富士市教育委員会の校務システム(2016年6月 nee2016版)
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富士市教育委員会の校務システム
2016年6月
富士市役所総務部情報政策課 深澤 安伸
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http://www.slideshare.net/fukasawa_jp/
目次
1. 富士市の概要
2. 導入のポイント
3. システムの概要
4. 利用状況
5. 次期システムへ向けて
6. まとめ
1. 富士市の概要
1.1. 富士市の概要
1.2. 富士市教育委員会の概要
1. 富士市の概要
場所 静岡県東部地区
人口 256,126人(2016年4月現在)
ホームページ http://fujishi.jp/
市制施行50周年
1.1. 富士市の概要
1. 富士市の概要
小中学校の数 小学校27校
中学校16校
教職員数 約1,200人
1.2. 富士市教育委員会の概要
2. 導入のポイント
2.1. 導入目的
2.2. コンセプト
2.3. 役割分担
2.4. 平成22年度ニーズ分析
2. 導入のポイント
子どもと向き合う時間を創出する 校務システムを導入し校務事務の負荷を下げる
全校をネットワークで接続し情報共有する
安心・安全なしくみ 情報が残らないパソコンを採用する
教職員がセキュリティに気を使う負荷を下げる
2.1. 導入の目的
2. 導入のポイント
2.2. コンセプト
校務 学習
行政
密接な関係をシステムでも実現する授業・学籍・要録・財務・文書・ID・外字…
2. 導入のポイント
インフラはITの専門家 行政(情報政策部門)
アプリケーションは教育の専門家 教育委員会
現場の教職員
お互いの声に耳を傾ける姿勢がとても重要
2.3. 役割分担
2. 導入のポイント
どのように使いたいですか?
2.4. 平成22年度ニーズ分析(その1)
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
■校務システムの導入 ■共有フォルダの整備 ■メールの導入
2. 導入のポイント
必要な機能は?
いつでもどこでも使える(校内・自宅・出張先)
校務だけでなく、授業でも使える
インターネットホームページが閲覧できる
電子メールが使える
文書作成は「一太郎」が必要
出欠簿や通知表、調査書がデジタル化できる
スケジュール管理ができる
教員同士のSMS(付箋)が必要
→ ニーズのすべてを実現!
2.4. 平成22年度ニーズ分析(その2)
3. システムの概要
3.1. ノート型シンクライアントの採用
3.2. テレワークの実現
3.3. デジタルカラー複合機の導入
3.4. 内田洋行校務システムの導入
3.5. 電子メールの導入
3.6. 全校情報共有のしくみの導入
3.7. コールセンターの導入
3. システムの概要
データが残らないから安心
無線LANでどこでも使える
人事異動時は教職員は何もしなくて良い
3.1. ノート型シンクライアントの採用
3. システムの概要
自宅でも
出張先でも
3.2. テレワークの実現
3. システムの概要
ICカード認証で印刷・コピー
文書のデジタル化(スキャナ)
家から印刷指示、学校で取り出し
3.3. デジタルカラー複合機の導入
3. システムの概要
デジタル職員室
デジタル校務
出欠簿
成績表
掲示板
3.4. 内田洋行校務システムの導入
3. システムの概要
個人メール
学校メール
3.5. 電子メールの導入
3. システムの概要
共有フォルダ
アクセス権で制御
※教育用の共有フォルダもOK
※行政用の共有フォルダもOK
※外字のほとんどが実装済み
3.6. 全校情報共有のしくみの導入
3. システムの概要
校務システムのこと
その他ソフトウェアのこと
ハードウェアや使い方のこと
24時間365日、全てをコールセンターで受付可能
※一部24時間365日でないシステムがあります
3.7. コールセンターの導入
4. 利用状況
4.1. 平成27年度利用状況アンケート結果
4.2. テレワーク実績
4.3. 接続状況
4. 利用状況
毎日使用していますか?
4.1. 平成27年度利用状況アンケート
4. 利用状況
自宅で使用していますか?
4.1. 平成27年度利用状況アンケート
4. 利用状況
個人メールの使用は?
4.1. 平成27年度利用状況アンケート
4. 利用状況
ログオン回数
4.2. テレワーク実績
4. 利用状況
放課後がピークで約40%の職員が利用
4.3. 接続状況
5. 次期システムへ向けて
5.1. 次期システムに求められること
5.2. 次期システムの内容
5. 次期システムへ向けて
システム面の課題 起動時間の短縮化
反応時間の向上
ソーシャル面の課題 利用してもらうしかけの提供
機能紹介と簡単ガイドの作成
定期的なトレーニングの実施
5.1. 次期システムに求められること
5. 次期システムへ向けて
すばやく起動してすぐに使える
現在動いているアプリケーションは全部動かす
一太郎は各学校の入出力PCで対応
ニーズに応じたフリーソフトを提供
Docuworksを全員に提供
5.2. 次期システムの内容(少しだけ)
平成28年8月稼動!
6. まとめ
校務・学習・行政の密接な関係をシステムで実現
行政と教育委員会の役割分担
使ってもらえるしかけの提供
現実世界もシステムの世界も同じ
「お互いに耳を傾ける姿勢」がとても重要
「快適なインフラの提供」と「適切な使い方の指導」の継続が大事