3dサイバープラントにより保安を高度化し、 事故...
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はたらく
プロジェクト名称
プロジェクト参画機関
社会実装イメージ
IoTを活用した新産業モデル創出基盤整備事業/研究開発項目② IoT技術を活用した新たな産業保安システムの開発/保安の高度化を実現するプラットフォーム開発/製油所3Dモデルを中心とした設備・保全情報の活用検討
千代田化工建設(株)、東亜石油(株)
● 3Dプラントモデルと保全・運転情報の統合活用 3Dプラントモデルとさまざまな管理データベースとのデータ連携を行い、プラントの保全・運転情報を3Dプラントモデルの位置情報と併せて網羅的に表示することで、安全な運転・保全業務を支援し、事故や人的ミスの防止を実現します。
● シミュレーション活用の3D腐食管理 機器や配管の腐食速度を腐食シミュレータで計算し、3Dプラントモデル上に表示することで、実測していない箇所も含め、プラント内の腐食度合いを網羅的に確認でき、検査業務の最適化と漏洩事故の未然防止を実現します。
プラントの安全・安心がNEDOのIoT技術でこう変わる!
3Dサイバープラントにより保安を高度化し、事故や人的ミスを撲滅!
3D保安高度化サイバープラント
3Dシミュレータ(流動、配管腐食、応力、振動)
連携
異常監視・予知保全システム
連携
ビック・データ分析システムAIシステム
連携(将来)
モバイル端末 連携
3Dプラントモデル
バーチャルリアリティー化(将来)
運転管理システムなど
設備保全管理システム、肉厚検査管理システム
など
設備・保全情報
分散したプラント情報の集約で作業が早く・楽に操作手順などをバーチャルに確認でき、より理解しやすく実機で見えない設備状態をシミュレーションで見える化
プロジェクト紹介
● 3D保安高度化サイバープラントの構築・活用効果評価 老朽化の進行や熟練の運転員・保全員の定年退職が進む日本の石油・化学プラントが共通して抱える課題の解決を目指し、設備・保安管理の高度化を図り、操業の安全・安心の実現に寄与する3D保安高度化サイバープラント(3Dプラントモデルを中心としたプラットフォーム)の構築、活用効果の評価を行っています。プラントの施工図面がない場合でも、以下の様にサイバープラントを構築できます。
● 製油所設備向け3D保安高度化サイバープラント(3Dプラントモデルを中心としたプラットフォーム)を構築しました。(2017年度)
● 3D保安高度化サイバープラントと腐食シミュレーション結果を連携します。(2018年度実施中)● 3D保安高度化サイバープラントの活用効果測定・評価を行います。(2018年度実施中)
成 果
概 要
配管肉厚検査記録データベース等の外部管理
データとの連携
3D保安高度化サイバープラントの構築
配管腐食シミュレータとのデータ連携
3Dレーザー計測(スキャン)
3Dレーザースキャナ3Dレーザースキャナ
3Dレーザースキャン計測データ(点群データ)
3D保安高度化サイバープラント
3Dプラントモデル
プラント実機画像:Google, ZENRIN
腐食・漏洩箇所記録 設備仕様・図面閲覧 保全・検査計画 教育・訓練 等
プラント関連情報・知識の集約・共有 プラントの状態の見える化 設備管理・運転の分析・最適化
実際に使って活用効果を評価
3Dプラントモデリング
外部データベースとのデータ連携