インフルエンザ予防と手洗い - 米子小学校yonesyo.shibata.ed.jp/home...
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新発田市立米子小学校 ほけんだより
2012.3.6 NO.30
2月中旬の給食時、全校児童にむけて『インフルエンザ予防と手洗い』に関する保健指導を行い
ました。児童のみなさんは、どんなお話だったか覚えていますか?
…という、お話でした。そして、カゼ予防に有効な手洗いを探るべく、実験も行いました。
石けん洗い、水洗い、手洗いなしの3パターンで、どの手に最も細菌が残っているかを調査する実験です。
① 宮本先生には『石けんでていねいに手洗い』をしてもらいます。
② 長谷川先生には『水で手洗い』をしてもらいます。
③ 大﨑は『手洗いをしません』。
④ 3人の手を、食パンに当ててサンプルを採取し、 カビの生え方を観察します。
かぜやインフルエンザのウイルスは、咳やくしゃみに乗って空気中を飛んだり、手や体に付着したりして、体の中に入ってきます!(咳で 2.5m、くしゃみだと5m
も飛ぶことがあるそうです。)
予防をするには、まず手洗いをこまめに行い、手についたウイルスを落とすことが
大切。また、体調の悪い時には、マスクをしたり、人に向けて咳やくしゃみなどを
しないなどの“咳エチケット”を心がけ、他の人にうつさないようにしましょう。
宮本先生、長谷川先生にも協力していただき、
3人の手をサンプルに実験を行いました。
ぎゅっ!
それでは、実験の結果を見てみましょう。押した直後は、3つとも違いがありませんでしたが…
2週間後には、手洗いなしと水洗いの食パンにカビがたくさん生えてきました。石けん洗いをしたものと比
べると、一目瞭然。
特に、手洗いなしの食パンは、裏側にもカビがびっしりと生えています。
(実験の様子はブログにも掲載しています。ご覧下さい。http://yonekom.exblog.jp/)
【結論】 ☆ 目には見えないけれど、手には細菌やウイルスがたくさんついている。
☆ 手に付着したウイルスは、水洗いや手を振ったくらいでは落ちない。
☆ 石けんですみずみまでていねいに洗うことが必要!!
2週間後
うわぁ…すごいカビだぁ。
あなたの手…ウイルスや細菌でいっぱいになっていませんか?