2007年度事業報告書 - canpan › data › organizations › 189 › 189189 › 18918… ·...

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2007年度事業報告書200年月日から200年3月31日まで 特定非営利活動法人 とちぎィア 1.事業の成果(全体の報告・評価) 【成果】 中支援団体の核心業務である寄付金の仲介「とちぎィァ」の設立共同運 営を始。認定法人の支援も含めてァイを本格化。 2007年522日に関信越国税局か認定受け、会は認定特定非営利動人(認定NPO人)と なった。この請事務は年度9かはじめたが、認定さためには「広く一般の人か支持さてい こと」が件であ、非常にが高い。全国約3万団体のNPO人があなかで、60目の認定NP O人であ、さにNPO支援(中間支援団体)の分野では全国でめてで あ。2007年度は栃県内3つの認定NPO人等と歩調あせ(寄付に資金調達) の勉強会相談会行うとともに、会内部に「ファドイジグ委員会」設置し、事3人、職員4人 が参加し、実績作ながの蓄積した。 また「寄付の文化創」ためには「NPO側の信性の担保」が必要であ「NPOに情報公開と社 会的信頼」の構築が不可欠であことか、県内中間支援機関(団体)とともにNPOの情報公開と寄付寄贈 品の仕組み連動させた「とちぎコニティファド」 させた(現在は準備会。詳細は後述)。 会に寄付先NPOの選考について一任いただいた花王の 「花王ハトケット倶楽部地域助成(栃木地区)」 の募集選考行い県内団体に総額万円の寄付金を仲介助成すことができた。 注)「認定NPO法人への個人から寄付は、確定申告時に寄付金控除を行えば、税金が戻ってくる」もの。法人(企業)から の寄付金は企業寄付限度額(資本金の0.125%+所得の1.25%)の2倍までを損金算入できることになる。いわば「寄付者が寄付 しやすい仕組み」である。 厚生労働省委託事業『とちぎ若者』事業でわかった、国の若者政策の欠如と若 者世代への広範な支援の必要性 3年前か実施してきた(S)事業が評価さて会が、厚生労働大臣表彰2007年 度第1回うけことができた。また、厚労働省託事業『とちぎ若者』事業 受託し、県庁南庁舎内にあとちぎの一角で新たに採した臨職員とともに、業務にあたった。 そのなかでかったことは、学齢または触少年等以の若者には統計的もほとどなく、若者に 対す総合的な国の政策が欠していことだった。極端に言えば「学校が終ば就職で、そ以の公共 は犯罪の取締と予防だけ」ということであ。 こまでの日の社会の仕組みは「企業=若者の教育(成長)の場、社会参加の場」であった。S事業は民 間でもともとあった若者一人前にす仕組みの復だが、そと同に国による若者の就業所 得保障等の総合的な政策が求められる。こうした基礎的の上にNPOと企業が連動した「若者一人前」 が作必要があ。国が行うべき政策の骨子は「社会福祉的救済サビス」ではなく、「本人 との対話による自立支援サビス」である。 こうした行政作には、個別柔軟な支援が得意な との協働が必要であう。 このこと放置しておけば、10年後には現在30代の若年無業者や不安定雇の若者の間に、保護に な者や化が極端に進行しの負の結果企業と私たち先行世代が負担しな くてはななくなだう。 会は会の実践の中でえた若者の実態(苦境)広く社会に知せ、社会全体で若者応援していくう国、 民間、おび退職中高年への啓発情報発信行っていく必要があ。

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Page 1: 2007年度事業報告書 - CANPAN › data › organizations › 189 › 189189 › 18918… · の勉強会ン相談会を行うとともに、曓会内部に「ファンドレイジング委員会」を設置し、理事3人、職員4人

2007年度事業報告書(案) (2007年4月1日から2008年3月31日まで)

特定非営利活動法人 とちぎボランティアネットワーク

1.事業の成果(全体の報告・評価)

【成果】

(1)中間支援団体の核心業務である寄付金の仲介システム「とちぎコミュニティファンド」の設立・共同運

営を開始。認定NPO法人の支援も含めてファンドレイジングを本格化。

2007年5月22日に関東甲信越国税局から認定を受け、本会は認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)と

なった。この申請事務は昨年度9月からはじめたが、認定されるためには「広く一般の人から支持されている

こと」が条件であり、非常にハードルが高い。全国約3万団体のNPO法人があるなかで、60番目の認定NP

O法人であり、さらにボランティアセンター・NPO支援センター(中間支援団体)の分野では全国で始めてで

ある。2007年度は栃木県内3つの認定NPO法人等と歩調をあわせファンドレイジング(寄付による資金調達)

の勉強会・相談会を行うとともに、本会内部に「ファンドレイジング委員会」を設置し、理事3人、職員4人

が参加し、実績を作りながらノウハウの蓄積をした。

また「寄付の文化を創る」ためには「NPO側の信用性の担保」が必要であり「NPOによる情報公開と社

会的信頼」の構築が不可欠であることから、県内中間支援機関(団体)とともにNPOの情報公開と寄付・寄贈

品の仕組みを連動させた「とちぎコミュニティファンド」をスタートさせた(現在は準備会。詳細は後述)。本

会に寄付先NPOの選考について一任いただいた花王㈱の「花王ハートポケット倶楽部・地域助成(栃木地区)」

の募集・選考を行い県内NPO6団体に総額36万円の寄付金を仲介助成することができた。

※注)「認定NPO法人への個人から寄付は、確定申告時に寄付金控除を行えば、税金が戻ってくる」もの。法人(企業)から

の寄付金は企業寄付限度額(資本金の0.125%+所得の1.25%)の2倍までを損金算入できることになる。いわば「寄付者が寄付

しやすい仕組み」である。

(2)厚生労働省委託事業『とちぎ若者サポートステーション』事業でわかった、国の若者政策の欠如と若

者世代への広範な支援の必要性

3年前から実施してきたワーキングスクール(WS)事業が評価されて本会が、厚生労働大臣表彰(2007年

度・第1回)をうけることができた。また、厚生労働省委託事業『とちぎ若者サポートステーション』事業を

受託し、県庁南庁舎内にあるジョブカフェとちぎの一角で新たに採用した臨時職員とともに、業務にあたった。

そのなかでわかったことは、学齢期・または触法少年等以外の若者には統計的データもほとんどなく、若者に

対する総合的な国の政策が欠如していることだった。極端に言えば「学校が終われば就職で、それ以外の公共

サービスは犯罪の取締りと予防・更生だけ」ということである。

これまでの日本の社会の仕組みは「企業=若者の教育(成長)の場、社会参加の場」であった。WS事業は民

間でもともとあった若者を一人前にする仕組みの復活プログラムだが、それと同時に国による若者の就業・所

得保障等の総合的な政策が求められる。こうした基礎的サービスの上にNPOと企業が連動した「若者一人前」

プログラムが作られる必要がある。国が行うべき政策の骨子は「社会福祉的救済サービス」ではなく、「本人

との対話による自立支援サービス」である。こうした行政サービスを作るには、個別・柔軟な支援が得意なボ

ランタリーセクターとの協働が必要であろう。

これらのことを放置しておけば、10年後には現在30代の若年無業者や不安定雇用の若者の間に、生活保護に

なる者やホームレス化が極端に進行しグローバリゼーションの負の結果を企業と私たち先行世代が負担しな

くてはならなくなるだろう。

本会は本会の実践の中でえた若者の実態(苦境)を広く社会に知らせ、社会全体で若者を応援していくよう国、

民間、および退職中高年への啓発・情報発信を行っていく必要がある。

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(3)中越沖地震救援活動の展開と能登半島地震の後方支援、中越地震復興支援活動の深まり

2007年7月16日新潟県中越沖地震が発生した。今回も3年前の中越地震と同様の緊急救援をおこなうことを

決定し、現地救援援団体名を「災害ボランティアオールとちぎ」として7月17日から11月30日まで市民ボラン

ティアのべ526人を募集・派遣した。今回は本会の他に別組織を作らずに、既存の組織と「とちぎVネット

災害救援ボランティア基金」特別会計を使っての活動をおこなった。また中越沖地震ボランティア活動支援金

の募集を行い117人(件)から1,575,206円の寄付をいただいた。(詳細は後述)

また、2007年3月25日に発生した能登半島地震の救援活動は調査派遣を行うとともに、能登半島地震ボラン

ティ活動支援金を79件、969,434円をいただき、本会の災害救援ボランティア基金から上乗せして100

万円を「震災がつなぐ全国ネットワーク」への活動費として寄付した。資金は主に、神戸足湯隊の活動や、復

興寺子屋の開催、「能登を忘れない!プロジェクト」のための写真&メッセージ集『いとしの能登よみがえ

れ!』の編集・発行等の各種経費に使用された。

さらに、3年目となる中越地震地震の復興支援活動も中越沖地震救援活動と平行して実施された。(詳細は

後述)

また、浄土宗宗祖法然上人800年遠忌記念「第1回共生(ともいき)・地域文化大賞」に本会と災害救援などを

通した超宗派の寺院との共同での救援活動(ボランティア活動)について応募したところ、本会の活動を評価い

ただき、応募170団体の内の6団体として「共生(ともいき)・地域文化賞」に選ばれ浄土宗から「共生(とも

いき)・地域文化活動拠点」の称号と副賞30万円をいただいた。日本の伝統仏教の宗派から「ボランティアは

仏教の教えそのものである」と、はじめて公式に認められた瞬間であったと思う。他宗派の仏教教団も、ボラ

ンティア活動・市民活動の現代社会における位置づけと具体的な支援を行うべきだろう。

【現状と課題】

(1)ケースワーク的手法による「NPO(民間)による問題解決手法」の効率性の評価と制度化

本会は発足から一貫してボランティアの長所である個別対応・臨機応変・柔軟性をいかした手法で個別・個

人からのSOSに対応してきた。介護保険に特徴的な社会福祉サービスの方法はハンディキャップの“偏差値

輪切り”方式であろう。これは、どこまで精密に制度化しても、結局個別具体的な人間の営みや思いに寄り添

うことができない仕組みである。(なぜなら、人間同士の信頼関係から始まっていないから)一方で、本会が行

ってきたボランティアコーディネーション事業やワーキングスクール事業、若者サポートステーション事業は

災害復興などの事業は、もう一つの社会福祉の方法であるケースワークやコミュニティ・オーガニゼーション

そのものである。

NPOの中でも個人の人生を一緒に駆けて行くタイプの“伴走者活動”を行う団体の支援方法が特に行政側

に明確に意識されていないと思える。「1件幾ら」「1時間いくら」「一人預かると幾ら」といった出来高払いの

算定方式による委託(補助)事業といった方策でない“協働”を作っていくためには、「NPOが行うケースワ

ーク的手法による問題解決方法の効率性」の評価(比較)が必要である。行政関係者や学者などの協力を得てN

POと行政の業務提携のあり方を検討する時期に来ている。

(2)“未病”状態の社会課題に対する政策提言力の強化。

「共同体の崩壊」、「社会の階層化」、「“縁”の再生」 「都市と農村のつながり」の再構築といったテーマはここ数年

本会が指摘してきたことであるが、問題は非常に大きく深い。あと数年で大きく問題になることもあれば10

年、20年単位で問題が発生することもある。農村の過疎・高齢化・担い手不足と環境問題はあと数年で“発病”

するだろう。先にものべたように若年無業者の孤立化・高齢年齢化は大きな貧困層をあと10年で生むだろう。

このように潜在化しているいわば“未病”状態の大きな社会問題について、本会だけが問題解決行動をおこ

していても焼け石に水あろう。本会が知りえた情報をより多くの市民に伝え、政府には政策提言を行っていく

必要がある。

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(3)会員の増加と、寄付(ファンドレイジング)のさらなる推進、および“寄付の仲介業”の立ち上げ。

NPOが社会に貢献する最大のポイントは「よりよい社会のための実験的・先駆的事業(仕組み)の構築」

であろう。ただしこの事業は企業活動とは違って投資資金の回収は見込めず、さらに永遠に資金が回収されな

い事業も多くある。「稼いでためる」という発想ではなく、「必要な者・事にはだす」という発想が社会的に醸

成されなければならない。認定NPO法人化をきっかけに「とちぎコミュニティファンド」を立ち上げたが資

金造成する力が弱い。しかし寄付を楽しくする方法(例えば、ゴルフしながら寄付、ボーリングしながら寄付

…)については未開拓のボランティアでもある。「人を寄付好き」にする活動を実施していきたい。これは他

のNPOの支援のために寄付の仲介を業務とすることでもある。「寄付は、あなたの社会参加の一形態」であ

ることを打ち出す時期であるい。

(4)県内の中間支援団体間での連携の強化と、NPO法人の人材育成方法の開発および人事交流(流

動化)

県内の市町レベルのボランティアセンターやNPO支援センターができてきた。多くは官設民営(行政が設

置し、民間NPOが運営)での運営であり、「ボランティアしたい人」と「求める人」を結びつける窓口業務を

主とする。しかし、受託したNPO多くは自主事業や寄付がないことにより、自由で自発的な支援方法を持っ

ていない。行政からの支援がなくなれば窓口機能すら維持できない。一方で本会は各地にボランティア・NP

O支援センターができたことで、相談がなくなり寂しくなったものの、企業と若者、勤労者と福祉施設、農村

と都市住民を「つなぐ」中間支援団体ならではの事業や財源の開発をすることができた。こうした互いの特長

を生かした業務提携を実施することで、互いの弱点を補完することが必要だろう。

さらに一歩業務提携を進めて、人事の交流の必要がある。ボランティア第1世代の40~60歳代のネットワー

クが20代~30代の第2世代に伝わっていない。これはNPO支援センターのある意味での乱立であり、若手は

職とやりがいを求めて官設民営センターに雇用されたものの、“無から有をつくる”ボランティアの醍醐味(ノ

ウハウ・技)を伝授されていない。若手のNPOスタッフの人事交流を本格的に行うべき時期にきたと考える。

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2、事業報告(詳細)-2007 年度事業報告書-

事業報告 A.【ボランティアセンター】 市町単位に中間支援機関(団体)が設置されてきた。各センターでの相談対応能力も向上しているかのよう

だが、社会福祉協議会のボランティア担当部門の弱体化とともに、障害者福祉、高齢者福祉それぞれにコーデ

ィネーター機能が配置されたことで、制度縦割りによる福祉のプロの間での問題解決に終始している感も否め

ない。一方でアマチュアによる問題解決機関(本会などNPO・市民活動支援センター)には、ボランティア

求む(SOS)のような直接的な相談が分散して来ているが、「市民活動支援センター」は制度や社会福祉に

弱いスタッフが採用されていることも多く、本来「地域福祉」として社会福祉協議会が対応してきた個別対応

型の問題解決能力が社会全体として落ちてきたように思える。

本会のボランティアセンターは「市民活動は市民が支える」という大原則を啓発・普及するとともに、プロ

のやり方とは違った問題解決の方法を研究し・まとめ、個別対応型の仕事の有効性を行政に認めさせる必要が

ある。

また、本会の「ボランティアセンター」は、とちぎコミュニティファンドなどの共同事業を実施することで、

各地の中間支援機関(団体)やボランティア・コーディネーターに対して、相互研鑽の機会を提供する。今後

本会はこうした他機関・団体のスタッフに対するスーパーバイザーの役割を担う。

(1)ボランティア・コーディネーション事業(Vに関する相談・助言事業)

ボランティア活動希望者に活動の場を紹介し、ボランティアの応援求むニーズに対応するためボランティア

の需給調整をおこなった。特に困難ケースは相談・援助をし、解決を図った。視覚障害、身体障害者など制度

では埋められない生活の満足度を埋めるための友達と・仲間としてのボランティアが多く求められている。ま

た、地縁・血縁に頼れないことによる相談対応が増えている。

しかし全体的に、窓口業務が減ったことから、需給調整のニーズが多い「一芸ボランティアシステム」の仕

組みの構築・運営を行った。

また特徴的だったのは深谷電工㈱からの社員研修で「工場の防災訓練の時に車いすの講習会をやりたい」と

いうもの。車いす利用の中途障害者に講師を依頼し、6月に講座実施した。同社は中越沖地震でもワゴン車を

お貸しいただくなどの協力をいただいた。企業との関係は、勤労者マルチライフ支援事業からのつながりであ

る。 VCo、NPO38 件

(求む)■60 代障害者女性とりまき V 募る(継続3)■人工呼吸器の難病者、ヘルパーがいない時間がある。(NPO支援センター)

■視覚障害者の研修旅行に同行ボラ募る、2 泊 3 日(60 代視覚障害男性) 。■視覚障害者ソフトボール大会運営ボラ。■中途視覚障害者の支

援ガイドヘルパー資格者求む。■視覚障害者協会(中途障害者への生活、歩行訓練について。■視覚障害者在宅支援ボラ募集。■高齢男性一

人暮らし、移動困難な障害者。アパートを借りたいが連帯保証人になる団体ないか。■障害者系Vが激減。福祉系の学生、若者になんとか現

場の実態を見て欲しいと共に学校に呼びかける等の対策)■中途障害者への生活、歩行訓練 V求む ■傾聴についての講義できる人■訴訟・

競売で負けたが、その元自宅に両親が住んでいる。父は障害者。出て行かなくてもいい方法はないか。ボランティアでなんとかならないか。

50 代娘。6/22 深谷電工・車イス講座(佐々木、菊池・塚本)

(したい)■災害Vやりたい20代学生男。。■夏休み紙芝居対応/菊池■家をV・NPOに使って欲しい。県央部 70 代男性宅訪問。■国際

交流系チャリティ・イベントやりたい。その方法。■NPO等のアイディアで○○センターの遊休地を使える方法等はないか。(県央・不動

産業 70 代男性)

●NPO相談(NPO 法人の会計について) ●NPO 相談。財源構成からみたファンドレイジングの方法について(宇都宮子ども劇場)

(2)一芸ボランティア事業

勤労者のボランティア活動と福祉施設のボランティアのマッチングを促進するため、1年に1回~数回程度

の単発ボランティアの機会を提供する「一芸ボランティア」を計画した。勤労者の「一芸」を登録していただ

き、福祉施設等の行事等のニーズと合わせてマッチングする仕組み。一芸ボランティアの登録は経営者協会、

施設ニーズ掘り起こしを県社協、コーディネーション(マッチング)を本会が担当するという役割分担とした。

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しかし現在はボランティアの掘り起こし、福祉施設への呼びかけ、マッチングも本会が行っている。

●受入施設 県内の社会福祉施設、環境、子供、教育・・・などで各種活動するNPOなど。受入施設には事前に、こんな活動してほしいという「ボラン

ティアへの求人票」を書いてもらいます。また、一芸登録票も受入施設にお見せします(氏名・連絡先等は非公開)。「芸は無いんだけど」と

いう方も歓迎です。

●ボランティア登録方法 ・企業ルート:各企業の総務担当に窓口になって

いただき、社員の登録をすすめる

・一般受付:本会へ直接来所いただき、登録。

●一芸ボランティア活動の5つのメリット ①福祉施設が身近に感じられるようになる。②福祉施設に住んでいる方々との気持ち交

流、励ましになる ③芸人(ボランティア)仲間同士での「気のおけない」関係ができる

⑤自分の芸を磨く励みになる。 ⑥アナタも社会もリフレッシュして世の中が“少し”良

くなる!

(登録状況)

現在、一芸ボランティア登録者は 177 人もあるが、実際のニーズは演芸関係に集中しているため十数人の登

録者に集中する傾向がある。

(ボランティアコーディネート実績) 2007 年度 件

施設名(依頼者) ジャンル コーディネート

実施日

ボラ実施日 コーディネート経過 備考・感想等

1 栃木県知的障害者

育成会四葉会(上

三川町)

オカリナ

草笛・

マジック

1 月 31 日

2 月 6 日

2 月 23 日

4 月●日 →

12 月に変更と

なる

4 月に総会(40~50 人)を計画し

ており、アトラクションをボラン

ティアでお願いしたい。一度お会

いして打ち合わせることにした。

2 月 6 日お会いする。 2 月

23 日、会場の都合で今回は中止

して、12 月のクリスマス会にお

願いしたいと申し出あり。

中止

2 わいわい道場宿

宇都宮市道場宿

2 月 6 日 下野新聞を見て、要請して来た。

一芸ボラジャンルリストを送付

する。具体的日程は後日連絡あ

り。

連絡なし

3 デイサービスセンター「あ

おぞら」

バ ザ ー の

手伝い

2 月 20 日

2 月 27 日

2 月 28 日

3 月 1 日

4 月 1 日(日) 6周年記念イベントでバザーを計

画。準備は施設で実施するので、

お店の手伝いや利用者とのコミ

ュニケーションをとって欲しい。

一芸ボラ 5人に電話するが、4人

は不在等で連絡がつかず。 3/3

№38 から参加の連絡あり。

4 デイサービスセンター「あ

おぞら」

花 見 の 介

2 月 20 日

2 月 27 日

2 月 28 日

3 月 1 日

3 月 13 日

4 月 8 日(日) 芳賀工業団地のかしの森公園で、

お花見を計画。介助のボラを依頼

される。 一芸ボラ 5人に電話す

るが、4人は不在等で連絡がつか

ず、1人のマッチングで完了とす

る。 3 月 13 日に№22 が参加

すると連絡あり。施設へ連絡す

る。

5 のん美里ホーム「なが

おか」

将棋 3 月 15 日 日曜日以外の

いつでも可

2006 年度からの引継ぎ。将棋の

求人に対し、全登録者に派遣依頼

する。 №11・47・138・160・168。

いずれも予定がついたら先方よ

り連絡が来る予定。 №168 から

回答あり。しかし施設と日程合わ

ず。

マッチングならず

6 ふれあいコープみど

りが丘

花 見 の 介

3 月 22 日

3 月 23 日

3 月 28 日

3 月 27 日から

2週間程度→4

月 1 日実施

お花見に行きたい。何人でもかま

わないのでお願いしたい。 3 月

23 日に№100 から 4 月 1 日(日)

で OK の返事をいただき施設へ電

話し、マッチグ終了。3 月 28 日

に施設に電話すると、他にもボラ

ンティアをお願いしたので、もう

いいということであった。

7 国際医療福祉大学

ボランティアセンター

絵画教室 4 月 13 日

4 月 25 日

6月から月 1回

ペースで実施

する。

ボランティア情報誌に絵画教室を掲載

する。この記事を見て紹介され

た。 5 月 25 日に確認する。その

結果現在計画中である。月 1回の

ペースで実施する予定。このため

後は依頼元とボランティア間で

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調整することで、マッチング終了

とする。

8 デイサービス「星風会」 草 笛

尺八

4 月 26 日

4 月 27 日

5 月 14 日(月)

13 時~14 時

何回と訪問していることから、依

頼があった。今回は栃木でもあ

り、小花さんにお願いしてみよ

う。

利用者 32 名・スタッフ 5 名参加

9 那須虹の学園 絵画教室 5 月 22 日

5 月 24 日

6 月 5 日

不登校児のためのフリースクールですが、ジャンルにこだわりません

ので、ボランティアさんの活動したいという気持ちのある人を派遣し

て欲しい。 №134 絵画のボラに電話、奥様がでる。虹の学園の

電話番号を知らせて、直接交渉することをお願いした。 6月 5日:

その後の経過について確認すると、双方ともに具体的に動いているこ

とを確認する。 今後はボラと施設の間での交渉とし、これをもって

コーディネート完了とする。

10 デイサービスそよ風 手品・ ケ ー

ナ・尺八

5 月 23 日 6 月 15 日(金)

14~15:00

一芸ボラからの要請を受ける。 利用者 23 名、スタッフ 7 名。感

謝されてやってきました。

11 デイサービス「星風会」 手品・

ケーナ・

尺八

5 月 23 日 6 月 30 日(土)

13:00~14:00

継続的に依頼に応じる。 利用者 37 名・スタッフ 7名参加。

すっかり顔なじみになって、お互

いの気心が分かり、楽しいひとと

きでした。利用者のハーモニカと

尺八とのコラボまで実現しまし

た。

12 とちぎふれあいコー

プのケアマネージャー

将棋・

囲碁

5 月 31 日

6 月 1 日

6 月 5 日

6 月 6 日

年配の夫婦の家で、将棋または囲碁を指して欲しい。平日は老夫婦二

人っきりで楽しみがなく、ご主人は酸素吸入のため外出できない。楽

しみは囲碁将棋などで自宅でやっていただける人を探している。

斎藤から、個人の家でのボラは間違いやセキュリティの問題などから

コーディネートしないことにしている。そこをクリヤーできれぱあた

ってみる。 5月 31日~6月 6日の間に 5名にあたるが全員ダメ。

理由として:2 人は個人宅という問題で難色を示し、残り1人は仕事

が忙しいということで話にならず。残り2人は何度連絡をとってもつ

かず。 以上のことから 6月 6日土井さんに回答して終了とする。

13 宿郷北自治会 手品・

尺八

6 月 9 日 7 月 21 日(土)

11:30~12:30

昨年実施したことから、継続の依

頼を受ける。

参加者 18 名。皆さん喜ばれまし

た。

14 次世代育成実行委

員会

経 理 事 務

指導

6 月 9 日

6 月 13 日

理事の市川さんから、つぎの内容の依頼をうけ、当該ボラに依頼する。

高根沢町の学童保育を 6つの学校からと、児童館の 2施設を受け持つ

団体(次世代育成実行委員会)が、経理事務が分からず困っている。一

芸ボラで派遣して欲しい。 6 月 13 日に高田さんに依頼し、詳細

は市川さんと調整していただくことを話す。 6 月 14 日ボラから回

答、他にも 3~4 件のボラをしていて身体が空かない。今回はお断り

したいということ。依頼者の市川さんに報告して終了。

15 デイサービスそよ風 オカリナ・マジッ

6 月 15 日 8 月 23 日(木)

14:00~15:00

ボラ後に次回の予定を依頼され、

№152 へ依頼する。一芸ボラの拡

大を図れた。 浜田とき子さん

は、一芸ボラの登録はされていな

いが過去に実績があり、本人の希

望があり、依頼した。

ボランティアは初めてでしたの

で、緊張して満足に出来ませんで

した。連絡先を伝えたので、施設

から要求がありましたら、応じた

いと思います。 利用者 20 人・

スタッフ 5 人参加。

16 国際理解教育支援

ボランティア(津

田小学校)

フォルクローレ 5 月 30 日 6 月 22 日(金) 昨年に引き続き国際理解教育支

援ボランティアからの依頼によ

り、アンデス地方の民俗音楽の依

頼を受ける。

6 年生二組(各組 30 名)参加。終了

後児童と一緒に給食をいただい

てきました。

17 国際理解教育支援

ボランティア(石

川小学校)

フォルクローレ 5 月 30 日 6 月 22 日(金) 昨年に引き続き国際理解教育支

援ボランティアからの依頼によ

り、アンデス地方の民俗音楽の依

頼を受ける。

6 年生 1 組(30 名)参加。

18 国際理解教育支援

ボランティア(さ

つきが丘小学校)

フォルクローレ 5 月 30 日 7 月 4 日(水) 昨年に引き続き国際理解教育支

援ボランティアからの依頼によ

り、アンデス地方の民俗音楽の依

頼を受ける。

6 年生三組(約 100 名)参加して、

リコーダと一緒にアンデスの祭

りを演奏したり、コンドルは飛ん

で行くなどを演奏しました。

19 デイサービスそよ風 江 戸 芸 か

っぽれ・ど

じ ょ う す

くい・尺八

6 月 19 日 8 月 6 日(月)

14:00~15:00

斎藤が実施したボラ施設の要請

をうけ、一芸ボラの実績拡大を図

った。

加藤さんは連絡とれず。かっぽれ

は、一方的ではなく施設利用者も

参加できる盆踊りなどを組み込

むといいかなという反省もあっ

た。 利用者 20 人・スタッフ 5

人参加。

20 デイサービス「星風会」

栃木市

落語・

民 謡 三 味

線・尺八

7 月 3 日

7 月 10 日

9 月 11 日(火)

13:00~14:00

ボラした時に新しいボランティ

アを要望され、マッチングする。

一芸ボラから1人、見学に来る予

定であったが、様子を見て、やっ

ていただけることになる。 一

芸ボラ同士初対面で、民謡三味線

と尺八の合奏ができた。なんと素

晴らしいことか、感激である。

利用者30人・スタッフ10人参加。

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7

21 デイサービス「星風会」

栃木市

手品・

ケーナ・

尺八

6 月 30 日 9 月 24 日(月)

13:00~14:00

ボラ後に次回の要請を受ける。 今年になって何回か訪問してお

り利用者も顔を覚え、何度も感謝

されました。感謝されることが次

回の励みになります。 利用者

30 人・スタッフ 10 人参加。

22 陽南小学校 フォルクローレ・

マジック

7月 11 日 7 月 23 日(月)

9:00~12:00

学校から一芸ボラの黄瀬さんに

依頼があり、斎藤に要請される。

サマースクールの子供達 30 名が参加。黄

瀬さんの笛作りでは、子供たち目

を輝かせて話しに聞き入ってい

た。

23 国際医療福祉大学

ホ ゙ ラ ン テ ィ ア セ ン タ ー

風花苑(特養老人ホ

ーム)

尺八 8 月 10 日 9 月 16 日 11

時 50分~12時

10 分

国際医療福祉大学ボランティアセンター

二見さん(V ネット理事)から、医療

福祉大学敷地内の特養老人ホーム風

花苑で斎藤の尺八(虚無僧)を依

頼された。

利用者約 40 人、ご家族約 40 人、

介護ボランティアなどのスタッフ約

20 人で都合 100 人の会場で、虚無

僧尺八など演奏しました。普段は

静かな利用者さんが笑顔を見せ

ていましたと帰る時にスタッフ

から聞かされ満足して終わりま

した。

24 デイサービスそよ風 江 戸 芸 か

っぽれ・ど

じ ょ う す

く・

尺八

8 月 6 日 9 月 21 日(金)

14 時~15 時

8 月 6 日にボラした時に、次回の

要請を受ける。

日光和楽踊りを利用者と踊った

とき、日光に住んでいた利用者さ

んは、懐かしさのあまり涙を流さ

れて感激していました。みんなと

踊って良かったと思います。

利用者 20 人・スタッフ 5人参加。

25 のん美里ホーム「なが

おか」

ハ ー モ ニ

8 月 17 日 9 月 17 日(月)

14 時~15 時

一人で 1 時間十分出来るという

ので、一人にお願いする。 移動

する手段が無いため、斎藤が送迎

し、ボラの内容を見てみる。

一般的に知られている曲が少な

く、石山さん独自に作詞作曲され

た曲が多かった。よく知られた曲

を吹かれたほうが良いのではな

いかと反省させられた。 利用

者 15 人・スタッフ 8 人参加。

26 のん美里ホーム「なが

おか」

尺八・

マジック

8 月 17 日 9 月 20 日(木)

14 時~15 時

斎藤を指名される。お引き受けす

る。

ボランティアにも大分慣れ、話を

随分に入れながら、リクエストま

でいただいてやってきました。

利用者 15 人・スタッフ 5人参加。

27 のん美里ホーム「なが

おか」

マジック 8 月 17 日

8 月 18 日

9 月 21 日(金)

14 時~15 時

一芸ボラには登録していないが、

浜田とき子さんにお願いをして

みたい。

利用者 15 人・スタッフ 5人参加。

28 デイサービス「星風会」

栃木市

マジック・

江 戸 芸 か

っぽれ

8 月 28 日 12 月 24 日

( 月 )13:00 ~

14:00

3人とも OK。だが水谷さん、佐

藤さんは先の予定が不透明のた

め、ダメになったら斎藤が代役と

する。 11/13 に別の施設で水谷

さんとご一緒し、その際本件を確

認する。大丈夫とのことである。

かっぽれ芸が好評を博されたよ

うでした。 利用者 30 名、ス

タッフ 10 名。

29 陽西荘 尺八 8 月 27 日

8 月 29 日

9 月 10 日

(月 ) 14:50~

15:20

敬老会の催しで楽しいことをや

ってほしいと依頼を受け、マッチ

ングする。

若干演奏に偏るが、終了後に語ら

いがあった。これが良かった。

利用者 10 人・園児 20 人・スタッ

フ 5 人参加。

30 陽西荘 8 月 27 日

8 月 29 日

9 月 6 日

9 月 11 日

(火 ) 14:50~

15:20

敬老会の催しで楽しいことをや

ってほしいと依頼を受け、マッチ

ングする。 4人に声をかけたが、

マッチングに至らなかった。

マッチングならず

31 陽西荘 音楽体操 8 月 27 日

8 月 29 日

9 月 12 日

(水 ) 14:50~

15:20

敬老会の催しで楽しいことをや

ってほしいと依頼を受け、マッチ

ングする。

中村さんが考案された民謡をベ

ースにした音楽体操で利用者と

一緒に身体を動かし、盛り上がっ

た。 利用者 10 人・園児 20 人・

スタッフ 5 人参加。

32 陽西荘 草笛・

尺八

8 月 27 日

8 月 28 日

8 月 29 日

9 月 13 日

(木 ) 14:50~

15:20

草笛の依頼を受け、マッチングに

かかる。 火・水・金は仕事。木

午前は宇都宮市に来るので、この

午後であれば OK。 施設に電

話して、派遣日を調整する。

草笛はどこか懐かしく、利用者さ

んと保育園児たちはびっくりし、

尺八とのコラボも成功だった。

利用者 10 人・園児 20 人・スタッ

フ 5 人参加。

33 陽西荘 マジック 8 月 27 日

8 月 29 日

9 月 15 日

(土 ) 14:50~

15:20

敬老会の催しで楽しいことをや

ってほしいと依頼を受け、マッチ

ングする。

時間超過するほど皆さんに喜ん

でいただきました。 利用者 10

人・園児 20 人・スタッフ 5 人参

加。

34 デイサービス「星風会」 草笛・

尺八

9 月 5 日 10 月 25日(木)

13 時~14 時

一芸ボラの小花さんが依頼を受

け、斎藤とご一緒することにな

る。

利用者さんもスタッフも喜ばれ

ていました。 利用者 30 人・

スタッフ 10 人参加。

35 国際理解教育支援

ボランティア(南

摩中学校

フォルクローレ 9 月7日 11 月 29 日

(木)12 時~16

一芸ボラの黄瀬さんからの依頼

を受ける。

一年生 30 人と先生 5 人が参加。

黄瀬さんの手作りケーナの試吹

きは人気があった。結構音が出た

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子が多かった。

36 デイサービスそよ風 江 戸 芸 か

っぽれ・ど

じ ょ う す

くい・尺八

9 月 21 日 11 月 13日(火)

14 時~15 時

9 月 21 日にボラした時に、次回

の要請を受けた。

このメンバーでのボラは今回で

3回目になり、利用者から次回の

来所を希望され、またお受けしま

した。 利用者 20 人・スタッ

フ 5 人参加。

37 浄鏡寺 オカリナ・

尺八(虚無

僧)

9 月 26 日

10 月 3 日

11 月 3 日

( 土 )13:00 ~

14:00

浄鏡寺の十夜法要でのボラを依

頼され、マッチングする。 10

月 3 日お受けいただく。

ボランティアで来ましたのに、お

礼までいただきありがとうござ

いました。皆さんと楽しいひと時

を過ごせて本当に充実した一日

でした。良いボランティアをご紹

介くださいましてありがとうご

ざいます。 参加者 30 人。

38 今泉ケアセンターそよ風 民謡 9 月 21 日

10 月 10 日

10 月 17 日

11 月 13 日

11 月 16 日

12 月 24 日

14:00~15:00

9 月 21 日にボラした時に、10 月

に他の出し物を依頼され、お受け

する。 10 月 10 日№147 山村

さんに依頼。他のメンバーと調整

後回答を待つ。 10/17 回答

今月は発表会があり受けられな

い。11 月でどうでしょうか。 施

設へ電話する。 11/13 に 12

月 24 日にお願いしたいと施設か

ら依頼され、電話する。 11/16

受けられると回答あり。

利用者 19 名、スタッフ 6 名。ボ

ラが 10 名でやってきました。ボ

ラが 10 名でしたので、飽きるこ

とは無かったように感じました。

どのようにボラしたらよいのか

分かりませんでしたので、精一杯

やらせていただきました。

39 栃木県知的障害者

育成会四葉会(上

三川町)

ンカリナ・

草笛・

マジック

尺八

10 月 16 日

10 月 17 日

12 月 1 日

( 土 )10:30 ~

11:30

1 件目のマッチングの続き。オカ

リナ・草笛・マジック・尺八を希

望され、マッチングにとりかか

る。 場所上三川町老人福祉セン

ター(しらさぎ荘0285-56-3166)。

父兄含めて 50 人位。

皆さんと一緒になってボラを楽

しんできました。お弁当までいた

だきましてありがとうございま

した。 50 人参加。

40 高齢者デイサービス

「平松」

ピ ア ノ に

よる声楽

10 月 24 日

10 月 26 日

10 月 30 日

12 月 22 日

( 土 )13:30 ~

14:30

クリスマス会を計画、太鼓演奏を

希望されたが、場所的に不向きと

判断する。代わりにピアノと声楽

のペアを紹介し、マッチングにか

かる。

利用者は7名程度、スタッフも7

名程度でこじんまりとした環境

でしたので、一人一人と心が通う

ようなボラでした。お暇する時に

は利用者さんは惜しみなく手を

振られて、ボラした私達が感激し

ました。

41 デイサービスセンター「あ

おぞら」

菊 花 展 観

10 月 30 日 11 月 11日(日)

10:00~15:00

栃木県中央公園内で開催中の菊

花展での介助を依頼され、一芸登

録企業 10社 52 名にファックス。

登録№86 の後藤さんへ要請する

と承諾をいただく。

雨に降られて大変でしたが、お手

伝いさせていただきました。

42 今泉ケアセンターそよ風 マジック・

ど じ ょ う

すくい・フラ

ダンス・尺八

11 月 13 日

1 月 8 日

1 月 10 日

1 月 16 日

1 月 23 日

( 水 )14:00 ~

15:00

11 月 13 日のボランティア後に、

次回の依頼を受ける。 1月 8日

佐々木さんから都合が悪くなっ

たと連絡ある。 1 月 10 日水

谷さんから、足の手術をしたので

都合が悪くなったと連絡ある。

5人から 2 人になってしまう。

1 月 16 日五十嵐さんに応援をお

願いし、承諾を頂く。

良かった良かったと喜ばれ、歌の

リクエストを頂きました。次回に

披露したいと思います。 利用

者 20 人・スタッフ 5 人参加。

43 特別養護老人ホーム

とちの木荘

部 屋 の ペ

ンキ塗り

11 月 20 日

11 月 21 日

11 月 27 日

いつでも良い 以前営業で訪問したことや、同じ

系列のデイサービスでの実績から、今

回部屋のペンキ塗りを依頼され、

マッチングする。 11/20 に登録

№85 に依頼するも、翌日時間が

ない事を理由に断られる。 現

場を確認したく 11/27 に施設に

電話すると、そんなに待てないら

しく、今月中にボラがいなければ

他をあたるという回答。 コー

ディネートの意欲を無くし、終了

する。

44 宝木町育成会お別

れ会(西が岡小学

校体育館)

マジック

ケーナ

12 月 21 日

12 月 25 日

12 月 27 日

2 月 24 日

( 日 )10:00 ~

11:00

子ども会育成会を卒業する 6 年

生を送るお別れ会で、マジックと

人形劇をしていただきたい。と伝

で Vネットを知った。 早速

マッチン グにとりかかる。

12/21 五十嵐さん OK。 12/25 柳

川さんは代表を辞したため袴田

会場が体育館でしたので寒くて

難儀でしたが、「千の風になっ

て」を吹くと、子ども達の合唱が

始まり、感激しました。

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9

さんを紹介され、連絡待ち。

12/27ボラ日が日曜日なのでメン

バーが集まらないことから応じ

られないと連絡あり。依頼者に報

告してマッチング終了とする。

五十嵐さんにその旨を報告して、

マジックの五十嵐さんに報告し

少し長くやっていただくことに

した。

45 医療法人社団黎明

マジック 1 月 15 日

1 月 18 日

2 月 5 日

2 月 15 日

2 月 19 日

3 月4日

3 月 25 日

( 火 )13:45 ~

14:45

中野さんからの紹介でボランテ

ィアを派遣するため、1 月 15 日

に理事長田中さん他にお会いす

る。その結果初回は 3 月 25 日に

実施することになり、マッチング

に取り掛かる。 1 月 18 日浜

田とき子さんに電話で要請する

と承諾を頂く。道が不案内という

ことで斎藤がご案内することに

なる。 2/5 連絡すると遠いの

で断ってくる。 曽我さんに依

頼する。 2 月 15 日お受けす

ると回答ある。 控の部屋を用

意願いたいと申し出のため、2/19

黎明会に電話する。 3/4 曽我

さんが施設へ出向き会場を確認

する。

利用者30人・スタッフ10人参加。

施設での始めてのボランティアで皆さ

ん喜ばれていました。

46 デイサービス「星風会」 手話ダンス 1 月 17 日

2 月 26 日

3月第 2木曜日

と第 4 土曜日

を除く日。

新規のボランティアを依頼され

る。これまで派遣した人以外を望

まれている。1 月 17 日に依頼。

出来る方法で考えたいという回

答。星風会毛塚さんへこのことを

報告。 2 月 26 日音沙汰が無

いため星風会毛塚さんへ電話。そ

の後連絡が無いということから、

泉谷さんに依頼の連絡をする。4

月以降に都合で実施するという

回答を頂く。

47 デイサービス「星風会」 音楽セラピー 1 月 22 日 3月第 2木曜日

と第 4 土曜日

を除く日。

新規のボランティアを依頼され

る。これまで派遣した人以外を望

まれている。

48 大田原野崎地区子

ども会育成会

マジック 1 月 17 日

1 月 18 日

1 月 30 日

2 月 17 日

12:00~13:00

昨年度の V ネット総会でマジッ

クをした方にお願いしたいと要

望あり。子供達と一緒に楽しめる

ことをお願いしたい。 1月 17

日に五十嵐さんに電話する。

2 月 16 日・17 日であれば OK。

依頼者に確認する。 1 月 30

日電話すると 17 日でお願いした

いという要請。 五十嵐さんにお

会いして報告。マッチング完了。

みんな喜んでくれたと思います。

特にケーナで千の風になってを

吹くと唄う子もいまして、良かっ

たと思います。

49 今泉ケアセンターそよ風 マジック

尺八

1 月 23 日 2 月 28 日

( 木 )14:00 ~

15:00

1 月 23 日に実施したときに、次

回の依頼を受ける。

マジックは少なめにして、利用者

とのコミュニケーションに重き

をおきました。リクエストに応え

て3曲ばかり即興で演奏したりし

て利用者と楽しんできました。

利用者 20 人・スタッフ 5人参加。

50 デイサービス「星風会」 民謡(三味

線・

尺八)

2 月 6 日 3 月 19 日

( 水 )13:00 ~

14:00

星風会で堀江さんに依頼すると

岡野さんとご一緒したいという

ことから、マッチングする。

利用者30人・スタッフ10人参加。

(3)「栃木ボランティア・市民活動フォーラム 2008&NPO見本市」の実施(Vに関する研修事事)

本会単独で実施する予定だったが、栃木県のNPOメッセ事業へのプロポーザルの企画提案が採用され、栃

木県からの委託事業として「NPO メッセ(見本市)」と「フォーラム」を合体した形で実施した。

11 月から実行委員会を組織して、20 代の若手を中心に分科会等の企画をおこなった。実行委員会による運

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10

営は組織・分野の横断的なつながりを作った。

実行委員会による民間(NPO・ボランティア個人)の創意工夫やネットワークによる集客力と、県担当課の

会場(県施設シルバー大学校)の確保と県関係機関への協力要請により、民間単独、行政単独では通常ではでき

ない集客(約 500 人)ができ、また安定した資金提供が重なることで、イベントの宣伝能力の向上、外部講師

の確保ができた。NPO見本市に出展参加したNPOは 61 団体(162人)が参加した。またシルバー大学

の協力を得て、あらたな来場者・参加者があった(約 100 人)。 運営体制:実行委員23人(角田・土屋、沼尾、金吉、塚本、増田、

増子、君嶋、柴田、若井田、小林、坂東、矢野・宝島・菊池・塚本、

岩井)

本会が実行委員会代表兼事務局

■実行委員会開催日:①11 月 27日、②12 月 13 日、③1月 11 日、

④2 月 5 日の 4 回

・開催場所:本会事務所(栃木県宇都宮市)

・前日会場設営手伝い:約20人

・当日運営スタッフ:34人 ②参加者:約500人

・「NPO見本市」出展者:61団体、162人

・「栃木ボランティア市民活動フォーラム 2008」参加者:312人

・「NPO見本市」のみ見学者:およそ30~50人

●主催:栃木県、●企画実施:「フォーラム・見本市」実行委員会(とちぎボランティアネットワーク)、●協力:栃木県シルバー大学校

●実行委員会参加団体:若者自立塾/とちぎボランティアネットワーク/災害ボランティア「オールとちぎ」/宇都宮まちづくり市民工房/河内教育事務所/と

ちぎぼらんてぃア・NPOセンターぽ・ぽ・ら/とちぎYMCA/アムネスティインターナショナル宇都宮グループ/日光市市民活動センター/栃木県社会福祉

協議会/とちぎ市市民活動推進センターくらら/TKO 茂木/NPO栃木タイムズ/ハートネット/エコハウスたかねざわ/県民文化課/和おやじの会/東京災害

ボランティアネットワーク/栃木県経営者協会/さわやか福祉財団/友遊いずみクラブ/上三川北小・図書ボランティア/ちいきねっとわーくせんたーごえも

ん/小山市ボランティア支援センター/茨城NPOセンター・コモンズ/うつのみやラチーノス

2008 年

2 月 10 日 ■栃木ボランティア・市民活動フォーラム 2008&NPO見本市~みんなつながりすと~

参加者

目的 栃木県民に対してボランティアやNPOについての啓発・普及するとともに、一般の参加者には、身近な地

域にあるNPOや民活動団体への参加を促す機会とする。同時に分野を超えたNPO関係者による共通テー

マによる全体会・分科会形式での討論会を行うことで県内NPO・市民活動の担い手の相互研鑽の機会とす

る。

内容 (1) 企画の概要

■企画A「NPO見本市」

“地域への就職”をテーマに、特に定年退職した団塊の世代への

NPO等市民活動団体の紹介・対話の機会となる「NPO見本市」

を開催した。NPOは60団体であった。特に熟年世代に人気の高い

自然・環境・農業等のNPOの参加を募った。

アトラクションやジオラマの展示など、各団体の創意工夫を促すよ

うなものを3団体、呼び物として時別に出展いただいた。また各団

体には制作費の補助をし、見本市のディスプレイは今後活動PRの

時にも使えるレベルのものにしていただいた。

「NPO・ボランティア相談コーナー」を設置し、県内NPOの

中間支援団体が交代で出張相談にあたった。

■企画B「栃木ボランティア・市民活動フォーラム2008」

NPO分野を横断した研修会は本会が過去4回実施してきた“栃

木ボランティア・市民活動フォーラム2008”として実施し、NPO

関係者23人により実行委員会を組織し全体の流れ、分科会、NP

O見本市を総合的に企画実施した。9つの分科会では外部(全国・

県内)からの講師を招き、先駆的な活動の情報交換の場とした。

同フォーラムの名称を使うことで過去4回の知名度を活用した

宣伝効果があった。

■会場:とちぎ健康の森「シルバー大学校中央校」講堂、教室A、

B、C、D、演習室A、B、介護実習室、小会議室多目的ホール、

ロビー2階廊下

■参加費:フォーラム参加者には 500 円(資料代)をいただいた。N

PO見本市は無料。

(2)日程・講師

10:00-10:40「全体会Ⅰ~オープニ

ング」…講堂にて

・主催者挨拶:福田富一栃木県知事、

増田茂・実行委員会代表(とちぎボラ

ンティアネットワーク副理事長)

・基調講演「栃木のいろんなボラン

ティア・NPOガイダンス…つな

がる人の顔見せ」ガイド/廣瀬隆

人(宇都宮大学教授)

10:40-15:00「NPO見本市」…ロ

ビー2階廊下、教室Aにて

・61 団体による展示・販売、および

活動紹介。教室Aではこのほか

に、ボランティア・NPO相談コ

ーナーを設置

12:00-15:00「栃木ボランティア・

市民活動フォーラム 2008・分科

会」…教室A、B、C、D、演習

室A、B、介護実習室、小会議室。

各分科会ごとに開始時間は別。

15:00-16:00 「全体会Ⅱ~各分科

会報告と交流会」…多目的ホールに

て。進行/矢野正広(とちぎボランテ

ィアネットワーク)

約500人

(3)各分科会の内容 分科会名・テーマ・講師等 参加者

第 1 分 科 会

12:00-15:00

「若者&中高年・ざっくばらん討論会」。

世代の壁を越えて-若者と中高年のステキなつながり

を築く

■運営:中野謙作(とちぎ若者サポートステーショ

ン)

金吉純子(若者自立塾・栃木)

■コーディネーター:市田悦生(若者自立塾・栃木)

■対話者:山崎登美雄・岩崎明裕(昭和おやじの会)

白崎一裕

(テーマ) ニート、ひきこもりの増加など、若者をめぐ

る問題が大きな社会的課題となり、子どもや若者が地

域で育った時代が見直されています。問われているの

は「地域の教育力」。次代の担い手をどのように育ん

でいくのか、世代間の断絶や地域の絆、協力をどのよ

うに再生していくのか。そんな大命題も共有しながら

「はたらく」をキーワードに若者と大人(中高年)の

対話を行います。世代の壁は存在するのか? 乗り越

えられるのか。

23 人

Page 11: 2007年度事業報告書 - CANPAN › data › organizations › 189 › 189189 › 18918… · の勉強会ン相談会を行うとともに、曓会内部に「ファンドレイジング委員会」を設置し、理事3人、職員4人

11

第 2 分科会

12:30-15:00

「首都直下型地震」発生! そのとき栃木から災害ボ

ランティアは何をするか??

■運営:柴田貴史・君嶋福芳(災害ボランティアオ

ールとちぎ)

■講師:福田信章(東京災害ボランティアネットワ

ーク事務局次長、三宅島災害東京ボランティア支

援センター)

(テーマ)今後 30 年以内に首都直下型地震が発生する

確率は 73%。避難所生活者は 460 万人、帰宅難民

620 万人、被害総額 110 兆円の未曾有の大災害です。

そして宮城県沖地震は 99%、茨城県沖地震も 90%の

確率でやってきます)栃木県出身の子供や若者が首

都圏で暮らすことは多いはず。そのときあなたの子

や孫は東京でどう助け合うのか? 私たちは栃木か

ら災害救援活動のボランティアをどうすすめればよ

いのか? 東京の災害と救援活動をシュミレーショ

ンします。

29 人

第 3 分科会

12:30-15:00

企業の人事・労務担当者にお勧め!

ワーク・ライフ・バランスと企業価値の向上

■運営:岩井俊宗(宇都宮まちづくり市民工房)

高山武明(さわやか福祉財団)鈴木健治(栃木県

経営者協会)

■事例発表企業:宮地電機㈱(高知県)、トヨタウ

ッドユーホーム㈱(栃木県)

(テーマ)21 世紀の企業が持続的成長を続けるために

は、ワークライフバランスの視点が重要だといわれて

います。本分科会では「ワークライフバランス」とは

どういうことなのか、その意義や必要性について企業

価値の向上という観点から、企業の推進事例やワーク

ショップを通じてトータルに学びます。経営者、人

事・労務担当者、働き方を考えている勤労者や行政、

NPO の方々もぜひご参加を。

49 人

第 4 分科会

13:00-15:00

私たちで育てよう、地域の宝の子どもたち。学校をとり

まく、オラが地域のボランティア

■運営:若井田真一・平野紀子(河内教育事務所)

■パネリスト:前田秀美(総合型地域スポーツク

ラブ・友遊いずみクラブ常務理事)

溝田順子(上三川北小学校・図書ボランティア代

表)

橋本隆男(ちいきねっとわーくせんた-ごえもん

塾長)

(テーマ)地域の宝である子どもたちを育むためには、

大人の力、そうあなたのその力(底力)が必要です。

子どもにかかわる問題を「自らの問題」として取り

組んだ括動事例をもとに、活動過程や子どもを取り

巻く大人や地域の課題についても取り上げます。居

場所づくり・健康づくり・学校支援、多様なボラン

ティア活動をとおしてボランティアのもつ魅力やパ

ワーについて一緒に話し合います。今まで培ってき

た一人ひとりの力をつなぎ合わせてみませんか。

40 人

第 5 分科会

13:00-15:00

もし、あなたが難民だったら?? 国際平和協力につ

いて考えてみよう

■運営:大浦智子(とちぎ YMCA)

西岡隆(アムネスティ・インターナショ

ナル宇都宮グループ)

■講師:斎藤昌子(内閣府国際平和協力本部事務

局。1974 年、宇都宮市生まれ)

(テーマ)ある日、あなたの住む町に難民の家族が引っ

越してきたら? 難民ってどんな人? 難民問題っ

てなぜ存在するの? そして、私たちは難民の方々

のために何ができるの? 難民支援は何も特別なこ

とではなく、ほんの少しの勇気を出して、友達に手

を差し伸べるようなもの。難民の方々が置かれてい

る状況やあなたにもできる身近な国際平和協力活動

について、ビデオ鑑賞や疑似体験ゲームを通して、

みんなで一緒に考えてみませんか。(高校生もぜひ

参加してください)

33 人

第 6 分科会

13:00-15:00

栃木ボラセンサミット 2008 ボランティアセンター背水

の陣―討論会

■運営:沼尾大輔(おおきな木)

■コーディネーター:横田能洋(茨城 NPO センタ

ー・コモンズ事務局長)

(テーマ)栃木県各所にあるボランティアセンター(市民

活動支援センター)の関係者が本音を語る! 茨城

NPO センター・コモンズの横田さんをコーディネー

ターに迎え、1 部ではセンターの若手職員が「自分た

ちの仕事について思うこと」、2 部で「あるべき姿や

将来」についてディスカッションします。ボランティ

アセンターに未来はあるのか!

30 人

第 7 分科会

13:00-15:00

農村の自立と都市の共生を考える。むらおこし、熟年

帰農、グリーンツーリズム…

■コーディネーター:橋立達夫(作新大学教授)

■パネリスト:大関寛泰(棚田オーナー・会社員)

田村幸夫(JA はが野理事、M町前

農林課長)

臼井佳子(栃木放送パーソナリテ

ィ)

中川祐ニ(TKO もてぎ代表・アウ

トドアジャーナリスト)

(テーマ)過疎化の進む農山村は壊滅の危機に遭遇して

います。農業・農村は、高齢化と急激な農政の転換に

より青色吐息に陥っています。この状況下でも地域資

源をうまく活用し、むらおこし、グリーンツーリズム

などにより地域の活性化を図っているケースもあり

ますが、今後さらに農村のもつ多面的機能を都市住民

のみなさんに理解してもらい共生の道を探らなけれ

ばなりません。農村の自立と都市住民との関わりかた

が成否のカギ。私たち市民どうしのつながりで農村と

都市の関係を考えましょう。

33 人

第 8 分科会

(13:00-15:00)

多文化共生&国際協力―外国人の子どもの教育を考

える―

■運営:鈴木美恵子(NPO 栃木タイムズ代表)

■石川アンナ(ラチーノス代表、宇都宮市国際交

流プラザ職員)

■ムアンダ・ンソナ(アフラシア理事、コンゴ民

主共和国出身)

(テーマ)グローバル化が進み日本でも外国人の定住

化が進んでいます。そんな中、外国人の子どもたち

の間には深刻な教育問題が起きています。また、世

界に目を向ければ、テロ、内戦、災害などで厳しい

生活環境にある子どもたちがたくさんいます。宇都

宮市清原地区でブラジル人の子どもたちにボランテ

ィアでポルトガル語、日本語等を教えている「ラチ

ーノス」と、コンゴ民主共和国の子どもたちを支援

している「NPO 法人アフラシア」の取り組みを通し

て、問題点と解決の糸口を探ります。

25 人

第 9 分科会

(12:30-15:00)

若者自立支援の今後…講演とパネルディスカッション

■講演:宮本みち子(放送大学教授)

「若者自立支援展望―海外の事例から市町村施策ま

で―」

(テーマ)若年無業者の自立や就労の支援施策を国、県、

市町村が様々な形で取り組み始めました。その中で、

国のシンクタンクとして活躍されているお二人をお

招きして、現在の若者自立支援の展望や最先端の取組

28 人

Page 12: 2007年度事業報告書 - CANPAN › data › organizations › 189 › 189189 › 18918… · の勉強会ン相談会を行うとともに、曓会内部に「ファンドレイジング委員会」を設置し、理事3人、職員4人

12

■講演:工藤定次(青少年自立援助センター理事長)

「負の連鎖を切る!生保家庭の就労支援」

■パネルディスカッション「若者自立支援の最先端」

パネリスト:宮本みち子、工藤定次、吉成勇一

(ハートネット卒業生)

■運営:阿部和子(ハートネット理事長)

みについてお話いただき、行政がやるべきこと、民間

と協働する必要性、そして民間独白の広がりまでを模

索していく分科会です。どんな支援が若者を奮い立た

せるのか、そのためにはどういったネットワークが必

要かなど、ここでしか聞けない内容ばかりです。ぜひ、

ご参加ください。

NPO見本市参加団体 団体名 【活動分野・内容/団体所在地】 N)=NPO法人の略

1 エコライフネットワークとちぎ(鹿沼地区) 【環境活動。3R運動のPR/鹿沼】

2 N)日本樹木育成研究会 【森林づくりボランティア活動&森林ボランティアリーダー育成/宇都宮】

3 N)足尾に緑を育てる会【煙害で荒廃した足尾の山に木を植える活動/日光市足尾】

4 N)地球緑化センター「かぐや姫」なごみの里竹原 【茂木町竹原地区の森林ボランティア活動/真岡】

5 N)自然人間の森 おおひら 【自然体験を通じた自然摂理や自然環境教育活動/大平】

6 地球環境・女性連合会(GENKIとちぎ)【ビデオ『未来への約束』無料配布。市内小学校での環境カルタ作りと大会。リサイクル

活動等/宇都宮】

7 栃木県メディアボランティア 【パソコン講習会などの開催/宇都宮】

8 N)e-とちぎ 【地域情報化の推進/宇都宮】

9 N)飛山城跡愛護会 【飛山城跡管理と各種イベント他/宇都宮】

10 益子体験農業MAC 【安心安全な野菜作りを通し地域住民と都市住民の交流を図り、農山村の活性化をはかる/益子】

11 N)ひまわり 【精神障害者の就労継続支援B型/宇都宮】

12 とちぎいやしの園芸研究会 【福祉施設での園芸活動支援、園芸福祉の研究/宇都宮】

13 N)栃木県車椅子の会 【障害者の福祉と社会参加支援活動/真岡市】

14 那須発福祉機器展~いきいきらいふフェスタ実行委員会【福祉機器展を通して人々のふれあい、障害者の生活の向上を目指す/大田原】

15 宇都宮平和祈念館をつくる会 【宇都宮市の戦災と空襲を記録し語り継ぐ活動/宇都宮】

16 災害ボランティアオールとちぎ&N)とちぎボランティアネットワーク【災害復興支援&栃木県域のNPO支援・ボラ活動支援/宇都

宮】

17 とちぎ若者サポートステーション&「ワーキングスクール」【若年無業者への自立就労支援/宇都宮市】

18 N)チャレンジド・コミュニティ【チャレンジドの自主支援/宇都宮】

19 ホワイトキャンバス【若者自立支援活動/鹿沼】

20 V.Gすずめ 【地域ボランティア/宇都宮】

21 宇都宮ボランティア協会【宇都宮のボランティア個人や団体による協会/宇都宮市】

22 友遊いずみクラブ 【総合型地域スポーツクラブ/宇都宮】

23 雀の宮ボランティアネットワーク【青少年の健全育成・環境浄化、福祉の心の醸成を含む街づくり/宇都宮】

24 とちぎ市民活動推進センター【中間支援団体/栃木】

25 ネットワークとちぎ【文化的事業の企画・運営や街づくりに関する研究・提言・実践を行うほか、他の市民文化団体との連携による市

民活動のネットワーク化/栃木】

26 栃木市観光ボランティア協会【栃木市の観光案内/栃木】

27 とちぎ協働まつり 2007【市民・行政・企業の協働を推進し、住みよいまちのネットワークを構築/栃木】

28 財)栃木県臓器移植推進協会【臓器移植のPR/宇都宮】

29 N)宇都宮まちづくり市民工房【市民発のまちづくりに関する調査研究(シンクタンク)と実践(ドウタンク)を行う/宇都宮】

30 小山市ボランティア支援センター【小山市のボランティア活動の拠点として情報収集・提供や相談受付/小山市】

31 かぬま市民活動広場“ふらっと”【市民活動支援/鹿沼】

32 宇都宮大学・生涯学習教育研究センター【地域環境デモレーターの育成セミナーの募集/宇都宮】

33 うつのみやラチーノス 【多文化共生/宇都宮】

34 NPO栃木タイムズ【多文化共生、国際交流・国際協力/宇都宮市】

35 シャプラニールとちぎ架け橋の会 【南アジアの人々に支援を 35 年間続ける「シャプラニール=市民による海外協力の会」の地域連

絡会。県内で海外協力の啓発、地域でできる協力を実施/宇都宮】

36 まちなかせかいネット=とちぎ海外協力NGOセンター 【海外協力を広めていくNGO個人のネットワーク/宇都宮】

37 グローバルグループ 【国際交流・国際理解/鹿沼】

38 アムネスティ・インターナショナル宇都宮グループ【国際的な人権・平和/宇都宮】

39 とちぎYMCA【国際理解・国際協力など/宇都宮】

40 日本野鳥の会栃木県支部 【野鳥観察会などを開催/宇都宮】

41 N)宇都宮子ども劇場 【親子で鑑賞活動・体験活動/宇都宮】

42 N)チャイルドラインとちぎ 【18 歳までの子供の相談電話の実施/宇都宮】

43 N)和音 【学童保育の受託運営/日光】

44 学びステーション鹿沼 【子どもの居場所、大人の居場所、高齢者の居場所/鹿沼】

45 N)国際自然大学校【自然体験を手法に若者自立支援・子育て支援・青少年育成/日光】

46 NPO子育て女性支援団体ばおばぶ【妊娠中・育児中の母親達が集まれる所と作る。情報誌作成等/佐野】

47 上三川町立北小学校・図書ボランティア【図書室の管理、読み聞かせ他/上三川】

48 横川地区子供たちとふれあう会【子供の健全育成と環境浄化/宇都宮】

49 宇都宮市少年補導員会【子供たちの健全育成/宇都宮】

50 N)はばたき【障がいのある方への就労支援/日光】

51 N)なんとなくのにわ【不登校の子供のための居場所運営、相談、学習や自立の支援/日光】

52 N)ホワイトナイルカレッジ【教育・自立・福祉にかかわる事業/大田原】

53 鹿沼市更生保護女性会【社会を明るくする運動。青少年健全育成、子育て支援活動/鹿沼】

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13

54 N)おおきな木&N)だいじょうぶ【ボランティア・市民活動の支援/児童虐待防止/日光】

55 N)咲らん坊 【子育て支援と共育活動/日光】

56 N)毎日クリスマス 【介護保険事業:デイサービス、居宅支援等。介護保険外事業:オアシス支援事業・移送サービス、学童保育/

日光】

57 N)ゆいの里 【その人がその人らしく暮らせるために在宅支援、自立支援、子育て支援と地区福祉の活性化、コミュニティ作りを進

める活動/那須塩原】

58 若者自立塾・栃木 【若者自立支援の活動/市貝】

59 N)とちぎ教育ネットワーク【不登校支援、教育活動/宇都宮】

60 サバイバルネット・ライフ 【DV、虐待児のサポート、支援/小山】

61 ちいきネットワークセンター・ごもん 【子どもの居場所・大人の集う場所・そして地域をつなぐ活動/宇都宮】

62 とちぎボランティアNPOセンター ぽ・ぽ・ら(栃木県)【中間支援/宇都宮】

(4)講師派遣事業(Vの啓発・普及事業)

ボランティア活動、NPOの啓発普及のため、本会役職員等を講師として派遣した。派遣は68回で昨年の

75回より若干減った。派遣講師も職員3人となり、分野も「災害ボランティア」「ボランティア入門」「広報

紙講座」のほか、「若者・ひきこもり」「企業とNPOの協働」「退職・中高年のボランティア」と増えた。中

越沖地震があったせいか、特に県内社会福祉協議会からの「災害・防災」を切り口にした地域コミュニティづ

くりの講座が飛躍的に増えた。

回 月日 講座名 主催等 場所 派遣講

1 5/21 福祉関係者のための広報紙講座① 栃木県社会福祉協議会 とちぎ福祉プラザ 矢野

2 5/22 福祉関係者のための広報紙講座② 栃木県社会福祉協議会 とちぎ福祉プラザ 矢野

3 6/5(火) シルバー大北校自主研究① シルバー大学校 矢板/シルバー大北校 矢野

4 6/7(木) シルバー大南校自主研究① シルバー大南校 栃木/シルバー大南校 矢野

5 6/12(火) シルバー大中央校火・自主研① シルバー大中央校 シルバー大中央校) 矢野

6 6/13(水) 「北洲塾・ボランティア講座」 宇都宮北生涯学習センター 宇都宮北生涯学習センター 矢野

7 6/14(木) 足利高校・ボラ講演会「ボランティアでどこ

までできるか-避難・救出、防災、減災の知

恵」、

足利高校 足利高校 矢野

8 6/15(金) シルバー大中央校金・自主研① シルバー大中央校 シルバー大中央校 矢野

9 6/19(火) シルバー大中央校金・自主研② シルバー大中央校 シルバー大中央校 矢野

10 6/19(火) シルバー大学北校自主研② シルバー大学北校 矢板/シルバー大学北校 中野

11 6/21(木) シルバー大中央校木・自主研② シルバー大中央校 宇都宮 /シルバー大中央校

矢野

12 6/22(金) シルバー大南校自主研究② シルバー大南校 栃木/シルバー大南校 矢野

13

6/26(火) シルバー大学北校自主研③ シルバー大学北校 矢板/シルバー大学北校 矢野

14 6/26(火) シルバー大学中央校自主研③ シルバー大学中央校 宇都宮 /シルバー大学中央

斎藤

15 6/28(木) シルバー大南校自主研究③ シルバー大南校 栃木/シルバー大南校 矢野

16 6/29(金) シルバー大中央校・金・自主研究③ シルバー大中央校 宇都宮/シルバー大中央校 矢野、斎

17 7/3(火) シルバー大学中央校火・「自主研究④」 シルバー大学中央校 宇都宮/シルバー大中央校、 矢野

18 7/5(木) シルバー大南校「自主研究④」 シルバー大南校 栃木/シルバー大南校 矢野

19 7/6(金) シルバー大中央校・金・「自主研究⑤」 シルバー大学中央校 宇都宮/シルバー大中央校、

20 7/8(日) 「災害時のボランティア」講座 災士研修センター 宮城・仙台 矢野

21 7/11(水) ミツトヨ社内研修「ボランティアについて」 ㈱ミツトヨ宇都宮事業所・

清原工場

㈱ミツトヨ宇都宮事業所・

清原工場

矢野

22 7/13(金) シルバー大中央校金・自主研究⑤ シルバー大学中央校 宇都宮/シルバー大中央校、 矢野

23 7/15(日) 放送大学公開講座「栃木県の災害と防災シン

ポジウム

放送大学 栃木県総合文化センター 矢野

24 7/16(金) 7/6(金) シルバー大中央校金・自主研究⑥ シルバー大学中央校 宇都宮/シルバー大中央校、 斎藤

25 7/16(月) 「災害時とボランティア」、

「身近にできる防災」講座

防災士研修センター 茨城・水戸 矢野

26 7/10(火) シルバー大中央校・火(矢野) シルバー大学中央校 宇都宮/シルバー大中央校 矢野

27 7/18(水) 「地域デビューで輝く団塊世代」 宇都宮市民大学講座 宇都宮中央生涯学習センタ

斎藤

28 7/19(木) シルバー大南校自主研究⑥ シルバー大南校 栃木/シルバー大南校 矢野

7/20(金) シルバー大学中央校自主研究⑥ シルバー大学中央校 宇都宮/シルバー大中央校 斎藤

30 7/24(火) シルバー大中央校・火自主研究・研究発表 シルバー大学中央校 宇都宮/シルバー大中央校 矢野

31 7/26(木) シルバー大南校・自主研究研究発表 シルバー大南校 栃木/シルバー大南校 矢野

Page 14: 2007年度事業報告書 - CANPAN › data › organizations › 189 › 189189 › 18918… · の勉強会ン相談会を行うとともに、曓会内部に「ファンドレイジング委員会」を設置し、理事3人、職員4人

14

32 7/27(金) シルバー大中央校「自主研究」 シルバー大中央校 宇都宮/シルバー大中央校 矢野

33 7/27(金) 中高生サマー・ボランティアクール 上三川町社会福祉者協議会 上三川町保健福祉センター 矢野

34 8/1(水) 中学生サマースクール・「災害時のボランテ

ィア」

那須烏山市社会福祉協議会 那須烏山保健福祉センター 矢野

35 8/2(木) 民生委員研修・災害時にどう動く」演習 宮城県社会福祉協議会 宮城・松島/ホテル大観荘 矢野

36 8/23-24 「仏教とボランティア」講義 高野山真言宗本山研修 石川・輪島市 矢野

37 8/22(水) 雇用開発協会「退職者セミナー」 栃木県雇用開発協会 宇都宮/雇用開発協会/NS

ビル

矢野・齋

38 8/25(土) 「災害図上訓練WS」(50 人)、 茨城県社会福祉協議会 境町社会福祉協議会 矢野

39 9/9(日) 災害ボランティア講座 茨城県社会福祉協議会 結城総合文化センター 矢野

40 9/29(土) 災害ボランティア講座「図上訓練 WS」 壬生町ボランティア連絡協

議会

壬生町保健福祉センター 矢野

41 9/16 (日) 「災害ボラ・コーディネーター養成講座・災

害ボラの活動態勢」

静岡県ボランティア協会 静岡/浜松市 矢野

42 10/5(金) 「災害ボランティア」講座 北茨城市社会福祉協議会 北茨城市中央公民館 矢野

43 10/9(火) ㈱ミツトヨ「祖先祭・ボランティア講話」 ㈱ミツトヨ宇都宮事業所 ㈱ミツトヨ宇都宮事業所 矢野

44 10/13(土) 「災害ボランティア活動でのVコーディネ

ーション」

下野市生涯学習課 下野市生涯学習情報館 矢野

45 10/25(木) 「災害講座・図上WS」場 茨城県社会福祉協議会 笠間市社協 矢野

46 10/26(金) シルバー大北校「ボランティア講座①」、 シルバー大北校、 矢板/シルバー大北校 矢野

47 10/28(日) 災害ボランティア講座(図上訓練) 鹿沼市民活動支援センター

「ふらっと」

鹿沼市民情報館 矢野

48 10/29(月) 「退職後のボランティア」 野木町社会福祉協議会 野木町社会福祉協議会 斎藤

49 11/2(金) シルバー大学北校「ボランティアをはじめよ

う講座②」

シルバー大学北校 矢板/シルバー大学北校 矢野

50 11/14(水) シルバー大中央校「ボランティアをはじめよ

う講座①」

シルバー大中央校 宇都宮/シルバー大中央校、 矢野

51 11/21(水) シルバー大中央校「ボランティアをはじめよ

う講座②」、

シルバー大中央校 宇都宮/シルバー大中央校、 矢野

52 11/24(土) 「災害とボランティア」報告会 那須野が原JC 道の駅 那須の与一の郷 矢野・桑

原・学生

V3 人、

二見

53 12/2(日) 災害ボランティア講座」 茨城県社会福祉協議会 茨城・東海村社会福祉セン

ター

矢野

54 12/15(土) 「防災ボランティアリーダー講習会・「災害

VC設立」演習

茨城県社会福祉協議会 水戸 /茨城県高等産技術学

矢野

55 12/18(火) 「ボランティア講座」 とちぎコープ 宇都宮/とちぎコープ本部 矢野

56 1/18(金) 「ボランティアをはじめよう講座①」 シルバー大学南校 栃木/シルバー大学南校 矢野

57 1/19(土) 災害ボランティア講座1日目 足利市社会福祉協議会 山川コミュニティセンター 矢野

58 1/21(月) 「団塊世代講演会」 NPO 法人明徳会 宇都宮/ホテル東日本 斎藤

59 1/24(木) 「ボランティアをはじめよう講座」① シルバー大中央校・木 宇都宮/シルバー大中央校 矢野

60 1/26(土) 災害ボランティア講座1日目 足利市社会福祉協議会 山川コミュニティセンター 矢野

61 1/30(水) 災害ボランティア養成講座①「災害図上訓

練」

栃木県社会福祉協議会 宇都宮/とちぎ福祉プラザ 矢野

62 1/27(日) 災害ボランティア養成講座②「究極の家庭の

防災」

栃木県社会福祉協議会 宇都宮/とちぎ福祉プラザ 矢野

63 2/1(金) ボランティアをはじめよう講座② シルバー大学南校 栃木/シルバー大学南校 矢野

64 2/7(木) 「ボランティア講座」(矢野) シルバー大中央校・木 宇都宮/シルバー大中央校 矢野

65 2/16(土 防災ボランティア講座「災害図上訓練」 小山市ボランティア支援セ

ンター

小山市中央公民館 矢野

66 3/8(土) 「団塊世代向け講座」 壬生町社会福祉協議会 壬生町保健福祉会館 矢野、斎

67 3/12(水) 「退職後の暮らしボランティア講座」(矢野) 雇用開発協会 宇都宮/NS ビル雇用開発協

矢野

68 3/19(水) 災害ボランティア講座・図上訓練 WS」、オ

ールとちぎ会議

茨城県阿見町社会福祉協議

阿見町総合福祉センター 矢野

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15

事業報告 B.【NPO活動推進センター】

(1)NPOに関する相談・協働事業(NPOの育成事業)

NGO/NPOの活動推進のため、市民活動団体と協働して講座等の企画実施、イベントの協力、検討会や研

究会の設置と協力、提言書の作成、基金の預託、災害救援活動などをおこない、他のNGO/NPO等からの

相談を受け、課題の解決を図った。

①さわやか福祉財団「さわやか・子ども健全育成フォーラム・ガイダンス」の共催

(財)さわやか福祉財団から、父親の学校でのボランティア活動を促進する事業を栃木県内で実施したいとの申

し入れがあり、生涯学習関係者のボランティアとともに実行委員会を結成して実施した。

親・PTA関係者向けに「講演会」を 1回、子どもと大人が実際にふれあうイベント「ガイダンス」を2回実

施した。本会職員1人を担当者として、3 回の催しの企画・調整・広報の仕事にあたらせた。

市、県の生涯学習担当課や市PTA連合会、コミュニティセンター関係者等との連携ができた。

●実行委員会組織:本会、宇都宮市教育委員会、宇都宮大学、宇都宮市 PTA 連合会、河内教育事務所、陽南コミセン(放課後子ども教室) 第 1 回 さわやか子どもの健全育成フォーラム「地域で支える大人の育ち・子どもの育ち」 参加

11/14

9:30-11:30 趣旨:「子どもたちに、心も体もゆたかに育ってほしい」こうした願いのもとに、私たちの地域でも、様々な活動

が進められています。「もっと子どもたちの育ちを支える人の輪が広がれば」という想いは、それぞれ共通のもの

ではないでしょうか。この事業では、地域のより多くの大人とふれあう機会を創り出すことで、子どもたちの社会

性を育み、大人たちの温かい見守りの中で、子どもたちの主体性を育むことをさらに積極的にすすめることを目指

します。 「子どもたちは地域の大人の人たちとのふれあいを望んでいます。」お父さんを中心に、子どもたちと

の交わりの輪を広げる取り組みに是非ご参加下さい。

■主催:宇都宮市PTA連合会 共催:(財)さわやか福祉財団、とちぎボランティアネットワーク、宇都宮市教育

委員会、宇都宮大学生涯学習教育研究センター

■会場:宇都宮市文化会館小ホール

■基調講演&パネルディスカッション:講演&司会●廣瀬隆人(宇都宮大学教授)、登壇者:伊村勉(ちいきねっとわ

ーくせんたーごえもんスタッフ)●中央コミュニティセンター高橋●子さん(学校に泊まろうプロジェクト)●若度

哲久(宇都宮市PTA連合会会長)

市内P

T A 役

員 ・ 教

員 約

400 人

第 2 回 さわやか子どもの健全育成ガイダンス①

平成19年度地域教育力向上事業地域教育活動支援者研修(宇都宮大学との連携事業)

【①実習編】「父親も参加する子どもの健全育成フォーラム ふれあいガイダンス

「科学遊び」in 宇都宮大学

12/1(土)

9:00~

13:30

■目的:地域の教育活動の担い手として,子どもが興味を持ち取り組みやすい活動を実際に体験することにより,

活動の輪を広げるために適した手法や,指導上の留意点などを学ぶ。

また,学んだことを生かし,実際に地域教育活動が行われる現場で自ら子どもたちに指導・交流する機会を持ち,

今後の活動にあたっての課題などを考える。

■事業概要:科学実験遊びを子どもたちと一緒に「実習」し、手法や,指導上の留意点などを学んだ後,その内容

を子どもたちの交流の場で「実践」する。(2部構成)

■主催:さわやか福祉財団、宇都宮大学生涯学習教育研究センター、陽南地域まちづくり推進協議会青少年育成部

会 ■共催:栃木県教育委員会河内教育事務所、宇都宮市教育委員会、とちぎボランティアネットワーク、

■会場:宇都宮大学生涯学習教育研究センター大講義室(峰キャンパス)

■対象:魅力ある学校づくり地域協議会及び宮っ子ステーション事業指導者,青少年指導員他子どもの健全育成の

手法を学びたい市民 約 30 人

※実践編(12月16日)にも参加できる方を優先。

■内容:講師および学生ボランティアによる指導のもと,地域の親子とともに科学実験遊びを体験。実践編で自分

が講師になることをイメージしながら,手法や指導上の留意点などを学ぶ。

・実習後のランチミーティングにおいて,次回の実践編の概要説明を受け,役割分担等を話し合う。

■日程・講師等

9:00~9:30 あいさつ廣瀬隆人(宇都宮大学生涯学習教育研究センター教授)

9:30~11:00 科学実験イベント(地域の親子約 80 名参加)人見久城(宇都宮大学教育学部教授)&科学実験グル

ープ(学生ボランティア) 後片付け,質疑応答

12:0~13:3 ランチミーティング(12/16 実践打合せ) 河内教育事務所社会教育主事宇都宮市生涯学習課職員

子供と

大人

約 170

第3回 さわやか子どもの健全育成ガイダンス②

平成19年度地域教育力向上事業地域教育活動支援者研修(宇都宮大学との連携事業)

【②実践編】「科学遊び・よーなんきっず「冬のフェスティバル」

親 子

80 人

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16

12/16(日)

13:00~14:30

■場所:陽南コミュニティセンター(陽南小学校 体育館)

■主催:さわやか福祉財団、宇都宮大学生涯学習教育研究センター、陽南地域まちづくり推進協議会青少年育成部

会 ■共催:栃木県教育委員会河内教育事務所、宇都宮市教育委員会、とちぎボランティアネットワーク、■活動

■内容:前回「実習編」受講者のうち参加協力できる者 約 20 人が、実習編で学んだことを生かし,実際の地域

イベントで科学実験遊びのブースを開設し,地域の親子に指導・交流する機会を持つ。

材料調達等の事前準備から講師まで体験するとともに,親子イベントの持ち方など先進事例を学ぶことで,今後の

地域活動の参考とする。

実行委員会:●6/18(月)さわやか福祉財団/本会事務所 (中野・矢野/さわやか・吉田)。●8/3(金)フォーラム実行委員会①(宇大生涯学

習研究センター/さわやか福祉財団・有馬・吉田、宇大・廣瀬、市教委・細内・高坂、河内教育事務所・柳沢)、●9/11(火)フォーラム実

行委員会②(矢野、廣瀬・宇大、柳沢、細内、本田P連理事、若度P会長、さわやか吉田・大坪) ●9/20(木)でフォーラムの実行委員会③

(陽南コミュニティセンターで/矢野、柳沢・河内教育事務所、大坪・さわやか、吉澤・陽南)。●10/5(金)ガイダンス実行委員会④(矢野、

廣瀬、柳澤、細内、吉澤、大坪・吉田) ●10/30(火)ガイダンス実行委員会④(陽南コミセンで・矢野、大坪・吉田/さわやか、吉澤/陽南

コミセン、柳澤/河内教育事務所、細内/生涯学習課) ●11/14(水)さわやか子供健全育成フォーラム「地域で支える子供の育ち・大人の育

ち」PTA連合会と共催、●12/1(土)「さわやか子ども健全育成フォーラム」(宇大)&実行委員会(130 人参加・矢野)●12/16(日)陽南

コミュニティセンターで「さわやか子供健全育成ガイダンス」(矢野)、

②「上三川町補助金検討委員会」委員の委嘱

上三川町からの委嘱を受け、同町の補助金交付のルール作りのための委員会に参加した。大学教授、地方自

治体行政の専門家、住民とともに4回の審議をし、年度末に町長に対して答申をした。本会はNPO・市民活

動推進の立場からの意見を述べるための委嘱であった。今年度も引き続き2期目の委員の委嘱をうけた(委

員:本会職員矢野正広08年4月~10 年3月まで) 7/23、 11/8、2/14、3/5、3/27 (会場:上三川町役場)

③PIF若者フェスタの応援

県内の不登校、ひきこもり、非行、いじめに関する民間団体を中心とするイベントを開催して、情報の伝達

及び共有、支援の拡大をしよう、と 2005 年より呼びかけで始まった。栃木青少年会館との共催で 12 月 9 日

(日)に実施した。当日は 18 団体が参加し、200 人を越える来場者があった。本職員の中野謙作が運営に力

を貸した。 9/16(日)(中野)・10/21(日)(中野)・11/18(日)(中野)・12/9(日)(中野・塚本)

④ニート・ひきこもり大相談会

ニート・ひきこもりで苦しんでいる当事者やその保護者を対象に、県内の支援団体が集まり、それぞれの活

動を報告したり、パネルディスカッションなどを実施した。また個別相談会も必ず実施し、参加者の希望を聞

いていった。若者自立塾・栃木が主催し、本会職員の中野謙作・塚本明子が運営面で共催する形となった。 5/12(土) (足利/中野)・7/1(土)(大田原/塚本)・3/2(土)(宇都宮/中野・塚本)

⑤「若者自立支援ネットワーク」地域別事例検討会

栃木県労働政策課が主管する「若者自立支援ネットワーク会議(平成19年5月22日実施)」を受け、地域ご

との事例検討会を実施した。栃木県にある4箇所の労政事務所に協力を依頼し、一地域2回ずつ実施した。2回

目は立正大学心理学部長の楡木満生教授をスーパーバイザーとして招聘した。毎回20~30名近い参加があり関

心の高さが伺えた。 6/28(木)(大田原/安永・佐藤・中野)・7/19(木)(宇都宮/安永・佐藤・中野・塚本)・8/30(木)(足利/安永・中野)・9/28(金)(小山/安

永・中野)・10/22(月)(大田原/中野・塚本)・12/17(月)(宇都宮/安永・佐藤・中野・塚本)・1/18(金)(足利/中野・川島・塚本)

2/15(金)(小山/中野・川島・塚本)

⑥昭和おやじの会の応援

本会職員・理事等がボランティアで行っている「昭和おやじの会」に会議場の貸出しやチラシ印刷等での運

営協力をした。 4/7 おやじの会・サイクリング/小学生 11、矢野・倉本・山

崎・岩崎 2 人・菊池)

4/28 おやじ会議(飲み会・矢野、徳山、倉本、岩崎、山崎、

遠藤)

7/7 おやじ会議

8/18-19 おやじの会「校庭キャンプ」40 人

9/8 おやじ会議

10/6 おやじの会サイクリング/25 人

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17

5/27 おやじの会・茶摘・製茶

6/21 おやじ会議、

6/23 おやじの会(蛍を見る会)

11/3親父会議(矢野、徳山、倉本、岩崎 O、山崎 O)

1/12 おやじ会議・新年会

3/1(土)おやじ会議(矢野・菊池、倉本、東泉、山崎、川越、石田七恵 V)

⑦中央労金の「NPO助成プログラム」審査の協力

中央労働金庫と関東7都県のNPO支援センターが提携し実施する「中央ろうきん助成プログラム」の審査

を行った。本会職員を助成金の審査にあたらせた。助成団体、関東のNPOセンター間の交流会に出席した。 5/24 ろうきん助成金の報告会&交流会(東京/矢野) 1/25(金)関東NPO支援センター交流会(さいたまNPOセンターで 20 人)

⑧県生協連との協働

栃木県生活協同組合連合会との協働により災害救援に関する会議・学習会に参加した。 12/15 生協連災害対策交流会(菊池・柴田)

⑨宇都宮市民大学運営協議会への協力

本会職員が宇都宮市が行う「宇都宮市民大学」の運営協議会委員に委嘱され、講座の選考に協力した。 12/11(火)宇都宮市民大学・会議(中央生涯学習センター)(矢野)

⑩イベント・街頭募金への参加・協力、視察受入

他団体の主催する各種催し物に参加し、模擬店や企画コーナーを出店した。また、バングラディシュサイク

ロン被害の救援活動の応援として「シャプラニール=架け橋の会」の街頭募金を応援した。メンバーの宇大学

生は初めて街頭募金をした人がほとんどだった。 9/2(日) 美里学園やきそば隊(●人参加)

12/8(土)「バングラディシュ・サイクロン災害」街頭募金(矢野、菊池、塚本、中野、吉田他・学生 5 人)

⑪その他NPOとの協働

県内のNPOが行う行事・事業等に参加し、会議等を行った。 ■ 12/21(金)「ファンドレイザーの集い」(東京/矢野)

■ 1/21(月)JCC設立のための調査研究会議(JYVA,樹恩ネットワーク、森林フォーラム、自立塾・栃木、NICEなど)

(2)NPO・ボランティアの研修事業(NPOの育成事業)

①栃木県社協・「地域共生プロデューサー養成研修」への協力と、NPO関連事業のと会議への参加

2 年前の勤労者マルチライフ支援事業がきっかけ実施している「地域共生プロデューサー」の研修の協力と

「企業とNPOパートナーシップ会議」への参加協力した。また栃木県社会福祉協議会が主催する災害ボラン

ティアの講座等の事業での協力をした。 6/29、企業とNPOパートナーシップ会議①」(20 人/矢野・塚本)

8/3 企業とNPOのパートナーシップ会議②(矢野・塚本)

12/14 企業とNPOのパートナーシップ会議③

2/29 企業とNPOパートナーシップ会議④(矢野)

10/4 地域共生プロデューサー養成研修(第 1 回)

11/15(木)地域共生プロデューサー養成研修第 2 回(矢野他 15 人)

16/6(水)県社協・防災ボランティアネットワーク会議(40 人・青木他)

②NPOマネジメント講座

「栃木県NPOマネジメント事業」のプロポーザルによる選考での受託ができたので「寄付の文化を創る連続

講座」として2回の講座を実施した。(下表)この講座は、とちコミュニティファンド設立のための啓発・普

及事業として位置付けた。

ファンドレイジング(寄付による資金調達)についての講座は、栃木県内はもとより全国的にもほぼ初めての

講座であった。本場米国で学び、日本国内、インドネシアなどでファンドレイジングを実践してきた講師のワ

ークショップにより、NPOが組織的に寄付を集める手法を具体的に学んだ。

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また、研修後に県内の本会が呼びかけ、認定NPO法人(3団体)が講師の鵜尾さんを再度招き、自分の団体

のファンドレイジングについてのアセスメント10月26日に実施した。同時にNPO支援センター職員にも声を

かけ、本人自身の研修の機会とした。

講座で学んだ団体のいくつかは理事・職員を集めてこの内容の研修をしたり、具体的なファンドレイジング

の方法を実施しだすなどの効果が現れている。

主催:栃木県、企画実施団体:本会、協力:㈱TKC

栃木県NPOマネジメント事業(栃木県委託事業)

「寄付文化を創る連続講座―NPOの資金調達と情報公開―」2回連続

本会を含めたNPOを支援する中間支援型NPOの究極の主題は、行政等からの委託金・補助金の見込みのない先駆的事業を行うN

POに対して、民間からの資金の供給を仲介することにあると考える。

政府(中央・地方政府)の財政が緊縮化されるなか、民間からの資金調達である寄付やSRI(社会的責任投資)はほとんど進んでいな

い。寄付金額は日本人一人あたり年間1800円程度であり、NPOの盛んなアメリカでは、一人あたりその50倍の寄付を行っている(2004

年度推計)。

また本県でも申請中を含めて3団体が認定NPO法人となるなど、沢山の市民に支持されている団体も多い(全国比)。しかし認定N

PO法人への理解度も低く、その使い方(寄付の仕方)についても一般県民はもちろん、弁護士・税理士などNPOへ寄付を仲介する職

種の人もそのメリットを知らない。

寄付を勧めるための考え方や方法を学ぶことで、自らのNPOの資金調達(ファンドレイジング)を活性化するとともに、ファンドレ

イジングを行う前提となる信用力の造成方法である「NPOの情報公開・説明責任(アカウンタビリティ)」の必要性について啓発・普

及を図る。また認定NPO法人制度への理解を深めるとともに、県内民間非営利団体共同の資金循環の仕組みづくりキャンペーンとす

る。

第1回9月8

日13‐15時 「寄付が集まるNPOとは―NPOの資金調達(ファンドレイジング)の方法と信用力の強化」

■講座の目的:寄付を勧めるための考え方や方法を学ぶことで自らのNPOの資金調達(ファンドレイジング)を活性化す

る。

■会場:とちぎボランティア・NPOセンター(ぽぽら)

■講師:鵜尾雅隆(ファンドレイジング道場・主宰/埼玉県)

■日本で寄付金を集めることは本当に難しい!そう感じている方は多いのではないでしょうか?最近では、いろんなファンドレイ

ジングスキルに関する紹介もされていますが、「そんなこといったって、ウチでは色々難しい事情もある…」と悩んでおられるNPO

の方も多いと思います。その悩みに対する答えを出すこと、そして「日本型」ファンドレイジングの奥義をいつか見つけ出すことを

目指して「道場」を主宰することにした関西出身の2児の父。

■(プロフィール)91年以降NPOに携り、今まで中小企業診断士取得、米国の大学院でNPOマネジメント修士号取得、米国

のファンドレイジング訓練機関では高い評価を受けているThe Fundraising SchoolでCertificateを取得。米国の地方の

中間支型NPOで地域の零細NPOのための資金調達・仲介業務を実施。またこれまで日米インドネシアのNPOの運営

に関わり、ファンドレイジングを実践してきた。

運営体制 企画運営:本会職員1人、当日:本会職員2人、講師1人

■事業実施の成果:ファンドレイジング(寄付による資金調達)についての講座は、栃木県内はもとより全国的にもほぼ初

めての講座である。本場米国で学び、日本国内、インドネシアなどでファンドレイジングを実践してきた講師のワークシ

ョップにより、NPOが組織的に寄付を集める手法を具体的に学んだ。 研修後に県内の認定NPO法人(3団体)が講師

の鵜尾さんを再度招き、自分の団体のファンドレイジングについてのアセスメントを実施した。同時にNPO支援センタ

ー職員にも声をかけ、本人自身の研修の機会とした。 講座で学んだ団体のいくつかは理事・職員を集めてこの内容の研

修をしたり、具体的なファンドレイジングの方法を実施しだすなどの効果が現れている

35

第2回

10月10日

15 - 17 時

30分

「信用されるNPOとは―NPOの情報公開・説明責任と信用保証のしくみ」

■講座の目的:寄付を勧めるためにはNPO側の情報公開・説明責任(アカウンタビリティ)が前提となる。NPOの情報公開の現状

とあり方について学ぶ。また認定NPO法人制度の理解を一般市民のみならず、特に税理士など税制の専門家にも理解していた

だく。

■会場:とちぎ福祉プラザ

■【第1部】基調講演「NPO法人の財政状態と会計処理の現状」(15:00-16:00) ■講師:馬場英朗(公認会計士、日本NPO学会監事/愛知県)

■NPO会計は企業会計と異なる部分もあり、多くの団体が苦労していますが、せっかく作った事業報告が社会からの信頼

に結びついていないのが現状です。愛知県や大阪大学で行った事業報告書の調査結果から、信頼に結びつく事業報告のあ

り方についてわかりやすく説明します。

■(プロフィール)公認会計士、日本NPO学会監事。1999年に監査法人トーマツに入所、現在は退職し、大阪大学大学院国際

公共政策研究科で全国のNPO法人の事業報告(約1万3千件分)の調査を行っています。

【第2部】シンポジウム「栃木のNPOの現状、民から民への支援(資金)の流れと信用保証の仕組み―県内認定NP

O法人3団体をモデルにー」(16:10-17:30) ■シンポジスト■福田雅章(青少年の自立を支える会)、中村明美(ウィメンズハウスとちぎ)、矢野正広(とちぎボランテ

ィアネットワーク:司会兼)、馬場英朗、田中義博(報告者:とちぎコミュニティファンド準備会)

■認定NPO法人は、国税庁長官から税制優遇措置を認められたNPO法人で、全国3万団体のうち60団体しか認定され

ていません。県内の認定NPO法人3団体をモデルに財政・事業の状況を公開するとともにNPOを応援する社会的なし

くみ"寄付仲介の機関・しくみ"についても考えます。

運営体制 企画運営:本会職員1人、当日:本会職員2人、講師1人、シンポジスト5 人

■事業実施の成果:NPOのアカウンタビリティについての講座は県内初のものであったと思う。これまでは税理士等専

門家とNPOの協力関係も構築されず、企業のCSR熱が高まっている割には信用保証ニーズに応えられなかったのが

48人

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県内の中間支援の状況であった。そうしたなかこの講座で、寄付優遇税制としての認定NPO法人制度への理解や、信用

保証・情報公開の仕組みとしての「とちぎコミュニティファンド(準備会)」の意味・役割を公式に発表し、位置づけられ

たことが意義深い。㈱TKCの協力をいただいて周知した結果、アカウンタビリティの専門家である税理士も複数参加し

ていた。会場からは専門家を中心に「NPOへの活動の認識が深まった」などの感想が聞かれた。また馬場講師からはN

PO個々のアカウンタビリティのみでは市民からNPO(市民)へのお金の流れができにくいが、資金循環の支援システ

ムがあることで「民―民」の応援は加速される、と指摘いただいた。後日開催したとちぎコミュニティファンド準備会の

会合にはこの講座に来所した税理士のみなさんや企業関係者の参加をいただき栃木県内のNPOの信用保証システム構

築へ具体的に動き出している。

10/26(金)ファンドレイジング道場・栃木編

(講師:鵜尾さん 参加団体:ウイメンズ/中村・竹澤・田津、星の家/福田・星・多門、前田、角田、岩井他) 12

③コーヒーサロン事業(NPOの育成事業)

県内のNPO、ボランティアのリーダーを招き、顔の見えるネットワーク作りと他分野の団体の活動紹介を

することで、県内の市民活動の活動推進を図った。今年度は2回の講座を行った。またサロンでの話の内容は

「月刊ボランティア情報」紙上に掲載した。

日時 講義名・内容 話し手 参加数 掲載号

4月 20 日 【第 73 回】障害者雇用の現状とこれから 津野田敬広さん(ワークアシスト代表) 7人 140 号

5月 18 日 【第 74 回】遺児母子家庭の現状と「あしなが育

英会」の活動 工藤長彦さん (あしなが育英会・事務局長代行) 7 人

143 号

10 月 5 日 【第 75 回】若者自立塾・栃木 榎本他竹伸さん(若者自立塾・栃木塾長) 12 人 146 号

12 月7日 【第 76 回】障害を持つ人のための乗馬 井原昌代さん(RDA宇都宮理事長) 8 人 150 号

1月 24 日 【第 77 回】障害者グループホームの現状 横山恵理さん(せせらぎ学園・かえで寮) 5 人 151 号

(3)NPOに対する事務所スペースの貸出、備品・機器貸出事業(NPOの育成事業)

事務所を置く余裕のないNPOに対し、机1つ分のスペースを貸出し、活動拠点の応援をした。またコピー

機・輪転機・紙折り機等の貸出をおこないNPOへの便宜を図った。

県内には公設民営のNPO支援センターが数多く存在するが、本会以外にはこのようなインキュベーション

機能を持つ施設はなく、その意味で本会が10年間独自におこなってきた重要な市民活動団体支援策のひとつと

いえる。 事務机貸出(3団体)…特活)セニアサービスセンター、災害ボランティアオールとちぎ、

連絡所設置(1団体)……特活)ウィメンズハウスとちぎ

会議場利用(25 回)……昭和おやじの会4、あしなが育英会 5、あしながPウォークなど

備品利用・貸出(14 回)……昭和おやじの会、シャプラニールとちぎ架け橋の会、日本野鳥の会栃木県支部、とちぎセルフヘルプ情報

支援センター、セニアサービスセンター、食事サービスさくら草など

(4)とちぎコミュニティファンド事業(ボランティア・NPO地域ファンド事業)(NPOの活動資金の援

助事業)

昨年度実施した「社会貢献活動支援システム研究会」を発展させ「とちぎコミュニティファンド(準備会)

を 2008 年1月にスタートさせた。

栃木県内の中間支援機関(団体)の共同運営とし、寄付をいただくためのしかけと同時にNPOの信用保証

のしかけを連動させたものである。ことしは年度内にこの2つの仕組みを稼動させることを目標に、講座(※

「NPOマネジメント事業」参照)とNPOの情報情報公開の内容の検討、「助成金」応募要綱の設計および募

集・審査をおこなった。

①とちぎコミュニティファンドの仕組み

とちぎコミュニティファンドの仕組みは大きく、「寄付(お金・モノ)システム」と「 NPO情報公開 ・信用シス

テム(NPOデータバンク)」の2つがある。同ファンドが集めた寄付を情報公開(NPOデータバンクに登録)して

いる団体に対してだけ助成する。

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【寄付システム】

寄付システムには大きく3つの仕掛けがあります。(1) メインファンド(とちぎコミュニティファンド本体

助成)、 (2) 冠(かんむり)ファンド、(3) もったいないファンド(物品寄贈システム)です。また、寄せられ

た寄付金の中から 20%~40%をファンド運営経費として使用することも条件とした。

(1) メインファンド(とちぎコミュニティファンド本体助成)」は「とちぎコミュニティファンドに直接に寄せれた皆様

からの寄付金を合わせて、分野ごとに助成する仕組みです。助成する団体は原則公募方式とし、審査や選考も

原則公開で行います。

(2)「 冠(かんむり)ファンド」は企業や団体(個人)からの寄付で、特に分野やテーマを指定して応援したい場

合、寄付者のお名前や、助成目的を冠した特別枠のファンドを作ります(原則は毎年継続の大口寄付です)。

助成する団体は原則公募方式で、審査や選考も原則公開で行います。本体ファンドとあわせて、楽しい選考会

を行いましょう。

(3)「もったいないファンド(物品寄贈システム)」 お金だけが寄付ではなく物品の寄贈もありです。企業等からの

新品、新古品、中古品を預託いただき、内覧会を開いて、応募多数の場合は抽選で部物品を寄贈します。

寄付先は「メインファン

ド」については認定NPO

法人であり、寄付者にメリ

ットがあるある本会(とち

ぎVネット)とし、特別会

計を設け寄付仲介システム

が公開されるようする。(経

費 20%)

冠ファンドは企業や団体

が公募・助成を直接実施し

てもかまわないが、NPO

使い、助成の制度設計や相

談、事務局代行をファンド

がおこなうことで、企業等

のCSRの宣伝効果とファ

ンドの信頼性の強化を狙っ

たものである。また、助成

金事務代行は企業等から委託された各中間支援団体が行った。(運営経費 20~40%)

「もったいないファンド」は製造物責任法は廃棄物処理などのことを考慮して、寄贈する企業・団体から仲

介手数料程度の負担をいただくようにし、安易な廃棄物処理ではない仕組みとした。すでに本年度5月に第 1

回の物品の寄贈がおこなわれた。(贈呈者:本会(輪転機)→宇都宮子ども劇場)

また、NPOへの直接寄付への相談も今後積極的に行う予定である。

「 NPO情報公開 ・信用システム(NPOデータバンク)」

「市民活動団体の情報公開」は寄付くださる市民・企業の側と、NPO・市民活動団体側との信頼をつく

りだすために不可欠のものです。この「 NPO情報公開 ・信用システム(NPOデータバンク)」に登録さ

れた情報はホームページ(http://www.tochigiweb.jp/fund/)で公開するほか、県内各地の中間支援団体で閲覧

できるようにします。また、このとちぎコミュニティファンドからの寄付・寄贈品の助成を受けようとする団

体は、「 NPO情報公開 ・信用システム(NPOデータバンク)」への登録が必須条件になります。「信用で

きる 市民活動団体を自信をもって紹介すること」が目的です。現在 17 団体が登録している。

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②運営

とちぎコミュニティファンドの運営は、趣旨に賛同した中間支援団体 4 団体など(本会、とちぎ協働デザイ

ンリーグ=とちぎボランティア・NPOセンター、おおきな木=日光市民活動支援センター宇都宮市民まちづ

くり工房)の共同運営とし、新たな団体をつくらないで、団体の共同プログラムとする。会議は毎月 1 回行っ

た。2009 年 1 月を本格的なスタートとするために、次年度はもったいないファンドの稼動、メインファンド

の寄付のファンドレイジング、NPO 登録団体の促進などの宣伝をおこない、09 年1月の本格スタートにつなげ

る予定である。

③花王・ハートポケット倶楽部・地域助成(栃木地区)」の運営と助成金仲介

年度当初に花王株社会貢献部の方が来所され「かねてから社内で実施していたマッチングギフトの「ハート

ポケット倶楽部」の地域助成を行いたい。当社としては栃木工場のある栃木の地元でNPOへの助成仲介をと

ちぎVネットと共同で実施したい」との申し入れがあった。

そこで、とちぎコミュニティファンドの「冠ファンド」として実施する提案を行い、ファンド本体の仕組み

づくりと平行して花王助成プログラムの企画を練った。

第 1回目の助成金配分なので、応募要綱は、コミュニティファンドの周知と、NPOデータバンクへの登録

促進、企業のCSRの一つの提案という意味合いを込めて、NPOからの企画提案方式とせず、団体の現在

までの活動の成果の紹介、さらに花王・栃木工場がある芳賀地区を優先するため、県東部と県中央部の団体へ

の地域限定とした。

応募は 16 団体だったたが、審査は第 1 次審査で 6 団体を選考し、それらを、花王ハートポケット倶楽部の

メンバー1700 人の投票で 3 団体にしぼる方法で2次審査(最終選考)とした。メイン助成は各団体 10 万円、サ

ブ助成各団体2万円の総額 36 万円である。結果は以下のとおりである。また、同社は栃木工場の見学会とあ

わせてこれまでハートポケット倶楽部で助成したNPOの活動紹介を同クラブ員(社員向け)に行った。NPO

が応援されるだけでなく活動を知ってもらう事業がおこなわれたのも画期的だと思う。

年度当初「(10)ゆめ基金事業」を、とちぎコミュニティファンドの冠ファンドに連動させようとしたが、こ

ちらの冠ファンドの募集・審査を先行した。なお「ゆめ基金」は本年度助成予定である。

ファンドの運営や助成金審査などの作業を通して、中間支援団体間・運営委員間の連携が進んだことも大き

な成果であった。同時に、NPOの情報公開のあり方や「他人に応援を願うための方策」が未熟であることも

わかり、本会など中間支援団体の仕事も明確になってきた。

●花王・ハートポケット倶楽部・地域助成(栃木地区)の助成団体

■メイン助成(10 万円×3団体)①NPO 法人青少年の自立を支える会(宇都宮 ②NPO法人わかば(高根沢) ③NPO法人グランドワ

ーク西鬼怒(旧河内)

■サブ助成(2万円×3団体)①NPO法人RDA宇都宮(宇都宮) ②NPO法人チャイルドラインとちぎ(宇都宮) ③芳賀路 100km

徒歩の旅実行委員会

■スケジュール

1/15「花王助成」公募開始

2/23 応募締め切り、(NPOデータバンク登録締め切り)

2/26(火)花王助成金の第 1 次選考会(ぽぽら/矢野・市川、花王本社社会貢献部、他ファンド運営委員)

3/9(日)花王ハートポケット倶楽部助成金・贈呈式(矢野・市川理事・菊池、他ファンド運営委員)

●とちぎコミュニティファンドの会議日程

6/19(火)、社会貢献支援システム研究会(矢野・市川/Vネット、陣内・安藤・田中/サポセン、槇・角田/ぽぽら、阿久津、前田、荻上・

村上/日本財団)

6/26(火)、経済同友会・社会貢献担当部会意見交換会(企業社長 15 人・NPO10 人/日産・遠藤工場長、開倫塾・林社長、CDP ジャパン・萩

原顧問、雅秀殿社長、市田社長など、NPO 系は日光・前田、市サポセン・陣内・安藤、ぽぽら・角田、阿久津、槇、矢野)

8/21(火)地域ファンド研究会(ぽぽら/矢野)

9/18(火)社会貢献システム研究会(矢野・市川、陣内・安藤、槙角田)

10/23(火)とちぎコミュニティファンド準備会(11 人:矢野、田中・事業団、槙・角田・福田・ぽぽら、安藤・サポセン、阿久津・ミルク

の国、前田・日光サポセン、野澤税理士、安納税理士、山崎工場長)

11/20(火)とちぎコミュニティファンド準備会(矢野・市川理事、山﨑・深谷電工、槇、阿久津、角田、安藤・サポセン)

12/15 地とちぎコミュニティファンド準備会

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12/18(火)とちぎコミュニティファンド準備会(矢野、市川、阿久津、槙、安藤、前田)会議

1/15(火)とちぎコミュニティファンド準備会会議 (矢野・市川)

2/19(火)とちぎコミュニティファンド準備会会議(矢野・市川、田中・陣内・安藤、前田、角田・槙)

3/18(火)とちぎコミュニティファンド会議(矢野、前田、安藤、田中、角田、槙)

3/15(土)CSR発表会にて「とちぎコミュニティファンド」の展示(矢野・安藤/サポセン・ぽぽら・日光VC)、

事業報告 C.【若者自立支援】

(1)ワーキングスクール(WS)事業

ニートやひきこもりを始めとする若者の自立就労支援事業として栃木県としても先駆けて実施した「ワーキ

ングスクール事業」も 3 年目を終了した。今年度は「とちぎ若者サポートステーション事業」の運営により、

ワーキングスクール事業の周知広報などに力を注げなかった分、受講生は昨年度の30%にとどまった。しか

しその分、きめ細やかな対応ができ、ほとんどの若者が研修終了後、何かしらの形で就労に就けた。受入れ企

業も若干だが増え、現在 80 社となっている。

今年度は、ワーキングスクールの実績を評価され、足利市より就労支援講座の受託があった。3ヶ月連続の

計 6 回の講座を実施した。受講生は全部で 56 名。ワーキングスクールの基礎研修講師とコーディネーター3

名で 8 月から毎月 1 回、テキスト作りから協議して作成した。

また、11 月にはワーキングスクール事業が厚生労働大臣表彰をいただいた。受入れ企業と社会経験豊かな

おじさんおばさん、そして事務局が一体となって若者の就労に取り組んだ成果が評価された。

WS会議・イベント報告 月 WS 会議 WS 説明会 その他・イベント 受講生数

4 月 4/5,21,28 (3 回)

安永、星野、石田、中野、塚本

4/3,14 (東コミセン)

中野、塚本

4/21 WS 修了式 (修了生 2 名)

矢野、安永、星野、石田、中野、塚本

5 人

5 月 5/10,17,26(3 回) 安永、星野、若林、中田、

高井、石田、星、金井、中野、塚本

5/6,15 (東コミセン)

安永、中野、塚本

5/12 ニート・ひきこもり大相談会(足利)

中野

4 人

6 月 6/2,7,14,21,30(5 回) 安永、星野、石田若

林、星、金井、中野、塚本

6/2(コンセーレ)塚本

6/19(東コミセン)中野

3 人

7 月 7/7,12,21,26(4 回) 安永、星野、石田、若

林、星、中野、塚本

7/3(東コミセン)中野

7/14(コンセーレ)塚本

3 人

8 月 8/4,9,23(3 回) 安永、星野、石田、

星、中田、若林、中野、塚本

8/11(コンセーレ)塚本

8/21(東コミセン)中野

3 人

9 月 9/1,6,15,20,29(5 回) 安永、星野、石田、

星、若林、中田、中野、塚本

9/8(コンセーレ)

9/11(東コミセン)中野

2 人

10 月 10/4,11,18(3 回) 安永、星野、中田、石田、

若林、中野、塚本

10/13(コンセーレ)

10/24(東コミセン)中野

10/18 WS 修了式 (修了生 1 名)

安永、星野、若林、中野

1 人

11 月 11/1,8(2 回) 安永、星野、石田、宝島、中

11/10(コンセーレ)

11/20(東コミセン)中野

11/23 若者自立支援フォーラム

(厚生労働省表彰式。永田町星稜会館)

矢野、中野、早川 V, 塚本

0 人

12 月 12/4,20(2 回) 安永、星野、石田、中田、

中野、塚本

12/8(コンセーレ)

12/19(東コミセン)中野

12/11 キャリア講座(足利ハローワーク)12/13

キャリア講座(足利勤労青少年ホーム) 星野、

石田、中野

0 人

08/ 1 月

1/5,19,26(3 回) 安永、星野、石田、中野、

塚本

1/15 キャリア講座(足利勤労青少年ホーム)1/17

キャリア講座(足利ハローワーク) 星野、石田、

中野

2 人

2 月 2/7,16,23(3 回) 安永、星野、石田、若林、

中田、中野、塚本

2/12 キャリア講座(足利ハローワーク)2/14 キ

ャリア講座(足利勤労青少年ホーム) 星野、石

田、中野、塚本

2 人

3 月 3/1,13,22,27(4 回) 安永、星野、石田、若

林、中野、塚本

3/6 内閣府主催・再チャレンジ支援説明会(三田

会館)中野、塚本

2 人

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(2)足利市就労支援事業

平成 19 年度、足利市企業振興課より受託され、足利市就労支援事業を実施した。内容は「履歴書・職務経

歴書セミナー」「キャリアデザインセミナー」を 3 回ずつ計 6 回実施した。

Ⅰ.『履歴書・職務経歴書セミナー』

1)事業内容

① 履歴書の作成指導(個別の履歴書作成アドバイス)

② 職務経歴書の作成指導(個別の職務経歴書作成アドバイス)

③ 求職活動へのアドバイス

④ 個別キャリアカウンセリング

2)参加者人数

<2007 年 12 月 11 日(火)> 男性4名+女性4名=計8名

<2008 年 1 月 15 日(火)> 男性3名+女性6名=計9名

<2008 年 2 月 12 日(火)> 男性3名+女性4名=計7名

計 男性10名+女性14名=計24名

Ⅱ.『キャリアデザインセミナー』報告書

1)事業内容

⑤ 職業レディネステスト又はVPI職業興味調査のの実施

⑥ 診断結果に基づく個別のアドバイス

⑦ キャリアデザイン講座

⑧ 個別キャリアカウンセリング

2)参加者人数

<2007 年 12 月 13 日(木)> 男性2名+女性6名=計8名

<2008 年 1 月 17 日(木)> 男性6名+女性5名=計11名

<2008 年 2 月 14 日(木)> 男性6名+女性7名=計13名

計 男性14名+女性18名=計32名

(3)とちぎ若者サポートステーション事業

若年無業者の自立就労支援として厚生労働省は平成 17年に若者自立塾を開設、翌 18 年には地域若者サポー

トステーションを開設した。現在、若者自立塾は全国に 30箇所、地域若者サポートステーションは全国に 77

箇所展開している。地域若者サポートステーションは地域行政(都道府県)が運営団体を推薦し、協働しなが

ら進めていく形式を取っている。『とちぎ若者サポートステーション』(通称サポステ)は昨年、厚生労働省か

ら受託し本会が運営している。平成 19 年 5 月 16 日に県庁南庁舎ジョブカフェ内に開所し、「あせらない!あ

わてない!そして、あきらめない!」を合言葉に 4 名の常勤スタッフ、6 名の非常勤スタッフ、そして 20 数

名のボランティアスタッフに支えられながら昨年度の運営に当たった。

平成 19年度 5月 16日に開設したので実質 11ヶ月間弱といった期間であったが、それでも新規登録者は 230

名で、相談やイベント、セミナー合計で述べ 3479 名が利用したことになる。これは人口比で考えても全国で

顕著な実数であり、それだけスタッフの負担も大きくなってしまったことが課題として残る結果となった。ま

た、自立就労率(厚生労働省では就労だけでなく進学も成果として評価いているのでこの名称を使用している)

は 38.2%と厚生労働省を目標数値し、その内訳としては 88名が何かしらの形で就労についたり、進学や復学

という形につながった。むろん、その中でも退職したり学校に通わなくなって支援が続いている若者もいるこ

とは報告しておく。

とちぎサポステの最大の特徴は、一人ひとりに合ったサポートで、自立の道をみつけていく個別支援である。

若者支援に重要なのは一人ひとりの段階に合わせた支援プログラムだ。インテークからキャリア又は心理の相

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談、そして家庭訪問と相談事業の 4本柱が確立した。インテークはとちぎサポステの一つの特徴とも言えるも

のだが、初回面談からスタッフ面談へとつながっていくもので多くの若者に対応している。キャリア相談や心

理相談には行かなくても、しかし何かしらの形でつながっていたい若者が相当数いることが多数いることが証

明された。就労につながったケースの多くがキャリア相談に拠るところが大きい。また心理相談は重いケース

が多く、臨床心理士を苦しめた。家庭への訪問活動は来所できない若者や保護者への自宅や近所に向かう形だ

が、緊急のケースや難しいケースも多々あったが訪問の結果、解決に向かう方向が見えた件数もあった。

とちぎ若者サポートステーション利用状況(2007 年度) 相談 心理 キャリア 訪問 イベント セミナー 計 新規

5 月 27 13 19 8 2 0 69696969 36

6 月 43 27 26 30 6 0 132132132132 25

7 月 57 36 35 42 7 7 184184184184 23

8 月 59 23 46 28 16 38 210210210210 21

9 月 83 23 52 41 27 42 268268268268 20

10 月 69 26 50 40 42 78 305305305305 19

11 月 203 21 39 43 19 62 387387387387 21

12 月 226 15 23 48 25 66 403403403403 13

08・1 月 305 23 17 44 6 77 472472472472 16

08・2 月 348 15 27 40 9 119 558558558558 20

08・3 月 317 12 27 33 20 82 491491491491 16

計 1737 234 361 397 179 571 3479347934793479 230

相談相談相談相談 インテークのための電話相談・来所相談、メールなどの利用者の最初のSSへのアクセス

心理心理心理心理 臨床心理士による本人あるいは、家族への個別カウンセリング・グループカウンセリング

キャリアキャリアキャリアキャリア キャリアカウンセラーによる本人あるいは、家族への個別カウンセリング 訪問訪問訪問訪問 来所できない若者の自宅に訪問する家庭訪問相談

イベントイベントイベントイベント もちアゲ隊、職場訪問などの相談以外のプログラムへの参加 セミナーセミナーセミナーセミナー 対人講座、PC 教室、学び場、ちょべり場などへの参加

0

100

200

300

400

500

600

セミナー

イベント

訪問

キャリア

心理

相談

セミナー 0 7 38 42 78 62 66 77 119 82

イベント 6 7 16 27 42 19 25 6 9 20

訪問 30 42 28 41 40 43 48 44 40 33

キャリア 26 35 46 52 50 39 23 17 27 27

心理 27 36 23 23 26 21 15 23 15 12

相談 43 57 59 83 69 203 226 305 348 317

6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 08・1月 08・2月 08・3月

また、動き出した若者が無理なく一歩ずつ進めるよう、出来る限り、若者本人の声を吸いあげ、実現したイ

ベントやセミナー、講座は多岐に渡った。①から④までは平成 19 年 5 月の開所時に準備していた講座やセミ

ナーだが、⑤以降は全て、利用者である若者の希望、スタッフからの必要性などで後発的にできたものだ。サ

ポステがいかに、大人側のだけの判断で進んでいるのではなく、利用である若者の寄り添って進めているかの

証になるであろう。

①「SST(ソーシャルスキルトレーニング)」 臨床心理士のグループカウンセリングに延べ 73 人が参加した。

②「就活講座・対人講座」 キャリアコンサルタントが若者のニーズ応え、また必要性に応じた形で生ま

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れた講座やセミナー。一人一人のレベルに合わせ、様々な講座を実施した。延べ 103 名が参加した。

③「参加しよう!もちアゲ隊」 動き出した若者が様々な実体験を通して個々の働く気持ちを「もちアゲ

る」ための企画。農作業・自然体験など(自立塾や国際自然大学校と連携)や高齢者施設や乗馬など、

県内のNPOや施設と連携して実施した。延べ 51 人が参加した。

④「職場めぐりツアー」 県内企業 80 社と連携して実際の職場を訪問して社長さんに話してもらい、職

業意欲の醸成につなげる企画。平成 19 年 8 月より実施し、県内各地の企業 24 社を訪問し、45 人のサ

ポステ利用者が参加した。社長からの直接のメッセージは個々の意識付けには最適で、「仕事をしたく

なりました」というように職業意欲醸成にこの上ない効果を出した。

⑤ちょべり場 コミュニケーションが苦手な若者が、「ちょっとだけおしゃべりできる居場所」として開

設。作新大学人間心理学部准教授 2名と院生で運営し、大きな反響を呼んだ。延べ 84 人が参加した。

⑥学び場 成人してなお読書きに難しさを抱える若者に対して漢字や計算の練習を週 1回実施した。発達

障害の疑いのある若者にも対応し仕事への適応能力の参考にもなった。延べ 21 人が参加した。

⑦パソコン講座 地元企業との連携で、1回 1000 円で指導を受け、参加者の中から MOS の資格合格者が出

るまでに至った。延べ 34 名が参加した。

⑧日光3DAYSキャンプ NPO法人日光自然大学校の連携で、2泊 3日の自然体験キャンプを霧降校

で実施した。スタッフは全て大学校にお任せし、9月より 7 回実施し、36 人が参加。

⑩海外ユースワークキャンプ(タイ 10 日間) NPO法人NICE(日本国際ワークキャンプセンター)

との連携で海外キャンプ(タイ 10 日間)を実施。直前の周知にも関わらず 2 人の若者が参加。内 1名は

このキャンプ参加がきっかけで大学の英米文学科に入学を決意、見事合格した。

⑪その他 新潟中越沖地震の復興支援ボランティア、障害者乗馬のボランティア、連携企業の短期就業体

験、ボイストレーニング、数多くのイベントを実施した。 No 性別 年齢 利用者 学歴 職歴 通院 本人の主訴、及び状況 SS 対応 進路進路進路進路

1111 女 本人 中在学 無 不登校・体調不良で苦しむ。 訪問 進学

2222 女 本人 中在学 無 教師からのいじめで苦しむ。 訪問 進学

3333 男 母親 中在学 無 家庭内暴力多々あり。 初回面談のみ 進学

4444 女 本人 高在学 無 不登校・高校受験の支援→合格 訪問 進学

5555 男 本人 高在学 無 不登校気味・事件に巻き込まれる。学習支援 訪問 進学

6666 男 本人・母親 高在学 無 寡黙症・昼夜逆転・学習支援で復学 訪問 進学

7777 女 本人・母親 高在学 無 不登校。・昼夜逆転・受験支援で合格 訪問 進学

8888 女 本人・母親 高在学 無 不登校・中退・家出・編入・不登校の連続→中退。 訪問

9999 男 本人 中卒 有 中学不登校・自傷他害で措置入院歴有り。 訪問 就職

10101010 男 本人・母親 中卒 有 アスペルガーと診断・中卒後自宅で内職・対人関係なし スタッフ面談

11111111 男 本人 高中退 無 ○ うつと統合失調症の中間と診断・進路相談 スタッフ面談

12121212 女 父親 中卒 無 詳細不明 初回面談のみ 進学

13131313 男 本人・母親 高在学 無 家庭内暴力で篭城。自立塾、児相などと連携 訪問 進学

14141414 女 本人 高在学 有 難病。通信制に通うもバイト辞める。 訪問

15151515 男 本人 高在学 アスペルガーと「診断。高校中退して転校。 訪問 進学

16161616 女 本人 中卒 有 ○ 高校中退のため、児童養護施設退所・就活相談 初回面談のみ 就職

17171717 男 本人 高休学 不登校。アスペルガーの疑いある。進路相談 訪問

18181818 女 本人・母親 高中退 不登校の後、自主退学。大検目指す。 訪問

19191919 男 本人・母親 高休学 有 ○ 統合失調症とひきこもりの相談 スタッフ面談・訪問

20202020 男 本人・母親 高中退 アスペルガー。高校中退して予備校に通う。 訪問 進学

21212121 男 母親 高中退 ひきこもりで統合の傾向あり。 スタッフ面談

22222222 女 本人 高中退 無 父出奔、母病死にて祖母宅に同居・対人関係なし スタッフ面談

23232323 男 本人 高卒 無 ○ うつ状態で、ひきこもりの相談。 訪問

24242424 男 本人 高卒 有 進路の悩み スタッフ面談 進学

25252525 女 本人 高在学 無 心理的な悩み 心理面接

26262626 男 本人 専卒 有 進路相談 初回面談のみ 就職

27272727 女 本人 高卒 有 家族関係の悩み 初回面談のみ

28282828 男 母親 高中退 有 息子が無職にて在宅 初回面談のみ

29292929 男

10

本人 高卒 無 児童養護施設退所後の就活相談 スタッフ面談 就職

30303030 男 本人 高卒 無 ○ 社会不安障害があるも、本人介護職希望 スタッフ面談 進学

31313131 女 母親 高中退 無 ○ 統合失調症・就労意欲有り スタッフ面談

32323232 男 母親 中卒 無 ひきこもり。家庭内暴力の相談 訪問

33333333 男 本人 高中退 有 自閉症?無職にて在宅 対人関係なし スタッフ面談

34343434 男

両親 中卒 有 息子が無職にて在宅 スタッフ面談

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35353535 男 母親 大中退 有 息子が無職にて在宅 初回面談のみ

36363636 男 本人 高中退 無 高校中退で大検取得。進路相談 訪問

37373737 男 本人 高卒 無 統合失調症?心理面接に移行 キャリア面接

38383838 男 本人 専中退 有 無職にて在宅・母親の促しで来所 スタッフ面談

39393939 男 本人 専中退 有 発達障害の診断で無職にて在宅 スタッフ面談

40404040 男 両親 高卒 有 無職にて在宅・母親に対する暴力があり相談 スタッフ面談

41414141 女 母親 高卒 無 ひきこもりで家から出れずに相談 訪問

42424242 女 本人 大卒 有 ○ 統合失調で進路相談 訪問

43434343 男 本人 専門卒 無 ADHD・対関係がつくれず就活中。仕事の相談。 スタッフ面談

44444444 男 母親 休学中 無 息子がひとり暮らしでひきこもりで相談 スタッフ面談

45454545 男 本人 高卒 有 SAD で進路相談 訪問

46464646 女 本人・母親 高卒 無 自閉症?・母親同席で面談 初回面談のみ

47474747 女 本人 大卒 有 うつの診断。退職。その後の就労相談 訪問

48484848 男 本人 専卒 有 進路の悩み・対人関係がつくれず。進路相談 初回面談のみ

49494949 男 本人・父親 高卒 無 発達障害の疑い。本人一言も話さず。 初回面談のみ

50505050 男 本人 高卒 無 ○ SAD で就労相談 キャリア面接

51515151 男 本人 大中退 無 ○ 就職についての相談 キャリア面接

52525252 女 本人 大休学 有 ○ 対人恐怖にて大学休学中で進路相談 心理面接

53535353 女 本人 高中退 有 就職についての悩み キャリア面接 就職

54545454 男 母親 中卒 無 自閉症で自宅にひきこもる。進路相談 訪問

55555555 女 母親 高卒 無 娘が一人暮らしでひきこもり・両親を拒否 スタッフ面談

56565656 男 本人 高卒 無 自閉症の疑い。就職トレーニング施行で進路相談 スタッフ面談

57575757 男 本人 高卒 有 就職についての相談 キャリア面接

58585858 男 本人 高卒 無 ○ てんかんの診断・就職についての悩み キャリア面接

59595959 男 本人 大休学 有 ○ 対人関係の悩みで大学休学中。今後の進路相談 初回面談のみ

60606060 男 本人 高卒 有 ○ 軽度の知的障害・進路についての相談 スタッフ面談

61616161 男 本人 高卒 有 発達障害の疑い。進路相談 心理面接

62626262 男 本人 高卒 有 発達障害。就労相談 心理面接 就職

63636363 男 本人 高卒 無 中2から不登校後ひきこもりで相談 心理面接 進学

64646464 女 本人 高卒 有 就職についての悩み相談 キャリア面接 就職

65656565 男 本人 大卒 有 就職についての悩み相談 キャリア面接

66666666 男 本人 専卒 有 就職についての相談 キャリア面接 就職

67676767 男 本人 専中退 有 ○ 統合失調症で心理面接1回のみ 心理面接

68686868 男 本人 専中退 有 進路についての悩み スタッフ面談

69696969 女 本人 高卒 有 詳細不明 イベント参加

70707070 女 母親 大在学 有 就職についての相談 初回面談のみ

71717171 男 本人・母親 高卒 有 ひきこもり・母親への反発で相談 スタッフ面談

72727272 男 本人 高卒 有 就職についての相談 キャリア面接

73737373 男 本人 大院休学 有 大学院での人間関係の不和・休学中。進路相談 スタッフ面談

74747474 女 本人・母親 不明 無 無職にて在宅 訪問

75757575 女 本人 高卒 有 ○ 心理面や就職についての悩み 心理面接

76767676 男 本人 大卒 有 ○ 抑うつ障害・就職についての悩み スタッフ面談

77777777 男 本人 大卒 無 ○ 回避性障害・心理面での悩み 心理面接

78787878 女 本人 大卒 有 ○ PTSD?・就職についての悩み 心理面接 就職

79797979 男 本人 高卒 有 ○ 心理面・親子関係の悩み スタッフ面談

80808080 男 本人 大中退 無 無職にて在宅 スタッフ面談

81818181 女 本人 高卒 有 職場での人間関係の悩み 心理面接

82828282 男 本人 大卒 有 心理面や就職についての悩み 心理面接 就職

83838383 女 本人 大中退 有 統合失調症の疑い 訪問

84848484 男 本人 大卒 無 無職にて在宅 訪問

85858585 男 母親 不明 無 息子が無職にて在宅 初回面談のみ

86868686 男 両親 不明 無 息子が無職にて在宅 初回面談のみ

87878787 女 母親・兄 専卒 有 娘が無職にて在宅 初回面談のみ

88888888 男 本人・母親 大卒 無 無職にて在宅 訪問

89898989 男 本人 専卒 有 ○ うつにて通院。進路相談 訪問

90909090 男 本人 専卒 有 ○ 統合失調症・進路についての悩み スタッフ面談

91919191 男 本人 高卒 有 ○ うつにて進路相談 イベント参加

92929292 男 母親 専卒 有 ○ 潰瘍性大腸炎。相談 初回面談のみ

93939393 女 本人 高卒 有 ○ 摂食障害・心理面での悩み スタッフ面談

94949494 女 本人 専卒 有 ○ 適応障害・就職についての悩み イベント参加

95959595 男 本人 高卒 有 ○ 就職についての悩み スタッフ面談 就職

96969696 男 両親 大中退 有 ひきこもり・臨床心理士訪問 心理面接

97979797 男 本人 大卒 有 就職についての悩み キャリア面接 就職

98989898 男 本人 大卒 有 就職についての悩み 訪問 就職

99999999 女 本人 高卒 有 発達障害?職場での人間関係の悩み スタッフ面談 就職

100100100100 男

20

20

本人 専卒 有 就職についての悩み キャリア面接

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27

101101101101 男 父親 高卒 有 無職にて在宅 訪問

102102102102 女 本人 大卒 有 就職についての悩み スタッフ面談 就職

103103103103 男 本人 専卒 有 発達障害?・進路についての悩み スタッフ面談

104104104104 女 本人 専卒 有 就職についての悩み スタッフ面談 就職

105105105105 男 本人 高中退 有 統合失調症で就労相談 訪問

106106106106 男 母親 不明 有 息子が無職にて在宅 初回面談のみ

107107107107 女 本人・母親 高卒 有 ○ うつ・心理面や家族関係についての悩み 訪問

108108108108 男 本人 大中退 有 ○ ADHD・心理面や進路についての悩み スタッフ面談

109109109109 男 母親 大卒 有 ○ うつ・ひきこもりで相談 スタッフ面談

110110110110 男 両親 大卒 無 ○ ひきこもりの相談 初回面談のみ

111111111111 男 本人 高卒 有 ○ 就職についての相談 スタッフ面談 就職

112112112112 女 本人 大中退 有 ○ 就職についての相談 スタッフ面談 就職

113113113113 男 本人 大卒 無 就職についての悩み キャリア面接

114114114114 男 本人・母親 大卒 有 統合失調症・うつ? 母親同席で面談 心理面接

115115115115 男 本人 高中退 有 回避性人格障害・就職についての悩み 心理面接

116116116116 女 本人 高卒 有 就職についての相談 訪問 就職

117117117117 男 母親 大中退 有 ひきこもりの相談 初回面談のみ

118118118118 男 母親 専卒 有 息子が無職にて在宅 スタッフ面談

119119119119 男 本人 専卒 有 就職についての相談 キャリア面接

120120120120 男 父親 不明 不明 息子が無職にて在宅 初回面談のみ

121121121121 男 本人 高卒 有 ○ 心理面での悩み 対人関係の不安 心理面接

122122122122 男 母親 中卒 有 ○ 息子が無職にて在宅 スタッフ面談

123123123123 男 本人 大卒 有 ○ アスペルガーの疑い。進路相談 キャリア面接 就職

124124124124 男 本人 高卒 有 ○ 急性膵臓炎にて面接中断 キャリア面接

125125125125 女 本人 専卒 有 就職についての相談 スタッフ面談

126126126126 女 母親 高中退 無 ひきこもりの相談 スタッフ面談 就職

127127127127 男 本人 大中退 有 就職についての相談 キャリア面接

128128128128 女 本人 中卒 無 15 年間ひきこもり・心理面接継続せず 心理面接

129129129129 女 母親 大卒 有 ひきこもりの相談 心理面接

130130130130 男 本人 高卒 有 ○ アダルトチルドレンで通院中。進路相談 訪問

131131131131 女 本人 高卒 有 統合失調症で相談 初回面談のみ

132132132132 女 本人 専卒 有 学習障害で就労相談 訪問 就職

133133133133 男 本人 大中退 無 就職についての相談 キャリア面接

134134134134 男 本人 高中退 無 就職についての相談 キャリア面接

135135135135 男 本人 大中退 有 ギャンブル依存 就活についての相談 キャリア面接 就職

136136136136 男 本人 大卒 有 就職についての悩み 初回面談のみ

137137137137 男 母親 大中退 有 息子が無職にて在宅 初回面談のみ

138138138138 男 本人 大卒 有 アルコール依存症 就職についての相談 スタッフ面談

139139139139 女 本人 高卒 有 ○ PTSD 心理面や就職についての相談 心理面接

140140140140 女 本人 高卒 有 ○ 就職についての悩み スタッフ面談 就職

141141141141 女 本人 大卒 有 ○ 統合失調症 SST のみ参加 イベント参加

142142142142 男 本人 大卒 有 アルコル依存 無職にて在宅 スタッフ面談

143143143143 男 本人 専卒 有 就職についての相談 キャリア面接 就職

144144144144 男 本人 大中退 無 母親病死 就職についての相談 スタッフ面談

145145145145 男 本人 中卒 有 発達障害? 就職についての相談 キャリア面接

146146146146 男 本人 大中退 有 就職についての悩み 初回面談のみ 就職

147147147147 男 本人 大卒 有 就職についての悩み キャリア面接

148148148148 男 本人 高卒 有 就職についての悩み 初回面談のみ

149149149149 男 本人 大卒 有 就職についての悩み 初回面談のみ

150150150150 男 父親 大中退 有 息子が無職にて在宅 初回面談のみ

151151151151 女 本人 高卒 有 就職についての悩み スタッフ面談

152152152152 男 本人 大卒 有 ○ うつ 就職についての相談 キャリア面接 就職

153153153153 男 本人 大卒 有 ○ 統合失調症 就職についての相談 心理面接

154154154154 男 本人 大中退 有 就職についての悩み キャリア面接 就職

155155155155 男 本人・母親 中卒 有 SAD、うつで就労相談 訪問

156156156156 男 本人 高卒 有 知的障害あり。就職についての相談 キャリア面接 就職

157157157157 男

本人・母親 中卒 有 学習障害で進路相談 スタッフ面談

158158158158 男 本人 中卒 有 ○ うつで相談 スタッフ面談

159159159159 男 本人 高卒 有 ○ うつ 就職についての相談 スタッフ面談

160160160160 男 本人 高卒 有 ○ 心理面、家族関係の悩み イベント参加

161161161161 女 本人 専卒 有 ○ 統合失調症の相談。 SST のみ参加 イベント参加

162162162162 女 本人・母親 短大卒 有 ○ 不安神経症 母親同席で面談 スタッフ面談 就職

163163163163 女 本人 専卒 有 職場での人間関係の悩み 心理面接

164164164164 男 本人 高卒 有 就職についての相談 スタッフ面談 就職

165165165165 男 本人 大卒 有 就職についての相談 スタッフ面談

166166166166 男

30

母親 専卒 有 ひきこもりの相談 訪問

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167167167167 男 本人 大卒 有 ネットカフェ難民で進路相談 訪問 就職

168168168168 男 本人 大卒 有 就職についての相談 キャリア面接

169169169169 男 本人 大卒 有 就職についての相談 スタッフ面談

170170170170 男 本人 大卒 有 就職についての相談 初回面談のみ 就職

171171171171 男 本人 高卒 有 就職についての相談 スタッフ面談 就職

172172172172 男 母親 高中退 有 息子が無職にて在宅 初回面談のみ

173173173173 男 本人・父親 専卒 有 息子が無職にて在宅 訪問

174174174174 女 本人 高中退 有 ○ 解離性障害・就職についての悩み スタッフ面談

175175175175 男 本人 高中退 無 ○ 統合失調症・心理面、就職についての悩み スタッフ面談

176176176176 女 本人 専卒 有 ○ タイ旅行説明会のみ参加 イベント参加

177177177177 男 本人 高卒 有 就職についての相談 スタッフ面談

178178178178 男 本人・父親 大卒 有 勤務経験あるが人間関係で挫折する。。 訪問

179179179179 男 両親 高中退 無 ひきこもりの相談 初回面談のみ

180180180180 男 本人 高卒 有 心理面、就職についての悩み 心理面接

181181181181 男 本人 大卒 有 就職についての相談 スタッフ面談 就職

182182182182 男 本人 不明 有 タイ旅行のみ参加 イベント参加

183183183183 女 本人 高卒 無 膠原病・両親の自殺により、今後についての相談 スタッフ面談 就職

184184184184 男 本人 大卒 有 ○ 気分障害・就職についての悩み スタッフ面談 就職

185185185185 女 本人 短大卒 有 就職についての相談 スタッフ面談 就職

186186186186 男 父親 高中退 有 息子が無職にて在宅 初回面談のみ

187187187187 男 母親 大卒 有 ひきこもりの相談 初回面談のみ

188188188188 男 本人・母親 専卒 有 自閉症・息子が無職にて在宅、母親への暴力で相談 訪問

189189189189 男 両親 高卒 有 息子が無職にて在宅 初回面談のみ

190190190190 男 母親 大中退 有 高機能自閉・ひきこもり 訪問

191191191191 男 本人 大院卒 有 ○ 躁鬱病・心理面での相談 心理面接 就職

192192192192 女 本人 専卒 有 身障者・就職についての相談 初回面談のみ

111193939393 男 本人 大卒 有 うつ・心理面での相談 心理面接 進学

194194194194 女 本人・母親 大中退 無 統合失調症で 10 年近くひきこもり。進路相談。 訪問

195195195195 男 母親 高卒 有 アルコール依存症・ひきこもり 初回面談のみ

196196196196 女 本人 短大卒 有 アスペルガーの疑い。・就職についての相談 スタッフ面談

197197197197 男 母親 大卒 有 息子が無職にて在宅 初回面談のみ

198198198198 男 本人 高卒 有 ○ 回避性人格障害・心理面、就職についての相談 スタッフ面談 就職

199199199199 女 父親 高卒 有 ○ ひきこもりの相談 初回面談のみ

200200200200 女 本人・父親 大卒 有 アスペルガーの疑い。希死念慮強い 訪問

201201201201 男 本人 大中退 有 心理面、就職についての悩み 訪問

202202202202 男 母親 大中退 有 ひきこもり・母親の心理面接の後訪問 訪問

203203203203 男 父親 高卒 有 統合失調症・息子が入院中 スタッフ面談

204204204204 男 本人 大卒 有 就職についての相談 初回面談のみ

205205205205 男 母親 中卒 有 ひきこもりの相談 初回面談のみ

206206206206 男 本人 大卒 有 アスペルガーに疑い。・就職についての相談 スタッフ面談 就職

207207207207 男 父親 不明 無 ADHD・息子さんの将来につての相談 初回面談のみ

208208208208 男 本人 高卒 有 ○ うつ・就職、家族関係についての相談 スタッフ面談+訪問 就職

209209209209 男 本人 大卒 有 ○ うつ・就職についての相談 キャリア面接 就職

210210210210 男 本人 大卒 有 就職についての悩み キャリア面接 就職

211211211211 男 本人・母親 専卒 有 発達障害?・心理面や就職についての悩み 心理面接

212212212212 男 両親 不明 有 息子が無職にて在宅 初回面談のみ

213213213213 男 本人 大中退 無 アスペルガー?・就職についての相談 スタッフ面談 就職

214214214214 男 本人 大卒 有 ○ 統合失調症?就職についての相談 キャリア面接

215215215215 男 本人 高卒 有 ○ 難病、知的障害あり スタッフ面談

216216216216 女 本人 短大卒 有 ○ うつ・心理面、職場の人間関係の悩み 心理面接

217217217217 男 両親 中卒 無 自閉症?・息子が無職にて在宅 スタッフ面談

218218218218 男 本人 中卒 有 就職についての相談 スタッフ面談

219219219219 男 本人 専卒 有 就職についての相談 キャリア面接

220220220220 男 本人 専卒 有 就職についての相談 スタッフ面談

221221221221 女 本人 高卒 有 ○ うつ・心理面、就職についての悩み スタッフ面談

222222222222 男 本人・母親 大中退 有 高機能自閉でひきこもりの相談 訪問

223223223223 男 父親 高卒 有 アスペルガー・息子が無職にて在宅 スタッフ面談

224224224224 男

母親 大卒 有 ○ ひきこもりの相談 スタッフ面談

225225225225 男 両親 大卒 無 息子が一人暮らしでひきこもり 初回面談のみ

226226226226 男 母親 高卒 有 ひきこもりの状態続いている 訪問

227227227227 男 本人 高中退 有 右目失明・就職についての相談 初回面談のみ

228228228228 男 父親 不明 不明 息子が無職にて在宅 初回面談のみ

229229229229 男 両親 不明 不明 息子が無職にて在宅 初回面談のみ

230230230230 男

40

母親 高卒 有 母親が息子の就職について相談 初回面談のみ

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D.事業報告【情報センター】

(1)『とちぎVネット・月刊ボランティア情報』の発行(Vの啓発・普及事業)

V活動・市民活動の啓発、普及、推進のため『月刊V情報』を毎月2000部(年10回)発行した。会員のほか、

県内NPO法人、教育委員会、社会福祉協議会、福祉施設等へ無料配布し県内の市民活動の情報を提供した。

非常勤職員を配置し、職員、ボランティアによる取材、執筆を行い、担当職員1人による印刷とボランティア

3~5人による製本・発送で成り立っている。

本会情報誌は年間170万円以上の持ち出しをして関係機関・団体への無料配布をしており、結果、県内の

市民活動が活性化していることは確かだが、概して無料配布している施設・団体からの反応や応援はなく「N

PO同士の支えあい」は深まっていない。「もらうだけ」「してもらって当たり前」のNPO自身の意識を改革

し、「やったり・やられたり」の支えあいの関係が必要である。そこで、手始めに、日光市民活動支援センタ

ーと業務提携をして、情報提供・取材・執筆を委託した。

また、職員全員が情報誌発行にかかわるようになり、とくに本会が実施している若者関係の記事を職員が書

くことで、担当職員の経験や若者支援の実態などが知られてきた。

課題は購読者が増えないこと。 月 号 特集記事 月 号 特集記事

4月 140 サロン再録72「NPO法人だいじょうぶ」 10月 145 寄稿特集/介護の社会化実現したか。

5月 141 サロン再録73「障害者雇用・ワークアシスト」 11月 146 サロン再録75「若者自立塾・栃木」

6月 142 ワキングスクール3年目。 12月 147 報告/とちぎ若者サポートステーション

7.8月 143 サロン再録74・あしなが育英会 1.2月 148 2008新春アンケート(地震ボラ編)

8月 144 報告/新潟中越沖地震 3月 149 報告・ファンドレイジング指南

(2)新聞情報収集・データベース化(Vの情報資料の収集・提供事業)

V活動、市民活動の情報を提供するため、新聞4紙から記事を要約しデータベース化するとともに、『月刊

V情報』にも掲載した。ボランティア5人の毎週の切り抜きにより実施した。年間約45回。(新聞切り抜き隊:

渡辺劭、矢野浩美、加藤久美子、左巻健次、大野幹夫)

②取材への対応・報道

新聞・テレビ、ラジオ、雑誌からの取材に年間 37 回対応した。サポートステーション事業、中越沖地震関

係、とちぎコミュニティファンドの取材が多かった。 回 月日 取材マスコミ(内容) 対応者

1 5/17 下野・サンケイ・読売・朝日・毎日・日経各社(とちぎ若者サポートステーション) 中野

2 5/30 下野・論説「若者自立支援会議・」 中野

3 6/5 NHK-FM出演(とちぎ若者サポートステーション) 中野

4 6/19 NHK放送宇都宮放送局(とちぎ若者サポートステーション) 中野

5 6/26 朝日(とちぎ若者サポートステーション利用者) 中野

6 7/3 下野「若者の自立」探る支援団体相談会 中野

7 7/5 朝日「再チャレンジできますか・②ニート」 中野

8 7/10 NHK放送宇都宮放送局(とちぎ若者サポートステーション) 中野

9 7/17 毎日「優越沖地震・本会活動開始」 中野

10 7/17 読売「優越沖地震・本会活動開始」 中野

11 7/22 下野 「Vネットの同行取材」 中野

12 7/20 毎日「被災地に足湯ボラ派遣」 矢野

13 7/26 下野「サポステ・2ヶ月で相談 300 件」 矢野

14 7/27 下野「被災地同行取材」 矢野

15 8/3 朝日「ボラバスがらがら」 矢野

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16 8/12 下野(とちぎ若者サポートステーション海外キャンプ) 中野

17 8/17 読売・朝日「ボラ引き続き募集」 矢野

18 8/18 下野取材(震災 1 ヶ月) 矢野

19 8/20 毎日「中越沖・ボラ緊急募集」 矢野

20 8/25 下野「NPOマネジメント講座」 県

21 8/28 昭和小PTA広報部・おやじの会の取材 矢野

22 8/29 下野・論説委員(防災の日) 矢野

23 8/? 取材対応大阪枚方市・中村さん・中間支援団体についての大学院修士論文)・取材対応、 矢野

24 9/3 サンケイ「当直日誌・災害ボランティア」 青木

25 9/13 毎日「中越沖地震特集」 柴田

26 9/14 取材対応(浄土宗・応典院住職秋田さん)、 矢野

27 10/9 下野(厚生労働大臣表彰) 中野

28 10/5 下野「NPOマネジメント講座」 矢野

29 1/17 下野「論説・防災の日・ボランティア」 矢野

30 1/17 サンケイ「コミュニティファンド」 矢野

31 1/22 朝日「ファンド報道」 矢野

32 1/23 下野「NPOフォーラム報道」 矢野

33 1/29 下野「ファンド報道」 矢野

34 2/9 下野「雷鳴抄・ファンド」 矢野

35 2/21 下野「論説・ファンド」 矢野

36 3/7 下野「県NPO融資低調」 矢野

37 3/25 能登半島地震1年目の「写真&メッセージ」集発刊・取材対応 矢野

事業報告 E.【連絡調整・ネットワーク】

(1) とちぎVネット災害救援ボランティア基金(NPOの活動資金の援助事業)

主に国内で発生した自然災害などに際し、緊急救援ボランティア活動が必要な場合の初動の活動資金を援助

する(「基金運用規定」による)。Vネットの募金箱(店舗設置)の15%分を「基金」に繰入れるととともに、

県内の災害救援ボランティアの"顔の見える関係"を作るための事業費、人件費としても使用した。

今年度は、能登半島地震、中越沖地震の救援活動に使用した。

(2)震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)への加盟、運営(Vの連絡調整事業)

災害時の全国的なボランティアネットワークを構築するため「震災がつなぐ全国ネットワーク(略称=震つ

な)」へ加盟し、職員を同ネットワークの事務局長として業務にあたらせた。昨年度末の能登半島地震と、7

月の中越沖地震の救援活動を連携しながら実施した。内閣府「防災ボランティア会議」にも引き続き参加する

とともに、静岡県ボランティア協会が3年前から実施している「静岡県内外の災害ボランティアの広域図上訓

練」に2名が参加し関係者間のネットワークを作った。さらに、この訓練での課題を整理するために全国社会

福祉協議会で、広域連携のための会議が持たれ、職員1人が参加した。 2/22(金)「震災がつなぐ全国ネットワーク」4役会議(矢野/静岡県

ボランティア協会)

2/23・24 静岡ボラ協会主催・静岡県内外災害ボランティア広域図上

訓練(矢野・柴田/静岡市)

3/26(水)全国社会福祉協議会で東海地震広域連携の会議(矢野、村井

/神戸、栗田/名古屋、渋谷・園崎・平島/全社協、中川/時事通信、

阿部・中央共募、小野田/静ボラ、亀山/日生協、伊丹・渡辺/内閣府

(3)「全国民間ボランティア・市民活動推進者企画戦略会議」実行委員会の運営

全国の市民活動やV活動の中間支援団体が一堂に会し、市民活動の推進方策、中間支援団体自身の経営につい

て研鑽し話し合う、「第 26回全国民間ボランティア・市民活動推進者企画戦略会議」を6月 16・17 日東京で

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実施した。企画・準備のため本会職員1人を派遣し、年度末までに3回の会議に参加した。当日は全国から約

70 人の参加があった。次年度(2007 年)は6月7・8日に茨城で実施する予定である。 ■実行委員会参加団体:大阪ボランティア協会、、富士福祉事業団、世田谷ボランティア協会、静岡県ボランティア協会、日本青年奉仕協

会、東京ボランティア・市民活動センター、とちぎボランティアネットワーク、茨城 NPO センター・コモンズ

6/16-17「全国民間ボランティア・市民活動推進者企画戦略会議(民ボラ)」出席(参加:矢野、中野、菊池、塚本)

●12/17(月)民ボラ実行委員会(矢野、横田・方喰、水谷、枝見、高山、今泉)茨城・つくば市

1/31(木)民ボラ実行委員会(茨城4人、栃木、東京4 つくば/矢野)

3/17(月)民ボラ実行委員会(矢野、横田・片喰・菅谷+2人、枝見、中家、高山、水谷)

事業報告 F.【災害ボランティア・オールとちぎ】

(1)救援・復興支援事業 ① 新潟・中越沖地震救援活動

2007 年 7 月 16 日新潟中越沖地震が発生した。直後から「災害ボランティアオールとちぎ」のメンバーによ

る救援活動を開始した。同日夕方 6 時に現地に職員とボランティアを調査のため派遣し、18 日には調査隊の

報告を待って、第2回の会議を開催。ボランティア第1陣が 7/21 に出発。7/21・22・23 と活動し 23 日夜に

帰還した。

以上のような計画とともに、「ボランティア活動支援金」や、夏場の災害であることから「10 万人のお風呂

大作戦」と称して、風呂、シャワー等が自作できる方法、材料、技術のアイデアを募集し、ホームページ等で

公開し、自作を促すキャンペーンを行った。

情報提供は「中越沖地震ボランティアニュース」を週 2 回、(週 1 回)8 号まで発行し、経営者協会の協力を

得てFAXで毎回 500 社に送信した。 7/23(月)中越沖地震ボラニュース1号、7/25(水)第2号発行、7/29(日)第3号発行、

8/8(水)第4号発行、8/15(水) 第5号発行、8/31(金) 第6号発行、9/28()第7号発行、

10/30()第8号発行

派遣チーム&日程(2泊3日便) 金曜出発チーム(3 日間・2 泊 3 日) 金曜出発チーム(3 日間・2 泊 3 日)

チーム名 日程 備考 チーム名 日程 備考

第1陣

【青海川隊】

金・土・日

7/20(金)

7/22(日)

定員:14 人(帰還)

車提供:NPO 法人ゆめ、柴

田貴史、保坂登

第2陣

【鯨波隊】

金・土・日

7/27(金)

7/29(日)

定員 13 人

ワゴン提供:深谷電工㈱

派遣チーム&日程(3泊4日 or4泊5日便)

水曜・出発チーム(4 日間・3 泊 4 日) 土曜・出発チーム(5 日間・4 泊 5 日)

チーム名 日程 備考 チーム名 日程 備考

第3陣

8/1(水)

8/4(土)

活動 5 人

バス提供:塩谷町社協

ワゴン提供:深谷電工㈱

第4陣

8/4(土)

8/8(水)

活動 10 人

バス提供:塩谷町社協

ワゴン提供:深谷電工㈱

(支援計画)

○支援する地区は「柏崎市・刈羽村」とする。第1陣、第2陣までは週末のみ、その後は連続派遣を検討。

○当面は被災者の生活支援を行う。(避難所等で足湯ボラ、生活環境改善ボラ、家屋内の片付けなど)

○川口町内に「とちぎVネット」のベースキャンプとして、古民家を借り事務所・宿泊等に使用する。

○8月 31 日(実際には 10 月 31 日まで実施)まで、5~15 人のボランティアが現地で活動する。

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第5陣

8/8(水)

8/11(土)

活動 5 人

バス提供:さくら市社協

ワゴン提供:深谷電工㈱

第6陣 8/11(土)

8/15(水)

活動 16 人

バス提供:塩谷町社協

ワゴン提供:深谷電工㈱

第7陣

8/15(水)

8/18(土)

活動 7 人

バス提供:塩谷町社協

ワゴン提供:深谷電工㈱

第8陣 8/18(土)

8/22(水)

活動 5 人

バス提供:さくら市社協

ワゴン提供:深谷電工㈱

第9陣

8/22(水)

8/25(土)

活動 6 人

バス提供:さくら市社協

ワゴン提供:深谷電工㈱

第 10 陣 8/25(土)

8/30(木)

中止

派遣チーム&日程(2泊3日便)

金曜出発チーム(3 日間・2 泊 3 日)

第 11 陣

8/31(金)

9/2(日)

活動 4 人

ワゴン提供:深谷電工㈱

第 12 陣 9/7(金)

9/9(日)

活動 18 人

ワゴン提供:深谷電工㈱

北関東綜合警備保障㈱

第 13 陣 9/14(金)

9/16(日)

活動 27 人

ワゴン提供:

北関東綜合警備保障㈱

渡辺保険事務所

第 14 陣

9/21(金)

9/23(日)

活動 18 人

ワゴン提供:

北関東綜合警備保障㈱

渡辺保険事務所

第 15 陣 9/28(金)

9/30(日)

活動 14 人 ワゴン提供:

北関東綜合警備保障㈱

渡辺保険事務所

第 16 陣 10/5(金)

10/7(日)

活動 22 人 ワゴン提供:

北関東綜合警備保障㈱

渡辺保険事務所

第 17 陣 10/12(金)

10/14(日)

活動 16 人

ワゴン提供:北関東綜合警備保障

㈱、渡辺保険事務所

車提供:(有)オカダ

第 18 陣 10/19(金)

10/21(日)

別動隊を含め 10 人

ワゴン提供:北関東綜合警備保障

渡辺保険事務所

車提供:(有)オカダ

第 19 陣 10/26(金)

10/28(日)

活動 8 人

ワゴン提供:渡辺保険事務所

車提供:(有)オカダ

3年前の中越地震のときから協力いただいている「川口町木沢地区の平沢さん宅、通称「木沢ハウス」と星

野忠明さん宅(星野ハウス)をお借りし、ボランティアが自炊しながら、片道1時間の距離にある、柏崎市の椎

谷、宮川、大湊、番神地区など柏崎市VCのボランティアがほとんど入っていない集落で片付け、畑の手伝い、

学校の土嚢積み、避難所での足湯マッサージ、仮設住宅の支援等を行った。後に長岡市(旧小国町)八王子集

落の「八王子ハウス」も高野山真言宗の足湯ボランティア隊からお借りして宿泊拠点とした。

現地では日本財団関係のボランティアと連携をとって活動を展開した。また、9月からは、警備保障会社の

社員のボランティアとの共同でボランティア派遣を行った。10月末までのボランティア派遣はのべ526人

になった。さらに現在も災害ボランティアオールとちぎは毎月1回から数回、復興支援活動として中越地震被

災地ともども現地で活動を行っている。

またボランティア活動支援金(寄付)は117人(件)から1,580,206円をいただいた。

以下は、寄付者以外のボランティアである。

オールとちぎ事務局長:柴田貴史、同次長:湯本尊、事務局スタッフ:沼尾大輔、現地駐在:塩澤達俊

事務局ボランティア

永森裕子、田野辺敬子、橋本三恵、宝島文代、徳山雄一、山中節子、菊池順子、塚本明子、青木秀子、関口保洋、矢野正広

街頭募金ボランティア

●7/22 宇都宮市二荒山神社・パルコ前 15 人●徳山雄一、鈴木俊輔、黒井孝文、赤松沙緒里、小川裕輝、菊池順子、塚本明子、中野謙作、矢

野正広、平出和也、矢野貴志、越雲三千代、越雲悠里、古沢達也、松本冨美子●8/12 小山市・駅西口ロブレ前 4 人●徳山雄一、麦倉宏将、

田中歩美、湯本尊 ●8/19 宇都宮市ベルモール 13 人●柴田貴史、下山直也、麦倉宏将、手塚茂季、湯本尊、塚本明子、坂本紀子、笹嶋梢、

早乙女君江、石澤佳奈、高橋小百合、田中歩美 宇都宮街頭募金(7/22)87,497 円、日光街頭募金(8/4・5)NPO 法人雑草・草むら・はば

たき・なんとなくのにわ・おおきな木・今市青年会議所 132,096 円、小山街頭募金(8/17)29,975 円

ワゴン車提供ボランティア…深谷電工㈱、渡辺保険事務所、有限会社オカダ

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バス提供ボランティア…塩谷町社会福祉協議会、さくら市社会福祉協議会

駐車場貸出しボランティア…祥雲寺

現地活動ボランティア(526 人)

■調査隊 7/16-7/17(月-火)のべ3人 矢野正広、柴田貴史、関口保洋

■第1陣(青海川隊)7/20-7/22(金-日)のべ 39 人 青木秀子、田崎泰博、川中子恵美子、田邊燿市、大島道夫、小野正視、沼尾大輔、

柴田貴史、湯本尊、麦倉宏将、手塚茂季、保坂登、君嶋福芳、斎藤浩一

■第2陣(鯨波)7/27-7/29(金-日)のべ 39 人 中尾孝江、金谷三杉、大山俊英、松橋ゆみ子、手塚大智、大島金一、今泉雅江、田邊燿市、柴

田貴史、保坂登、高嶋美恵子、浅海瑛二、近藤勝彦

■第3陣(番神隊)8/1-8/4(水-土)のべ 31 人 君嶋福芳、永井聡行、高橋諒、松橋ゆみ子、高嶋美恵子、バス運転・渡辺栄憲(塩谷町社協)

災害に強い足利つくる会隊:羽川さん、高田さん

■第4陣(米山隊)8/4-8/8(土-水)のべ 51 人 上田眞理子、菊池順子、人見真理子、平木妙恵、麦倉宏将、松井理沙、坂本紀子、星益裕、田

邊燿市、松橋ゆみ子、バス運転・渡辺栄憲(塩谷町社協)

■第5陣(荒浜隊)8/8-8/11(水-土)のべ 21 人 古田よしゆき、江部尚史、長岡広明、手塚峻征、安永真一、バス運転・鈴木さん(さくら市社

協)

■第6陣(出雲崎隊)8/11-8/15(土-水)のべ 52 人 熊谷厳、上山隆宏、関泰光、斎藤碧、田邊燿市、松橋由美子、関口保洋、橋本翼、

石塚博規、青木秀子、高橋結、手塚将之、バス運転・鈴木さん(さくら市社協)深谷電工隊(山崎拡男、石川学、他1人)

■第7陣 8/15-8/18(水-土)のべ 25 人 下崎章男、今野政春、阿部克久、高野太貴、樅山浩二、田邊燿市、松橋由美子、バス運転・

渡辺栄憲(塩谷町社協)

■第 8 陣 8/18-8/22(土-水)のべ 21 人 東和徹、落合勇多、桑原弘典、田邊燿市、堀田達成、バス運転・渡辺栄憲(塩谷町社協)

■第 9陣 8/22-8/25(水-土)のべ 25 人 小松崎ミチ、岡部博信、早乙女君江、山田登子、大島金一、西岡純一、バス運転・鈴木さん(さくら

市社協)

■第 11 陣 8/31-9/2(金-日)のべ 12 人 柴田貴史、青木秀子、関口保洋、坂本紀子

■第 12 陣 9/7-9/9(金-日)のべ 54 人 大垣匠平、大金倉太、遠藤翼、天知稔、柴田貴史、北関東綜合警備保障㈱グループ 13 人

■第 13 陣 9/14-9/16(金-日)のべ 71 人 橋本三恵、関口保洋、青木秀子、永森裕子、柴田貴史、塩沢達俊、松尾彩加、速水愛、

海老原伊純、徳山雄一、菊地順子、山中節子、北関東綜合警備保障㈱グループ 14 人

■第 14 陣 9/21-9/23(金-日)のべ 54 人 天知稔、小圷仁美、小島早紀子、渡辺秀子、関泰光、北関東綜合警備保障㈱グループ 13 人

■第 15 陣 9/28-9/30(金-日)のべ 28 人 人見恵理子、髙嶋美恵子、天知稔、村田勉、北関東綜合警備保障㈱グループ 10 人

■第 16 陣 10/5-10/7(金-日)のべ 37 人 渡辺英子、小圷仁美、小島早紀子、天知稔、菊池浩史、矢野正広、塚本明子、菊池順子、加藤(マ

ッサージ隊他 3 人)北関東綜合警備保障㈱グループ 10 人

■第 17 陣 10/12-10/14(金-日)のべ 32 人 渡辺英子、天知稔、柴田貴史、関泰光、北関東綜合警備保障㈱グループ 12 人

■第 19 陣 10/26-10/28(金-日)のべ 8 人 柴田貴史、永井聡行、君嶋福芳、石塚博規

11月以降の復興支援活動は仮設住宅でのイベントを中心に励まし・寄り添いの活動を展開した。県内の視覚

障害者でマッサージ師の有資格者と共に仮設住宅回りをするなどの活動を行った。また新たな宿泊拠点になっ

た旧小国町八王子集落へのもちつき交流や、「八王子ハウス」の雪堀りなどの恩返し交流も行った。以下はそ

の後の中越沖地震復興支援活動である。 10/7-8(日月)刈羽VC仮設住宅集会所でマッサージボラ、旧小国町の高野山足湯隊拠点視察(五味・矢野・菊池・塩澤)

11/3-5/新潟刈羽へマッサージボラ(菊池、柴田、天知、宮村、塩澤、加藤・落合・飯村・田名網等・視覚障害者 4 人)

12/16(木)新潟刈羽・宮川・(小国)八王子ボラ

1/27(日)(小国)八王子ハウス・雪掘り&宮川仮設住宅・地域住民と餅つき交流(菊地、半田、柴田、青木、君嶋、天知、塩澤、宮村、石塚、

矢野少年2、鈴木少年)

3/2・3(日・月)新潟・木沢ハウス、「ソング・オブ・ザ・アース」に出店、木沢ハウス雪下ろし

① 新潟・中越地震復興支援活動

A「越後かわぐち よってげてー!ふれあい市」への参加

川口町駅前商店街復興のために、2007 年4月 15 日から毎月川口町本町通りで開催されている「ふれあい市」

に毎月参加した。午前 11 時~午後3時まで歩行者天国にしているが、オールとちぎは毎回宇都宮餃子の模擬

店を出した。復興支援はつながりの中から生まれる。結果的に 3 年間つながってきた結果、今年の中越沖地震

での連携ができたと思っている 4/15、5/20、6/17、8/19、9/16、10/21、11/25

B「そば畑オーナー制」の運営支援

3年目になった「ソバ畑オーナー制・八郎場蕎麦楽校」を実施した。栃木と埼玉のオーナー約 10 人と地元

オーナー10名の20人でそばの種まきとカリフラワーの苗植えを地元農家の方々の指導いただきながら実施し

た。昨年に比べて地元住民でオーナー制にかかわる人も増え、作付け面積もさらに拡大した。本会のかかわり

はほとんどなく住民主体で実施できるようになった。

地元住民同士が相談しあって生き生きと活動している様子が伺えたとともに、定期的な作業を通じた交流が

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あることで、栃木から初めて現地に行き農業をやったという若者もおり、若者の体験・成長の機会ともなった。

災害に限らず今後の日本の中山間地の課題と都市住民の課題を解決する方法として有効と考えた。

さらに、地震4年目となる 10月 21 日には、町をあげての復興祭をおこない、オールとちぎからも「絆ウオ

ーク」に参加した。 名称

内容 「和南津そばの郷 八郎場楽校」(代表:小林敏明) 目的/中越地震で離農が増えている。農村活性化のために都市住民との交流が不可欠。一緒にそばを育て、そばを打

ち、食べることで被災地住民との交流を深める。

●そば粉約 2kg 程度の収穫が見込めます。●そば打ち体験…名人からテクニックを盗もう!

予定 8 月 18 日・そば種まき、

9 月 17 日・花見

10 月 22 日・刈り取り

10/20-21(土日) オールとちぎのそばの刈り取り、和南津「絆ウオーク」参加(地

元 50 人、外部者 15 人、矢野2、柴田、青木、関口、橋本、江村、徳山)

11/26 新そばで収穫祭・そば打ち体験

年会費 10,000 円(村民期間 8~翌年 2 月)

参加

20 組

② 能登半島地震救援活動

昨年度年度末の3月25日に発生した能登半島地震では、遠隔地であることから当面は後方支援を行うことに

し、緊急救援期が終わったあとに復興支援を行う予定とした。本会が加盟・運営する「震災がつなぐ全国ネッ

トワーク」の複数の団体が現地への救援活動を行っていたため、これらの活動支援のために「能登半島地震ボ

ランティア活動支援金」を募った。結果76人、967,400円が寄せられた。この寄付金に本会基金から増額し

100万円をへの寄付をするため「震災がつなぐ全国ネットワーク」に寄付した。この寄付金は学生中心の

「KOBE足湯隊」の活動(輪島市門前、穴水町)、名古屋の「レスキューストックヤード」の復興サロン(穴水町・

毎月実施)、さらに、過疎・高齢化・地震だけでない能登を知ってもらう復興支援の写真&メッセージ集『い

としの能登よみがえれ!』の発刊を計画。その取材費用や発行経費としても使われた。『いとしの能登よみが

えれ!』は2008年3月25日に発刊された(1500円、本会でも発売)。

現地でのボランティア活動は発生後1ヶ月半すぎた5月に調査隊を派遣。穴水町、輪島・旧門前町で足湯や

片付けのボランティアをおこなった。

また「忘れない、能登キャンペーン」として、写真展を開催するためのパネルを作成し貸し出した。県内で

は小山市の「まちかど美術館」(NPO法人たすけあい大地)が能登物産展とともに「美しい能登と地震被害後

の写真展」の開催に協力した。

また、年末なり、国会で「被災者生活再建支援法」の改正があったが、罹災住宅の改修にも給付金が出るよ

うになった。これは阪神淡路大震災以来の国の方針の大転換であった。能登でたまたまボランティアに行った

Tさん宅は日本の民家の在来構法で建てられていたが、赤紙(危険なので立ち入れない)が貼られていた住宅だ

った。これを大工さんのTさんは自力で再建していた。こうした事実を神戸のNPOや被災地復興学会など

が中心になり国会・議員に情報提供。法改正に合わせて陳情する政策提言活動をおこなった。 4/7-8 能登半島地震街頭募金

5/12-14 能登半島地震調査「穴水(来迎寺)-輪島(仮設)等」(菊池、青木、関口、柴田)のべ 12 人

3/24(月)能登半島地震1年目の「写真&メッセージ」集発刊・取材(矢野)

③ 北秋田市水害救援活動

日本の10月末に発生した北秋田市の水害の救援ボランティアとして参加した。30日夜出発し、翌日阿仁前

田の駅前約270戸の土砂の撤去のボランティアを行った。現地では、日本財団関係のボランティアと那須野が

原JCの桑原さんと合流し、地元社会福祉協議会等に屋内土砂撤去方法のアドバイスをした。山間は僻地なの

で他県も含めて、外部からのボランティアの応援が必要とされた。これを受けて「震つな」ではボラ応援要請

情報を発信した。 10/30-11/1 北秋田市水害救援活動(矢野、保坂、麦倉、早川)のべ8人

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(2)啓発・普及活動

①『オールとちぎ通信』の発行

被災地の状況をお知らせするため「オールとちぎ通信」を年間に 30 回発行した。希望者にメールで発信し、

さらにHP上で公開した。

号 発行

日 記 事 号 発行日 記 事

89 4/5 地域交流会議 In 和南津。押し花プロジェクトひそ

かに進行中。3 月 25 日 AM9:42 能登半島地震発生

106 9/3 地域復興交流会議

90 4/22 よよ っっ てて げげ てて ぇぇ ~~ !! ふふ れれ ああ いい 市市 ””

三三国国街街道道越越後後川川口口宿宿。。能登半島地震街頭募金

107 9/8 沖地震・週末ボラ募集&報告。そば花見開催予告

91 5/26 能登地震調査派遣。田植え 108 9/20 そば花見

92 5/7 5/20 ってげてぇ~ふれあい市

ゴスペルグループ(BBV)が歌声で被災地を応援

109 9/30 復興イベント

93 7/3 BBV コンサートに中越から来県。そば楽校 110 11/10 新潟県中越地震から 3 年・・・~栃木から川口へ、

そして川口から~

94 7/21 中越沖地震発生。現地調査報告。 111 11/19 そば収穫、そば打ち教室、小千谷写真展

95 7/25 災害ボランティアオールとちぎ・中越沖地震復旧

支援・第1陣帰還①

112 12/2 絆の道ウォーク

96 7/27 災害ボランティアオールとちぎ・中越沖地震復旧

支援・報告②

113 12/12 11/25 そば打ち教室

97 7/28 災害ボランティアオールとちぎ・中越沖地震復旧

支援・報告③

114 1/20 刈羽仮設で餅つき、八王子ハウス、木沢で雪かき

98 7/30 災害ボランティアオールとちぎ・中越沖地震ボラ

ンティア派遣計画&募集。

115 2/6 八王子で餅つき、宮川で餅つき&マッサージ

99 8/2 「中越そばオーナー」募集。沖地震復興支援エッ

セイ

116 2/7 (論文)限界集落と災害・君島福芳

100 8/4 新潟県中越沖地震被災地から・・記録写真伝えま

す~ ボラ募集

117 2/22 「栃木ボランティア・市民活動フォーラム 2008」

第 2 分科会の、「首都直下型地震」発生!~そのと

き栃木から災害ボランティアは何をするか??

101 8/9 沖地震・第 4 陣報告 118 3/5 越後かわぐち雪洞火ぼたる祭”/高校生の初の雪堀

り体験

102 8/11 沖地震・ボラ募集 119 3/7 八王子ハウス雪堀り、川口町音楽イベント、雪割り

103 8/14 沖地震被災地報告・高齢者の風呂 120 3/23 「新潟・中越地震災害地復興イベント手伝いと雪下

ろし」 報告:保坂登

104 8/20 そばオーナー制「種まき」、「越後かわぐち よっ

てげてー!ふれあい市」

121 3/27 能能登登半半島島地地震震かからら11年年 写写真真集集完完成成!!

木木沢沢でで棚棚田田ののオオーーナナーー募募集集、、yyききそそばば焼焼きき

105 9/1 和南津そばの郷花見、沖地震 122 4/7 雪割草

②オールとちぎホームページの運営

中越の状況や本会の活動を、全国の人に知ってもらうため、ホームページ開設し運営した。本会のHPと

オールとちぎ独自のHPが連動していないため、年度途中からHPの専門家がボランティアで整理・統合し

ている。

③会議

オールとちぎ会議を年間で 36 回開催した。定例は毎週水曜日午後7時からとし、中越沖地震救援活動期は

ほぼ毎日の会議となった。夜の会議なので、年度途中から夕食を一緒に作って食べるようにした。一人 200

円以上のカンパで職員が交代で作っている。

オールとちぎ定例会議 39 回毎週水曜 19 時から

3●4/12、4/19(矢野、菊池、青木V、関口V、湯本V、永森V。能登地震の活動について等) 4/26(矢野、菊池、青木V、関口V、湯本V、柴田V)

3●5/10(木)能登の準備)5/17(木)(矢野、菊池、青木V、関口V、湯本V、永森V、渡辺V見学)、 5/24(木)(矢野、菊池、青木V、湯本、徳山、関口)、5/31(木)(矢野、徳山理事、

青木V、湯本V)、

4●6/7(木)(矢野、菊池、青木 V、関口 V、湯本 V、見形)、 6/14(木)(矢野、菊池、青木 V、関口 V、永森 V、徳山理事、湯本 V、塚本)、6/21(木)(矢野、塚本、青木V、関口V、湯本

V、徳山V)・6/28(木)、(関口V、湯本V、徳山理事、塚本、菊池、矢野)

3●7/5(木)(矢野、菊池、青木V、関口V、湯本V、柴田V、関口V、塚本)、7/12(木)、7/26(木)(青木・塚本・関口・菊池)

1●8/20(月)(矢野、柴田、湯本、青木、関口)

4●9/5 オールとちぎ会議(柴田他・北新潟オリエンテーション)、9/12(水)(柴田V、青木V、関口V、橋本V、坂本V、永森V、国際医療福祉大学生3、北総合警2、矢野・菊池・塚

本)、9/19(水)(柴田、青木、湯本、沼尾、坂本、関口、永森、菊池、矢野、塚本)、9/26(水)(柴田、関口、塩沢、沼尾、坂本、永森、青木、宮村、徳山、田辺、関、矢野、塚本、北綜

警2人)

4●10/3(水)(天知、田邉、柴田、関口、湯本、沼尾、永森、宮村 V、菊池、塚本、矢野)、10/7(水)(柴田、青木、天知、北綜警1、塩澤、沼尾、永森、徳山、宮村、矢野・菊池・塚本) 、

10/10(水)オール栃木会議 10/24(水)(柴田、君嶋、永井、石塚、関口、青木、天知、永森、徳山、宮村、矢野・菊池・塚本)

4●11/7(水)(柴田、青木、天知、永森、宮村、徳山、矢野・菊池・塚本)、11/14(水)(柴田、青木、関口、永森、徳山、矢野・塚本・菊池)、11/21(水)(矢野、青木、関口、永森、天

知) 、11/28(水)(柴田、青木、関口、永森、君嶋、天知、塚本、矢野)

3●12/5(水)(矢野、関口、君嶋、永森、橋本)、12/12(水)(柴田、青木、関口、天知、永森、君嶋、菊池・塚本・矢野)、12/19(水)(天知、柴田、関口、永森、矢野・菊池)、12/26(水)(柴

田V、天知V、関口V、永森V、矢野・菊池・塚本)

4●1/9(水)(柴田、君嶋、永森、関口、天知、矢野・菊池・塚本)、1/16(水)(君嶋、塩澤、永森、青木、関口、天知、矢野・菊池・塚本)、1/23(水)(君嶋、塩澤、永森、青木、柴田、

天知、橋本、菊池・矢野=夕飯:鯛・トマト汁) 、1/27(日)(柴田、青木、君嶋、天知、橋本、永森、菊地・矢野)

4●2/6(水)(青木、永森、君嶋、柴田、天知、関口、橋本、塚本・矢野、)、2/13(水) (川口町:平澤・米山・丸山さん来所、柴田、青木、関口、天知、永森、君嶋、宝島+3、矢野、

塚本、徳山、橋本、大関/自治労) 、2/20(水)(柴田、天知、君嶋、青木、関口・・・。矢野・、2/27(水)(柴田、君嶋、天知、青木、関口、永森、塚本・菊池・矢野)、

2●3/5(水)柴田、君嶋、橋本、天知、永森、大橋、菊池、塚本、矢野=)、3/12(水)(柴田、君嶋、関口、青木、天知、永森、橋本、菊池・塚本・矢野)3/29(土)「押し花プロジェクト」

(柴田&母、関口、橋本、青木、麦倉、君嶋、永森、矢野)

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G.事業報告【エコ・ハウスたかねざわ】

(1)運営総務部門

① 施設利用者総数

平成 19 年度は、平成 18年度に比べ、1.29 倍の 27454 人となった。特に 4月 8 日と 7月 29 日の両日は、選

挙があり、投票会場として合計2146人の来館者があったのでこの人数を引くと25308人となり1.18倍となる。

② 展示情報室(リサイクルコーナー)展示数

リサイクル品の展示点数は、月によって大きなばらつきがあるが、年の合計は 1万点を越し、10076 点とな

った。平成 18年度は前年比でマイナスになったが、平成 19年度は、1.09 倍となった。平成 20年 3月末現在、

会員のトータル数は 649 名となっている。平成 19 年度は、85 名が新規登録された。リサイクル伝言板では、

1年間で 53 件の貼り出しを行った。 年度 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計

15 年度 145 288 203 287 208 469 420 239 489 582 424 3753

16 年度 585 650 581 582 535 813 731 699 517 689 733 743 7323

17 年度 658 1013 848 857 534 806 811 862 910 639 819 594 9351

18 年度 889 673 1015 580 814 702 901 1062 635 675 599 680 9225

19 年度 877 1216 829 818 623 769 1044 981 755 616 635 913 10076

前年度比 0.99 1.81 0.82 1.41 0.77 1.10 1.16 0.92 1.19 0.91 1.06 1.34 1.09

その他廃食用油リサイクルせっけんや木酢液、竹酢液、炭の販売を行っている。平成 19年度は、新たに「コ

ンビニエコバック」「サンクスバンド」「マイ箸袋」の販売を開始した。

③ 資源回収ステーション利用者数

資源回収ステーションの利用は、年々増えており、平成 19 年度は 9277 名の利用があり、前年比で 1.24 倍

となった。年末や年度末には、ステーションのスペースが足りなくなるような事態も発生している。平成 18

年 12 月より回収を始めた「廃食用油」「ペットボトルキャップ」も利用者に浸透してきている。 年度 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計

15 年度 59 77 99 159 182 162 166 227 251 210 210 265 2067

年度 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計

15 年度 204 518 921 1020 1053 808 1046 1009 1021 1081 1248 1301 10184

16 年度 1213 1159 1502 1612 1259 1065 1208 1306 1366 1423 1654 2029 15430

17 年度 1833 1986 1685 1854 1394 1629 1753 1599 1574 1510 1603 1718 20157

18 年度 1799 1872 1719 1668 1824 1913 1847 1609 1544 1903 1662 1977 21337

19 年度 2988 2412 2166 3380 1947 2022 2295 2010 2090 1907 1752 2485 27454

前年度比 1.66 1.29 1.26 2.03 1.07 1.06 1.24 1.25 1.35 1.00 1.05 1.26 1.29

「エコ・ハウスたかねざわ」施設利用人数

0

500

1000

1500

2000

2500

3000

3500

4000

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

人数

15年度

16年度

17年度

18年度

19年度

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16 年度 283 268 289 341 357 317 347 299 336 362 325 433 3957

17 年度 437 420 448 560 551 505 559 454 453 546 443 554 5930

18 年度 587 517 552 636 705 654 647 569 556 724 594 692 7433

19 年度 778 666 786 794 893 826 750 708 794 783 645 854 9277

前年度比 1.33 1.29 1.42 1.25 1.27 1.26 1.16 1.24 1.43 1.08 1.09 1.23 1.24

<資源の分別種類>

アルミ缶・スチール缶・ペットボトル・資源びん・ビールびん・一升びん・牛乳パック・雑紙・新聞紙・ダン

ボール・ペットボトルキャップ・古布・廃食用油

④ 部屋の貸し出し件数

平成 19 年度の部屋の貸出件数は、551 件となり、前年比 72 件増(1.33 倍)となった。少人数で使用する場

合、研修室を半分に区切って使い、光熱費の削減のご協力もいただいた。 年度 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計

15 年度 0 8 10 24 16 12 28 19 37 24 27 33 238

16 年度 20 22 28 33 15 18 25 19 28 21 34 40 303

17 年度 27 24 37 43 25 49 35 34 37 23 38 43 415

18 年度 33 28 44 44 35 40 42 35 37 44 48 49 479

19 年度 44 38 48 54 41 48 59 48 36 42 35 58 551

前年度増減 11 10 4 10 6 8 17 13 -1 -2 -13 9 72

■部屋を借りている主な団体■環境美化指導委員会・宝光会(老人会)・宝石台自治会・あおぞら育成会・ふれあい育成会・英会話グルー

プ・交通安全協会宝石台支部・大空会・とちぎよつ葉生協・生活クラブ・ピアチェーレ(ビーズ)・アロハホアピリ(アロハ)・南区フラ

ダンス・ヘルスカウンセリング・デコパージュ(公民館活動)・ラボ国際交流・舞 TAKANE(よさこい)・笑遊舞(よさこい)・ほっとたいむ

(人形劇)・高根沢太極拳クラブ・㈱ホンダロック・㈱ケーヒン・㈱ミツバ・小中学校 PTA 及び部活(会議)等

⑤ 視察・見学・体験の受け入れ

平成 19 年度の視察、見学、体験(出前も含む)は 45 件あり、1122 人を受け入れた。受け入れ実績は以下

のとおり。

・4 月 10 日(火)10:30~12:00 ㈱間組 2 人施設見学

・5 月 23 日(水)9:30~11:10 矢板市立長井小学校 5・6 年生 18 人見

学・体験(環境カルタ)

・6 月 14 日(木)9:30~11:30 ういめんず栃木(栃木市)16 人見学

・6 月 19 日(火)・21 日(木)・22 日(金)・26 日(火)・29 日(金)13:30~

15:00 ケアハウスフローラ 計 43 人 体験(絵手紙)

・6 月 26 日(火)14:20~14:50 上高根沢小学校 3 年生 23 人見学

・7月 12 日(木)11:15~11:45 埼玉県西部地区環境研究会 28 人視察

・7 月 13 日(金)9:00~10:00 さくら市立上松山小学校 5 年生 87 人

見学

・7 月 24 日(火)9:00~11:30 高根沢町教育会小学校2年生部会 8 人

体験(藍染め)

・7 月 24 日(火)14:00~15:00 阿久津中学校 1 年生 2 人職場見学

・7月 25 日(水)10:30~15:00 とちぎ YMCA34 人見学・交流会・ボラ

ンティア体験

・7月 31 日(火)10:00~13:00 那須町伊王野公民館 12 人出前講座(エ

コ料理)

・7 月 31 日(火)14:00~15:30 大田原市保健委員会 55 人見学

・8 月 3 日(金)13:00~16:00 町立西小学校 4 年生保護者 19 人事前

研修(さき織り)

・8 月 6 日(月)13:30~15:30 矢板市立矢板小学校(現職教員)21 人

体験(つる細工)

・8月 7日~9日(火-木)9:00~15:30 町立阿久津中学校 2年生 3

人 マイチャレンジ

・8 月 8 日(水)14:00~14:30 高根沢町こどもみらい課 4 人 見学

・8 月 23 日(木)13:45~14:15 長崎県雲仙市 2 名 見学

・9月 4日(火)9:30~12:30 町立中央小学校 3年生 28 人出前(観察会)

・9 月 9 日(日)10:00~16:00 たんたんライブ パネル展示

・9 月 22 日(土)14:00~15:30 茨城県建築士会県西協議会女性委員会

9 人 視察

・9月 25 日(火)13:00~16:00 フリースペースひよこの家 体験(マ

イ箸袋づくり) 15 名

・10 月 17 日(水)10:00~12:00 町立東小学校 2年生親子 48 人出前(紙

すき)

・10 月 18 日(木)10:25~12:25 町立西小学校 4年生親子 204 人出

前(分別ゲーム&さき織り)

・10月 23日(火)10:50~12:30町立中央小学校 4年生 38人体験(紙すき)

・10 月 30 日(火)9:30~11:20 町立中央小学校 4年生 38 人出前(環境カ

ルタ・分別ゲーム)

・11 月 13 日(火)13:30~15:00 さくら市立喜連川小学校 5 年生 53 人

見学・体験(環境カルタ)

・11 月 17 日(土)9:40~10:15 いっくら国際交流(モンゴル)23 人見学

・12 月 4日(火)12:30~15:00 町立東小学校 5年生 41 人見学・体験

(紙すき&環境カルタ)

・12 月 13 日~15 日(木-土)9:00~16:00 作新学院高等部1年生 1人イ

ンターシップ

・12 月 26 日(水)10:30~15:00 宇都宮東 YMCA33 人体験(落ち葉のプ

ール&紙すき)

・12 月 27 日(木)13:30~15:00 さくら市立氏家中学校 1年生 1人見学

・1月 23 日(水)11:30~14:00 小山市立城北小学校 5年生 63 人体験(紙

すき・絵手紙・さき織り)

・1月 24 日(木)10:00~13:00 塩谷町農村女性会議 11 人体験(エコ料理)

・2月 13 日(水)12:30~14:30 ケアハウスフローラ 12 人体験(紙すき)

・2月 15 日(金)12:30~13:30 ケアハウスフローラ 7人体験(紙すき)

・2月 20日(水)9:00~11:00町立東小学校 1年生親子 37人出前(紙すき)

・2 月 26 日(火)9:45~11:55 町立阿久津小学校 6年生 77 人見学・講話

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⑥ 展示コーナー

・7 月 七夕飾り展示(宝光会・たから保育園児)

・8 月 大きなかぼちゃ(伏久を愛する会)

・2 月 平成 19 年度ごみ減量化・リサイクルポスター ・優秀作品の展示

⑦ 教材づくり

6 月「環境学習プログラム」に以下の2つを加えた。

・ 植物と暮らし「ゆうがおを育てる・かんぴょうを作る」

・ 植物と暮らし「タンポポ染め」

※ 8 月よりホームページよりダウンロード可能にした。

⑧ 人材育成(スタッフ研修)

日時:平成 20 年 3 月 21 日(金) 8:30~17:00 参加者:スタッフ 7 名

訪問先:川口市リサイクルプラザ及び埼玉県環境科学国際センター

⑨ エコ・ハウスたかねざわ通信」の発行

毎月 10 日発行(毎回 1000 部発行)

第 31 号(4/10 発行)から第 42 号(3/10 発行)まで

⑩ ホームページによる広報

新聞の発行に合わせ、月1回更新した。(7月にエコ料理教室を大幅変更)。ホームページアドレスは

http://homepage3.nifty.com/ecohouse-t である。アクセス数は 1980 だった。(平成 19 年 11 月 1 日より)

⑪印刷機及び紙折り機の設置

7 月に高根沢町より印刷機を借用し設置した。また、8 月に紙折り機を購入し設置した。

(2)事業部門

①廃食用油サイクルせっけんグループ「しゃぼんだま」

乾燥室の日常の管理として、乾燥機の水捨てを行った。また、夏休みの特別企画では、参加者の募集及び受

付を担当した。

<特別企画> 回 月日 時 間 内 容 参加者数

1 8 月 4 日(土) 10:00~12:00 手作りせっけんをつくろう! 16 名

②エコ料理教室

今年も 12 回の教室開催と、2 回のイベント参加(模擬店)を行った。エコ料理教室の会場は、高根沢町図

書館中央館の調理室を借りている。 月日 時間 テーマ メニュー 参加者

4 月 13 日 10:00~13:00 とことん豚肉料理 薄切肉のクレソン巻き・豚もも肉の黒ビール煮・たけのこと豚

肉の梅炒め

12 名

5 月 28 日 10:00~13:00 エコ・フェスタ 手作りウインナー ―

6 月 8 日 10:00~13:00 ミネラルたっぷり海藻料理 枝豆と昆布の混ぜご飯・わかめ入り卵豆腐・ジャコ豆腐わか

め・野菜サラダの寒天ドレッシング

12 名

7 月 13 日 10:00~13:00 夏はトマトで体力アップ オクラとトマトのカリカリサラダ・炊飯器で鶏のトマト煮込

み・トマトの冷製ごまソース・トマトジャム

13 名

8 月 10 日 10:00~13:00 暑~い夏に食べたい料理 キャベツのマスタードサラダ・ドライカレー・バナナとクリー

ムチーズのアイス

10 名

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8 月 24 日 10:00~13:00 子どもだけでエコ料理 野菜の飾り寿司・残り野菜のサラダとすまし汁 9 名

9 月 14 日 10:00~13:00 お年寄りと一緒に食べたい料

鮭ときゅうりのおろし和え・なすの含め煮・豚ヒレ肉のふわふ

わ揚げ・チーズ入りかき玉スープ(ストラッチャテッラ)

13 名

10 月 12 日 10:00~13:00 秋の行楽弁当~里芋~ 里芋ご飯・里芋の煮っころがし(じか煮)・里芋のサラダ・里芋

のアイスクリーム

13 名

11 月

10・11 日

10:00~15:00 たかねピア秋祭 りんご餃子(174 食販売) ―

12 月 14 日 10:00~12:30 本格キムチづくり 白菜キムチ、ヤンニョム(唐辛子タレ)・余ったキムチの利用法 17 名

1 月 11 日 10:00~13:00 食べ過ぎて疲れた胃にやさし

い料理

お粥・黒豆ホットドリンク・シジミと春雨のスープ煮・玉ねぎ

の酢漬け

8 名

2 月 8 日 10:00~13:00 食事で健康になろう 雑穀入り玄米ご飯・鮭と根菜の豆乳シチュー(しもつかれ風)・

白菜のもみじ和え・白菜のロール煮

11 名

3 月 14 日 10:00~13:00 地元の食材で餃子を作る 焼きぎょうざ・春菊の水ぎょうざ 10 名

3 月 28 日 10:00~13:00 子どもエコ料理

高根沢のいちごを使った料理

いちご入りサラダちらし・リオレ(お米のデザート)いちご添

3 名

●自主グループ:もったいないから始めよう!グループまい舞(9 名)

エコ料理研究会の前日に活動

平成 19 年度とちぎ地産地消夢大賞コンクール 奨励賞 受賞 (主催:とちぎ地産地消県民運動実行委員

会)

③犬のしつけ教室

平成 19 年度は 6 回 延べ 51 組の参加があった。 ビギナーコース ステップアップコース

回 月日 時間 参加者数 時間 参加者数

1 4 月 29 日(日) 10:00~11:00 5組 11:00~12:00 5組

2 5 月 20 日(日) 10:00~11:00 7組 11:00~12:00 3組

3 6 月 24 日(日) 10:00~11:00 6組 11:00~12:00 4組

4 9 月 30 日(日) 10:00~11:00 6組 11:00~12:00 2組

5 10 月 28 日(日) 10:00~11:00 5組 11:00~12:00 2組

6 11 月 25 日(日) 10:00~11:00 2組 11:00~12:00 4組

④エコ・ガーデニング

平成 19 年度は、8 回の講座を行った。 回 月日 時 間 内 容 参加者数

1 4 月 14 日(土) 10:00~12:00 サルビア実生・パンジー定植 5 名

2 5 月 26 日(土) 10:00~12:30 サルビアの定植・ラベンダーを育てる 10 名

3 6 月 23 日(土) 10:00~12:30 ラベンダーを育てる・サルビアの移植 7 名

4 7 月 28 日(土) 10:00~12:30 ラベンダーの移植 12 名

5 9 月 8 日(土) 10:00~12:30 パンジーの播種・スプレーギクの摘心 7 名

6 10 月 13 日(土) 10:00~12:00 来春に美しく咲かせるためにチューリップ 8 名

7 12 月 8 日(土) 10:00~12:00 クリスマス用コンテナガーデンづくり 8 名

8 3 月 22 日(土) 10:00~12:00 春の種まきと今年実践する植物決め 8 名

⑤エコ企画(エコ・フェスタなど)

<エコ・フェスタ>

日時:平成 19 年 5 月 27 日(日)9:30~14:00 来場者:約500人

内容:フリーマーケット・工作教室・ステージ・犬のデモンストレーション、競技会・模擬店

せっけんづくり実演、販売・おもちゃの病院・展示コーナー・宝光会ふれあいコーナー

<「豪快な号外」配布>

平成 19 年 6 月 15 日(金)より配布開始

町内:15150 部 町外:42880 部 配布(9月末日現在)

<キャンドルナイト>

④ 日時:平成 19 年 6 月 23 日(土)18:30~21:00

内容:フロートキャンドル配布(800 ヶ)映画・キャンドルナイト

② 日時:平成 19 年 12 月 22 日(土)18:00~20:00

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内容:宝積寺駅東口ちょ蔵広場にてキャンドルナイト

<「地球温暖化防止・環境に関する子供たちの取り組み」冊子づくり>

取り組み募集期間:平成 19 年 7 月中旬~8 月末

依頼箇所:高根沢町内小中学校(小学3年生以上)

⑥エコ・アクションデー(毎月第3土曜日:開放日))))

5 月は、エコ・フェスタ開催のため、エコ・アクションデーは開催せず、合計 11 回、延べ参加者 114 人の

参加があった。6 月・10 月・1 月・2 月は「自然教室ネイチャーフレンド」の皆様に指導をしていただいた。

また、4 月・8 月・11 月・12 月・1 月・2 月はボランティアの方々にお世話になった。 回 月日 時 間 内 容 参加者数

1 4 月 21 日(土) 10:00~15:30 ヨモギとタンポポで春を満喫 12 名

2 6 月 16 日(土) 10:00~15:00 牛乳パックで遊べるおもちゃ作り 19 名

3 7 月 21 日(土) 10:00~15:00 材料費ゼロ!古布で生活雑貨づくり 5 名

4 8 月 18 日(土) 10:00~15:00 夏休み工作教室 11 名

5 9 月 15 日(土) 10:00~15:00 牛乳パック粘土で何が作れるかな 0 名

6 10 月 20 日(土) 10:00~15:00 自然の中で運動会 指導:ネーチャーフレンド 15 名

7 11 月 17 日(土) 10:00~15:00 今年は豊作!綿で楽しむ~綿くり・糸つむぎ・敷物・綿絵~ 9 名

8 12 月 15 日(土) 10:00~15:00 キャンドルナイト&クリスマス キャンドルづくり 18 名

9 1 月 19 日(土) 10:00~15:00 今年も凧作り&凧揚げするぞー 13 名

10 2 月 16 日(土) 9:30~15:00 野鳥観察会&巣箱作り 9 名

11 3 月 15 日(土) 10:00~15:00 牛乳パックでものづくり 3 名

⑦体験教室

平成 19 年度は、キリンビール栃木工場と一緒に自然観察会や、また「山川プロジェクト」、「天体観察会」

の 3 つの教室が新たに開催された。

<キリンビール栃木工場ビオトープ観察会>:自然体験 回 月日 時 間 内 容 参加者数

1 4 月 5 日(木) 10:00~12:00 春の観察会 19 名

2 8 月 11 日(土) 9:30~11:30 夏の観察会 33 名

3 10 月 10 日(水) 10:00~12:00 秋の観察会 13 名

<里山文化の会>:自然体験 回 月日 時 間 内 容 参加者数

1 4 月 22 日(日) 10:00~13:00 藍の定植・風呂敷を結ぶ 9 名

2 5 月 13 日(日) 10:00~13:00 綿播種・風呂敷を染める 10 名

3 6 月 17 日(日) 10:00~13:00 畑管理作業・風呂敷で包む 12 名

4 7 月 22 日(日) 10:00~13:00 藍の生葉染め 9 名

5 8 月 19 日(日) 9:00~15:00 里山で染まろう!里山でえ染めよう!千葉藍・沈殿藍づくり 10 名

6 9 月 9 日(日) 10:00~12:30 畑管理作業・木綿・藍と里山文化 11 名

7 10 月 21 日(日) 10:00~13:00 綿の収穫・風呂敷の歴史と包み方 7 名

8 11 月 18 日(日) 10:00~12:30 種取作業・風呂敷に藍下染めを行う 8 名

9 12 月 16 日(日) 10:00~13:00 フェルトでクリスマス飾りを作る 24 名

10 3 月 23 日(日) 10:00~13:00 わたわたワークショップ 10 名

<山川プロジェクト>:自然体験 回 月日 時 間 内 容 参加者数

1 4 月 15 日(日) 8:30~13:00 山菜採り(シロキなど) 11 名

2 5 月 13 日(日) 9:00~14:00 山菜採り(ミズナなど) 4 名

<天体観察会>:自然体験 回 月日 時 間 内 容 参加者数

1 10 月 20 日(土) 18:00~19:00 秋の上弦の月と木星 11 名

2 11 月 18 日(日) 18:00~20:00 上弦の月とアンドロメダ星雲・しし座流星群 30 名

⑧学校支援

「運営総務部門 ⑤視察・見学の受け入れ実績」参照

⑨エコライフゼミナール

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平成20年2月24日(日) 会場:エコ・ハウスたかねざわ研修室

講師:古口光夫さん(とちぎいやしの園芸研究会)

テーマ:いやしの園芸福祉~植物から心と身体に豊かな感性をいただきます~

参加者:22 名

⑩おもちゃの病院

平成 19 年度 38 件(平成 18 年度:40 件)

⑪自主グループの育成

<古布グループ>:リサイクル体験 回 月日 時 間 内 容 参加者数

1 4 月 19 日(木) 13:00~16:00 作品づくり 6 名

2 5 月 10 日(木) 13:00~16:00 作品づくり 6 名

3 6 月 28 日(木) 13:00~16:00 作品づくり 7 名

4 7 月 26 日(木) 13:00~16:00 作品づくり 11 名

5 8 月 23 日(木) 13:00~16:00 作品づくり 8 名

6 9 月 27 日(木) 13:00~16:00 作品づくり 6 名

H.事業報告【その他の事業】 (1)出版・編集

震災がつなぐ全国ネットワークの「KOBEの検証ボランティア編」の増刷をおこなった。

また、松井ピテオ印刷からの取材依頼で、福祉関係団体の機関紙の記事の執筆を行った。6か所の取材・執

筆をした。 担当:矢野正広、西山智彦、中野謙作

I.財政運営 (1)会員

会員数を現状維持としたが、年度末には573人で会員は横ばい状態であった。、新規の会員が増えない。

勧誘への努力が必要である。会員の方々による会費と寄付は本会にとって貴重な自主財源である。

(2)寄付(ファンドレイジング委員会)

認定NPO法人化にともない、事業ごとの寄付の種類を増やした。また、寄付金控除のための管理担当者(認

定NPO法人としての領収証の発行事務など)を配置するとともに、寄付金の口座引き落としの事務手続きを

行った。

さえらにファンドレイジング委員会を組織し本会の寄付金の分析、寄付者・寄付額の拡大のための方策を理

立案・実施・データを蓄積する委員会とした。委員長は大金和人理事になった。同委員会の検討の結果、会員

等寄付者への感謝の方法を改善しようとなり、今年からはじめて感謝葉書などでのお礼を実施した。

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また 11 月から1月末にかけて「2007年度・とちぎVネット年末年始募金」と街頭募金も実施した。宇都

宮未クラブ小・中・高校生に応援してもらった。の寄付額は昨年より 30%増加し1,286,868円とな

った。 ■ファンドレイジング委員会委員/大金和人、市川章彦、二見令子、矢野正広、中野謙作、斎藤由夫、菊池順子、塚本明子

■開催日 10/22 (月)(6人)10/5(金)(6人)11/16(金)(7人)1/18(金)(6人)2/20(水)(7人)

12/22(土)Vネット街頭募金・宇都宮未来クラブ(UFC)の小中学生(13 人位)と高校生(3人)

企業への「とちぎVネット募金箱」の設置が減少し、定期的に回れる店舗がなくなった。今後、募金箱の設

置場所の拡大が必要である。

現在の寄付金の項目は以下の通り。 ①一般寄付 通常の寄付

②年末年始募金 年末年始のキャンペーン時の寄付。12 月1日~1 月末まで

③災害救援ボランティア基金 災害救援目的の寄付

④サンクスVクラブ Vネット“後援会”メンバーからの寄付金(後述)

⑤WS基金 ワーキングスクールを支援するための寄付。企業等で受講生受入企業などからいただ

いている。企業が「若者の職業自立支援」のための寄付である。

⑥『まち・コミ』カンパ 無料配布版「V情報」は全て寄付(カンパ)でなりたっている。500 円以上の寄付から

受付、1 万円以上いただいた方には誌上で名前を掲載した。

⑦災害救援ベンダー寄付 ダイドードリンコ㈱の災害救援ベンダーの寄付金(後述)

銀行引落し

年1回と毎月

引き落なs

どの方法が

選べる。

①「災害救援ベンダー」の設置

ダイドードリンコ㈱が開発した「災害救援ベンダー(清涼飲料水の自動販売機)」は、災害等の停電時に内蔵

バッテリーにより缶ジュースの搬出ができる。この自販機を防災拠点に設置していただくことより、避難者の

当面の飲料水を無償で提供するというものである。また売上げの 10%を本会の災害救援ボランティア基金に

寄付いただけることにより、ボランティア活動を応援する自販機としての機能を持っている。現在、2台が設

置されている。設置か所の拡大が必要である。

②とちぎコミュニティファンド「冠ファンド」

本会の今後の基幹事業として寄付金の仲介がある。本会への寄付とともに、他団体への寄付を増やすことが

NPOやボランティアを応援することになっていくだろう。

本会が企業・団体から預託・委託されたとちぎコミュニティファンドの「冠ファンド」は、花王㈱とNPO

法人とちぎ障害者労働自立センターゆめの 2 団体であるが、これらの冠ファンドを本会として運営していくこ

とで、中間支援団体の求心力を向上させることができた。また、寄付はボランティアの一種、「寄付もボラン

ティア」であることを打ち出した。

(3)事業収入

自主事業収入は大きく「情報提供」と「講座」「物品販売」「その他」に分けられる。これらは事業毎に独立

しており単独の収支は黒字だが、本会職員はこの他の非収益的事業(公益事業)に割く時間割合が多い。その

ため本会全体の収支は常に赤字体質が続く。またほとんどがNPOのミッション(社会的使命)を達成するため

のものであり事業単独での収益性が薄い。本会の自主事業にはなんらかの形で寄付金での補填が必要とされて

いる。

①WS事業による収益

WS事業は、NPO特有の「こだわり事業」である。受講生から6ヶ月で24万円の受講料を徴収するが、

ほとんどが受入先企業へ謝礼金であり、収益性はほとんどない事業である。事業収入は昨年度980万円、本年

度97万円で激減した。これは本会が受託した「とちぎ若者サポートステーション事業(SS事業)」に“食

われた”形になったのが要因の一つであろう。収支は黒字だが、職員を採用する費用は生み出していないので、

逆に「若者サポートステーション事業」がなかったら成立しなかった。事業が単独で成り立つためには若者の

雇用と直接の利害関係がある営利企業の業界全体からWS基金への寄付が進む必要がある。

③『ボラ情報』による収益

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「V情報誌」は事業計画どおり目標を達成できた。しかし収益目標そのものが現状維持であるため本会を支

える事業にはなっていない。

④講師派遣事業による収益

講師派遣事業は前年度よりさらに派遣回数は微減したものも過去最高であった昨年度と同様の回数・収益

(約200万円)となった。

⑤受託事業による収益

昨年度、本年度はSS事業、エコハウス事業あわせて2800万円もの委託事業収入があったが、次年度は1800

万円がなくなるかもしれないという状態である。本会が市民によって成り立つ団体として、ボランティアとと

もに行う事業の開発・育成が大切であると考える。額が大きい委託事業が中心の財源構成は非常に危うい状態

である。受託事業をうけながら、自主事業を伸ばす方策や、講師派遣、ボランタリーな事業展開、寄付の推進

をはかるべきであろう。

J.組織運営 (1)会員総会

6月3日に定期会員総会を実施した。191 人の出席(うち委任状 151人)があり会員総会が成立した。議

案のすべてが原案どおり可決成立した。

第2部は本会が運営している「一芸ボランティア」の五十嵐さんにマジックショーを開催していただいた。

総会費用から上映協力金を捻出し震災がつなぐ全国ネットワークの被災地復興の基金とした。

また本会員総会に先立って、5月31日と6月3日に監事による業務監査・会計監査が実施され、会員総会で

「適切に事業運営、適正に会計処理」されている旨の監査報告がなされた。

(2)理事会(役員会)

定期の理事会を3回開催した。 月日 議題

5/26 第1回理事会 ①2006 年度事業報告・決算の承認、②2006 年度事業計画・予算の一部変更について ③会則の変更について、④

理事の選任について ⑤その他

10/10 第2回理事会 ①上半期の事業報告、会計報 ②次年度事業計画のとりまとめについて ③委員会の設置について、④その他

3/21 第3回理事会 ①2007 年度事業計画・予算について、②会員総会について、③理事の選任について、②その他

5/26 第 1 回理事会 (山中、五百部、徳山、矢野、大浦、吉田、市川、中野各理事、菊池&塚本)、委任状:二見、

増田)

10/10(水)第 2 回理事会(山中、矢野、徳山、市川、大浦、吉田、大金、中野、二見、塚本・菊池)

3/21(金)第 3 回理事会(山中、大金、市川、大浦、増田、吉田、矢野、中野、菊池・塚本)

(3)運営委員会

運営委員会を12回開催した。運営委員は役員全員、職員全員、運営ボランティアによって構成されている。

出席は任意だが、職員は原則として必ず出席することとなっている。今年は運営委員会とV情報を支える会(編

集委員会)を同時に開催した。 4/14運営委員会・V情報編集会議(7人)

5/12(土)運営委員会(3人)

5/15(火)V情報編集会議(5人)

6/9(土)運営委員会・編集委員会(6人)

7/14(土)運営委員会&V情報編集会議5人)

9/8(金)運営委員会・V情報編集会議

10/13(土)運営委員会(4人)、

11/10(土)運営委員会・V情報編集会議(5人)

12/8(土)運営委員会・V情報編集会議

1/12(土)運営委員会(5人)

2/9(土)運営委員会(5人)

、3/8(土)運営委員会(5人)、

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(4)役員、職員、Vネットサポーターの研修・懇親など

職員を日本NPOセンターの「NPO企業の協働フォーラム」に参加させた。

また、役員・職員・ボランティアの懇親を目的に8回の交流会(飲み会)を行った。 11/3(土)浄鏡寺・縁日 (山中、塚本、矢野、青木V、麦倉V)、

12/27(木)浄鏡寺掃除、

12/27(木)Vネット忘年会(25人位)

(5)サンクスVクラブ(後援会)

10周年を機会に、本会の後援会組織として「サンクスVクラブ」を結成した。Vネットへの定期的な寄付(年

間2万円)をいただけること、クラブ員の親睦のため年に2回の定例会(親睦会)を行うことの2項目だけを条

件にした「ゆるやかな」つながりが持てる会となっている。今年度は、春と秋に定例会を開き、懇親と近況報

告の楽しい会合となった。会員は39人となった(08年5月現在)。

代表は元・本会理事の高橋昭彦さん(ひばりクリニック/宇都宮) サンクス"V"クラブ 会則 2005年7月30日

(第1条)

本会はサンクス"V"クラブと称する。

(第2条)

本会の事務局を宇都宮市塙田2丁目5番1号

とちぎボランティアネットワーク内に置く。

(第3条)

本会はとちぎボランティアネットワークの応

援をすることを目的とする。

(第4条)

本会は前条の目的を達成するため次の事業を

行う。

1.寄付に関すること

2.クラブ員の親睦に関すること

3.その他、目的達成に関すること。

(第5条)

本会は栃木県内のボランティア、NPO、企業及

び本会の目的に賛同するものを会員とする。

(第6条)

本会に次の役員を置く。

〔1〕代表 1名

〔2〕副代表1名以上

〔3〕会計 1名

(第7条)

本会の経費は寄付金、その他の収入をもって

これに当てる。

(第8条)

本会の会計年度は毎年4月1日に始まり、翌年3

月31日に終わる。

(附則)

本会則は平成 16年 10 月 26 日から施行する。

役員名簿

代表:高橋昭彦さん 副代表:高木敏

江さん 会計&事務局:菊池順子

赤木健一 飯島恵子 上田由美子

江波戸啓悟 大浦智子 大金和人 岡部

昇子 小野健市 鎌田一雄 鎌柄克美

木村和子 栗山宏 佐藤賢二 佐藤由紀

子 佐藤直久 菅又里美 鈴木美恵子

関口清美 早乙女正次 早乙女順子 高

木敏江 高橋昭彦 高橋克法 竹内

明子 谷博之 長正仁 徳山雄一 直井

宏騏 中村明美 仲村久代 西岡

隆 平木千紗子 福田雅章 二見令子

鱒渕元成 増山優子 矢野正広 山中

節子 若森正子 渡辺みゆき

5/12(土)サンクスVクラブ春の定例会(参加20人位

11/17(土)サンクスVクラブ飲み会&オールとちぎ中越沖打ち上げ(36人

(6)委員会・チームの会議、ボランティアの活動日

①ボラ情報を支える会(編集委員会)…『ボラ情報』の編集・制作を行うためほぼ毎月会議を行った。企画、

取材、執筆、製本、発送を行う。また『ボラ情報』の製本・発送作業のため毎月末3日程度のボランティア

による作業日がある。

②新聞切り抜き隊+しみん情報玉手箱…毎週木曜日13時半から活動を行う。各自新聞の切り抜きを持ち寄り、

ファイリング、要約、パソコンへ入力を行う。情報の収集・提供のためのボランティアチーム。

③ワーキングスクールコーディネーターの会議日

毎週木曜日、10 時からと年度途中から月 2 回程度夜の会議を行った。

④ファンドレイジング委員会…毎月運営委員会時、もしくは委員長が出席できる曜日を調整して実施している。

理事4人、本部職員全員が出席。