2019 年度第 1 回検定試験問題(ゴム) Ⅰ.次の各問 …1 2019 年度第1...
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2019 年度第 1 回検定試験問題(ゴム)
Ⅰ.次の各問に答えなさい。
1.次の「 」内の記載について、正しければ○を、誤りであれば×を選びなさい。
「ゴム樹は植樹してから 12~14 年で採液可能となり、ウィンタリングの時期に最も多くの樹液を
産出すると言われている。」
2.次の「 」内の記載について、正しければ○を、誤りであれば×を選びなさい。
「技術的格付けゴムは TSR と呼ばれ、RSS のような国際的に統一された標準規格はなく、マレー
シアの標準規格に準じた生産国別の複数の標準規格が存在する。」
3.次の「 」内の記載について、正しければ○を、誤りであれば×を選びなさい。
「TSR の分析試験における試験項目はゴミ・灰分・窒素含有量・揮発性物質・ウォーレス可塑度・
可塑度残留率で、これらの測定結果に基づいて 1X 号から 5 号に等級分けされる。」
4.次の「 」内の記載について、正しければ○を、誤りであれば×を選びなさい。
「タッピングにより採取されたフィールドラテックスには 60%のゴム分が含まれており、カップ
ランプのように固まっているものもあるため、アンモニア(安定剤)を加え、液状にして濃度を
30%程度に引き下げたものをラテックスと呼ぶ。」
5.次の「 」内の記載について、正しければ○を、誤りであれば×を選びなさい。
「自動車のタイヤに使用されている天然ゴムと合成ゴムの割合については、大型タイヤよりも小型
タイヤの方が天然ゴムの割合が高くなる傾向にある。」
6.次の「 」内の記載について、正しければ○を、誤りであれば×を選びなさい。
「合成ゴムの価格は、天然ゴムよりもナフサ相場等の影響を受けやすいため、天然ゴムとの理論的
な価格差を具体的に導き出すことは難しいといわれている。」
7.次の「 」内の記載について、正しければ○を、誤りであれば×を選びなさい。
「TSR と RSS は同じ天然ゴムであり、物性もまったく同じであるため、タイヤ製造において完全
に代替可能である。したがって、価格差のみによって使い分けが行われ、価格相関は極めて高くな
る。」
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8.次の「 」内の記載について、正しければ○を、誤りであれば×を選びなさい。
「世界全体でみれば、栽培面積 100 エーカーを超えるエステートと呼ばれる大規模ゴム園が生産
量の 8 割程度を占め、残りがスモールホールディングと呼ばれる 100 エーカー未満の小規模ゴム
園で生産されている。」
9.次の「 」内の記載について、正しければ○を、誤りであれば×を選びなさい。
「タイのシッパーは、現物市場である Central Market の価格、先物市場である TOCOM や SGX
等の価格も参照しつつ、タイヤメーカーに対するオファー価格を設定している。」
10.次の「 」内の記載について、正しければ○を、誤りであれば×を選びなさい。
「世界の天然ゴムの在庫規模は、2010 年には 150 万トンであったが、それ以降、急速に積み上が
っており、2017 年には 350 万トン超まで増加している。また、在庫率(在庫量÷年間消費量)で
みた場合、27%と適正水準とされる 30%に近い水準まで上昇している。」
Ⅱ.次の表は東京商品取引所の web サイトに公表されている 2019 年 5 月 22 日における RSS3 及び
TSR20 のカテゴリ別取組高表である。これについて、次の各問に答えなさい。
取引日:2019 年 5 月 22 日
11.空欄( A )( B )について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
① A:RSS3 B:TSR20
② A:TSR20 B:RSS3
12.空欄( C )について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
① 当業者
② 投資家
③ 外国商品先物取引業者経由
売 買 売 買 売 買 売 買 売 買 売 買
(A) 2,384 2,462 888 1,009 - - 4,576 5,800 1,106 1,256 5,538 3,965
(B) 903 0 40 31 - - 29 44 2 5 1,096 1,990
(C)商品先物取引業者、プ
ロップ、マーケットメーカーファンド·投資信託 (D) 取次者経由 (E)
カテゴリ別取組高表
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13.空欄( D )について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
① 当業者
② 投資家
③ 外国商品先物取引業者経由
14.空欄( E )について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
① 当業者
② 投資家
③ 外国商品先物取引業者経由
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Ⅲ.次のグラフはゴムの需給を表した資料である。この図について、次の各問に答えなさい。
15.( A )に該当する国について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
① 米国
② 中国
③ タイ
④ マレーシア
⑤ インドネシア
⑥ インド
⑦ ベトナム
⑧ ブラジル
⑨ フィリピン
16.( B )に該当する国について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
① 米国
② 中国
③ タイ
④ マレーシア
⑤ インドネシア
⑥ インド
⑦ ベトナム
⑧ ブラジル
⑨ フィリピン
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17.( C )に該当する国について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
① 米国
② 中国
③ タイ
④ マレーシア
⑤ インドネシア
⑥ インド
⑦ ベトナム
⑧ ブラジル
⑨ フィリピン
Ⅳ.次のグラフはゴムの需給を表した資料である。この図について、次の各問に答えなさい。
18.( D )に該当する国について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
① 米国
② 中国
③ タイ
④ マレーシア
⑤ インドネシア
⑥ インド
⑦ 日本
⑧ ドイツ
⑨ 英国
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19.( E )に該当する国について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
① 米国
② 中国
③ タイ
④ マレーシア
⑤ インドネシア
⑥ インド
⑦ 日本
⑧ ドイツ
⑨ 英国
Ⅴ.次のグラフはゴムの需給を表した資料である。この図について、次の各問に答えなさい。
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20.( F )と( G )の正しい組み合わせについて、最も適当な選択肢を次の中から選びなさ
い。
① F:TSR、G:RSS
② F:RSS、G:TSR
21.( H )に該当する国について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
①米国
②中国
③タイ
④マレーシア
⑤インドネシア
⑥インド
⑦ベトナム
⑧ブラジル
⑨フィリピン
22.( I )に該当する国について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
①米国
②中国
③タイ
④マレーシア
⑤インドネシア
⑥インド
⑦ベトナム
⑧ブラジル
⑨フィリピン
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Ⅵ. 次のグラフはゴムの需給を表した資料である。この図について、次の各問に答えなさい。
23.( J )と( K )の正しい組み合わせについて、最も適当な選択肢を次の中から選びなさ
い。
① J:TSR、K:RSS
② J:RSS、K:TSR
24.( L )に該当する国について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
①米国
②ロシア
③タイ
④マレーシア
⑤インドネシア
⑥インド
⑦ベトナム
⑧ブラジル
⑨フィリピン
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Ⅶ.次のグラフは 2010 年から 2017 年までのタイとインドネシアにおける天然ゴム生産量を月別に
表した資料である。この図について、次の問いに答えなさい。
25.タイの天然ゴム生産量を表すグラフとして正しいものは次のうちどちらか。
① グラフ 1
② グラフ 2
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Ⅷ.次の表は 2017 年の部門別新ゴム消費量を表したものである。この表について、次の問いに答
えなさい。
26. 表中(A)(B)のうち天然ゴムを表すものとして正しいものは次のうちどちらか。
① (A)
② (B)
Ⅸ.次の表は世界のゴム先物市場における取引時間を表したものである。この表について、次の問
いに答えなさい。
27.表中(A)~(D)のうち TOCOM を表すものとして正しいものは次のうちどちらか。
① (A)
② (B)
③ (C)
④ (D)
(単位:千トン)
(A) (B) 合計
ゴム工業 664.9 627.6 1292.5
自動車タイヤ・チューブ 611.7 428.6 1040.3
(タイヤ比率) 92% 68% 80%
タイヤ以外 53.2 199 252.2
ゴム工業以外 14 252.6 266.6
計 678.9 880.2 1559.1出所:ゴム需給調査会、日本ゴム工業会、(株)日本自動車タイヤ会
2017年の部門別新ゴム消費量
取引所 上場商品 取引時間
(A)RSS3
TSR20
8:45-15:15
16:30-19:00
(B)
天然ゴム
(SCR WF
RSS3)
9:00-11:30
13:30-15:00
21:00-23:00
(C)TSR20
RSS37:55-18:00
(D) RSS3 9:45-16:55
世界のゴム先物市場における取引時間
17 188 9 10 11 12 13 14 15 16 19 20 21 22 23
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Ⅹ.次のグラフはタイ標準規格ゴム(STR)及びインドネシア標準規格ゴム(SIR)の価格を表し
たものである。この表について、次の各問に答えなさい。
28.表中( A )と( B )の正しい組み合わせについて、最も適当な選択肢を次の中から選
びなさい。
① A:SIR20、B:STR20
② A:STR20、B:SIR20
29.(A)が(B)よりも高い水準で推移している理由として最も適当な選択肢を次の中から選びな
さい。
① SIR の方が STR よりも利用されている原料に品質が高いものが含まれているため。
② STR の方が SIR よりも利用されている原料に品質が高いものが含まれているため。
③ SIR が FOB 条件である一方 STR が CIF 条件であるため。
④ STR が FOB 条件である一方 SIR が CIF 条件であるため。
140
150
130
2018年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
(¢/kg)
-(A) -(B)
(出所:ロイター)
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Ⅺ.次の表は 2019 年 5 月末現在の東京商品取引所における天然ゴム(TSR)の取引要綱を一部抜
粋したものである。これについて、次の各問に答えなさい。
天然ゴム(TSR)先物取引要綱
30.空欄( 30 )について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
① 現物先物取引
② 現金決済先物取引
31.空欄( 31 )について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
① TSR10
② TSR20
③ TSR30
④ TSR40
⑤ TSR50
32.空欄( 32 )について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
① タイ
② インドネシア
③ マレーシア
④ 中国
⑤ 日本
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33.空欄( 33 )について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
① STR10
② STR20
③ SIR10
④ SIR20
⑤ SMR10
⑥ SMR20
34.空欄( 34 )について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
① 1,000kg
② 2,000kg
③ 3,000kg
④ 4,000kg
⑤ 5,000kg
⑥ 8,000kg
⑦ 10,000kg
⑧ 20,000kg
⑨ 50,000kg
35.空欄( 35 )について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
① 1,000kg
② 2,000kg
③ 3,000kg
④ 4,0000kg
⑤ 5,000kg
⑥ 8,000kg
⑦ 10,000kg
⑧ 20,000kg
⑨ 50,000kg
36.空欄( 36 )について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
① 6
② 7
③ 12
④ 15
14
37.空欄( 37 )について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
① 当月限の前月の 15 日
② 当月限の前月の 25 日
③ 当月限の前月の最終営業日
④ 受渡日から起算して 4 営業日前に当たる日
⑤ 受渡日から起算して 5 営業日前に当たる日
38.空欄( 38 )について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
① バンコク他
② ジャカルタ他
③ 上海
④ 青島
⑤ 香港
⑥ 東京
39.空欄( 39 )について、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
① 倉荷証券による倉庫渡し
② 受け方の指定する船舶に船積み(FOB)
③ 当社が指定した埠頭渡し(CIF)
④ 着船渡し(DES)
⑤ 保税地域における倉庫内での所有権の移転
Ⅻ.次の表は TOCOM の RSS3 と TSR20 の前日帳入値段を表したものである。この表について、
次の問いに答えなさい。
40.商品 A、商品 B の正しい組み合わせについて、最も適当な選択肢を次の中から選びなさい。
① A:RSS3 B:TSR20
② A:TSR20 B:RSS3
以上