2013年3月期第1四半期 事業の概況

2012年8月2日

TAC株式会社（コード：4319）

Ⅰ．決算概要

決算ハイライト

4,235

4,800

5,5945,003

4,698

5,834 5,940

7,160

6,5016,042

973 913842

580479

600

427

145304

1,216

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

8,000

2008/6 2009/6 2010/6 2011/6 2012/6

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500売上高（現金ベース）

売上高（発生ベース）営業利益

当期純利益

（単位：百万円）

Page 3

・2012/6は、特別利益に移転補償金1,750百万円、特別損失に事業構造改善費用237百万円(主に希望退職者への特別退職金)を計上

・拠点校の賃借面積削減や人員削減に係る費用削減効果は、2Q以降に発現予定

2012/6期の業績（前期比）

（連結ベース）2011/6期 2012/6期

金額 売上比 前期比 金額 売上比 前期差 前期比

前 受 金 調 整 前 売 上 高 5,003 77.0% 89.4% 4,698 77.8% △304 93.9%

前 受 金 調 整 額 1,498 23.0% 95.6% 1,344 22.2% △153 89.7%

前 受 金 調 整 後 売 上 高 6,501 100.0% 90.8% 6,042 100.0% △458 93.0%

売 上 原 価 3,793 58.3% 91.7% 3,595 59.5% △197 94.8%

賃 借 料 983 15.1% 94.0% 916 15.2% △67 93.2%

人 件 費 1,245 19.2% 97.2% 1,235 20.5% △9 99.2%

外 注 費 550 8.5% 77.9% 538 8.9% △12 97.7%

差 引 売 上 総 利 益 2,769 42.6% 89.5% 2,495 41.3% △273 90.1%

販売費及び一般管理費 2,189 33.7% 97.2% 2,016 33.4% △172 92.1%

賃 借 料 258 4.0% 94.6% 254 4.2% △3 98.5%

人 件 費 1,085 16.7% 100.5％ 1,004 16.6% △81 92.5％

広 告 費 271 4.2% 100.2% 244 4.0% △27 89.9%

営 業 利 益 580 8.9% 68.9% 479 7.9% △100 82.6%

経 常 利 益 534 8.2% 62.2% 463 7.7% △71 86.6%

当 期 純 利 益 304 4.7% 208.3% 1,216 20.1% 912 400.1%

1 株当たり当期純利益 16.67円 66.71円

（単位：百万円）

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主な営業費用項目

売上高比率 4.2%3.8% 20.5%17.9% 16.6%15.1%15.1%

（単位：百万円）

伸び率 98.5%93.2% 99.2% 92.5%94.6% 97.2% 100.5%

14.6% 4.0% 19.2% 16.7%

94.0%

1,046 983916

273 258 254

1,2811,2451,2351,0801,085

1,004

707550 538

0

400

800

1,200

1,600

賃借料（原価） 賃借料（販管費） 人件費（原価） 人件費（販管費） 外注費

2010/62011/62012/6

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（注）人件費にはTPB分を含む。

原価 販管費2010/6： 58 322011/6： 48 282012/6： 44 28

15.2% 8.9%9.9% 8.5%

97.7%77.9%

Ⅱ．分野別ポイント

分野別開示の定義分 野 講 座

①財務・会計分野 簿記検定、ビジネス会計検定、建設業経理士、公認会計士

②経営・税務分野 税理士、中小企業診断士、IPO実務検定、財務報告実務検定

③金融・不動産分野 不動産鑑定士、建築士、宅建主任者、マンション管理士／管理業務主任者／マンション管理員、ファイナンシャル・プランナー、DCプランナー(*1)、証券アナリスト（CFA (*2)含む）、証券外務員、ビジネススクール、貸金業務主任者、保険検定

④法律分野 司法試験、司法書士、弁理士、行政書士、ビジネス実務法務検定、法律関連、通関士、知的財産管理技能検定

⑤公務員・労務分野 社会保険労務士、年金アドバイザー、国家総合職・外務専門職、国家一般職・地方上級、理系公務員(技術職)、警察官・消防官、国税専門官、労働基準監督官、マスコミ・就職対策

⑥情報・国際分野 情報処理技術者 (ＩＴパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者、情報セキュリティースペシャリスト、プロジェクトマネージャ、データベーススペシャリスト、システム監査技術者）、米国公認会計士、CompTIA(*3)、IT関連、CIA(公認内部監査人）、CCSA(内部統制評価指導士)、BATIC®(国際会計検定)、TOEIC®、IFRS(国際会計基準)講座

⑥その他 魔法陣(*4)、人材事業、受付雑収入、TAC BOOK、W-BOOK他

(*1) DC：Defined Contribution 確定拠出型年金。 (*2) CFA®: Chartered Financial AnalystTM。CFA協会認定証券アナリスト。

(*3) CompTIA：米国コンピューティング技術産業協会のノンベンダー試験。

(*4) 魔法陣： (株)ハンド（本社：大阪）が制作する税務申告書作成ソフト。

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赤字は2011年以降開講講座を表す。

2011年 資格試験申込者推移

2,5722,552

2,665

2,768

2,671

2,565 2,576

2,8352,913

2,706

2,400

2,600

2,800

3,000

2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011

2011年の動向（前年比）： 簿記▲79.3千人、会計士▲2.4千人、税理士▲3.0千人情報処理▲64.3千人、FP▲45.5千人、行政書士▲5.1千人、公務員（国家総合・一般・地方上級）+3.5千人、宅建+3.3千人

（単位：千人）

（注）TACが取扱う資格講座の本試験受験申込者数の合計（当社の直面するマーケットデータになります）。

Wセミナーとの事業統合・新規資格講座開講により、過年度に遡って資格を加えております。

Page 8

資格試験申込者の内訳①Page 9

（単位：人）

分野 試験 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年‘04-‘11伸び率

財務

・会計

分野

簿記検定 546,198 535,228 570,466 582,375 631,259 696,977 731,134 651,832 119.3%

建設業経理士 44,812 37,363 31,499 39,026 30,553 28,753 28,308 20,800 46.4%

ビジネス会計検定 ― ― ― 2,802 6,402 6,304 7,376 8,470 302.3%

公認会計士 16,310 15,322 20,796 20,926 21,168 21,255 25,648 23,151 141.9%経営・税務分野

税理士 67,347 67,858 66,084 64,706 63,409 62,830 62,995 59,975 89.1%

中小企業診断士 15,131 13,476 16,595 16,845 17,934 20,054 21,309 21,145 139.7%

金融・

不動産分野

不動産鑑定士 2,300 2,282 4,605 3,519 3,002 2,835 2,600 2,171 94.4%

建築士 119,284 108,244 100,508 96,731 110,036 100,743 90,338 80,446 67.4%

宅建主任者 216,830 226,665 240,278 260,633 260,591 241,943 228,214 231,596 106.8%

マンション管理士 36,307 30,615 25,284 23,093 22,462 21,935 20,348 19,754 54.4%

マンション管理員検定 ― ― ― ― ― ― ― 2,241 ―

管理業務主任者 28,642 26,960 24,779 23,790 23,846 24,890 24,129 24,376 85.1%

証券アナリスト 15,324 14,275 18,253 22,926 17,979 19,714 17,673 15,009 97.9%

FP 217,443 218,529 291,983 317,501 329,797 397,007 432,397 386,806 177.9%

DCプランナー 13,052 12,728 10,659 10,997 5,877 5,164 4,905 4,237 32.5%

資格試験申込者の内訳②

分野 試験 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年‘04-‘11伸び率

法律

分野

司法試験(旧) 49,991 45,885 35,782 28,016 21,994 18,661 16,088 廃止 ―

司法試験(新) ― ― 2,137 5,280 7,842 9,734 11,127 11,891 556.4％

ロースクール 24,036 19,859 18,450 15,937 13,138 10,282 8,650 7,829 32.6％

司法書士 29,958 31,061 31,878 32,469 33,007 32,558 33,166 31,228 104.2％

弁理士 9,642 9,863 10,060 9,865 10,494 10,384 9,950 8,735 90.6％

行政書士 93,923 89,276 88,163 81,710 79,590 83,819 88,651 83,543 88.9％

ﾋﾞｼﾞﾈｽ実務法務 39,094 40,747 40,820 38,782 42,935 43,698 43,469 39,946 102.2％

通関士 13,691 13,268 13,141 13,727 13,267 13,159 12,087 11,760 85.9％

知財検定 5,924 7,520 8,619 12,883 12,294 20,716 13,957 17,847 301.3％

公務員

・労務

分野

社会保険労務士 65,215 61,251 59,839 58,542 61,910 67,745 70,648 67,662 103.8％

年金アドバイザー 11,404 9,452 8,363 7,650 8,084 10,426 11,962 39,378 345.3%

公務員/Ⅰ・Ⅱ種等 120,240 114,163 90,549 80,079 76,571 85,140 102,839 103,517 86.1％

公/地方上級 67,342 74,012 60,874 59,370 60,346 74,927 90,619 93,506 138.9％

公/大卒警察官 96,036 62,639 63,001 44,466 36,903 72,719 61,793 61,856 64.4％

公務員/理系 ※ ※ 10,925 9,512 8,860 11,030 10,655 10,443 95.6%情報・国際分野

情報処理技術者 699,928 664,014 608,210 576,893 539,736 613,848 623,596 559,275 79.9％

ＢＡＴＩＣ ― ― ― 4,586 5,236 6,417 6,568 6,342 138.3％

合 計 2,665,404 2,552,555 2,572,600 2,565,637 2,576,522 2,835,667 2,913,199 2,706,767 101.6％

Page 10

※ 2005年以前の申込者数については、正確なデータ収集ができなかったため表示しておりません。

会計系資格マーケット 転機迎える

734,958

819,777

781,062

715,836

668,007

597,852

627,095 629,855

618,408

657,346

2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012

Page 11

簿記検定：2011年の受験者数は前年同期比▲10.8%(73.1万人→65.1万人)と大きく減少。2012年6月の試験(3級・2級)も前年同期比▲9.0%(18.8万人→17.1万人)と減少傾向が続く

会計士：合格者の就職状況のミスマッチが続いており需給調整中。2012年度短答式試験延べ受験者数(12月・5月の合計)は、2011年度の3万2千人から2万4千人へ約8千人減少(▲24.6%)

当社主力の会計系３資格（公認会計士・税理士・簿記検定）の受験者数合計

公認会計士試験受験者推移

13,573

23,151

25,147

20,44319,736

18,220

16,21015,322

16,31014,978

10,722

1,262 1,378 1,308 1,3722,695 3,024

1,916 1,923 1,447

8.4% 8.4% 8.5% 8.4%

14.8%15.3%

9.4%

7.6%6.4%

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

18,000

20,000

22,000

24,000

26,000

2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2012

人

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%受験者数

合格者数

合格率

Page 12

短答式

（第1回）

短答式

（第2回）

(旧2次試験受験者を除くベース)

・2012年第1回(2011年12月実施)は、受験者数13,573人(前期比▲3,671人)で、820人が合格。合格率は6.0％(前期は9.9%)

・2012年第2回(2012年5月実施)は、受験者数10,722人(前期比▲4,248人)で、454人が合格。合格率は4.2%(前期は3.5%)

【2012年度試験の状況】

分野別売上高（前受金調整後・連結）

分 野2011/6期 2012/6期 コメント

（数字は原則として発生ベースでの前期比をあらわしています）売上高 前期比 構成比 売上高 前期比 構成比

①財務・会計分野

1,383,420 82.7% 21.3% 1,048,946 75.8% 17.4%会計士は受験者数の減少が止まらず▲31.1%。簿記検定▲13.5%

②経営・税務分野

1,588,386 96.8% 24.4% 1,526,443 96.1% 25.3%税理士▲5.3%。診断士は微増で+1.1%

③金融・

不動産分野633,369 90.8% 9.7% 631,907 99.8% 10.5%

鑑定士続落▲32.0%、宅建は急伸+13.3%。ＦＰ+6.0%、証券アナリスト+10.3%、ビジネススクール+13.9%と金融系が好調

④法律分野 737,225 95.6% 11.3% 696,756 94.5% 11.5%司法試験▲24.6%、司法書士▲3.2%、弁理士+2.1％。行政書士は横ばい+0.1%

⑤公務員・

労務分野1,441,065 109.6% 22.2% 1,463,083 101.5% 24.2%

社労士+1.6%、国家一般職・地上+2.7%、国家総合職・外専▲3.6%

⑥情報・国際分野

414,357 86.5% 6.4% 376,497 90.9% 6.2%情報処理▲11.1％、CompTIA▲13.5%、USCPA+1.5%。

⑦その他 303,449 52.0% 4.7% 299,292 98.6% 4.9% Wセミナー前受金戻入額▲16百万円とほぼ消化

合 計 6,501,274 90.8% 100.0% 6,042,928 93.0% 100.0%

（単位：千円）

Page 13

分野別売上高の推移

1,526

1,672

583

479

1,315

771

697

1,641

303

1,383

414

1,441

737

633

1,588

631

1,048

376

299

1,463

696

0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 2,000

その他

情報・国際分野

公務員・労務分野

法律分野

金融・不動産分野

経営・税務分野

財務・会計分野

百万円

2012/6期

2011/6期

2010/6期

Page 14

教育訓練給付金制度の影響

224百万円(3.7%)

236百万円(3.6%)

303百万円(4.2%)

338百万円(5.8%)257

百万円(4.4%)

1,421人(1.9%)

1,453人(2.0%)

1,899人(2.8%) 1,706人

(2.2%)1,519人(2.4%)

0

100

200

300

400

2008/6 2009/6 2010/6 2011/6 2012/6

百万円

0

400

800

1,200

1,600

2,000

2,400

人売上金額

利用者数

(注) カッコ内は当社全体の受講者数または売上高に占める割合

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・売上金額・利用者数共に減少。利用者数▲2.3%に対し売上金額▲5.2%と、一人当たり売上高が減少している

・社会人の動向： 申込者数は簿記▲5.5%、USCPA▲8.4%、税理士▲5.9%、司法書士▲17.2%、宅建+6.9%、診断士+77.2%、社労士+34.6%

受講者数の推移

42,772 47,13858,123 53,005 50,300

19,28020,373

19,96619,407 23,386

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

80,000

90,000

2008/6 2009/6 2010/6 2011/6 2012/6

法人受講者

個人受講者

（単位：人）

Page 16

伸び率 106.9% 108.8％ 115.7％ 92.7％ 101.8％個人伸び率 108.8% 110.2％ 123.3％ 91.2％ 94.9％

法人伸び率 102.8% 105.7％ 98.0％ 97.2％ 120.5％個人比率 68.9% 69.8％ 74.4％ 73.2％ 68.3％

78,089

67,51162,052

73,68672,412

分野別受講者数

分 野 2012/6期 前期比 構成比 2012/6期の概況

①財務・会計分野 13,579 88.2% 18.4%簿記検定は受験者数減少で▲15.2%、会計士▲5.4%

②経営・税務分野 14,837 105.2% 20.1%大学内セミナーが増加+52.6%、診断士▲3.2%、税理士は微減

③金融・不動産分野 12,082 109.6% 16.4%鑑定士▲10.9%だが、宅建が好調で+29.7%、証券アナリスト▲11.8%、FP▲9.7%、ビジネススクール▲8.4%

④法律分野 5,059 79.1% 6.9%司法試験▲27.5%、司法書士▲15.3%、弁理士▲33.1%。行政書士▲26.2%と、法律分野全般的にふるわず。

⑤公務員・労務分野 21,657 106.7% 29.4%大学内セミナーの就職対策講座が大幅増。国家一般職・地方上級はほぼ横ばい。社労士▲5.6%。

⑥情報・国際分野 6,472 124.6% 8.8% 情報処理+21.6%、USCPA+4.3%

合 計 73,686 101.8% 100.0%

（単位：人）

Page 17

Ⅲ. セグメント別ポイント

売上高の伸び 営業利益の伸び

個人教育事業

法人研修事業

出版事業

人材事業

2012/6期のセグメント別概況

セグメント別損益

2011/6期 2012/6期 増 減

売上高 営業費用 営業利益 売上高 営業費用 営業利益 売上高 営業費用 営業利益

個人教育

事業

4,771 4,280 491（10.3％）

4,372 4,005 366（8.4％）

△399（91.6％）

△275（93.6％）

△124（74.7％）

法人研修

事業

1,246 889 356（28.6％）

1,185 826 358（30.3％）

△61（95.1％）

△63（92.9％）

1（100.5％）

出版事業406 292 114

（28.1％）

408 327 80（19.8％）

1（100.5％）

35（112.2％）

△33（70.6％）

人材事業86 96 △ 9

（△11.0％）

85 93 △ 7（△9.2％）

△1（98.6％）

△2（97.0％）

1（－％）

全 社△10 362 △ 372 △8 310 △ 318 1

（－％）

△51（85.7％）

53（－％）

合 計6,501 5,920 580

（8.9％）

6,042 5,563 479（7.9％）

△458（93.0％）

△357（94.0％）

△100（82.6％）

（単位：百万円）

(注) カッコ内は営業利益率。ただし増減欄については前期比

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【発生ベース】

個人教育事業：

個人教育事業の業績推移

4,3974,280

5,2614,771

4,372

366593820 819 491

18.619.2

11.310.3

8.4

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

2008/6 2009/6 2010/6 2011/6 2012/60.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

売上高 営業利益 営業利益率

百万円

％

売上伸び率 100.5% 102.7% 119.6% 90.7% 91.6%

全社構成比 73.4% 74.0% 73.5% 73.4% 72.4%

Page 20

・東日本大震災から1年経過するも消費マインドが回復せず、発生ベース売上高は大きく減少。

・教材費等のコスト削減により、一定の営業利益を確保

個人教育事業：

教室対通信比率

教室・通信講座の売上高比率の変化

2011/6期 =100 2012/6期 = 93.9

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通信講座35.9%

教室講座64.1%

教室講座65.6%

通信講座34.4%

・教室講座:前年同期比90.5%、通信講座:同96.9%と減少。

・ダウンロード(DL)通信、WEB通信といった比較的新しいメディアの利用割合が伸びている

法人研修事業の業績推移

1,3651,1851,1641,202 1,246

358356372 369457

31.0

33.5

28.630.3

31.8

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

2008/6 2009/6 2010/6 2011/6 2012/620.0

25.0

30.0

35.0

40.0

45.0売上高 営業利益 営業利益率百万円 ％

売上伸び率 110.2% 96.9% 117.2% 91.3% 95.1%

全社構成比 20.6% 19.6% 19.1% 19.2% 19.6%

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・企業研修、大学セミナーは東日本大震災のあった前期を上回ったが、自治体の委託訓練や地方専門学校に対する教材提供が低迷し減収となった。

法人研修事業：

法人研修事業の内容

事 業 売上高 前期比 構成比 2012/6期の概況

企業研修 658,258 102.0% 55.5％

前期は東日本大震災の影響により、企業研修が一部取り止め・後ろ倒しになっていた。簿記+21.7%、診断士+46.7%、宅建+36.7%、CompTIA▲25.5%

コンテンツ提供 98,063 73.4% 8.3％宅建▲38.7%、FP▲75.1%、行政書士▲65.6%、公務員▲25.8%

提携校 97,812 90.4% 8.3％会計士▲46.6%、税理士▲8.0%、公務員▲7.1%、司法書士+14.4%、FP+23.6%

大学内セミナー 149,747 108.6% 12.6％

前期は震災の影響で入学式の取り止め・前期講義の開始が遅れた大学が多かった。簿記+3.8%、公務員+14.6%、国総・外専+24.4%、司法試験▲28.1%

委託訓練・

魔法陣等181,235 81.9％ 15.3％

魔法陣は+23.2%と好調だったが、自治体の委託訓練は▲48.2％と約半減。

合計額 1,185,118 95.1% 100.0％

前期の震災の影響による売上の減少により企業研修・大学内セミナーは前期比プラスだったが、委託訓練やコンテンツ提供の落ち込みが大きく、全体としては前期比▲4.9%となった

（単位：千円）

Page 23

法人研修事業：

企業研修の動向

187百万円

29.1%

155百万円

24.1%

301百万円

46.8%

331百万円

50.4%

194百万円

29.6%

131百万円

20.0%金融・不動産分野

情報分野

その他2011/6期＝100 2012/6期＝102.0

・2011/6期は東日本大震災の影響により、企業研修が取り止め・後ろ倒しになる傾向が一部に出て

いた。

・金融・不動産分野は好調、宅建+12百万円、ビジネススクールが+10百万円、FP+8百万円。

情報処理研修▲10百万円、その他のうち財務・会計研修+9百万円。

Page 24

法人研修事業：

提携校の分野別分析

（単位：千円）

分 野2012/6期人 数

人 数

前期比

2012/6期売上高

売上高

前期比

売上高

構成比

①財務・会計分野 441 110.8％ 12,300 73.5％ 12.6％

②経営・税務分野 522 98.3％ 29,214 91.1％ 29.9％

③金融・不動産分野 174 98.3％ 7,130 88.7％ 7.3％

④法律分野 117 74.5％ 11,680 103.7％ 11.9％

⑤公務員・労務分野 941 85.0％ 36,196 94.2％ 37.0％

⑥情報・国際分野 56 88.9％ 1,290 77.1％ 1.3％

合 計 2,251 92.5％ 97,812 90.4％ 100.0％

盛岡校・群馬校・宇都宮校・金沢校・松本校・富山校・姫路校・高松校・

徳島校・岡山校・福山校・小倉校・熊本校・宮崎校・鹿児島校・沖縄校

Page 25

計16校

・財務・会計分野は、単価の低い簿記が+61名となる一方で、単価の高い会計士が▲18名となり、人数は増加したが売上高は減少した。

・公務員・労務分野は、社労士が▲163名と大きく減少したが、公務員は▲3名とほぼ前年並み。

出版事業：

出版事業の業績推移

450406

205266

408

11493 66

175

80

24.719.8

28.139.045.3

-50

50

150

250

350

450

550

2008/6 2009/6 2010/6 2011/6 2012/6 -20.0

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

120.0

売上高

営業利益

営業利益率

百万円 ％

売上伸び率 74.8% 131.1％ 167.5％ 90.2％ 100.5％

全社構成比 3.6% 4.5％ 6.3％ 6.3％ 6.8％

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（注）営業利益は返品調整引当金への繰入・戻入考慮後

【売上の内訳】・TAC出版・・・315百万円・W出版・・・121百万円（連結修正前）

(注)2010/6期からＷ出版の売上が上乗せされています。

・営業強化により売上は前年比プラスを達成

・簿記シリーズもの改訂等により営業費用が増加

・7月より紀伊国屋書店にて「TAC資格祭りフェア」を開催し、更なる売上の増加を狙う

Page 27人材事業：

TACプロフェッションバンクの業績推移

150,671

115,193

87,739

△ 26,743 △ 28,707△ 21,453

86,576 85,408

△ 9,554 △ 7,864

▲ 9.2▲ 11.0

▲ 24.3▲ 24.9

▲ 17.7

-40,000

-20,000

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

140,000

160,000

2008/6 2009/6 2010/6 2011/6 2012/6

-35.0

-30.0

-25.0

-20.0

-15.0

-10.0

-5.0

0.0売上高(連結修正前)

営業利益

営業利益率

％

・厳しい事業環境が続き、売上・営業利益ともにほぼ前期並み。各種本試験が終わる夏以降、営業に注力し収益アップを図る。

売上伸び率 94.9％ 76.5％ 76.2％ 98.1％ 98.5％

全社構成比 2.6％ 1.9％ 1.2％ 1.3％ 1.4％

Ⅳ. 2013年3月期見通し

2013年3月期 第2四半期の計画

（連結ベース）2012/6期（実績） 2013/3期 2Q（計画）

金額 売上比 金額 売上比 計画まで 進捗率

前 受 金 調 整 前 売 上 高 4,698 77.8% 11,613 100.0% 6,914 40.5%

前 受 金 調 整 額 1,344 22.2% － －% △1,344 －%

前 受 金 調 整 後 売 上 高 6,042 100.0% 11,613 100.0% 5,570 52.0%

売 上 原 価 3,595 59.5% 7,052 60.7% 3,457 51.0%

差 引 売 上 総 利 益 2,495 41.3% 4,560 39.3% 2,064 54.7%

販売費及び一般管理費 2,016 33.4% 4,076 35.1% 2,060 49.5%

営 業 利 益 479 7.9% 484 4.2% 4 99.0%

経 常 利 益 463 7.7% 452 3.9% △10 102.4%

当 期 純 利 益 1,216 20.1% 1,087 9.4% △129 111.9%

1 株当たり当期純利益 66.71円 59.61円

（単位：百万円）

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