平成26年の主な水害・土砂災害 -...
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資料2資料2
平成26年の主な水害・土砂災害
○時間雨量50mmを超えるような豪雨が各地で発生
今年発生した時間雨量50mmを超える豪雨
○時間雨量50mmを超えるような豪雨が各地で発生。
長野県では、時間雨量76mm※1を観測し、南木曽町で土砂災害が発生な ぎ そ ま ち
山形県では、時間雨量52mm※2を観測し、最上川水系吉野川の氾濫等により、もがみがわ よ し の が わ
な ん よ う
一般被害の概要 一般被害の概要
南陽市で大規模な水害が発生
7月9日 7月9日~10日
なんよ う
(南木曽町)
死者数 1名家屋被害 13棟
(最上川水系吉野川)
床上浸水 167戸床下浸水 2,182戸浸水面積 約836ha
広島県では、時間雨量101mm※4を観測し、京都府では、時間雨量62mm※3を観測し、由良川水系弘法川の氾濫等によりゆらがわ こうぼうがわ 広島県では、時間雨量101mm を観測し、
広島市で大規模な土砂災害が発生由良川水系弘法川の氾濫等により、
福知山市で大規模な水害が発生
8月16日~17日 8月20日
ふく ち や ま
一般被害の概要(広島市)
死者・行方不明者数
74名
一般被害の概要(由良川水系弘法川等)
床上浸水 1,155戸床下浸水 1,296戸
8月16日 17日 8月20日
1
家屋被害 130棟床下浸水 , 戸
※1:長野県 蘭観測所、 ※2:山形県 金山観測所、 ※3:京都府 福知山観測所、 ※4:広島県 三入観測所あららぎ みいりかねやま ふくちやま
○総雨量1 000mmを超える豪雨が8月に2回も発生。
今年発生した総雨量1,000mmを超える豪雨○総雨量1,000mmを超える豪雨が8月に2回も発生。・総雨量1,360mm以上※1の雨をもたらした台風12号により、山口県、高知県等において水害・土砂災害が発生。
・総雨量1,000mm以上※2の雨をもたらした台風11号により、徳島県等において、水害・土砂災害が発生
一般被害の概要(全国)
死者数 4名
一般被害の概要(全国)
死者数 1名
7月30日~ 8月6日 8月7日~11日
床上浸水 764戸床下浸水 1,940戸
床上浸水 798戸床下浸水 2,462戸
なかがわ あなん
那賀川の氾濫で市街地が浸水(徳島県阿南市)あなん
*中学校の2階まで浸水
2※1:高知県 繁藤観測所(1,360mm以上)、 ※2:高知県 魚梁瀬観測所(1,080mm以上) 2や な せしげとう
いわくにし しんみなとまち
土砂災害により死者1名、家屋被害3棟が発生(山口県岩国市新港町) 避難所である加茂谷中学校が那賀川の氾濫で浸水(徳島県阿南市)かも だに
平成26年7月台風8号 長野県南木曽町の土砂災害な ぎ そ ま ち
○長野県南木曽町では時間雨量76mm ※の豪雨により土砂災害が発生。○死者1名、家屋被害13棟
な ぎ そ ま ち
7月9日
一般被害の概要(南木曽町)
死者数 1名
7月9日
なしざわ
家屋被害 13棟
なしざわ
梨子沢
土石流 流出範囲
巨礫の氾濫状況
JR中央本線至:名古屋市
土石流の流出範囲
南木曽町役場
JR中央本線
国道19号
至:長野市
3木曽川
国道19号
土石流による家屋の被災状況
土石流の流出範囲※:長野県 蘭観測所 76mm/hあららぎ
平成26年7月山形県南陽市の浸水被害も が み が わもがみがわ よしのがわ
よ し の が わ
も が み が わ
なんよう○昨年に引き続き、今年も時間雨量52mm※の豪雨により最上川水系吉野川等が氾濫し、南陽市街地で約2,350戸の浸水被害が発生。
もがみがわ よしのがわ
なんよう
一般被害の概要(最上川水系吉野川)
床上浸水 167戸
床下浸水 2 182戸
【凡例】
H26.7.10浸水区域一般被害の概要(最上川水系吉野川)
床上浸水 167戸
7月9日~ 10日
※H26.7.31時点 (山形県調べ)
床下浸水 2,182戸
浸水面積 836ha南陽市
◎南陽市役所
床下浸水 2,182戸
浸水面積 836ha山形県南陽市
最上川水系吉野川③
② 金山雨量観測所
④
①
① ②家屋浸水状況①市街地浸水状況 ③県道吉野橋 流木による河積阻害 ④市道橋落橋状況
4※:山形県 金山観測所 52mm/h
かねやま
平成26年8月豪雨高知県いの町、日高村の浸水被害○台風 号 総雨量 ※ 台風 号 総雨量 ※と 立 続け 大規模○台風12号で総雨量913mm※、台風11号で総雨量908mm※と、立て続けの大規模な豪雨により、仁淀川水系日下川、宇治川等が氾濫し、高知県いの町、日高村で延べ約500戸の浸水被害が発生。
に よ ど が わ く さ か が わ う じ が わ ちょう ひだかむら
宇治川
日下川
一般被害の概要(仁淀川水系 日下川 宇治川)
日下川の氾濫(高知県日高村)
(仁淀川水系 日下川、宇治川)
H26台風12号 H26台風11号
床上浸水 251戸 27戸
8月1日~4日 8月9日~10日
※速報値(H26.8.21現在)であり、今後の調査により変更の可能性有り
床下浸水 149戸 71戸
浸水面積 225ha 229ha
5宇治川の氾濫(高知県いの町)※:高知県 長者観測所 台風12号総雨量913mm、台風11号総雨量908mm
ちょうじゃ
平成26年8月豪雨徳島県阿南市の浸水被害な か が わ
あ な ん
○台風11号による総雨量894mm※の豪雨により、那賀川等が氾濫し、徳島県阿南市で約350戸の浸水被害に加え、避難所である中学校の2階まで浸水する被害が発生。
あ な ん
加茂地区平成26年8月10日9時50分か も
位置図
香川県
徳島県
が発生。
那賀川徳島県
高知県愛媛県
一般被害の概要(那賀川水系那賀川)
H26台風11号
*中学校の2階まで浸水
8月9日~ 10日
6加茂地区(加茂谷中学校)
H26台風11号
床上浸水 240戸
床下浸水 106戸
浸水面積 約168ha ※那賀川河川事務所調べ※8月19日時点※:徳島県 日早観測所 総雨量894mm
ひそう
か も だ に
平成26年8月豪雨京都府福知山市の浸水被害ゆらがわ こ う ぼ う が わ
○昨年に引き続き、今年も時間雨量62mm※により、由良川水系引法川等が氾濫し、福知山市街地で約 2,450戸の浸水被害が発生。(H16, H25, H26と近10年で3回の浸水被害)
う う わ
ふ く ち や ま
あらが
ⓟ 荒河排水機場(国・10m3/s)
由良川宮津市
舞鶴市
3.50 3.523.28m
3.18m
3.413.34
弘法川の水位が堤防高を越えた一般被害の概要(由良川水系)
床上浸水 1,155戸
8月16日~17日
回 浸水被害)
和久市ポンプ場わくいち
こうぼうかわ
ⓟ
ⓟサイフォン
舞鶴市
綾部市
福知山市
弘法川樋門(可搬式排水ポンプ)
(国・5m3/s)
④
床下浸水 1,296戸
和久市ポンプ場(下水道)※水没にて停止
(市・8.66m3/s)
ⓟ
③
福知山市役所
あつひがし福知山
④和久川和久川
④
弘法川厚東観測所(府管理)水位グラフこうぼう あつひがし
◎
③ ⓟ 法川ポンプ場(国・12m3/s)
ほうかわ
厚東観測所福知山
市民病院
弘法川弘法川
弘法川
こうぼう
◎福知山市役所
②
①② ①
国管理の排水施設
市管理の排水施設
浸水地域(福知山市調べ)ⓟ
ⓟ
※:京都府 福知山観測所 62mm/h 7
平成26年8月豪雨 広島県広島市の土砂災害
○広島市で166件の土砂災害が発生。
(土石流107件、がけ崩れ59件)○死者74名 負傷者44名 か べ ちょう と げ
み いりみなみ
三入南2丁目死者1名
○死者74名、負傷者44名。
や ぎ
八木8丁目死者2名
位置図
か ちょう と げ
可部町桐原死者1名
や ぎ
八木4丁目死者9名
か べ ひがし
か べ ひがし
可部東6丁目死者3名
や ぎ
八木3丁目
被災地域
か べ ひがし
可部東地区
か べ ひがし
可部東2丁目死者1名
八木3丁目死者41名
や ぎ
八木地区
可部東地区
みどり い
広島市
凡例
みどり い
緑井7丁目死者10名
みどり い
緑井8丁目死者4名
土石流がけ崩れやま もと
山本8丁目死者2名
死者10名
8
あ さ き た
広島市安佐南区の雨量と警報等発表の経過
※安佐北区
可部南、可部東、
三入、大林では
避難勧告
土砂災害発生20日 3時頃~3時30分頃
避難勧告20日4時30分安佐南区
梅林 木
あさみ なみ
ばいりん や ぎ
あ さ き た
かべみなみ かべひがし
みいり おおばやし
300100
時間雨量
(mm/h) (mm)
避難勧告20日4時15分梅林、八木、
緑井、山本みどりい やまもと
200
250
70
80
90 時間雨量
連続雨量
【高瀬(たかせ):国交省河川】
土砂災害警戒情報20日1時15分
150
200
40
50
60 最大時間雨量 87.0mm/h(8/20 2:00~3:00)
連続雨量 247.0mm
50
100
0
20
30
40
00
10
6:00
2:00
8:00
0:00
6:00
9:00
0:00
1
8/208/19
1
※8/19 11:00~18:00はデータなし※8/1~8/18の雨量: 289.0mm 9
被災状況
多数 流が 時多 的 生○多数の沢から土石流が同時多発的に発生。
ごたんだがわ
五反田川やぎばいりんざわ
じんぐうがわとりごえがわ
鳥越川
おばらやまかわ
小原山川
おおたがわ
太田川支川
やぎばいりんざわ
八木梅林沢
八木8丁目
神宮川鳥越川
じんぐうがわ
神宮川ばいりん
梅林にしざわ
西沢
ばいりんひがしざわ
梅林東沢
八木用水
JR可部線 県営住宅八木3丁目
緑井7丁目八木4丁目
緑井8丁目
八木用水
人的被害が発生したと
国道54号線梅林小学校
国土地理院(平成26年8月20日)
10緑井・八木地区みどりい や ぎ
:人的被害が発生したと思われる土石流
被災状況
流 多く 家 等が被災○土石流により多くの家屋等が被災。
11可部東6丁目八木3丁目
被災状況
○大量の土砂レキと流木が下流の人家を破壊○大量の土砂レキと流木が下流の人家を破壊。
八木3丁目 八木3丁目
八木3丁目 八木3丁目 12
被災状況
○堆積した大量の土砂は救助隊の行く手を阻んだ。
○雨が上がった後も流れ出る沢水が道路を流れ、救助活動をより困難とした。
13緑井8丁目 緑井8丁目
被災状況
流だ なく が 崩れ る被害も 生○土石流だけでなく、がけ崩れによる被害も発生。
山本8丁目 山本8丁目 崩壊地 上部
14
山本8丁目 山本8丁目 崩壊地 上部
被災状況
○電力や鉄道 上下水道等のライフラインへの被害も甚大
停電のため民家の明かりが消えたままの八木地区(8月21日) 毎日新聞社提供
○電力や鉄道、上下水道等のライフラインへの被害も甚大。
汚水管の流失
線路への土砂堆積状況(JR可部線)給水車から水を汲む市の職員広島市水道局提供 15
平成26年8月豪雨災害で土砂災害が発生した箇所における地質
花崗岩が主体 あるが 部堆積岩等が る地質 砂災害が発生 た花崗岩が主体であるが一部堆積岩等が混じる地質で土砂災害が発生した。
N
可部東
主な土砂災
-凡例-
八木
緑井
主な土砂災害が発生した地域
水域
河床堆積物
花崗岩
流紋岩
堆積岩
緑井
堆積岩(付加体)
断層
伏在断層
山本
*背景図面は電子国土より引用地質図は産総研地質調査総合センター 20万分の1日本シームレス地質図 ( https://gbank.gsj.jp/seamless/ ) より引用 16
風化花崗岩(マサ土)の特徴
密 が が○花崗岩は、火成岩の一種で、緻密で堅いが、風化が進むと非常にもろく崩れやすくなり、マサ土と呼ばれる土砂となる。
マサ土花崗岩の標本
風化風化
広島大学ホームページより転載 花崗岩
17土砂や巨岩の堆積状況
マサ土
国土交通省の対応状況
1 8月20日:非常災害対策本部設置1.8月20日:非常災害対策本部設置2.自治体等への支援
発災直後よりリエゾンを広島県庁、広島市役所等に派遣
地整等からTEC FORCE(緊急災害対策派遣隊)
広島県警
地整等からTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)最大122名を派遣防災ヘリ等3機、災害対策車両最大18台を派遣
TEC-FORCE
消防局 自衛隊
1)捜索活動の安全確保や二次災害防止
・ 警察・消防・自衛隊が行う捜索活動の安全確保のための点検や、二次災害防止に関する技術的助言等を実施
TEC-FORCEによる技術的助言
施
・ 14渓流で土石流センサーを設置・ 八木地区で監視カメラを設置
2)土砂災害危険箇所等の点検2)土砂災害危険箇所等の点検
・ 被災地及び周辺地区の土砂災害危険箇所等(324渓流)を現地調査し、危険度評価をまとめ、県・市へ情報提供
TEC-FORCEによる点検状況提供
3)土砂撤去等
・ 捜索活動支援と早期復旧のため、被災地の土砂撤去を最大36班体制で実施最大36班体制で実施
・ 整備局と地元建設業協会との協定等に基づき、地元の建設会社29社が土砂撤去等を実施
(土砂撤去前) (撤去後) 18
TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)による自治体への支援
TEC-FORCEとは○大規模自然災害に対応し、被災状況の迅速な把握、被害の発生及び拡大の防止、早期復旧その他災害応急対策に対する技術的な支援を円滑かつ迅速に実施するため国土交通省に設置された専門家集団。
平成26年8月豪雨での活動内容
○全国の各地方整備局等の職員(平成26年5月19日現在で合計6,609名が任命)で構成され、大臣(災害対策本部長)の指揮命令のもと状況に応じて派遣される。
※TEC-FORCE(Technical Emergency Control FORCE):緊急災害対策派遣隊平成26年8月豪雨での活動内容
【派遣実績(9月16日現在)】○TEC-FORCE:8/20~9/16 のべ2,282人・日派遣
○災害対策用機械:375台・日派遣(照明車、衛星通信車、本部車等)
ヘリによる被災状況調査 二次災害防止のための技術的助言土砂災害現場の被災状況調査ヘリによる被災状況調査 二次災害防止のための技術的助言土砂災害現場の被災状況調査
対策本部車での現地対応状況 地元建設事業者と連携した土砂撤去安倍総理の激励を受ける 自治体への技術的助言
19
捜索活動の安全確保や二次災害防止
○警察・消防・自衛隊の捜索活動時の安全確保のための点検を実施するとともに、流域監視における留意点を取りまとめ、関係機関に配布し説明。
流域監視における留意点
1.日々の安全管理に関する事項2 捜索活動中における監視の着目点
3.降雨等による作業中断後の再開4.土石流発生時の避難
広島県警
2.捜索活動中における監視の着目点 4.土石流発生時の避難
土砂災害専門家(国土交通省)
消防局
自衛隊
20捜索活動開始前の安全点検を実施 点検結果や留意点を関係機関に説明
捜索活動の安全確保や二次災害防止
○捜索活動の安全確保や二次災害防止のため 危険度の高い渓流において 大型○捜索活動の安全確保や二次災害防止のため、危険度の高い渓流において、大型土のうや土石流センサー設置等の技術的支援を実施。
土石流センサー警報装置
大型土のう設置の技術支援
ワイヤーセンサーと警報装置の設置
石流 ンサ 警報装置
21山間部における大型土のう設置確認 監視カメラの設置
土砂災害危険個所等の点検
○点検が必要と考えられる土砂災害危険箇所等(324箇所)の現地調査を9月2日に完了○点検が必要と考えられる土砂災害危険箇所等(324箇所)の現地調査を9月2日に完了。○危険度評価をまとめ、9月3日までに県・市へ情報提供を行った。
【危険度評価結果】
A 77 箇所B 50 箇所C 197 箇所
A : 緊急避難体制を確保するとともに緊急的な対応が必要B : 当面は警戒避難体制を強化するものとし、状況確認の上で、必要に応じ対応C : 特に変化はなく緊急度は低いが 降雨状況によっては注意するもの
【危険度評価結果】
C 197 箇所合計 324 箇所
C : 特に変化はなく緊急度は低いが、降雨状況によっては注意するもの
22現地調査の様子 広島市長への説明
○国土交通省 県 市により 土砂等の撤去 仮置き場や資材の確保等を実施
土砂撤去等
○国土交通省、県、市により、土砂等の撤去、仮置き場や資材の確保等を実施。○土砂撤去にあたり、TEC-FORCEによる技術支援を実施。地元建設業者とも協力。
八木8丁目
9/11概成☆
市道における土砂撤去 八木用水における土砂撤去 夜間作業における技術支援市道における土砂撤去
凡 例
作業中
八木8丁目
国土交通省実施エリア
広島市 実施エリア
国交省(八木用水)実施
緑井 八木 作業中
8/26概成☆
作業中八木3丁目
八木3丁目
八木4丁目八木8丁目
9/17概成☆
国交省(八木用水)実施
作業中
作業中
9/8概成☆
(八木用水)9/3通水機能を確保☆
緑井7丁目
緑井8丁目
八木3丁目
八木8丁目
9/16概成※9/3通水機能を確保☆
8/26概成☆
8/26概成☆
8/26概成☆
緑井7丁目
緑井7丁目八木3丁目
八木3丁目
23※9月17日時点
※道路等の土砂撤去が概成したエリアにおいても、要請に応じて追加で民地の土砂撤去を実施☆広島市に引き継ぎ済み
土砂撤去等
○八木用水路については 9月3日に通水を確保○八木用水路については、9月3日に通水を確保。○道路についても、堆積した土砂の撤去を概ね完了。(9月18日現在 進捗率99%)
八木用水路
八木用水の土砂撤去状況【八木3丁目】撤去前 撤去中 撤去後
道路の土砂撤去状況【八木3丁目】
撤去前 撤去中 撤去後
24