環境活動レポート
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環境活動レポート. 株式会社 サンキ 実施期間 2010 年 1 月~ 2010 年 12 月 作成日 2011 年 2 月. 〒 471 - 0051 愛知県豊田市花丘町 2 丁目 73 番地 1 TEL : ( 0565 ) 36 - 1881 FAX : ( 0565 ) 36 - 1886 URL: http://www.Sunkey.co.jp/. - 1 - 管理番号:環- 016. 1. 事業活動の概要. ・商 号 株式会社サンキ ・代表者 日高 利雄 - PowerPoint PPT PresentationTRANSCRIPT
環境活動レポート
株式会社 サンキ実施期間 2010 年 1 月~ 2010 年 12
月作成日 2011 年 2 月
〒 471 - 0051愛知県豊田市花丘町 2 丁目 73 番地 1 TEL : ( 0565 ) 36 -1881 FAX : ( 0565 ) 36 -1886 URL: http://www.Sunkey.co.jp/
- 1 - 管理番号:環- 016
1. 事業活動の概要・商 号 株式会社サンキ・代表者 日高 利雄・所在地 豊田市花丘町 2 丁目 73-1・法人設立 昭和 47 年 7 月 1 日 ・資本金 1,840 万円 ・従業員 63 名・売上高 824 百万円( H22 年 3 月期実績)・品質 品質マネジメントシステム ISO9001認証取得 (認証登録番号 QC08J0059 )・環境 環境マネージメントシステムEA 21 認証取得 (認証登録番号 0006058 )・環境管理責任者 谷口 勝利・連絡先 Eメール [email protected] 環境管理事務局 近
藤 宛
・自動車部品の製造、加工 ・工作機械の部品、治具の製造加工および組み立て・金型類の製造 ・先端技術に係る精密ロボット部品の製造・自動車用駆動部品の開発試作品の製作 ・精密ロボット部品の開発試作品の製作 ・燃料電池部品の開発試作品の製作・半導体製造装置の精密試作部品の製作・先端技術に係る精密試作部品の製作・各項目に付帯関連する
2. 事業内容
・愛三工業株式会社 ・アイシン機工株式会社・アイシン高丘株式会社 ・株式会社ジェイテクト ・シロキ工業株式会社 ・大豊工業株式会社 ・株式会社タマディック ・津田工業株式会社 ・東海ダイカスト工業株式会社 ・富士機械製造株式会社 ・株式会社ファインシンター ・富士精工株式会社 ・豊精密工業株式会社 ・トヨタテクニカルディベロップメント株式会社(順不同)
3. 主要取引先
- 2 - 管理番号:環- 016
4. 環 境 方 針
当社は、自動車部品及び精密加工品の試作及び製造事業において
環境に影響する業務があることを認識し、環境経営システムの構築
及び運用することにより、エコ活動を自主的、積極的に推進します。
環境理念
行動指針
1 )当社に適用される法規制、当社が同意するその他の要求事項を 遵守します。
2 ) 次の事項について具体的な環境目標・環境活動計画を定め 実施します。
①省資源・省エネルギーに取り組み二酸化炭素の 排出量を削減します。 ②分別の徹底・リサイクルの推進につとめ廃棄物 排出量を削減します。 ③節水につとめ総排水量を削減します。 ④社会貢献活動の積極的参加を全社員にて推進します。
3 )本方針を全社員に周知し、環境経営システムの継続的改善を 進めます。
制定日平成 21年 10月 15日株式会社サンキ代表取締役
日高 利雄- 3 - 管理番号:環- 016
5. 環境活動に関わる組織図と役割
代表者日高 社長
環境管理責任者 谷口 工場長
事務局 近藤 哲也
営業部担当:宮下係長
製造部製造 1 課担当:鈴木工長
製造部製造 2 課担当:小辰工長
品質保証部担当:浅野係長
役割・責任・権限
役割 担当 責任・権限
代表者 日高 社長環境方針の作成、環境管理責任者の任命、資源 ( 人員 設備・費用等)の準備、代表者によ・る全体の評価と見直し、環境レポートの承認発行
環境管理責任者
谷口 工場長
代表者に代わり、環境経営システムを構築・運用し、その状況を代表者に報告する。 外部からの苦情等の受付と必要な対応及び結果の記録 。環境レポートの作成
事務局 近藤哲也 環境関連文書及び記録の素案作成・管理等
各課責任者
宮下・浅野鈴木・小辰 EA21取り組み実施、実施状況確認・
記録・事務局へ提出
実施体制図
担当推進者
尾関申・尾関公西脇・落合・境原田・石代・角野氏家・新見 ・杉山戸賀
- 4 - 管理番号:環- 016
6. 環境目標
仮準備年 基準年度
平成22年度
2% 減
平成23年度
4% 減
平成24年度
年間の削減目標又は取り組み頻度
二酸化炭素の排出量削減 ・ 廃棄物の排出量削減 排水量の削減 ・ 社会貢献活動の 推進を行う
*産業廃棄物の金属くずは有価で処理をしていますが、排出量の低減に取り組みます(不良低減活動)
①電力の使用量削減(1)冷暖房の設定温度を見直し、標準化する(2)冷暖房機のフィルター清掃を年 4 回実施する(3)照明機器のスイッチ細分化-------プルスイッチ等に変更し消灯範囲の区分け(4)昼休み時、退社時の節電の徹底を図る--必要場所だけ点灯させる(5)工場照明機器変更による省エネ化----水銀灯照明の廃止・省エネ機器への変更(6)コンプレッサー使用低減 -------工場内エアー漏れ箇所の修繕(7)デマンドコントローラーでの電力使用量の監視
7. 主要な環境活動計画の内容
- 5 - 管理番号:環- 016
取り組み項目
二酸化炭素の排出量削減
電力の使用量削減
灯油の使用量削減
軽油の使用量削減
ガソリンの使用量削減
廃棄物の排出量削減
産業廃棄物(廃プラ)
産業廃棄物(金属くず)
排水量の削減
上水使用量の削減
社会貢献活動の推進
単位
kg-co2
Kwh
L
L
L
kg
t
㎥
573,740
工場周辺清掃の実施 1 回 /月
平成21年度
(年度は 1 月~ 12月)
1,297,527
3,072
6,791
24,738
5,000
270
976
2
525,579
1,207,462
1,838
9,624
16,813
3,503
131
823
12
515,067
1,183,313
1,801
9,432
16,477
3,433
128
807
12
504,556
1,159,164
1,915
9,239
16,140
3,363
126
790
12
③灯油の使用量削減(1)暖房使用基準の見直し(区域、時間)
②ガソリン・軽油の使用量削減(1)配送・集荷ルート・積載量の見直し(2)エコドライブの推進 (アイドリングストップ)(3)購入時にエコカーへの切り替え
④一般廃棄物の排出量削減(1)コピー紙使用量の削減を図る(2)一般ゴミの分別徹底(3)私ごみの持ち帰り徹底
⑤産業廃棄物の排出量削減(1)梱包材の最適使用化(2)潤滑油・切削水の廃棄・交換寿命の延長
⑥上水使用量の削減(1)節水こまの設置(2)水道元栓の開度調整(3)水道配管からの漏水を定期的に点検する(4) ステッカーにより節水の意識向上を図る
⑦工場周辺清掃の実施(1)工場周辺の清掃活動 毎月1回実施する(2)地域環境美化活動への参加 1年1回実施する
8. 環境活動取組結果と評価
取り組み項目
二酸化炭素の排出量削減
電力の使用量削減
灯油の使用量削減
軽油の使用量削減
ガソリンの使用量削減
廃棄物の排出量削減
産業廃棄物(廃プラ)
産業廃棄物(金属くず)
排水量の削減
上水使用量の削減
社会貢献活動の推進
単位
kg-co2
Kwh
L
L
kg
t
㎥
工場周辺清掃の実施 1 回 /月
L
準備年度
平成21年度
2% 減
平成22年度
平成 22年度目標
573,740
1,297,527
3,072
6,791
24,738
5,000
270
976
2
562,265
1,271,576
3,011
6,655
24,243
4,900
265
956
12
期間実績
525,579
1,207,462
1,838
9,624
16,813
3,503
131
823
12
削減率達成率
- 8.4 %
- 6.9 %
- 40.2 %
41.7 %
- 32.0 %
- 29.9 %
- 51.4 %
- 15.7 %
100 %
平成 22年度( 1 月~ 12月)
評価
◎
◎
×
◎
◎
◎
◎
◎
評価基準 削減率 : ◎ - 6.0 %以上 ○ - 2.0 %~- 5.9 % × - 2.0 %未満 達成率 : ◎ 100 %以上 ○ 99 ~ 90 % × 89 %以下
( 1 )取組結果と評価
- 6 - 管理番号:環- 016
◎
( 2 )反省と今後の取り組み
①電力の使用量削減(1)冷暖房の設定温度を見直し、標準化する(推進者 石代) 冷暖房の設定温度を決め、遵守状況を点検した。遵守率も良く標準化できた。 しかし、使用時期等を決めずに設定したので、使用頻度に個人差が出た。 今後、場内温度による使用条件を設定し、各器機に張り出し個人差を無くす。
(2)冷暖房機のフィルター清掃を年 4 回実施する(推進者 事務局) 毎月実施している 5 Sの日に、フィルター清掃を実施した、計画通りに活動できた。 場所別での汚れ具合を調査していない為、清掃必要頻度が捉えられなかった。 引き続きフィルター清掃を実施して行く、汚れ具合を調査し各場所での 清掃基準を決めて行きたい。
(3)照明機器のスイッチ細分化-プルスイッチ等に変更し消灯範囲の区分け(推進者 石代) 3 ラインのスイッチ細分化(プルスイッチに変更)を行い、こまめに消灯が 出来るようになった。その他のラインは、細分化が難しく横展が出来なかった。 今後は、細分化が必要と思われる場所があれば、都度活動を行う。
(4)昼休み時、退社時の節電の徹底を図る--必要場所だけ点灯させる(推進者 尾関申) 各棟に掲示物を貼り、節電意識の向上を図った。チェックシートにて忘れ防止と 遵守度を監視したが、必要不要の捉え方に個人差が出て無駄に点灯している所もあった。 今後は、場内をパトロールチェックし、必要不要を明確にして行き無駄と思われる 箇所を無す活動を進める。
(5)工場照明機器変更による省エネ化-水銀灯の廃止・省エネ機器への変更(推進者 西脇) モデルラインの機器変更を行い、消費電力 35%減が達成出来た。 中盤より照度改善に取り組みを変更し、場内のバラツキを改善した。 今後、照度改善のマップを作成、改善記録を残し他のラインに横展開をして行く。
(6)コンプレッサー使用低減 -------工場内エアー漏れ箇所の修繕(推進者 落合) 15ヵ所のエアー漏れ修繕を行った、修繕結果(漏れ量)が定量的に掴めなかったが 調査を進める中でコンプレッサーの稼働状況で数値化できる事が分かった。 今後は、社内マップ(接続箇所)を作成し、引続きエアー漏れ修繕を行う 漏れの原因を調査し未然防止の活動を行う。
(7)デマンドコントローラーでの電力使用量の監視(推進者 事務局) 全体の電力使用量と休憩時間の使用量を調査し、年間の推移データーが取れた。 個別(建屋・設備)での使用量が捉えられないので、改善効果が分りづらい。 継続して電力の使用量を監視する。目標使用量を昨年比 -10%に設定し管理する。 個別メーターの設置を検討する。
- 7 - 管理番号:環- 016
④一般廃棄物の排出量削減(1)コピー紙使用量の削減を図る(推進者 原田) 再生紙の使用に重点を置き活動を行った、昨年比 15%減の効果があった。 再生紙の回収方法・コピー使用内容については課題として残った。 引き続き再生紙使用の活動を行う。 コピー使用内容の調査を行い無駄をなくす活動も行う。(2)一般ゴミの分別徹底(推進者 尾関公・石代) ゴミの分別を行い分類ごとの置場を設置した。処理業者の見直しも行い大幅な 削減が出来た。反省点は、社員の意識向上と細部の明示が不十分な所があった。 今後の活動は分別の周知徹底、社員への意識付け及び廃プラの明示の見直しを行い 特に廃プラのリサイクル率を上げて行きたい。(3)私ごみの持ち帰り徹底(推進者 角野) 標語の掲示と朝礼での啓蒙活動で理解を呼びかけた、結果私ごみの量が激減した。 意識向上を狙いアンケートの実施を行う予定だったが、実施出来なかった。 私ごみだけではなく、一般ゴミの低減活動に重点を置いて活動を行う。
- 8 - 管理番号:環- 016
③灯油の使用量削減(1)暖房使用基準の見直し(区域、時間)(推進者 石代) 暖房機器(ストーブ)の使用基準が設定できた。暖房機器以外に使用(灯油)している 工程(洗い油)の交換頻度の取り決めも行った。 今後は、それぞれの使用基準が守られているか改訂も含め点検を行う。
②ガソリン・軽油の使用量削減(1)配送・集荷ルート・積載量の見直し(推進者 原田) 毎朝ミーティングにて集荷ルートを設定し混載率を上げる活動を行った。ガソリン使用 量は約 30%減達成したが長距離便(トラック)が増え軽油の削減が出来なかった。 引き続き混載率を上げる活動を重点に活動を行う。 長距離便は再度集荷ルート・積載量の見直しを実施する。(2)エコドライブの推進(アイドリングストップ)(推進者 原田) 啓蒙活動にてエコドライブの推進を行った。(声かけ・エコドライブの資料配布等) 活動途中から、各車の燃費を捉え効果の確認を行った。 今後は、今年度の実績を基に目標値を定め、燃費向上の活動を進める。(3)購入時にエコカーへの切り替え(推進者 事務局) 業務用車 1 台の低燃費車への切り替えが出来た。 引き続き エコカーへの切り替えを進める。
9. 環境関連法規への違反・訴訟等の有無
当社では、定期的に環境関連法規への遵守状況をチェックしていますが、法規への違反はありません。また、関係当局からの違反等の指摘及び訴訟は本年度もありませんでした。
- 9 - 管理番号:環- 016
⑤産業廃棄物の排出量削減(1)梱包材の最適使用化(推進者 境) 都度製品寸法を巻尺で測り、梱包材を最適長さでカッティングする活動を行った。 ロール梱包材の使用量が 21%削減できた。 今後は梱包材のリサイクルに着眼点を置いて活動を進める。
(2)潤滑油・切削水の廃棄・交換寿命の延長(推進者 氏家・新見) チェックシートを使用して、各ラインの排出量(量・汚れ・種類)調査が出来た。 排出量の少ないラインで改善試行した為、改善効果があまり出なかった。 今後、他部署に協力をお願いし、排出量が 1 番多いラインを改善テストラインとし 今年試行してきた改善項目を、再度試行し検証していきたい。
⑥上水使用量の削減(1)節水こまの設置(推進者 事務局) 手洗い場すべてに節水こまの設置を行った。自社製で節水こまを製作し、水量の 調整も正確にできた、また経費の節約もする事が出来た。(2)水道元栓の開度調整(推進者 事務局) 3 ヶ月の期間中に、元栓の開度調整を行った。使用上問題のない程度に調整した。 従来の半分程度まで調整出来た。(3)水道配管からの漏水を定期的に点検する(推進者 事務局) 年 3 回の定期点検を実施し漏水のないことを確認した。 今後は、定期点検の頻度を見直し実施する。(4) ステッカーにより節水の意識向上を図る(推進者 事務局) 各水場にステッカーを張り、節水の協力を呼びかけた。 引き続き啓蒙活動を行う。 上水使用量の削減は、今期より雨水・井戸水の有効利用に、着眼点を置いて 活動を行う。
⑦工場周辺清掃の実施(1)工場周辺の清掃活動 毎月1回実施する(推進者 事務局) 毎月実施している 5 Sの日に、清掃活動を実施した。計画通りに活動でき、 近隣住民様からの苦情もありませんでした。 引き続き清掃活動を実施して行く。工場から出るゴミを減らす活動も推進する。