コンセプトブック市民利用部説明
TRANSCRIPT
■ 横浜市新市庁舎コンセプトブックとは?
横浜市は、基本設計を含んだ「デザインビルド方式」という新しい手法を 取る新市庁舎プロジェクトにあたり、市民の方々と新市庁舎の方向性を共有 するために、「横浜市新市庁舎デザインコンセプトブック」を作成・公開し ました。新市庁舎を北仲通南地区に考えるに当たって、敷地特性の読込みや、 市庁舎のあるべき姿、そのための重要な考え方や要素について、まとめたも のです。 また、事業者募集を開始する前の時期のタイミングで公開したのは、応募 を予定する事業者に、横浜市の考えを事前に伝え、それに沿った方向で検討 してもらうことを意図しています。
⇒横浜には開港から育まれてきた国際性や多様性、さらには自分の 環境を自分たちで創り上げる市民のチカラがあります。
新しい市庁舎は人と人、水辺などの自然、そして街と街をつなぐ 開かれた場となります。
新市庁舎における賑わいとは「豊かな市民生活」や「活動」がある ことです。市庁舎が新しい横浜のシンボルとなるとしたら、低層部 の市民に開かれたスペースやそこでの活動によると考えており、そ のためには市民参加が欠かせず、市庁舎はその空間やマネジメント によって市民活動を支えていきます。
■ 新市庁舎のミッション
■ 水辺「に」開くから、水辺「を」開くへ
市庁舎と水辺の活動が双方向に関係し合うように配置する ことで、水辺「を」開くことを考えて、水辺や水上の活動 をサポートします。 低層部には賑わいのために商業施設も配置されますが、 ここでいう賑わいとは水辺の活動や様々な市民活動など、 パブリックスペースでの活動全てを指しています。
■ 水辺空間と低層部、屋根付き広場の関係性
これまで見てきたように、水辺空間と 開かれた低層部、結節点と市民活動の 中心である屋根付き広場は単体として も重要な要素ですが、それぞれの関係 性=動線的、空間的、視覚的つながり のつくり方に留意する必要があります。