インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

118
イイイイイイイイイイイイイイ イイイイイ () イイイイ イイイイ イイ イ 2016/03/03( イ ) イイイイイ SA Study #3

Upload: shinichiro-yoshida

Post on 15-Apr-2017

1.418 views

Category:

Technology


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

インターネッツの繋がるしくみ

(物理層編)

スタジオ アルカナ 吉田 紳一郎・2016/03/03( 木 ) ひなまつり

SA Study #3

Page 2: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

(免責事項)全体を通して悪ふざけが

混じっているように感じる方もいるかもしれませんが意識は低めでお願いします

Page 3: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

過去の勉強会のおさらい

Page 4: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

第 1 話: CSS 設計のお話

Page 5: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

第 1 話: CSS 設計のお話

第 2 話: Monaca のお話

Page 6: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

第 1 話: CSS 設計のお話

第 2 話: Monaca のお話

第 3 回:ネットワークのお話

きょうはコレ

Page 7: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

関連性はもとめないスタンス。

Page 8: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

なっちゃんが「お前、ネットワークのことくらい、あたしに教えろよ」

って圧力ガーーー

Page 9: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

今回はネットワークのお話です

Page 10: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

あと、

Page 11: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

ハッシュタグは

#sa_studyらしいです

Page 12: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

さて

Page 13: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

みなさん、今日もインターネッツを使って時間をつぶしましたね?

Page 14: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

ブラウザに URL を入力して、インターネッツにアクセスして、

コンテンツを閲覧して、ニヤニヤしていましたね?

Page 15: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

ブラウザに URL を入力して、なぜ、コンテンツの閲覧が、

できるのでしょうか?

Page 16: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

Web ブラウザ

Page 17: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

Web ブラウザ

Web サーバー

Page 18: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

Web ブラウザ

Web サーバー

インターネッツで つながっている!

なにかすごそうなもの

(写真は Eniac )

(画面は Mosaic )

Page 19: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

というわけで、

Page 20: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

ブラウザで URL を入力して、コンテンツが返ってくるまでを

追ってみましょう。

Page 21: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

まず、

Page 22: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

パソコンの繋がるネットワーク機器から

Page 23: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

ノートパソコン

Page 24: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

ノートパソコン 無線 LANアクセスポイント

Page 25: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

ノートパソコン 無線 LANアクセスポイント

スイッチングハブ

Page 26: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

ノートパソコン 無線 LANアクセスポイント

スイッチングハブ

ルーター

Page 27: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

ノートパソコン 無線 LANアクセスポイント

スイッチングハブ

ルーターONU

ONU: 光回線終端装置

Page 28: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

ノートパソコン 無線 LANアクセスポイント

スイッチングハブ

ルーターONU

ONU: 光回線終端装置

通信事業者様

Page 29: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

ノートパソコン 無線 LANアクセスポイント

スイッチングハブ

ルーターこのへんまでの仕組みを

知ってれば、 Web アプリ開発はなんとかなるゲ。

Page 30: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

ではさっそく、

Page 31: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

無線 LAN

Page 32: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

ノートパソコン 無線 LANアクセスポイント

ここ

Page 33: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

無線 LAN ってなんだ?

Page 34: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

IEEE 802.11 という規格※ IEEE : 米国電気電子学会

Page 35: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

一般的に、電波で通信をする※ 赤外線を使う場合もある

Page 36: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

時代によって、種類もいろいろ。進化を遂げている

Page 37: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

世代 規格 周波数帯 通信速度 時代

1 IEEE 802.11 2.4 GHz 帯 2 Mbps 1997 年頃

2 IEEE 802.11b 2.4 GHz 帯 11 Mbps 1999 年頃

3IEEE 802.11a 5 GHz 帯 54 Mbps 1999 年頃

IEEE 802.11g 2.4 GHz 帯 54Mbps 2003 年頃

4 IEEE 802.11n 2.4 / 5 GHz 帯 65Mbps - 600Mbps

2009 年頃MIMO 4 本

5 IEEE 802.11ac 5 GHz 帯 292.5Mbps - 6.9Gbps

2014 年頃MIMO 8 本

※MIMO: Multiple Input Multiple Output 複数のアンテナを組み合わせてデータ送受信の帯域を広げる技術

Page 38: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

これ

Page 39: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

2.4GHz 帯は自由に使えるが、5GHz 帯を使うには免許が必要

※5.15 - 5.35GHz 帯域は移動体衛星通信システムで 利用されているため、電波法によって屋外での利用が 禁止されているのです。景気よくつかまるよ!

Page 40: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

ちなみに、2.4 GHz 帯は電子レンジが

発する電波の周波数体なので、電子レンジ使用中に無線 LAN の

通信がしにくい時があるのはコレの影響。

11b,11g,11n が影響を受ける。

Page 41: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

電波の干渉がある無線 LAN が通信を確立する仕組み

Page 42: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

CSMA/CA

Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance

(搬送波感知多重アクセス/衝突回避方式)

Page 43: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

CSMA/CA

IEEE 802.11 で使われている通信プロトコル

Page 44: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

CSMA/CA

1.搬送波感知( Carrier Sense )

2.多重アクセス( Multiple Access )

3.衝突回避( Collision Avoidance )

という仕組みで通信する

Page 45: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

1.搬送波感知( Carrier Sense )

空中で他の無線 LAN が通信を行っていないかどうかを確認。

Page 46: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

2.多重アクセス( Multiple Access )

他のデバイスが通信を行っていなければ、自分の通信を開始。

Page 47: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

3.衝突回避( Collision Avoidance )

搬送波感知のときに、もし他のデバイスが通信していた場合は

送信をしないで、ランダム時間待機してから再送信。

Page 48: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

無線 LAN を調べてみるとたくさん電波飛んでるのが

わかります。

Page 49: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study
Page 50: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

こんな風に簡単に電波を調べられるということは、

Page 51: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

悪意があったらデータを盗聴されちゃうかも!?

Page 52: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

無線 LAN のセキュリティ

Page 53: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

データの盗聴不正侵入

この 2点への対策が必要。

Page 54: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

データの盗聴

データを盗聴されないようにするためには、データを

暗号化することで対策できます。

Page 55: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

名称 暗号化方式暗号化

アルゴリズムセキュリティ

強度 補足

WEPWEP-40 RC4 ×

WEP は解析されるからもう使っちゃダメWEP-104 RC4 ×

WPATKIP RC4 △ TKIP は使わない方が

よい

(CCMP)任意 AES ◎ WPA2 が使えない場

合はこれかな

WPA2

(TKIP)任意 RC4 △ TKIP は使わない方が

よい

CCMP AES ◎ これが一番オススメ

※WPA は「 TKIP の実装を義務化、 CCMP の実装を任意」、 WPA2 は「 TKIP の実装は任意、 CCMP の実装は義務化」 なので、 WPA の暗号化に CCMP があったりなかったり、 WPA2 の暗号化に TKIP があったりなかったりします

Page 56: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

不正侵入

不正侵入されないようにするためには、認証することや、

SSID をステルスにすること、接続可能な機器を制限することで対策できます。

Page 57: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

SSID

SSID は無線 LAN のアクセスポイントの識別名。識別名を見えないようにすることで、セキュリティを向上

させることができます。SSID: Service Set Identifier

Page 58: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

さて、ここでテストです。

Page 59: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

無線 LAN(IEEE 802.11) に関する記述として,適切なものはどれか。

機器間の距離に制約がない。

情報の漏えいや盗聴の可能性がないので,セキュリティ対策は不要である。

赤外線や電波を利用しているので,接続機器の移動が容易である。

マイクロ波帯の電波を利用する場合は,電波法の規制を受けない。

(出典)基本情報技術者 平成 14 年秋期 午前問 64

Page 60: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

無線 LAN(IEEE 802.11) に関する記述として,適切なものはどれか。

機器間の距離に制約がない。

情報の漏えいや盗聴の可能性がないので,セキュリティ対策は不要である。

赤外線や電波を利用しているので,接続機器の移動が容易である。

マイクロ波帯の電波を利用する場合は,電波法の規制を受けない。

(出典)基本情報技術者 平成 14 年秋期 午前問 64

Page 61: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

ノートパソコン 無線 LANアクセスポイント

おわりました

Page 62: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

無線 LANアクセスポイント

スイッチングハブ

次ここ

Page 63: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

有線 LAN

Page 64: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

有線 LAN ってなんだ?

Page 65: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study
Page 66: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

IEEE 802.3 という規格( Ethernet )

Page 67: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

その前に

Page 68: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

OSI参照モデル

コンピュータの通信を階層構造に分けたモデル。

通信プロトコルを 7 つの階層に分けて定義している。

Page 69: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

物理層

データリンク層

ネットワーク層

トランスポート層

セッション層

プレゼンテーション層

アプリケーション層

OSI参照モデルHTTPや FTP等の具体的な通信プロトコル

データの表現方法(文字コード変換など)

通信プログラム間の通信の開始から終了までの手順

ネットワークの端から端までの通信管理

ネットワークにおける通信経路の選択(ルーティング)

直接的に接続されている通信機器間の信号の受け渡し

物理的な接続。コネクタのピンの数、コネクタ形状の規定等。銅線 - 光ファイバ間の電気信号の変換等。

7

6

5

4

3

2

1

Page 70: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

ノートパソコン 無線 LANアクセスポイント

スイッチングハブ

ルーター

この機器を例にすると、

Page 71: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

物理層

データリンク層

ネットワーク層

トランスポート層

セッション層

プレゼンテーション層

アプリケーション層

こんな感じ

スイッチングハブ、無線 LAN アクセスポイント(ブリッジモード)

LANケーブル、無線 LAN の電波

ルーター、無線 LAN アクセスポイント(ルーターモード)

サーバー、パソコン

7

6

5

4

3

2

1

Page 72: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

データリンク層

ネットワーク層

トランスポート層

アプリケーション層

メジャーなプロトコルでいうと

TCP 、 UDP

IP 、 ICMP(ping)

Ethernet 、 IEEE 802.11

HTTP 、 FTP 、 SMTP 、 DNS 、 IMAP 、 POP3 、SSH 、 Telnet 、など。

ここの 3 層はあんまり区別されず、アプリケーション層がほとんどその役割をもつ場合が多い。

物理層

プレゼンテーション層

セッション層

7

6

5

4

3

2

1

Page 73: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

(出展) https://ja.wikipedia.org/wiki/ ルーター

Page 74: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

データリンク層

ネットワーク層

トランスポート層

アプリケーション層

Ethernet 、 IEEE 802.11物理層

プレゼンテーション層

セッション層

今日はこのあたりの話をしている

7

6

5

4

3

2

1

Page 75: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

LANケーブル

Page 76: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

データリンク層

ネットワーク層

トランスポート層

アプリケーション層

←LANケーブル物理層

プレゼンテーション層

セッション層

7

6

5

4

3

2

1

Page 77: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

LANケーブルにも種類がいろいろあります

Page 78: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

10BASE-2

10BASE-51990 年代ぜんはん

10BASE-T

1990 年代こうはんツイストペアケーブル

50Ω同軸ケーブル

10M bps のじだい(むかし)

形は今の LANケーブルとおなじ

通信速度は 10Mbps形状はテレビの線みたいな感じ

1990 年代ぜんはん50Ω同軸ケーブル通信速度は 10Mbps形状はテレビの線みたいな感じ

通信速度は 10Mbps

カテゴリ 3 という種類のもの

Page 79: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

LANケーブルの規格にはカテゴリーという区分があります

Page 80: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

カテゴリー 略称 Ethernet 通信速度 伝送帯域 備考

カテゴリ 3 CAT3 10BASE-T 10M bps 16M Hz もう見かけない

カテゴリ 5 CAT5 100BASE-T 100M bps 100M Hz 500円 /1m

エンハンスドカテゴリ 5 CAT5E 1000BASE-T 1G bps 100M Hz 600円 /1m

カテゴリ 6 CAT6 1000BASE-T 1G bps 250M Hz 800円 /1m

エンハンスドカテゴリ 6 CAT6E 10GBASE-T 10G bps 500M Hz 900円 /1m

カテゴリ 7 CAT7 10GBASE-T 10G bps 600M Hz 3000円 /1mノイズに強い

※Ethernet 規格では、ケーブルに銅を使っているか、光ファイバーを使っているかなど、 他にも細かい仕様がたくさんあります。

※エンハンスドカテゴリ 6 ( CAT6E )は、規格上は Augmented Category 6 (CAT6A) と呼ばれます。

※カテゴリ1(電話線など)、カテゴリ2( ISDN など)、カテゴリ4(ほぼ使われていない)は割愛

Page 81: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

お店で LANケーブルみるとパッケージに書かれています

Page 82: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

リピーターという機器もあります

(延長コードみたいな感じ)

Page 83: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

PoE (Power over Ethernet)という規格もあって、

LANケーブルから電源の供給ができるようにもなっています。

Page 84: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

スイッチングハブ

Page 85: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study
Page 86: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

データリンク層

ネットワーク層

トランスポート層

アプリケーション層

←スイッチングハブ

物理層

プレゼンテーション層

セッション層

7

6

5

4

3

2

1

Page 87: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

差し込み口が複数あるけど、どうやって識別しているの?

Page 88: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

MAC アドレス( Media Access Control address )

Page 89: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

Ethernet に繋がる機器は世界で1つだけのアドレスであるMAC アドレスが割り当てられる(製造段階で割り当てられる)

Page 90: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

これ

Page 91: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

B8-F6-B1-10-A1-93

シリアル ID機器 IDベンダー ID

6つのオクテットで構成されていて規則が決まっている

※ちなみに、 B8-F6-B1 は Apple のベンダー ID 。 MacBook の人はみんなここ同じかな?

Page 92: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

この MAC アドレスを使ってそれぞれの機器を識別します

Page 93: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

たとえば、こんな風に繋がっている場合

Page 94: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

パソコン A

B8-F6-B1-00-00-99

B8-F6-B1-00-00-44

パソコン B

B8-F6-B1-00-00-88

B8-F6-B1-00-00-11

スイッチングハブ

Page 95: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

スイッチングハブ

ポート1 B8-F6-B1-00-00-88ポート2 なし

ポート3 なし

ポート4 B8-F6-B1-00-00-99

スイッチングハブは、どのポートにどの MAC アドレスの機器が

繋がっているか内部で保持している

MAC アドレステーブル

Page 96: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

パソコン A パソコン B

スイッチングハブ

MAC アドレスを頼りにして機器同士の識別を行い通信する

Page 97: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

IEEE 802.3 ( Ethernet )

物理的な LANケーブルの仕様とネットワーク機器同士が通信を行うためのプロトコルが定められている規格。

Page 98: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

CSMA/CD

Carrier Sense Multiple Access/Collision Detection(搬送波感知多重アクセス

/衝突検知方式)

Page 99: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

CSMA/CD

IEEE 802.3 ( Ethernet )で使われている通信プロトコル

Page 100: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

CSMA/CD

1.搬送波感知( Carrier Sense )

2.多重アクセス( Multiple Access )

3.衝突検知( Collision Detection )

という仕組みで通信する

Page 101: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

1.搬送波感知( Carrier Sense )

ネットワーク上で他の機器が通信を行っていないかどうかを確認。

Page 102: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

2.多重アクセス( Multiple Access )

他のデバイスが通信を行っていなければ、自分の通信を開始。

Page 103: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

3.衝突回避( Collision Detection )

自分が通信中に他のデバイスが通信を開始して衝突を検知した場合は、ランダム時間待機して再送信。

Page 104: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

CSMA/CD と CSMA/CA の違いは、衝突してから待機するのか、衝突する前に待機するのか、

というところ。

Page 105: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

さて、ここでテストです。

Page 106: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

CSMA/CD 方式の LAN に接続されたノードの送信動作に関する記述として,適切なものはどれか。

各ノードに論理的な順位付けを行い,送信権を順次受け渡し,これを受け取ったノードだけが送信を行う。

各ノードは伝送媒体が使用中かどうかを調べ,使用中でなければ送信を行う。衝突を検出したらランダムな時間経過後に再度送信を行う。

各ノードを環状に接続して,送信権を制御するための特殊なフレームを巡回させ,これを受け取ったノードだけが送信を行う。

タイムスロットを割り当てられたノードだけが送信を行う。

(出典)基本情報技術者 平成 23 年特別 午前問 37

Page 107: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

CSMA/CD 方式の LAN に接続されたノードの送信動作に関する記述として,適切なものはどれか。

各ノードに論理的な順位付けを行い,送信権を順次受け渡し,これを受け取ったノードだけが送信を行う。

各ノードは伝送媒体が使用中かどうかを調べ,使用中でなければ送信を行う。衝突を検出したらランダムな時間経過後に再度送信を行う。

各ノードを環状に接続して,送信権を制御するための特殊なフレームを巡回させ,これを受け取ったノードだけが送信を行う。

タイムスロットを割り当てられたノードだけが送信を行う。

(出典)基本情報技術者 平成 23 年特別 午前問 37

Page 108: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

もう一問。

Page 109: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

CSMA/CD 方式による 10Mビット/秒の LAN の特徴として,適切なものはどれか。

送信フレームの衝突が生じたときは,送信端末は送出を中断し,乱数に従った待ち時間の後に再送する。

多数の端末が同時にデータを送出する場合は,伝送路が時分割多重化されるので, 10Mビット/秒の伝送速度は保証されない。

端末がデータの送信権を確保するためには,トークンを獲得する必要がある。

端末ごとにタイムスロットが決められるので,必ずそのタイミングでデータを送信する必要がある。

(出典)基本情報技術者 平成 17 年秋期 午前問 54

Page 110: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

CSMA/CD 方式による 10Mビット/秒の LAN の特徴として,適切なものはどれか。

送信フレームの衝突が生じたときは,送信端末は送出を中断し,乱数に従った待ち時間の後に再送する。

多数の端末が同時にデータを送出する場合は,伝送路が時分割多重化されるので, 10Mビット/秒の伝送速度は保証されない。

端末がデータの送信権を確保するためには,トークンを獲得する必要がある。

端末ごとにタイムスロットが決められるので,必ずそのタイミングでデータを送信する必要がある。

(出典)基本情報技術者 平成 17 年秋期 午前問 54

Page 111: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

でも、最近はスイッチングハブなどの

性能があがっているので、実際には衝突しない仕組みで通信

できるので、 CSMA/CD はもうそんなに使われていない。

(半二重通信の時代に使われていた仕組み)

Page 112: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

無線 LANアクセスポイント

スイッチングハブ

おわりました( IEEE802.3 )

ノートパソコン

おわりました( IEEE802.11 )

Page 113: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

スイッチングハブ

ルーター

次ここ

Page 114: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

MAC アドレスと IP アドレスの関係

Page 115: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

という話しに入りたかったんですが

今日はここまで。

Page 116: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

データリンク層

ネットワーク層

トランスポート層

アプリケーション層

インターネッツの繋がるしくみ( TCP/IP 編)

物理層

プレゼンテーション層

セッション層

インターネッツの繋がるしくみ( DNS/HTTP 編)

へ つづく…

Page 117: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

これを機にこちらもどうぞ★

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/nw.html

Page 118: インターネッツの繋がるしくみ(物理層編) #sa_study

おしまい