160116 _tenpaku_vol6
TRANSCRIPT
減災 :災害時において発⽣し得る 被害を最⼩化するための取り組み
防災 :被害を出さないことを⽬指す 総合的な取り組み
今回のテーマ:「減災」
〔出典〕https://ja.wikipedia.org/wiki/減災
✓ 株式会社神⼾デジタル・ラボ 広報室 勤務 (創業20年のITベンチャー)
✓ 神⼾で⽣まれ、学び、働く 40歳 (神戸市⻑⽥区⽣まれ、現在は北区在住、神⼤出身)
✓ 神⼾⼤2年の冬に「阪神・淡路⼤震災」を経験 (1995年はインターネット/ボランティア元年)
✓ NGO/NPO⇒研究者⇒シンクタンク⇒ITベンチャー (企業⼈でありながら、地域コミュニティも運営)
✓ 「神⼾ITフェスティバル」と「TEDxKobe」の ファウンダー兼オーガナイザー
(ご興味がある方は別途お話しします!)
⾈橋 健雄(ふなはし たけお)
Copyright 2015 FUJITSU LIMITED
私妻弟弟 弟妹
※もう1⼈妹がいますが、 この時は間に合ってません
⻑男次男
三男
⻑⼥
次⼥
⽗
⺟
祖⺟
甥甥
義妹
6人きょうだい長男、5児の父、4世代・11人家族 ⇒“Diversity”を家庭の中で日々実践!
◆ 阪神⼤震災直後(1995年10⽉)創業
◆ 独⽴系SIとしては神⼾No.1
◆ 「神⼾」にこだわり、神⼾と共に成⻑
◆ 「変な奴」「尖っている⽅」⼤歓迎!
(株)神⼾デジタル・ラボ
http://www.kdl.co.jp/
所在地:【本社】神⼾市中央区京町72番地 新クレセントビル 【東京⽀社】東京都港区芝公園2-3-27
売上⾼: 2012年9⽉期 15.9億円 2013年9⽉期 16.3億円 2014年9⽉期 19.4億円
従業員数:168名(2016年1⽉現在)
⼦会社: シンガポール現地法⼈「KDL(SG)PTE.LTD.」
先端技術開発事業部 WEBソリューション部 ビジネスソリューション部セキュリティ ソリューション事業部
独⾃技術や 専⾨ノウハウ を活⽤した 各種 ソリューション
⾼レベルの 独⾃技術や 専⾨ノウハウ
フォーラム
産学連携による 関連技術の開発 と応⽤サービス の普及
先端プロダクト
・分散キーバリュー ストア『okuyama』 ・検索サービス 『sui-sei』 ・キュレーション サービス『Pronde』
WEBサービス
構築・運⽤ 設計・保守
WEB脆弱性 対策サービス
診断・対策 事故対応 等
業界・業種に特有の 課題やニーズに 対応した業務系システム ソリューションの提供
⾃社 プロダクト サービス への活⽤
サイト成果 向上策と セキュリティ 対策を⼀体提供
業務運営の 全体最適まで 考慮したIT構築
共同研究
政府系研究機関や ⼤学等との
⾼度な共同研究 (例)関係性技術
⾃社独⾃技術
データベース系 技術の⾃社開発
情報設計ノウハウ
サービスサイエンス理論を ネット活⽤した設計メソッド
成果改善ノウハウ
多数のサイト改善実績や サイト改善専⾨コンサルタント
業界基準策定への参画
経産省セキュリティ ガイドライン策定への参画
⾼度な診断スキル GIAC保有等
攻撃⼿法の調査・研究
関連情報収集と対策研究
⾼い業務知識に基づく IT活⽤/導⼊ノウハウ
(例)アパレル系 医療系 流通・⼩売系
先端技術の ビジネス展開 WEB活⽤による
ビジネス拡⼤安⼼・安全のWEB運営
クライアント特化型 ITノウハウの提供
ビジネスを変⾰させるWEBソリューション提供
(株)神⼾デジタル・ラボ
✓ インターネット元年・ボランティア元年に 「情報ボランティア」として従事
✓ その後、「震災・活動記録室」を⽴ち上げ、⼈々の活動を後世に伝えるべく奮闘
✓ 災害後の活動で⾒えてきたのは「⽇常の問題」
阪神・淡路⼤震災で⼤きく変わった
何をしたか?✓ 神⼾市が定期発⾏していた「あじさいネット」
の情報を印刷し、整理した情報ファイルを 被災地内の避難所に配布
✓ 被災地内での様々な活動を情報⾯で⽀援
✓ 被災地内での様々な活動を記録に残す
今振り返ってみると・・・
✓ 実はインターネットが⽇本で⼀般に普及するきっかけになったのは「阪神・淡路⼤震災」
✓ ⼀般市⺠が⾃分たちの⼿で情報発信を始める きっかけにもなった =「CGM」の先駆け
✓ 「オープンデータ」って実はここからかも?
情報発信って・・・
✓ 情報を発信するためには、発信すべき情報を 創る必要がある(あたりまえですが)
✓ 情報を創るには様々な⼈とコミュニケーションを取る必要がある(=コミュニティが繋がる)
✓ 情報発信によって地域が繋がっていく (=これこそ真の価値なのでは?)
Copyright 2015 FUJITSU LIMITED
✓ ゼロリセットされたまちから様々な試みが!
✓ 素晴らしい活動・素敵な⽅々が沢⼭!
✓ でも、バラバラ (ひどい場合は反⽬)
✓ ポテンシャルがあるのにもったいない・・・
震災から20年
Copyright 2015 FUJITSU LIMITED
①ITでつなぐ=神⼾ITフェスティバル
何らかの形で誰もが縁ある IT(Information Technology)
これでバラバラなコミュニティに 横串を刺したい!!!
2011年から毎年1回開催し、 2014年には地元⾃治体から 後押しされるまでに!!
①ITでつなぐ=神⼾ITフェスティバル
https://www.youtube.com/watch?v=rLEnwt9prdE
①ITでつなぐ=神⼾ITフェスティバル✓ ⺠間の有志で始めた活動を今では皆が活⽤!
• 神⼾市の施策に「IT振興」と明記 • 神⼾のアニメや⾳楽の動きとタイアップ
✓ シビックテックの動きも⽣まれる • 「Code for Kobe」「Code for Hyogo」 • ⼦ども向けのIT教室の動きも
✓ 神⼾で国際学会・展⽰会が次々と! • CGの祭典「SIGGRAPH ASIA 2015」開催 • 「ISWC 2016」開催決定 • テキサス州オースティンの「SXSW」を神⼾でも!
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②アイデアでつなぐ=TEDxKobe誰しも持っているアイデア
これをバラバラな状況を つなぐ媒介にしたい!
2014年3⽉9⽇に TEDxSannomiyaとして 初開催し、その後、 TEDxKobeSalonや TEDxYouth@Kobeの開催を 経て、2015年5⽉24⽇に TEDxKobe 2015を開催 2016年は6⽉12⽇に開催予定
②アイデアでつなぐ=TEDxKobe
✓ 様々な分野の⽅が集う場に成⻑ • 異分野の参加者同⼠で新たなプロジェクトが! • グローバル企業から地元企業まで
✓ 世代や国籍の壁も超える動きに • ⾼校⽣からシニアまで • 在神⼾・在関⻄の外国⼈コミュニティとも繋がる
✓ 尖った⼈材が集うコミュニティに • スタッフのコミュニティ⾃体が既にカオスに • 地元⾃治体からもイノベーション促進の役割を期待
②アイデアでつなぐ=TEDxKobe
https://www.youtube.com/watch?v=rLEnwt9prdE
「多⽂化状況」から”Diversity”に各コミュニティの壁を ぶちこわすのではなく、 透明/多孔性のものにし、 相互に通⾏可能に!
そうすれば互いの 存在に向き合い、 受け⼊れることが できるようになる。
コミュニティを包摂する 「メタコミュニティ」も ⽣成される。
コミュニティからイノベーション
本来の「コミュニティ」とは、 互いに与え合うことで成り⽴つ関係
そういった関係を作るために「つなぐ」 ⾏為が重要となる。そこから化学反応 (=イノベーション)も⽣まれる!!