2016/5/31 npo×it 第5回 エンジニア×プロボノ あるあるmeetup
Post on 13-Apr-2017
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エンジニア × プロボノ
あるある MeetUp現役 Web エンジニア・ IT 系プロボノプレーヤーかつ
プロボノ事業運営の事務局マネージャーからの情報共有
自己紹介:斎藤百合恵
企業勤めの Web エンジニアNPO 法人アクションポート横浜 事務局マネージャー
• プロボノ活動領域• IT を活用した業務改善• Web 広報、チラシデザイン等• ボランティア受入、イベント運営サポート
• 情報発信• ブログ⇒ http://itforsocial.jp/• Twitter⇒@itforsocial
自己紹介:斎藤百合恵
若者が地域に関わる入り口づくり!プロボノも若者が地域に活躍の場を見つける入り口のひとつ
今日のテーマ
• エンジニアの人を巻き込みたいけれど、どうやったら出会えるの?
• IT 系プロボノと幸せな関係を築くには?
今日のテーマ
• エンジニアの人を巻き込みたいけれど、どうやったら出会えるの?⇒ まずはペルソナを知るところから
• IT 系プロボノと幸せな関係を築くには?⇒ ボランティアするエンジニアの本音
⇒ 自団体のプロボノニーズを正確に捉えて、 ミスマッチを防ぐコツ
エンジニアってどんな人たち?
どこにいる?
• エンジニアコミュニティ• 勉強会 / カンファレンス• LT( ライトニングトーク ) 大会• もくもく会
• 非活動的な人の割合は
他職種と ( きっと ) 変わらない
どこにいる?
• ボランティア運営の任意団体が中心• 企業協賛もさかん
• キャリアにつながる(かもしれない)
• 自助団体としての性格も
• オープンソースの精神
• ボランティアが集まって作る、プログラマのための便利ツールが業界標準に!
ボランティアをするモチベーションは?
• 人• 普段関わらない人と関われる
• 活動的な人と出会って刺激を貰える
• 居場所• 喜ばれること
• 自分のスキルが役に立つこと
• 経験• 成果が出ること
• 組織の仕事ではなく自分の仕事ができる
志向別 取扱説明
• 自己研さん型• 経験を求めて
• テーマ型• NPO の活動分野への興味• 学生の頃に国際系の活動をしていて…など
• 居場所探し型• 友達がほしい、休日を有意義に過ごしたい
• ネットワーク型• 人と出会いたい、つながりたい
ボランティアするエンジニアの本音
プロボノが「困っちゃうこと」はどれでしょう?
1. あれもこれもやりたい!
2. 機械オンチでパソコンのことは何もわからなくて
…
3. 全然しっかりした団体じゃないんだけど、大丈
夫?
答え
1. あれもこれもやりたい ←これ!!!
⇒ 二兎追うものは一兎も得ず。。
2. 機械オンチでパソコンのことは何もわからなくて…
⇒ ネットができれば大抵何とかなります!
3. 全然しっかりした団体じゃないんだけど、大丈夫?
⇒ しっかり活動している "個人 " がいれば大丈夫!
エンジニア、これは避けたい
• 「使われる」「依存される」のは絶対嫌!
• 専門家だからこそ、リスクには敏感
• 理解を放棄されるのは辛すぎる
エンジニア、これは意外かも?
• プロボノのスキル ≠ 業務で培う専門性
• 平易にかみ砕くスキルが仕事より遥かに磨かれ
る
• NPO にとって必要なことは
技術職のキャリアにとって低レイヤーの仕事
レイヤーが違う=まったくの別物!
幸せな関係をつくるコツ
プロボノと NPO の幸せな関係
• 成果志向
• 人間関係
• 情報の非対称性を越える
成果志向
• プロジェクト化• ゴールとエンドを決める• 到達目標と区切りがあることが大事• ゴールの先にある計画も
• 柔軟に成果を志向する• しっかりやる、けれど仕方ないこともある
• 目線を合わせる• 団体・活動に関する情報共有は十分すぎるほどに
人間関係
• 雑談してますか?• 1ミーティング 1笑い以上• パーソナルな部分を知ると応援したくなる
• 想いは NPO側から語ってほしい• 理念に共感してプロボノをしている• メディアで聞けない生の声はみんな聞きたい
情報の非対称性を越える
• できるならプロボノに活動を体験してほしい• スタッフの向こうの顧客を知れる• 活動が社会課題の解決にどう結びつくか、
実感を得られる• わからないことはお互いに聞きあえること• NPO の専門性と職業の専門性• 対等な立場で " コラボレーション " したい
事業の課題(という名の弱音)
マッチングの話
• ボランティア• 人 × 活動(団体、立地)
• プロボノ• 人 × 活動(団体、立地) × スキル ×課題
一般的なボランティアよりもマッチング難易度が高い!
中間支援としての課題
• そもそも課題が認識されない• 課題の整理・分析がされない
問題は認識しなければ生まれない解決できると認識しなければ課題は生まれな
い
営業的な課題
• 頼んでいいと思ってもらえる " 信頼関係 "• 潜在課題を掘り出すための接触回数・ヒアリング時間
• プロボノ参加者へのメリットを高めるために
案件数が必要
営業コストの高さ!
規模の問題
終わりに
課題も多く可能性も大きい、プロボノと NPO の関係。
けれど双方にとって満足度の高い活動も沢山あるので、
いい活動を増やしていけるよう、
地道な取り組みを重ねていきたいと思います。
ありがとうございます!
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