大学の世界展開力強化 ... - 日本学術振興会 · h25 . h26 : h27 . h28 :...

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大学の世界展開力強化事業 取組概要 北海道大学

■ 質の保証を伴った大学間交流の枠組形成に向けた取組

■ 交流プログラムにおける学生のモビリティ

■ 教育内容の可視化・成果の普及

〈 平成24年度派遣学生報告会 〉

〈国際運営委員会〉

H24 H25 H26 H27 H28

学生の派遣 17 30 30 30 30

学生の受入 18 30 30 30 30

■ 日本人学生の派遣・留学生の受入を促進するための環境整備

■ 交流プログラムの内容、今後の開始に向けた準備状況

注)H24は実績、H25以降は計画

【構想の名称】(選定年度24年度・申請区分(Ⅰ)) 人口・活動・資源・環境の負の連環を転換させるフロンティア人材育成プログラム 【プログラムの目的・養成する人材像】 ASEAN地域における人口・活動・資源・環境(PARE: Populations-Activities-Resources-Environments)の負の連環の解決のフロンティアを担う人材育成のため,インドネシア,タイの6パートナー大学との国際連携教育システムの構築を図ることを目的とする。PAREの負の連環の解決に必要不可欠な能力として定義した4つの力(フィールド研究力,多様性容認力,開拓力及び課題解決力)を備え,ASEAN地域の発展に主導的な役割を担うことのできる人材を養成する。 【構想の概要】 インドネシア,タイの6パートナー大学とのPARE大学院教育コンソーシアムにおける協働教育を通じて,分野横断的教育の質の保証,フィールドとラボの教育連携モデルの形成及び異分野専門家集団PARE同窓生ネットワークの形成を促し,もってアジアのフィールドにおいて同地域の発展に資する人材の輩出及びネットワーク形成を図る。

○ 国際運営委員会,国内運営委員会及び教育コンテンツ委員会を設置した。 これら委員会の枠組みを通じて,プログラムの運営体制を確立するとともに, 教育プログラムの実施体制・内容について方針を決定した。 ○ 平成25年3月に国際運営委員会メンバーによるファカルティ・ディベロプメント (FD)ワークショップを開催。本プログラムの質の向上に関して,議論を行った。

○ 平成24年度実施の交流プログラムの内容 準備フェーズとして,平成25年1月から4月にかけて,パートナー大学との間で学生の派遣・ 受入を試行的に実施。 4月20日および5月7日の2回に分けて派遣学生の帰国報告会を開催し,学生にPAREプロ グラム参加証を授与。 ○ 平成25年度本格稼働に向けた準備状況 ・本学におけるサマースクールの開催(平成25年8月15日~27日)に向け,国際運営委員 会等において,プログラムの内容及び募集スケジュール等を協議・決定し,人選を開始。 ・インドネシア,タイの6パートナー大学との間のセメスター単位での学生相互受入・派遣に ついても,国際運営委員会等で協議し,人選を開始。 ・平成26年3月に,カセサート大学(タイ)でスプリングスクールを開催する準備を開始。

○ 日本人学生の派遣 サマースクールおよびスプリングスクールにおける英語でのグループ討論、留学先のパートナー校が提供する講義科目の受講及び派遣先でのフィールドワークの実施

○ 外国人留学生の受入れ サマースクールでのグループ討論、本学において提供する科目の受講及び本学の優れた研究環境における研究の実施

○北大内に設置するセントラルオフィス及び各提携大学に設置するリエゾンデスクにおいて留学中の北大学生・提携先からの 留学生に対する学修・生活等に関するワンストップサービスを提供 ○今後、各種就職支援プログラムの提供(企業の採用担当者との意見交換会、北大国際戦略説明会(仮称)等の開催)を検討

○ 教育内容の可視化 本構想のプログラム履修ガイドについては、本プログラムのウェブサイト(http://www.4pare.org/)で公開を予定。 事業の進捗状況については、本学ウェブサイト上(http://www.hokudai.ac.jp/international3/ryugaku/pare/view/)で公開している他、ブログでも公開中(http://pareproject.blogspot.jp/)。 ○ 成果の普及 今後、本構想により確立された国際連携教育システムをモデルケースとして全学で共有し、かつ他の分野、他の地域との同種の取り組みに活用・展開する予定。

〈FDワークショップ〉

大学の世界展開力強化事業 取組概要 東京大学

【構想の名称】(選定年度24年度・申請区分(Ⅰ)) アジア都市環境保健学際コンソーシアムの形成 【プログラムの目的・養成する人材像】 東南アジアの都市環境と保健の問題解決に貢献するため、工学と医学が連携し、それぞれの専門的知識や技術を深化させるとともに、相互の分野に関する幅広い知識と視点をもった人材を養成する。 【構想の概要】 東京大学都市工学専攻と国際保健学専攻が連携し、交流実績のあるタイとインドネシアの複数の大学と協力して都市環境保健国際コンソーシアムを形成することにより、質の保証を伴ったカリキュラムと単位互換制度を構築・運用する。

■ 質の保証を伴った大学間交流の枠組形成に向けた取組 1. カリキュラム委員会、単位認定委員会の設置 各大学のカリキュラムおよび学期制、単位認定制度などについて調査し、単位互換制度構築の枠組み作りを行うため、参加各大学から構成される上記の委員会を設ける。

■ 交流プログラムにおける学生のモビリティ

■ 教育内容の可視化・成果の普及

〈 協定校生との学生セッション 〉

〈本学での国際シンポジウム H.25/2/22〉

3. シンポジウム、ワークショップの実施 各年度ごとにシンポジウムまたはワークショップを実施して、本プログラムの成果を普及するとともに、 それらの会議に招聘したスピーカーや一般の参加者から、本プログラムの内容、成果に対する意見を聴取し、プログラムの改善に活用する。

2. アドバイザリ会議の設置 日本人および外国人から構成されるアドバイザリ会議を招集し、本プログラムの実施方針、内容、進捗状況に対する客観的なアドバイスを受ける。

H24 H25 H26 H27 H28

学生の派遣 10 9 10 10 10

学生の受入 0 5 10 10 10

1. 日本人学生の派遣 平成24年度から学生の短期派遣を開始し、平成25年度には、医・工連携共同講義を開始し、単位取得を開始するとともに、単位互換の制度を整え、平成26年度からは一部の大学と単位互換制度の試験的な運用を開始し、その後、運用の拡大と充実を図る。

2. 外国人留学生の受入れ 東京大学においては、既に英語による講義が複数提供されており、英語のみでの単位、学位の取得が可能である。外国人留学生の受入れは、平成25年度から開始し、平成26年度からは受入数の拡大を目指している。

■ 日本人学生の派遣・留学生の受入を促進するための環境整備 1. 日本人学生の派遣を促進するための環境整備 日本人学生に対しては、プログラム全体のガイダンスを行うほか、個別の学生に対して担当教員がカウンセリングを行うことにより、派遣の目的、内容、派遣期間中の安全確保についてアドバイスを行う。 2. 外国人留学生の受入れを促進するための環境整備 グローバル30のしくみを活用しつつ、講義、シラバスおよび単位認定等を既に完全に英語化しており、更に事務組織として国際推進課等を設置して留学生の支援にあたるとともに、日本語教育も拡充している。また、個別の留学生には学生チューター制度を活用し、きめ細かい支援を行う。

■ 交流プログラムの内容、今後の開始に向けた準備状況 1.交流プログラムの内容 ①国際シンポジウム:全協定校から教員・学生を25名招聘し、2月22日、23日の2日間に亘り本学で開催。その際、教員会議を行い、25年度の派遣・受入体制、単位認定制度等、教育連携内容について具体的に討議。また、学生は、交換留学の促進について、学生セッションを行い、グループ毎に発表を行った。 ②短期派遣:平成24年度は、環境工学分野の学生をアジア工科大学院へ、国際保健分野の学生をマヒドン大学及びインドネシア大学に派遣し、学生は講義への参加、現地学生との交流、研究機関訪問、ヒヤリング調査及び実習等を通して、実践的知識を習得。また、医・工両分野の相互交流の場として合同研修発表会を開催し、有用な知的・人的ネットワークを構築した。

注)H24は実績、H25以降は計画

1. シンポジウム、ワークショップの実施 各年度ごとにシンポジウムまたはワークショップを実施して、本プログラムの成果を普及するとともに、それらの会議に招聘したスピーカーや一般の参加者から、本プログラムの内容、成果に対する意見を聴取し、プログラムの改善に活用する。 2. インターネットを通じた成果の可視化と普及 本プログラムの内容と成果に関するホームページを設置して、成果の可視化と普及を図る。

2.今後の開始に向けた準備状況 ①受入・派遣:平成25年度の募集が始まり、協定校との協力体制のもと、カリキュラムや単位認定 詳細の確定、また、学生の実質的生活サポート体制の整備に着手している。 ②第二回国際シンポジウム:チュラロンコン大学にて開催を予定しており、交換留学中の学生の 生の声が飛び交う意見交換会等、活気あふれるプログラム内容を検討している。

大学の世界展開力強化事業 取組概要 東京医科歯科大学

【構想の名称】(選定年度24年度(申請区分(Ⅰ))) 東南アジア医療・歯科医療ネットワークの構築を目指した大学間交流プログラム 【プログラムの目的・養成する人材像】 医歯学領域において、国際的にリーダーシップのとれる自立型の若手研究者・医療者を養成する。 【構想の概要】 東京医科歯科大学が、タイのチュラロンコン大学、インドネシアのインドネシア大学およびベトナムのホーチミン医科薬科大 学と連携してコンソーシアムを形成し、我が国が有する先端的な医療・歯科医療機器や材料、最新の医療・歯科医療技術等を基盤として、東南アジアにおいて大学間交流を推進してネットワークを形成し、我が国の医歯学領域の世界展開力を強化する取組である。

■ 質の保証を伴った大学間交流の枠組形成に向けた取組 ○ 大学間交流の実績 東京医科歯科大学の留学生数は216名(2013年)と、保健医療系の留学生数は我が国で最も多い。また、海外での教育経験等のある教員が30%おり、臨床修練指導医の資格を有

する医師、歯科医師も多い。タイのチュラロンコン大学、インドネシアのインドネシア大学、ベトナムのホーチミン医科薬科大学は、東南アジアで医歯学領域の教育研究を牽引している大学であり、10年以上にわたる本学との学術交流の実績をもとに、本事業を開始した。

■ 交流プログラムにおける学生のモビリティ

■ 教育内容の可視化・成果の普及

〈4大学の歯学部長による同意調印式〉

○ 医歯学領域の単位認定プログラム 学部学生は医師・歯科医師養成課程の多くを自国で学ぶ必要があるが、研究プロジェクトや臨床実習・研修では海外派遣(受入)期間の単位を相互認定することが可能であり、一部はすでに開始されている。本学と3大学間で単位認定制度について協

議し、学部学生及び大学院生を対象とした「国際医歯学研究プログラム」と「国際医療・歯科医療研修プログラム」を創設し、単位を付与する体制を整えた。

H24 H25 H26 H27 H28

学生の派遣 19 36 36 36 40

学生の受入 25 21 21 21 25

○ 日本人学生の派遣 医学部は2名の学部生がタイで5ヶ月間「国際医学研究プログラム」に参加し、歯学部は13名の学部生及び大学院生がタイで、4名の大学院生がインドネシアで「国際歯科医療研修プログラム」に参加した。 ○ 外国人学生の受入れ 医学部ではタイの学部生を1名1ヶ月間、また歯学部ではタイ、インドネシア、ベトナムから各8名、計24名の歯学部生を2週間同時期に受け入れ、英語による歯科研修プログラムを実施した。

■ 日本人学生の派遣・留学生の受入を促進するための環境整備 ○ 5ヶ国語基本歯科用語集の試用 英語、日本語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語からなる5カ国語基本歯科用語集を試作、試用した。これにより各国のプログラム参加学生の専門用語への共通理解が深まり、研修成果を高めることができた。 ○ テレビ会議システム及び自学自習システム等の導入 テレビ会議システムの設置により、大学間の円滑な連絡体制が整備されるとともに、今後3ヶ国の大学と講義等の相互配信を実施できるようになった。また、講義の自動収録装置や自学自習システム等の導入により学生の教育環境が整えられた。

■ 交流プログラムの内容、今後の開始に向けた準備状況 ○ 歯科研修プログラムの実施 本プログラムは、3ヶ国の歯学部学生を招聘し、本学学生との交流、基礎・臨床分野における研修のほか、歯科関連企業見学、歯科技術の実習コンテスト等、2週間に渡る実践的なプログラムで、日本を含めた4ヶ国の学生が2泊3日間寝食を共

にする研修・文化交流プログラムとしてグローバルリトリートも取り入れて実施した。実施後の参加学生へのアンケート結果からは英語力や発表技術、専門知識の向上に加え、国際交流への関心が参加前より高まったことが分かった。 ○ 国際シンポジウム、評価委員会等の開催 学内での国際交流への関心を高めるための海外研修参加学生による報告会(国際セミナー)や、東南アジア出身の元本学留学生を招き、歯学教育の国際汎用性等をテーマにした国際シンポジウムを開催した。また評価委員会を開催し、今後のより充実した事業実施を目指した検討を行った。

注)H24は実績、H25以降は計画

○ ホームページによる情報公開と成果の普及 日本語及び英語のホームページを作成し、本事業の内容・成果等の情報を国内外に公表・発信した。また、事業への参加申請書類や報告書の様式等をホームページに掲載し、ダウンロードできるようにしている。http://www.tmd.ac.jp/grad/ohp/sekaitenkai/index.html

〈4大学の学生による歯科実習コンテスト〉

大学の世界展開力強化事業 取組概要 京都大学

【構想の名称】(選定年度24年度・申請区分(Ⅰ)) 「人間の安全保障」開発を目指した日アセアン双方向人材育成プログラムの構築 【プログラムの目的・養成する人材像】 アジア地域での地球温暖化や大規模災害等の地球規模の課題に対して、実効性のある対策の研究や開発が可能な人材を育成することで、今後、地球規模で生じてくると予測される諸問題の解決に資する。 【構想の概要】 従来の学術領域を有機的に接合し、アジアで生じると予測される地球規模の諸問題の解決に関する教育を行う。ASEAN大学連合(AUN)と連携してコンソーシアムを形成し、サマースクール、交換留学、ダブルディグリープログラムからなる多層的な交流プログラムを実施する。

■ 質の保証を伴った大学間交流の枠組形成に向けた取組 ① 単位の相互認定を伴う交換留学の実施 「人間の安全保障」共通基礎科目と、環境・エネルギー、食糧・水、パブリックヘルスなど多様な専門科目で構成される単位互換可能な修士課程向け講義群の開発を行う。

■ 交流プログラムにおける学生のモビリティ

■ 教育内容の可視化・成果の普及

(コンソーシアム設立会議での協定書締結〉

〈タイ・インタノン山地林での実習風景〉

③ サマースクールの実施 修士課程での交換留学やダブルディグリープログラムへの参加を促進することを目的として、学部生向けのサマースクールを開催する。平成24年度は、タイ・キングモンクット工科大学及びチェンマイ大学(2月28日~3月12日)と、同カセサート大学(3月11日~3月24日)で実施し、合計30名の学部学生を派遣した。

② ダブルディグリープログラムの実施 AUNに加盟している大学の中で、実施に向けた合意が整った大学との間で、修士課程のダブルディグリープログラムを実施する。

H24 H25 H26 H27 H28

学生の派遣 30 30 43 51 56

学生の受入 0 30 53 61 61

① 日本人学生の派遣 AUN加盟大学が開催するサマースクールに学生を派遣し、その参加者を中心に、交換留学やダブルディグリープログラムによる留学希望者を募る。平成25年度は、8月にインドネシア・ガジャマダ大学におけるサマースクールに学生を派遣する。

② 外国人留学生の受入れ サマースクールを開催し、AUN加盟大学から参加者を

受け入れる。そのプログラムに参加した学生を中心に、交換留学やダブルディグリープログラムでの留学希望者を募る。平成25年度は、5月、12月にサマースクールを開催し留学生を受け入れる。

■ 日本人学生の派遣・留学生の受入を促進するための環境整備 ① 学生の海外留学を促進するための環境整備 派遣先となる大学の情報を提供するウェブサイトを開設し、十分な情報提供を行うことで、適切な時期に留学準備を開始できるようにする。また、学生のニーズに合った留学先の開拓を進めているほか、学内での留学説明会を継続的に開催している。

② 留学生の受入を促進するための環境整備 京都大学側の各専攻に関する情報を提供するウェブサイトを開設し、関係大学に対し、プログラムの内容、シラバス、単位の認定方法などの十分な情報提供を行う。このほか、留学生に対する相談体制や宿舎への入居を支援する体制など、既に整備されている仕組みを活用する。

■ 交流プログラムの内容、今後の開始に向けた準備状況 ① 交換留学プログラムについて AUN加盟大学との間で、修士課程を中心に単位相互認定を行う交換留学やダブルディグリープログラムを展開する。 ② プログラムの開始に向けた準備状況 AUNとの間では、既に包括的な交流協定を締結しており、その枠組みを活用して

「人間の安全保障開発」をテーマとした国際シンポジウムを開催するなどして、構想の実施に向けた協力体制を整えている。平成24年度は、ダブルディグリープログラ

ム実施予定の個々の大学との協議を行うと同時に、コンソーシアム設立会議での全体協議を行い、協働事業実施に関する協定書を締結した。

注)H24は実績、H25以降は計画

① 情報提供サイトの開設 本構想の全容が分かるウェブサイトを開設し、教育内容、アカデミックカレンダー、学生募集など各種の関連情報を広く提供する。また、その情報に準じたパンフレットを作成し、広く頒布することで、成果を広く普及させる。 URL:http://www.hsd.cpier.kyoto-u.ac.jp/ja/index.html

大学の世界展開力強化事業 取組概要 神戸大学

【構想の名称】(選定年度24年度(申請区分(Ⅰ))) ASEAN諸国との連携・協働による次世代医学・保健学グローバルリーダーの育成 【プログラムの目的・養成する人材像】 神戸大学及び大阪大学の世界標準の教育を基盤に、ASEAN諸国との連携・協働により、ASEAN諸国の課題への的確な問

題解決能力及び英語による実践的コミュニケーション能力を有する、医学・保健学グローバルリーダーとして活躍できる医師、教育研究者、高度医療専門職者、医療産業人を養成する。 【構想の概要】 神戸大学、大阪大学、インドネシア大学、ガジャマダ大学、アイルランガ大学、マヒドン大学、チェンマイ大学を中心にコンソーシアムを構成し、ASEAN諸国との連携・協働により、短期間の派遣プログラム、単位を認定する交換留学及び博士課程の学位取得プログラムという多層的な派遣・受入交流プログラム等を企画・展開する。

■ 質の保証を伴った大学間交流の枠組形成に向けた取組

■ 交流プログラムにおける学生のモビリティ

■ 教育内容の可視化・成果の普及

〈大学院学生セミナープログラム 〉

〈留学生対象の日本語・日本文化授業〉

○ 相手大学(相手国)のニーズを踏まえた大学間交流の展開 平成24年度に各大学にサポートオフィスを設置するとともに、採用したプログラム実施

教員・事務職員により、連携大学・機関のカリキュラムや事務手続きの円滑化や調査を行った。今後もサポートオフィスを中心に、交流を展開していく。

○ 交流プログラムの質の保証 平成24年度に、コンソーシアム運営委員会・外部評価委員会を立ち上げた。今後、外

部評価委員会に本プログラムの成果等について評価を受けると共に、成績管理等について、コンソーシアム運営委員会に逐次報告し、検証を行う。

H24 H25 H26 H27 H28

学生の派遣 11 21 22 26 26

学生の受入 3 18 18 20 20

○ 日本人学生の派遣 平成24年度は、インドネシア大学に10名、マヒドン大学に1名を派遣した。平成25年度はマヒドン大学に13名、インドネシア大学、アイルランガ大学、ガジャマダ大学及びチェンマイ大学に各1~8名を派遣する。平成26~28年度には、各大学に毎年1~10名を派遣する。 ○ 外国人留学生の受入れ 平成24年度は、インドネシア大学、アイルランガ大学およびマヒドン大学から各1名の受入れを行った。平成25~28年度には、インドネシア大学、アイルランガ

大学、ガジャマダ大学、マヒドン大学およびチェンマイ大学から、毎年2~8名の受入れを行う。 ■ 日本人学生の派遣・留学生の受入を促進するための環境整備 ○ 履修面・学習面・生活面にわたるサポート 平成24年度は、派遣学生について、派遣前に英語によるプレゼンテーション等を実施するとともに、派遣中には教員・事務職

員を派遣し、現地の学習環境や生活環境について調査を行った。留学生受入れに関しては、研究活動と共に、日本語・日本文化に関する授業も行った。また、宿舎については、比較的安価で安心な民間の宿舎を確保できた。今後においても、より充実した履修面・学習面・生活面にわたるサポートを行っていく。 ○ 大学以外の機関や産業界との連携について 平成24年度は、WHO神戸センターより講師を招き、セミナーを開催した。今後は、セミナーに加えて、将来的なキャリアパスを視野に入れたインターンシップを行う。インターンシップ先として、WHO神戸センターや兵庫県立健康生活科学研究所及び国立感染症研究所等を計画している。また、兵庫県以外の地方衛生研究所、医学・保健学分野のNPO等との連携を拡大する。

■ 交流プログラムの内容、今後の開始に向けた準備状況 ○ 多層的・柔軟的・発展的な交流プログラム 平成24年度は、日本の大学院生を対象とした海外相手大学でのセミナー、修士課

程及び博士課程における3か月の研究プログラムを実施し、大きな成果を挙げることができた。今後はこれに加え、学部課程における4週間の病院実習、大学院学生の6か月間の研究プログラム、さらにASEAN諸国学生を対象とした博士課程学位

取得プログラム等を提供する。また、国内外の研究所等での演習、インターンシップの機会を提供し、教育研究機関や保健・医療機関、民間企業が必要とするグローバルな人材の育成につなげる。

注)H24は実績、H25以降は計画

○ 国内外への情報提供の方法・体制について 平成24年度は、日本語および英語のホームページ、シンポジウムの開催、パンフレットによる情報公開に加えて、SNS上に本プログラムのページを開設した。今後は、オンラインNewsletterを学生主導で作成し、学生が構想から発行までを担い、 成果発表の場とする。

○ 全学的推進体制・大学間連携 神戸大学国際コミュニケーションセンターにおいて「医学・保健学実践学術英語プログラム」を調査・開発中。医学・保健学の50年間にわたるASEAN諸国との交流実績を基盤とし、ASEAN連携5大学・国内連携2機関から合意書等を取得済み。

大学の世界展開力強化事業 取組概要 愛媛大学

【構想の名称】(選定年度24年度(申請区分(I)) 日本・インドネシアの農山漁村で展開する6大学協働サービスラーニング・プログラム 【プログラムの目的・養成する人材像】 地域に立脚して一次産業を中心とした未来社会の持続的発展に貢献できる国際的なサーバント・リーダーを養成する。 【構想の概要】 日本・インドネシア6大学で構成するコンソーシアムの下で両国の学士・修士課程の学生が、一緒に1週間から3ヶ月以上にわたり地域コミュニティーに滞在して、現実の課題に取り組むサービスラーニングを実践する。修士・博士課程においては、共同学位(Joint Degree, Double Degree)プログラムを構築し、農学分野の実践的なフィールド調査・研究を行う。

■ 質の保証を伴った大学間交流の枠組形成に向けた取組 ○ 6大学コンソーシアムの下、事業を統括し、評価する体制を整備 日本・インドネシア6大学(愛媛大、香川大、高知大、ガジャマダ大、ボゴール農業大、ハサヌディン大)で構成するSUIJIコンソーシアムの下に、サーバント・リーダー養成センターを組織し、教育効果の評価・改善・相互チェックを統括する体制を整備した。

■ 交流プログラムにおける学生のモビリティ

■ 教育内容の可視化・成果の普及

〈日本でのサービスラーニングの試行: H24年10月〉

○ 教員間の情報共有システムの整備 独自サーバーを立ち上げ、Moodle等を活用し、国内3大学の担当教員間で教材や 教育の進捗等をインターネットを通じて随時共有できる体制整備を開始した。

○ 6大学でプログラム実施の枠組み形成と共通基準の検討 6大学でプログラムの枠組みと実施体制に関する覚書を作成。また、6大学の教員が、学生の到達度を相互に評価し、質を保証するための共通評価基準の検討を開始した。

H24 H25 H26 H27 H28

学生の派遣 2 51 69 80 97

学生の受入 19 37 55 61 69 ○ 日本人学生の派遣 共同学位プログラムとして、愛媛大学の修士課程学生2名をインドネシアに派遣した(H24年11月~)。

■ 日本人学生の派遣・留学生の受入を促進するための環境整備 ○ 専任教職員の配置 プログラムの実施・運営にあたる専任教員を愛媛大学に2名(日本人とインドネシア人)、高知大学に1名配置し(香川大学にはH25年4月から配置)、愛媛大学には専任職員2名も配置した。インドネシア3大学ではプログラムを担当するコーディネーターが選任され、6大学で学生の派遣と受入を促進し、プログラムを実施・運営する体制が整備された。 ○ 派遣・受入手続きをめぐる覚書の合意 特に長期留学を伴う共同学位プログラムに関しては、在籍大学における派遣学生の選抜、 派遣・受入の手続きについて6大学で覚書に合意した。

■ 交流プログラムの内容、今後の開始に向けた準備状況 ○ サービスラーニング・プログラムの試行 日本・インドネシアの学生がともに農山漁村地域に滞在し、現実の課題に取り組みながら学ぶサービスラーニング・プログラムを、愛媛大学を拠点に2回試行(H24年10~12月とH25年3月)。この試行をもとに、H25年から本格始動するサーバント・リーダー養成プログラムのカリキュラムの検討を行った。

○ パンフレット作成、ホームページ開設 サーバント・リーダー養成プログラムの教育内容・カリキュラムを紹介するパンフレットを作成した。 また、プログラムの進捗・成果を発信する基盤としてホームページを開設した。

○ 外国人留学生の受入 日本で実施したサービスラーニング・プログラムに、インドネシア3大学から学部学生計14名を受入。共同学位プログラムでは、インドネシア3大学から修士課程の学生5名を受け入れた(H25年3月~)。

注)H24は実績、H25以降は計画

〈6大学会議でプログラムの枠組みと実施体制について協議: H25年3月、インドネシアにて〉

○ 大学院共同学位プログラムを開始 日本・インドネシア双方で共同研究が可能な6教育研究分野(森林、水循環、土壌、食品科学、植物環境制御、海洋生産)で共同学位プログラムを開始し、修士学生の派遣・受入を行った。 ○ 外部評価委員会を開催 外部の専門家らによる外部評価委員会を開催(H25年3月)。プログラム実施内容を検証し、助言をえた。

大学の世界展開力強化事業 構想概要 九州大学・早稲田大学

【構想の名称】(選定年度24年度・申請区分( I )) 地球資源工学グローバル人材養成のための学部・大学院ビルドアップ協働教育プログラム 【プログラムの目的・養成する人材像】 本プログラムで養成を目指す「地球資源工学グローバル人材像」は、①チャレンジ精神旺盛な行動力、②高度な専門知識と深い洞察力、③実践的コミュニケーション能力、異文化の相互理解、を備えた人材である。 【構想の概要】 地球資源工学分野で、日・ASEAN の学生が質保証を伴う3つの学部・大学院積上式ビルドアップ協働教育プログラムを九州大学および早稲田大学(日本)と海外の連携大学とともに共同開発し、本格実施することを目的とする。

■ 質の保証を伴った大学間交流の枠組形成に向けた取組 [日・ASEANコンソーシアム] 「アジア重視戦略」を展開する九州大学と早稲田大学が、AUN/SEED-net プロジェクトを通して連携を築き上げたチュラロンコン大学、バンドン工科大学、ガジャマダ大学を、ASEANコア大学として他のASEAN 4大学に発展させた実質的な教育研究連携と交流が可能なコンソーシアムである。

■ 交流プログラムにおける学生のモビリティ

■ 教育内容の可視化・成果の普及

〈 スクールオンザムーブの概念と構成 〉

〈 本プログラムの内容と目標 〉

[単位の相互認定や成績管理、学位授与のプロセス] 日・ASEAN大学コンソーシアム内にIEFWリーダー委員会と各大学にIEFW委員会を設置し、本プログラムの企画、実施、評価と改善、成績管理と学位授与の共同審査を統一して継続的に行う。

[学部・大学院積上式ビルドアップ協働教育プログラム] 将来グローバルに活躍するために実践経験を積む「国際インターンシップ」、相互学生交流を強化する「スクールオンザムーブ」、高度研究者・技術者リーダーを養成するための「大学院ダブルディグリー」の質保証を伴う3つのプログラムであり、IEFWリーダー委員会がコース修了証を授与する。

H24 H25 H26 H27 H28

学生の派遣 37 60 62 62 62

学生の受入 22 30 48 48 48

[日本人学生の派遣] 「国際インターンシップ」は平成25年度から15名、「スクールオンザムーブ」は平成25年度から20名、「大学院ダブルディグリー」は平成26年度から2名、ASEANの7大学にそれぞれ派遣する。平成24年度には「国際インターンシップ」15名をタイに派遣した。 [外国人留学生の受入れ] 「国際インターンシップ」は平成26年度から15名、「スクールオンザムーブ」は平成25年度から20名、「大学院ダブルディグリー」は平成26年度から3名、ASEANの7大学および日本の2大学にそれぞれ派遣する。 ■ 日本人学生の派遣・留学生の受入を促進するための環境整備

■ 交流プログラムの内容、今後の開始に向けた準備状況 [国際インターンシップ] サマースクールによる事前教育、協力企業約40社を通じた現場でのフィールド調査の実施により単位を修得するプログラムである。

[開始に向けた準備状況] 平成25年1月にキックオフセミナーを開催し、国内外の8大学と本プログラムに関する協定を締結している。

注)H24は実績、H25以降は計画

[ホームページを活用した情報の発信] 九州大学工学府のホームページ内に本プログラムの独自サイト(日・英語で提供)を立ち上げるとともに、本学国際部や関係機関等のホームページにリンクをはり、積極的に事業内容を公表し、透明性を持って推進する。

[スクールオンザムーブ] 連携大学間で約半年の事前教育、1ヶ月の移動型教育、最長3ヶ月の調査研究により単位を修得するプログラムである。 [大学院ダブルディグリー] 共同教材作成、ACTSを活用した専門教育科目の単位認定、論文

研究の共同審査等を確立し、質保証を伴った学位を授与するプログラムである。

[日本人学生の派遣・留学生の受入を促進するための環境整備] 教職員一体の支援組織としてCampus ASEANオフィスを新設し、全学組織である外国人留学生・研究者サポートセンター(ワンストップサービス)、キャリアサポート課就職相談室、留学生センター等と連携するとともに、日・ASEAN各大学にIEFW委員会を設置し、きめ細やかな修学指導、在籍管理、生活・就職支援を行う。

[報告会・シンポジウム等を利用した情報公開と普及] 本コンソーシアム主催の学生・教員による国際シンポジウム、サマースクールへのASEAN企業体の参加、ASEAN地球資源工学同窓会の設立等により、各大学の関係者や学生、産業界への普及を図る。 [プログラムの展開・普及] サマースクールやスクールオンザムーブの国内外の大学へのオープン化、本プログラムの成果に基づく日・ASEAN大学コンソーシアムによって「国際連携大学院」を設立し、本プログラムを全ASEAN諸国へ拡大展開する。

大学の世界展開力強化事業 構想概要 慶應義塾大学

コンソーシアムの形成と大学間連携(左図)

•コンソーシアム参加大学は、実践力養成を重視したEBAコースを共同で構築し、それぞれの大学がその強みを生かした授業を相互に提供。

•ASEAN諸国の学生と日本の学生が、サイバーおよびフィジカルに、共に学ぶ環境を提供。特に、サイバー上のインタラクティブ講義配信ならびに研究指導と相互訪問を組み合わせるこの事業のアプローチ自体が、ASEANの広い地域にわたる課題に共同作業により取り組む方法の実技演習的な性格を有す。

•専門分野に関連した研究機関、国際機関、NPO/NGO、企業など、多様な形態のインターンシップ受入先をコンソーシアムパートナーとして組織化し、適切な組織における幅広い問題解決現場を提供。

平成24年度の成果: -第1回パートナー大学全体会議を実施(6大学17名参加) -パートナー大学代表者によるカリキュラム委員会/コーディネーション委 員会/運営委員会を発足させコンソーシアムの設立に合意

【構想の名称】(選定年度24年度・申請区分(Ⅰ)) アジアの新出課題解決に向けたエビデンスベースドアプローチ大学コンソーシアム

【プログラムの目的・養成する人材像】 ASEAN共通課題である「健康・公衆衛生」「環境・エネルギー」「防災・セキュリティ」の分野において、課題先進国日本での知見を活かし、ASEAN地域の共通課題を、Resilience, Innovation and Sustainability に考慮して解決する、専門的なグローバル人材である“ASEAN EBA リーダー”を、日本とASEANが協力して育成する。

【構想の概要】 本構想におけるエビデンスベースドアプローチとは、様々な分野の課題解決プロセスにおいて、高度情報社会におけるビッグデータのグローバル基盤を活用し、データに基づいた事実分析と、その分析に基づいた正しい解決アプローチを設計し、実践する手法・考え方である。本構想では、EBAを中心に、専門教育とアプローチの実践力を、学部から、テーマとアプローチをクロスで教育する日・ASEAN、7大学のコンソーシアムによる共同教育プログラムであるEBAコースを開発し、5年間で日・ASEAN180名の学生を受け入れ、プログラムの一環として、延べ420名の学生交流(派遣/受入)を実現する。

学部・修士一貫コース(右図)

•前半を学部向け基礎EBAコース、後半を修士課程向け応用EBAコースとして設計。基礎EBAコース修了で、”BASIC”、基礎+応用EBAコース修了で”ADVANCED”の2種類のサティフィケートを付与。

•修士への進学時に、コンソーシアム内の他大学院への留学・進学やギャップを利用したインターンシップへの参加を推奨。(*本プログラムでは支援対象外)

•応用EBAコースで実施する長期インターンシップによって、修了後のキャリアパス設計を支援。

•「健康・公衆衛生」「環境・エネルギー」「防災・セキュリティ」に関する専門知識構築のための専門科目群とResilience, Innovation and Sustainabilityを重視した解決能力育成のための共通科目、およびフィールドの理解を醸成し、現地活動を行う実践力養成のための実践科目群より構成。ASEAN諸国の言語を含む文化教育も重視。

平成24年度の成果: -EBA共通科目実施に向け遠隔講義環境の構築 -ヤマハ(株)とインターンシップパイロットプログラム実施 多様な派遣プログラム(左図)

A. 導入教育短期研修プログラム(学部2〜3年) B. 基礎EBAコース(1):短期フィールドワーク(学部3年次) C. 基礎EBAコース(2):長期フィールドワーク(学部4年次) D. 応用EBAコース: 長期インターンシップ(修士1〜2年次に実施) E. 専門派遣:実践科目支援のための派遣プログラム(後期博士課程学生)

F. 留学:基礎・応用EBAコース修了後パートナー校へ留学を推奨。(ギャップタームの各自の活用も推奨)

平成24年度の成果と今後の計画:

EBAコース プログラム構成とカリキュラム

Evidence Based Approach

大学間連携コンセプト

第1回パートナー大学全体会議 インターンシップパイロットプログラム ヤマハ(株)へ2名派遣

H24 H25 H26 H27 H28

学生の派遣 7 40 50 55 60

学生の受入 4 30 45 55 55

24年度 派遣:インドネシア/カンボジア 受入:インドネシア/マレーシア

大学の世界展開力強化事業 取組概要 明治大学

【構想の名称】(選定年度24年度・申請区分(I)) 日本ASEANリテラシーを重視した実務型リーダー育成プログラム 【プログラムの目的・養成する人材像】 たくましい「現場力」および日本と東南アジアに関するリテラシーを持って、将来、ビジネスパーソン、ジャーナリスト、建築家、NGO、公務員など多くの実務分野で国・地域を跨いだ懸け橋となりうる実務型リーダーを、日本とASEAN諸国の双方に育成。 【構想の概要】 国際共同コンソーシアム内での共同教育プログラム、明治大学アセアンセンターでの各種プログラム等、長短期様々な教育プログラムを通じて、5年間で日本人送り出し500名及びASEAN側学生受け入れ500名、合計1,000名の交流を目指す。

■ 質の保証を伴った大学間交流の枠組形成に向けた取組

■ 交流プログラムにおける学生のモビリティ

■ 教育内容の可視化・成果の普及

〈 明治大学アセアンセンター 〉

〈チュラロンコン大学との建築共同ワークショップ〉

○ 教育の質向上 (1) 単位認定/学位授与に至るプロセスの明確化、(2) 国際標準での教員採用、(3) FDによる教員の資質向上。

○ 質保証のためのコンソーシアム運営体制 (1) 構想実施担当者による運営委員会・総括会議の実施。 (2) 明治大学国際教育研究所で高等教育の質保証を研究。

H24 H25 H26 H27 H28

学生の派遣 17人 75人 100人 125人 150人

学生の受入 10人 75人 100人 125人 150人

○ 日本人学生の派遣 既存短期プログラムによるASEAN連携大学への送出し強化,連携大学での本学学生用短期プログラム新規開設(フィリピン,ベトナム),連携大学への交換留学送出しの強化。 ○ 外国人留学生の受入れ 既存の短期プログラムによる受入れ強化、アセアンセンターでの授業開講、同センターでの学生合同研究セミナー開催、本学夏期・冬期短期プログラムへの受け入れ枠拡大等により、外国人留学生の受け入れを拡大。

■ 日本人学生の派遣・留学生の受入を促進するための環境整備

○ 全学的推進体制の構築 構想推進のための専従者を配置し、在籍管理や情報提供の強化、日本人学生のサポート強化、受入れ留学生の履修サポート強化などを実施。

■ 交流プログラムの内容、今後の開始に向けた準備状況

○ 国際共同教育コンソーシアムの形成 AUNを中心としたASEAN協力大学全16大学と正式な協定書を締結完了。バンコクの明治大学アセアンセンターにて本年8月、国際合同シンポジウムを開催予定。質保証、今後のコンソーシアムのあり方などを議論。

○ 明治大学アセアンセンターの開設 2013年5月1日、バンコク中心部に明治大学アセアンセンターを開設。連携大学との短期プログラムでの利用のほか、日本語教育や遠隔授業を設置・拡大予定。

注)H24は実績、H25以降は計画

○ 国内外への情報提供方法・体制 本構想の取り組みや成果は、開設した専用ホームページ、広報誌、国際シンポジウムなどを通して、多言語により国内外の大学や産業界に積極的に情報発信。

○ 日本語・日本文化交流(SEND)の実施 学部で実施の短期プログラムの一環として、SENDプログラムを今夏よりタイにて実施予定。TA(大学院生)の事前研修の実施。

○ 長短期様々な交流プログラムの実施 経営学研究科のダブルマスタープログラム、理工学研究科建築学専攻の国際ワークショップ、政治経済学部・情報コミュニケーション学部のタイ短期プログラム、農学部の国際農業理解プログラム、アテネオ・デ・マニラ大学学生への短期日本語プログラム、等。

○ ASEAN理解科目群の設置 「東南アジア理解講座」(国際機関・日本ASEANセンターとの連携講座)などを開設。全学プログラムとして単位化。

○ 現地企業との連携 - タイに進出している日系企業(JAL、NTTなど)での学生インターンシップの実施。 - 日系企業とのグローバル人材育成シンポジウムの開催。

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