トーキングボックス

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2015/12/16 Talking Box 横横横横横横横 横横横横横横横横横 ERA-VELYO

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Page 1: トーキングボックス

2015/12/16

Talking Box横浜市新市庁舎 屋根付き広場活用案

ERA-VELYO

Page 2: トーキングボックス

横浜新市庁舎低層部に設置される天井高19メートルの広大な屋根付き広場空間を横浜市民が日々繰り返し訪れたくなる、にぎわいの場となる活用法を考えるというお題に我々“ ERA-VELYO” は、取り回しの良い、小さなユニットからなる交流空間作りを提案します。

それは、組み立て式の簡易ユニットの集合から成る、短期開催イベント空間です。仮に名付けて「トーキングボックス」としてみました。

企画の狙い

“ERA-VELYO” は、参加する人がそれぞれに楽しみ方を「選べるよ」とやさしく声かけする姿勢から生まれた企画運営チーム名です。

Page 3: トーキングボックス

横浜市新市庁舎 屋根付き広場活用案

1 使用ユニット:参加者のセルフビルドで!

例えば下のような簡単な組み立てユニットのパーツを用意して、参加者自身に作ってもらいます。どのタイプにするかは、入り口に設置してあるサンプルを見て、参加者が選べるようにします。軽くてカラフルで組み立て簡単、人が二人はいれば一杯のテント的なユニットです。

2 設営状況のイメージ:大きな空間を小さく使う!

広大な広場の隅っこで、チマチマっとカタまって実施エリアがあるイメージです。しかし天井からはイベントロゴのフラッグを吊るし、テントもカラフルですのでふらりと広場に入った来訪者も、興味を持って寄ってくるであろうと期待できます。

Page 4: トーキングボックス

横浜市新市庁舎 屋根付き広場活用案

3 受付け:棚から出して自分で作る

受付横には、これまた簡易組み立て式のラックがあり、各ユニットのパーツが収納されています。

ここから参加者は選んだユニットのパーツを取り出して管理者に案内されたエリア内に自分で組み立てます。管理者は、基本的な安全・安心な環境を保つ事に徹するとしなるべく人数は少なく抑えます。

4 イベント・メニュー:密な空間で起きるコト

この小さなシェルター・ユニットの中で参加者は「主人」となり、来場者を一人づつ「お客様」として迎えます。そして主人とお客様の間で、ひそかで親密な一対一の「対話」が数分間交わされるのです。その対話のバリエーションがイベントのタイトルキャラクターとなります。たとえばの例を以下示します。

⚪️ イロんな国のヒトと話そう:多国籍度の高い横浜ならではの珍しい国の方々が自国の話、日本に来てからの話をしてくれるのです。

⚪️ 私のスィーツ食べませんか:参加者は自慢の自作スィーツを持ち込み「お客さん」に食べてもらって感想を交わすのです。

⚪️ 一番小さな図書館:    参加者は何冊かの本を展示します。そして「お客さん」に自分のその本への思いを語るのです。

⚪️ ワタシのうた:      参加者は自作の歌や詩を「お客さん」に向けて一対一で読み、歌い上げ、共有します。

⚪️ 一品入魂:        参加者は自作のアート作品を一つだけ持ち込み「お客さん」と鑑賞の時間を共有します。

Page 5: トーキングボックス

横浜市新市庁舎 屋根付き広場活用案

5 広報:ネット対応と即時性

各ユニットに中にいる参加者が、どんなヒトで会場のどの場所でどんなコト出会えるのかは各イベント開催時に特設のホームページを作成して広く閲覧できるようにし、参加者自身が内容を紹介する動画も閲覧できるようにします。その動画は、スマートフォンの動画機能を使って撮影した自撮り素材で 30秒程度のモノとします。

イベント開催中に立ち寄った来訪者の中に、その場で「私もやってみたい」と急に思い立ったヒトにも参加のチャンスがあるとします。会場脇には自撮りブースを設け、その場で特設 HP にアップできるようにスタンバイしておくのです。