電気設備の法定点検に伴う情報システム演習室設備の破損防止措置及び機器復旧の作業手順...
TRANSCRIPT
電気設備の法定点検に伴う情報システム演習室設備の破損防止措置及び機器復旧の作業手順
作成日 : 2012/09/07実地日 : 2012/09/07-2012/09/08作成者 : 菅原 健太郎
電気設備の法定点検に伴う情報システム演習室設備の破損防止措置及び機器復旧の作業
宮城大学大和キャンパスにおいて電気事業法に基づき2012年9月8日に大学敷地内を停電し電気設備点検作業を行う
点検時に、各コンセントに通常より高い電圧を書けるため、電子機器破損・故障の恐れがある
本ドキュメントでは情報システム演習室においての破損防止措置と復旧作業の手順について提示する
破損防止措置 – 概要
破損防止措置は以下の手順で行う
1. クライアントコンピュータのシャットダウン
2. 生活家電の停止
3. サーバのシャットダウン
4. 電源コンセントの切断
5. 外部側NWの切断
6. アンテナの切断
破損防止措置 –1.クライアントコンピュータのシャットダウン
シャットダウン対象は以下である
A. iMac 4台 - (写真1)
B. Mac mini 4台 - (写真2)
C. 個人所有のコンピュータ群本ドキュメントではAおよびBについて扱い、Cについては演習室利用者へシャットダウンを促すのみとする
写真1 写真2
破損防止措置 –1.クライアントコンピュータのシャットダウン
A. iMacの停止
キーボードで何らかの操作をしスリープ状態から復帰する。復帰しない場合シャットダウン状態と判断し、なにもしない。
ログインされた状態のものは写真3のようにシャットダウンをする
ログインされていない状態の場合は写真4のようにシャットダウンをする
写真3 写真4
破損防止措置 –1.クライアントコンピュータのシャットダウン
B. Mac miniの停止
キーボードで何らかの操作をしスリープ状態から復帰する。復帰しない場合はディスプレイの電源を操作する。
ディスプレイを操作しても復帰しない場合、Mac mini本体の全面を確認し白いLEDが点灯もしくは点滅していなければ、シャットダウン状態と判断しなにもしない。
ログインされた状態のものは写真3のようにシャットダウンをする
ログインされていない状態の場合は写真4のようにシャットダウンをする
写真3 写真4
破損防止措置 –2.生活家電の停止
停止対象は以下である
A. 空気清浄機 - (写真5)
B. 冷蔵庫 - (写真6)
C. 液晶テレビ - (写真7)
D. その他(電気ポッドなど)C,Dについては本ドキュメントでは扱わない
写真5 写真6 写真7
破損防止措置 –2.生活家電の停止
A. 空気清浄機の停止
空気清浄機が稼働中の場合、写真8にある黄色の「運転 入/切」ボタンを押して停止させる
写真8
破損防止措置 –2.生活家電の停止
B. 冷蔵庫の措置
長時間の停電により内部の温度の上昇が予想されるので、腐敗の危険のある食品を処分する
冷凍食品は全て処分するか、持ち帰る
写真9のように霜が付いている場合は取り除く
内部の清掃を行う
写真9
破損防止措置 –3.サーバのシャットダウン
シャットダウン対象は以下である
A. Linuxサーバ(横田) -(写真9)
B. Linuxサーバ(菅原) -(写真10)
C. Macサーバ -(写真11)
D. プリンタサーバ -(写真12)
写真10 写真11 写真12
写真9
破損防止措置 –3.サーバのシャットダウン
A. Linuxサーバ(横田)
写真13のように操作をしてシャットダウンをする
写真13
破損防止措置 –3.サーバのシャットダウン
B. Linuxサーバ(菅原)
次のコマンドでシャットダウンする
$ sudo shutdown –h now
破損防止措置 –3.サーバのシャットダウン
C. Macサーバ
写真14のように操作し「システム終了」をクリックしてシャットダウンする
写真14
破損防止措置 –3.サーバのシャットダウン
D. プリンタサーバ
写真##のように次のコマンドでシャットダウンする
$ su# shutdown –h now
破損防止措置 –4.電源コンセントの切断情報システム演習室では事故防止の観点から床に配置された
電源コンセントの使用を禁止している
以下に示す6箇所について切断を行う
破損防止措置 –5.外部側NWの切断他の部屋での操作の怠りによって高電圧がLANケーブル経由で流れる可能性を考慮し
外部側のNWケーブルも切断を行う
場所は以下である
破損防止措置 –6.アンテナの切断他の部屋での操作の怠りによって高電圧がアンテナケーブル経由で流れる可能性を
考慮しアンテナケーブルも切断を行う
場所は以下である
復旧作業 – 概要
復旧作業は以下の手順で行う
1. 外部側NWの接続
2.電源コンセントの接続
3. サーバの起動
4. アンテナの接続
5. 生活家電の復旧
6.クライアントコンピュータの起動
復旧作業 –1.外部側NWの接続外部側NWを接続する
青色が下で白色が上である
場所は以下である
復旧作業 –2.電源コンセントの接続情報システム演習室では事故防止の観点から床に配置された
電源コンセントの使用を禁止している
以下に示す6箇所について接続を行う
復旧作業 –3.サーバの起動
作業対象は以下である
A. Linuxサーバ(横田) -(写真9)
B. Linuxサーバ(菅原) -(写真10)
C. Macサーバ -(写真11)
D. プリンタサーバ -(写真12)
写真10 写真11 写真12
写真9
復旧作業 –3.サーバの起動
A. Linuxサーバ(横田)
本体上部の電源ボタンを押す
B. Linuxサーバ(菅原)
本体正面上部の電源ボタンを押す
C. Macサーバ
本体背面の電源ボタンを押す
D. プリンタサーバ
本体正面の電源ボタンを押す
復旧作業 –4.アンテナの接続アンテナを接続する
場所は以下である
復旧作業 –5.生活家電の復旧
復旧対象は以下である
A. 空気清浄機 - (写真5)
B. 冷蔵庫 - (写真6)
C. 液晶テレビ - (写真7)
D. その他(電気ポッドなど)B,C,Dについては本ドキュメントでは扱わない
写真5 写真6 写真7
復旧作業 –5.生活家電の復旧
A. 空気清浄機の停止
写真8にある黄色の「運転 入/切」ボタンを押して空気清浄機の運転を再開させる。風量は「自動」を選択する。
写真8
復旧作業 –6.クライアントコンピュータの起動
復旧対象は以下である
A. iMac 4台 - (写真1)
B. Mac mini 4台 - (写真2)
C. 個人所有のコンピュータ群本ドキュメントではAおよびBについて扱い、Cについては演習室利用者へ起動を促すのみとする
写真1 写真2
復旧作業 –6.クライアントコンピュータの起動
A. iMacの起動
本体背面にある電源ボタンを押す
B. Mac miniの起動
本体背面にある電源ボタンを押す
ディスプレイの正面右下にある電源ボタンを押す
点検業者様向け資料
当日に点検業者様による演習室の立ち入りの可能性があるため、確認作業時の機器破損のリスク回避のため、点検業者様による立ち入りを最小限にするための資料を用意する
資料は次スライドの物を掲示する
電気設備の点検業者様へ情報システム演習室の電源コンセントの切断は全て済んでおります。事故防止の観点から
こちらへの立ち入りはご遠慮いただけたら幸いです。確認が必要な場合は以下の6箇所の
コンセントをご確認ください。情報システム演習室では破損事故防止の観点から床に配置
された電源コンセントの使用を禁止してます。
作業スケジュール
2012年9月7日 10時作業手順作成
2012年9月7日 17時点検業者様向け資料作成・掲示
2012年9月7日 18時破損防止措置 実行
2012年9月8日 19時復旧作業