2 新水族博物館の基本コンセプトについて①...

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上越市新水族博物館基本計画(案)見直し検討委員会〔第2回〕 新水族博物館の基本コンセプトについて 現基本計画(案)の基本コンセプトの取扱いについて 〔参考〕 ・現基本計画(案)では、基本コンセプトを「動物たちと巡る冒険ミュージアム~日本海から世 界の海へ~」、展示テーマを「水の旅:上越から世界の海へ」とした。また、サブテーマを「水・ 緑・光あふれるいやしの空間」としている。 H22 年に始まった市役所内部の検討(庁内検討委員会)では、先進水族館長との意見交換を行 い、「現基本計画のコンセプトでは一般的」、「上越しかないもので勝負した方が良い」、「首都 圏から一番近い日本海側の水族館は、上越の特長を表す」といった意見をいただいた。 ・また、有識者検討委員会報告書(H25.1 作成)においても「この地ならではの企画やストーリ ー性、展示を行うことが必須」、「日本海に面するという強みを生かして」という提案がある。 現基本計画(案)の基本コンセプト「動物たちと巡る冒険ミュージアム~日本海から世 界の海へ~」を見直す必要性の有無について、ご意見をいただきます。 ご意見を踏まえて事務局案を作成し、次回会議(7/25)において引き続き 協議していただく予定です。 資料№2

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Page 1: 2 新水族博物館の基本コンセプトについて① コンセプトからイメージする展示について、自由にご意見をいただきます。 ② また、付帯する機能・設備についても、自由にご意見をいただきます。

上越市新水族博物館基本計画(案)見直し検討委員会〔第2回〕

2 新水族博物館の基本コンセプトについて

協 議 内 容

●現基本計画(案)の基本コンセプトの取扱いについて

〔参考〕 経 過

・現基本計画(案)では、基本コンセプトを「動物たちと巡る冒険ミュージアム~日本海から世

界の海へ~」、展示テーマを「水の旅:上越から世界の海へ」とした。また、サブテーマを「水・

緑・光あふれるいやしの空間」としている。

・H22 年に始まった市役所内部の検討(庁内検討委員会)では、先進水族館長との意見交換を行

い、「現基本計画のコンセプトでは一般的」、「上越しかないもので勝負した方が良い」、「”首都

圏から一番近い日本海側の水族館”は、上越の特長を表す」といった意見をいただいた。

・また、有識者検討委員会報告書(H25.1 作成)においても「この地ならではの企画やストーリ

ー性、展示を行うことが必須」、「日本海に面するという強みを生かして」という提案がある。

① 現基本計画(案)の基本コンセプト「動物たちと巡る冒険ミュージアム~日本海から世

界の海へ~」を見直す必要性の有無について、ご意見をいただきます。

➔ご意見を踏まえて事務局案を作成し、次回会議(7/25)において引き続き

協議していただく予定です。

資料№2

Page 2: 2 新水族博物館の基本コンセプトについて① コンセプトからイメージする展示について、自由にご意見をいただきます。 ② また、付帯する機能・設備についても、自由にご意見をいただきます。

( 参 考 )基本コンセプトについて

○平成 19年2月策定 現基本計画(案)の基本コンセプト

『動物たちと巡る冒険ミュージアム~日本海から世界の海へ~』

水と関わる多様な生きものとの出会いを通して、あなたはここで旅人になり、上越・日本海から世

界の海に旅立ちます。この地球上に生きる多様な生きものは、自然の多様な環境の中で、私たちとさ

まざまなことで関わり合っています。

川から海へと水の流れとともに、そこにすむ動物たちが、食料や日常の生活に大きく役立つものと

して、あるいはいやしや畏怖の対象として、時には親しみある友として、人のきずなを通して、旅物

語が進みます。小川から深海まで、熱帯から極地の海の中まで、さまざまな動物との出会いは、ワク

ワク、ドキドキ、ハラハラ、そんな驚き、発見、感動、不思議さとの遭遇は、新しい冒険のひとつと

いえるかもしれません。

ここは、多様な生きものとの出会い、地球の豊かさ、命の大切さを再発見する、ワンダーランドの

冒険ミュージアムです。

○平成 23年 11月作成 庁内検討委員会報告書(先進水族館長の意見・提案)

・「首都圏から一番近い日本海側の水族館」は、上越の特長を表した良いキャッチコピー。

・日本海を中心とした展示や魚が、最もその館の存在意義を伝えることができる。

・「日本海」「上越」に特化し、上越にしかないもので勝負する。ナンバーワンではなくオンリー

ワン。

・競合施設がある場合は、地域の資源をより強く打ち出すことが必要。

○平成 25年1月作成 有識者検討委員会報告書(魅力的な水族館とするための提案・意見)

・上越市の水族館は「日本海に面する」という強みを生かしていくことが必要と考える。

・現在の施設は、海の直近にあるが、海に接していない点で魅力が落ちてしまうため、海に接す

ることのできる仕掛けが必要と考える。

・新しい水族館を魅力ある施設とするためにも、基本コンセプト等を含めた基本計画案の見直し

については、実際に運営している水族館事業者の観点を十分取り入れることが必要と考える。

・上越市に水族館を整備する以上、この地ならではの企画やストーリー性、展示を行うことが必

須。

・「首都圏から一番近い日本海」をテーマとすることは非常に良いと思うが、首都圏の人たちは

「首都圏から一番近い日本海」を新潟市だと思っている方が多いため、PRすべきである。

資料№2-1

Page 3: 2 新水族博物館の基本コンセプトについて① コンセプトからイメージする展示について、自由にご意見をいただきます。 ② また、付帯する機能・設備についても、自由にご意見をいただきます。

上越市新水族博物館基本計画(案)見直し検討委員会〔第2回〕

3 新 水 族 博 物 館 の 展 示 計 画 に つ い て

協 議 内 容

●新水族博物館のコンセプトにもとづく展示計画について

〔 参 考 〕

・庁内検討(先進水族館長との意見交換)では、「日本海を中心とした展示や魚が、最もその館の存

在意義を伝えられる」、「目玉となる生物を追い求めるのではなく、飼育している生物に如何に

付加価値を付けて見せるか、見せ方を工夫する」、「展示の新たな魅力を作る。生物の何を見て

もらうのか、生物の素晴らしさをどう伝えるか、どう魅せるかがポイントになる。」との意見が

あった。

① コンセプトからイメージする展示について、自由にご意見をいただきます。

② また、付帯する機能・設備についても、自由にご意見をいただきます。

➔いただいたご意見は事務局でまとめ、案として次回会議に提示します。

資料№3

Page 4: 2 新水族博物館の基本コンセプトについて① コンセプトからイメージする展示について、自由にご意見をいただきます。 ② また、付帯する機能・設備についても、自由にご意見をいただきます。