教採2次試験合格!...1 教採2次試験合格!...

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1 教採2次試験合格! 今年度も幸先良く朗報が続々と届いています この夏も熱かった。 「ICCセンター」が 7 23 日に新設・完成し、その頃から教採1次試験の合格の報告が 教職教育センター(8月1日から教職英語教育センターが名称変更)に入ってきました。特に在 学生の合格が好調で、その時点から 2 次試験に向けた受験対策が始まり多数の2次教採受験者 が集い、例年以上に熱い勉強会が連日行われました。 その成果が2次試験合格に反映している実感を強く感じました。真夏の集中対策勉強だけで はなく、これまでの苦節勉学の総和であるということは言うまでもありません。 そこで、真夏に教採勉強にボランティアで熱心にご指導いただいた ディアンドレ先生から のメッセージを次に掲載致します。 What strikes me every year is the passion that these students bring to this one-week intensive course. 「毎年印象に残っているのはこの学生達の情熱だ」 J. DAndrea Every summer students from the Teacher Training Program at KGU, who have passed the first stage of the civil service examination process for hiring permanent teachers in prefectures and municipalities across Japan, gather at the Kyoshoku Center for an intensive cram course to brush up on skills that will be evaluated in the second stage of that examination process. The skills reviewed include: writing lesson plans, mock classes, English discussion, interviews and reading aloud. The students are mostly fourth-year students and a few recent graduates. 84 2012.9.29() 発行

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教採2次試験合格!

今年度も幸先良く朗報が続々と届いています この夏も熱かった。

「ICCセンター」が 7 月 23 日に新設・完成し、その頃から教採1次試験の合格の報告が

教職教育センター(8月1日から教職英語教育センターが名称変更)に入ってきました。特に在

学生の合格が好調で、その時点から 2次試験に向けた受験対策が始まり多数の2次教採受験者

が集い、例年以上に熱い勉強会が連日行われました。

その成果が2次試験合格に反映している実感を強く感じました。真夏の集中対策勉強だけで

はなく、これまでの苦節勉学の総和であるということは言うまでもありません。

そこで、真夏に教採勉強にボランティアで熱心にご指導いただいた ディアンドレ先生から

のメッセージを次に掲載致します。

”What strikes me every year is the passion that

these students bring to this one-week intensive course. ”

「毎年印象に残っているのはこの学生達の情熱だ」

J. D’ Andrea

Every summer students from the Teacher Training Program at KGU, who have passed

the first stage of the civil service examination process for hiring permanent teachers in

prefectures and municipalities across Japan, gather at the Kyoshoku Center for an

intensive cram course to brush up on skills that will be evaluated in the second stage of

that examination process. The skills reviewed include: writing lesson plans, mock classes,

English discussion, interviews and reading aloud. The students are mostly fourth-year

students and a few recent graduates.

第 84 号 2012.9.29(土) 発行

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毎年の夏に外大の全国各地教職員採用1次試験の合格者が第2次試験特別集中講座の為に教

職教育センターに集まって来る。特別講座は2次試験で計れる様々なスキル(指導案、模擬授

業、英語討論、面接、音読)を復習している。参加者は主に 4年生か KGUの卒業生である。

What strikes me every year is the passion that these students bring to this one-week

intensive course. Each and every student wants more and tirelessly works at the skills

that they feel that they need to improve. It is a special time when passionate students

and passionate teachers meet. It is so lively that at the end of the day the teachers must

force everyone to go home. To give you a better idea of just how strong this passion is the

course this year took place during the O-Bon holiday. The staff and students gladly gave

up this holiday to learn (and teach those who wanted to learn). On one of those days, the

Keihan train line shut down due to severe weather. Despite this the teachers and

students who had come early and were now stranded in Kyobashi got together and found a

place to work together there in Kyobashi!

毎年印象に残っているのはこの学生達の情熱だ。学生全員が勉強に対する強い意欲があり、

自ら積極的に自分の弱点を補おうとする。熱心な学生がより熱心な先生と触れ合う素晴らしい

時間である。その情熱が見られるある出来事があった。あるお盆休み、大雨で京阪電車が不通

になったが、教師はわざわざ京橋の教室を確保し、学生も京橋に集まり勉強会を行ったのだ。

It is easy to understand these students’ enthusiasm. Their future hangs in the balance.

If they succeed and pass the test, they will be rewarded with a good stable job for life.

Unfortunately, enthusiasm or passion alone is not enough. The students who succeed are

the ones who have the skills and ability to do so. The cram course gives them the

confidence to display those skills to the fullest.

就職がかかっている為、学生の勉強に対する姿勢は顕著である。しかし残念ながら、情熱だ

けでは合格は出来ない。合格者は技術と能力のある者だ。特別集中講座はその技術と能力を完

全に出しきる自信を与えるに過ぎないからだ。

Students must learn to practically apply the skills that they have acquired in their

classes at KGU. Conversation skills should be applied in interviews. Knowledge from

phonetics class should be applied to reading aloud. All of the presentations that students

have done in class should allow them to run a mock class. Group discussions in class

should prepare to you to speak in a group. Students must apply their passion to everyday

studies with the belief that it will be applicable in some way in the future to help them

achieve their goal no matter what they might be.

だから学生は専門分野と関係なく学び舎で身に付けた知識や能力や技術を幅広い場面で生か

せる独創力が必要である。まさに理論と実践の融合だ。試験前だけではなく、日々情熱を持っ

て目の前のことに励むことが、必ず自分の将来につながると信じることが大切である。

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【ホットホット情報】

《2次試験合格の喜びの声》

赤川 尚 さん 富山県 小学校 合格

外国語学部 英米語学科 4回生

「ゴールに向かってよ~い、ドン!!」

「学校の先生になる」というのが、私の小学生からの夢でした。その夢を持つきっかけが、8年

間続けた水球の監督との出会いでした。そして、夢が叶いました。

今日は、私が「合格」をつかむまでにしてきた「筆記勉強」、「面接練習」、「ボランティア活動」

の3点と、これからの生き方について紹介したいと思います。

1点目の「筆記勉強」ですが、「人生で初めて勉強した」と言うくらいに勉強しました。富山県

は、一般・教職教養と小学校全科(専門教養)が、一部を除いて全て記述式の問題でした。私が勉強

を始めたのは、今年の2月頃からでした。それまでの学力は、突出してできる教科がない、なんと

も平凡なものでした。平凡な上に、社会科が全くできないという悲惨な状況からの「よーい、ドン!!」。

とにかく、一般教養・教職教養の過去問を3回しました。そこから、過去問シリーズの参考書をひ

たすら読みながら線を引く、ということを繰り返しました。特に社会科は、小学生が使うワークを

購入して、何度も繰り返し解き、ほとんど毎日復習しました。数学は、問題を解いた後に、答えが

なぜそうなるのかを理解するまで、順を追って読み返しました。国語、理科、英語は出てきた問題

を徹底的に覚え込みました。教職教養は、カルタを作って遊びながら覚えたり、友達と顔を合わせ

るたびに、問題を出し合ったりしました。

2点目の「面接練習」ですが、模擬授業を含め、昨年の11月から週1回のペースで始め、長期

休みには週2,3回行いました。始めて間もない頃は、何をすればいいのかわからないまま様々な

ことをしました。G-STA☆のメンバーと共に、いろいろな意見を出し合い、協力しながら行いまし

た。礼をするときの角度や、好印象を与える方法まで、細部にわたって研究しました。仲間と共に

切磋琢磨し合う中で、口論になることもありましたが、仲間がいたから頑張れたのだと思っていま

す。

3点目の「ボランティア活動」では、大阪府中学生サマーセミナーのリーダーを務めたり、近隣

の小学校で学習支援をしたりしました。サマセミでは、全体を一つにまとめることや、2日間英語

のみで生活する難しさを経験しました。メンバーとうまくいかないことがあり、落ち込むこともあ

りましたが、みんな笑顔で本番を終えることができました。学習支援では、学校での教員の動きや

子どもとの関わり方を学ぶことができました。

以上の3点を平行してやり遂げた私には、「確固たる自信」が付いていました。いわゆる、「何か

を掴んだ」という思いです。そして、発表の日、私は受験番号を見つけ、「やった!!」というよりも

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「お疲れ様」と心の中で思いました。辛いときは諦めようかな、と思うこともありましたが、友人

から教えてもらった「夢は逃げない、逃げるのはいつも自分」と言う言葉に、後押しされ乗り越え

ることができました。

小学校教員になることができる切符を掴んだ私は、「日々精進」が似合う生き方を送りたいと思

います。ある本の一節に、「人に教えるには、自分が学び続けなければいけない」とあるように、常

に学び続けることができるような教師になります。

文末になりますが、これまでにお世話になった先生方をはじめ、共に戦った仲間たちに感謝の気

持ちを伝えたいと思います。「ありがとうございました。」

松村 衣里子 さん 奈良県 小学校 合格

外国語学部 英米語学科 平成 20 年 3 月卒業

「できることから少しずつ始めよう」

関西外大を卒業してはや4年と少しが経ちましたが、教員を目指す皆さんに何か少しでも役

に立つことができたらと思い、私の体験談を綴らせていただきます。

この度、奈良県小学校での採用を頂き、まだ自分でも信じられない心境ですが、これまでを

振り返ってみると、辛いことも多かったなと感じる反面、今までやってきたことは、何も無駄

ではなかったと感じています。

私は、大学時代、小学校や中学校へボランティアにいったり、教職ゼミを受けたりと、行動

だけは、中学・高校の免許を取り、教師になることを目指していました。しかし、気持ちはな

かなか教職の道には向かず、2007年(平成 19 年)の夏に、大阪の高校枠での受験をしました

が、1次試験で不合格、夏休みから就職活動を行い、翌年春からは、教職とは別の道へ進み、

企業へ就職し接客・販売業を3年と半年続けました。一度は、教職の道を諦めましたが、企業

で働き、社会経験を積む中で、やはり「人を育てる仕事がしたい。」「教育に携わりたい。」と思

い立ち、ちょうど今から1年前、仕事を辞め再び教師の夢に向かって、動き出しました。

この1年間、やはり1番苦労したことは、勉強です。3年半という間、机に向かって集中し

勉強することから離れていたため、まず勉強することに慣れることがとても困難でした。自分

を勉強する環境に追い込むために、佛教大学の通信課程に入学し、あわせて小学校免許を取得

することに励みました。今年に入るまでは、通信の勉強、そして塾の講師を秋から始めていた

ため、正直、採用試験に向けての勉強は、全く手がつけられない状況でした。

そして、採用試験に向けての勉強を始めたのが、今年の春に入ってからという遅いスタート

をきり、蓋を開けてみれば、一般教養・教職教養・小学校全科・小論文など、目がまわるほど

の課題に気づき、そこに、小学校での教育実習もあったため、もっと早く勉強を始めればよか

ったと、何度も思いました。できるだけ、効率よく勉強するために、7月の1次試験までは、

一般・教職教養に的をしぼり、あらゆる都道府県の過去問をひたすら、解き続けました。一般

教養では、高校入試・大学入試レベルの問題が出題されるため、理数系が苦手だった私は、高

校レベルの問題集を解き、基礎・基本をもう一度復習したりもしました。そして、何とか奈良

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で1次試験をクリアすることができました。併願していた京都府は落ちましたが、京都府の1

次試験が奈良県より先に行われ、一度、筆記・面接試験を受けたことで、奈良を受けるときに

は、ある程度緊張もほぐれ、また、京都府で出題された教職教養の問題に似たものが、奈良で

も一部出題され、併願して良かったと今では感じています。

1次試験の合否が出てからは、小学校全科の過去問に取り組みました。とにかく、時間がな

かったため、奈良の出題傾向を調べ、自分の苦手教科を中心に勉強しました。奈良県の小学校

全科は、国・数・理・社・英の5教科で、社会では世界史はあまり出題されず日本史中心など、

都道府県によって、かなり傾向も違ってくるため、受けようと思う都道府県の傾向をまず調べ

ることは、とても大事だと思います。面接対策としては、過去の質問例をもとに、1分程度で

発言ができるように、ノートに書き留めていきました。自分の思いや考えがあっても、言葉に

してさらにわかりやすく簡潔に相手に伝えることは、難しいため、慣れるまで時間はかかりま

すが、実際に誰かに聞いてもらい練習しておくことで、本番の緊張の中でも、かなり話しやす

くなると思います。

まだまだ、お伝えしたいことはたくさんありますが、できることから少しずつ皆さんも始め

てみてください。私は、この夢のスタートラインに立つまでに4年かかりましたが、今まで何

一つ無駄はなかったと感じています。外大での大学生活があったから、岡澤先生との出会い、

教職のゼミ仲間との出会い、社会経験などすべてがあったからこそ、今の自分そして自信に繋

がっていると痛感しています。絶対教師になる!という方、興味はあるけど不安だという方、

さまざまな方がおられると思います。何かを始めることは、勇気と根性も必要ですが、一歩だ

け踏み込む強さをもってどんなことでも試してみてください。そのことが、必ず自分の力とな

って返ってきます。

私も応援しています。是非頑張って下さい!!

藤田 春香 さん 香川県 中学校 英語科 合格

外国語学部 英米語学科 4 回生

「一緒に頑張れる仲間」

皆さん、こんにちは。この度、香川県の教員採用試験(中学校英語科)に無事合格すること

ができました、藤田春香と申します。「今年絶対に合格し、この羅針盤に合格体験記を書く。」

と心に抱いていた想いを実現できたことを光栄に思います。この羅針盤に書くことが、皆さん

の力になれば幸いです。

私が今回合格できた一番の理由は、「一緒に頑張れる仲間」がいたからです。教採に合格する

ためには、一般・教職教養と専門教養の勉強は欠かせません。しかし、この勉強方法は合って

いるのか、周りはどんなことをしているのか、また、この問題の意味が全く分からない。そん

な時に、仲間がいると聞き合えます。お互いの不安を解消しあったり、自分の不得意分野を教

えてもらったりすることができます。私は、友人と話すときに自分が感じた周りとの差を埋め

る勉強をしてきました。周りが頑張っている姿を近くで見続けていることで、自分の勉強に対

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するモチベーションを保つことができました。

また一人では限界がある面接練習も仲間がいれば、数をこなすことができ、また質を上げる

ことができます。私がこの教採で最も力を入れたのは面接練習でした。いかに自分の想いを簡

潔に自分らしく伝えるかを頭に置き練習してきました。最初は、何を言っていいか全く分から

ず悪戦苦闘しました。しかし、何度も友人に付き合ってもらいアドバイスをもらっていくうち

に、こんな教師になるという軸ができました。その軸が出るまでは、面接しんどいな。と思っ

ていた私ですが、軸ができてからは、どんな質問がきても全て自分のなりたい教師像に繋げる

ことができました。この軸ができるまでは、とことん面接練習をしていました。ほとんど毎日

空き時間などを使って練習し、また夜スペに参加し練習を重ねました。面接練習をする際、多

くの友人の面接練習を見ることで、あの表現いいな。など感じることができ良い部分はどんど

ん自分に吸収することができました。

もし仲間がいなかったら、私は合格することができなかったと思います。本当にありがとう。

そしてこれから教採を受ける皆さんは、ぜひ多くの仲間を作ってください。合格するためには、

自分の力だけでは限界があります。お互いに足りないところを補充し合いながら、成長しあえ

る仲間にみなさんも出会い、合格を手にできることを心から祈っています。

藤森 悠司 さん 香川県 中学校 英語科 合格

外国語学部 英米語学科 平成 24 年 3 月卒業

「ビジョンを持つ」

先生になることに対して、心からワクワクできるか?これが合格のカギだったのではないか

なと思っています。こんにちは、教職を目指す皆さん、私は藤森悠司と申します。みなさんが

教員採用試験を受ける上で参考になればと思い、いまこの羅針盤を書いています。なにかのヒ

ントになれば幸いです。

ビジョンを持つ。(夢ともいう。こうしたいな~という考えをまず持つ。)

先生になってこれがしたい!というビジョンは僕の推進力でした。こうしたい!という考え

があればそれに向かって人は頑張れますし、情報も勝手に来てくれるようになります。

しかし、漠然としたビジョンしかないという方が大半だと思います。僕もそうでした。そこ

でオススメなのが、「人に語り、意見を聞く。」という事です。とにかく、様々な人に自分の教

育像を話してみる。話をしているうちに、「あ!そうそう!これがしたかってんや!」「あれ?

これはなんか違うな。」という気付きに出会えます。私は、ボランティア先(特別支援学校)の

先生、所属している社会人ソフトボールチームのメンバー(30~60歳というあらゆる年代)

や塾の生徒など様々な方々にビジョンを語り、それぞれの意見を素直に聞き入れました。その

過程で、ちょっとずつ自分の考えがまとまってきたり、新たな課題も見えてきました。

人に語ることで面接練習にもなるというメリットもあります。面接は質問に答える場所では

なく、自分の思いを伝える場所です。普段から、人に自分の思いを伝えるようにしていれば、

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自然と面接でも答えられるようになります。

教職以外の人にも話しを聞いてもらうことも大事です。教職以外の観点から意見や提案を頂

けるので、考えがとても広がります。ラッキーなときは、もっと詳しい人を紹介してくれるこ

ともあります。

そのような繰り返しによってビジョンの骨組みをしっかりしたものにします。ビジョンがハ

ッキリしてくると、不思議なことにとってもワクワクしてきます。なんだか力が勝手に湧いて

くるという感じです。大好きな人に会う前ってとてもワクワクしませんか?ビジョンも実現し

たい!と想う程好きなのですから、子供みたいにワクワクしてもいいと思います。

僕はいま、とてもワクワクしています。こんな授業がしたい!こんな大人に育てたいな~!

というビジョンをよく友人に興奮しながら子供みたいに語っています。「なんだか、とても楽し

そう。子供みたい。」と言われることもありますが、これでいいのです。確かに、現実は厳しい

はずですが、本当に好きなものならなんだってやってやろう!という気持ちなれたりします。

皆さんもぜひ心からワクワクできるようなビジョンを想い描いてくださいね!応援していま

す。実は、あと4項目程書くつもりでいたのですが、字数制限上省いています。もし、聞きた

いことがあれば、遠慮なく連絡くださいね。それでは。

久保 季奈 さん 京都府 中学校 英語科 合格

国際言語学部 国際コミュニケーション学科 平成 23 年 3 月卒業

「努力は裏切らない」

教職課程の皆さん、はじめまして。2年前に穂谷キャンパスを卒業した久保季奈と申します。

私は現在、京都府宇治市にある中学校で非常勤講師として働いています。採用試験に関しては、

昨年度京都府の1次試験を通過しましたが、2次試験では努力が足りず「不合格」になってし

まいました。しかし、京都府では前年度1次合格者には一部試験の免除があるため、今年度は

1次の面接試験と2次試験とを受験しました。

私が現在勤務している中学校は生徒指導上の問題がたくさんあり、表現は悪いですが毎日子

ども達と「戦っている」という状態です。例えば、授業一つをとっても大変です。教室に入ら

ず廊下でサッカーをしたり、大音量で音楽を流したりと授業妨害をする子が目立ちます。また、

教室の中でも立ち歩きや私語などを平気で行なっています。

そのような学校で私は今、1年生と3年生の英語の授業を担当しています。どちらの学年も

大変さはかわりませんが、1学期は特に3年生の授業で苦労しました。上で書いた状況に加え、

3年生の授業では子ども達が私を試しているのではないだろうか、と感じることがよくありま

した。例えば、授業中に「○○先生はもっとたくさん音読していたのに、先生はしないの」と

か「先生の板書は少なすぎるので、もっといろんなことを教えてほしい」などの要望を出して

きました。そうする内に、だんだん自分がやりたかった授業からかけ離れていきました。

このような状況の中でも採用試験は近づいてきます。しかし、私は忙しさにかまけて試験の

準備をまったくしていませんでした。そして1次試験の2週間前、やっと重い腰をあげ昨年作

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っていたノートを開いてみました。そこで目に入ってきたのは、去年感じていた教育に対する

熱い気持ちでした。「育てたい生徒像」や「教員志望動機」などそれまで忘れていた情熱がノー

トを読み進めるうちに蘇ってきました。さらには大学時代にたくさんの事を学んだのにも関わ

らず、行動に移せていないことに恥ずかしさを感じました。そのため生徒の状況に合わせなが

らも、少しずつ自分らしさを取り入れていこうと決心しました。

決心したからといって、毎回の授業が上手くいくはずもなく、むしろ以前よりも失敗するこ

とも反省することも増えたように思います。しかし、この間3年生の生徒が授業終りに私の所

に来て、「先生の頑張りは伝わっているからね。大変なこともたくさんあるだろうけどあきらめ

ないでね。」と声をかけてくれました。生徒に励まされているようではまだまだなのかも知れま

せんが、その一言が今の私の原動力になっています。

来年度の採用試験を目指して頑張っておられる方々に伝えたいことは、月並みですが「努力

は裏切らない」ということです。たとえ試験の結果が願っていたものとは違っても、その時学

んだことは必ず自分の中に残っています。そして、私が今回経験したように辛い時や諦めそう

になった時に心の支えになってくれます。私も毎日のように失敗と反省を繰り返していますが、

今やっていることが必ず将来の自分の支えになることを信じて、こらからも頑張りたいと思い

ます。皆さんも一緒に理想の教師を目指して頑張りましょう!

立直 あすか さん 神戸市 中学校 英語科 合格

外国語学部 英米語学科 平成 24 年 3 月卒業

「あきらめない心」

自分の地元である神戸市で合格できたのは本当に嬉しいです。私は去年神戸市の教員採用試

験を受け、落ちてしましました。周りの人から、「あなたなら受かる」と言われていただけに、

どこかで「受かるだろう」と簡単に考えていました。しかし結果は2次試験で落ち、周りの人

に喜びの報告をすることができませんでした。2次にもなると受かった人のほうが、落ちた人

よりも多く、私はそのなかに入ることができなかった悔しさで涙がとまりませんでした。ネッ

トで受験番号を何度探してもなかった悔しさは今でもわすれられません。正直なところ、去年

の1次が終わった段階で、受からないだろうと勝手に決めつけ、2次の発表まで何もしていな

かったのもダメだった原因の1つかもしれません。合格発表があってから、大学に行き2次に

向けて合格者が対策講座をひらき、お互いに高めあっている場に行きましたが、何もしていな

い自分がみじめでした。周りはこんなにやっているのに自分はなにもやっていない。そんな焦

る気持ちと、根拠のない余裕とで複雑な気持ちでした。しかし、現実は甘くはないという現実

を突きつけられました。それから、秋学期に学校でやっていた東京アカの講座を受けました。

正直、すべての授業が終わってから行われる講座は、帰る時間も遅く、毎日が大変でした。し

かし、一緒にやっていく仲間がいたから最後までやりとおせました。やはり、仲間の存在は大

きいと改めて実感した時期でもありました。

講師登録を済ませ、待っていると委員会から講師依頼の電話がありました。講師のおはなし

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をいただけたことはとても幸いです。そして4月から常勤講師として中学校で働きながら採用

試験を受けるというかたちになりました。初めてのことだらけで、あたふたしてしまうし、授

業は考えなければいけないしで、採用試験の勉強する余裕なんてありませんでした。正直いう

と採用試験のことなんて忘れていました。毎日が新しく、楽しく、難しく、大変ではあるもの

のやりがいも感じていました。幸い私の学校のほかの先生方から「勉強しなあかんよ。図書室

でもいっといで。」という優しい言葉を受け、試験前には少し勉強できる時間がありました。そ

して、面接の練習もしてくださいました。2次試験前には論文を添削してくださったり、面接

の練習をしてくださったりと本当にサポートしていただきました。そしてなにより、職場に多

く採用試験を受ける方々がいたのでおたがい励ましあいました。

私は今まで順調に物事が進んだことがありません。高校受験、大学受験、採用試験と挫折を

くりかえしてきました。TOEFL の点数が足りずに教職継続不可という現実を突きつけられた

こともありました。トントン拍子に進んでいく人生も楽しいでしょう。しかし、誰だって挫折

はします。そんな時に諦めない心で貫くか、そこでやめるかは自分自身の本気さ次第です。あ

きらめたら終わりです。採用試験に向けて不安もあるでしょう。また、教壇に立つという不安

もあるでしょう。私自身、毎日奮闘しています。しかし、どうかあきらめないでください。頑

張ってまいた種はやがて花がさくはずです。

坂上 統士 さん 奈良県 高等学校 英語科 合格

国際言語学部 国際言語コミュニケーション学科 4 回生

「仲間をつくる」

教員を目指して頑張っている皆さん、はじめまして。4回生の坂上統士と申します。

この度、奈良県の教員採用試験(高等学校・英語科)を受験し、無事合格することができま

した。この合格体験記では、私が教員採用試験のためにやってきたことや皆さんへのアドバイ

スなどを以下の5つの視点から書かせていただきます。

① 英語力をつける

英語の教員になる上で最も大切なのは「英語力」です。教師自身の英語力が不足していては、

いくら授業運営の技術や指導法を身につけたとしても、それらは意味を成しません。保護者や

地域の方が「英語の教師」と聞くと、すぐに「英語のプロ」という印象を持たれます。生徒も

英語の事に関しては何でも質問してきます。以前私も、塾で難関大学の入試問題の英作文の添

削を頼まれたり、学校ボランティア先の生徒から英語に関しての質問攻めに合い、自信を持っ

て答えることが出来ずに、悔しい思いをしたことがあります。そんな経験から、それまで以上

に英語力の向上に努めたおかげで、今の私があるのだと思います。

英語力に関しては、目安として、中学校志望の方は TOEIC 730 点 / TOEFL 550 点 / 英検

準 1級、高等学校志望の方は TOEIC 860 点 / TOEFL 600 点 / 英検 1級を目標にして頑張っ

て下さい。鍛えた英語力は教科専門の筆記試験や模擬授業でも役に立つのと同時に、自治体に

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よっては教科専門の試験が免除されることがあります。

② 教職を志す者としての自覚を持つ

教員は生徒の手本とならなければなりません。将来、生徒に挨拶や言葉遣い、服装の指導な

どを行う際に、もし教師自身がそれらをきちんとできていないのならば、おそらくどの生徒も

指導に耳を傾けないでしょう。このことは保護者の信用を失うことにもつながります。

大学の授業においても、大教室だからといって後ろの方に座って友達とおしゃべりをしたり、

机の上に飲み物やカバンを置いたまま話を聞いたり、平気で遅刻したりする人は教師になる資

格は無いと思います。それらはすべて、将来生徒に注意すべきことだからです。教師になって

から変わるのではなく、教師になる上での当然の資質の一つだという考えを持って下さい。生

徒が良い大人の手本として見てくれるように日頃から自分の行動は教師としてふさわしいかど

うかを意識して下さい。

③ 教育現場で経験を積む

「経験に勝る知識なし」という言葉があるように、実際の教育現場で活動することで様々な

体験をすることができます。できれば長期にわたって学校ボランティアとして活動するのが望

ましいのですが、それが難しい人は短期的なものでも構わないので、とにかくそういった機会

を作って下さい。私の場合は、塾のアルバイトや大学主催の海外教職研修プログラム、地元の

中学校でのボランティアなどを通して、自分の指導法を見つめ直すきっかけになったり、生徒

理解が深まったりと、貴重な体験することができました。現職の先生方の授業を参観できたり、

ティーム・ティーチングができたりすることもあるので、参加して損はありません。是非実際

の教育現場を体験して下さい。

④ データを集める

教員採用試験を受験する上では、志望先の自治体の過去問を解いて問題の傾向をつかんだり、

その自治体の教育政策などを知ることは当然ですが、その他にも、日本の教育課題や学力、教

育の歴史、他国との違いなども知っておくと様々な面で役に立ちます。例えば、そのような知

識を持って面接や集団討論を行うのと、断片的な知識だけでそれらを行うのとでは練習の質も

自身の成長も全く異なります。私の受験した自治体では「日本の教育は他国と比べてどのよう

な点が優れていると思うか。」といったような質問も出ました。この手の質問はその場の思いつ

きで答えることは非常に難しいので、広く浅く教育に関する知識を蓄えておいて下さい。その

際、グラフや具体的な数字などのデータも覚えておくと良いと思います。

⑤ 仲間をつくる

最後にして一番大切なことは、教職を志す者同士で仲良くなるという事です。私は穂谷キャ

ンパスでの教職合宿や中宮キャンパスでの夜スペ(放課後の勉強会)、東京アカデミーの講座な

どに積極的に参加し、両方のキャンパスで仲間をつくることができました。今思えば、このこ

とが私にとって一番重要だったと思います。志望先が同じ自治体の仲間同士で集まれば、情報

共有もできるし、本番さながらの面接練習をすることもできます。また、同じ希望校種同士で

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あつまれば、筆記対策ができたり、模擬授業を互いに評価し合うことができます。さらに、悩

んでいる時は相談相手になってくれたり、一緒に遊びに行って気分転換ができたりもします。

私が合格できたのも、このような仲間たちの励ましと支えのおかげです。是非色々な講座や勉

強会に参加し、お互いに支え合えるような仲間をつくって下さい。

以上が私の合格体験記です。この内容が少しでも皆さんの役に立てば光栄です。最後に、私

が使用した参考書の中で役立ったと感じたものを載せますので参考にして下さい。

・教職教養の要点理解 (時事通信社)

・教職教養の演習問題 ( : )

・一般教養の要点理解 ( : )

・一般教養の演習問題 ( : )

・就職試験 これだけ覚える時事用語 (成美堂出版)

・教育論文の書き方 (一ツ橋書店)

・過去問 3冊 (協同出版)

①教職・一般教養

②専門教養 英語科

③論作文・面接

・教職課程(協同出版)や教員養成セミナー(時事通信社)の予想問題や試験直前のまとめ問題

[参考]:滋賀県と三重県を併せて3県の高校で 1 次試験を合格していますが、日程の都合で受験せず。

(教職教育センターより)

ハウザー カイ さん 京都府 高等学校 英語科 合格

大学院外国語学研究科博士課程前期英語学専攻英語教育コース

「なりたい教師になる」

9月21日の晩に、羅針盤の執筆を依頼されるまで京都府から合格通知を頂いたことに実感

がわかず、今でも正直信じられません。合格した喜びとは真逆に、これからの不安や本当にや

っていけるのだろうかというプレッシャーを感じています。

そして、今まで全面的に支援していただいた先生方、ともに採用試験対策に打ち込んできた

仲間たちに対して、感謝の気持ちでいっぱいです。今から思い返せば、関西外国語大学に入学

し、教職課程を履修してから5年が経ちます。その頃から教育に関心を持ち、すばらしい先生

方や仲間たちと様々な苦労や喜びを分かち合うことによって、これまで教師になりたい気持ち

一筋で来られたと感じます。

教職課程を履修している学生は教職科目を受講し、ガイダンスに出席し、ボランティアを経

験していくにつれ、徐々に小さな責任感が芽生えると思います。教育者という道を選んだ人の

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中には、教師になりたいと明るく口にする反面、教育に携わる仕事に就くという大きな責任感

や不安を感じる学生は多いことでしょう。私もその一人でした。生徒の模範になれるのか、授

業や業務をこなすことができるのか、不安は様々です。しかし、その明るい願望と責任感とい

う恐怖の反発が教員を目指す者を成長させると感じます。不安と戦い、負けずに前に進む姿勢

は、社会に出ても共通するものです。

授業中に経験談や様々なエピソードを語ってくださる先生が好きで、小中高時代から様々な

先生の話が心に残っています。歴史の先生の旅行話、数学の先生の大学時代、英語の先生の海

外での経験談などは今でも覚えています。教員の経験談が生徒の心に届くということは、教育

実習の進路学習の時間でも感じました。

私は高校教員を志望していたので、母校の高校で実習を行いました。その際の進路学習で担

当教諭に時間を頂き、自分の高校時代から今に至るまでの経験談を語りました。はじめはざわ

ついていた教室が一瞬で静かになり生徒の顔が一斉に私の方に向いたことを覚えています。自

らの経験がこの場で活かされるということ、自分にしか出せないメッセージがあるということ

に気づけた瞬間でした。その後も多くの生徒から進路の相談を受けました。自らの経験を大切

にし、それを披露できることも教員の資質の一つではないでしょうか。エピソードや引き出し

をたくさん持っていることは生徒に夢を与え、心を動かす重要な役目だと思います。経験した

ことから何を学んだか、何に感動したのか、また教訓は何かなど様々な経験を教員になる人も

目指す人も大切にしなければなりません。

現在は大学院の英語教育コースで、日本における英語教育の定着を促せるような授業の研究

と評価方法に注力しています。学部生のときに学んだことの発展や更なる疑問の解決に努力し

ています。今まで学んだ知識や、多くの先生方からいただいたアドバイスを活かし、今まで以

上に教育の向上に全力を注いでいきたいと思います。

教職英語教育センターからのお知らせ

厳しかった残暑もようやく和らぎ、空が高く、秋らしい気候になってきました。と同時に、例年

より少し早めの秋学期が始まり、学舎もいつもの賑わいを取り戻しています。

さっそく、何か活動したいと考えている学生が多く見受けられましたので、現在募集中のプログラ

ムを含めてご紹介します。

≪教職インターンシップ(KTAP) ≫

秋学期からでも小、中、高等学校、特別支援学校などの学校現場におけるボランティア活動(以下:

教職インターンシップとする)をすることができます。特に大学周辺の小・中学校では、まだまだ学

生のサポートを必要としています。時間割に余裕があり、学校現場に入ってみたい、という学生は

活動をお勧めします。もし、活動することを迷っている学生がいたら、活動をしたことのある上級

生に聞いてみるのも良いかもしれません。

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活動希望者は、小学校の校長先生がお話しされた「教職インターンシップ事前研修」のビデオを閲

覧し、活動に対しての心構えや教育に関する知識を得てください (K-genesys の動画配信→ガイダ

ンスより視聴可能)。同時に活動希望調査票を提出してください。みなさんの授業の空き時間と学校

側の学生受け入れが可能な時間を調整し、決定します。

≪TOEFL/TOEIC/英検 スキルアップ講座@ICC≫

教職履修生を対象とした「TOEFL/TOEIC/英検スキルアップ講座」がいよいよスタートしまし

た。TOEFL Over 550 講座、TOEIC Over 730講座の受け付けは終了しましたが、英検準 1級・1

級の講座はまだ受け付けています。秋学期は始まったばかりです。英語力をどんどん伸ばして

いきましょう。希望者は教職教育センターカウンターまたは学務課にてサインアップしてくだ

さい

① TOEFL Over 550 講座 9月 24日(月)から 9月 27日(木):4日間 講座終了

② TOEIC Over 730講座 10月 2日(火)から 10月 5日(金):4日間 受付終了

③ 英検準 1級・1級講座 10月 9日(火)から 10月 12日(金):4日間 6日まで受付

≪東京アカデミー教職教養講座≫

平成 25 年度教員採用試験受験予定者を対象に教職教養講座を開講します。試験に出題される教

職・一般・専門のうち、教職の科目計 30コマを総復習します。

すでに勉強を始めている人もそうでない人も、過去の出題傾向や頻出問題など、試験を分析しな

がら集中的・効率的に学習が進められるはずです。

受講を希望する学生は、センターまたは学務課にある講座資料を確認のうえ申し込み手続きをお

こなってください。なお、本講座の説明会を 10月 4日(木)午後 5時から ICC(6209教室)にて行いま

す。受講を検討中の学生はぜひ参加してください。

日 程:10月 20日(土)〜12月 19日(水)

曜日・時間:火・水曜日:18:30〜20:00(1コマ)、土曜日 14:00〜17:15(2コマ)

場 所:ICC教室(6209教室を予定)

受講料:25,000円

主 催:東京アカデミー

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≪小学生学びングキャンパス@関西外大・枚方市子ども大学探検隊≫

秋学期開始と同時に募集を始めたこのプログラムは、予定を遥かに上回る申し込みがありました

ので、学年などを考慮し、抽選を行いました。今年度は 29名の学生が小学生のサポートをします。

もちろん当日だけではなく、プログラムを成功させるための準備も必要です。

企画や詳細スケジュールは、これから学生が作り上げていきますので、今は不安もありますが、と

ても期待しています。教職課程を履修している学生で興味がある学生は、当日見学も可能です。

≪小学生学びングキャンパス@関西外大≫ International Festivalと同時開催!

日 時:11月 3日(土) 13:00〜15:30

場 所:ICC各教室

参加者:小学生 60名

≪枚方市子ども大学探検隊≫

小学生学びングキャンパスと同メンバーで企画・運営を行います。

日 時:10月 20日(土) 10:00〜14:00

場 所:ICC各教室及び中宮学舎(キャンパスツアー)

参加者:小学生 40名

羅針盤のご意見・ご感想はこちらまで→→→ [email protected]

編集後記―――教職教育センターより―――

センターが ICCに引っ越してから早いものでもう 2か月が経ちました。授業

が始まり、たくさんの学生が訪れています。また、4階 ICCホールの入口から

は、普段見ることのない景色が広がっています。

景色といえば、まだ少し先ですが、これから自然の姿も変化し、美しくなっ

ていくことでしょう。秋は行事も多く、行楽にはピッタリの季節になります。

冬になると外に出るのが少し億劫になってしまうので、今の暖かいうちに、い

ろいろな場所に行き、自然を満喫したいですね。