㎏ Div (生食100mL) 90~30分 ※1 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可能
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、脱毛、間質性肺炎、皮疹、倦怠感、脱水、腎不全、高血圧など
非小細胞肺-23非小細胞肺癌 『 S-1+CBDCA療法 』
使用抗がん剤 :S-1+カルボプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3~4週、4~6コース施行⇒ 1日目 2 … 14 … 22/29
抗がん剤 S-1 ★ 経口 1日2回分割 2週内服、1~2週休薬
→ → → → →
アロキシ 0.75㎎
デキサメタゾン 6.6㎎
抗がん剤 カルボプラチン AUC5~6 Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
生食 100mL Div 15分 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
★S-1の1日投与量(基準量)
1.25㎡未満:80㎎
1.25~1.5㎡未満:100㎎
1.5㎡以上:120㎎
副作用:
骨髄抑制、発熱性好中球減少、悪心・嘔吐、下痢、末梢神経障害、関節痛、脱毛など
前投薬 Div (生食50mL) 15分 ↓
患者の状態により適宜増減。増減量の段階を40㎎、50mg、60mg、75㎎/回とする。増量は本剤の投与によると判断される臨床検査値異常及び消化器症状が発現せず、安全性に問題がなく、増量できると判断される場合に初回基準量から一段階までとし、75㎎/回を限度とする。また、減量は通常一段階ずつ行い、最低投与量は40㎎/回とする。
↓
非小細胞肺-24非小細胞肺癌 『 アブラキサン療法(毎週) 』
使用抗がん剤 :アブラキサン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 29
前投薬 デキサメタゾン 3.3㎎ Div (生食50mL) 30分 ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 アブラキサン ※1 125㎎/㎡ Div (生食100mL ※必要量のみ) 30分 ※2 ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓
※1 アブラキサン(アルブミン懸濁型パクリタキセル)は特定生物由来製品に該当
※2 100㎎以下の場合はシリンジポンプに充填。ただしポートに限る
投与時はインラインフィルター使用不可
副作用:
好中球減少、リンパ球減少、ヘモグロビン減少、倦怠感、末梢神経障害、嘔気、下痢、便秘、食思不振など
非小細胞肺-25非小細胞肺癌 『 アブラキサン+CBDCA療法 』
使用抗がん剤 :アブラキサン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 29
生食 50mL Div 5分 ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 アブラキサン ※1 100㎎/㎡ Div (生食50mL ※必要量のみ) 30分 ※2 ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6㎎
アロキシ 0.75㎎
抗がん剤 カルボプラチン AUC6 Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
※1 アブラキサン(アルブミン懸濁型パクリタキセル)は特定生物由来製品に該当
※2 100㎎以下の場合はシリンジポンプに充填。ただしポートに限る
投与時はインラインフィルター使用不可
副作用:
好中球減少、リンパ球減少、ヘモグロビン減少、倦怠感、末梢神経障害、嘔気、筋肉痛、食思不振など
前投薬 Div (生食50mL) 30分 ↓ ↓
非小細胞肺-26非小細胞肺癌 『 ニボルマブ療法 』
使用抗がん剤 : オプジーボ(ニボルマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 … 15
プライミング及びフラッシュ
生食 50mL
Div ↓ ↓
オプジーボ 240㎎/Body Div (生食100mL) 1時間 ※1 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 投与時はインラインフィルター使用
副作用:
インフュージョンリアクション、間質性肺炎、自己免疫疾患など
非小細胞肺-27非小細胞肺癌 『 ラムシルマブ+ドセタキセル療法 』
使用抗がん剤 : サイラムザ(ラムシルマブ)+ドセタキセル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 2 … 22
ポララミン 5㎎
アロキシ 0.75㎎
デキサメタゾン 6.6㎎
サイラムザ 10㎎/㎏ Div (生食 総量250mL) 1時間 ※2 ↓ ↓
経過観察 生食 100mL Div 1時間 ※3 ↓ ↓
抗がん剤 ドセタキセル ※1 60㎎/㎡ Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
G-CSF ジーラスタ 3.6㎎ 皮下注 (↓)
重篤な場合はDTXの投与を即座に中止し、救命に努める。予防的にステロイド、抗ヒスタミン剤などを用いることもある
アルコール過敏の場合は先発品を使用
※2 グレード1又は2のインフュージョンリアクション発現時は投与速度を50%減速
蛋白尿があらわれた場合は程度に応じて減量などを考慮
投与時は0.22μmのインラインフィルター使用
※3 3コース目以降フラッシュとして全開可
備考:DTX長期投与(累積投与量として400mg/㎡以上)で浮腫・体液貯留の発現率が高くなる
副作用:
FN(ジーラスタ使用も考慮)、動脈・静脈血栓塞栓症、インフュージョンリアクション、消化管穿孔、出血、高血圧、蛋白尿、
創傷治癒障害、アナフィラキシーショック、血球減少、肝障害、腎障害、末梢神経障害、悪心・嘔吐、口内炎など
↓
※1 過敏性反応(アナフィラキシー)はDTXの投与数分以内に生じる事がある
前投薬 Div (生食100mL) 30分 ↓
非小細胞肺-28非小細胞肺癌
使用抗がん剤 : テセントリク(アテゾリズマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 22
プライミング及びフラッシュ
生食 50mL
Div ↓ ↓
テセントリク 1200㎎/Body Div (生食250mL) 60~30分 ※1 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 初回は60分で投与、忍容性良ければ30分へ短縮可
投与時はインラインフィルター使用
副作用:
肝・腎機能障害、甲状腺機能障害、大腸炎、下痢、間質性肺炎、ブドウ膜炎、膵炎、インフュージョンリアクション、1型糖尿病、
皮膚障害、皮膚障害、脳炎、内分泌障害など
『 アテゾリズマブ療法 』
非小細胞肺-29非小細胞肺癌 『 CDDP+ペメトレキセド+ペムブロリズマブ療法 』
使用抗がん剤 : シスプラチン+アリムタ(ペメトレキセド)+キイトルーダ(ペムブロリズマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 2 3 … 22
125㎎ 抗がん剤投与60~90分前 ↓ ↓
80㎎ 朝食後 ↓ ↓
プライミング 生食 50mL Div ↓ ↓
キイトルーダ 200㎎/Body Div (生食100mL) 30分 ※2 ↓ ↓
アロキシ 0.75㎎ ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6~9.9㎎ 9.9㎎ 6.6 6.6 9.9
抗がん剤 アリムタ 500㎎/㎡ Div (生食100mL) 10分 ↓ ↓
KCL 10mL
硫酸Mg 8mL
マンニットールS 200mL Div 30分 ↓ ↓
抗がん剤 シスプラチン ※3 75㎎/㎡ Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
ハイドレーション KCL 10mL Div (生食500mL+5%ブドウ糖500mL) 2時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
※1 イメンドは必要あれば5日目まで継続可※2 投与時はインラインフィルター使用※3 シスプラチン投与日は1日尿量を3000mL以上確保すること。翌日以降も1日1500mL以上の尿量を確保することが望ましい 心不全に陥らないように、水分のIn-Outバランスや体重をモニター
備考:ペメトレキセド投与前に前投薬が必要 ・投与開始7日以上前にメチコバール2A筋注、以降投与最終22日後まで9週ごとに1回投与 ・投与開始7日以上前から1日1回パンビタン1g内服、投与最終22日後まで続ける
副作用: 骨髄抑制、嘔気・嘔吐、倦怠感、便通異常、インフュージョンリアクション、間質性肺炎、肝機能障害、1型糖尿病、副腎機能障害、重症筋無力症など
↓ ↓
前投薬 イメンドカプセル ※1 経口
ハイドレーション
Div (生食100mL) 30分前投薬
Div (生食500mL+5%ブドウ糖500mL) 3時間
非小細胞肺-30非小細胞肺癌 『 CBDCA+ペメトレキセド+ペムブロリズマブ療法 』
使用抗がん剤 : カルボプラチン+アリムタ(ペメトレキセド)+キイトルーダ(ペムブロリズマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 22
プライミング 生食 50mL Div 10分 ↓ ↓
キイトルーダ 200㎎/Body Div (生食100mL) 30分 ※1 ↓ ↓
アロキシ 0.75㎎
デキサメタゾン 6.6㎎
抗がん剤 アリムタ 500㎎/㎡ Div (生食100mL) 10分 ↓ ↓
抗がん剤 カルボプラチン AUC5 Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 投与時はインラインフィルター使用
備考:ペメトレキセド投与前に前投薬必要
・投与開始7日以上前にメチコバール2A筋注、以降投与最終22日後まで9週ごとに1回投与
・投与開始7日以上前から1日1回パンビタン1g内服、投与最終22日後まで続ける
副作用:
骨髄抑制、嘔気・嘔吐、皮疹、倦怠感、便通異常、インフュージョンリアクション、間質性肺炎、肝機能障害、1型糖尿病、
甲状腺機能障害、重症筋無力症など
↓前投薬 Div (生食100mL) 30分 ↓
非小細胞肺-31非小細胞肺癌
使用抗がん剤 : カルボプラチン+アブラキサン+キイトルーダ(ペムブロリズマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 22
プライミング 生食 50mL Div ↓ ↓
キイトルーダ 200㎎/Body Div (生食100mL) 30分 ※1 ↓ ↓
アロキシ 0.75㎎ ↓ ↓
デキサメタゾン 3.3~6.6㎎ 6.6㎎ 3.3 3.3 6.6
抗がん剤 アブラキサン ※2 100㎎/㎡ Div (生食50mL ※必要量のみ) 30分 ※3 ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 カルボプラチン AUC5 Div (5%ブドウ糖250mL) 1時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
※1 投与時はインラインフィルター使用
※2 アブラキサン(アルブミン懸濁型パクリタキセル)は特定生物由来製品に該当
※3 100㎎以下の場合はシリンジポンプに充填。ただしポートに限る
投与時はインラインフィルター使用不可
副作用:
骨髄抑制、アレルギー、末梢神経障害、関節痛、脱毛、嘔気・嘔吐、インフュージョンリアクション、間質性肺炎、肝機能障害、1型糖尿病、甲状腺機能障害、
下痢など
『 CBDCA+アブラキサン+ペムブロリズマブ療法 』
Div (生食100mL) 30分前投薬
非小細胞肺-32非小細胞肺癌 『 CBDCA+PTX+ペムブロリズマブ療法 』
使用抗がん剤 : カルボプラチン+パクリタキセル+キイトルーダ(ペムブロリズマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 22
前投薬 レスタミン錠 50㎎ 経口 パクリタキセル投与30分前 ↓ ↓
プライミング 生食 50mL ↓ ↓
キイトルーダ 200㎎/Body Div (生食100mL) 30分 ※1 ↓ ↓
アロキシ 0.75㎎
ファモチジン 20㎎
デキサメタゾン 16.5㎎
抗がん剤 パクリタキセル ※2 200㎎/㎡ Div (生食500mL) 3時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL ↓
抗がん剤 カルボプラチン AUC5 Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 投与時はインラインフィルターを使用
※2 アルコールを含有するため、アルコール過敏の有無を確認
投与時は0.22μmのインラインフィルター、DEHPフリー器具の使用
備考1.悪心・嘔吐症状が強い場合には自宅でデカドロン、5-HT3拮抗薬などの制吐剤を内服
2.関節痛・筋肉痛が発現した場合には、消炎鎮痛剤、発熱した場合には解熱剤を内服
副作用:
骨髄抑制、アレルギー、末梢神経障害、関節痛、脱毛、嘔気・嘔吐、インフュージョンリアクション、間質性肺炎、肝機能障害、
1型糖尿病、甲状腺機能障害、下痢など
↓前投薬 Div (生食100mL) 30分 ↓
非小細胞肺-33非小細胞肺癌 『 CBDCA+PTX+ベバシズマブ+アテゾリズマブ療法 』
使用抗がん剤 : カルボプラチン+パクリタキセル+ベバシズマブ(アバスチン)+アテゾリズマブ(テセントリク)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週 ※1⇒ 1日目 … 22
レスタミン錠 50㎎ 経口 パクリタキセル投与30分前 ↓ ↓
プライミング 生食 50mL Div 10分 ↓ ↓
テセントリク 1200㎎/Body Div (生食250mL) 1時間 ※2 ↓ ↓
ベバシズマブ(アバスチン)
15㎎/㎏ Div (生食100mL) 90~30分 ※3 ↓ ↓
ファモチジン 20㎎
デキサメタゾン 16.5㎎
前投薬 アロキシ 0.75㎎ Div (生食100mL) 30分 ↓ ↓
抗がん剤 パクリタキセル ※4 175㎎/㎡ Div (生食500mL) 3時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
抗がん剤 カルボプラチン AUC5 Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 4又は6コース終了後、安定している場合は維持療法(テセントリク+ベバシズマブ療法)へ移行
※2 投与時はインラインフィルター使用
※3 初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可能
※4 アルコールを含有するため、アルコール過敏の有無を確認
投与時は0.22μmのインラインフィルター、DEHPフリー器具を使用
備考1.悪心・嘔吐症状が強い場合には自宅でデカドロン、5-HT3拮抗薬などの制吐剤を内服
2.関節痛・筋肉痛が発現した場合には、消炎鎮痛剤、発熱した場合には解熱剤を内服
副作用:
骨髄抑制、アレルギー、末梢神経障害、関節痛、脱毛、嘔気・嘔吐、インフュージョンリアクション、間質性肺炎、肝機能障害、
1型糖尿病、甲状腺機能障害、下痢など
↓前投薬 Div (生食100mL) 30分 ↓
非小細胞肺-34非小細胞肺癌 『 ペメトレキセド+ペムブロリズマブ療法 』(維持療法)
使用抗がん剤 : アリムタ(ペメトレキセド)+キイトルーダ(ペムブロリズマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週、効果ある限り投与⇒ 1日目 … 22
プライミング 生食 50mL Div 10分 ↓ ↓
キイトルーダ 200㎎/Body Div (生食100mL) 30分 ※1 ↓ ↓
ラモセトロン 100mL
デキサメタゾン 6.6㎎
抗がん剤 アリムタ 500㎎/㎡ Div (生食100mL) 10分 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 投与時はインラインフィルター使用
備考:ペメトレキセド投与前に前投薬必要
・投与開始7日以上前にメチコバール2A筋注、以降投与最終22日後まで9週ごとに1回投与
・投与開始7日以上前から1日1回パンビタン1g内服、投与最終22日後まで続ける
副作用:
骨髄抑制、嘔気・嘔吐、皮疹、倦怠感、便通異常、インフュージョンリアクション、間質性肺炎、肝機能障害、1型糖尿病、
甲状腺機能障害、重症筋無力症など
↓前投薬 Div 30分 ↓
非小細胞肺-35非小細胞肺癌 『 ベバシズマブ+アテゾリズマブ療法 』
使用抗がん剤 : ベバシズマブ(アバスチン)+アテゾリズマブ(テセントリク)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 22
レスタミン錠 50㎎ 経口 パクリタキセル投与30分前 ↓ ↓
プライミング 生食 50mL Div 10分 ↓ ↓
テセントリク 1200㎎/Body Div (生食250mL) 1時間 ※1 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div 10分 ↓ ↓
ベバシズマブ(アバスチン)
15㎎/㎏ Div (生食100mL) 90~30分 ※2 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNaロック 1筒 ↓ ↓
※1 投与時はインラインフィルター使用
※2 初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可
副作用:
骨髄抑制、アレルギー、末梢神経障害、関節痛、脱毛、嘔気・嘔吐、インフュージョンリアクション、間質性肺炎、肝機能障害、
1型糖尿病、甲状腺機能障害、下痢など
非小細胞肺-36非小細胞肺癌 『 ペムブロリズマブ療法 』
使用抗がん剤 : キイトルーダ(ペムブロリズマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 22
プライミング及びフラッシュ
生食 50mL Div ↓ ↓
キイトルーダ 200㎎/Body Div (生食100mL) 30分 ※1 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 投与時はインラインフィルター使用
副作用:
皮疹、倦怠感、便通異常、インフュージョンリアクション、間質性肺炎、肝機能障害、1型糖尿病、
甲状腺機能障害、重症筋無力症など
非小細胞肺-37非小細胞肺癌 『 イリノテカン療法 』
使用抗がん剤 : イリノテカン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 29
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 6.6㎎
抗がん剤 イリノテカン 100㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 90分以上 ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓
副作用:
下痢、悪心・嘔吐、骨髄抑制など
↓ ↓↓前投薬 Div 15分 ↓
1 『 Weekly PTX療法(3投1休) 』
2 『 Weekly PTX療法(12週連投) 』
3 『 FEC100療法 』
4 『 EC療法 』
5 『 トラスツズマブ療法 』
6 『 DTX+CAP療法 』
7 『 ハラヴェン療法 』
8 『 アブラキサン療法(毎週) 』
9 『 アブラキサン療法(3週毎) 』
10 『 PTX+ベバシズマブ療法 』
11 『 PTX+HER療法 』
12 『 PTX+HER+PER療法 』
13 『 DTX+HER+PER療法 』
14 『 トラスツズマブ療法(毎週) 』
乳癌
乳-1乳癌 『 Weekly パクリタキセル療法(3投1休) 』
使用抗がん剤 : パクリタキセル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 29
前投薬 レスタミン錠 50㎎ 経口 パクリタキセル投与30分前に ↓ ↓ ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6㎎
グラニセトロン 100mL
ファモチジン 20㎎
抗がん剤 パクリタキセル ※1 60~80㎎/㎡ Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
※1 アルコールを含有するため、アルコール過敏の有無の確認
投与時は0.22μmのインラインフィルター、DEHPフリー器具を使用
副作用:
アナフィラキシーショック、血球減少、肝障害、腎障害、末梢神経障害、悪心・嘔吐、口内炎
前投薬 Div 30分 ↓ ↓ ↓ ↓
乳-2乳癌 『 Weekly パクリタキセル療法(12週連投) 』
使用抗がん剤 : パクリタキセル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:1週、通常12コース施行⇒ 1日目 … 8
前投薬 レスタミン錠 50㎎ 経口 パクリタキセル投与30分前に ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6㎎
グラニセトロン 100mL
ファモチジン 20㎎
抗がん剤 パクリタキセル ※1 80㎎/㎡ Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 アルコールを含有するため、アルコール過敏の有無の確認
投与時は0.22μmのインラインフィルター、DEHPフリー器具を使用
副作用:
アナフィラキシーショック、血球減少、肝障害、腎障害、末梢神経障害、悪心・嘔吐、口内炎
↓前投薬 Div 30分 ↓
乳-3乳癌 『 FEC100療法 』
使用抗がん剤 : フルオロウラシル+エピルビシン+エンドキサン(シクロホスファミド)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 22
アロキシ 0.75㎎
プロイメンド 150㎎
デキサメタゾン 13.2㎎
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 500㎎/㎡ Div (生食100mL) 30分 ↓ ↓
抗がん剤 エピルビシン 100㎎/㎡ Div (生食100mL) 約10分 ↓ ↓
抗がん剤 エンドキサン 500㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖250mL) 1時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
備考:フルオロウラシル及びエンドキサンは壊死性抗がん剤
副作用:
脱毛、骨髄抑制、出血性膀胱炎、心筋障害(積算毒性)、悪心・嘔吐、口内炎、下痢、手足症候群、白質脳症、間質性肺炎など
薬液が血管外に漏れると注射部位に疼痛、灼熱感、炎症、腫脹、壊死を起こすことがあるため、薬液が血管外に漏れない ように投与する
↓前投薬 Div (生食100mL) 30分 ↓
乳-4乳癌 『 EC療法 』
使用抗がん剤 : エピルビシン+エンドキサン(シクロホスファミド)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週、通常4コース施行⇒ 1日目 2 3 4 5 … 22
デカドロン錠 4㎎ 経口 ↓ ↓ ↓
アロキシ 0.75㎎
プロイメンド 150㎎
デキサメタゾン 9.9㎎
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
抗がん剤 エピルビシン 90㎎/㎡ Div (生食100mL) 15分 ↓ ↓
抗がん剤 エンドキサン 600㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖250mL) 30分 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
備考:エンドキサンは壊死性抗がん剤
薬液が血管外に漏れると注射部位に疼痛、灼熱感、炎症、腫脹、壊死を起こすことがあるため、薬液が血管外に漏れないように投与する
副作用:
脱毛、骨髄抑制、出血性膀胱炎、心筋障害(積算毒性)、悪心・嘔吐、口内炎、下痢、手足症候群、白質脳症、間質性肺炎など
↓↓前投薬 Div (生食100mL) 30分
乳-5乳癌(術後補助化学療法) 『 トラスツズマブ療法(3週毎) 』
使用抗がん剤 : トラスツズマブ(ハーセプチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 22
プライミング 生食 50mL Div ↓ ↓
トラスツズマブ
(ハーセプチン)
フラッシュ 生食 50mL Div 全開 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 初回投与量は8㎎/㎏を90分で投与
投与予定日より6週間以内の遅れで投与する際は、6㎎/㎏を投与する
投与予定日より1週間を越えた後に投与する際は、改めて初回投与量8㎎/㎏で投与を行う
※2 注射用水で溶解
初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可
副作用:
infusion reaction(発熱・悪寒・頭痛)、呼吸困難、白血球数減少、心不全、間質性肺疾患、好中球数減少など
※心機能モニタリングの実施
↓6㎎/㎏ ※1 Div (生食250mL) 90~30分 ※2 ↓
乳-6乳癌 『 DTX + CAP療法 』
使用抗がん剤 : ドセタキセル+ゼローダ(カペシタビン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週、最大6コースまで⇒ 1日目 2 3 … 14 … 22
抗がん剤 ゼローダ錠 1650㎎/㎡/日 経口 1日2回 朝・夕食後 2週内服、1週休薬
→ → → → → →
デカドロン錠 8㎎ 経口 1日2回 朝・夕 ※1 ↓ ↓ ↓
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 6.6㎎
抗がん剤 ドセタキセル ※2 60㎎/㎡ Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 浮腫予防の場合、投与前日夜から内服
DTX長期投与(累積投与量として400mg/㎡以上)で浮腫・体液貯留の発現率が高くなる
アルコール過敏の場合は先発品を使用
副作用:
下痢、悪心、手足症候群、血球減少など
備考:ワーファリン併用開始数日後からゼローダ中止後1ヵ月以内に血液凝固能検査値異常・出血の可能性があり、併用する場合には定期 的に血液凝固能を検査する
↓前投薬 Div 30分 ↓
※2 過敏性反応(アナフィラキシー)はDTXの投与数分以内に生じる事がある。重篤な場合はDTXの投与を即座に中止し、救命に努める。 予防的にステロイド、抗ヒスタミン剤などを用いることもある
乳-7乳癌(手術不能又は再発) 『 ハラヴェン療法 』
使用抗がん剤 : ハラヴェン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 8 … 22
前投薬 デキサメタゾン 6.6㎎ Div (生食50mL) 15分 ↓ ↓ ↓
抗がん剤 ハラヴェン 1.4㎎/㎡ Div (生食25mL) 3分 ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div 5分 ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓
備考:好中球数<1,000 血小板数<75,000の時は投与延期
副作用:
骨髄抑制、感染症、末梢神経障害、肝機能障害、間質性肺炎など
乳-8乳癌 『 アブラキサン療法(毎週) 』
使用抗がん剤 : アブラキサン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 29
プライミング及びフラッシュ
生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 アブラキサン ※1 100㎎/㎡ Div (生食50mL ※必要量のみ) 30分 ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
※1 アブラキサン(アルブミン懸濁型パクリタキセル)は特定生物由来製品に該当
インラインフィルター使用不可
100㎎以下はシリンジに充填
副作用:
好中球減少、リンパ球減少、ヘモグロビン減少、肝障害、末梢神経障害、関節・筋肉痛、脱毛など
乳-9乳癌 『 アブラキサン療法(3週毎) 』
使用抗がん剤 : アブラキサン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 22
プライミング及びフラッシュ
生食 50mL Div ↓ ↓
抗がん剤 アブラキサン ※1 260㎎/㎡ Div (生食100mL ※必要量のみ) 30分 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 アブラキサン(アルブミン懸濁型パクリタキセル)は特定生物由来製品に該当
インラインフィルター使用不可
副作用:
好中球減少、リンパ球減少、ヘモグロビン減少、肝障害、末梢神経障害、関節・筋肉痛、脱毛など
乳-10乳癌 『 PTX+ベバシズマブ療法 』
使用抗がん剤 : パクリタキセル+ベバシズマブ(アバスチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 29
前投薬 レスタミン錠 50㎎ 経口 パクリタキセル投与30分前に ↓ ↓ ↓ ↓
ベバシズマブ
(アバスチン)
デキサメタゾン 6.6㎎
グラニセトロン 100mL
ファモチジン 20㎎
抗がん剤 パクリタキセル ※2 80㎎/㎡ Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
※1 初回は90分で投与、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降は30分へ短縮可
※2 アルコールを含有するため、アルコール過敏の有無の確認
投与時は0.22μmのインラインフィルター、DEHPフリー器具を使用
副作用:
10㎎/㎏ Div (生食100mL) 90~30分 ※1 ↓
infusion reaction(発熱・悪寒・頭痛)、消化管穿孔、出血、高血圧、蛋白尿、創傷治癒障害、脱毛、血球減少、末梢神経障害、悪心・嘔吐、 口内炎など
↓ ↓ ↓前投薬 Div 30分 ↓
↓↓
乳-11進行再発乳癌 『 PTX+HER療法 』
使用抗がん剤 : パクリタキセル+トラスツズマブ(ハーセプチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 22
前投薬 レスタミン錠 50㎎ 経口 パクリタキセル投与30分前に ↓ ↓ ↓ ↓
プライミング 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓
トラスツズマブ
(ハーセプチン)
デキサメタゾン 16.5㎎
グラニセトロン 100mL
ファモチジン 20㎎
抗がん剤 パクリタキセル ※3 80㎎/㎡ Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div 全開 ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
※1 初回投与量は8㎎/㎏を90分で投与
投与予定日より6週間以内の遅れで投与する際は、6㎎/㎏を投与する
投与予定日より1週間を越えた後に投与する際は、改めて初回投与量8㎎/㎏で投与を行う
※2 初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可
※3 パクリタキセルはアルコールを含有するため、アルコール過敏の有無の確認
投与時は0.22μmのインラインフィルター、DEHPフリー器具を使用
副作用:
infusion reaction(発熱・悪寒・頭痛)、呼吸困難、白血球数減少、心不全、間質性肺疾患、好中球数減少、末梢神経障害、光線過敏症、
脱毛、爪変形、関節および筋肉痛、下痢、皮疹など
↓6㎎/㎏ ※1 Div (生食250mL) 90~30分 ※2 ↓
↓前投薬 Div 30分 ↓ ↓ ↓
乳-12進行再発乳癌 『 PTX+HER+PER療法 』
使用抗がん剤 : パージェタ(ペルツズマブ)+トラスツズマブ(ハーセプチン)+パクリタキセル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 22
前投薬 レスタミン錠 50㎎ 経口 パクリタキセル投与30分前 ↓ ↓ ↓ ↓
プライミング 生食 50mL Div ↓ ↓
パージェタ 420㎎/body ※1 Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
トラスツズマブ
(ハーセプチン)
デキサメタゾン 16.5㎎
グラニセトロン 100mL
ファモチジン 20㎎
抗がん剤 パクリタキセル ※4 80㎎/㎡ Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div 全開 ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
※1 初回投与量は840㎎/body
投与予定日より6週間未満の遅れで投与する際は420mg/bodyを投与
投与予定日より6週間以上の遅れで投与する際は840mg/bodyを投与
※2 初回投与量は8㎎/㎏を90分で投与
投与予定日より6週間以内の遅れで投与する際は、6㎎/㎏を投与する
投与予定日より1週間を越えた後に投与する際は、改めて初回投与量8㎎/㎏で投与を行う
※4 アルコールを含有するため、アルコール過敏の有無の確認
投与時は0.22μmのインラインフィルター、DEHPフリー器具を使用
副作用:
infusion reaction(発熱・悪寒・頭痛)、呼吸困難、白血球数減少、心不全、間質性肺疾患、好中球数減少、末梢神経障害、光線過敏症、
脱毛、爪変形、関節および筋肉痛、下痢、皮疹など
※3 初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可
↓ ↓ ↓前投薬 Div 30分 ↓
↓6㎎/㎏ ※2 Div (生食250mL) 90~30分 ※3 ↓
乳-13進行再発乳癌 『 DTX+HER+PER療法 』
使用抗がん剤 : パージェタ(ペルツズマブ)+トラスツズマブ(ハーセプチン)+パクリタキセル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 22
プライミング 生食 50mL Div ↓ ↓
パージェタ 420㎎/body ※1 Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
トラスツズマブ
(ハーセプチン)
デキサメタゾン 6.6㎎
グラニセトロン 100mL
抗がん剤 ドセタキセル ※4 60~75㎎/㎡ Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div 全開 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 初回投与量は840㎎/body
投与予定日より6週間未満の遅れで投与する際は420mg/bodyを投与
投与予定日より6週間以上の遅れで投与する際は840mg/bodyを投与
※2 初回投与量は8㎎/㎏を90分で投与
投与予定日より6週間以内の遅れで投与する際は、6㎎/㎏を投与する
投与予定日より1週間を越えた後に投与する際は、改めて初回投与量8㎎/㎏で投与を行う
DTX長期投与(累積投与量として400mg/㎡以上)で浮腫・体液貯留の発現率が高くなる
アルコール過敏の場合は先発品を使用
投与時は0.22μmのインラインフィルター、DEHPフリー器具を使用
副作用:
infusion reaction(発熱・悪寒・頭痛)、呼吸困難、白血球数減少、心不全、間質性肺疾患、好中球数減少、末梢神経障害、
光線過敏症、脱毛、爪変形、関節および筋肉痛、下痢、皮疹
※4 過敏性反応(アナフィラキシー)はDTXの投与数分以内に生じる事がある。重篤な場合はDTXの投与を即座に中止し、 救命に努める。予防的にステロイド、抗ヒスタミン剤などを用いることもある
※3 初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可
↓6㎎/㎏ ※2 Div (生食250mL) 90~30分 ※3 ↓
前投薬 Div (生食100mL) 30分 ↓ ↓
乳-14乳癌 『 トラスツズマブ療法(毎週) 』
使用抗がん剤 : トラスツズマブ(ハーセプチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:1週⇒ 1日目 … 8
プライミング 生食 50mL Div ↓ ↓
トラスツズマブ
(ハーセプチン)
フラッシュ 生食 50mL Div 全開 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 初回投与量は4㎎/㎏を90分で投与
投与予定日より1週間以内の遅れで投与する際は、2㎎/㎏を投与する
投与予定日より1週間を超えた後に投与する際は、改めて初回投与量4㎎/㎏で投与を行う
※2 初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可
副作用:
infusion reaction(発熱・悪寒・頭痛)、呼吸困難、白血球数減少、心不全、間質性肺疾患、好中球数減少など
※心機能モニタリングの実施
↓2㎎/㎏ ※1 Div (生食250mL) 90~30分 ※2 ↓
1 『 Weekly PTX療法 』 16 『 アブラキサン療法(毎週) 』
2 『 Weekly イリノテカン療法 』 17 『 アブラキサン療法(3週毎) 』
3 『 Biweekly イリノテカン療法 』 18 『 ラムシルマブ単独療法 』
4 『 イリノテカン+CDDP療法 』 19 『 ラムシルマブ+PTX療法 』
5 『 S-1+CDDP療法 』 20 『 ラムシルマブ+アブラキサン療法 』
6 『 S-1+少量CDDP療法(4投2休) 』 21 『 ニボルマブ療法 』
7 『 S-1+少量CDDP療法(2投1休) 』 22 『 SOX療法 』
8 『 S-1+中等量CDDP療法 』
9 『 S-1+CDDP+HER療法 』
10 『 S-1+イリノテカン療法 』
11 『 S-1+DTX療法 』
12 『 DTX療法 』
13 『 XP+HER療法 』
14 『 SOX+HER療法 』
15 『 XELOX療法 』
胃癌
胃-1胃癌 『 Weekly パクリタキセル療法 』
使用抗がん剤 : パクリタキセル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 29
前投薬 レスタミン錠 50㎎ 経口 パクリタキセル投与30分前に ↓ ↓ ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6㎎
グラニセトロン 100mL
ファモチジン 20㎎
抗がん剤 パクリタキセル ※1 60~80㎎/㎡ Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
※1 アルコールを含有するため、アルコール過敏の有無の確認
投与時は 0.22μmのインラインフィルター、DEHPフリー器具を使用
副作用:
アナフィラキシーショック、血球減少、肝障害、腎障害、末梢神経障害、悪心・嘔吐、口内炎
↓ ↓ ↓前投薬 Div 30分 ↓
胃-2胃癌 『 Weekly イリノテカン療法 』
使用抗がん剤 : イリノテカン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:5~6週⇒ 1日目 … 8 … 15 … (22) 36/(43)
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
抗がん剤 イリノテカン 100㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 90分以上 ↓ ↓ ↓ (↓) ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ (↓) ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ (↓) ↓
副作用:
下痢、悪心・嘔吐、骨髄抑制
前投薬 Div 30分 ↓ ↓↓ ↓ (↓)
胃-3胃癌 『 Biweekly イリノテカン療法 』
使用抗がん剤 : イリノテカン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:5~7週 ※1⇒ 1日目 … 15 … (29) 36/(50)
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
抗がん剤 イリノテカン 150㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 90分以上 ↓ ↓ (↓) ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
※1 14日間隔2~3回投与、3週休薬
副作用:
嘔気、骨髄抑制、下痢、腸炎、腸管穿孔、肺炎
↓ (↓) ↓前投薬 Div 30分 ↓
胃-4胃癌 『 イリノテカン+CDDP併用療法 』
使用抗がん剤 : イリノテカン+シスプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 15 … 29
アロキシ 0.75㎎
デキサメタゾン 6.6㎎
抗がん剤 イリノテカン 60㎎/㎡ Div (生食500mL) 90分 ↓ ↓ ↓
抗がん剤 シスプラチン 30㎎/㎡ Div (生食400mL) 90分 ※2 ↓ ↓ ↓
生食 500mL Div 90分 ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓
※1 前投薬は内服アプレピタントまたは点滴ホスアプレピタントの投与も推奨されている
※2 シスプラチン投与日は1日尿量を3000mL以上確保すること。翌日以降も1日1500mL以上の尿量を確保することが望ましい
心不全に陥らないように、水分のIn-Outバランスや体重をモニター
副作用:
下痢、白血球減少、悪心・嘔吐、腎障害、聴力障害、末梢神経障害
↓ ↓前投薬 ※1 Div (生食100mL) 30分 ↓
胃-5胃癌 『 S-1+CDDP療法 』
使用抗がん剤 : S-1+シスプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:5週⇒ 1日目 … 8 … 21 … 36
抗がん剤 S-1 ★ 経口 1日2回分割 3週内服、2週休薬
→ → → → → →
ソルアセトF 500mL Div 2時間 ↓
アロキシ 0.75㎎
デキサメタゾン 13.2㎎
抗がん剤 シスプラチン 60㎎/㎡ Div (生食400mL) 90分 ※2 ↓
フロセミド 1mL Div (生食500mL) 90分 ↓
ソルアセトF 1L Div 4時間 ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓
★S-1の1日投与量(基準量) 1.25㎡未満:80㎎1.25~1.5㎡未満:100㎎1.5㎡以上:120㎎
※1 前投薬は内服アプレピタントまたは点滴ホスアプレピタントの投与も推奨されている※2 シスプラチン投与日は1日尿量を3000mL以上確保すること。翌日以降も1日1500mL以上の尿量を確保することが望ましい 心不全に陥らないように、水分のIn-Outバランスや体重をモニター
副作用: 嘔気、食欲不振、脱毛、粘膜障害、うつ病、急性腎不全、骨髄抑制、アナフィラキシーショック、聴力低下
患者の状態により適宜増減。増減量の段階を40㎎、50mg、60mg、75㎎/回とする。増量は本剤の投与によると判断される臨床検査値異常及び消化器症状が発現せず、安全性に問題がなく、増量できると判断される場合に初回基準量から一段階までとし、75㎎/回を限度とする。また、減量は通常一段階ずつ行い、最低投与量は40㎎/回とする。
前投薬 ※1 Div (生食100mL) 30分 ↓
胃-6胃癌 『 S-1+少量CDDP療法(4投2休) 』
使用抗がん剤 : S-1+シスプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:6週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 22 … 28 … 43
抗がん剤 S-1 ★ 経口 1日2回分割 4週内服、2週休薬
→ → → → → → → → → →
前投薬 ※1 グラニセトロン 100mL Div 30分 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 シスプラチン 10㎎/㎡ Div (生食100mL) 30分 ※2 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
★S-1の1日投与量(基準量) 1.25㎡未満:80㎎1.25~1.5㎡未満:100㎎1.5㎡以上:120㎎
※1 前投薬は内服アプレピタントまたは点滴ホスアプレピタントの投与も推奨されている
※2 シスプラチン投与日は1日尿量を3000mL以上確保すること。翌日以降も1日1500mL以上の尿量を確保することが望ましい
心不全に陥らないように、水分のIn-Outバランスや体重をモニター
副作用:
下痢、骨髄障害、腎障害、聴力障害、末梢神経障害、悪心・嘔吐
患者の状態により適宜増減。増減量の段階を40㎎、50mg、60mg、75㎎/回とする。増量は本剤の投与によると判断される臨床検査値異常及び消化器症状が発現せず、安全性に問題がなく、増量できると判断される場合に初回基準量から一段階までとし、75㎎/回を限度とする。また、減量は通常一段階ずつ行い、最低投与量は40㎎/回とする。
胃-7胃癌 『 S-1+少量CDDP療法(2投1休) 』
使用抗がん剤 : S-1+シスプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 8 … 14 … 22
抗がん剤 S-1 ★ 経口 1日2回分割 2週内服、1週休薬
→ → → → → →
前投薬 ※1 グラニセトロン 100mL Div 30分 ↓ ↓ ↓
抗がん剤 シスプラチン 10㎎/㎡ Div (生食100mL) 30分 ※2 ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓
★S-1の1日投与量(基準量)
1.25㎡未満:80㎎
1.25~1.5㎡未満:100㎎
1.5㎡以上:120㎎
※1 前投薬は内服アプレピタントまたは点滴ホスアプレピタントの投与も推奨されている
※2 シスプラチン投与日は1日尿量を3000mL以上確保すること。翌日以降も1日1500mL以上の尿量を確保することが望ましい
心不全に陥らないように、水分のIn-Outバランスや体重をモニター
副作用:
下痢、骨髄障害、腎障害、聴力障害、末梢神経障害、悪心・嘔吐
患者の状態により適宜増減。増減量の段階を40㎎、50mg、60mg、75㎎/回とする。増量は本剤の投与によると判断される臨床検査値異常及び消化器症状が発現せず、安全性に問題がなく、増量できると判断される場合に初回基準量から一段階までとし、75㎎/回を限度とする。また、減量は通常一段階ずつ行い、最低投与量は40㎎/回とする。
胃-8胃癌 『 S-1+中等量CDDP療法 』
使用抗がん剤 : S-1+シスプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:5週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 21 … 36
抗がん剤 S-1 ★ 経口 1日2回分割 3週内服、2週休薬
→ → → → → → → →
ソルアセトF 500mL Div 90分 ↓ ↓ ↓ ↓
デキサメタゾン 3.3㎎
アロキシ 0.75㎎
抗がん剤 シスプラチン ※2 25㎎/㎡ Div (生食400mL) 90分 ↓ ↓ ↓ ↓
フロセミド 1mL Div (生食500mL) 90分 ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
★S-1の1日投与量(基準量)
1.25㎡未満:80㎎
1.25~1.5㎡未満:100㎎
1.5㎡以上:120㎎
※1 前投薬は内服アプレピタントまたは点滴ホスアプレピタントの投与も推奨されている
※2 シスプラチン投与日は1日尿量を3000mL以上確保すること。翌日以降も1日1500mL以上の尿量を確保することが望ましい
心不全に陥らないように、水分のIn-Outバランスや体重をモニター
副作用:
嘔気、食欲不振、脱毛、粘膜障害、うつ病、急性腎不全、骨髄抑制、アナフィラキシーショック、聴力低下
↓↓ ↓
患者の状態により適宜増減。増減量の段階を40㎎、50mg、60mg、75㎎/回とする。増量は本剤の投与によると判断される臨床検査値異常及び消化器症状が発現せず、安全性に問題がなく、増量できると判断される場合に初回基準量から一段階までとし、75㎎/回を限度とする。また、減量は通常一段階ずつ行い、最低投与量は40㎎/回とする。
Div (生食50mL) 15分 ↓前投薬 ※1
胃-9胃癌(HER2 陽性) 『 S-1+CDDP+HER療法 』
使用抗がん剤 : S-1+シスプラチン+トラスツズマブ(ハーセプチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 14 … 22
抗がん剤 S-1 ★ 経口 1日2回分割 2週内服、1週休薬
→ → → →
プライミング 生食 50mL Div
トラスツズマブ
(ハーセプチン)
ソルアセトF 500mL Div 2時間 ↓ ↓
アロキシ 0.75㎎
デキサメタゾン 13.2㎎
抗がん剤 シスプラチン 60㎎/㎡ Div (生食400mL) 90分 ※4 ↓ ↓
フロセミド 1mL Div (生食500mL) 90分 ↓ ↓
ソルアセトF 1L Div 4時間 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNaロック 1筒 ↓ ↓
★S-1の1日投与量(基準量)
1.25㎡未満:80㎎
1.25~1.5㎡未満:100㎎
1.5㎡以上:120㎎
※1 初回投与量は8㎎/㎏を90分で投与
投与予定日より6週間以内の遅れで投与する際は、6㎎/㎏を投与する
投与予定日より1週間を越えた後に投与する際は、改めて初回投与量8㎎/㎏で投与を行う
※3 内服アプレピタントまたは点滴ホスアプレピタントの投与も推奨されている
※4 シスプラチン投与日は1日尿量を3000mL以上確保すること。翌日以降も1日1500mL以上の尿量を確保することが望ましい
心不全に陥らないように、水分のIn-Outバランスや体重をモニター
重篤な副作用:
呼吸困難、白血球数減少、心不全、間質性肺疾患、好中球数減少
副作用:
infusion reaction(発熱・悪寒・頭痛)、嘔気、食欲不振、下痢、脱毛、粘膜障害、うつ病、急性腎不全、骨髄抑制、
アナフィラキシーショック、聴力低下、手足症候群
※2 初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可
↓ ↓
患者の状態により適宜増減。増減量の段階を40㎎、50mg、60mg、75㎎/回とする。増量は本剤の投与によると判断される臨床検査値異常及び消化器症状が発現せず、安全性に問題がなく、増量できると判断される場合に初回基準量から一段階までとし、75㎎/回を限度とする。また、減量は通常一段階ずつ行い、最低投与量は40㎎/回とする。
↓前投薬 ※3 Div (生食100mL) 30分 ↓
6㎎/㎏ ※1 Div (生食250mL) 90~30分 ※2
胃-10胃癌 『 S-1+イリノテカン療法 』
使用抗がん剤 : S-1+イリノテカン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 8 … 14 … 29
抗がん剤 S-1 ★ 経口 1日2回分割 2週内服、2週休薬
→ → → → → →
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
抗がん剤 イリノテカン 100㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 90分以上 ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓
★S-1の1日投与量(基準量)
1.25㎡未満:80㎎
1.25~1.5㎡未満:100㎎
1.5㎡以上:120㎎
副作用:
下痢、悪心・嘔吐、骨髄抑制、口内炎
患者の状態により適宜増減。増減量の段階を40㎎、50mg、60mg、75㎎/回とする。増量は本剤の投与によると判断される臨床検査値異常及び消化器症状が発現せず、安全性に問題がなく、増量できると判断される場合に初回基準量から一段階までとし、75㎎/回を限度とする。また、減量は通常一段階ずつ行い、最低投与量は40㎎/回とする。
↓前投薬 Div 30分 ↓ ↓
胃-11胃癌 『 S-1+DTX療法 』
使用抗がん剤 : S-1+ドセタキセル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 14 … 22
抗がん剤 S-1 ★ 経口 1日2回分割 2週内服、1週休薬
→ → → →
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 13.2㎎
メトクロプラミド 3A
抗がん剤 ドセタキセル ※1 40㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖250mL) 1時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
★S-1の1日投与量(基準量)
1.25㎡未満:80㎎
1.25~1.5㎡未満:100㎎
1.5㎡以上:120㎎
重篤な場合はDTXの投与を即座に中止し、救命に努める。予防的にステロイド、抗ヒスタミン剤などを用いることもある
DTX長期投与(累積投与量として400mg/㎡以上)で浮腫・体液貯留の発現率が高くなる
アルコール過敏の場合は先発品を使用
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、アナフィラキシー、口内炎、末梢浮腫、胸水貯留、末梢神経障害
↓
※1 過敏性反応(アナフィラキシー)はDTXの投与数分以内に生じる事がある。
前投薬 30分Div ↓
患者の状態により適宜増減。増減量の段階を40㎎、50mg、60mg、75㎎/回とする。増量は本剤の投与によると判断される臨床検査値異常及び消化器症状が発現せず、安全性に問題がなく、増量できると判断される場合に初回基準量から一段階までとし、75㎎/回を限度とする。また、減量は通常一段階ずつ行い、最低投与量は40㎎/回とする。
胃-12進行・再発胃癌 『 DTX療法 』
使用抗がん剤 :ドセタキセル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週 ※1⇒ 1日目 … 22
前投薬 デキサメタゾン 6.6㎎ Div (生食100mL) 30分 ↓ ↓
抗がん剤 ドセタキセル ※2 60㎎/㎡ Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 病態の進行を認めるまで
DTX長期投与(累積投与量として400mg/㎡以上)で浮腫・体液貯留の発現率が高くなる
アルコール過敏の場合は先発品を使用
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、アナフィラキシー、口内炎、末梢浮腫、胸水貯留、末梢神経障害
※2 過敏性反応(アナフィラキシー)はDTXの投与数分以内に生じる事がある。重篤な場合はDTXの投与を即座に中止し、 救命に努める。予防的にステロイド、抗ヒスタミン剤などを用いることもある
胃-13胃癌(HER2 陽性) 『 XP+HER療法 』
使用抗がん剤 : ゼローダ+シスプラチン+トラスツズマブ(ハーセプチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 14 … 22
抗がん剤 ゼローダ錠 ★ 経口 1日2回分割 2週内服、1週休薬
→ → → →
プライミング 生食 50mL Div ↓ ↓
トラスツズマブ
(ハーセプチン)
アロキシ 0.75㎎
デキサメタゾン 13.2㎎
抗がん剤 シスプラチン 80㎎/㎡ Div (生食500mL) 2時間 ※4 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
★ゼローダの1回投与量
1.35㎡未満 :1200mg
1.36~1.65㎡ :1500mg
1.66~1.95㎡ :1800mg
1.96㎡≦ :2100mg
※1 内服アプレピタントまたは点滴ホスアプレピタントの投与も推奨されている
※2 初回投与量は8㎎/㎏を90分で投与
投与予定日より6週間以内の遅れで投与する際は、6㎎/㎏を投与する
投与予定日より1週間を越えた後に投与する際は、改めて初回投与量8㎎/㎏で投与を行う
※3 初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可
心不全に陥らないように、水分のIn-Outバランスや体重をモニター
重篤な副作用:
呼吸困難、白血球数減少、心不全、間質性肺疾患、好中球数減少など
副作用:
infusion reaction(発熱・悪寒・頭痛)、嘔気、食欲不振、下痢、脱毛、粘膜障害、うつ病、急性腎不全、骨髄抑制
アナフィラキシーショック、聴力低下、手足症候群など
※4 シスプラチン投与日は1日尿量を3000mL以上確保すること。翌日以降も1日1500mL以上の尿量を確保することが望ましい
↓
6㎎/㎏ ※2 Div (生食250mL) 90~30分 ※3 ↓
前投薬 ※1 Div (生食100mL) 30分 ↓
↓
胃-14胃癌(HER2 陽性) 『 SOX+HER療法 』
使用抗がん剤 : S-1+オキサリプラチン+トラスツズマブ(ハーセプチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 2 … 14 … 22
抗がん剤 S-1 ★ 経口 1日2回分割 2週内服、1週休薬
→ → → → →
プライミング 生食 50mL Div ↓ ↓
トラスツズマブ
(ハーセプチン)
アロキシ 0.75㎎
デキサメタゾン 6.6㎎
抗がん剤 オキサリプラチン 100㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 2時間 ↓ ↓
フラッシュ 5%ブドウ糖 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
★S-1の1日投与量(基準量) 1.25㎡未満:80㎎1.25~1.5㎡未満:100㎎1.5㎡以上:120㎎
※1 初回投与量は8㎎/㎏を90分で投与
投与予定日より6週間以内の遅れで投与する際は、6㎎/㎏を投与する
投与予定日より1週間を越えた後に投与する際は、改めて初回投与量8㎎/㎏で投与を行う
初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可
重篤な副作用:
呼吸困難、白血球数減少、心不全、間質性肺疾患、好中球数減少など
副作用:
infusion reaction(発熱・悪寒・頭痛)嘔気、食欲不振、下痢、口内炎、皮膚障害、骨髄抑制、アナフィラキシーショック、末梢神経障害など
※2 注射用水で溶解
6㎎/㎏ ※1 Div (生食250mL) 90~30分 ※2 ↓
前投薬 Div (生食100mL) 30分 ↓
患者の状態により適宜増減。増減量の段階を40㎎、50mg、60mg、75㎎/回とする。増量は本剤の投与によると判断される臨床検査値異常及び消化器症状が発現せず、安全性に問題がなく、増量できると判断される場合に初回基準量から一段階までとし、75㎎/回を限度とする。また、減量は通常一段階ずつ行い、最低投与量は40㎎/回とする。
↓
↓
胃-15胃癌 『 XELOX療法 』
使用抗がん剤 : ゼローダ+オキサリプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 8 … 14 … 22
抗がん剤 ゼローダ錠 ★ 経口 1日2回分割 2週内服、1週休薬
→ → → → → →
アロキシ 0.75㎎
デキサメタゾン 9.9㎎
抗がん剤 オキサリプラチン 130㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖250mL) 2時間 ↓ ↓
フラッシュ 5%ブドウ糖 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
★ゼローダの1回投与量
1.35㎡未満 :1200mg
1.36~1.65㎡ :1500mg
1.66~1.95㎡ :1800mg
1.96㎡≦ :2100mg
副作用:
悪心・嘔吐、食欲不振、下痢、骨髄抑制、神経障害、肝障害、皮膚障害、手足症候群など
↓前投薬 Div (生食100mL) 30分 ↓
胃-16胃癌 『 アブラキサン療法(毎週) 』
使用抗がん剤 : アブラキサン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 29
前投薬 デキサメタゾン 6.6㎎ Div (生食100mL) 30分 ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 アブラキサン ※1 100㎎/㎡ Div (生食50mL ※必要量のみ) 30分 ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
※1 アブラキサン(アルブミン懸濁型パクリタキセル)は特定生物由来製品に該当
投与時はインラインフィルター使用不可
100㎎以下はシリンジに充填。ただしCVポートに限る
副作用:
好中球減少、リンパ球減少、ヘモグロビン減少、肝障害、末梢神経障害、関節・筋肉痛、脱毛など
胃-17胃癌 『 アブラキサン療法(3週毎) 』
使用抗がん剤 : アブラキサン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 22
プライミング及びフラッシュ
生食 50mL Div ↓ ↓
抗がん剤 アブラキサン ※1 260㎎/㎡ Div (生食100mL ※必要量のみ) 30分 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 アブラキサン(アルブミン懸濁型パクリタキセル)は特定生物由来製品に該当
投与時はインラインフィルター使用不可
副作用:
好中球減少、リンパ球減少、ヘモグロビン減少、肝障害、末梢神経障害、関節・筋肉痛、脱毛など
胃-18胃癌 『 ラムシルマブ療法 』
使用抗がん剤 : サイラムザ(ラムシルマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 … 15
前投薬 ポララミン 5㎎ Div (生食100mL) 30分 ↓ ↓
サイラムザ 8㎎/㎏ Div (生食 総量250mL) 1時間 ※1 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 グレード1又は2のインフュージョンリアクション発現時は投与速度を50%減速
蛋白尿があらわれた場合は程度に応じて減量などを考慮
投与時は0.22μmのインラインフィルター使用
副作用:
動脈・静脈血栓塞栓症、インフュージョンリアクション、消化管穿孔、出血、高血圧、蛋白尿、創傷治癒障害、
血小板減少、肝障害、心不全など
胃-19胃癌 『 ラムシルマブ+PTX療法 』
使用抗がん剤 : サイラムザ(ラムシルマブ)+パクリタキセル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 29
前投薬 レスタミン錠 50㎎ 経口 パクリタキセル投与30分前に ↓ ↓ ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6㎎
グラニセトロン 100mL
ファモチジン 20㎎
サイラムザ 8㎎/㎏ Div (生食250mL) 1時間 ※1 ↓ ↓ ↓
経過観察 生食 100mL Div 1時間 ※2 ↓ ↓ ↓
抗がん剤 パクリタキセル ※3 80㎎/㎡ Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
※1 グレード1又は2のインフュージョンリアクション発現時は投与速度を50%減速
蛋白尿があらわれた場合は程度に応じて減量などを考慮
投与時はインラインフィルター使用
※2 3クール目以降フラッシュとして全開可
※3 アルコールを含有するため、アルコール過敏の有無の確認
※4 投与時は0.22μmのインラインフィルター、DEHPフリー器具を使用
副作用:
動脈・静脈血栓塞栓症、インフュージョンリアクション、消化管穿孔、出血、高血圧、蛋白尿、創傷治癒障害、肝障害、腎障害、末梢神経障害、
アナフィラキシーショック、血球減少、悪心・嘔吐、口内炎など
↓前投薬 Div 30分 ↓ ↓ ↓
胃-20胃癌 『 ラムシルマブ+アブラキサン療法 』
使用抗がん剤 : サイラムザ(ラムシルマブ)+アブラキサン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 29
デキサメタゾン 6.6㎎
グラニセトロン 100mL
ポララミン 5㎎
サイラムザ 8㎎/㎏ Div (生食250mL) 1時間 ※1 ↓ ↓ ↓
経過観察 生食 50mL Div 1時間 ※2 ↓ ↓ ↓
抗がん剤 アブラキサン ※3 100㎎/㎡ Div (生食 ※必要量のみ) 30分 ※4 ↓ ↓ ↓ ↓
経過観察 生食 50mL Div 1時間 ※2 ↓ ↓ ↓ ↓
※1 グレード1又は2のインフュージョンリアクション発現時は投与速度を50%減速
蛋白尿があらわれた場合は程度に応じて減量などを考慮
インラインフィルター使用
※2 3クール目以降フラッシュとして全開可
※3 アブラキサン(アルブミン懸濁型パクリタキセル)は特定生物由来製品に該当
※4 100㎎以下はシリンジに充填
投与時はインラインフィルター使用不可
副作用:
動脈・静脈血栓塞栓症、インフュージョンリアクション、消化管穿孔、出血、高血圧、蛋白尿、創傷治癒障害、肝障害、腎障害、末梢神経障害、
アナフィラキシーショック、血球減少、悪心・嘔吐、口内炎、関節炎、脱毛など
↓ ↓↓前投薬 Div 30分 ↓
胃-21進行・再発胃癌 『 ニボルマブ療法 』 ※3rd Line以降で使用
使用抗がん剤 : オプジーボ(ニボルマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 … 15
プライミング及びフラッシュ
生食 50mL
Div ↓ ↓
オプジーボ 240㎎/Body Div (生食100mL) 1時間 ※1 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 投与時はインラインフィルター使用
副作用:
インフュージョンリアクション、間質性肺炎、自己免疫疾患等
胃-22胃癌 『 SOX療法 』
使用抗がん剤 : S-1+オキサリプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 8 … 14 … 22
抗がん剤 S-1 ★ 経口 1日2回分割 2週内服、1週休薬
→ → → → → →
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 6.6㎎
抗がん剤 オキサリプラチン 130㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 2時間 ※1 ↓ ↓
フラッシュ 5%ブドウ糖 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
★S-1の1日投与量(基準量) 1.25㎡未満:80㎎1.25~1.5㎡未満:100㎎1.5㎡以上:120㎎
※1 オキサリプラチンは5%ブドウ糖で希釈(生食・塩化物等により分解されるため)
副作用:
骨髄抑制、神経障害、肝障害、皮膚障害、高血圧、消化管穿孔、血栓、悪心・嘔吐、下痢、食欲不振など
患者の状態により適宜増減。増減量の段階を40㎎、50mg、60mg、75㎎/回とする。増量は本剤の投与によると判断される臨床検査値異常及び消化器症状が発現せず、安全性に問題がなく、増量できると判断される場合に初回基準量から一段階までとし、75㎎/回を限度とする。また、減量は通常一段階ずつ行い、最低投与量は40㎎/回とする。
↓前投薬 Div 30分 ↓
1 『 FOLFOX4療法 』 21 『 セツキシマブ+イリノテカン療法 』
2 『 FOLFOX4+ベバシズマブ療法 』 22 『 パニツムマブ療法 』
3 『 FOLFOX4+パニツムマブ療法 』 23 『 XELOX療法 』
4 『 FOLFOX4+セツキシマブ療法 』 24 『 XELOX+ベバシズマブ療法 』
5 『 mFOLFOX6療法 』 25 『 SOX療法 』
6 『 mFOLFOX6+ベバシズマブ療法 』 26 『 SOX+ベバシズマブ療法 』
7 『 mFOLFOX6+パニツムマブ療法 』 27 『 S-1+ベバシズマブ療法 』
8 『 mFOLFOX6+セツキシマブ療法 』 28 『 S-1+セツキシマブ療法 』
9 『 FOLFIRI療法 』 29 『 ロンサーフ+ベバシズマブ療法 』
10 『 FOLFIRI+ベバシズマブ療法 』 30 『 FOLFOXIRI+ベバシズマブ療法 』
11 『 FOLFIRI+パニツムマブ療法 』 31 『 動注併用mFOLFOX6+ベバシズマブ療法 』
12 『 FOLFIRI+セツキシマブ療法 』 32 『 動注併用mFOLFOX6+セツキシマブ療法 』
13 『 FOLFIRI+ラムシルマブ療法 』 33 『 動注併用FOLFIRI+ベバシズマブ療法 』
14 『 Weekly イリノテカン療法 』
15 『 Biweekly イリノテカン療法 』
16 『 S-1+イリノテカン療法 』
17 『 IRIS療法 』
18 『 IRIS+ベバシズマブ療法 』
19 『 イリノテカン+パニツムマブ療法 』
20 『 セツキシマブ療法 』
大腸癌
大腸-1大腸癌 『 FOLFOX4療法 』
使用抗がん剤 : オキサリプラチン+フルオロウラシル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 2 3 … 15 16
逆血確認 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
Div オキサリプラチンと同時投与
(側管) (5%ブドウ糖250mL) 2時間
レボホリナートと同時投与
(5%ブドウ糖250mL) 2時間 ※1
上記終了後
(5%ブドウ糖50mL) 5~15分(全開)
上記終了後
(生食1000mL) 22時間 ※2
フラッシュ 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 オキサリプラチンは5%ブドウ糖液で希釈すること(生食・塩化物等により分解されるため)
※2 投与開始22時間後に残100mL以下なら残破棄
備考:レボホリナートはフルオロウラシルの抗腫瘍効果を増強
副作用:
白血球減少、血小板減少、末梢神経障害、アナフィラキシー、口内炎、下痢、間質性肺炎、悪心・嘔吐、手足症候群、白質脳症など
↓
↓前投薬 Div 30分
↓ ↓
↓
Div
レボホリナート 100㎎/㎡ ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 400㎎/㎡ Div ↓ ↓
↓ ↓抗がん剤 オキサリプラチン 85㎎/㎡
↓
↓ ↓
↓ ↓抗がん剤 フルオロウラシル 600㎎/㎡ Div ↓
大腸-2大腸癌 『 FOLFOX4+ベバシズマブ療法 』
使用抗がん剤 : オキサリプラチン+フルオロウラシル+ベバシズマブ(アバスチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 2 3 … 15 16
逆血確認 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
ベバシズマブ(アバスチン)
5~10㎎/kg Div (生食100mL) 90分~30分 ※1 ↓ ↓
Div オキサリプラチンと同時投与
(側管) (5%ブドウ糖250mL) 2時間
レボホリナートと同時投与
(5%ブドウ糖250mL) 2時間 ※2
上記終了後
(5%ブドウ糖50mL) 5~15分(全開)
上記終了後
(生食1000mL) 22時間 ※3
フラッシュ 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 生食以外使用しない 初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可※2 オキサリプラチンは5%ブドウ糖液で希釈すること(生食・塩化物等により分解されるため)※3 投与開始22時間後に残100mL以下なら残破棄
備考:レボホリナートはフルオロウラシルの抗腫瘍効果を増強
副作用: 白血球減少、血小板減少、末梢神経障害、アナフィラキシー、口内炎、下痢、間質性肺炎、悪心・嘔吐、手足症候群、白質脳症など
ベバシズマブの副作用: 高血圧、出血、血栓・塞栓、創傷治癒遅延、消化管穿孔など
↓前投薬 Div 30分 ↓
↓ ↓ ↓
抗がん剤 オキサリプラチン 85㎎/㎡ Div ↓ ↓
レボホリナート 100㎎/㎡ ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 400㎎/㎡ Div ↓ ↓
↓
↓ ↓
↓ ↓抗がん剤 フルオロウラシル 600㎎/㎡ Div ↓
大腸-3大腸癌 『 FOLFOX4+パニツムマブ療法 』
使用抗がん剤 : オキサリプラチン+フルオロウラシル+ベクティビックス(パニツムマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 2 3 … 15 16
逆血確認 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
フラッシュ 生食 50mL Div ベクティビックス投与前 全開可
ベクティビックス 6㎎/kg Div (生食 総量100mL) 1時間 ※1 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ベクティビックス投与後 30分
Div オキサリプラチンと同時投与
(側管) (5%ブドウ糖250mL) 2時間
レボホリナートと同時投与
(5%ブドウ糖250mL) 2時間 ※2
上記終了後
(5%ブドウ糖50mL) 5~15分(全開)
上記終了後
(生食1000mL) 22時間 ※3
フラッシュ 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 生食以外使用しない
前後フラッシュし、インラインフィルターを使用
※2 オキサリプラチンは5%ブドウ糖液で希釈すること(生食・塩化物等により分解されるため)
※3 投与開始22時間後に残100mL以下なら残破棄
備考:レボホリナートはフルオロウラシルの抗腫瘍効果を増強
副作用:
白血球減少、血小板減少、末梢神経障害、アナフィラキシー、口内炎、下痢、間質性肺炎、悪心・嘔吐、手足症候群、白質脳症など
パニツムマブの副作用:
挫創、低Mg血症、インフュージョンリアクションなど
↓前投薬 Div 30分 ↓
↓ ↓ ↓
抗がん剤 オキサリプラチン 85㎎/㎡ Div ↓ ↓
レボホリナート 100㎎/㎡ ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 400㎎/㎡ Div ↓ ↓
↓
↓ ↓
↓ ↓抗がん剤 フルオロウラシル 600㎎/㎡ Div ↓
大腸-4大腸癌 『 FOLFOX4+セツキシマブ療法 』
使用抗がん剤 : オキサリプラチン+フルオロウラシル+アービタックス(セツキシマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 2 … 8 … 15 16
逆血確認 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓ ↓
グラニセトロン ※1 100mL
ポララミン 5㎎
デキサメタゾン 6.6㎎ ※2
アービタックス 250㎎/㎡ ※3 Div (生食 総量250mL) 1時間 ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 100mL Div 30分 ↓ ↓
Div オキサリプラチンと同時投与
(側管) (5%ブドウ糖250mL) 2時間
レボホリナートと同時投与
(5%ブドウ糖250mL) 2時間 ※4
上記終了後
(5%ブドウ糖50mL) 5~15分(全開)
上記終了後
(生食1000mL) 22時間 ※5
フラッシュ 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓
※1 1日目はグラニセトロン100mL、8日目は生食100mLで投与
※2 初回は13.2㎎
※3 初回は400㎎/㎡を生食500mLで2時間
※4 オキサリプラチンは5%ブドウ糖液で希釈すること(生食・塩化物等により分解されるため)
※5 投与開始22時間後に残100mL以下なら残破棄
備考:レボホリナートはフルオロウラシルの抗腫瘍効果を増強
副作用:
白血球減少、血小板減少、末梢神経障害、アナフィラキシー、口内炎、下痢、間質性肺炎、悪心・嘔吐、手足症候群、白質脳症など
セツキシマブの副作用:
インフュージョンリアクション、血球減少、肝障害、重度の皮膚症状、間質性肺炎、便秘、腹痛、悪心・嘔吐、口内炎
低Mg血症・低K血症・低Ca血症など
↓ ↓前投薬 Div (生食100mL ※1) 30分 ↓
レボホリナート 100㎎/㎡ ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 オキサリプラチン 85㎎/㎡ Div ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 400㎎/㎡ Div ↓
↓
↓
↓
↓ ↓
↓ ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 600㎎/㎡ Div ↓
大腸-5大腸癌 『 mFOLFOX6療法 』
使用抗がん剤 : オキサリプラチン+フルオロウラシル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 2 … 15 16
逆血確認 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
Div オキサリプラチンと同時投与
(側管) (5%ブドウ糖250mL) 2時間
レボホリナートと同時投与
(5%ブドウ糖250mL) 2時間 ※1
上記終了後
(5%ブドウ糖50mL) 5~15分(全開)
(生食1000mL) 46時間 輸液ポンプ
※インフューザーポンプの場合、総量100mL
フラッシュ 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 オキサリプラチンは5%ブドウ糖で希釈(生食・塩化物等により分解されるため)
※2 Civ:持続静注
備考:レボホリナートはフルオロウラシルの抗腫瘍効果を増強
副作用:
白血球減少、血小板減少、末梢神経障害、アナフィラキシー、口内炎、下痢、間質性肺炎、悪心・嘔吐、手足症候群、白質脳症など
↓前投薬 Div 30分 ↓
レボホリナート 200㎎/㎡ ↓ ↓
↓
抗がん剤 フルオロウラシル 400㎎/㎡ Div ↓ ↓
抗がん剤 オキサリプラチン 85㎎/㎡ Div ↓
↓抗がん剤 フルオロウラシル 2400㎎/㎡ Civ ※2 ↓
大腸-6大腸癌 『 mFOLFOX6+ベバシズマブ療法 』
使用抗がん剤 : オキサリプラチン+フルオロウラシル+ベバシズマブ(アバスチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 2 … 15 16
逆血確認 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
ベバシズマブ
(アバスチン)
Div オキサリプラチンと同時投与
(側管) (5%ブドウ糖250mL) 2時間
レボホリナートと同時投与
(5%ブドウ糖250mL) 2時間 ※2
上記終了後
(5%ブドウ糖50mL) 5~15分(全開)
(生食1000mL) 46時間 輸液ポンプ
※インフューザーポンプの場合、総量100mL
フラッシュ 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 生食以外使用しない
初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可
※2 オキサリプラチンは5%ブドウ糖で希釈(生食・塩化物等により分解されるため)
※3 Civ:持続静注
備考:レボホリナートはフルオロウラシルの抗腫瘍効果を増強
副作用:
白血球減少、血小板減少、末梢神経障害、アナフィラキシー、口内炎、下痢、間質性肺炎、悪心・嘔吐、手足症候群、白質脳症など
ベバシズマブの副作用:
高血圧、出血、血栓・塞栓、創傷治癒遅延、消化管穿孔など
↓前投薬 Div 30分 ↓
5~10㎎/kg Div (生食100mL) 90~30分 ※1 ↓ ↓
↓
抗がん剤 オキサリプラチン 85㎎/㎡ Div ↓ ↓
レボホリナート 200㎎/㎡ ↓
↓
抗がん剤 フルオロウラシル 2400㎎/㎡ Civ ※3 ↓ ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 400㎎/㎡ Div ↓
大腸-7大腸癌 『 mFOLFOX6+パニツムマブ療法 』
使用抗がん剤 : オキサリプラチン+フルオロウラシル+ベクティビックス(パニツムマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 2 … 15 16
逆血確認 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
フラッシュ 生食 50mL Div ベクティビックス投与前 全開可
ベクティビックス 6㎎/kg Div (生食 総量100mL) 1時間 ※1 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ベクティビックス投与後 30分
Div オキサリプラチンと同時投与
(側管) (5%ブドウ糖250mL) 2時間
レボホリナートと同時投与
(5%ブドウ糖250mL) 2時間 ※2
上記終了後
(5%ブドウ糖50mL) 5~15分(全開)
(生食1000mL) 46時間 輸液ポンプ
※インフューザーポンプの場合、総量100mL
フラッシュ 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 生食以外使用しない。計100mLに調製
前後フラッシュし、インラインフィルター使用
※2 オキサリプラチンは5%ブドウ糖で希釈(生食・塩化物等により分解されるため)
※3 Civ:持続静注
備考:レボホリナートはフルオロウラシルの抗腫瘍効果を増強
副作用:
白血球減少、血小板減少、末梢神経障害、アナフィラキシー、口内炎、下痢、間質性肺炎、悪心・嘔吐、手足症候群、白質脳症など
パニツムマブの副作用:
ざ創、低Mg血症、インフュージョンリアクションなど
↓前投薬 Div 30分 ↓
抗がん剤 オキサリプラチン 85㎎/㎡ Div
レボホリナート 200mg/㎡
抗がん剤 フルオロウラシル 400㎎/㎡ Div ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 2400㎎/㎡ Civ ※3 ↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
大腸-8大腸癌 『 mFOLFOX6+セツキシマブ療法 』
使用抗がん剤 : オキサリプラチン+フルオロウラシル+アービタックス(セツキシマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 2 … 8 … 15 16
逆血確認 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
グラニセトロン ※1 100mL ↓ ↓
ポララミン 5㎎ ↓ ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6~13.2㎎ 13.2㎎ 6.6 13.2
アービタックス 250㎎/㎡ ※2 Div (生食 総量250mL) 1時間 ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 100mL ※3 Div アービタックス終了後 30分 ↓ ↓
Div オキサリプラチンと同時投与
(側管) (5%ブドウ糖250mL) 2時間
レボホリナートと同時投与
(5%ブドウ糖250mL) 2時間 ※4
上記終了後
(5%ブドウ糖50mL) 5~15分(全開)
(生食1000mL) 46時間 輸液ポンプ
※インフューザーポンプの場合、総量100mL
フラッシュ 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓
※1 1日目はグラニセトロン100mL、8日目は生食100mLで投与
※2 初回は400㎎/㎡を生食500mLで2時間
※3 初回は生食250mLを1時間で投与
※4 オキサリプラチンは5%ブドウ糖で希釈(生食・塩化物等により分解されるため)
※5 Civ:持続静注
備考:レボホリナートはフルオロウラシルの抗腫瘍効果を増強
副作用:
白血球減少、血小板減少、末梢神経障害、アナフィラキシー、口内炎、下痢、間質性肺炎、悪心・嘔吐、手足症候群、白質脳症など
セツキシマブの副作用:
インフュージョンリアクション、血球減少、肝障害、重度の皮膚症状、間質性肺炎、便秘、腹痛、悪心・嘔吐、口内炎
低Mg血症・低K血症・低Ca血症など
前投薬 Div (生食100mL ※1) 30分
↓レボホリナート 200㎎/㎡ ↓
抗がん剤 オキサリプラチン 85㎎/㎡ Div ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 400㎎/㎡ Div ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 2400㎎/㎡ Civ ※5 ↓
↓
↓
↓
大腸-9大腸癌 『 FOLFIRI療法 』
使用抗がん剤 : イリノテカン+フルオロウラシル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 2 … 15 16
逆血確認 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
イリノテカンと同時投与
(5%ブドウ糖250mL) 2時間
Div レボホリナートと同時投与
(側管) (5%ブドウ糖250mL) 90分
上記終了後
(5%ブドウ糖50mL) 5~15分(全開)
(生食1000mL) 46時間 輸液ポンプ
※インフューザーポンプの場合、総量100mL
フラッシュ 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 Civ:持続静注
備考:レボホリナートはフルオロウラシルの抗腫瘍効果を増強
副作用:
白血球減少、血小板減少、末梢神経障害、アナフィラキシー、口内炎、下痢、間質性肺炎、悪心・嘔吐、手足症候群、白質脳症など
↓前投薬 Div 30分 ↓
レボホリナート 200㎎/㎡ Div ↓ ↓
↓
抗がん剤 フルオロウラシル 400㎎/㎡ Div ↓ ↓
抗がん剤 イリノテカン 150㎎/㎡ ↓
↓抗がん剤 フルオロウラシル 2400㎎/㎡ Civ ※1 ↓
大腸-10大腸癌 『 FOLFIRI+ベバシズマブ療法 』
使用抗がん剤 : イリノテカン+フルオロウラシル+ベバシズマブ(アバスチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 2 … 15 16
逆血確認 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
ベバシズマブ
(アバスチン)
イリノテカンと同時投与
(5%ブドウ糖250mL) 2時間
Div レボホリナートと同時投与
(側管) (5%ブドウ糖250mL) 90分
上記終了後
(5%ブドウ糖50mL) 5~15分(全開)
(生食1000mL) 46時間 輸液ポンプ
※インフューザーポンプの場合、総量100mL
フラッシュ 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 生食以外使用しない
初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可
※2 Civ:持続静注
備考:レボホリナートはフルオロウラシルの抗腫瘍効果を増強
副作用:
白血球減少、血小板減少、末梢神経障害、アナフィラキシー、口内炎、下痢、間質性肺炎、悪心・嘔吐、手足症候群、白質脳症など
ベバシズマブの副作用:
高血圧、出血、血栓・塞栓、創傷治癒遅延、消化管穿孔など
↓
5~10㎎/kg Div (生食100mL) 90~30分 ※1 ↓ ↓
前投薬 Div 30分 ↓
↓
抗がん剤 イリノテカン 150mg/㎡ ↓ ↓
レボホリナート 200mg/㎡ Div ↓
↓
抗がん剤 フルオロウラシル 2400㎎/㎡ Civ ※2 ↓ ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 400㎎/㎡ Div ↓
大腸-11大腸癌 『 FOLFIRI+パニツムマブ療法 』
使用抗がん剤 : イリノテカン+フルオロウラシル+ベクティビックス(パニツムマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 2 … 15 16
逆血確認 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
フラッシュ 生食 50mL Div ベクティビックス投与前 全開可
ベクティビックス 6㎎/kg Div (生食 総量100mL) 1時間 ※1 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ベクティビックス投与後 30分
イリノテカンと同時投与
(5%ブドウ糖250mL) 2時間
Div レボホリナートと同時投与
(側管) (5%ブドウ糖250mL) 90分
上記終了後
(5%ブドウ糖50mL) 5~15分(全開)
(生食1000mL) 46時間 輸液ポンプ
※インフューザーポンプの場合、総量100mL
フラッシュ 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 生食以外使用しない
前後フラッシュし、インラインフィルター使用
※2 Civ:持続静注
備考:レボホリナートはフルオロウラシルの抗腫瘍効果を増強
副作用:
白血球減少、血小板減少、末梢神経障害、アナフィラキシー、口内炎、下痢、間質性肺炎、悪心・嘔吐、手足症候群、白質脳症など
パニツムマブの副作用:
ざ創、低Mg血症、インフュージョンリアクションなど
↓前投薬 Div 30分 ↓
レボホリナート 200mg/㎡ Div ↓ ↓
↓
抗がん剤 フルオロウラシル 400㎎/㎡ Div ↓ ↓
抗がん剤 イリノテカン 150mg/㎡ ↓
↓抗がん剤 フルオロウラシル 2400㎎/㎡ Civ ※2 ↓
大腸-12大腸癌 『 FOLFIRI+セツキシマブ療法 』
使用抗がん剤 : イリノテカン+フルオロウラシル+アービタックス(セツキシマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 2 … 8 … 15 16
逆血確認 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
グラニセトロン ※1 100mL ↓ ↓
ポララミン 5㎎ ↓ ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6~13.2㎎ 13.2㎎ 6.6 13.2
アービタックス 250㎎/㎡ ※2 Div (生食 総量250mL) 1時間 ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 100mL ※3 Div アービタックス終了後 30分 ↓ ↓
イリノテカンと同時投与
(5%ブドウ糖250mL) 2時間
Div レボホリナートと同時投与
(側管) (5%ブドウ糖250mL) 90分
上記終了後
(5%ブドウ糖50mL) 5~15分(全開)
(生食1000mL) 46時間 輸液ポンプ
※インフューザーポンプの場合、総量100mL
フラッシュ 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓
※1 1日目はグラニセトロン100mL、8日目は生食100mLで投与
※2 初回は400㎎/㎡を生食500mLで2時間
※3 初回は生食250mLを1時間で投与
※4 Civ:持続静注
備考:レボホリナートはフルオロウラシルの抗腫瘍効果を増強
副作用:
白血球減少、血小板減少、末梢神経障害、アナフィラキシー、口内炎、下痢、間質性肺炎、悪心・嘔吐、手足症候群、白質脳症など
セツキシマブの副作用:
インフュージョンリアクション、血球減少、肝障害、重度の皮膚症状、間質性肺炎、便秘、腹痛、悪心・嘔吐、口内炎
低Mg血症・低K血症・低Ca血症など
前投薬 Div (生食100mL ※1) 30分
レボホリナート 200㎎/㎡ Div ↓ ↓
↓
↓
抗がん剤 イリノテカン 150㎎/㎡ ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 400㎎/㎡ Div ↓
↓抗がん剤 フルオロウラシル 2400㎎/㎡ Civ ※4 ↓
大腸-13大腸癌 『 FOLFIRI+ラムシルマブ療法 』
使用抗がん剤 : イリノテカン+フルオロウラシル+サイラムザ(ラムシルマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 2 … 15 16
逆血確認 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
アロキシ 0.75㎎
ポララミン 5㎎
デキサメタゾン 9.9㎎
サイラムザ 8㎎/kg Div (生食 総量250mL) 1時間 ※1 ↓ ↓
経過観察 生食 100mL Div 1時間 ↓ ↓
Div レボホリナートと同時投与
(側管) (5%ブドウ糖250mL) 90分
レボホリナート終了後
(5%ブドウ糖50mL) 5~15分(全開)
(生食1000mL) 46時間 輸液ポンプ
※インフューザーポンプの場合、総量100mL
フラッシュ 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 生食以外使用しない
投与時にインラインフィルター使用
※2 Civ:持続静注
備考:レボホリナートはフルオロウラシルの抗腫瘍効果を増強
副作用:
悪心・嘔吐、下痢、白血球減少、脱毛、口内炎、手足症候群、白質脳症、高血圧、出血、血栓・塞栓、創傷治癒遅延、消化管穿孔、
インフュージョンリアクション、蛋白尿など
↓前投薬 Div (生食100mL) 30分 ↓
↓ ↓
抗がん剤 イリノテカン 180㎎/㎡ ↓ ↓
レボホリナート 200mg/㎡ Div (5%ブドウ糖250mL) 1時間
↓
抗がん剤 フルオロウラシル 400㎎/㎡ Div ↓ ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 2400㎎/㎡ Civ ※2 ↓
大腸-14大腸癌 『 Weekly イリノテカン療法 』
使用抗がん剤 : イリノテカン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:5~6週 ※1⇒ 1日目 … 8 … 15 … (22) 36/(43)
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
抗がん剤 イリノテカン 100㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 90分以上 ↓ ↓ ↓ (↓) ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ (↓) ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ (↓) ↓
※1 3~4週投与、2週休薬
副作用:
下痢、悪心・嘔吐、骨髄抑制など
前投薬 Div 30分 ↓ ↓↓ ↓ (↓)
大腸-15大腸癌 『 Biweekly イリノテカン療法 』
使用抗がん剤 : イリノテカン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:5~7週 ※1⇒ 1日目 … 15 … (29) 36/(50)
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
抗がん剤 イリノテカン 150㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 90分以上 ↓ ↓ (↓) ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ (↓) ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ (↓) ↓
※1 2~3回投与、3週休薬
副作用:
嘔気、骨髄抑制、下痢、腸炎、腸管穿孔、肺炎など
↓↓ (↓)前投薬 Div 30分 ↓
大腸-16大腸癌 『 S-1+イリノテカン療法 』
使用抗がん剤 : S-1+イリノテカン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 8 … 14 … 29
抗がん剤 S-1 ★ 経口 1日2回分割 2週内服、2週休薬
→ → → → → →
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
抗がん剤 イリノテカン 100㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 90分以上 ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓
★S-1の1日投与量(基準量) 1.25㎡未満:80㎎1.25~1.5㎡未満:100㎎1.5㎡以上:120㎎
副作用:
下痢、悪心・嘔吐、骨髄抑制、口内炎
患者の状態により適宜増減。増減量の段階を40㎎、50mg、60mg、75㎎/回とする。増量は本剤の投与によると判断される臨床検査値異常及び消化器症状が発現せず、安全性に問題がなく、増量できると判断される場合に初回基準量から一段階までとし、75㎎/回を限度とする。また、減量は通常一段階ずつ行い、最低投与量は40㎎/回とする。
↓前投薬 Div 30分 ↓ ↓
大腸-17大腸癌 『 IRIS療法 』
使用抗がん剤 : S-1+イリノテカン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 8 … 14 … 29
抗がん剤 S-1 ★ 経口 1日2回分割 2週内服、2週休薬
→ → → → → →
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
抗がん剤 イリノテカン 125㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 90分以上 ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓
★S-1の1日投与量(基準量) 1.25㎡未満:80㎎1.25~1.5㎡未満:100㎎1.5㎡以上:120㎎
副作用:
下痢、悪心・嘔吐、骨髄抑制、口内炎
患者の状態により適宜増減。増減量の段階を40㎎、50mg、60mg、75㎎/回とする。増量は本剤の投与によると判断される臨床検査値異常及び消化器症状が発現せず、安全性に問題がなく、増量できると判断される場合に初回基準量から一段階までとし、75㎎/回を限度とする。また、減量は通常一段階ずつ行い、最低投与量は40㎎/回とする。
前投薬 Div 30分 ↓ ↓ ↓
大腸-18大腸癌 『 IRIS+ベバシズマブ療法 』
使用抗がん剤 : S-1+イリノテカン+ベバシズマブ(アバスチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 14 15 … 29
抗がん剤 S-1 ★ 経口 1日2回分割 2週内服、2週休薬
→ → → →
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
ベバシズマブ
(アバスチン)
抗がん剤 イリノテカン 125㎎/㎡ Div (生食500mL) 90分以上 ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓
★S-1の1日投与量(基準量) 1.25㎡未満:80㎎1.25~1.5㎡未満:100㎎1.5㎡以上:120㎎
※1 生食以外使用しない
初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可
副作用:
下痢、悪心・嘔吐、骨髄抑制、口内炎、高血圧、消化管穿孔、血栓
↓
患者の状態により適宜増減。増減量の段階を40㎎、50mg、60mg、75㎎/回とする。増量は本剤の投与によると判断される臨床検査値異常及び消化器症状が発現せず、安全性に問題がなく、増量できると判断される場合に初回基準量から一段階までとし、75㎎/回を限度とする。また、減量は通常一段階ずつ行い、最低投与量は40㎎/回とする。
↓
↓5~10㎎/kg Div (生食100mL) 90~30分 ※1 ↓ ↓
前投薬 Div 30分 ↓
大腸-19大腸癌 『 イリノテカン+パニツムマブ療法 』
使用抗がん剤 : イリノテカン+ベクティビックス(パニツムマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 … 15
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
ベクティビックス 6㎎/kg Div (生食 総量100mL) 1時間 ※1 ↓ ↓
抗がん剤 イリノテカン 150㎎/㎡ Div (生食500mL) 90分以上 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 生食以外使用しない
前後フラッシュし、インラインフィルターを使用
副作用:
ざ創、皮膚乾燥、爪周囲炎、低Mg血症、インフュージョンリアクション、好中球減少など
↓前投薬 Div 30分 ↓
大腸-20大腸癌 『 セツキシマブ療法 』
使用抗がん剤 : アービタックス(セツキシマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:1週⇒ 1日目 … 8
ポララミン 5㎎
デキサメタゾン 6.6㎎ ※1
アービタックス 250㎎/㎡ ※2 Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
経過観察 生食 250mL Div (アービタックス終了後) 1時間 ↓ ↓
※1 初回のみ13.2㎎
初回投与時インフュージョンリアクションにて死亡例あり
(このため標準ではデキサメタゾン6.6mgであるが、当院では13.2mgに増量)
※2 初回は400㎎/㎡を生食500mLで2時間かけて投与
備考:製造工程において、培地成分としてウシ血清由来成分を使用している
皮膚症状の悪化と治療効果との間に相関があることが報告されている
副作用:
インフュージョンリアクション、血球減少、肝障害、重度の皮膚症状、間質性肺炎、便秘、腹痛、悪心・嘔吐、口内炎、
低Mg血症・低K血症・低Ca血症など
↓ ↓前投薬 Div (生食100mL) 30分
大腸-21大腸癌 『 セツキシマブ+イリノテカン療法 』
使用抗がん剤 : アービタックス(セツキシマブ)+イリノテカン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:6週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 22 … 29 … 36 … 43
ポララミン 5㎎ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6㎎ ※1 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
グラニセトロン 100mL ※2 ↓ ↓ ↓
アービタックス 250㎎/㎡ ※3 Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
経過観察 生食 250mL Div (アービタックス終了後) 1時間 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 イリノテカン 100㎎ /㎡ Div (5%ブドウ糖250mL) 90分 ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
※1 初回のみ13.2㎎
初回使用時インフュージョンリアクションにて死亡例あり(このため標準レジメンではデキサメタゾン6.6mgであるが、当院では初回13.2mgに増量)
※2 イリノテカン投与時はグラニセトロン投与
※3 初回は400mg/㎡を生食500mLで2時間かけて投与
備考:製造工程において、培地成分としてウシ血清由来成分を使用している
皮膚症状の悪化と治療効果との間に相関があることが報告されている
副作用:
インフュージョン・リアクション、血球減少、肝障害、重度の皮膚症状、間質性肺炎、便秘、腹痛、悪心・嘔吐、口内炎、下痢
低Mg血症・低K血症・低Ca血症など
前投薬 Div (生食100mL ※2) 30分
大腸-22大腸癌 『 パニツムマブ療法 』
使用抗がん剤 : ベクティビックス(パニツズマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 … 15
ベクティビックス 6㎎/kg Div (生食 総量100mL) 1時間 ※1 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div 30分 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 生食以外使用しない
インラインフィルターを使用
副作用:
ざ創、皮膚乾燥、爪周囲炎、低Mg血症、インフュージョンリアクションなど
大腸-23再発大腸癌 『 XELOX療法 』
使用抗がん剤 : ゼローダ(カペシタビン)+オキサリプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 15 … 22
抗がん剤 ゼローダ錠 2000㎎/㎡/日 経口 1日2回分割 2週内服、1週休薬
夕→ → →朝 夕→
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
抗がん剤 オキサリプラチン 130㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 2時間 ※1 ↓ ↓
フラッシュ 5%ブドウ糖 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 オキサリプラチンは5%ブドウ糖で希釈(生食・塩化物等により分解されるため)
副作用:
手足症候群、神経障害、高血圧、消化管穿孔、血栓、悪心・嘔吐、食欲不振など
↓前投薬 Div 30分 ↓
大腸-24再発大腸癌 『 XELOX+ベバシズマブ療法 』
使用抗がん剤 : ゼローダ(カペシタビン)+オキサリプラチン+ベバシズマブ(アバスチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 15 … 22
抗がん剤 ゼローダ錠 2000㎎/㎡/日 経口 1日2回分割 2週内服、1週休薬
夕→ → →朝 夕→
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
ベバシズマブ(アバスチン)
7.5㎎/kg Div (生食100mL) 90~30分 ※1 ↓ ↓
抗がん剤 オキサリプラチン 130㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 2時間 ※2 ↓ ↓
フラッシュ 5%ブドウ糖 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 生食以外使用しない
初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可
※2 オキサリプラチンは5%ブドウ糖で希釈(生食・塩化物等により分解されるため)
副作用:
手足症候群、神経障害、高血圧、消化管穿孔、血栓、悪心・嘔吐、食欲不振など
↓前投薬 Div 30分 ↓
大腸-25大腸癌 『 SOX療法 』
使用抗がん剤 : S-1+オキサリプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 14 … 22
抗がん剤 S-1 ★ 経口 1日2回分割 2週内服、1週休薬
→ → → →
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
抗がん剤 オキサリプラチン 130㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 2時間 ※1 ↓ ↓
フラッシュ 5%ブドウ糖 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
★S-1の1日投与量(基準量)
1.25㎡未満:80㎎
1.25~1.5㎡未満:100㎎
1.5㎡以上:120㎎
※1 オキサリプラチンは5%ブドウ糖で希釈(生食・塩化物等により分解されるため)
副作用:
骨髄抑制、神経障害、肝障害、皮膚障害、高血圧、消化管穿孔、血栓、悪心・嘔吐、下痢、食欲不振など
患者の状態により適宜増減。増減量の段階を40㎎、50mg、60mg、75㎎/回とする。増量は本剤の投与によると判断される臨床検査値異常及び消化器症状が発現せず、安全性に問題がなく、増量できると判断される場合に初回基準量から一段階までとし、75㎎/回を限度とする。また、減量は通常一段階ずつ行い、最低投与量は40㎎/回とする。
前投薬 Div 30分 ↓ ↓
大腸-26大腸癌 『 SOX+ベバシズマブ療法 』
使用抗がん剤 : S-1+オキサリプラチン+ベバシズマブ(アバスチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 14 … 22
抗がん剤 S-1 ★ 経口 1日2回分割 2週内服、1週休薬
→ → → →
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
ベバシズマブ(アバスチン)
7.5㎎/kg Div (生食100mL) 90~30分 ※1 ↓ ↓
抗がん剤 オキサリプラチン 130㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 2時間 ※2 ↓ ↓
フラッシュ 5%ブドウ糖 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
★S-1の1日投与量(基準量)
1.25㎡未満:80㎎
1.25~1.5㎡未満:100㎎
1.5㎡以上:120㎎
※1 生食以外使用しない
初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可
※2 オキサリプラチンは5%ブドウ糖で希釈(生食・塩化物等により分解されるため)
副作用:
骨髄抑制、神経障害、肝障害、皮膚障害、高血圧、消化管穿孔、血栓、悪心・嘔吐、下痢、食欲不振など
患者の状態により適宜増減。増減量の段階を40㎎、50mg、60mg、75㎎/回とする。増量は本剤の投与によると判断される臨床検査値異常及び消化器症状が発現せず、安全性に問題がなく、増量できると判断される場合に初回基準量から一段階までとし、75㎎/回を限度とする。また、減量は通常一段階ずつ行い、最低投与量は40㎎/回とする。
前投薬 Div 30分 ↓ ↓
大腸-27大腸癌 『 S-1+ベバシズマブ療法 』
使用抗がん剤 : S-1+ベバシズマブ(アバスチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:6週⇒ 1日目 … 15 … 28 29 … 43
抗がん剤 S-1 80㎎/㎡ 経口 1日2回分割 4週内服、2週休薬
→ → → → → →
ベバシズマブ(アバスチン)
5㎎/kg Div (生食100mL) 90~30分 ※1 ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
★S-1の1日投与量(基準量) 1.25㎡未満:80㎎1.25~1.5㎡未満:100㎎1.5㎡以上:120㎎
※1 生食以外使用しない
初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可
副作用:
骨髄抑制、肝機能障害、腎機能障害、消化器障害、高血圧、蛋白尿など
患者の状態により適宜増減。増減量の段階を40㎎、50mg、60mg、75㎎/回とする。増量は本剤の投与によると判断される臨床検査値異常及び消化器症状が発現せず、安全性に問題がなく、増量できると判断される場合に初回基準量から一段階までとし、75㎎/回を限度とする。また、減量は通常一段階ずつ行い、最低投与量は40㎎/回とする。
大腸-28大腸癌 『 S-1+セツキシマブ療法 』
使用抗がん剤 : S-1+アービタックス(セツキシマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:6週⇒ 1日目 … 15 … 22 … 28 29 … 36 … 43
抗がん剤 S-1 80㎎/㎡ 経口 1日2回分割 4週内服、2週休薬
→ → → → → → → →
デキサメタゾン 6.6㎎ ※1
ポララミン 5㎎
アービタックス 250㎎/㎡ ※2 Div (生食 総量250mL) 1時間 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
経過観察 生食 250mL Div アービタックス終了後 1時間 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
★S-1の1日投与量(基準量) 1.25㎡未満:80㎎1.25~1.5㎡未満:100㎎1.5㎡以上:120㎎
※1 初回は13.2㎎
初回使用時インフュージョンリアクションにて死亡例あり。(このため標準レジメンではデキサメタゾン6.6mgであるが、当院では初回13.2mgに増量)
※2 初回は400㎎/㎡を生食 総量500mLで2時間かけて
備考:製造工程において、培地成分としてウシ血清由来成分を使用している
皮膚症状の悪化と治療効果との間に相関があることが報告されている
副作用:
インフュージョン・リアクション、血球減少、肝障害、重度の皮膚症状、間質性肺炎、便秘、腹痛、悪心・嘔吐、口内炎、下痢
骨髄抑制、腎障害、低Mg血症・低K血症・低Ca血症など
前投薬 (生食100mL) 30分Div ↓
患者の状態により適宜増減。増減量の段階を40㎎、50mg、60mg、75㎎/回とする。増量は本剤の投与によると判断される臨床検査値異常及び消化器症状が発現せず、安全性に問題がなく、増量できると判断される場合に初回基準量から一段階までとし、75㎎/回を限度とする。また、減量は通常一段階ずつ行い、最低投与量は40㎎/回とする。
↓↓↓ ↓ ↓
大腸-29進行再発大腸癌 『 ロンサーフ+ベバシズマブ療法 』
使用抗がん剤 : ロンサーフ+ベバシズマブ(アバスチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 5 … 8 … 12 … 15 … 29
抗がん剤 ロンサーフ 70㎎/㎡ 経口 1日2回分割 ※1 → → → → → → →
ベバシズマブ(アバスチン)
5㎎/kg Div (生食100mL) 90~30分 ※2 ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
※1 1日2回、5日間連続経口投与したのち2日間休薬。これを2回繰り返したのち14日間休薬
※2 生食以外使用しない
初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可
副作用:
骨髄抑制、肝機能障害、腎機能障害、消化器障害、高血圧、蛋白尿
大腸-30大腸癌 『 FOLFOXIRI+ベバシズマブ療法 』
使用抗がん剤 :オキサリプラチン+ イリノテカン+フルオロウラシル+ベバシズマブ(アバスチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週、原則12コースまで⇒ 1日目 2 … 15 16
逆血確認 生食シリンジ 1筒 ↓ ↓
アロキシ 0.75㎎
プロイメンド 150㎎
デキサメタゾン 9.9㎎
ベバシズマブ(アバスチン)
5㎎/kg Div (生食100mL) 90~30分 ※1 ↓ ↓
抗がん剤 イリノテカン 165㎎/㎡ Div (生食500mL) 90分 ↓ ↓
レボホリナート 200㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖250mL) 2時間 ↓ ↓
Div レボホリナートと同時投与
(側管) (5%ブドウ糖250mL) 2時間 ※2
(生食1000mL) 48時間 輸液ポンプ
※インフューザーポンプの場合、総量120mL
フラッシュ 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 生食以外使用しない
初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可
※2 オキサリプラチンは5%ブドウ糖で希釈(生食・塩化物等により分解されるため)
※3 持続静注
備考:レボホリナートはフルオロウラシルの抗腫瘍効果を増強
副作用:
悪心・嘔吐、下痢、白血球減少、脱毛、口内炎、手足症候群、白質脳症
ベバシズマブの副作用:
高血圧、出血、血栓・塞栓、創傷治癒遅延、消化管穿孔
↓
抗がん剤 オキサリプラチン 85㎎/㎡ ↓ ↓
前投薬 Div (生食100mL) 30分 ↓
↓抗がん剤 フルオロウラシル 3200㎎/㎡ Civ ※3 ↓
大腸-31大腸癌 『 動注併用mFOLFOX6+ベバシズマブ療法 』
使用抗がん剤 : オキサリプラチン+フルオロウラシル+ベバシズマブ(アバスチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 2 … 15 16
逆血確認 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
アロキシ 0.75㎎
ベバシズマブ
(アバスチン)
Div オキサリプラチンと同時投与
(側管) (5%ブドウ糖250mL) 2時間
レボホリナートと同時投与
(5%ブドウ糖250mL) 2時間 ※2
フラッシュ 生食 50mL 動注ラインフラッシュ ↓ ↓
(生食 総量100mL) 46時間
インフューザーポンプ
フラッシュ 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 生食以外使用しない
初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可
※2 オキサリプラチンは5%ブドウ糖で希釈(生食・塩化物等により分解されるため)
備考:レボホリナートはフルオロウラシルの抗腫瘍効果を増強
副作用:
白血球減少、血小板減少、末梢神経障害、アナフィラキシー、口内炎、下痢、間質性肺炎、悪心・嘔吐、手足症候群、白質脳症など
ベバシズマブの副作用:
高血圧、出血、血栓・塞栓、創傷治癒遅延、消化管穿孔など
↓
↓
↓抗がん剤 オキサリプラチン 85㎎/㎡ 動注 ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 2400㎎/㎡ 持続動注 ↓
レボホリナート 200㎎/㎡ ↓ ↓
5~10㎎/kg Div (生食100mL) 90~30分 ※1 ↓
前投薬 30分Div ↓ ↓
大腸-32大腸癌 『 動注併用mFOLFOX6+セツキシマブ療法 』
使用抗がん剤 : オキサリプラチン+フルオロウラシル+アービタックス(セツキシマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 2 … 8 … 15 16
逆血確認 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓ ↓
グラニセトロン ※1 100mL ↓ ↓
ポララミン 5㎎ ↓ ↓ ↓
デキサメタゾン 13.2㎎ ↓ ↓ ↓
アービタックス 250㎎/㎡ ※2 Div (生食 総量250mL) 1時間 ↓ ↓ ↓
生食 100mL ※3 Div 30分 ↓ ↓ ↓
Div オキサリプラチンと同時投与
(側管) (5%ブドウ糖250mL) 2時間
レボホリナートと同時投与
(5%ブドウ糖250mL) 2時間 ※4
フラッシュ 生食 50mL 動注ラインフラッシュ ↓ ↓
(生食 総量100mL) 46時間
インフューザーポンプ
フラッシュ 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓
※1 1日目はグラニセトロン100mL、8日目は生食100mLを投与
※2 初回は400㎎/㎡を生食500mLで2時間
※3 初回は生食250mLで1時間
※4 オキサリプラチンは5%ブドウ糖で希釈(生食・塩化物等により分解されるため)
備考:レボホリナートはフルオロウラシルの抗腫瘍効果を増強
副作用:
白血球減少、血小板減少、末梢神経障害、アナフィラキシー、口内炎、下痢、間質性肺炎、悪心・嘔吐、手足症候群、白質脳症など
セツキシマブの副作用:
インフュージョンリアクション、血球減少、肝障害、重度の皮膚症状、間質性肺炎、便秘、腹痛、悪心・嘔吐、口内炎
低Mg血症・低K血症・低Ca血症など
↓
↓抗がん剤 オキサリプラチン 85㎎/㎡ 動注 ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 2400㎎/㎡ 持続動注 ↓
↓
前投薬 Div (生食100mL ※1) 30分
レボホリナート 200㎎/㎡ ↓
大腸-33大腸癌 『 動注併用FOLFIRI+ベバシズマブ療法 』
使用抗がん剤 : イリノテカン+フルオロウラシル+ベバシズマブ(アバスチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 2 … 15 16
逆血確認 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 9.9㎎
ベバシズマブ
(アバスチン)
イリノテカンと同時投与
(5%ブドウ糖250mL) 2時間
レボホリナートと同時投与
(5%ブドウ糖250mL) 90分
フラッシュ 生食 50mL 動注ラインフラッシュ ↓ ↓
(生食 総量100mL) 46時間
インフューザーポンプ
フラッシュ 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 生食以外使用しない
初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可
備考:レボホリナートはフルオロウラシルの抗腫瘍効果を増強
副作用:
白血球減少、血小板減少、末梢神経障害、アナフィラキシー、口内炎、下痢、間質性肺炎、悪心・嘔吐、手足症候群、白質脳症など
ベバシズマブの副作用:
高血圧、出血、血栓・塞栓、創傷治癒遅延、消化管穿孔など
↓
↓
↓
↓抗がん剤 イリノテカン 150㎎/㎡ ↓動注
抗がん剤 フルオロウラシル 2400㎎/㎡ 持続動注
レボホリナート 200㎎/㎡ Div ↓ ↓
5~10㎎/kg Div (生食100mL) 90~30分 ※1 ↓
↓前投薬 Div 30分 ↓
1 『 CE療法 』
2 『 AMR療法 』
3 『 イリノテカン療法 』
4 『 PE療法 』
5 『 IP療法 』
6 『 Nogitecan療法 』
7 『 CBDCA+ETP+アテゾリズマブ療法 』
小細胞肺癌
小細胞肺-1進展型小細胞肺癌 ※高齢者もしくはpoor risk 『 CE療法 』
使用抗がん剤 : カルボプラチン+エトポシド
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3~4週、4コース施行⇒ 1日目 2 3 4 … 22/29
デキサメタゾン 6.6~9.9㎎ 9.9㎎ 6.6 6.6 9.9
グラニセトロン ※1 100mL ↓ ↓
抗がん剤 エトポシド 100㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 2時間 ※2 ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 カルボプラチン AUC4~6 Div (5%ブドウ糖500mL) 2時間 ↓ ↓
生食 500mL Div 2時間 ↓ ↓ ↓ ↓
G-CSF フィルグラスチム 2µg/㎏/日 S.C ※3 ⇒
※1 1日目はグラニセトロン100mL、2日目・3日目は生食100mLで投与
※2 エトポシドは100㎎あたり250mL以上の輸液に混合して投与(0.4mg/mL以上の濃度で結晶析出)
血管外漏出に注意
※3 G-CSF 製剤は抗がん剤投与日を除いて連日皮下注
白血球≧10,000/mm3あるいは好中球≧5,000/mm3で中止し、白血球<3,000/mm3あるいは好中球<1,500/mm3で再開する
次コースを行う場合は、G-CSF 製剤投与中止2日後の採血で治療開始規準を満たすことを確認する
副作用:
汎血球減少、腎障害、肝障害、薬剤性肺炎、悪心・嘔吐、脱毛、食欲不振、徐脈(急速投与時)など
前投薬 (生食100mL ※1) 30分Div
小細胞肺-2進展型小細胞肺癌 『 AMR療法 』
使用抗がん剤 : カルセド(アムルビシン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4~5週⇒ 1日目 2 3 … 22/29
デキサメタゾン 6.6㎎
グラニセトロン 100mL
生食 100mL Div 30分 ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 カルセド ※1 45㎎/㎡ ※2iv
(側管) 上記側管より(生食20mL) 約5分 ※3
↓ ↓ ↓ ↓
※1 血管外漏出に注意
※2 投与量は患者の状態・骨髄抑制の程度に応じて決定
※3 溶解後の安定性 ・5℃ 24時間
・25℃ 3時間
・30℃ 1.5時間
副作用:
骨髄抑制、心筋障害(積算毒性)など
↓ ↓前投薬 Div 30分 ↓ ↓
小細胞肺-3小細胞肺癌 『 イリノテカン療法 』
使用抗がん剤 : イリノテカン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 29
前投薬 グラニセトロン 100mL Div 30分 ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 イリノテカン 100㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 90分 ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div 30分 ↓ ↓ ↓ ↓
副作用:
下痢、悪心・嘔吐、骨髄抑制など
小細胞肺-4小細胞肺癌 『 PE療法 』
使用抗がん剤 : シスプラチン+エトポシド
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3~4週、4コース施行⇒ 1日目 2 3 … 22/29
125㎎ 抗がん剤投与60~90分前 ↓ ↓
80㎎ 朝食後 ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6~9.9㎎ 9.9㎎ 6.6 6.6 9.9
アロキシ 0.75㎎ ↓ ↓
抗がん剤 エトポシド 100~110㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 2時間 ※2 ↓ ↓ ↓ ↓
KCL 10mL
硫酸Mg 8mL
マンニットールS 200mL Div 30分 ↓ ↓
抗がん剤 シスプラチン ※3 80~100㎎/㎡ Div (生食400mL) 2時間 ↓ ↓
(5%ブドウ糖500mL+生食500mL)
2時間
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓
※1 イメンドは必要あれば5日目まで継続可
※2 100㎎あたり250mL以上の輸液に混合して投与(0.4㎎/mL以上の濃度で結晶析出)
血管外漏出に注意
※3 シスプラチン投与日は1日尿量を3000mL以上確保すること。翌日以降も1日1500mL以上の尿量を確保することが望ましい
副作用:
骨髄抑制、腎障害、悪心・嘔吐、食欲不振など
↓ ↓ ↓ ↓
イメンドカプセル ※1前投薬
前投薬 Div (生食100mL) 30分
経口
↓ ↓(5%ブドウ糖500mL+生食500mL) 3時間
ハイドレーション KCL 10mL Div
ハイドレーション Div
小細胞肺-5小細胞肺癌 『 IP療法 』
使用抗がん剤 : イリノテカン+シスプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週、4コース施行⇒ 1日目 2 3 … 8 … 15 ・・・ 29
125㎎ 抗がん剤投与60~90分前 ↓ ↓
80㎎ 朝食後 ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6~9.9㎎ 9.9㎎ 6.6 6.6 9.9
アロキシ 0.75㎎ ↓ ↓
グラニセトロン ※2 100mL ↓ ↓
抗がん剤 イリノテカン 60~70㎎/㎡ Div (生食500mL) 90分 ↓ ↓ ↓ ↓
KCL 10mL
硫酸Mg 8mL
マンニットールS 200mL Div 30分 ↓ ↓
抗がん剤 シスプラチン ※3 60~80㎎/㎡ Div (生食400mL) 2時間 ↓ ↓
ハイドレーション KCL 10mL Div(5%ブドウ糖500mL+生食500mL) 2時間
↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
※1 イメンドは必要あれば5日目まで継続可
※2 1日目は生食100mL、8日目・15日目はグラニセトロン100mL
※3 シスプラチン投与日は1日尿量を3000mL以上確保すること。翌日以降も1日1500mL以上の尿量を確保することが望ましい
副作用:
骨髄抑制、腎障害、悪心・嘔吐、食欲不振、下痢など
(生食100mL ※2) 30分
↓ ↓Div(5%ブドウ糖500mL+生食500mL) 3時間
ハイドレーション
前投薬
前投薬
経口
Div
イメンドカプセル ※1
小細胞肺-6小細胞肺癌 『 ノギテカン療法 』
使用抗がん剤 : ハイカムチン(ノギテカン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3~4週⇒ 1日目 2 3 4 5 … 22/29
前投薬 デキサメタゾン 3.3㎎ Div (生食50mL) 15分 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 ハイカムチン 1~1.2㎎/㎡ Div (生食100mL) 30分 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓
副作用:
骨髄抑制など
小細胞肺-7小細胞肺癌 『 CBDCA+ETP+アテゾリズマブ療法 』
使用抗がん剤 : カルボプラチン+エトポシド+テセントリク(アテゾリズマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 2 3 … 22
プライミング 生食 50mL Div ↓ ↓
テセントリク 1200㎎/Body Div (生食250mL) 60~30分 ※1 ↓ ↓
アロキシ 0.75㎎ ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6㎎ ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 エトポシド 100㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 2時間 ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 カルボプラチン AUC5 Div (5%ブドウ糖250mL) 1時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div 10分 ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
※1 初回60分で投与、忍容性良ければ30分へ短縮可
投与時はインラインフィルター使用
副作用:
骨髄抑制、嘔気・嘔吐、倦怠感、便通異常、インフュージョンリアクション、間質性肺炎、肝機能障害、1型糖尿病、副腎機能障害、
重症筋無力症など
前投薬 Div (生食100mL) 30分
1 『 低用量FP+radiation療法 』
2 『 FP療法 』
3 『 FP+radiation療法 』
4 『 Standard FP+radiation療法 』
5 『 DTX療法 』
食道癌
食道-1食道癌 『 低用量FP+radiation療法 』
使用抗がん剤 : シスプラチン+フルオロウラシル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:1週、6コース施行⇒ 1日目 2 3 4 5 … 8
前投薬 グラニセトロン 100mL Div 30分 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 シスプラチン 4㎎/㎡ Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 200㎎/㎡ Civ ※1 (生食500mL) 24時間 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓
放射線療法 体外照射 週5日×6週間 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
※1 持続静注(continuous iv)
備考1.白血球減少によりG-CSFの投与を必要とする場合、G-CSF投与中は放射線治療を行わない
副作用:
消化器症状、骨髄抑制、食道炎、腎障害、聴力障害、末梢神経障害など
2.放射線化学療法終了後、数ヶ月経過後に、晩期放射線障害の1つである放射線肺臓炎と呼ばれる副作用が出現することあり。 その場合、照射範囲に含まれた肺野に間質性肺炎様の陰影が出現。症状は喀痰排出を伴わない咳、発熱、SpO2低下など。 予後を左右する場合もあり、これら晩期放射線障害についても患者さんへの説明が必要
食道-2食道癌 『 FP療法 』
使用抗がん剤 : シスプラチン+フルオロウラシル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 2 3 4 5 … 29
ソルアセトF 500mL Div 2時間 ↓ ↓
アロキシ 0.75㎎ ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6~13.2㎎ 13.2㎎ 6.6 6.6 6.6 6.6 13.2
抗がん剤 シスプラチン 80㎎/㎡ Div (生食400mL) 2時間 ↓ ↓
メトクロプラミド 2A Div (生食50mL) 15分 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
マンニットールS 200mL Div 1時間 ↓ ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 800㎎/㎡ Civ ※2 (生食1L) 24時間 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓
※1 内服アプレピタントまたは点滴ホスアプレピタントの投与も推奨されている
※2 持続静注(continuous iv)
副作用:
消化器症状、骨髄抑制、食道炎、腎障害、聴力障害、末梢神経障害など
前投薬 ※1 Div (生食50mL) 15分
食道-3食道癌 『 FP+radiation療法 』
使用抗がん剤 : シスプラチン+フルオロウラシル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:5週、2コース施行⇒ 1日目 2~5 … 8 9~12 … 15~19 … 36
アロキシ 0.75㎎ ↓ ↓ ↓
デキサメタゾン 3.3~13.2㎎ 13.2㎎ 3.3 13.2 3.3 13.2
抗がん剤 シスプラチン 40㎎/㎡ Div (生食400mL) 90分 ↓ ↓ ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 400㎎/㎡ Civ ※2 (生食1L) 24時間 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
放射線療法 体外照射 週5日×3週間 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
※1 内服アプレピタントまたは点滴ホスアプレピタントの投与も推奨されている
※2 持続静注(continuous iv)
備考:白血球減少によりG-CSFの投与を必要とする場合、G-CSF投与中は放射線治療を行わない
副作用:
消化器症状、骨髄抑制、食道炎、腎障害、聴力障害、末梢神経障害など
前投薬 ※1 Div (生食100mL) 30分
食道-4食道癌 『 Standard FP+radiation療法 』
使用抗がん剤 : シスプラチン+フルオロウラシル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週、2コース施行⇒ 1日目 2 3 4 5 … 8~12 … 15~19 … 22~26 … 29
ソルアセトF 500mL Div 2時間 ↓ ↓
アロキシ 0.75㎎ ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6~13.2㎎ 13.2㎎ 6.6 6.6 6.6 13.2
抗がん剤 シスプラチン 70㎎/㎡ Div (生食400mL) 2時間 ↓ ↓
メトクロプラミド 2A Div (生食50mL)15分 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
マンニットールS 200mL Div 1時間 ↓ ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 700㎎/㎡ Civ ※2 (生食1L) 24時間 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓
放射線療法 体外照射 週5日×4週間 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
※1 内服アプレピタントまたは点滴ホスアプレピタントの投与も推奨されている
※2 持続静注(continuous iv)
備考:白血球減少によりG-CSFの投与を必要とする場合、G-CSF投与中は放射線治療を行わない
副作用:
消化器症状、骨髄抑制、食道炎、腎障害、聴力障害、末梢神経障害など
前投薬 ※1 Div (生食50mL) 15分
食道-5食道癌 ※再発、2nd Line 『 DTX療法 』
使用抗がん剤 : ドセタキセル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 22
デキサメタゾン 6.6㎎
グラニセトロン 100mL
抗がん剤 ドセタキセル ※1 70㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖250mL) 1時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNaロック 1筒 ↓ ↓
※1 アルコール過敏の場合は先発品を使用
重篤な場合はDTXの投与を即座に中止し、救命に努める。予防的にステロイド、抗ヒスタミン剤などを用いることもある
DTX長期投与(累積投与量として400mg/㎡以上)で浮腫・体液貯留の発現率が高くなる
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、アナフィラキシー、口内炎、末梢浮腫、胸水貯留、末梢神経障害など
過敏性反応(アナフィラキシー)はDTXの投与数分以内に生じる事がある。
前投薬 Div 30分 ↓ ↓
1 『 DEC療法 』
2 『 DTX療法 』
3 『 カバジタキセル療法 』
『 LH-RHアゴニスト療法 』
『 GnRHアゴニスト療法 』
前立腺癌
4
前立腺-1前立腺癌 『 DEC療法 』
使用抗がん剤 : ドセタキセル+カルボプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 22 … 29
デキサメタゾン 6.6㎎ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
グラニセトロン 100mL ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 ドセタキセル ※1 30㎎/㎡ Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 カルボプラチン AUC 6 Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6㎎ Div (生食50mL) 30分 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
※1 過敏性反応(アナフィラキシー)はDTXの投与数分以内に生じる事がある
重篤な場合はDTXの投与を即座に中止し、救命に努める。予防的にステロイド、抗ヒスタミン剤などを用いることもある
アルコール過敏の場合は先発品を使用
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、アナフィラキシー、口内炎、末梢浮腫、胸水貯留、末梢神経障害など
前投薬 30分Div
前立腺-2前立腺癌 『 DTX療法 』
使用抗がん剤 : ドセタキセル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 22
デキサメタゾン 6.6㎎ ↓ ↓
グラニセトロン 100mL ↓ ↓
抗がん剤 ドセタキセル ※1 70㎎/㎡ Div (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 100mL Div 30分 ↓ ↓
※1 過敏性反応(アナフィラキシー)はDTXの投与数分以内に生じる事がある
重篤な場合はDTXの投与を即座に中止し、救命に努める。予防的にステロイド、抗ヒスタミン剤などを用いることもある
アルコール過敏の場合は先発品を使用
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、アナフィラキシー、口内炎、末梢浮腫、胸水貯留、末梢神経障害など
前投薬 Div 30分
前立腺-3前立腺癌 『 カバジタキセル療法 』
使用抗がん剤 : ジェブタナ(カバジタキセル)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 2 … 22
プレドニゾロン錠 10㎎/日 経口 連日投与 → → → →
ポララミン 5㎎ ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6㎎ ↓ ↓
ファモチジン 20㎎ ↓ ↓
生食 100mL Div 30分 ↓ ↓
抗がん剤 ジェブタナ ※1 20~25㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖250mL) 1時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div 30分 ↓ ↓
G-CSF ジーラスタ ※2 3.6㎎ 皮下注 ↓
※1 ドセタキセルを含む前治療歴のある去勢抵抗性前立腺がんに用いる
溶解液にエタノールを含有するため、アルコールに過敏な患者には適切かどうか判断する
インラインフィルター使用
※2 FNの予防的投与。ジェブタナ終了後24時間以上あけて投与
副作用:
好中球減少症、FN、貧血、感染症、肝機能障害など
前投薬 Div (生食50mL) 15分
前立腺-4前立腺癌
『 LH-RHアゴニスト療法 』
治療内容 1コース:4週⇒ 1日目 … 29
ホルモン剤 皮下注 ↓ ↓
治療内容 1コース:12週⇒ 1日目 … 85
ホルモン剤 皮下注 ↓ ↓
副作用:
女性の更年期障害に似た症状(のぼせ、ほてり、冷や汗、いらいら感)、間質性肺炎、糖尿病の発症または増悪など
『 GnRHアゴニスト療法 』
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 29
ホルモン剤 ゴナックス 80~240㎎ ※1 皮下注 ↓ ↓
※1 初回は240mgを1カ所あたり120mgずつ腹部2カ所に皮下投与
2回目以降は、初回投与4週間後よりデガレリクスとして80mgを維持用量とし、腹部1カ所に皮下投与を4週間ごとに繰り返す
副作用:
女性の更年期障害に似た症状(のぼせ、ほてり、冷や汗、いらいら感)、間質性肺炎、糖尿病の発症または増悪など
リュープリンSR あるいは ゾラデックスLA
使用薬剤
リュープリン あるいは ゾラデックス
使用薬剤
1 『 CE療法 』
2 『 PE療法 』
3 『 IP療法 』
4 『 IC療法 』
尿路小細胞癌
尿路小細胞-1尿路小細胞癌 『 CE療法 』
使用抗がん剤 : カルボプラチン+エトポシド
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3~4週、4コース施行⇒ 1日目 2 3 4 5 6 … 22/29
デキサメタゾン 6.6~13.2㎎ 9.9㎎ 6.6 6.6 13.2
グラニセトロン ※1 100mL
ファモチジン 20㎎
フラッシュ 生食 100mL Div 30分 ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 エトポシド 100㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 2時間 ※2 ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 カルボプラチン AUC4~6 Div (5%ブドウ糖500mL) 2時間 ↓ ↓
生食 500mL Div 2時間 ↓ ↓ ↓ ↓
G-CSF フィルグラスチム ※3 2µg/㎏/日 S.C ↓ ↓ ⇒
※1 1日目はグラニセトロン、2日目・3日目は生食100mLを投与
※2 エトポシドは100㎎あたり250mL以上の輸液に混合して投与(0.4mg/mL以上の濃度で結晶析出)
血管外漏出に注意
※3 G-CSF 製剤は抗がん剤投与日を除いて連日皮下注
白血球≧10,000/mm3あるいは好中球≧5,000/mm
3で中止し、白血球<3,000/mm
3あるいは好中球<1,500/mm
3で再開する
次コースを行う場合は、G-CSF 製剤投与中止2日後の採血で治療開始規準を満たすことを確認する
副作用:
汎血球減少、腎障害、肝障害、薬剤性肺炎、悪心・嘔吐、脱毛、食欲不振、徐脈(急速投与時)など
↓↓前投薬 Div (生食100mL) 30分 ※1
尿路小細胞-2尿路小細胞癌 『 PE療法 』
使用抗がん剤 : シスプラチン+エトポシド
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3~4週、4コース施行⇒ 1日目 2 3 … 22/29
125㎎ 抗がん剤投与60~90分前 ↓ ↓
80㎎ 朝食後 ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6~9.9㎎ 9.9㎎ 6.6 6.6 9.9
アロキシ 0.75㎎ ↓ ↓
抗がん剤 エトポシド 100~110㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 2時間 ※2 ↓ ↓ ↓ ↓
KCL 10mL
硫酸Mg 8mL
マンニットールS 200mL Div 30分 ↓ ↓
抗がん剤 シスプラチン ※3 80~100㎎/㎡ Div (生食500mL) 2時間 ↓ ↓
ハイドレーション KCL 10mL Div(5%ブドウ糖500mL+生食500mL) 2時間
↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
※1 イメンドは必要あれば5日目まで継続可
※2 100㎎あたり250mL以上の輸液に混合して投与(0.4㎎/mL以上の濃度で結晶析出)
血管外漏出に注意
※3 シスプラチン投与日は1日尿量を3000mL以上確保すること。翌日以降も1日1500mL以上の尿量を確保することが望ましい
副作用:
骨髄抑制、腎障害、悪心・嘔吐、食欲不振など
ハイドレーション Div(5%ブドウ糖500mL+生食500mL) 3時間
前投薬
前投薬 (生食100mL) 30分
イメンドカプセル ※1 経口
Div
↓ ↓
尿路小細胞-3尿路小細胞癌 『 IP療法 』
使用抗がん剤 : イリノテカン+シスプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週、4コース施行⇒ 1日目 2 3 … 8 … 15 ・・・ 29
125㎎ 抗がん剤投与60~90分前 ↓ ↓
80㎎ 朝食後 ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6~9.9㎎ 9.9㎎ 6.6 6.6 9.9
アロキシ 0.75㎎ ↓ ↓
グラニセトロン ※2 100mL ↓ ↓
抗がん剤 イリノテカン 60~70㎎/㎡ Div (生食500mL) 90分 ↓ ↓ ↓ ↓
KCL 10mL
硫酸Mg 8mL
マンニットールS 200mL Div 30分 ↓ ↓
抗がん剤 シスプラチン ※3 60~80㎎/㎡ Div (生食500mL) 2時間 ↓ ↓
ハイドレーション KCL 10mL Div(5%ブドウ糖500mL+生食500mL) 2時間
↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
※1 イメンドは必要あれば5日目まで継続可※2 1日目はアロキシ、8日目・15日目はグラニセトロンを投与※3 シスプラチン投与日は1日尿量を3000mL以上確保すること。翌日以降も1日1500mL以上の尿量を確保することが望ましい
副作用: 骨髄抑制、腎障害、悪心・嘔吐、食欲不振、下痢など
イメンドカプセル ※1 経口前投薬
Div (生食100mL) 30分 ※2前投薬
↓ ↓Div(5%ブドウ糖500mL+生食500mL) 3時間
ハイドレーション
尿路小細胞-4尿路小細胞癌 『 IC療法 』
使用抗がん剤 : イリノテカン+カルボプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 29
アロキシ 0.75㎎ ↓ ↓
グラニセトロン ※1 100mL ↓ ↓
デキサメタゾン 9.9㎎ ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 イリノテカン 50~60㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 2時間 ↓ ↓ ↓ ↓
生食 100mL Div 30分 ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 カルボプラチン AUC5 Div (5%ブドウ糖500mL) 2時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓
※1 1日目はアロキシ、8日目・15日目はグラニセトロンを投与
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、アナフィラキシー、間質性肺炎、下痢など
前投薬 Div (生食100mL ※1) 30分
1 『 GCBDCA療法 』
2 『 MEC療法 』
3 『 GC療法 』
4 『 GEP療法 』
5 『 TGP療法 』
6 『 ペムブロリズマブ療法 』
尿路上皮癌
尿路上皮-1尿路上皮癌 『 GCBDCA療法 』
使用抗がん剤 : ゲムシタビン+カルボプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 2 3 … 8 … 15 … 29 30
ソルアセトD 500mL Div 6時間 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 3.3㎎
抗がん剤 ゲムシタビン 1000㎎/㎡ Div (生食100mL ) 30分 ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 100mL Div 30分 ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 カルボプラチン AUC4 Div (生食500mL) 4時間 ↓ ↓
フラッシュ 生食 100mL Div 30分 ↓ ↓
ソルデム1 500mL Div 8時間 ↓ ↓
グルアセト35 500mL Div 8時間 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓
副作用:
骨髄抑制、脱毛、悪心、間質性肺炎
前投薬 Div 30分 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓↓
尿路上皮-3尿路上皮癌 『 GC療法 』
使用抗がん剤 : ゲムシタビン+シスプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 2 3 … 8 … 15 … 29 30
ソルアセトD 500mL Div 6時間 ※1 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
グルアセト35 500mL Div 4時間 ↓ ↓ ↓
ソルアセトD 500mL Div 4時間 ↓ ↓
グラニセトロン 100mL ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
デキサメタゾン 3.3㎎ ↓ ↓
抗がん剤 ゲムシタビン 1000㎎/㎡ Div (生食100mL ) 30分 ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓
ソルデム1 500mL Div 8時間 ↓ ↓
マンニットールS 300mL Div 3時間 ↓ ↓
抗がん剤 シスプラチン ※3 70㎎/㎡ Div (生食400mL) 4時間 ↓ ↓
グルアセト35 500mL Div 4時間 ↓ ↓
ソルアセトD 500mL Div 4時間 ↓ ↓
※1 8日目・15日目は4時間で投与
※2 内服アプレピタントまたは点滴ホスアプレピタントの投与も推奨されている
※3 十分な尿量を確保できるように、比較的大量の補液を併用
心不全に陥らないように、水分のIn-Outバランスや体重をモニターする
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、腎障害など
前投薬 ※2 Div 30分
尿路上皮-4尿路上皮癌 『 GEP療法 』
使用抗がん剤 : ゲムシタビン+シスプラチン+エトポシド
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 2 3 … 8 … 15 … 29
125㎎ シスプラチン投与60分~90分前 ↓ ↓
80㎎ 朝食後 ↓ ↓
5%ブドウ糖 500mL Div 9時間 ↓ ↓
ソルアセトD 500mL Div 2時間 ↓ ↓ ↓ ↓
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 6.6㎎
抗がん剤 ゲムシタビン 800㎎/㎡ Div (生食100mL) 30分 ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
抗がん剤 シスプラチン 20㎎/㎡ Div (生食400mL) 2時間 ↓ ↓ ↓ ↓
マンニットールS 200mL Div 1時間 ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 エトポシド 60㎎/㎡ Div (生食500mL) 2時間 ↓ ↓ ↓ ↓
ペンライブ 500mL Div 8時間 ↓ ↓ ↓ ↓
備考1.1~3日目:前後に輸液1000~1500mL
4・5日目:輸液2000mL
2.10~14日目のnadirに注意(骨髄抑制)→15日目のGEMはスキップすることも多い
副作用:
骨髄抑制、食欲不振、嘔気、口内炎、脱毛、倦怠感、皮膚障害、下痢・便秘、腎障害、肝障害、感覚障害、聴力障害、過敏症状など
30分 ↓ ↓↓ ↓ ↓ ↓
前投薬 イメンドカプセル 経口
前投薬 Div
尿路上皮-5尿路上皮癌 『 TGP療法 』
使用抗がん剤 : パクリタキセル+ゲムシタビン+シスプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 2 … 8 … 29
前投薬 レスタミン錠 50㎎ 経口 パクリタキセル投与30分前 ↓ ↓ ↓
ソルアセトD 500mL Div 2時間 ↓ ↓ ↓ ↓
ソルアセトD 500mL Div 2時間 ↓
デキサメタゾン 6.6㎎
ファモチジン 20㎎
前投薬 グラニセトロン 100mL Div 30分 ↓ ↓ ↓
前投薬 アロキシ 0.75㎎ Div (生食100mL) 30分 ↓
抗がん剤 パクリタキセル 80㎎/㎡ Div (生食500mL) 3時間 ↓ ↓ ↓
メトクロプラミド 1A Div (ペンライブ500mL) 2時間 ↓ ↓ ↓
抗がん剤 シスプラチン 50㎎/㎡ Div (生食400mL) 3時間 ↓
ソルアセトD 500mL Div 2時間 ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 ゲムシタビン 1000㎎/㎡ Div (生食100mL) 30分 ↓ ↓ ↓
マンニットールS 200mL Div 30分 ↓
※1 内服アプレピタントまたは点滴ホスアプレピタントの投与も推奨されている
副作用:
骨髄抑制、消化器症状、過敏症状、間質性肺炎など
前投薬 ※1 ↓ ↓Div ↓(生食50mL) 15分
尿路上皮-6尿路上皮癌 『 ペムブロリズマブ療法 』
使用抗がん剤 : キイトルーダ(ペムブロリズマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 22
プライミング及びフラッシュ
生食 50mL
Div ↓ ↓
キイトルーダ 200㎎/body Div (生食100mL) 30分 ※1 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 投与時はインラインフィルター使用
副作用:
肝・腎機能障害、甲状腺機能障害、大腸炎、下痢、間質性肺炎、ブドウ膜炎など
1 『 トーリセル療法 』
腎細胞癌
腎細胞-1腎細胞癌 『 トーリセル療法 』
使用抗がん剤 : トーリセル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:1週⇒ 1日目 … 8
前投薬 ポララミン 5㎎ Div (生食50mL) 30分 ↓ ↓
抗がん剤 トーリセル ※1 25㎎ Div (生食250mL) 30~60分 ※2 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
※1 過敏性反応(アナフィラキシー)はDTXの投与数分以内に生じる事がある
重篤な場合はDTXの投与を即座に中止し、救命に努める。予防的にステロイド、抗ヒスタミン剤などを用いることもある
アルコール過敏の場合は先発品を使用
※2 添付の希釈溶液を使用
調製後6時間以内に投与を終了
投与時は 5μm以下のインラインフィルター、DEHPフリー器具を使用
副作用:
間質性肺炎、インフュージョンリアクション、静脈血栓塞栓症など
1 『 ペメトレキセド+CDDP療法 』
2 『 ペメトレキセド療法 』
3 『 ニボルマブ療法 』
悪性胸膜中皮腫
中皮腫-1悪性胸膜中皮腫 『 ペメトレキセド+CDDP療法 』
使用抗がん剤 : アリムタ(ペメトレキセド)+シスプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週、4コース施行⇒ 1日目 2 3 … 22
125㎎ 抗がん剤投与60~90分前 ↓ ↓
80㎎ 朝食後 ↓ ↓
生食 50mL Div 10分 ↓ ↓
デキサメタゾン 6.6~9.9㎎ 9.9㎎ 6.6 6.6 9.9
アロキシ 0.75㎎ ↓ ↓
抗がん剤 アリムタ 500~525㎎/㎡ Div (生食100mL) 10分 ↓ ↓
KCL 10mL
硫酸Mg 8mL
マンニットール 200mL Div 30分 ↓ ↓
抗がん剤 シスプラチン ※2 75~80㎎/㎡ Div (生食500mL) 2時間 ↓ ↓
ハイドレーション KCL 10mL Div(生食500mL+5%ブドウ糖500mL) 2時間
↓ ↓ ↓ ↓
生食 50mL Div 45分 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
※1 イメンドは必要あれば5日目まで継続可
※2 シスプラチン投与日は1日尿量を3000mL以上確保すること。翌日以降も1日1500mL以上の尿量を確保することが望ましい
心不全に陥らないように、水分のIn-Outバランスや体重をモニター
備考:ペメトレキセド投与前に前投薬が必要
・投与開始7日以上前にメチコバール2A筋注、以降投与最終22日後まで9週ごとに1回投与
・投与開始7日以上前から1日1回パンビタン1g内服、投与最終22日後まで続ける
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、脱毛、間質性肺炎、皮疹、倦怠感、脱水、腎不全、高血圧など
Div(生食500mL+5%ブドウ糖500mL) 3時間
ハイドレーション
イメンドカプセル ※1 経口前投薬
Div (生食100mL) 30分前投薬
↓ ↓
中皮腫-2悪性胸膜中皮腫 『 ペメトレキセド療法 』
使用抗がん剤 : アリムタ(ペメトレキセド)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週、4コース施行⇒ 1日目 … 22
生食 50mL Div 10分 ↓ ↓
前投薬 デキサメタゾン 9.9㎎ Div (生食100mL) 30分
抗がん剤 アリムタ 500~525㎎/㎡ Div (生食100mL) 10分 ↓ ↓
生食 50mL Div 45分 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
備考:アリムタ投与前に前投薬が必要
・投与開始7日以上前にメチコバール2A筋注、以降投与最終22日後まで9週ごとに1回投与
・投与開始7日以上前から1日1回パンビタン1g内服、投与最終22日後まで続ける
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、脱毛、間質性肺炎、皮疹、倦怠感、脱水、腎不全、高血圧など
中皮腫-3悪性胸膜中皮腫 『 ニボルマブ療法 』
使用抗がん剤 : オプジーボ(ニボルマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 … 15
プライミング及びフラッシュ
生食 50mL
Div ↓ ↓
オプジーボ 240㎎/Body Div (生食100mL) 1時間 ※1 ↓ ↓
※1 投与時はインラインフィルター使用
副作用:
インフュージョンリアクション、間質性肺炎、自己免疫疾患など
1 『 S-1+GEM療法 』
2 『 GEM療法 』
3 『 アブラキサン+GEM療法 』
4 『 FOLFIRINOX療法 』
5 『 オニバイド+5-FU/LV療法 』
膵癌
膵-1膵癌 『 S-1+GEM療法 』
使用抗がん剤 : S-1+ゲムシタビン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 2 … 8 … 15 … 22~
1日2回分割
2週内服1週休薬
ベース 生食 100mL Div 1時間以上 ↓ ↓
Div
(側管)
Div 上記終了後
(側管) (生食100mL) 30分
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
★S-1の1日投与量(基準量) 1.25㎡未満:80㎎1.25~1.5㎡未満:100㎎1.5㎡以上:120㎎
備考:放射線同時併用は禁忌
副作用:
血球減少、脱毛、悪心・嘔吐、食欲不振、間質性肺炎、臓器毒性、アナフィラキシーなど
患者の状態により適宜増減。増減量の段階を40㎎、50mg、60mg、75㎎/回とする。増量は本剤の投与によると判断される臨床検査値異常及び消化器症状が発現せず、安全性に問題がなく、増量できると判断される場合に初回基準量から一段階までとし、75㎎/回を限度とする。また、減量は通常一段階ずつ行い、最低投与量は40㎎/回とする。
抗がん剤 S-1 ★ 経口
↓
夕→→朝夕→
グラニセトロン 100mL 30分
→ → → →
前投薬 ↓
抗がん剤 ゲムシタビン 800~1000㎎/㎡ ↓
↓
膵-2膵癌 『 GEM療法 』
使用抗がん剤 : ゲムシタビン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 29
ベース 生食 100mL Div 1時間以上 ↓ ↓ ↓ ↓
Div
(側管)
Div 上記終了後
(側管) (生食100mL) 30分
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
備考:放射線同時併用は禁忌
副作用:
血球減少、脱毛、悪心・嘔吐、食欲不振、間質性肺炎、臓器毒性、アナフィラキシーなど
前投薬 ラモセトロン 100mL 30分 ↓
抗がん剤 ゲムシタビン 1000㎎/㎡ ↓ ↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓
膵-3膵癌 『 アブラキサン+GEM療法 』
使用抗がん剤 : アブラキサン+ゲムシタビン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 2 3 … 8 … 15 … 29
デカドロン錠 8㎎ ※1 経口 ↓ ↓
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 6.6㎎
抗がん剤 アブラキサン ※2 125㎎/㎡ Div (生食100mL ※必要量のみ) 30分 ※3 ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div 全開 ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 ゲムシタビン 1000㎎/㎡ Div (生食100mL) 30分 ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div 全開 ↓ ↓ ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓ ↓
※1 適宜減量可
※2 アブラキサン(アルブミン懸濁型パクリタキセル)は特定生物由来製品に該当
※3 100㎎以下の場合はシリンジポンプに充填。ただしポートに限る
投与時はインラインフィルター使用不可
備考:放射線同時併用は禁忌
副作用:
好中球減少、脱毛、末梢神経障害、疲労感など
↓ ↓前投薬 Div 30分 ↓ ↓
膵-4膵癌 『 FOLFIRINOX療法 』
使用抗がん剤 : オキサリプラチン+イリノテカン+フルオロウラシル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 2 … 15 16
逆血確認 生食シリンジ 1筒 ↓ ↓
アロキシ 0.75㎎
プロイメンド 150㎎
デキサメタゾン 13.2㎎
抗がん剤 オキサリプラチン 85㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 2時間 ↓ ↓
レボホリナート 200㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖250mL) 2時間 ↓ ↓
Div レボホリナート開始30分後に開始
(側管) (生食250mL) 90分
上記終了後
(5%ブドウ糖50mL) 5~15分(全開)
(生食1000mL) 46時間 輸液ポンプ
※インフューザーポンプの場合、生食総量100mL
フラッシュ 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 持続静注
備考:レボホリナートはフルオロウラシルの抗腫瘍効果を増強
副作用:
悪心・嘔吐、下痢、白血球減少、脱毛、口内炎、手足症候群、白質脳症など
↓
抗がん剤 イリノテカン 180㎎/㎡ ↓ ↓
前投薬 Div (生食100mL) 30分 ↓
↓
抗がん剤 フルオロウラシル 2400㎎/㎡ Civ ※1 ↓ ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 400㎎/㎡ Div ↓
膵-5膵癌 『 オニバイド+5-FU/LV療法 』
使用抗がん剤 : オニバイド+フルオロウラシル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:2週⇒ 1日目 2 … 15 16
逆血確認 生食シリンジ 1筒 ↓ ↓
アロキシ 0.75㎎
デキサメタゾン 9.9㎎
抗がん剤 オニバイド 50~70㎎/㎡ ※1 Div (生食500mL) 90分 ※2 ↓ ↓
レボホリナート 200㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖250mL) 2時間 ↓ ↓
(生食1000mL) 46時間 輸液ポンプ
※インフューザーポンプの場合、生食総量100mL
フラッシュ 生食注シリンジ 1筒 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
↓ ↓抗がん剤
前投薬 Div (生食100mL) 30分 ↓ ↓
フルオロウラシル 2400㎎/㎡ Civ ※3
なお、忍容性が認められる場合にはイリノテカンとして1回70mg/㎡に増量することができる
※2 調製後遮光し6時間以内に投与
投与時はインラインフィルター使用不可
※3 持続静注
備考1.レボホリナートはフルオロウラシルの抗腫瘍効果を増強
2.day2・day3のデキサメタゾン錠は必要時処方
副作用:
悪心・嘔吐、下痢、白血球減少、脱毛、口内炎、手足症候群など
※1 UGT1A1*6若しくはUGT1A1*28のホモ接合体を有する患者、又はUGT1A1*6及びUGT1A1*28のヘテロ接合体を有する患者では、 イリノテカンとして1回50mg/㎡を開始用量とする
1 『 GEMOX療法 』
2 『 GC療法(胆道癌) 』
胆管癌・胆道癌
胆管・胆道-1胆管癌 『 GEMOX療法 』
使用抗がん剤 :ゲムシタビン+オキサリプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 8 … 15 … 29
グラニセトロン 100mL
デキサメタゾン 13.2㎎
抗がん剤 ゲムシタビン 1000㎎/㎡ Div (生食100mL) 30分 ↓ ↓ ↓ ↓
上記終了後
(5%ブドウ糖500mL) 2時間
フラッシュ 5%ブドウ糖 50mL Div ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、アナフィラキシー、間質性肺炎、末梢神経障害など
↓ ↓ ↓前投薬 Div 30分 ↓
↓ ↓抗がん剤 オキサリプラチン 85㎎/㎡ Div ↓
胆管・胆道-2胆道癌 『 GC療法 』
使用抗がん剤 :ゲムシタビン+シスプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 8 … 22
アロキシ 0.75㎎
デキサメタゾン 13.2㎎
メトクロプラミド 3A
抗がん剤 ゲムシタビン 1000㎎/㎡ Div (生食100mL) 30分 ↓ ↓ ↓
抗がん剤 シスプラチン 25㎎/㎡ Div (生食400mL) 2時間 ↓ ↓ ↓
生食 500mL Div 2時間 ↓ ↓ ↓
※1 内服アプレピタントまたは点滴ホスアプレピタントの投与も推奨されている
副作用:
骨髄抑制、悪心・嘔吐、アナフィラキシー、腎障害など
↓前投薬 ※1 Div (生食100mL) 30分 ↓ ↓
1 『 LFP動注療法 』
2 『 低用量FP療法 』
3 『 単回経カテーテル的動注化学療法 』
4 『 ベバシズマブ+アテゾリズマブ療法 』
肝細胞癌
肝細胞-1肝細胞癌 『 LFP動注療法 』
使用抗がん剤 : シスプラチン+フルオロウラシル
【入院(導入、強化)】
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:5日、最長4コース⇒ 1日目 2 3 4 5 6 7 8
抗がん剤 シスプラチン 20mg/body (上限) 動注 1時間 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 500mg/body (上限) 動注 (生食20mL) 3時間 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
【外来(維持)】
治療内容 使用薬剤 投与量 毎週あるいは隔週投与⇒ 1日目 2 3 4 5 …
抗がん剤 シスプラチン 20mg/body (上限) 動注 1時間 ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 500mg/body (上限) 動注 (生食20mL) 3時間 ↓
※ シスプラチン、フルオロウラシルともにシリンジに充填
副作用: 嘔気、食欲不振、骨髄抑制、胃十二指腸潰瘍など
↓
8/(15)
↓
肝細胞-2肝細胞癌 『 低用量FP療法 』
使用抗がん剤 : シスプラチン+フルオロウラシル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:5週(4投1休)⇒ 1日目 2 3 4 5 … 8 9 10 11 12 …
前投薬 グラニセトロン 100mL Div 30分 ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 シスプラチン 10㎎/body Div (生食250mL) 30分 ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 250㎎/body Div (5%ブドウ糖500mL) 5時間 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
15日目 16 17 18 19 … 22 23 24 25 26 … 36
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
副作用:
消化器症状、骨髄抑制、腎障害など
肝細胞-3肝細胞癌 『 単回経カテーテル的動注化学療法 』
使用抗がん剤 : エピルビシン+シスプラチン+フルオロウラシル
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 … 29
前投薬 グラニセトロン 100mL Div 30分
抗がん剤 エピルビシン 30㎎/body 動注 (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
抗がん剤 シスプラチン 25㎎/body 動注 (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
抗がん剤 フルオロウラシル 500㎎/body 動注 (生食250mL) 1時間 ↓ ↓
副作用:
肝・腎機能障害、骨髄抑制、下痢、粘膜炎、手足症候群、不整脈、発熱など
肝細胞-4肝細胞癌 『 ベバシズマブ+アテゾリズマブ療法 』
使用抗がん剤 : ベバシズマブ(アバスチン)+テセントリク(アテゾリズマブ)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 22
テセントリク 1200㎎/body Div (生食250mL) 60~30分 ※1 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL
Div 10分 ↓ ↓
アバスチン 15㎎/kg Div (生食100mL) 90~30分 ※2 ↓ ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 初回60分、忍容性良ければ2回目以降30分に短縮可
投与時はインラインフィルター使用
※2 初回90分、忍容性良ければ2回目60分、3回目以降30分に短縮可
副作用:
肝・腎機能障害、甲状腺機能障害、大腸炎、下痢、間質性肺炎、ブドウ膜炎、膵炎、インフュージョンリアクション、
1型糖尿病、皮膚障害、皮膚障害、脳炎、内分泌障害、消化管穿孔、出血、高血圧、蛋白尿、創傷治癒障害など
↓↓プライミング
及びフラッシュ生食 50mL
Div 10分
1 『 TC療法 』
卵巣癌
卵巣-1卵巣癌 『 TC療法 』
使用抗がん剤 : パクリタキセル+カルボプラチン
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 … 22
前投薬 レスタミン錠 50㎎ 経口 パクリタキセル投与30分前 ↓ ↓
デキサメタゾン 16.5㎎
ファモチジン 20㎎
グラニセトロン 100mL
抗がん剤 パクリタキセル ※1 175~180㎎/㎡ Div (5%ブドウ糖500mL) 3時間 ↓ ↓
抗がん剤 カルボプラチン AUC5~6 Div (生食250mL) 1時間 ↓
フラッシュ 生食 50mL Div ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 アルコールを含有するため、アルコール過敏の有無の確認
投与時は0.22μmのインラインフィルター、DEHPフリー器具を使用
副作用
脱毛、悪心・嘔吐、好中球減少、血小板減少、末梢神経障害、過敏症など
↓前投薬 30分Div ↓
1 『 MECP療法 』
2 『 CHOP療法 』
3 『 R-CHOP療法 』
4 『 R-組合せ療法 』
5 『 リツキシマブ単独療法 』
6 『 ベンダムスチン療法 』
7 『 ベンダムスチン+リツキシマブ療法 』
悪性リンパ腫
リンパ腫-1悪性リンパ腫 『 MECP療法 』
使用抗がん剤 : カルボプラチン+エトポシド+ノバントロン(ミトキサントロン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 2 3 4 5 … 22
プレドニゾロン錠 40㎎/㎡ 経口 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ベース ソルアセトF 500mL Div 1日目は3時間以上、 2~5日目は1時間以上
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
前投薬 グラニセトロン 100mLDiv
(側管) 30分 ↓ ↓
抗がん剤 カルボプラチン 300㎎/㎡ ※1Div
(側管)(生食250mL) 90分 ↓ ↓
抗がん剤 エトポシド 70㎎/㎡Div
(側管)(生食250mL) 1時間 ※2 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
抗がん剤 ノバントロン 8㎎/㎡ ※3iv
(側管)(生食20mL) 3分以上 ↓ ↓
※1 カルボプラチン投与量は、クレアチニン・クリアランス値により減量
60mL/分以上の場合は300mg/㎡、41~59mL/分の場合は250mg/㎡、40mL/分以下は除外
※2 エトポシドは100mgあたり250mL以上の輸液に混合して投与(0.4mg/mL以上の濃度で結晶析出)
※3 ミトキサントロン総量160mg/㎡以下、他のアントラサイクリン類投与後は総量100mg/㎡以下
備考1:白血球減少に対してG-CSFを積極的に使用し、遅くとも4週以内に次の治療コースに入る
備考2:カルボプラチンの承認用法・用量は、「4週間休薬」
副作用:
骨髄抑制、腎障害、悪心・嘔吐、脱毛、倦怠感、間質性肺炎、末梢神経障害、聴器毒性、心毒性など
リンパ腫-2悪性リンパ腫 『 CHOP療法 』
使用抗がん剤 : エンドキサン(シクロホスファミド)+ドキソルビシン+オンコビン(ビンクリスチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3~4週⇒ 1日目 2 3 4 5 … 22/29
プレドニゾロン錠 100㎎/body/日 ※1 経口 分2 朝・夕 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ベース ソルアセトF 500mL Div 160分以上 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
前投薬 グラニセトロン 100mLDiv
(側管) 30分 ↓ ↓
抗がん剤 エンドキサン 750㎎/㎡Div
(側管)(生食500mL) 2時間 ↓ ↓
抗がん剤 ドキソルビシン 50㎎/㎡ ※2iv
(側管)(生食20mL) 5分 ↓ ↓
抗がん剤 オンコビン1.4㎎/㎡
(最大2㎎/body)iv
(側管)(生食20mL) 5分 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 高齢者の場合は減量
1㎎/kg/日あるいは50㎎/㎡/日
※2 総量500㎎/㎡
副作用:
悪心・嘔吐、倦怠感、脱毛、便秘、骨髄抑制(血球減少)、心筋障害(積算毒性)、末梢神経障害、麻痺性イレウス、出血性膀胱炎など
リンパ腫-3悪性リンパ腫 『 R-CHOP療法 』
使用抗がん剤 : リツキシマブ+エンドキサン(シクロホスファミド)+ドキソルビシン+オンコビン(ビンクリスチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週、8コース施行⇒ 1日目 2 3 4 5 6 … 22 23
プレドニゾロン錠 100㎎/body/日 ※1 経口 分2 朝・夕 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
レスタミン錠 50㎎
カロナール錠 400㎎
プライミング 生食 50mL Div ↓
リツキシマブ 375㎎/㎡ Div (生食約500mL ※3) 3時間以上 ↓ ↓
生食 50mL ※4 Div 全開 ↓ ↓
CHOP時ベース ソルアセトF 500mL Div 160分以上 ↓ ↓
前投薬 グラニセトロン 100mLDiv
(側管) 30分 ↓ ↓
抗がん剤 エンドキサン 750㎎/㎡Div
(側管)(生食500mL) 2時間 ↓ ↓
抗がん剤 ドキソルビシン 50㎎/㎡ ※5iv
(側管)(生食20mL) 5分 ↓ ↓
抗がん剤 オンコビン1.4㎎/㎡
(最大2㎎/body)iv
(側管) 5分 ↓ ↓
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓
※1 高齢者の場合は減量
※2 infusion reactionの予防投与
※3 リツキシマブの投与量によって変わる
※4 腫瘍崩壊症候群が予想されるときは補液量を増やす
※5 総量500㎎/㎡
副作用:
悪心・嘔吐、倦怠感、脱毛、便秘、骨髄抑制(血球減少)、心筋障害(積算毒性)、末梢神経障害、麻痺性イレウス、出血性膀胱炎、過敏反応など
前投薬 ※2 経口 リツキシマブ投与開始30分前 ↓ ↓
リンパ腫-4悪性リンパ腫 『 R-組み合わせ療法 』
使用抗がん剤 : リツキシマブ+各レジメンとの組み合わせ
治療内容 使用薬剤 1コース:3~4週 ※1⇒ 1日目
レスタミン錠 50㎎
カロナール錠 400㎎
プライミング 生食 50mL Div ↓
リツキシマブ 375㎎/㎡ Div (生食約500mL ※3) 3時間以上 ↓
生食 50mL ※4 Div 全開 ↓
※1 組み合わせるレジメンによって投与間隔が異なる
※2 infusion reactionの予防投与
※3 リツキシマブの投与量によって変わる
※4 腫瘍崩壊症候群が予想されるときは補液量を増やす
副作用:
infusion reaction(発熱・悪寒・頭痛)及びアレルギー反応等、骨髄抑制(血球減少)など
前投薬 ※2 経口 リツキシマブ投与開始30分前 ↓
リンパ腫-5濾胞性リンパ腫 『 R-単独療法 』
使用抗がん剤 : リツキシマブ
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週、2ヶ月毎に4コース施行⇒ 1日目 … 8 … 15 … 22 … 85
レスタミン錠 50㎎
カロナール錠 400㎎
プライミング 生食 50mL Div ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
リツキシマブ 375㎎/㎡ Div (生食約500mL ※2) 3時間以上 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
生食 50mL ※3 Div 全開 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
※1 infusion reactionの予防投与
※2 リツキシマブの投与量によって変わる
※3 腫瘍崩壊症候群が予想されるときは補液量を増やす
副作用:
infusion reaction(発熱・悪寒・頭痛)及びアレルギー反応等、骨髄抑制(血球減少)など
前投薬 ※1 経口 リツキシマブ投与開始30分前 ↓ ↓↓ ↓ ↓
リンパ腫-6悪性リンパ腫 『 ベンダムスチン療法 』
使用抗がん剤 : トレアキシン(ベンダムスチン)
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:3週⇒ 1日目 2 … 22
生食 50mL Div ↓ ↓ ↓
デキサメタゾン 3.3㎎ ↓ ↓ ↓
アロキシ 0.75㎎ ↓ ↓
抗がん剤 トレアキシン 120㎎/㎡ Div (生食250mL) 1時間 ※1 ↓ ↓ ↓
トレアキシンと同時投与 ※2
2時間
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ ↓
※1 トレアキシン1Vを注射用水40mLで溶解
患者の体表面積から換算した投与量を生理食塩液で希釈し、最終投与液を250mLに調製する
※2 トレアキシン終了後、約50mLを全開投与し残破棄
備考:好中球数<1,000 血小板数<75,000 総ビリルビン2.0㎎/dL以上、血清クレアチニン2.0㎎/dL以上投与延期
副作用:
骨髄抑制、感染症、肝機能障害、間質性肺炎など
前投薬 Div (生食50mL) 15分
↓生食 250mL Div ↓ ↓
リンパ腫-7悪性リンパ腫 『 ベンダムスチン+リツキシマブ療法 』
使用抗がん剤 : トレアキシン(ベンダムスチン)+リツキシマブ
治療内容 使用薬剤 投与量 1コース:4週⇒ 1日目 2 (3) … 29
レスタミン錠 50㎎
カロナール錠 400㎎
生食 50mL Div ↓ ↓ (↓) ↓
リツキシマブ 375㎎/㎡ Div (生食約500mL ※2) 3時間以上 ↓ ↓
生食 50mL ※3 Div 全開 ↓ ↓
デキサメタゾン 3.3㎎ ↓ ↓ (↓) ↓
アロキシ 0.75㎎ ↓ ↓
抗がん剤 トレアキシン ※4 90㎎/㎡ Div (生食250mL) 1時間 ※5 ↓ ↓ (↓) ↓
トレアキシンと同時投与 ※6
2時間
ルートロック ヘパリンNa注ロック 1筒 ↓ ↓ (↓) ↓
※1 infusion reactionの予防投与
※2 リツキシマブの投与量によって変わる
※3 腫瘍崩壊症候群が予想されるときは補液量を増やす
※4 1クール目はday2、day3に投与
※5 トレアキシン1Vを注射用水40mLで溶解。患者の体表面積から換算した投与量を生理食塩液で希釈し、最終投与液を 250mLに調製
※6 トレアキシン終了後、約50mLを全開投与し残破棄
備考:好中球数<1,000 血小板数<75,000 総ビリルビン2.0㎎/dL以上、血清クレアチニン2.0㎎/dL以上投与延期
副作用:
骨髄抑制、感染症、肝機能障害、間質性肺炎、infusion reaction(発熱・悪寒・頭痛)及びアレルギー反応など
↓前投薬 ※1 リツキシマブ投与開始30分前
(生食50mL) 15分
経口 ↓
↓↓ ↓
前投薬 Div
生食 (↓)250mL Div
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