平成23年度次世代高信頼・省エネ it 基盤技術開発・実証事業 (近畿

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平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿地域中小企業利活用基盤整備事業) 大手・地域ベンダ連携研究会 報告書 平成24年3月 財団法人 関西情報・産業活性化センター

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Page 1: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業

(近畿地域中小企業利活用基盤整備事業)

大手・地域ベンダ連携研究会 報告書

平成24年3月

財団法人 関西情報・産業活性化センター

Page 2: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

目 次

1.研究会の概要............................................................... 1

(1)目的 .................................................................. 1

(2)体制 .................................................................. 1

(3)検討フロー............................................................. 2

(4)検討の経緯............................................................. 3

2.関西地域における ITベンダのクラウドビジネスに関する調査 .................... 4

(1)調査概要............................................................... 4

(2)調査結果............................................................... 5

3.関西クラウド構想 ........................................................... 7

(1)関西クラウドの目的 ..................................................... 7

(2)関西クラウドが提供する機能 ............................................. 7

4. 実証事業「ITベンダのクラウドビジネス参入のための交流会」 ................. 11

(1)事業概要.............................................................. 11

(2)事業の実施結果 ........................................................ 13

5.ベンダ向け人材育成研修 .................................................... 16

(1)開催概要.............................................................. 16

(2)受講者アンケート ...................................................... 17

6.提案及び今後の課題 ........................................................ 18

参考資料

・「関西地域における ITベンダのクラウドビジネスに関する調査」調査票 ...........................19

・「関西地域における ITベンダのクラウドビジネスに関する調査」アンケート集計結果 .............28

・実証事業「ITベンダのクラウドビジネス参入のための交流会」出展社及び参加者アンケート集計結果 ........52

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1

1.研究会の概要

(1)目的

クラウドコンピューティングによる情報技術環境への変化は、情報サービス産業の構造

変化をもたらすものと推測される。今後は、クラウドサービス等に対応したビジネスモデ

ルの転換等が必要となっていくことが『情報経済革新戦略(平成 22年 5月経済産業省産業

構造審議会情報経済分科会)』においても指摘されている。

そのような状況下、経済性かつ利便性の高いクラウドコンピューティングの利活用を中

心に、地域ベンダがクラウドビジネスへ参入するための課題を抽出し解決するための新た

なビジネスモデルを検討することを目的とする。

(2)体制

研究会のメンバーは、以下のとおりである。

表-1 委員名簿

(順不同、敬称略)

氏  名 所属/役職

座長 鴨井  功一般社団法人情報サービス産業協会 理事(NECシステムテクノロジー株式会社 顧問)

委員 宗平 順己 株式会社オージス総研 執行役員 技術部長

辻   隆博日本コンピューター・システム株式会社第三事業本部 第一ソリューション事業部 執行役員 事業部長

十河 正興 関電システムソリューションズ株式会社 取締役

藤井 朗 コンピューターマネージメント株式会社 技術統括部 部長

松尾 渉 日本電気株式会社 事業推進部 グループマネージャ

大島 裕次西日本電信電話株式会社 法人営業本部ソリューションビジネス部プロジェクト推進担当 担当課長

川井 利通 株式会社インネット 代表取締役

桑原 人司 株式会社システム創見 代表取締役社長

多々良 哲史 株式会社ケー・エス・ディー システム技術部 部長

西村 淳子 シルバーエッグ・テクノロジー株式会社 専務取締役

青木 隆夫 近畿情報システム産業協議会 事務局長

岩下 安男 特定非営利活動法人ASP・SaaS・クラウドコンソーシアム 常務理事

石丸 博士 特定非営利活動法人日本情報技術取引所 関西支部 支部長

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(3)検討フロー

研究会では、地域ベンダがクラウドビジネスに参入するための課題や対応策について検

討した。検討フローを以下に示す。

図-1 検討フロー

アンケート調査

「関西地域における ITベンダのクラウドビジネスに関する調査」

ヒアリング調査

「クラウドビジネス参入に関するヒアリング」

関西地域におけるクラウドビジネスのあるべき姿

「関西クラウド構想」の検討

実証事業

「ITベンダのクラウドビジネス参入のための交流会」

関西地域の ITベンダがクラウドビジネスに参入するための

新たなビジネスモデル

「関西クラウド構想」を取りまとめた報告書

Page 5: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

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(4)検討の経緯

各研究会において検討した内容は以下の通りである。

第1回研究会

日時 : 平成 23年 8月 29 日(月)15:00~17:00

場所 : (社)中央電気倶楽部 215号室

議題 : ・事業全体概要説明及び本研究会の主旨説明

・「関西地域における ITベンダのクラウドビジネスに関する調査」

アンケート調査概要説明

第2回研究会

日時 : 平成 23年 10月 4日(火)15:00~17:00

場所 : (社)中央電気倶楽部 215号室

議題 : ・アンケート集計結果

・ヒアリング調査結果

・関西地域におけるクラウドビジネスのイメージ

第3回研究会

日時 : 平成 23年 11月 7日(月)15:00~17:00

場所 : (社)中央電気倶楽部 214号室

議題 : ・関西クラウドイメージ(案)の検討

・実証事業企画(案)の検討

第4回研究会

日時 : 平成 23年 12月 12日(月)15:00~17:00

場所 : (社)中央電気倶楽部 214号室

議題 : ・関西クラウドイメージ(案)の検討

・実証事業企画(案)、出展企業募集(案)の検討

第5回研究会

日時 : 平成 24年 3月 2日(金)15:00~17:00

場所 : (社)中央電気倶楽部 513号室

議題 : 研究会報告書(案)の検討

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2.関西地域における ITベンダのクラウドビジネスに関する調査

(1)調査概要

1)アンケート調査

①目的

関西地域の ITベンダを対象に、クラウドビジネスに関する意識、クラウドビジネスへの

参入状況等を把握し、クラウドビジネスへ参入するための課題を抽出するとともに、参入

のための必要機能について検討することを目的としてアンケート調査を行った。

②調査期間

平成 23年 8月 5日~8月 31 日

③配布先

以下の情報産業関連団体の会員企業にアンケート調査票を送付した。

関西電子情報産業協同組合

京都コンピューターシステム事業協同組合

一般社団法人情報サービス産業協会関西地区会

ソフトプラザ 21大阪協同組合

社団法人組込みシステム技術協会近畿支部

ハイテクノロジー・ソフトウェア開発協同組合

社団法人和歌山情報サービス産業協会

特定非営利活動法人日本情報技術取引所関西本部

財団法人京都高度技術研究所

地域 ICT推進協議会

特定非営利活動法人チーム IT神戸

滋賀県情報システム協同組合

社団法人福井県情報システム工業会

e相談所登録 ITベンダ

④調査項目

・企業属性

業務年数、従業員数、事業領域 等

・クラウドサービスの提案状況

業務サービス、提案状況、既存ビジネスへの影響、クラウド利用分野 等

・クラウドビジネス参入状況

SaaS事業提供状況、計画及び実績、提供分野、利用プラットフォーム、

SaaS以外の提供サービス状況、大手企業・行政に対する要望

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⑤回収状況

回答企業 89社

2)ヒアリング調査

①目的

アンケート調査結果を補完するために、研究会委員企業の中から4社を抽出して、ヒア

リング調査を実施した。

②調査期間

平成 23年 9月 15日~9月 21日

③調査項目

・クラウド事業の状況

・iDCの活用状況

・技術情報の収集方法

・製品開発や販売

・支援機関や大手ベンダへの要望 等

(2)調査結果

1)アンケート調査結果

・スクラッチ受託開発を中心とした企業が7割、クラウド参入が3割(予定、検討含)

・クラウド事業参入企業の約半数は、計画通りの事業推進と回答

・提案時にクラウドサービスとの競合を経験した企業が大半

・企業のクラウドへの参入意識は強い

・ビジネスチャンスと捉まえている模様

なお、アンケート調査結果の詳細については、参考資料-1を参照されたい。

2)ヒアリング調査結果

A社 大手との連携で、開発だけでは継続的な業務になりにくく、運用・保守の業務で

連携できればよい

B社 大手が持っている SaaS の OEM化(オプションとして中小ベンダが付加機能を付け

る)ができればよい

C社 大手のデータセンターは、高価格でサービスの選択が難しく、中小ベンダやユー

ザニーズに合ったサービスを低価格で利用できないため、細かなサービスメニュ

ーとそれに応じた価格のサービスが選択できればよい

D社 Rubyで開発したアプリケーションをクラウド化できればよい

Page 8: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

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3)調査結果のまとめ

アンケート調査及びヒアリング調査結果から、関西地域の中小 ITベンダにおけるクラウ

ドビジネス参入についての意識、参入状況及び参入のための課題を取りまとめたものを以

下に示す。

○クラウドビジネスについて

・ベンダ各社は、今後のビジネスにクラウドの影響が出ると考えている

・大手ベンダは、プライベートクラウドへの取り組みが中心で、パブリッククラウドへ

の取り組みが少ない

・中小ベンダは、SaaSに積極的に取組んでいるが、事業の柱になると見ていない

・他社(大手)が運営するクラウドのカスタマイズ付き再販ビジネスにニーズがある

○ベンダのビジネス環境

・中小ベンダは、委託開発が激減し、特に小規模ベンダの危機感が強い

○大手・行政への要望

・中小 ITベンダは、ベンダ間ビジネスを受託開発型からモジュール型 OEM販売などビジ

ネスモデル形態の変更を求めている

・ベンダ情報を動的に開示し、ベンダ間マッチングを実現させる仕組みがあれば、新た

なビジネス創出につながる

○インフラ・ファシリティ関連

・海外大手 PaaSは、安価で簡単であるが稼働時間など品質面で活用に課題がある

・中小 ITベンダのうち、SaaS 事業者は、サーバを自社運営している割合が高い

・国内大手が運営する iDCサービスのメニューとニーズがマッチしておらず、価格に合

ったサービスを受けにくい

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3.関西クラウド構想

アンケート調査、ヒアリング調査を踏まえ、中小 ITベンダの状況をまとめると、受託開

発型業務の圧倒的な減少により、経営基盤がますます脆弱となることが予測される。しか

し、中小 ITベンダの中には、ユニークなアプリケーション、ニッチでパーツとして利用で

きるアプリケーションを所有している企業が見られる。

そこで、このような中小 ITベンダが所有するアプリケーションを他の中小 ITベンダや

大手ベンダと連携することにより、販売チャネルの拡大や SaaSのカスタマイズ受注につな

がると考えられる。

ここでは、中小 ITベンダがクラウドビジネスへ参入するために、大手ベンダと地域 IT

ベンダ、中小 ITベンダ同士が連携して新たなサービスを構築するための仕組みについて検

討を行った。この仕組みを「関西クラウド構想」として以下にその内容について述べる。

(1)関西クラウドの目的

関西クラウド構想は、関西地域のベンダがクラウドビジネスへ参入(クラウドサービス

を提供)して、地域ユーザ企業の IT化を促進し、地産地消型ビジネスモデルを構築するこ

とを目的とする。

そこで、中小 ITベンダを対象としたアンケート結果から、クラウドビジネス参入のため

に、次の4つ「①SaaS開発・運用環境の提供、②新たな SaaSサービスの支援、③地域ベン

ダの発掘、④関西発クラウド情報発信」の機能を提供・支援することとする。

(2)関西クラウドが提供する機能

1)SaaS開発・運用環境の提供

SaaS開発環境では、PaaSを所有するベンダが SaaS開発ベンダに PaaSを安価で提供する

ことにより、SaaS開発ベンダが安価で SaaSを開発することができる環境を提供する。SaaS

開発が所有するアプリケーションは、専門家等のアドバイスを受けて、SaaS化することが

できる。そのイメージを図-2に示す。

図-2 SaaS開発環境の提供イメージ

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SaaS運用環境では、IaaSを所有するベンダが SaaS運用ベンダに IaaS を安価で提供する

ことにより、開発されたSaaSオブジェクト(中小ベンダが所有するアプリケーションを SaaS

化して、それぞれのアプリケーションが結合できるようにしたもの)をプラットフォーム

上で結合する。

専門家による技術的なアドバイスを受けて複数の SaaSアプリケーションを結合すること

ができる。 そのイメージを図-3に示す。

図-3 SaaS運用環境の提供イメージ

2)新たな SaaSサービスの構築

関西のベンダ企業が得意とするアプリケーションの情報を集積して、新しい SaaSサービ

スの構築を支援する。集積したアプリケーション情報の中から、SaaS オブジェクトの情報

として、関西クラウドデータベースに登録する。SaaSオブジェクトの実装環境は開発元ベ

ンダが所有するものとする。そのイメージを図-4に示す。

図-4 関西クラウドデータベースへの情報収集イメージ

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大手ベンダと中小ベンダ、あるいは複数の中小ベンダで連携し、関西クラウドデータベ

ースに登録された SaaSオブジェクトを組み合わせて、新たな SaaSサービスを構築する。

そのイメージを図-5に示す。

図-5 新しい SaaSサービスの構築イメージ

3)地域ベンダの発掘

関西クラウドでは、地域ベンダが所有するアプリケーションの発掘を行うため、コンテ

スト、アワードを開催することにより、関西クラウド事業の活性化を促進する。

関西ならではのサービスを提供するために、テーマを決めたイベント(アワード、コン

テスト)を開催し、新たな SaaS サービスを構築するための SaaSオブジェクトを SaaS化す

ればよいアプリケーションを発掘する。

図-6 地域ベンダの発掘イメージ

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4)関西発クラウド情報発信

関西クラウドデータベースに登録された SaaSオブジェクトの情報は、関西クラウドデー

タベースに登録され、関西クラウドのポータルサイトより、情報発信する。

大手ベンダや地域中小ベンダが、顧客ニーズに応じた新たな SaaSサービスを構築するた

めに、ポータルサイトから SaaS オブジェクト情報を検索する。そのイメージを図-7に示

す。

図-7 関西発クラウド情報発信のイメージ

(3)関西クラウド構想の検討課題

本研究会では、前述のように関西クラウド構想として、関西地域のベンダがクラウドビ

ジネスに参入するために必要な機能について検討した。

しかし、実際に関西クラウドを運営していくためには、具体的な組織づくり及び参加企

業、団体の役割について検討する必要がある。そのために、今後は、以下の項目について

の詳細検討を行う必要がある。

○関西クラウドが提供する4つの機能の詳細な検討

・SaaS開発・運用環境の提供

・新たな SaaSサービスの構築

・地域ベンダの発掘

・関西発クラウド情報発信

○関西企業のクラウドサービスデータベースの検討

○関西クラウドの運営方法についての検討

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4. 実証事業「ITベンダのクラウドビジネス参入のための交流会」

(1)事業概要

1)目的

中小ベンダのクラウドビジネス参入の仕組みとして、研究会で検討した「関西クラウド

構想」について、関西地域の大手・中小ベンダ、及び交流会参加者を対象に、この構想及

びクラウドビジネス参入の可能性についての意見を求めた。

さらに、関西地域のベンダが所有する各種クラウドサービスやクラウド化すればよいア

プリケーションを紹介することにより、参加者が相互に情報交換することができ、協業等

連携するきっかけづくりを目的とした交流会を開催した。

2)開催日時及び開催場所

開催日時 : 平成 24年 2月 22日(水)13:00~17:30

開催場所 : ステラホール 梅田スカイビル タワーウエスト 3 階

大阪市北区大淀中 1丁目 1番 88号

http://www.skybldg.co.jp/access/

3)参加対象

・関西地域のクラウドビジネスに関心のあるベンダ及びユーザ企業

・専門家

・情報関連産業団体及び中小企業支援機関 等

4)プログラム

○講演会 13:00~14:00

13:00~13:05

主催者挨拶

近畿経済産業局 地域経済部長 国吉 浩 氏

13:05~13:40

基調講演テーマ「クラウドビジネス参入のためのビジネスモデル構築に向けて」

講師 大阪市立大学名誉教授・大学院創造都市研究科特任教授 中野 秀男 氏

13:40~14:00

講演テーマ「関西クラウド構想の実現に向けて」

講師 NECシステムテクノロジー株式会社 顧問(研究会座長)鴨井 功 氏

14:10~17:30

ポスターセッション出展ベンダによるプレゼンテーション(2トラックで開催)

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表-2 ポスターセッション出展ベンダのプレゼンテーションプログラム

○ポスターセッション出展ベンダ

表-3 ポスターセッション出展ベンダ一覧

○個別相談会

クラウドビジネスへの参入や大手・地域ベンダとの連携等に関して気軽に相談すること

ができる個別相談会を開催した。個別相談には、ITC他専門家が対応した。

Aステージ Bステージ

株式会社アットマーク・ソリューション 14:10-14:20 NECシステムテクノロジー株式会社 14:10-14:20

株式会社 アントアント 14:20-14:30 関西総合システム株式会社 14:20-14:30

アドソル日進株式会社 14:30-14:40 株式会社インターネットイニシアティブ 14:30-14:40

株式会社インネット 14:40-14:50 株式会社ケーエス・ディー 14:40-14:50

ヴァイタル・インフォメーション株式会社 14:50-15:00 スキルインフォメーションズ株式会社 14:50-15:00

エイジシステム株式会社 15:10-15:20 株式会社チアーズ 15:10-15:20

株式会社NSD 15:20-15:30 TIS株式会社 15:20-15:30

株式会社サンウェル 15:30-15:40 日本コンピューター・システム株式会社 15:30-15:40

株式会社システム創見 15:40-15:50 フジキンソフト株式会社 15:40-15:50

シルバーエッグ・テクノロジー株式会社 16:00-16:10 マイクロワークス株式会社 16:00-16:10

日本マイクロソフト株式会社 16:10-16:20 インターナップ・ジャパン株式会社 16:10-16:20

株式会社バーミリオン 16:20-16:30 NECビッグローブ株式会社 16:20-16:30

株式会社 ヒーロー 16:30-16:40 株式会社NTTPCコミュニケーションズ 16:30-16:40

株式会社ソフトクリエイター 16:50-17:00 株式会社スマートバリュー 16:50-17:00

リバティ・フィッシュ株式会社 17:00-17:10 西日本電信電話株式会社 17:00-17:10

株式会社アシスト 17:10-17:20 EMCジャパン株式会社 17:10-17:20イントラリンクス合同会社 17:20-17:30 株式会社オージス総研 17:20-17:30

1 あさかわシステムズ株式会社 21 NECシステムテクノロジー株式会社

2 株式会社アットマークソリューション 22 株式会社オージス総研

3 株式会社 アントアント 23 関西総合システム株式会社

4 株式会社インネット 24 関電システムソリューションズ株式会社

5 ヴァイタル・インフォメーション株式会社 25 株式会社ケーエス・ディー

6 株式会社NSD 26 スキルインフォメーションズ株式会社

7 株式会社サンウェル 27 株式会社チアーズ

8 株式会社システム創見 28 TIS株式会社

9 株式会社システムプランニング 29 株式会社 タスク

10 シルバーエッグ・テクノロジー株式会社 30 日本コンピューター・システム株式会社

11 株式会社ソフトクリエイター 31 フジキンソフト株式会社

12 日本マイクロソフト株式会社 32 マイクロワークス株式会社

13 日本マイクロシステムズ株式会社 33 EMCジャパン株式会社

14 株式会社バーミリオン 34 インターナップ・ジャパン株式会社

15 株式会社 ヒーロー 35 株式会社NTTPCコミュニケーションズ

16 リバティ・フィッシュ株式会社 36 カゴヤ・ジャパン株式会社

17 株式会社 WYB JAPAN 37 株式会社スマートバリュー

18 株式会社アシスト 38 西日本電信電話株式会社

19 アドソル日進株式会社 39 NECビッグローブ株式会社20 株式会社インターネットイニシアティブ 40 エイジシステム株式会社

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(2)事業の実施結果

1)来場者

当日は、来場者 115名に加え、ポスターセッション参加企業、関係者と合わせて、合計

150 名が参加した。

2)出展社及び参加者アンケート

①出展社アンケート

ポスターセッション参加ベンダを対象に、関西クラウド構想及び交流会を通じた活動や

意向等を把握するためにアンケート調査を実施した。アンケート項目は以下の通りである。

・交流会全体を通じての満足度

・クラウドビジネス参入について

・協業先・パートナー企業について

・関西クラウド構想について

・交流会の会場について

・ベンダ連携等イベントの実施

・今後のイベント参加について

アンケート結果より、出展社のほとんどは、クラウド関連各種サービス PRや協業先、新

たなパートナーを探す目的で出展したことがわかる。

交流会では、「出展社相互の情報交換の場(ポスターセッション、プレゼンテーション)

を通じて、自社 PR及びクラウド事業者の各種サービス内容が分かり、大変有意義であった」

との評価を得ることができた。

協業先、パートナー企業探しについては、概ね来場者と出展社との名刺交換等をほとん

どの企業が行っている。出展社が自らブースを回るなどして自社 PRを行った企業や後日商

談を行うこととなった企業もみられる。このことから、パートナー企業を見つける場とし

ては有効であったと思われる。

関西クラウド構想については、概ね7割の企業が賛同しており、「関西発のサービスをよ

り多く提供していくためには、ユーザが安価で使いやすい環境を、個々のベンダが対応し

ていくのではなく、組織がサービス情報を提供して、対応していくべきであると考える。

そのためにも、小規模ベンダにクラウドビジネスに参入できる環境を整備すべきである」

との意見を得た。

イベントについては、出展企業のほとんどが継続を要望している。その理由として、「販

路開拓、商材の情報収集等につながりメリットが大きい」との意見を得た。しかし、イベ

ントの有料化実施については、出展費用によるが、中小ベンダの参加が見込めにくい状況

にある。

Page 16: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

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②参加者アンケート

交流会参加者についても、下記項目についてアンケート調査を実施した。

・講演会

・ベンダプレゼンテーション

・ベンダポスターセッション

・交流会の満足度

・クラウドビジネス参入について

・協業先・パートナー企業について

・関西クラウド構想について

・会場

・プレゼンテーション

・イベントの継続性

アンケート結果より、講演会、ベンダポスターセッション、プレゼンテーションは、約

6割が「参考になった」との意見を得た。

クラウドビジネスについては、約4割が「参考になった」との意見を得た。

参加者では、「協業先、パートナー企業を探すことができた」と回答した参加者が約3割

にとどまり、より活発な交流を促進するために工夫することが課題となった。

関西クラウド構想については、概ね半数の参加者が「賛同する」との回答を得た。

イベントの継続については、参加者においても6割強が「継続」を要望している。

3)個別相談会

個別相談会には5社8名が参加し、ITC他専門家2名(一般社団法人 ITC-Labo.理事長 川

端一輝氏、NPO法人 ITC近畿会理事 生田勝氏)で対応した。

5社の相談内容及び指導内容の要約を以下に示す。

相談内容 指導内容

A社関西でクラウドビジネス(セキュリティサービス)に強うことを打ち出すにはどのようにすればよいか

・中小企業のサービスに特化した形で契約する道を指導するとともに、マーケットプレイスの運用実績をアピールすることなどを指導

B社クラウドでセキュアサービスを行っているが、連携先・代理店をどのように探せばよいか

・代理店候補募集を行う方法として、研修会を企画・開催し、候補企業と相談会を開く・候補企業を専門家等より紹介してもらう

C社大手ベンダの下請け会社が、いかにクラウドビジネスに取り組む、転換すべきか

・社内でソフトウェア等得意分野を育てる計画を策定する・大手ベンダと連携して技術習得を行う・ユーザ企業向けにFacebook入門、スマートフォンの使い方、みんなのビジネスオンラインの使い方等のセミナーを開催する

D社基幹システムと関連システムとの連携が取れないため、システムの見直しとしてクラウド利用を検討したい

・経営課題と解決のシナリオを全社で共有した上で、戦略的情報化を考える必要がある。そのうえで、システム再構築としてのクラウド利用を考えることが望ましい

E社海外の工場との連携や生産管理システムの見直しとして、クラウド利用等情報戦略を策定したい

・現行システムの課題にとどまらず、経営環境の変化に応じて再検討する中で、クラウド利用等情報戦略を策定する必要がある。・プロジェクトを発足し、期間やスコープを明確にして、クラウド利活用に取り組むことが望ましい

Page 17: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

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会場全体風景 講演風景

ベンダプレゼンテーション ベンダポスターセッション

Page 18: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

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5.ベンダ向け人材育成研修

(1)開催概要

1)目的

近畿地域における中小企業の IT利活用の促進と中小ベンダのクラウドサービスの展開等

の連携強化を図り、地域中小企業の競争力強化や生産性向上に対応するとともに、情報サ

ービス産業の構造的課題に対応することを目的として研修会を開催した。

2)研修内容

・中小 ITベンダを取り巻く状況

・クラウド時代のユーザ企業におけるニーズ

・今後中小 ITベンダが目指すべきビジネスモデル

・クラウド時代に向けた ITベンダの競争力強化の方法

・クラウドを活用する上で理解しておくべきこと 等

3)開催時期

平成 23年 12月 19日~平成 24年 2月 17日

4)開催場所及び受講者数

近畿地域2府5県を対象に、各府県最低1回以上を原則として、合計 11回実施した。

実施日及び受講者数等は以下のとおりである。

表-4 研修開催概要

大阪第1回 12月19日 KIIS第一会議室 28 ㈱バーミリオン 今村 武司

大阪第2回 1月26日 KIIS第一会議室 20 NPO法人ITC近畿会 生田 勝

大阪第3回 2月2日 KIIS第一会議室 9 I創研 布 俊晴

京都第1回 12月2日 ASTEM棟10Fプレゼンルーム 14 ㈱アップオンデマンド 上嶌 昇

京都第2回 2月1日 ASTEM棟10Fプレゼンルーム 11 ㈱アップオンデマンド 上嶌 昇

滋賀 12月8日 アヤハレークサイドホテル 11 NPO法人ITC京都 小久保 弘

和歌山 12月22日 ルミエール華月殿 36 (有)ITクラフト 松下 永昌

奈良 1月27日 奈良商工会議所302会議室 6 ㈱バーミリオン 今村 武司

神戸 1月23日 神戸市勤労会館 307室 20 ITC兵庫会 蒲田 卓恭

兵庫 1月27日兵庫県総合庁舎 東播磨生活創造センターかこむ1階講座研修室

34 ITC兵庫会 蒲田 卓恭

福井 2月17日 アオッサ 6階 603号室 35 ㈱ナレッジ21 横屋 俊一

計 224

受講者数場所開催 日時 講師所属 講師名

Page 19: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

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ベンダ向け研修風景(京都第1回)

(2)受講者アンケート

研修受講者に対して、以下の項目についてアンケート調査を実施した。

・クラウドビジネス参入について

・講師の説明について

・テキストについて

・講演時間、内容 等

アンケート結果より、受講者のほとんどが、クラウドビジネスを行うに当たり、参考に

なったとの回答を得た。

講師は、クラウドに精通した専門家として、ITコーディネータに依頼した。講師につい

ても概ね良い評価を得た。

テキストについては、「一部文字表記が多い」、「ポイントを簡潔に表現」との要望があっ

たが、内容は概ね良い評価を得た。

講演時間、内容については、講師が時間に応じてテキストの内容や自ら取り組んだ事例

等を交えて講演されたので、受講者のほとんどより良い評価を得た。

受講者より、今後もクラウド関連のセミナー受講の要望が多かったので、中小ベンダの

クラウドビジネスへの参入に向けての普及・啓発事業を行う必要があると思われる。

Page 20: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

18

6.提案及び今後の課題

本研究会では、地域ベンダが連携してクラウドビジネスに参入するための課題を明確に

するために、中小ベンダを対象としたアンケート調査を実施した。さらに、アンケート調

査結果より明らかになった課題を解決するために、必要な4つの機能を備えた「関西クラ

ウド構想」を検討し、大手ベンダと中小ベンダ、中小ベンダ同士の連携による新たなクラ

ウド参入のための仕組みを提案した。

しかし、関西クラウド構想を実現するためには、4つの機能の詳細な検討(①SaaS開発・

運用環境の提供、②新たな SaaS サービスの構築、③地域ベンダの発掘、④関西発クラウド

情報発信)を行う必要がある。さらに、関西企業のクラウドサービスデータベースについ

ての検討、加えて、具体的な組織づくりや運営方法についても検討を行い、関西クラウド

構想を推進する。

関西クラウド構想の詳細検討を行うために、国を始めとする行政機関や関連団体に対し

て、予算計上の働きかけを行うとともに、研究会メンバーの継続的な参加及び役割等を明

確化していく必要がある。

Page 21: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

19

参考資料

「関西地域における ITベンダのクラウドビジネスに関する調査」調査票

Page 22: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

20

貴社名称: 事業所所在地(府県):

1.経営主体としている事業の環境に関するご質問

Q1.貴社の業務年数についてあてはまる番号に囲み線などで印をご記入下さい。

1. 5 年未満 2. 5 年以上 10 年未満 3. 10 年以上 15 年未満

4. 15 年以上 20 年未満 5. 20 年以上

Q2.貴社の従業員数についてあてはまる番号に囲み線などで印をご記入下さい。

1. 5 人以下 2. 6 人以上 50 人以下 3. 51 人以上 100 人以下

4. 101 人以上 300 人以下 5. 301 人以上

Q3.貴社のビジネス全般で売上の主体となっている大まかな得意先の構成比率をお答えください。

※合計が100%になるようにご記入願います。

ユーザ企業 %

ITベンダ企業 %

コンシュマ %

Q4.貴社のビジネス全般で売上の主体となっている大まかな営業地域の構成比率をお答えください。

※合計が100%になるようにご記入願います。

関西圏 %

関東圏 %

その他 国内地域 %

海外 %

Q5.貴社の事業領域における強みについてあてはまる番号に囲み線などで印をご記入下さい。

(複数回答可)

1. 顧客の細かな要望を実現するスクラッチ開発主体の提案

2. 自社パッケージを主体としたコストパフォーマンスの高い提案

3. システムインテグレータとして他社パッケージを含む総合提案

4. 委託開発において協業ベンダと分担し安価で高信頼なソフトウェアを開発

5. サーバ、ネットワークなどのインフラの設計構築

6. その他 (具体的に: )

Page 23: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

21

2.クラウドサービスに関する市場と貴社の対応状況についてのご質問

Q6.クラウドサービスを導入あるいは、提案競合となった事例を聞かれますか

あてはまる番号に囲み線などで印をご記入下さい。

1. よく聞く 2. たまに聞く 3. 聞かない

Q7.上記質問(Q6)で、”1:よく聞く、2:たまに聞く”とご回答いただいた方にお答え願います。

どのような業務のクラウドサービスの事例を聞かれますか

あてはまる番号に囲み線などで印をご記入下さい。 (複数回答可)

1. 財務・会計 2. 人事・給与 3. 設計・開発 4. 製造

5. 調達 6. 販売・顧客管理・営業支援 7. 物流 8. 資産管理

9. グループウェア 10. コミュニケーション 11. セキュリティ 12. 決済・課金

13. 位置情報

14. 業種特化(具体的に: )

15. ミドルウェア 16. 開発ツール

17. その他(具体的に: )

Q8.上記質問(Q6)で、”1:よく聞く、2:たまに聞く”とご回答いただいた方にお答え願います。

貴社もクラウドサービスをベースとした提案を行いますか

あてはまる番号に囲み線などで印をご記入下さい。

1. 当社が開発したクラウ

ドサービスを提案する

2. 他社と協業してクラウド

サービスを提案する

3. クラウド以外で提案す

Q9.今後クラウドサービスが貴社のビジネスに影響をあたえると思いますか

あてはまる番号に囲み線などで印をご記入下さい。

1. 影響する 2. 影響しない 3. わからない

Q10.上記質問(Q9)で、”1:影響する”とご回答いただいた方にお答え願います。

今後クラウドサービスが貴社のビジネスにどの様な影響をあたえると思いますか

あてはまる番号に囲み線などで印をご記入下さい。

1. ビジネスチャンスと捉

えている

2. 委託開発案件が減少する 3. 海外ベンダの国内参入

が進む

4. その他(ご意見: )

Page 24: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

22

Q11.上記質問(Q9)で、”2:影響しない”とご回答いただいた方にお答え願います。

クラウドサービスが貴社のビジネスに影響しない理由をお答えください。

あてはまる番号に囲み線などで印をご記入下さい。(複数回答可)

1. ユーザ企業の細かな要

望に対応出来ない

2. トータルコストが必ずし

も安価にならない

3. あくまでも一過性のブ

ームで拡大しない

4. その他(ご意見: )

Q12.貴社にとってクラウドサービスはどのような業務・分野で利用拡大が有望と考えておられますか

また、クラウドビジネス全般で有望と思われる業務・分野についてお答えください

貴社にとって有望と思われるクラウドサービスの業務・分野

あてはまる番号に囲み線などで印をご記入下さい。(複数回答可)

1. 財務・会計 2. 人事・給与 3. 設計・開発 4. 製造

5. 調達 6. 販売・顧客管理・営業支援 7. 物流 8. 資産管理

9. グループウェア 10. コミュニケーション 11. セキュリティ 12. 決済・課金

13. 位置情報

14. 業種特化(具体的に: )

15. ミドルウェア 16. 開発ツール 17. 自治体

18. その他(具体的に: )

クラウドサービス全般で有望と思われる業務・分野

あてはまる番号に囲み線などで印をご記入下さい。(複数回答可)

1. 財務・会計 2. 人事・給与 3. 設計・開発 4. 製造

5. 調達 6. 販売・顧客管理・営業支援 7. 物流 8. 資産管理

9. グループウェア 10. コミュニケーション 11. セキュリティ 12. 決済・課金

13. 位置情報

14. 業種特化(具体的に: )

15. ミドルウェア 16. 開発ツール 17. 自治体

18. その他(具体的に: )

Page 25: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

23

3.貴社のクラウドビジネス参入状況についてご質問

Q13.貴社はSaaS提供事業を行っていますか

あてはまる番号に囲み線などで印をご記入下さい。

(「SaaS提供事業」とは、自社開発あるいは自社で保有するソフトウェアをサービスとしてネ

ットワーク経由で提供する事業の事です。SaaSの再販事業やカスタマイズ支援事業などは含みませ

ん)

1. サービスを提供している 2. 開発中である 3. 検討中である 4. 事業予定なし

※ Q13.ご質問に対して

“1:サービスを提供している”とご回答いただいた方はQ14 にお進みください

“2:開発中である”とご回答いただいた方はQ18 にお進みください

“3:検討中である”とご回答いただいた方はQ25 にお進みください

“4:事業予定なし”とご回答いただいた方はQ24 にお進みください

Q14.上記質問(Q13)で、”1:サービスを提供している”とご回答いただいた方にお答え願います。

貴社のSaaS提供事業とその他の事業で大まかな売上の構成比率をお答えください。

※合計が100%になるようにご記入願います。

SaaS提供事業 %

その他事業 %

Q15.上記質問(Q13)で、”1:サービスを提供している”とご回答いただいた方にお答え願います。

貴社のSaaS提供事業で売上の主体となっている大まかな得意先の構成比率をお答えください。

※合計が100%になるようにご記入願います。

ユーザ企業 %

ITベンダ企業 %

コンシュマ %

Q16.上記質問(Q13)で、”1:サービスを提供している”とご回答いただいた方にお答え願います。

貴社のSaaS提供事業で売上の主体となっている大まかな営業地域の構成比率を

お答えください。

※合計が100%になるようにご記入願います。

関西圏 %

関東圏 %

その他 国内地域 %

海外 %

Page 26: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

24

Q17.上記質問(Q13)で、”1:サービスを提供している”とご回答いただいた方にお答え願います。

貴社のSaaS提供事業の販売計画と実績についてあてはまる番号に囲み線などで印を

ご記入下さい。

1. 計画以上に順調 2. ほぼ計画通り達成 3. 計画よりやや未達成 4. 計画を大幅に未達成

Q18.上記質問(Q13)で、”1:サービスを提供している”、”2:開発中である”とご回答いただいた方に

お答え願います。

SaaS提供事業を始めるにあたって参考にされた情報がありましたでしょうか

あてはまる番号に囲み線などで印をご記入下さい。(複数回答可)

1. 市販の書籍・雑誌 (具体的な名称: )

2. 公的機関が発行している報告書 (具体的な名称: )

3. SaaS関連企業のセミナー (具体的な名称: )

4. 同業他社の事例

5. 特に参考にした情報は無い

6. その他 (具体的な名称: )

Q19.上記質問(Q13)で、”1:サービスを提供している”、”2:開発中である”とご回答いただいた方に

お答え願います。

貴社が提供(予定)しているSaaSの分類についてあてはまる番号に囲み線などで印を

ご記入下さい。(複数回答可)

1. 財務・会計 2. 人事・給与 3. 設計・開発 4. 製造

5. 調達 6. 販売・顧客管理・営業支援 7. 物流 8. 資産管理

9. グループウェア 10. コミュニケーション 11. セキュリティ 12. 決済・課金

13. 位置情報

14. 業種特化(具体的に: )

15. ミドルウェア 16. 開発ツール

17. その他(具体的に: )

Page 27: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

25

Q20.上記質問(Q13)で、”1:サービスを提供している”、”2:開発中である”とご回答いただいた方に

お答え願います。

利用(予定)しているプラットフォームについてあてはまる番号に囲み線などで印をご記入下さい。

(複数回答可)

1. Google App Engine 2. Force.com

3. Windows Azure 4. Amazon Web Services(E2C,S3 など)

5. NTTコミュニケーションズ 6. インターネットイニシアティブ(IIJ)

7. NTTデータ 8. 富士通

9. NEC 10. ニフティ

11. KDDI 12. ソフトバンクテレコム

13. その他 PaaS (具体的に: )

14. その他 IaaS (具体的に: )

15. 自社で運営

Q21.上記質問(Q13)で、”1:サービスを提供している”、”2:開発中である”とご回答いただいた方に

お答え願います。

貴社が提供(予定)しているSaaSはシングルテナントですか、マルチテナントですか。

あてはまる番号に囲み線などで印をご記入下さい。

1. シングルテナント 2. マルチテナント

Q22.上記質問(Q13)で、”1:サービスを提供している”、”2:開発中である”とご回答いただいた方に

お答え願います。

SaaS提供事業を始めた(始めようとした)背景についてあてはまる番号に囲み線などで印を

ご記入下さい。(複数回答可)

1. 顧客(ユーザ)からSaaS/クラウド形態でのサービス提供依頼があったため

2. 自社のサービス環境の転換の必要を感じたため

3. 従来から行ってきたパッケージ/SI提案によるビジネス展開に限界を感じたため

4. 市場で競合する同業他社がSaaSによるビジネス提供を始めたから

5. クラウドブームだから

6. 限られた人員の中で販売チャネルを構築し市場開拓を行う必要があった

7. ネットワーク経由のサービス提供形態による初期導入、保守メンテ負担経費の軽減

8. その他 (具体的に: )

Page 28: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

26

Q23.上記質問(Q13)で、”1:サービスを提供している”、”2:開発中である”とご回答いただいた方に

お答え願います。

SaaS提供事業を始めるにあたって心配/不安だったことについて

あてはまる番号に囲み線などで印をご記入下さい。(複数回答可)

1. SaaS用ソフトウェアが開発できるか

2. ネットワーク経由のサービス提供形態で顧客サポートが充分可能か

3. 課金の仕組が構築できるか

4. セールスや販売チャネルの問題

5. 顧客データの保護や情報セキュリティの問題

6. 開発資金の問題

7. 人材(技術習得・人事育成、採用・社内転換)問題

8. その他 (具体的に: )

※ Q25.お進みください

Q24.上記質問(Q13)で、”4:事業予定なし”とご回答いただいた方にお答え願います。

SaaS提供事業に”事業予定なし”の理由についてあてはまる番号に囲み線などで印をご記入下さい。

(複数回答可)

1. SaaS用ソフトウェアが開発できるか

2. ネットワーク経由のサービス提供形態で顧客サポートが充分可能か

3. 課金の仕組が構築できるか

4. セールスや販売チャネルの問題

5. 顧客データの保護や情報セキュリティの問題

6. 開発資金の問題

7. 人材(技術習得・人事育成、採用・社内転換)問題

8. その他 (具体的に: )

Page 29: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

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Q25.貴社はSaaS提供事業以外にクラウドサービス及びその他関連する事業を行っていますか

あてはまる番号に囲み線などで印をご記入下さい。(複数回答可)

1. データセンターの運営

2. データセンター等の設備を利用してサーバを提供(IaaS)

3. アプリケーションソフトが稼働するためのプラットフォームを提供(PaaS)

4. クラウドサービス提供事業者の指示下で行うシステム基盤構築作業

5. クラウドサービス事業者へシステム監視・課金など運営に必要なサービスを提供

6. 他社が提供するSaaSのカスタマイズ支援

7. 他社が提供するクラウドサービスの再販

8. その他 (具体的に: )

Q26.貴社がクラウドビジネスへ参入するために行政や大手ベンダ他に期待する支援について

あてはまる番号に囲み線などで印をご記入下さい。(複数回答可)

1. 支援機関・金融機関によるユーザ案件情報サポート

2. 業界動向など公的機関による情報提供

3. 金融機関・公的機関等による開発融資、補助金などの情報

4. 大手ベンダが提供するIaaS、PaaSに関する情報

5. 大手ベンダが運営するクラウドサービスとビジネスで協業するための情報

6. クラウドサービス開発に必要な技術支援を行う専門家

7. クラウドサービス立上げ時に事業戦略立案など経営的視点で支援を行う専門家

8. その他 (具体的な名称: )

その他 ご意見などございましたら記載願います。

ご協力ありがとうございました。

Page 30: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

28

参考資料

「関西地域における IT ベンダのクラウドビジネスに関する調査」アンケート集計結果

Page 31: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

29

<調査概要>

1.調査期間

平成23年8月5日~8月31日

回答数:89社

2.調査手法

・以下の団体及びツールを通じてメールでベンダ各社へアンケート協力を依頼。

【協力団体】 (敬称略)

近畿情報システム産業協議会(KISA)

NPO法人日本情報技術取引所(JIET)

財団法人京都高度技術研究所(ASTEM)

兵庫県産業労働部産業振興局

地域IT推進協議会(COPLI)

NPO法人チームIT神戸

滋賀県情報システム協同組合

社団法人和歌山情報サービス産業協会(WAKASA)

【利用ツール】

e相談所 (KIIS運営)

・アンケート回答方法は、Web直接入力型とアンケート用紙記入型の2方式

3.その他

【クラウドサービスの定義】

今回のアンケートでは、クラウドサービスを以下のように、ネットワーク経由で提供する

サービス及びその関連事業と定義した

SaaS:自社開発あるいは、自社で保有するソフトウェアをサービスとして

ネットワーク経由で提供し、利用実績に応じて課金するサービス

IaaS:システムが稼働するためのインフラ(サーバ、ネットワーク)をデータセンター

などに用意して、仮想化されたサーバなどの形で顧客企業がネットを通じて

必要なだけ利用し、利用実績に応じて課金するサービス

PaaS:システムが稼動するための基盤(OS、DB等のプラットフォーム)をデータセンター

などに用意して、顧客企業がネットを通じて必要なだけ利用し、利用実績に応じて

課金するサービス

Page 32: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

30

<アンケート結果(一般集計)>

1.アンケート回答企業の概要についての質問

Q1.事業所所在地

Q2.業務年数

Q3.従業員数

57.3%

12.4%

15.7%

1.1%

2.2%

3.4%

6.7%

1.1% 大阪府

兵庫県

京都府

奈良県

滋賀県

和歌山県

福井県

その他

5.6%

18.0%

11.2%

7.9%

57.3%

5年未満

5年以上10年未満

10年以上15年未満

15年以上20年未満

20年以上

14.8%

42.0% 10.2%

22.7%

10.2%

5人以下

6人以上50人以下

51人以上100人以下

101人以上300人以下

301人以上

所在地 回答数 占有率

大阪府 51 57.3%

兵庫県 11 12.4%

京都府 14 15.7%

奈良県 1 1.1%

滋賀県 2 2.2%

和歌山県 3 3.4%

福井県 6 6.7%

その他 1 1.1%

カウント数 89 100.0%

営業年数 回答数 占有率

5年未満 5 5.6%

5年以上 10年未満

16 18.0%

10年以上 15年未満

10 11.2%

15年以上 20年未満

7 7.9%

20年以上 51 57.3%

カウント数 89 100.0%

従業員数 回答数 占有率

5人以下 13 14.8%

6人以上 50人以下

37 42.0%

51人以上 100人以下

9 10.2%

101人以上 300人以下

20 22.7%

301人以上 9 10.2%

カウント数 88 100.0%

Page 33: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

31

Q4.ビジネス全般で売上の70%以上を締める得意先があるか

Q5.ビジネス全般で売上の70%以上を締める営業地域があるか

Q6.事業領域における強み (複数回答可)

【Q6:その他】

1) 運用管理

2) サーバ、ネットワークなどの運用監視

3) クラウドで提案

4) 自治体等

5) サーバ運用管理受託、オンサイト保守運用受託、IT 資産管理受託等

6) 人材派遣

7) ユーザ企業のソフトウェア開発

8) その他:セールスフォース事業での開発およびインプリ。

9) IDC によるアウトソーシングビジネス(ASP/SaaS 含む)

10) お客さまのやりたいことを素早く確実かつ高品質に実現するアジャイル開発を実践

48.3%

38.2%

1.1%

12.4%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

ユーザ企業

ベンダ企業

コンシュマ

どちらにもあてはまらない

66.3%

4.5%

3.4%

0.0%

25.8%

0% 20% 40% 60% 80%

関西圏

関東圏

その他 国内地域

海外

特定地域なし

64.8%

31.8%

45.5%

55.7%

34.1%

21.6%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%

顧客の細かな要望を実現するスクラッチ開発主体の提案

自社パッケージを主体としたコストパフォーマンスの高い提案

システムインテグレータとして他社パッケージを含む総合提案

協業ベンダと分担し安価で高信頼なソフトウェアを委託開発

サーバ、ネットワークなどのインフラの設計構築

その他

得意先 回答数 占有率

ユーザ企業 43 48.3%

ベンダ企業 34 38.2%

コンシュマ 1 1.1%

どちらにもあてはまらない

11 12.4%

カウント数 89 100.0%

営業地域 回答数 占有率

関西圏 59 66.3%

関東圏 4 4.5%

その他 国内地域

3 3.4%

海外 0 0.0%

特定地域なし

23 25.8%

カウント数 89 100.0%

事業領域における強み 回答数 占有率

顧客の細かな要望を実現する

スクラッチ開発主体の提案57 64.8%

自社パッケージを主体とした

コストパフォーマンスの高い提案28 31.8%

システムインテグレータとして

他社パッケージを含む総合提案40 45.5%

協業ベンダと分担し安価で高信頼な

ソフトウェアを委託開発49 55.7%

サーバ、ネットワークなどの

インフラの設計構築30 34.1%

その他 19 21.6%

カウント数 223 253.4%

Page 34: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

32

11) OA 機器販売

12) クリーンエネルギー開発による環境保護

13) 事業の複合化を進めている最中で自動追尾カメラ等自社開発製品の販売やテキストマイニング

サービス事業等他社に無い事業も展開しております。この中でクラウドサービスは展開計画中です

14) システムの運用サポート

15) ヘルプデスク等

16) 海外ソフトパッケージの販売

17) コンサルティング

18) 地方公共団体なので該当が無いと考えます

19) IT 導入コンサルティング

Page 35: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

33

2.市場におけるクラウドサービス提案に関する状況についての質問

Q7.クラウドサービスを導入あるいは、提案競合となった事例

Q8.上記質問(Q7)で、”よく聞く、たまに聞く”回答者へ限定質問

どのような業務のクラウドサービスの事例を聞くか (複数回答可)

【Q8:業種特化型】

1) 遠隔監視

2) 車両管理

3) 車両配送システム、送迎、配達、配送管理、その他応用事例あり

4) 製薬業

5) 業種特化:図書館システム、自治体クラウド

6) 行政(住基・税など)システム

7) 官公庁業務

15.9%

54.5%

29.5%

よく聞く

たまに聞く

聞かない

29.5%

34.4%

1.6%

8.2%

8.2%

50.8%

4.9%

8.2%

63.9%

44.3%

11.5%

6.6%

8.2%

11.5%

6.6%

8.2%

4.9%

0% 20% 40% 60% 80%

財務・会計

人事・給与

設計・開発

製造

調達

販売・顧客管理・営業支援

物流

資産管理

グループウェア

コミュニケーション

セキュリティ

決済・課金

位置情報

業種特化型

ミドルウェア

開発ツール

その他

N:61

業務サービス 回答数 占有率

財務・会計 18 29.5%人事・給与 21 34.4%設計・開発 1 1.6%製造 5 8.2%調達 5 8.2%販売・顧客管理・営業支援 31 50.8%物流 3 4.9%資産管理 5 8.2%グループウェア 39 63.9%コミュニケーション 27 44.3%セキュリティ 7 11.5%決済・課金 4 6.6%位置情報 5 8.2%業種特化型 7 11.5%ミドルウェア 4 6.6%開発ツール 5 8.2%その他 3 4.9%

カウント数 190 311.5%

クラウド提案 回答数 占有率

よく聞く 14 15.9%

たまに聞く 48 54.5%

聞かない 26 29.5%

カウント数 88 100.0%

Page 36: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

34

【Q8:その他】

1)コールセンターの問い合わせ管理

2)仮想化などの環境構築

Q9.上記質問(Q7)で、”よく聞く、たまに聞く”回答者へ限定質問

貴社はクラウドサービスをベースとした提案を行いますか (複数回答可)

○従業員規模別クラウド提案の集計

【従業員規模別クラウド提案】

左図の通り自社製クラウド提

案を行う52%が6人~50人

規模のベンダであるが、他社協

業提案は下まわっている。

逆に101人~300人の中

堅ベンダは自社製クラウド提案

が少なく他社協業で提案してい

る。

Q10.今後クラウドサービスがビジネスに影響(意識)

47.4%

47.4%

29.8%

0% 10% 20% 30% 40% 50%

当社が開発したクラウドサービスを

提案する

他社と協業してクラウドサービスを

提案する

クラウド以外で提案する

N:57

7.4%

11.1%

5.9%

51.9%

29.6%

41.2%

7.4%

11.1%

11.8%

18.5%

33.3%

29.4%

14.8%

14.8%

11.8%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

当社が開発したクラウドサービスを提案する

他社と協業してクラウドサービスを提案する

クラウド以外で提案する

5人以下 6人以上50人以下 51人以上100人以下 101人以上300人以下 301人以上

83.7%

11.6%

4.7%

影響する

影響しない

わからない

クラウド提案 回答数 占有率

当社が開発したクラウド

サービスを提案する27 47.4%

他社と協業してクラウド

サービスを提案する27 47.4%

クラウド以外で提案する 17 29.8%

カウント数 71 124.6%

ビジネスへの影響 回答数 占有率

影響する 72 83.7%

影響しない 10 11.6%

わからない 4 4.7%

カウント数 86 100.0%

5人以下6人以上50

人以下

51人以上

100人以下

101人以上

300人以下301人以上

当社が開発したクラウドサービスを提案する 2 14 2 5 4

他社と協業してクラウドサービスを提案する 3 8 3 9 4

クラウド以外で提案する 1 7 2 5 2

6 29 7 19 10

Page 37: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

35

Q11.上記質問(Q10)で、”影響する”回答者へ限定質問

今後クラウドサービスが貴社のビジネスに与える影響 (複数回答可)

【Q11:その他】

1) ビジネスモデルをうまく変更できれば、ビジネスチャンスになる

2) 影響度合いが分からない

3) オープンソースが活用される。売上が減少する

4) 業種特化した業務クラウドサービスの推進を行う

5) 中小企業・自治体の案件減少が懸念される

6) 様々な利用モデルが出来、サービスの多様化、活性化につながるゆえ良いと考える

7) 地域を超えた競合が激化する。

8) スマホなどにネイティブアプリを作成し、クラウドと連携してシステムを構築するケースが想定される。

9) メーカーや大規模ベンダにビジネスが流れる危惧がある

10) クラウドサービスを利用する為に別途構築すべきものが多数発生する

11) データの管理業務も含んだ提案ができる。

12) その他:クラウド/サーバ系の開発技術の習得、蓄積が必要

13) ビジネスモデルを模索中です。

79.2%

43.1%

13.9%

12.5%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ビジネスチャンスと捉えている

委託開発案件が減少する

海外ベンダの国内参入が進む

その他 N:72

ビジネスへの影響 回答数 占有率

ビジネスチャンスと捉えている 57 79.2%

委託開発案件が減少する 31 43.1%

海外ベンダの国内参入が進む 10 13.9%

その他 9 12.5%

カウント数 107 148.6%

Page 38: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

36

Q12.上記質問(Q10)で、”影響しない”回答者へ限定質問

クラウドサービスがビジネスに影響しない理由 (複数回答可)

【Q12:その他】

1) 事業の中心が運用管理であるため

2) 弊社が対応できない

3) 両方を提供していく。

4) パッケージ・ASP の流れをみても明らかなように、社外クラウドは普及しない

5) 地方公共団体なので影響させてはいけないと考えます

50.0%

0.0%

8.3%

50.0%

0% 20% 40% 60%

ユーザ企業の細かな要望に対応できない

トータルコストが必ずしも安価にならない

あくまでも一過性のブームで拡大しない

その他 N:12

ビジネスに影響しなり理由 回答数 占有率

ユーザ企業の細かな要望に対応できない 6 50.0%

トータルコストが必ずしも安価にならない 0 0.0%

あくまでも一過性のブームで拡大しない 1 8.3%

その他 6 50.0%

カウント数 13 108.3%

Page 39: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

37

Q13.どのような業務・分野でクラウド利用拡大が有望と考えているか

回答者企業個別で有望と考える業務・分野(複数回答可)

クラウド全般で有望と考える業務・分野 (複数回答可)

23.3% 29.1%

9.3% 16.3%

14.0% 54.7%

36.0% 20.9%

47.7% 46.5%

15.1% 7.0%

12.8% 22.1%

7.0% 8.1%

19.8% 7.0%

0% 20% 40% 60% 80%

財務・会計 人事・給与 設計・開発

製造 調達

販売・顧客管理・営業支援 物流

資産管理 グループウェア

コミュニケーション セキュリティ

決済・課金 位置情報

業種特化型 ミドルウェア 開発ツール

自治体 その他

41.9% 43.0%

9.3% 17.4%

34.9% 59.3%

39.5% 30.2%

72.1% 68.6%

31.4% 27.9%

32.6% 18.6%

12.8% 20.9%

27.9% 4.7%

0% 20% 40% 60% 80%

財務・会計 人事・給与 設計・開発

製造 調達

販売・顧客管理・営業支援 物流

資産管理 グループウェア

コミュニケーション セキュリティ

決済・課金 位置情報

業種特化型 ミドルウェア

開発ツール 自治体 その他

N:8N:86

業務サービス 回答数 占有率

財務・会計 20 23.3%人事・給与 25 29.1%設計・開発 8 9.3%製造 14 16.3%調達 12 14.0%販売・顧客管理・営業支援 47 54.7%物流 31 36.0%資産管理 18 20.9%グループウェア 41 47.7%コミュニケーション 40 46.5%セキュリティ 13 15.1%決済・課金 6 7.0%位置情報 11 12.8%業種特化型 19 22.1%ミドルウェア 6 7.0%開発ツール 7 8.1%自治体 17 19.8%その他 6 7.0%

カウント数 341 396.5%

業務サービス 回答数 占有率

財務・会計 36 41.9%人事・給与 37 43.0%設計・開発 8 9.3%製造 15 17.4%調達 30 34.9%販売・顧客管理・営業支援 51 59.3%物流 34 39.5%資産管理 26 30.2%グループウェア 62 72.1%コミュニケーション 59 68.6%セキュリティ 27 31.4%決済・課金 24 27.9%位置情報 28 32.6%業種特化型 16 18.6%ミドルウェア 11 12.8%開発ツール 18 20.9%自治体 24 27.9%その他 4 4.7%

カウント数 510 593.0%

N:86

Page 40: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

38

【Q13 個別:業種特化型】

1) アパレル業向け 液体製品製造業向け

2) 遠隔監視

3) 車両配送システム、送迎、配達、配送管理、その他応用事例あり

4) 業種特化型:健康サービス

5) スポーツクラブシステム

6) マンション管理

7) 自動追尾監視ロボットカメラ画像保管配信サービス・個別ユーザ向けマイニングサービス等

8) 土木

9) 行政(住基・税など)システム

10) 弊社では数千人規模の会員が受講する受講申込~受講受付・受講実績管理迄の Web 系シスムを

業種特化型として用意している

【Q13 全般:業種特化型】

1) 車両配送システム、送迎、配達、配送管理、その他応用事例あり

2) 行政(住基・税など)システム

【Q13 個別:その他】

1) 在宅勤務など

2) 仮想化などの環境構築

3) センタ運用、ヘルプデスク業務等

4) 意思決定支援

5) 販売管理 ワークフロー

6) PC と測定機器の組み合わせにプラスして、携帯端末による遠隔地からのデータ参照を行うような

分野を想定している

【Q13 全般:その他】

1)教育、教材

2)販売管理 ワークフロー

3)建設業界は IT 化が遅れていると言われている。特に中小規模の建設工事業においては、

現状 IT の予算化は厳しい情勢であり上記項目 1.2.6.等は特にクラウドサービスが有望であり

弊社も取り組みたいと考えている。

Page 41: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

39

3.貴社のクラウドビジネス参入状況についての質問

Q14.回答者企業がSaaS提供事業を行っているか

定義:「SaaS提供事業」とは、自社開発あるいは自社で保有するソフトウェアをサービスとし

てネットワーク経由で提供する事業の事です。SaaSの再販事業やカスタマイズ支援事業

などは含みません

○従業員規模別SaaS提供事業の集計

【SaaS提供事業】

左図集計結果では、SaaS提供

事業者は6人~50人規模ベンダ

が多く、比較的資金力があると思わ

れる、中・大手ベンダのSaaSへ

の取組は少ない。

特に今後の中・大手ベンダのSa

aSへの取組意欲が低い。これはい

ったん事業化したもののビジネス

として成功できていないのではと

考える。

29.2%

11.2%

30.3%

29.2%

サービスを提供している

開発中である

検討中である

事業予定なし

4.0%

20.0%

14.8%

23.1%

40.0%

50.0%

44.4%

38.5%

20.0%

0.0%

11.1%

3.8%

20.0%

30.0%

18.5%

26.9%

16.0%

0.0%

11.1%

7.7%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

サービスを提供している

開発中である

検討中である

事業予定なし

5人以下 6人以上50人以下

51人以上100人以下 101人以上300人以下

301人以上

営業地域 回答数 占有率

サービスを提供している 26 29.2%

開発中である 10 11.2%

検討中である 27 30.3%

事業予定なし 26 29.2%

カウント数 89 100.0%

5人以下6人以上50人以下

51人以上100人以下

101人以上300人以下

301人以上 カウント数

サービスを提供している 1 10 5 5 4 25

開発中である 2 5 0 3 0 10

検討中である 4 12 3 5 3 27

事業予定なし 6 10 1 7 2 26

13 37 9 20 9 88

Page 42: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

40

Q15.上記質問(Q14)で、”サービスを提供している”回答者へ限定質問

貴社のSaaS提供事業とその他の事業で大まかな売上の構成比率

Q16.上記質問(Q14)で、”サービスを提供している”回答者へ限定質問

貴社のSaaS提供事業で売上の70%以上を締めている得意先があるか

Q17.上記質問(Q14)で、”サービスを提供している”回答者へ限定質問

貴社のSaaS提供事業で売上の70%以上を締める営業地域があるか

66.7%

14.3%

9.5%

9.5% SaaS提供事業者 (1~10%)

SaaS提供事業者 (11~30%)

SaaS提供事業者 (31~50%)

SaaS提供事業者 (51~100%)

88.5%

3.8%

0.0%

7.7%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ユーザ企業

ITベンダ企業

コンシュマ

均等

38.5%

11.5%

7.7%

0.0%

42.3%

0% 10% 20% 30% 40% 50%

関西圏

関東圏

その他 国内地域

海外

均等

【売上 50%以上】

大阪府 100 人以上 基幹業務、SFA 等

和歌山県 100 人以下 物流、SFA 等

SaaS提供事業者 回答数 占有率

SaaS提供事業者 (1~10%) 14 66.7%

SaaS提供事業者 (11~30%) 3 14.3%

SaaS提供事業者 (31~50%) 2 9.5%

SaaS提供事業者 (51~100%) 2 9.5%

カウント数 21 100.0%

主要なSaaS提供先 回答数 占有率

ユーザ企業 23 88.5%

ITベンダ企業 1 3.8%

コンシュマ 0 0.0%

均等 2 7.7%

カウント数 26 100.0%

主要なSaaS提供地域 回答数 占有率

関西圏 10 38.5%

関東圏 3 11.5%

その他 国内地域 2 7.7%

海外 0 0.0%

均等 11 42.3%

カウント数 26 100.0%

Page 43: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

41

Q18.上記質問(Q14)で、”サービスを提供している”回答者へ限定質問

貴社のSaaS提供事業の販売計画と実績

○従業員規模別SaaS提供事業計画の集計

【計画と実績】

中・大手ベンダの事業計画に

対し、未達成が多い。

規模の大きなベンダほど

事業規模が大きくなり事業と

しての採算が取りにくく新規

計画の立案が難しいと思われ

る。それに対し、小規模ベンダ

では比較的チャレンジしやす

い環境と思われる。

8.3%

41.7% 33.3%

16.7%

計画以上に順調

ほぼ計画どおり達成

計画よりやや未達成

計画を大幅に未達成

25.0%

60.0%

28.6%

50.0%

50.0%

10.0%

28.6%

25.0%

20.0%

14.3%

50.0%

10.0%

28.6%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

計画以上に順調

ほぼ計画どおり達成

計画よりやや未達成

計画を大幅に未達成

5人以下 6人以上50人以下 51人以上100人以下

101人以上300人以下 301人以上

【計画以上に順調】

大阪府 301 人以上 基幹業務

福井県 100 人以下 業種特化型

SaaS計画と実績 回答数 占有率

計画以上に順調 2 8.3%

ほぼ計画どおり達成 10 41.7%

計画よりやや未達成 8 33.3%

計画を大幅に未達成 4 16.7%

カウント数 24 100.0%

5人以下6人以上50人以下

51人以上100人以下

101人以上300人以下

301人以上 カウント数

計画以上に順調 0 0 1 0 1 2

ほぼ計画どおり達成 0 6 1 2 1 10

計画よりやや未達成 0 2 2 1 2 7

計画を大幅に未達成 1 2 1 0 0 4

1 10 5 3 4 23

Page 44: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

42

Q19.上記質問(Q14)で、”サービスを提供している、開発中である“回答へ限定質問

SaaS提供事業を始めるにあたって参考にされた情報(複数回答可)

【Q19:フリーアンサー抜粋】

1) IT ツールベンダーの情報 、ネットからの情報 ‥‥‥ (市販書籍)

2) 経済産業省の定めるサービスレベル等 ‥‥‥ (公的機関)

3) マイクロソフト・シトリックス ‥‥‥ (セミナー)

4) 京都クラウドビジネス研究会、ネット上のニュースなど ‥‥‥ (その他)

5) 与信管理コンサルタントとの企画により ‥‥‥ (その他)

6) 海外動向 ‥‥‥ (その他)

14.3%

4.8%

4.8%

52.4%

38.1%

4.8%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

市販の書籍・雑誌

公的機関が発行している報告書

SaaS関連企業セミナー

同業他社の事例

特に参考にした情報はない

その他

参考にした情報 回答数 占有率

市販の書籍・雑誌 3 14.3%

公的機関が発行している

報告書1 4.8%

SaaS関連企業セミナー 1 4.8%

同業他社の事例 11 52.4%

特に参考にした情報はない 8 38.1%

その他 1 4.8%

カウント数 25 119.0%

Page 45: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

43

Q20.上記質問(Q14)で、”サービスを提供している、開発中である“回答へ限定質問

提供(予定)しているSaaSの業務・分野(複数回答可)

【Q20:業種特化型】

1) アパレル業向け 液体製品製造業向け

2) 遠隔監視、デジタルサイネージ

3) 車両配送システム、送迎、配達、配送管理、その他応用事例あり

4) 業種特化型:自治体

5) スポーツクラブシステム

6) マンション管理

7) 捕獲画像配信・マイニングサービス

8) 土木

【Q20:その他】

1) 勤怠

2) CMS(コンテンツマネジメントシステム)

3) CMS、与信管理

4) 順番受付

5) 研修受講管理

9.7% 12.9%

3.2% 6.5%

3.2% 35.5%

6.5% 9.7%

25.8% 25.8%

6.5% 3.2%

9.7% 29.0%

6.5% 9.7%

19.4%

0% 20% 40% 60% 80%

財務・会計

人事・給与

設計・開発

製造

調達

販売・顧客管理・営業支援

物流

資産管理

グループウェア

コミュニケーション

セキュリティ

決済・課金

位置情報

業種特化型

ミドルウェア

開発ツール

その他

業務サービス 回答数 占有率

財務・会計 3 9.7%人事・給与 4 12.9%設計・開発 1 3.2%製造 2 6.5%調達 1 3.2%販売・顧客管理・営業支援 11 35.5%物流 2 6.5%資産管理 3 9.7%グループウェア 8 25.8%コミュニケーション 8 25.8%セキュリティ 2 6.5%決済・課金 1 3.2%位置情報 3 9.7%業種特化型 9 29.0%ミドルウェア 2 6.5%開発ツール 3 9.7%その他 6 19.4%

カウント数 69 222.6%

Page 46: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

44

Q21.上記質問(Q14)で、”サービスを提供している、開発中である“回答へ限定質問

利用(予定)しているプラットフォーム(複数回答可)

【Q21:その他PaaS】

1) ファーストサーバ

2) NTT 福井データセンター

3) 当面は自社サーバで運用。顧客増大で一般サーバへシフトの予定

4) IIJ GIO

【Q21:その他IaaS】

1)データセンターが提供する回線、ラック等

2)IIJ GIO

Q22.上記質問(Q14)で、”サービスを提供している、開発中である“回答へ限定質問

提供(予定)しているSaaSはシングルテナント or マルチテナント

3.3%

10.0%

20.0%

6.7%

6.7%

3.3%

3.3%

23.3%

10.0%

53.3%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

Google App Engine

Force.com

Windows Azure

Amazon Web Service(EC2,S3など)

NTTコミュニケーションズ

インターネットイニシアティブ(IIJ)

NTTデータ

富士通

NEC

ニフティ KDDI

ソフトバンクテレコム

その他PaaS

その他IaaS

自社で運営

海外大手:12

国内大手: 4

その他 :10

自社:16

47.8% 52.2%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体

シングルテナント マルチテナント

プラットフォーム 回答数 占有率

Google App Engine 1 3.3%

Force.com 3 10.0%

Windows Azure 6 20.0%

Amazon Web Service(EC2,S3など) 2 6.7%

NTTコミュニケーションズ 2 6.7%

インターネットイニシアティブ(IIJ) 0 0.0%

NTTデータ 1 3.3%

富士通 1 3.3%

NEC 0 0.0%

ニフティ 0 0.0%

KDDI 0 0.0%

ソフトバンクテレコム 0 0.0%

その他PaaS 7 23.3%

その他IaaS 3 10.0%

自社で運営 16 53.3%

カウント数 42 140.0%

N:30

システム形態 回答数 占有率

シングルテナント 11 47.8%マルチテナント 12 52.2%

カウント数 23 100.0%

Page 47: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

45

Q23.上記質問(Q14)で、”サービスを提供している、開発中である“回答へ限定質問

SaaS提供事業を始めた(始めようとした)背景 (複数回答可)

【Q23:その他】

1) 当社の設立方針及び目的がクラウドサービス提供であるため

2) チャレンジ

Q24.上記質問(Q14)で、”サービスを提供している、開発中である“回答へ限定質問

SaaS提供事業を始めるにあたっての心配/不安 (複数回答可)

【Q24:その他】

1) ユーザにとってトータルコストが上がる

2) 売上の減少、売掛金・借入金の増加

3) ユーザ側の IT 技術力へのサポートやその理解

4) 大手企業と資本関係を結んで開発、サービス提供しているため特に不安な点はありません。

5) 機能・仕様の標準化

40.6%

43.8%

18.8%

15.6%

3.1%

15.6%

37.5%

12.5%

0% 10% 20% 30% 40% 50%

顧客(ユーザ)からSaaS/クラウド形態でのサービス提

供依頼があったため

自社のサービス環境の転換の必要を感じたため

従来から行ってきたパッケージ/SI提案によるビジネ

ス展開に限界を感じたため

市場で競合する同業他社がSaaSによるビジネス提供を

始めたから

クラウドブームだから

限られた人員の中で販売チャネルを構築し市場開拓を行

う必要があった

ネットワーク経由のサービス提供形態による初期導入、

保守メンテ負担経費の軽減

その他

6.7%

33.3%

16.7%

40.0%

40.0%

13.3%

26.7%

20.0%

0% 10% 20% 30% 40% 50%

SaaS用ソフトウェアが開発できるか

ネットワーク経由のサービス提供形態で顧客サポートが

充分可能か

課金の仕組が構築できるか

セールスや販売チャネルの問題

顧客データの保護や情報セキュリティの問題

開発資金の問題

人材(技術習得・人事育成、採用・社内転換)問題

その他

N:32

SaaS提供事業をはいじめた背景 回答数 占有率

顧客(ユーザ)からSaaS/クラウド形態でのサービス提供依頼があったため

13 40.6%

自社のサービス環境の転換の必要を感じたため

14 43.8%

従来から行ってきたパッケージ/SI提案によるビジネス展開に限界を感じたため 6 18.8%

市場で競合する同業他社がSaaSによるビジネス提供を始めたから 5 15.6%

クラウドブームだから 1 3.1%

限られた人員の中で販売チャネルを構築し市場開拓を行う必要があった 5 15.6%

ネットワーク経由のサービス提供形態による

初期導入、保守メンテ負担経費の軽減12 37.5%

その他 4 12.5%

カウント数 60 187.5%

プラットフォーム 回答数 占有率

SaaS用ソフトウェアが開発できるか 2 6.7%

ネットワーク経由のサービス提供形態で

顧客サポートが充分可能か10 33.3%

課金の仕組が構築できるか 5 16.7%

セールスや販売チャネルの問題 12 40.0%

顧客データの保護や情報セキュリティの問題

12 40.0%

開発資金の問題 4 13.3%

人材(技術習得・人事育成、採用・社内転換)問題 8 26.7%

その他 6 20.0%

カウント数 59 196.7%

N:30

Page 48: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

46

Q25.上記質問(Q14)で、”事業予定なし”とご回答いただいた方にお答え願います。

SaaS提供事業に”事業予定なし”の理由 (複数回答可)

【Q25:その他】

1) 自社パッケージでの開発では、クラウドが中心であるため

2) 事業分野が異なるため

3) 製造業として不要

4) 現状では、受託開発案件で手一杯で、新しい企画に手がまわらない

5) 顧客の拡大が可能か

6) 開発会社ではないから

7) 地方公共団体なので民業圧迫は避けるべきと考えます

Q26.SaaS提供事業以外にクラウドサービス及びその他関連する事業 (複数回答可)

1)SaaS 利活用に関するコンサルティング、支援

14.8%

22.2%

25.9%

55.6%

33.3%

44.4%

48.1%

22.2%

0% 20% 40% 60%

SaaS用ソフトウェアが開発できるか

ネットワーク経由のサービス提供形態で顧客サ

ポートが充分可能か

課金の仕組が構築できるか

セールスや販売チャネルの問題

顧客データの保護や情報セキュリティの問題

開発資金の問題

人材(技術習得・人事育成、採用・社内転換)問題

その他 N:27

17.3%

26.9%

11.5%

26.9%

7.7%

36.5%

44.2%

15.4%

0% 10% 20% 30% 40% 50%

データセンターの運営

データセンター等の設備を利用してサーバを提供(Ia

aS)

アプリケーションソフトが稼働するためのプラット

フォームを提供(PaaS)

クラウドサービス提供事業者の指示下で行うシステム基

盤構築作業

クラウドサービス事業者へシステム監視・課金など運営

に必要なサービスを提供

他社が提供するSaaSのカスタマイズ支援

他社が提供するクラウドサービスの再販

その他

参入しない理由 回答数 占有率

SaaS用ソフトウェアが開発できるか 4 14.8%

ネットワーク経由のサービス提供形態で顧客サポートが充分可能か 6 22.2%

課金の仕組が構築できるか 7 25.9%

セールスや販売チャネルの問題 15 55.6%

顧客データの保護や

情報セキュリティの問題9 33.3%

開発資金の問題 12 44.4%

人材(技術習得・人事育成、採用・社内転換)問題

13 48.1%

その他 6 22.2%

カウント数 72 266.7%

参入しない理由 回答数 占有率

データセンターの運営 9 17.3%

データセンター等の設備を利用してサーバを提供(IaaS) 14 26.9%

アプリケーションソフトが稼働するためのプ

ラットフォームを提供(PaaS)6 11.5%

クラウドサービス提供事業者の指示下で行

うシステム基盤構築作業14 26.9%

クラウドサービス事業者へシステム監視・課

金など運営に必要なサービスを提供4 7.7%

他社が提供するSaaSのカスタマイズ支援 19 36.5%

他社が提供するクラウドサービスの再販 23 44.2%

その他 8 15.4%

カウント数 97 186.5%

N:52

Page 49: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

47

Q27.クラウドビジネスへ参入するために行政や大手ベンダ他に期待する支援 (複数回答可)

【Q27:その他】

1) 特にない

2) こんなことに税金を使って欲しくない

3) 売掛債権流動化の仕組み

4) 企業単体では用意、整備できない環境、取りまとめ、支援策の企画、実施

5) 自治体を始めとした日本の市場がブランドではなくサービスの品質で評価されるような仕組みがあれば

ベンチャーの育成や海外で戦える企業やサービスが創生されると思います。

6) 地方公共団体なので民業圧迫は避けるべきと考えます

7) セキュリティに関する技術の確立と公的に認められる基準の整備

【アンケート全般に対する意見など】

1) マクロ的な動向は分かりますが現実的に業界の変化/影響があるのか不明です。

2) クラウドビジネスのための準備(データセンタ、部品群)として何が必要かとサービス費用の値づけなど

3) 従来の一括受注に比べ、拘束期間の売上計上となるため売上が減少する。また入金が毎日入金となるため

売掛金と借入金が増える。 →この対応の仕組みが必要

4) クラウドや SaaS 等のキーワードは飛び交っておりますが顧客と話をしても具体事例は聞こえてこないの

と、同業他社からはビジネスチャンスと捉えているところと大手が顧客を囲い込む手段と捉えているとこ

ろとあり、弊社としても未だ積極的な動きはありません。 引合や要望があった場合に応えているのが現状

です。

5) 日本の市場はほぼ権威主義的な総務部門系統がクラウドサービスのユーザとなることが多い。またシステ

ム部門は受託開発型でのサービスでの中でシステム部門の役割を果たそうとしているため基本的に優れた

クラウドサービスは出現しにくいと思います。この中で弊社は可能性のある分野で挑戦をしておりますが、

ブランド(有名企業、海外企業等)ではない標準が必要かと思います。

6) SaaS とかクラウドの定義があいまいなので、回答しづらかったです。

7) クラウドが拡大してゆくと中小のベンダがビジネスを拡大させる分野が限定されてくる不安がある。

8) 現時点での中小企業におけるクラウドサービスに関わることの重要性が非常に知りたいところですね。

9) 初期投資と費用回収計画が立て辛く、小規模でのクラウドサービスメリットは薄い。大規模では開発・資

金力が必要で大手しか参入できないのではないかと考える。再販と大手サービスの一部カスタマイズ導入

などは考えられるが、利が薄くビジネスになるのか図りかねている

48.6%

33.3%

38.9%

18.1%

41.7%

34.7%

25.0%

9.7%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

支援機関・金融機関によるユーザ案件情報サポート

業界動向など公的機関による情報提供

金融機関・公的機関等による開発融資、補助金など

の情報

大手ベンダが提供するIaaS、PaaSに関する

情報

大手ベンダが運営するクラウドサービスとビジネス

で協業するための情報

クラウドサービス開発に必要な技術支援を行う専門

クラウドサービス立上げ時に事業戦略立案など経営

的視点で支援を行う専門家

その他

行政や大手ベンダに期待する支援 回答数 占有率

支援機関・金融機関によるユーザ案件情報サポート 35 48.6%

業界動向など公的機関による情報提供 24 33.3%

金融機関・公的機関等による開発融資、補助金などの情報 28 38.9%

大手ベンダが提供するIaaS、PaaSに

関する情報13 18.1%

大手ベンダが運営するクラウドサービスと

ビジネスで協業するための情報30 41.7%

クラウドサービス開発に必要な技術支援を行う専門家

25 34.7%

クラウドサービス立上げ時に事業戦略立案など経営的視点で支援を行う専門家 18 25.0%

その他 7 9.7%

カウント数 180 250.0%

N:72

Page 50: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

48

アンケート結果の分析

【研究会の目的】

地域ベンダにビジネス領域としてクラウドへのシフトを促すための事業戦略や必要な企画力・技術力等

について調査し、その課題解決に大手ベンダとの連携を模索し、関西地域の情報サービス産業関連企業が

一体となった新たなビジネスモデルを提示する。

(1) 従業員規模 50 名以上~100 名以上~300 名以上で事業領域の違い

【従業員規模別事業領域】

従業員 6 人から 50 人スクラッチ開発の依存度が高い。この傾向は従業員規模が大きくなると伴に

変化し、50 人以上ではSI(他ベンダとの協業)を行っている割合が増える。これは、ユーザ企業への

提案範囲が広がり、品揃えのための他社協業が起こるのではないか。

更に規模が拡大すると、自社パッケージを販売しているベンダが増える。

また、事業領域が平準化してくる事が特徴である。

38.5%

80.6%

44.4%

65.0%

55.6%

7.7%

36.1%

33.3%

25.0%

55.6%

30.8%

33.3%

77.8%

60.0%

55.6%

46.2%

55.6%

66.7%

65.0%

33.3%

46.2%

30.6%

44.4%

40.0%

11.1%

15.4%

16.7%

11.1%

35.0%

33.3%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

5人以下

6人以上50人以下

51人以上100人以下

101人以上300人以下

301人以上

顧客の細かな要望を実現するスク

ラッチ開発主体の提案

自社パッケージを主体としたコス

トパフォーマンスの高い提案

システムインテグレータとして他

社パッケージを含む総合提案

委託開発において協業ベンダと分

担し安価で高信頼なソフトウェア

を開発

サーバ、ネットワークなどのイン

フラの設計構築

その他

<従業員規模別事業領域>

Page 51: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

49

(2) 従業員規模 6~50 名ベンダ企業について

【規模別主要得意先】

ベンダ企業各社の主要得意先

は、ユーザ企業が最も高いが、

6~50 名の小規模ベンダに限定

すると主要得意先はベンダとな

っている。

また、従業員規模別が 50 名

未満のベンダ企業の業務年数に

差があるのに対し、50 名を超え

るベンダは、業務年数が 10 年

を超えている。

事業継続に 50 名の境界があ

るようだ。

48.3%

38.2%

1.1%

12.4%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

ユーザ企業

ベンダ企業

コンシュマ

どちらにもあてはまらない

主要顧客

19.0%

11.8%

9.1%

38.1%

52.9%

27.3%

7.1%

8.8%

27.3%

23.8%

20.6%

27.3%

11.9%

5.9%

100.0%

9.1%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ユーザ企業

ベンダ企業

コンシュマ

どちらにもあてはまらない

5人以下 6人以上50人以下 51人以上100人以下

101人以上300人以下 301人以上 従業員規模別主

要顧客

15.4%

5.4%

5.0%

0.0%

53.8%

21.6%

5.0%

0.0%

23.1%

13.5%

11.1%

11.1%

16.2%

11.1%

0.0%

7.7%

43.2%

77.8%

90.0%

88.9%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

5人以下

6人以上50人以下

51人以上100人以下

101人以上300人以下

301人以上

5年未満 5年以上10年未満 10年以上15年未満 15年以上20年未満 20年以上

5年未満5年以上10年未満

10年以上15年未満

15年以上20年未満

20年以上 カウント数

5人以下 2 7 3 0 1 13

6人以上50人以下 2 8 5 6 16 37

51人以上100人以下 0 0 1 1 7 9

101人以上300人以下 1 1 0 0 18 20

301人以上 0 0 1 0 8 9

5 16 10 7 50 88

<売上70%以上主要得意先>

<従業員規模別売上70%以上主要得意先>

<従業員規模別業務年数>

Page 52: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

50

(3) クラウドは小規模ベンダ(6~50 名)が積極的か?

【SaaS提供事業】

前項では60~50名ベンダは

スクラッチ開発を主体とした

ビジネスを行っているとの回

答であったが、SaaS提供事

業者の回答で最も多い層が以

外な事に 6~50 人規模ベンダ

となっている。

開発中を入れるとSaaS

提供事業者の約 50%が小規模

ベンダである。また、これは回

答ベンダの従業員規模別では

36%になる。

(4) 中堅・大手ベンダのクラウドに対する取組み(研究会材料)

SaaS事業を始めた背景として、中堅・大手ベンダが顧客からの提供依頼、市場競合に回答し

ている事に対し、小規模ベンダでは事業転換等、積極的理由をあげている。

4.0%

20.0%

14.8%

23.1%

40.0%

50.0%

44.4%

38.5%

20.0%

11.1%

3.8%

20.0%

30.0%

18.5%

26.9%

16.0%

11.1%

7.7%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

サービスを提供している

開発中である

検討中である

事業予定なし

5人以下 6人以上50人以下 51人以上100人以下

101人以上300人以下 301人以上

15.4%

7.1%

100.0%

9.1%

15.4%

42.9%

50.0%

50.0%

54.5%

75.0%

15.4%

7.1%

0.0%

40.0%

0.0%

9.1%

0.0%

23.1%

28.6%

33.3%

20.0%

50.0%

18.2%

0.0%

30.8%

14.3%

16.7%

40.0%

0.0%

9.1%

25.0%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

顧客(ユーザ)からSaaS/クラウド形態でのサービス提供依頼があったため

自社のサービス環境の転換の必要を感じたため

従来から行ってきたパッケージ/SI提案によるビジネス展開に限界を感じたため

市場で競合する同業他社がSaaSによるビジネス提供を始めたから

クラウドブームだから

限られた人員の中で販売チャネルを構築し市場開拓を行う必要があった

ネットワーク経由のサービス提供形態による初期導入、保守メンテ負担経費の軽減

その他

5人以下 6人以上50人以下 51人以上100人以下 101人以上300人以下 301人以上

<SaaS提供事業者>

<従業員規模別SaaS事業を始めた背景>

Page 53: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

51

(5)IDC活用状況

IDC活用状況では国内大手の利用状況が低い事に加え自社運営が目立つ。また、自社運営の規模別

では、50 名未満の小規模ベンダが約 50%あり、SaaS事業者のセキュリティやファシリティ面での

脆弱性が危惧される。

以上のアンケート結果から、従業員規模 50 名以上の中大規模ベンダは、ユーザ企業への販売など既に

事業の柱があり、新規のクラウドビジネスには受け身の姿勢を取っているが、従業員規模 6 名~50 名の

小規模ベンダはSaaSに積極的なように見えるが、その実態は、委託開発主体の中事業を乗り越えるた

めに、事業の拡大、継続のための模索をしている姿が推察できる結果であった。

3.3%

10.0%

20.0%

6.7%

6.7%

3.3%

3.3%

23.3%

10.0%

53.3%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

Google App Engine

Force.com

Windows Azure

Amazon Web Service(EC2,S3など)

NTTコミュニケーションズ

インターネットイニシアティブ(IIJ)

NTTデータ

富士通

NEC

ニフティ

KDDI

ソフトバンクテレコム

その他PaaS

その他IaaS

自社で運営

海外大手:12

国内大手: 4

その他 :10

自社:16

50.0%

14.3%

6.3%

100.0%

66.7%

33.3%

100.0%

50.0%

100.0%

28.6%

100.0%

43.8%

14.3%

12.5%

33.3%

100.0%

28.6%

18.8%

16.7%

50.0%

14.3%

18.8%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

Google App Engine

Force.com

Windows Azure

Amazon Web …

NTTコミュニケーションズ

インターネットイニシア…

NTTデータ

富士通

NEC

ニフティ

KDDI

ソフトバンクテレコム

その他PaaS

その他IaaS

自社で運営

5人以下 6人以上50人以下 51人以上100人以下 101人以上300人以下 301人以上

Page 54: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

参考資料

実証事業「IT ベンダのクラウドビジネス参入のための交流会」出展社及び参加者アンケート集計結果

Page 55: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

53

1)目的

中小ベンダのクラウドビジネス参入の仕組みとして、研究会で検討した「関西クラウド

構想」について、関西地域の大手・中小ベンダ、及び交流会参加者を対象に、この構想及

びクラウドビジネス参入の可能性についての意見を求めた。

さらに、関西地域のベンダが所有する各種クラウドサービスやクラウド化すればよいア

プリケーションを紹介することにより、参加者が相互に情報交換することができ、協業等

連携するきっかけづくりを目的とした交流会を開催した。

2)開催日時及び開催場所

開催日時 : 平成24年 2月22日(水)13:00~17:30

開催場所 : ステラホール 梅田スカイビル タワーウエスト3階

大阪市北区大淀中1丁目1番88号

http://www.skybldg.co.jp/access/

3)参加対象 【延べ参加者 150名】

・関西地域のクラウドビジネスに関心のあるベンダ及びユーザ企業

・専門家

・情報関連産業団体及び中小企業支援機関 等

4)プログラム

○講演会 13:00~14:00

13:00~13:05

主催者挨拶

近畿経済産業局 地域経済部長 国吉 浩 氏

13:05~13:40

基調講演テーマ「クラウドビジネス参入のためのビジネスモデル構築に向けて」

講師 大阪市立大学名誉教授・大学院創造都市研究科特任教授 中野 秀男 氏

13:40~14:00

講演テーマ「関西クラウド構想の実現に向けて」

講師 NECシステムテクノロジー株式会社 顧問(研究会座長)鴨井 功 氏

Page 56: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

54

○ポスターセッション 14:10~17:30

ポスターセッション出展ベンダによるプレゼンテーション(2トラックで開催)

ポスターセッション出展ベンダ

○個別相談会

クラウドビジネスへの参入や大手・地域ベンダとの連携等に関して気軽に相談すること

ができる個別相談会を開催した。個別相談には、ITC他専門家が対応した。

1 あさかわシステムズ株式会社 21 NECシステムテクノロジー株式会社

2 株式会社アットマークソリューション 22 株式会社オージス総研

3 株式会社 アントアント 23 関西総合システム株式会社

4 株式会社インネット 24 関電システムソリューションズ株式会社

5 ヴァイタル・インフォメーション株式会社 25 株式会社ケーエス・ディー

6 株式会社NSD 26 スキルインフォメーションズ株式会社

7 株式会社サンウェル 27 株式会社チアーズ

8 株式会社システム創見 28 TIS株式会社

9 株式会社システムプランニング 29 株式会社 タスク

10 シルバーエッグ・テクノロジー株式会社 30 日本コンピューター・システム株式会社

11 株式会社ソフトクリエイター 31 フジキンソフト株式会社

12 日本マイクロソフト株式会社 32 マイクロワークス株式会社

13 日本マイクロシステムズ株式会社 33 EMCジャパン株式会社

14 株式会社バーミリオン 34 インターナップ・ジャパン株式会社

15 株式会社 ヒーロー 35 株式会社NTTPCコミュニケーションズ

16 リバティ・フィッシュ株式会社 36 カゴヤ・ジャパン株式会社

17 株式会社 WYB JAPAN 37 株式会社スマートバリュー

18 株式会社アシスト 38 西日本電信電話株式会社

19 アドソル日進株式会社 39 NECビッグローブ株式会社20 株式会社インターネットイニシアティブ 40 エイジシステム株式会社

Page 57: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

55

5)出展ベンダ概要

ポスターセッション及びプレゼンテーションを行ったベンダ企業の概要は下記の通りで

ある。

Page 58: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

56

Page 59: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

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Page 60: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

58

Page 61: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

59

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60

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Page 68: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

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Page 69: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

67

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68

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69

Page 72: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

70

Page 73: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

71

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Page 76: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

74

Page 77: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

75

Page 78: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

76

6)ポスターセッション参加ベンダの意向について

(出展 36社にて集計)

ポスターセッション参加ベンダを対象に、関西クラウド構想及び交流会を通じた活動や

意向等を把握するためにアンケート調査を実施した。アンケート項目は以下の通りである。

【業種区分】

◎出展ベンダの内 7 割が中小ベンダ企業であった。

【出展理由】

具体的な記述

◎自社の PRを目的とすると同時に新たなパートナーを見つけるニーズも高い。

72.2%

25.0%

0.0% 2.8% Q1:区分 (N=36)

中小ITベンダ企業

大手ITベンダ企業

コンサルタント・専門家

その他

41.7%

50.0%

2.8% 5.6% Q2:出展理由 (N=36)

自社の所有しているクラウドサービス等の

各種サービスをPRすることができる。

自社PRすることにより、協業先、新たな

パートナー等を見つけることができる。

クラウドビジネス事業を計画している企業

を支援したい。

その他

・ 自社クラウドホスティングのサービスPR、パートナー獲得のため

Page 79: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

77

【交流会全体を通じての満足度について】

具体的な記述

◎9割の出展企業が大変満足、満足していると答えている。

25.7%

62.9%

11.4%

Q3:(1)交流会全体を通じての満足度について (N=35)

①大変満足した

②満足した

③期待外れであった

クラウドの各社の対応状況が分かり、技術面も含めて勉強になりました。プレゼンを聞かれる人が多く大変よかった。関西の各クラウド事業社様がどのようなサービス展開をしているのかプレゼンを通して良く理解できた。出展社、来場者ともに積極的で、より多くの方々と内容の濃いお話が出来て良かった。想像していたより参加者も多く活気のあるイベントで非常に良かったと思います。他企業との交流になり、また当社のアピールにもなり、充実した交流会となりました。他社動向や取り組んでいる製品、サービス分野など営業全般の取組みが大変参考になりました。また、若手にプレゼンチャンスや顧客対応の場を与えることができたことも大変有意義と思っています。他種企業の動向等を聞ける貴重な場でした。KIISのご支援により、多数のベンダー様をご紹介頂きました。本日もメールにて他社様からのアプローチがあり喜んでいます。・40社の企業様との情報交換ならびに出展企業以外の会社様のご意見をいただくことができ大変満足しております。・プレゼンの場所が2箇所であり、もう少し間をあけていただければよかったと思います。また、音響設備(マイク)が良くなかったので聞きづらかったと感じました。エンドユーザー、一般来場者の比率が低いことが若干気になりました。

クラウドといっても業種や事業規模、利用形態がさまざまでターゲットを絞りづらかった。その他の点は満足。

さまざまな分野の企業さんがクラウドを見据えていることが分かった。よい機会を提供して頂きましてありがとうございました。何名かの方が弊社ブースを訪問され、話を伺うとができました。来訪者の反応は、参考になりました。関西でのクラウド協業の兆しが見えました。 今後のクラウド協業の実現を期待しています。交流会では出展者との情報交換の場にもなり、来場者へのサービスPRもできたが、もう少し多い来場者数を期待していた。仕事になりそうな会社が数社いたため。自社サービスのPRや他社サービスの情報収集としてはよい機会であった。社名は存じ上げてますが、今まで交流がなかった企業様と接点が出来た点等出展企業・来場者も多く、様々な企業の方と情報交換できたことは、満足でした。ブースの場所が、講演会場の裏側だったため、講演やプレゼンが聞けなかったのが、残念でした。出展企業の営業の方が積極的にブースをまわっておられた。中小企業にとって大手さんへPRできるチャンスになったのでは。テーマを絞った交流会(展示会)でも多くの来客があったと思う。出展企業同士で交流出来た事。想定以上に交流が出来たと思います。それだけ協業する・出来る環境になってきたのかも。他社サービスを一挙に知ることが出来たので良かった。多くの方々と交流を深めあえて良かった。予想より多く訪問頂いた一般来場者がいないため、見学者が少なかった。各社のプレゼンや出展はたくさんあったものの、当日会場でマッチングを促進する仕掛けがなかったため、なんとなく自社説明に終始した印象が残る。例えば出展配置やプレゼンテーション構成に意味づけ(DC事業者、SIer、アプリ開発事業者・・etc)を施すなど、互いが興味をもって聞きにいける工夫がほしい。また、2つのプレゼンテーションゾーンが近く、聞き取りにくかった。期待していたほどSaaSが集まらなかった。大手が半数近かった交流会とは言えないのでは。

①大変満足した

②満足した

③期待外れであった

Page 80: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

78

【クラウドビジネスの参入について】

具体的な記述

◎ 各社、他社の動向を伺いながら、クラウド参入に前向きな姿勢である。

13.9%

63.9%

22.2%

Q4:(2)クラウドビジネスの参入について (N=36)

①大変参考になった

②参考になった

クラウドビジネスにおいて弊社製品を展開できることが確認できました。

ユーザーや他企業のクラウドに対するスタンス、期待値などが改めて確認できた。より積極的にクラウドに取り組

んでいく必要性を強く感じた。

基調講演や他社展示を拝見してクラウドに関する時勢や動向をつかむことができた。

他社のクラウドの考え方や取組みなどが見れて非常に参考になりました。

当社クラウドビジネスの展開方針を参考になりました。

・各社様が次なるビジネス展開をお考えの中で、クラウドがキーワードとなってきていることを痛感しております。

今後は引き続き、お客様への付加価値のあるご提案を継続してまいります。

クラウドビジネスについては今般サービス拡充を検討します。

クラウドをテーマにサービスを提供する企業、インフラを提供する企業、大手企業、中小企業、地域企業と役割が違う企業が集結した。

これを機に、クラウドビジネスを広げていきたい

どんな参入の仕方があるのか、参考になった。

やや、学術的一般的すぎて実際のビジネスとの関連が薄かったようにも感じられた。

会社の規模を問わずクラウドビジネスを展開している企業様が想像よりも多数あり、弊社も一度検討しようと思います。

各社の取り組みが参考になりました。

需要とタイアップ企業が有れば参入したい

情報収集の段階です。

他事業のクラウドサービスに多く触れることができ参考になりました。

中野 秀男教授の講演会では非常に具体的な課題などを聞くことができた。

当社はGoogleクラウド(GAE)を利用していますが、他の出展社は自社クラウド(プライベートクラウド)を構築する

傾向にあることがよくわかりました。

弊社の展開しているクラウドサービスと他会社様というどう連携できるか知るため情報交換の良い機会となった。

弊社は既に参入しております。

すでに参入している。

各社、既に自社のクラウドサービスをパッケージ化されており外部からサービスを持ち込むことについて疑問を感じたので。

基調講演、セミナーについて受講できませんでしたので、ご回答判断できません。申し訳ございません。

既に参入しているため。

具体的な参入ステージが漠然としている

現状を知る上では参考になりましたが、弊社製品は分野が異なっていたため、具体的・直接的な参考にはできませんでした。

当社は既にクラウドサービスを提供しており、参入するという観点では今回参加しておりませんでした。

弊社自体は既にクラウドサービスに参入しているために、現在感じている以上のメリットは感じられなかった。

①大変参考になった

②参考になった

③参考にならなかった

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79

【協業先・パートナー企業について】

具体的な記述

◎ 具体的な商談までは至らないにせよ。ベンダ間の交流につながるキッカケ作りになって

いる。

5.6%

94.4%

33.3%

33.3%

11.1%

2.8%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

①自社に役立つ製品やサービスが見つかった

②来場者、出展社と名刺交換した

③展示ブースを回り自社PR活動、商談を行った

④来場者、出展社と後日商談することとなった

⑤活動したが協業先、パートナー企業を見つけることができなかった

⑥その他

Q5:(3)協業先・パートナー企業について (N=36)

①自社に役立つ製品やサービスが見つかった ビジネスとして成立するかは不明だが参考になった。

ビジネスとして成立するかは不明だが参考になった。

何社か名刺交換をさせていただきました。今後継続して情報交換させていただきたいと思います。

協業、商談には直接結びつくのは難しいが、他種企業との交流の場として成果がありました。

今のところ、協業に至るかどうかわかりません。

出展企業の皆さまとご挨拶できました。今後のビジネスのきっかけになればと思います。

色々な方と名刺交換をすることができ、たくさんの交流を図ることができました。

多くの企業様と名刺交換をさせていただきました。また、多くの方々とお話をさせていただくことができました。

当日の名刺交換で終わりそうであり、イベント後のマッチングフォローをどうしていくかは課題に感じている。

同業他社との交流が出来て良かった

名刺交換は10社程度。ベンダー同士ということで連携や協業の話が多く出た。

・当社に無いソリューションをお持ちの企業様とお話ができ、今後協業のお話ができる基礎ができました。また、

逆に当社のソリューションのご興味頂くケースもあり、大変有意義な交流会であったと考えます。

会場では具体的な話にならなかったが、名刺交換させていただいた方々には、ご挨拶に伺う予定です。

具体的な案件があった場合にお声掛けさせていただこうと思います。

名刺交換をした方々のうち、数社から後日メールを頂き、今後もお付き合いしていく予定

SaaSでの展開を検討される企業の方々に PaaS/IaaS 業者としてアピールできた

展示ブースを回り、名刺交換が出来たので今後の展開に期待したい。展示会当日も、当社クラウドサービスを

顧客に提案したいという企業様もおられ、非常に有意義でした。

販路拡大の協業候補や今後の顧客先としてアプローチ先ができたことは、有効でした。

将来のサービス拡張につながる話ができた。

展示ブースを沢山回る事が出来なかったので他社との交流が余り取れなかった。開催時間前か終了後に短く

ても参加ベンダ間で交流会(名刺交換会など)があれば良かった。

隣のブースの企業様と商談する事になりました。また、1社については弊社の商品紹介させて頂く予定です。

データセンターやホスティングサービスを提供することが中心ということもあり、利用して頂く企業は探したいが、

パートナー企業となると見つけることは難しいと考えている。

当社に無いソリューションをお持ちの企業様とお話ができ、今後協業のお話ができる基礎ができました。また、

逆に当社のソリューションのご興味頂くケースもあり、大変有意義な交流会であったと考えます。

会場では具体的な話にならなかったが、名刺交換させていただいた方々には、ご挨拶に伺う予定です。

具体的な案件があった場合にお声掛けさせていただこうと思います。

名刺交換をした方々のうち、数社から後日メールを頂き、今後もお付き合いしていく予定

SaaSでの展開を検討される企業の方々に PaaS/IaaS 業者としてアピールできた

展示ブースを回り、名刺交換が出来たので今後の展開に期待したい。展示会当日も、当社クラウドサービスを

顧客に提案したいという企業様もおられ、非常に有意義でした。

販路拡大の協業候補や今後の顧客先としてアプローチ先ができたことは、有効でした。

ビジネスとして成立するかは不明だが参考になった。

商談レベルにまでは至っていないが、相互の挨拶のためのアポイント設定は複数件、調整しています

SaaSでの展開を検討される企業の方々に PaaS/IaaS 業者としてアピールできた

展示ブースを回り、名刺交換が出来たので今後の展開に期待したい。展示会当日も、当社クラウドサービスを

顧客に提案したいという企業様もおられ、非常に有意義でした。

販路拡大の協業候補や今後の顧客先としてアプローチ先ができたことは、有効でした。

将来のサービス拡張につながる話ができた。

展示ブースを沢山回る事が出来なかったので他社との交流が余り取れなかった。開催時間前か終了後に短く

ても参加ベンダ間で交流会(名刺交換会など)があれば良かった。

隣のブースの企業様と商談する事になりました。また、1社については弊社の商品紹介させて頂く予定です。

データセンターやホスティングサービスを提供することが中心ということもあり、利用して頂く企業は探したいが、

パートナー企業となると見つけることは難しいと考えている。

自社がどのような分野で参入したいのか、考え方がまとまっていなかった。

②来場者、出展社と名刺交換した

③展示ブースを回り自社PR活動、商談を行った

④来場者、出展社と後日商談することとなった

⑤活動したが協業先、パートナー企業を見つける

ことができなかった

Page 82: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

80

【関西クラウド構想について】

具体的な記述

◎ 8割弱が賛同している。ベンダのメリットが具体的に見えるようになると、関西クラウ

ド構想によりいっそう具体化できそうである。

77.1%

0.0%

22.9%

Q6:(4)関西クラウド構想について (N=35)

①賛同する ②賛同しない ③わからない

関西経済の発展に貢献する構想であると考えます。

PaaS/IaaS業者の立場で、構想が発展することを願います。

SaaSを作ってもどのようにして売るかが課題。ポータルサイトのようなものがあれば魅力的。

あまり、大々的な活動でなくても、中小ベンダ間で連携していける場を継続してほしい

クラウドを手段とし、関西全体を盛り上げていくという考えに強く共感いたします。

ぜひとも進めて欲しいです。

ニーズにあった製品開発や販路拡大では、当社のような中小企業ベンダーには協業による規模の経済が働き有効であると考えます。参加を社内検討したい。

まだデメリットもあると思うが、世界がクラウドの方向になっている以上、流れには乗るべきだろう。

関西クラウドについては、趣旨を理解した程度ではあるが、賛同します。

関西の地域活性化となり良いと思います。

関西活性化に向けて有意義な取り組みであり、クラウドというテーマであれば、企業規模を問わず参加することが可能なため、大きな広がりが期待できるのではと思っております。

関西発のITサービスをもっと提供していかないといけないと思っている。そのためには、クラウドなどの安価で使いやすい環境を個々の企業ではない組織が整備していくべきだと強く感じている。

現実的なステップを期待してます。

構想より何らかの実績が必要。

今後の方向性としては無視できないと考えています。

今後も進めて頂きたい

賛同するが、今回の参加者は既に自社でクラウドサービスを提供しており、どこまでメリットを得られるのか疑問に思った。

時間はかかると思いますが進めることには賛同します。

是非ともKIIS殿や関西クラウド構想コンソーシアムにおいて、我々のような小規模ベンダーでも与信の障壁に関係なく協業に参入できるよう旗を振っていただきたいと思います。

地域コミュニティのクラウドは地域を活性化させる良い手段だと思うので。

弊社でお手伝いできることがあればサポートさせていただきたいと思います。

基調講演、セミナーについて受講できませんでしたので、ご回答判断できません。申し訳ございません。

中小企業に対して具体的な効果/メリットがあるのか?と感じたので。

①賛同する

③わからない

Page 83: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

81

【会場について】

具体的な記述

◎ 会場のスペースに関しては概ね良好だったが、ベンダプレゼンテーションで 2つ同時進

行させるのは難色を示されている。

16.7%

55.6%

27.8%

Q7:(5)会場について (N=36)

①大変良かった

②良かった

③よくなかった

会場についてはよかったと思います。ただ、プレゼンの内容が隣の音声とかぶり非常にききずらく思いました。

広さに余裕があり展示や商談がしやすい。弊社ブースもよく見てもらえたと思う。

少し、足を運びにくい

少し駅から遠い気もしますが、スペース的には適していると思います。

弊社からも近く便利できれいな会場でした。

「ベンダープレゼンテーション」について、隣のプレゼンテーションの声が届くため、プレゼンしづらかった。

会場は適度なスペースが確保されていましたが、梅田周辺から離れており、近いところが良かったかと思います。また、プレゼンコーナーとポスター展示コーナーが一体となっており、臨場感がありました。ただ、各社のプレゼンでは、2トラックが近隣で行われており、集中できなかった印象があります。ゆとりのあるスペースで良かった

ロケーション、会場の広さは、出展企業ブース設備問題なし。ビルの外と入場ゲートでは、もう少しPRしたい。

会場としては非常に広く、設備もよいものでした。贅沢を言わせていただけるならば、もう少し公共交通機関でのアクセスが良いと、なおよかったと思います。

会場レイアウトは良かった。発表場所ABが近すぎ互いのマイクや周囲のざわめきで声が聞き取りにくかった。

寒くなかった。この時期、展示会等で寒くてじっくり見れないことが多い。階が1階でなかったからよかったのかも。

交通アクセスも良く、会場の広さも丁度良かったです。

広さはちょうどよくアクセスもよかったと思います。ただ配置的にステージ側のブースは見る方も足早だったと思います。

場所の広さは適当でした。駅からの距離がもう少し近いと更に便利かと思います。(1)にも記載しましたが、ブースの場所が残念でした。

全般的には分かり易かったが、プレゼンテーションを2箇所同時にしたのは聞き取りにくかった。

大阪、梅田駅に近くてよかった。プレゼン①②はもう少しお互いの音が聞こえないような仕切りがあってもよかった。

10分間プレゼンを行ったのですが、①隣のプレゼン発表者の声が入ってきた ②貧弱なマイク音響およびプロジェクター設備また来場者数に対して会場が広すぎて出展ブースを遠目で見ていた方へアプローチできなかった。

2つのセミナーを同時進行する事は問題ないのですが、声が重なり聞き取りにくかったです。横に並べるのではなく、縦に配置してスピーカの位置を考慮すれば良かったのかも知れません。

2箇所同じ場所でするため話が聞こえずらい部分があった

2会場同時にプレゼンテーションを行っているため、音声が聞き取りづらい場合があった。

プレゼンが隣同士で行われていたため、お互いの説明の声で聞き取りにくかった。プロジェクターの真後ろ辺りのブースは正面入り口からは見えないので来客数が少なかった様に思える

プレゼンテーションされている会場と、個社のブースが同じであった為、ブースに来られた方への説明時に相手の声が聞きとりにくい等あった為、部屋を分けてほしかったです。・また、2プレゼンテーションが仕切りもなく中央でやっていたので、双方の声が重なり、参加者も聞きにくく、スピーカもしゃべりにくかったと思われます。

ワンフロアーでセミナーを二つ実施すると、発表者の声が重なって聞き取りにくい場面が多々あった。

企業プレゼンが、並列で行われた事や与えられた時間が短かった事

中途半端に広く、賑わい感がなかった

梅田から少々遠いという感がありました。

①大変良かった

②良かった

③よくなかった

Page 84: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

82

【イベントについて】

具体的な記述

◎ 出展各社とも、ベンダ交流会に興味を示されたようである。今後も継続して欲しい要望

が高い。

82.9%

11.4%

5.7%

Q8:(6)イベントについて (N=35)

①是非継続してほしい

②継続してほしい

③そう思わない

・IT企業の交流の場として、ぜひ継続していただきたいと考えます。

クラウドというくくりでなくても、ITベンダーの発表の場は積極的に活用していきたい。

このように同じ方向性を持った企業に関西でお会いできる機会はすくないので、是非継続してほしい。

ぜひ継続して、機会があればお声がけして頂きたいです。

もっといろいろなユーザに来場いただけるよう、イベントの事前告知や出展社の紹介をしていただければ嬉しいです。

関西クラウド構想の醸成にも、こういう場所が必要だと考えます。

関西のITソフトウェア産業の振興をという意味では、継続しなければいけないと思う。

関西のクラウドの取り組みを知り、交流するための良い機会なので今後とも継続してほしい。

貴重な情報交換の場として、今後も継続していただきたい。エンドユーザ向けのイベントがあれば、そちらも参加したい。

継続していくことに意義があると思う。

継続をお願いします。できればプレゼンテーションは別部屋をご用意頂ければと思います。

出展ベンダ同士で先に名刺交換など交流する時間を作って頂ければなお良かった。

出展企業や来場者に関しても魅力ある会社が多いのでイベント自体は、継続してほしい。

身近な地域での状況を知るには良い機会なので、継続していほしいと思います。

定期的に情報発信をする場として、また情報を収集する場として開催いただけるのは良いことだと思う。

展示やプレゼンより、少人数で良いので、皆のアイデアや事例をディスカッションできる場が欲しい。

年1回開催して頂き動向を掴みたい

半期に一度はこのようなイベントをお願いします。

弊社としては新たな販路開拓につながり、商材の情報も頂けるのでメリットがあると思います。

有意義なイベントでした。是非続けていただきたいと思います。

イベント内容の充実を望みます。

他社情報含め、技術連携、情報連携の必要性を感じた。

単純な交流会としては、これ以上続けても展示会とあまり変わらないので、活発な交流は難しいと思われる。テーマや目的を絞り、参加者も絞って行えば活発な交流が行えるかもしれない。

同じ内容だと今のところ展示出来るネタに困りまそうです。

①継続してほしい

③そう思わない

Page 85: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

83

【今後のイベント参加について】

具体的な記述

◎ 出展各社は費用負担が大きくなければ、概ね、参加したいと意思表示されている。

2.8%

94.4%

2.8% Q9:(7)今後のイベント参加について (N=36)

①有料でも参加する

②条件次第で参加する

③参加しない

①有料でも参加する 金額にもよりますが、参加したく考えております。

販促費も多く出費できないITベンダーには有難いことです。有料でも安価な費用でお願いします。

イベントの内容・場所・費用によって検討したい。

お声掛け頂ければ、主催者側のお手伝いもさせて頂きます。

ロケーション、金額等を考慮して参加させて頂きます。

金額、来場者数、などを見て

今回の出展条件は魅力的でした。

今後、この方面に事業が進んだ場合には、参加を考えたいと思います。

今後もよろしくお願いいたします。

次回も無料でお願いします

自社サービスをPRしたり、他社サービスの情報収集の場としては活用したいが、頻繁に参加が必要とは考えていない。

出展に費用がかからないのであれ、次回も参加を検討したい。

積極的に参加したいと思う。

他の企業様と協業できる可能性が広がる為、弊社が求めております内容とイベントの内容が合うようでしたら参加したい。

内容や費用について検討させて頂き、参加したいと思います。

非常に参加費が高ければ難しいが(100万とか)会場費用程度であれば参加したい。

有料ですと社内決裁が必要になり、参加が困難です。

有料の場合は、予算の都合もあるため、参加は難しいと思われます。条件面があえば、参加させていただければと思います。

有料の場合は、来場者数の増加と来場される企業の業種の拡大を希望します。

③参加しない 会社の事情により、今後の参加は見送らせて頂く可能性が高いと思われます。

②条件次第で参加する

Page 86: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

84

【その他のご意見】

【まとめ】

アンケート結果より、出展社のほとんどは、クラウド関連各種サービス PRや協業先、新

たなパートナーを探す目的で出展した。

交流会では、「出展社相互の情報交換の場(ポスターセッション、プレゼンテーション)

を通じて、自社 PR及びクラウド事業者の各種サービス内容が分かり、大変有意義であった」

との評価を得ることができた。

協業先、パートナー企業探しについては、概ね来場者と出展社との名刺交換等をほとん

どの企業が行っている。出展社が自らブースを回るなどして自社 PRを行った企業や後日商

談を行うこととなった企業もみられる。このことから、パートナー企業を見つける場とし

ては有効であったと思われる。

関西クラウド構想については、概ね7割の企業が賛同しており、「関西発のサービスをよ

り多く提供していくためには、ユーザが安価で使いやすい環境を、個々のベンダが対応し

ていくのではなく、組織がサービス情報を提供して、対応していくべきであると考える。

そのためにも、小規模ベンダにクラウドビジネスに参入できる環境を整備すべきである」

との意見を得た。

イベントについては、出展企業のほとんどが継続を要望している。その理由として、「販

路開拓、商材の情報収集等につながりメリットが大きい」との意見を得た。しかし、イベ

ントの有料化実施については、出展費用によるが、中小ベンダの参加が見込めにくい状況

にある。

「関西クラウド」構想、このまま終ってしまうのは残念です。

イベント実施にあたりお声がけくださり、ありがとうございました。

このような場を設けていただき、大変感謝申し上げます。関西のITビジネスを盛り上げることは、関西経済にとっても良いことであると考えております。クラウドのみならずこのようなイベントの場をより多く、ご提供いただければ幸いでございます。

プレゼンの環境が、仕切りなしの2面で行われていたこともあり、声が聞き取りづらい場面が多く有りました。仕切りを置いて、マイク音量を大きくして頂ければ尚良かったと思います。今回はどうもありがとうございました。また他にもこのような機会があれば、是非お声がけ頂きたいと思いますので、よろしくお願い致します。

ベンダー同士の交流ということで来場者がほとんどイベント出展関係者だったと思うが、出展者以外の来場者を増やす取組みも必要のように感じる。

やはり、会場を整備(仕切りを設ける、講演と出展会場を分ける等)した方が、参加者、出展者にとって、その目的がより達成できるものと感じます。そのための、会場費用として出展料を徴収しても良いのではないでしょうか。

一般企業(参加ベンダ以外)の入場者数が少なかったので自社のWebサイトなどにも開催のお知らせなどもう少し告知すれば良かった。或は、出展企業に交流会開催詳細を載せているURLへのリンクを張ってもらうよう依頼するとか。。告知の仕方に工夫をすれば多くの企業の皆様にご来場頂けると思います。この度は交流会参加の機会を賜りました事、厚くお礼申し上げますと共に、開催に際しましてご尽力なされました財団法人関西情報・産業活性化センターのご担当者の皆様にお礼申し上げます。一度きりで終わらずに継続して頂ければ幸いです。

現在大手ITベンダー様が先行で進められていますが、弊社のような中小ITベンダーにも、当社から参画できるような公募など参入の機会を公開頂けますようにお願いします。

今回クラウドでしたが、ITに関する他のサービスも企画いただければテーマに合うものがあれば参加したいと思います。

今後も多くの中小企業がエンドユーザーへアプローチできる機会を増やして頂ければと思います。

是非とも関西クラウド構想に参画できればと考えています。  ただし、最後は大手企業が全てを持っていくという今までの業界の悪弊だけは繰り返したくないので、中小ベンダそれぞれの立ち位置や役割を事前に明確にしていただければ嬉しい

です。

Page 87: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

85

7)参加者の意向について

参加者を対象に、関西クラウド構想及び交流会を通じた活動や意向等を把握するために

アンケート調査を実施した。アンケート項目は以下の通りである。

【業種】

【(基調講演) 「クラウドビジネス参入のためのビジネスモデル構築に向けて」】

具体的な記述

◎半数以上が「参考になった」、「大変参考になった」と思われている。

68.2%

0.0%

9.1%

9.1%

13.6%

業種 (N=22)

ITベンダ

ITユーザ

専門家

支援機関

無回答

18.2%

40.9%

31.8%

4.5% 0.0% 4.5%

Q1:(基調講演) 「クラウドビジネス参入のためのビジネ

スモデル構築に向けて」 (N=22)

大変参考になった

参考になった

ふつう

あまり参考にならなかった。

参考にならなかった

無回答

大変参考になった もう少し時間があればと思いました。

中野先生の声が聞き取り難いと感じた。会場とマイクの調整がひつようでは?

もう少し具体的な内容が聞きたかった。

講演者の声が聞き取りにくい場合がありました。

参考になった

Page 88: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

86

【(講演) 「関西クラウド構築の実現に向けて」】

具体的な記述

◎半数以上の参加者が「関西クラウド構築」の実現に向けて期待されている。

【ベンダプレゼンテーション全体を通じてお聞かせください】

具体的な記述

◎ 半数弱の参加者が「大変参考になった」、「参考になった」とされている。しかし、

「あまり参考にならなった」という意見では2トラック同時進行は適さないと思われて

いる。

13.6%

50.0%

22.7%

9.1%

0.0% 4.5%

Q2:(講演) 「関西クラウド構築の実現に向けて」 (N=22)

大変参考になった

参考になった

ふつう

あまり参考にならなかった。

参考にならなかった

無回答

期待します。

講演者の声が聞き取りにくい場合がありました。

ふつう 具体的とどうなって、どうすればいいのか分からなかった。

あまり参考にならなかった。 時間が少なかった。

参考になった

9.1%

36.4%

31.8%

4.5%

0.0% 18.2%

Q3:ベンダプレゼンテーション全体を通じてお聞かせください。

(N=22)

大変参考になった

参考になった

ふつう

あまり参考にならなかった。

参考にならなかった

無回答

あまり参考にならなかった。2トラック同時進行というのはどうかな?と思う(場所が独立していればいいが)見たいと思うものを集中して見れなかった。

Page 89: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

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【ベンダポスターセッション全体を通じてお聞かせください】

具体的な記述

◎半数以上の方が「大変参考になった」、「参考になった」とされている。

[交流会全般についてお聞かせください]

【①流会全体を通じて満足度が高かった】

具体的な記述

◎半数の参加者に満足いただけたが、総花的であるというご意見もみられた。

4.5%

50.0% 27.3%

9.1%

0.0% 9.1%

Q4:ベンダポスターセッション全体を通じてお聞かせください。

(N=22)

大変参考になった

参考になった

ふつう

あまり参考にならなかった。

参考にならなかった

無回答

参考になった 発表者の声が聞き取りにくい場合がありました。

あまり参考にならなかった。 何をやっているのか見づらく、あまり見る気にならなかった。

50.0%

36.4%

0.0%

0.0%

13.6%

Q5:①交流会全体を通じて満足度が高かった (N=22)

はい

どちらでもない

いいえ

具体的にお書きください

無回答

どちらでもない 総花的で参考にしづらい。

Page 90: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

88

【②ラウドビジネス参入への参考になった】

具体的な記述

◎ 4割の参加者が参考になったとされている。

【③協業先・パートナー企業をさがすことができた】

具体的な記述

◎「どちらでもない」という回答が半数弱であったことから、今後は、パートナー

探しの工夫が必要である。

40.9%

50.0%

0.0%

9.1%

Q6:②クラウドビジネス参入への参考になった (N=22)

はい

どちらでもない

いいえ

無回答

どちらでもない 現状についてはある程度わかった。

27.3%

45.5%

18.2%

9.1%

Q7:③協業先・パートナー企業をさがすことができた

(N=22)

はい

どちらでもない

いいえ

無回答

いいえ 企業特色を見分けづらかった。

Page 91: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

89

【④関西クラウド構想に賛同する】

具体的な記述

◎「はい」と回答した方は半数弱に留まってすることから、今後は、より具体的な

説明が必要である。

【⑤会場は適切であった】

具体的な記述

◎ 「はい」と答えた回答は 4割に満たしていないことから、今後は、会場のレイアウト

について考慮する必要がある。

45.5%

36.4%

4.5% 13.6%

Q8:④関西クラウド構想に賛同する (N=22)

はい

どちらでもない

いいえ

無回答

はい 方向性はいいと思う。

36.4%

27.3%

31.8%

4.5%

Q9:⑤会場は適切であった (N=22)

はい

どちらでもない

いいえ

無回答

どちらでもない 広さは良かったと思う。

いいえ ベンダプレゼンが聞きとりにくい

Page 92: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

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【⑥講演・プレゼンテーション時間は適切であった】

具体的な記述

◎「はい」と答えた回答は 4割に満たしていないことから、時間配分を検討する必要があ

る。

【⑦講演者は適切であった】

具体的な記述

◎半数の参加者が適切であったと思われている。

40.9%

40.9%

13.6%

4.5%

Q10:⑥講演・プレゼンテーション時間は適切であった

(N=22)

はい

どちらでもない

いいえ

無回答

どちらでもない 交流がメインなのか分かりづらかった。

50.0%

31.8%

9.1%

9.1%

Q11:⑦講演者は適切であった (N=22)

はい

どちらでもない

いいえ

無回答

はい 現状については良かった、

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【⑧のようなイベントを継続してほしい】

具体的な記述

◎6割以上の参加者がイベントの継続を希望されている。

【まとめ】

アンケート結果より、講演会、ベンダポスターセッション、プレゼンテーションは、約

6割が「参考になった」との意見を得た。

クラウドビジネスについては、約4割が「参考になった」との意見を得た。

参加者では、「協業先、パートナー企業を探すことができた」と回答した参加者が約3割

にとどまり、より活発な交流を促進するために工夫することが課題となった。

関西クラウド構想については、概ね半数の参加者が「賛同する」との回答を得た。

イベントの継続については、参加者においても6割強が「継続」を要望している。

63.6%

27.3%

0.0%

9.1%

Q12:⑧このようなイベントを継続してほしい (N=22)

はい

どちらでもない

いいえ

無回答

はい ピンポイントなテーマの方が良いのでは?

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8)個別相談会

個別相談会には5社8名が参加し、ITC他専門家2名(一般社団法人 ITC-Labo.理事長 川

端一輝氏、NPO法人 ITC近畿会理事 生田勝氏)で対応した。

5社の相談内容及び指導内容の要約を以下に示す。

相談内容 指導内容

A社関西でクラウドビジネス(セキュリティサービス)に強うことを打ち出すにはどのようにすればよいか

・中小企業のサービスに特化した形で契約する道を指導するとともに、マーケットプレイスの運用実績をアピールすることなどを指導

B社クラウドでセキュアサービスを行っているが、連携先・代理店をどのように探せばよいか

・代理店候補募集を行う方法として、研修会を企画・開催し、候補企業と相談会を開く・候補企業を専門家等より紹介してもらう

C社大手ベンダの下請け会社が、いかにクラウドビジネスに取り組む、転換すべきか

・社内でソフトウェア等得意分野を育てる計画を策定する・大手ベンダと連携して技術習得を行う・ユーザ企業向けにFacebook入門、スマートフォンの使い方、みんなのビジネスオンラインの使い方等のセミナーを開催する

D社基幹システムと関連システムとの連携が取れないため、システムの見直しとしてクラウド利用を検討したい

・経営課題と解決のシナリオを全社で共有した上で、戦略的情報化を考える必要がある。そのうえで、システム再構築としてのクラウド利用を考えることが望ましい

E社海外の工場との連携や生産管理システムの見直しとして、クラウド利用等情報戦略を策定したい

・現行システムの課題にとどまらず、経営環境の変化に応じて再検討する中で、クラウド利用等情報戦略を策定する必要がある。・プロジェクトを発足し、期間やスコープを明確にして、クラウド利活用に取り組むことが望ましい

Page 95: 平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業 (近畿

平成23年度次世代高信頼・省エネ IT 基盤技術開発・実証事業

(近畿地域中小企業利活用基盤整備事業)

大手・地域ベンダ連携研究会 報告書

発行 財団法人関西情報・産業活性化センター 情報化推進グループ

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大阪駅前第1ビル8階

電話 06-6346-2543

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平成 24 年 3月発行