資料・技術報告 ippj-dt-147 ipp~-dt
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IPPJ-DT-147
3 mo a %m)IPPJ-DT-147 1989* 3
資料・技術報告 IPP~-DT -147
土岐地区の環境放射能の測定
共同研究報告第羽集
(1989年3月10日受理)
IPP.J-DT -147 1989年 3月
名古屋大学プラズマ研究所
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昭和 63年度共同研究者
宇野 浩 土岐北高 等 学 校
伊達賜朗 " 林 旦真 ル'
西川 稔 " 若山徳明 /f
堀越 稔。
加納淳一 " 加藤雅弘 nE 回 中 Aナu. 校
丸山崎男 瑞 浪 中 A寸u.ー 校
成瀬節三 RE 回 Aザu.ー 校
楓 正敏 土 岐 津 内子みら一 校
一 宅 収 土岐市教育委員会
宮島光弘高エネルギー物理学研究所(プラズマ研究所客員助教綬)
大林治夫 名古屋大学プラズマ研究所
宮原 昭 "
天野 恕 " 佐久間洋一 " 小平純 " 秋山正樹 砂
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目次
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大林治夫
11 プラズマ研究所における核削合安全性研究
天野 恕...・ H ・...……...・ H ・..………...・ H ・..…...・H ・..……… 2
III 環境放射線の測定結果
ITI-1 TLDによる土岐地区環境放射線測定の報告(続々報)
土岐市研究会 …一-…...・H ・..一…....・H ・‘…...・H ・.....・ H ・..…...・H ・" 6
H卜2 土岐地区における TLDの測定結果(1982-1988年)
小平純一.,.・ H ・H ・H ・..……………...・H ・.....・H ・..…...・ H ・..…… 13
IV チェルノプイリ原子炉事敏による降雨中の放射能
小 平 純 ・.他 …...・H ・....ー・・・…...・ H ・.....・ H ・........・H ・......・H ・. 20
V 土岐地区における環境トリチウム測定結果
佐久間洋一.他...・H ・..…...・ H ・..........・H ・.....・H ・.....・H ・..……・ 31
VI 施設見学記
加藤雅弘."・H ・..…...・H ・..…-・…'"・H ・H ・H ・.....・H ・H ・H ・..…… 39
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名台屋文学 7・ラズマ研究所
大林 治 夫
本共同研究報告は,名古屋大学プラズマ研究所と土岐 1↑1ープラズマ研究会の共同研究に工る r1:岐
地区の環境放射能の iJlIJ定~(こ関する第VI集であり.昭和 63 年度を中心とした活動内容をとりまとめ
たものである。
昭和 55年庭にその第 l歩を踏,7.,dUL たこの共同研究(1,j-_岐地Iξにおける実際の観測経験を積む
努力とともに.環境検射線・放射能に対する却。解を深める資料となるものを残すという独自の形で
逆められてきた。この間に. プラズマ研究所における吋初研究計 l喝は再検討され, t:岐地医:で‘の新
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IN: ,',とともにこ.i1 1:ての名山崎大'"i・-lヰ天マ研究所:11完11ーとなり.代→て新たに凶立大71共同利用
険!立!と[て終跡、fT科学研究filiが,i!.J:irl'~.I 1 ることとな.) t.こn t: f正しt., このような状況の中において.
〆うA..,州司ツ町と Lての段終1j.'u.:に1!1ム11tニヂータヵ~Ij1心lこな-,ている υ
事rL l、u位に新 Lい研究Hlllijを実胞 Lてい<1:て¥環境動態の 11.L い杷lltとそれに調和した計画
雑j立という観点:上. 今後ます士寸重要になるものと思われる。本報pfが.そのrJl票へのひとつの寄
うとなることを願いたい。
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11 プラズマ研究所における核融合環境安全性研究
名古屋大学プラズマ研究所
天 野 恕
1.研究の沿革
プラズマ・核融合研究の初期においては,プラズ 7 実験により発生する放射線は線量的には殆ぞ
問題とならない量であり,また,プラズマ実験装置そのものも r放射性同位元素等による放射線障
害の防止に関する法律(障防法)Jに定める放射線発生装置でないため,特段の放射線管理を行う必
要はなかった。その後,実験規模が大型となるにつれて放射線発生量の増大が予測される状況となっ
たので.法による規制の有無にかかわらず r名合尾大学放射線障害予防規程」の定める所に従い,
]IPPT-II, NBT等の大型装置に対 Lては放射線管理を実施し.プラズマ研究所に隣』委する水欄科
学研究所の図書室の窓際で 0.1ミリレム'週を越えないように,実験計 i曲iならびに実験そのものを
調整することとした。
その間,更にプラズマ・被融合研究の内容を前進させることが,昭和 55年 11月に提出された学
術審議会の建議に基づいて計画され.核反応プラズマ研究書 CR計画)を中心とする大型研究を.
地を岐阜県土岐市に移して推進することが検討された。この計画は卜リチウムの使用を予定してお
り,実験に伴い中性子および X線が大量に発生するので.従来の放射線管理とは比べものにならな
いレベルでの管理が必要となった。そこで,核融合安全理工学部門および基幹整備グループを中心
とする専任のグループを設け,所外の方々の御協力も得ながら,新局面に適合する「放射線モニタ
リング・システム」および「卜リチウム・モニタリング・システム」の設計と開発の基礎となる環
境安全性研究を,名古屋大学キャンパスと土岐市の移転予定地を対象として,昭和 56年度から発足
させた。
表II-lに沿革を所内外の活動・かかわりとして示した。
2.放射線モニタリング・システムの設計および開発
放射線モニタリング・システム設計に当たっては ノミックグラウンドとなる自然、放射線レベルの
把握と実験により,発生する放射線の特性の把握の 2つを軸として研究を進めるとともに,モニタ
リング・システムを組み上げるに際して使用する放射線測定機器は,出来る限り現用されている機
器の採用を心掛けることとした。この方針の下に検討を進めた結果,プラズマ実験におてい発生す
るX線のエネルギーのスベクトルは,図11-2に示すように,プラズマの立ち上がりから消失までの
聞に 3段階で変化し,最高はlOMeV以上のエネルギーを示すことを知った。この X線は,市販さ
れている球型の加圧型電離箱で充分に測定でき,また.TLD検出器の配置から回収までの期聞を予
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犠融合環境安全性研究の沿革
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TLDによる東山キャンパスにおける放射線モニタリング結果
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L述の1皮県を基に,東山キャンパえに.!-;¥.、てιRl庖Lていゐそニ 9 II >ゲ・ネ吋トワークとそσ),土.
の測定結果の l例である。
卜リチウム・モニタリング・システムの設計および開発3.
く、γYゲラウントとなる門然環境'f'トリチウム・モニタリング・システムの設計に当たっては.
施設起因の漏洩トリチウム量の時系列的な測定を可能とするよに存在するトリチウム量の把提と.
時系列的なトリ千ウムの測定は.このうち,うな方式の選定を軸と Lて検討を進めることとした。
ある下限値を突破できない事を知った。さらに,測定値の正現存の機器の導入のみを以てしては,
確さについても,現在もっとも精度がよいとされてレる液体.;-'ヰレーンヨ/計測法においても.
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土般市河川水中のトリチウム温度測定値果
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種々の問題があること.そのことが自然環噴中のトリチウムの測定値の精度に大きく引響 Lている
ことなどが明らかとなった。そこで.東山キャンパスと土岐市サイトを対象とする断続的な自然、環
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境中トリチウムの測定と併せて.液体シンチレ-:/ヨン計額IJ法の測定精度一の向 1:-'こ取り組んだ。図
11 -3に測定精度向上のための検討成果をとり入れて行っている, tl1rtrli内河川水のトリ千ウム測定
結果の 4 部を示Lf,こc
むすぴ4,
LJ.[:述べたようにプラズマ研究所における被融合環境安全性の研究(1,D.T核反応プラズ 7 実験
の開紛に対比、するという実用的な目的から,昭和J56年度から開始された。その後,骸反応プヲズ7
実験計 l市rjl土中l上となったが.引き続いて次期計i尚の推進には欠くことのできない「放射線モニタリ
ング・ンステム」の設計と開発のための基礎研究と将来を見通 Lて「環境lドトリチウムの測定」の
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2つの課題の研司を実施して L、る。
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皿環境放射線の測定結果
1II-1 TLDによる土岐地区環境放射線測定の報告 L続セ報〉
土岐市研究会
昭和 60年 0985年)7月以来,我々は土岐地区の環境放射線量の測定を行ってきた。既に「土岐
地区の環境放射線の測定 VJに発表した部分も重複するが,若干の修正,補正等を行ったので,現
在までの測定結果を報告する。
〔測定方法〕
方法については,上記〔共同研究報告 VJを多照されたく.ここでは,新たにi没f/'H たり ,id!'t眠
状況を変更したりしたので,再度各ポイントでの TLD素子の設眠状況をJJ.ドlこぶすの
・土岐北高鉛箱中 ゴングリート綬舎内で,鉛箱の中にいれておく o
-土岐北高鉛箱外:鉛箱のある部屋の壁,床上 1m付近にビニール袋を貼り付ける0
・土岐津小職員室・天井下 30cm付近の墜, 3方はコンクリート壁
・下石小職員室:コンクリート壁・床上 1m付近にピニール袋を貼り付ける0
・駄知小職員室 コンクリート護・床上 1m付近にビニーノレ袋を貼り付ける 0
・西陵中百葉箱:百葉箱の中 地上1.5m
・その他:野外,および…ポストとあるものは, DATA8以前については, 1mの位置に来るよう
にビニール袋に入れ,樹木に貼り付けて設置(しかし雨水が入る等,天候の影響大と見
られ不都合で‘あるので中止) DA T A9 0988年 4, 5月)以降は,白塗り木製のポスト
を今までの観測地点の近くに立て,素子が地上 1mの位置に来るように設置した。
〔測定結果と所見〕現在までの測定結果を以下に示す(図111-1 (a)-(c),表111-1 )。単位は mR!Yで
ある。
前回の報告内容となるべく重複しないようにするため,主に, DATA8以降について論ずる。前回
にも示したように,河合での値は高<,次に校舎内等コンクリート壁の近くで中間的な値を示して
おり,プラ研予定地,採掘場,土岐商業高校.土岐北高ポスト等建物壁から離れたポイントでは,
比較的安定した値を示している。また,新しく設置したポスト(木製〉による影響を考えてみるに,
設置後初めての測定値は減少しているものの設置方法を変更していないポイントについても同様の
減少が見られるため, これは,他の原因によるものと思われる。したがって,ポストによる影響は
ほとんど無いと考えても良いであろう。最後に, DATAllの値が全体的に増加しているが,これに
ついては,今後のデータを持って検討課題としていきたL、。
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1985/10/181086/2/22
1986/11/11987/6/51987/0/5
1987/11/281988/5/21988/8/1
1988/12/5
8W-E0
1988/8/11388/12/5
83 159.2 ± 3.1112 163.9 + 3.6
951395684157911260
156142.1131
154.3138.6133.2
139
4.27.65.2
75.4•1.63.2
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— 10 —
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測定結束11,.:射能環境土崎市
(A) 鉛 箱 外高等学佼土岐 ~t(A) 前}箱中高等学校土l'!(北
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110 :!: 3.5 14;:1.8 :!: 5.7 95.8:!: 2 108.6 :!: 6.1 109.3 :!: 2.9 97.9 :!: 7.2 107.5 :!: 2.5
日(1 mR/Y
8:l 112 119 95 103 56 84 155 91 126 。
測定日
1985/7/27 19B5/10/18 1985/11/2 1986/2122 1986/2/22 19861白1211986/7/2!l 1986/11/1 19H712122 1087/6/5 198717/11 1987/9/5 1987/915 1987/11/28
1987/11/27 1988/4130 1988/4/30 1988/7/30 In88/8/1 198811215
測定開始臼σn‘1
2リ.5 :!: O.H 31 :!: 0.8
29.8 :!: 1.2 28..1 :!: 1.2 2~1. I :t 0.5 2X.7 :!: 0.7 27.8 :!: O.ll 27.6 :!: 1. ~ 2:l.1 :!: 1.1 25.6 :!: 1. 1
日数 mH/Y
83 112 119 !15 l:l9 56 84 155 日1128 。
il.IJ;工日
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139 :!: 3.2
日3112
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198517/27 1985/10/18 1985/11/2 1986/2122
1986/7/2U 1986/11/1 1987/1117 19日7/6151987/7/11 1987/9/5 19871日1519B7/11/28
1987/11/27 1988/512 1日88/5/2 1988/8/1 l日88/8/1 1 B8日11215-f
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1988/8/1 198日11215
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1988/512 1988/811
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67:!: 2
-10-
1111 1111¥ /可
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19H5/7/27 IgH5/10/1H ,:;H5/11/2 J !l86/2122 1日白日12122 1 :;~tì/l;{21 1986/7129 1986/11/1 1987/1117 1987/6/5 !日8717/11 19H71日/5l日871日/5 IllB7/J 1/28
1日日7/11/27 1988/5/2 1988/5/2 1988/8/1
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1985/7/271985/11/21986/2/221986/7/291987/1/171987/7/111987/9/5
1987/11/271388/4/301988/8/1
D A T A 1D A T A 2D A T A 3D A T A 4D A T A 5D A T A 6D A T A 7D A T A 8D A T A 9D A T A 1D A T A 1
D A T A 1D A T A 2D A T A 3D A T A 4D A T A 5D AT A 6D A T A 7D A T A 8D A T A 9D A T A 1D A T A 1
«!];£[»] Hi B
1985/7/271085/11/21086/2/221086/7/291087/1/171087/7/111987/9/5
1987/11/271988/1/30
0 1088/8/11
ana: mi «,• u1985/7/2911185/11/21986/2/221986/6/271987/1/171987/G/li1987/9/5
1987/11/271988/5/21
1985/10/181986/2/221986/6/211986/11/11987/6/51987/9/5
1987/11/281988/1/301988/8/!
1988/12/5
M
1985/10/181986/2/221986/0/211986/11/11387/6/51387/9/5
1987/11/281988/4/301988/8/1
1988/12/5
1985/10/261986/2/221986/6/211986/12/61987/6/51987/0/5
1987/11/281988/5/181988/7/18
83112119951395684155931260
105.5106.997.5110.397.9101999890,96,
1.43.34.62.3
± 2
(B)
Btt m R / Y an-1
83 56.3 + 2.2112 68.8 ± 2119 64.7 ± 2.195 71.8 ± 2.7139 63.5 ± 2.156 64.5 ± 2.684 67.4 ± 3155 62.9+3.193 58.5 ± 4.3126 61.1 ± 1.70
(B)
B t t n i R / Y a n - 1
1 1988/7/16 1989/2/4
891121191621399184173580
203
111.6120.9
107108.8105.6116.7105.6106.3103.2
± 4.5± 2.32.± 1± 3.2± 6.6± 8.1± 3.5+ 1.4± 3.1
1985/7/271985/11/21986/2/221986/7/291987/1/171987/7/111987/9/5
1987/11/271988/4/301988/8/1
1985/10/261986/2/221986/6/211986/11/11987/6/S1987/9/5
1987/11/281988/4/301988/8/1
1988/12/5
'P'-PK
1985/7/291985/11/21986/2/221986/6/271987/1/171987/6/G1987/9/5
1987/11/271988/5/211988/7/16
1988/12/10
1985/10/261986/2/221986/6/211980/12/61987/6/51987/9/5
1987/11/281988/5/211988/7/18
1988/12/101989/2/4
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143.3 ± 3.1
1988/5/21 1988/7/181988/7/16 1988/12/10
1988/12/10 1989/2/4
85 ± 2.831.3 ± 2.382.2 ± 1.891.1 ± 2.787.7 ± 2.482.1 + 3.385.6 ± 3.986.9 ± 3.179.7 ± 2.48G.3 ± 2.8
(B)
D» mR/Y an-1
91112119951395684155931260
891121191621399184
17658
14756
94.7108.292.996. C89.8
101.992.688.681.287.4
131.7
3.11
1.21.82.46.83.9
21.93.74.3
B t t m R / Y a n - 1
5814756
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109
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— 11 —
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日数 mR/Y
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測定日
IU85/7/27 IU85/10/26 1985/11/2 1986/2/22 1986/2/22 1!J86/6/21 1986/7/29 1!J86/11/1 1987/1117 1987/6/5 IU87/7/11 1987/9/5 1987/日/51987/1¥/28
1987/11/27 1988/4/30 1988/4/30 1988/8/1 1 !J88/日/1 19881¥ 2/5
測定 I~I ~古臼σn'l
105.5 :!: 4.4 106.9 :!: 3.3 97.5 :!: 4.6 110.3 :!: 2.:1 n.9 :!: 2.1 101.7 :!: 2.6 99.1:!: :l 98.2 :!: 1.4 90.7 :!: 2.4 96.5:!: 2
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D A T A 1 1985/7/27 1985/10/18 D A T A 2 1985/11/2 1986/2/22 D A T A 3 1!J86/2/22 1986/6/21 D A T A 11 1986/7/29 1986/11/1 D A T A 5 1987/1/17 1987/6/5 DATA6 198717/11 1987/9/5 D A T A 7 198719/5 1987/11/28 OATA8 日目7/11/27 1988/4/30 D A T A 9 HJ88/4I30 1988/8/! D A T A 1 0 1988/日/1 198日/12/5DA TA 1 1
測定開始日
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1985/7/2!J 1985/10/26 1985/11/2 1!J86/2/22 1986/2/22 1986/日1211986/6/27 IU8G/12/6 1987/1/17 1987/6/5 1987/日/G 1987/9/5 1日目7/9/5 19H7/11/28
1987/11127 1988/5121 1988/5/21 198817/18 198817/Jr. 19日目1¥2/10
1988/12/10 1989/2/4
測定 I~I 始日σn'l
56.3 :!: 2.2 68.日:!: 2 64.7 :!: 2.1 71.8 :!: 2.7 日3.5 :!: 2.1 64.5 :!: 2.6 67.4:!: 3 62.9 :!: :1.1 5日.5 :!: q. 3 61 . 1 :!: ¥. 7
回数 mR/Y
83 112 II!J
95 139 56 8.1 155 !J3 126 。
測定日
o A T A 1 1985/7/27 1日85/10/18 D A T A 2 1985/11/2 1986/2/22 D A T A 3 1986/2/22 I!J日6/6/21DATAI1 10日6/7/29 1!J86/11/1 DATA5 1987/1/17 日87/6/5D A T A 6 198717 /11 I!J日7/9/5DATA7 1987/日/51987/11/28 DATA8 Ifl87/11/27 1988/4130 DATA9 1988/4/30 1!J88/日/1D A l' A 1 0 1088/8/1 1988/12/5 DAT八 11
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(8) ポスト小学校駄1日)
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1!J8R/5/21 1988/7/18 1988/7/16 1988/12/10
1988/12/10 1989/2/4
測定 I~I~J 臼。n'l
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107 :!: 108.8 士:l.2 105.6 :!: 6.6 116.7 :!: 8.4 105.6 :!: 3.5 106.3 :!: 1.4 103.2 :!: 3.1
143.3 :!: 3.1
-11-
日数I1lH/Y
8fJ 112 119 162 139 91 84 173 58 0
203
測定日
D A T A 1 I!JB5/7/29 1!J85/10/2G D A T A 2 1985/11/2 1986/2/22 o A l' A 3 1986/2/22 ID86/6/21 D A T A 11 1 !J86/6/27 1986112/6 D A T A 5 198711/17 1987/6/5 D A T A 6 19日7/6/l1 1!J87/日/5D A T A 7 1987/9/5 1987/11/28 DATA8 I!J日7/11127 1!J8日/5118D A T A 9 1988/5121 198817/18 Di¥TAIO D A T A I 1 In8817116 ID8!J/2/4
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1985/7/291985/11/21986/2/221986/7/291987/1/171387/7/111987/9/5
1987/11/^71988/4/301988/8/1
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1985/7/271985/11/21986/2/221986/6/271987/1/171987/6/C,1987/9/5
1987/11/271988/5/111988/7/16
1988/12/10
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1987/11/27
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1988/5/141988/7/16
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1982 ty-A'CS 1988 ^
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1986 7 EX 0 TLD ©IU f - 9 KX 5 ^ ^ I L ? | < tz*bK, R - ^ i ») BHUK 100rt ' 4
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土岐地区における TLDの測定結果 U982-1988年〕
6 IKODAIRA.1 0001 890617
III-2
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名古屋大学プ弓可マ研司fl1i
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1982年より土岐地区における環境放射線の測定が断続されてきている。 CaSO.(Tliを用いた松
UD-200 S.を使用している oUD-200 Sはエ不ルギーレスポンスを 7 ラットにするド電気製 TLD
ためにシールドキャッ 7'が施されており.TLD 1本に 2素子がセァトされている。この TLDを3
そこの地点における放射線フィールlカ所のモニタ一点に 3カ月設置して.l組と L.:t;l素子.i
地中に打ち込んだドの積分債を得てレる。モニターボス卜は地上 1メートルの高きになるように.
TLDモニターポスト l主上岐市教育委員会の協力を得て.1982年より設置を開始した。その後土岐
市からの要請ーにより.阿IE公民館.下fi十九三区公民館.栄楽公民館にポストを設置した。 1988年 4
予定地内のポスト 3カ所が廃止され、新たに
Fむ地の周辺部にポストを設置Lた。図[[[-21にポされる.ST-j. ST-K. ST-L が敷地境界都の北
,f(の杭に通気性のよい木製の箱が取り付けられている。
11より開始された移転予定地の造成工事にともない.
内側.南側の新設ポストである。羽川
1982旬。から 19同年までの'f:.の測定データを表IJI-21にまとめた。
TLDの向Ilては 19831干に電n支術総合研究所の強力を得て、標準i照射をねない、レスポンスを得
ている 11 その後.ヅラズマ研究所に準標準照射スタンドを作成し随時使正を行なっている。スタン
ドを閃IIl-22にぷす、照射用線源としては密封線源のコパルト 60を用いる o 照射スタンドは長さが
1.6メート 'l幅が 30センヰのアクリル仮の上に高さ 30センチメートルのデルリン製円柱をたて、
3つめ TLDホールド用ス 9ンドが配置されている。 RIホルダーはアタリRIホール卜Jij(})7. ?ント、
その線源部はホルダーの窓の部分になるように
なっている。通常は 100μCiのコバルト 60を使用している。 TLDホルダーは RIの中心部から 0.5
メートルの位置と.その反対方向の 0.633及び1.0メートルの各位置に設置され,各々のホルダー
ノレ製で RIを上部から;毛 L込むと位置が固定され.
5. 12本挿入可能である。 TLD素子の挿入部は RIを中心とした同心円上にには TLD素子が 12.
位置しており,その位置はスチール製の物差しと治只を用いて測定と徴調整が可能になっている。
当初湿度の変化によるたわみの影響を受この照射スタンドは木製のテープルに置かれているため.
その上に照射ス距離が変化することがあった。そこでテープルの上に鉄のピームを 2本置き,け,
タンドを設置することにより湿度め影響をおさえているo
3カ月サイ通常 0.5mめ位置に置ける照射量が 10mRになるように時間を選んで照射を行う。
クルの TLD素子の読み取り時に RI照射された TLD素子も同時に読みとることにより読み取り
1986年 7月より TLDの副ピークによる寄与分を差し引くために,読みとり直前にlOO'Cで 4分
間煮沸している。 CaSO.CTm)系 TLD素子の持つ約 80"C. 120'Cの副ピ-!lをフェードアウトき
- 13ー
器の誤差評価を行なう。
6 IK0DAIRA1 0002 890617
1988 10 X U 7 < -
SitM-t^KiiEL, 3
IPPJ-DT-105, p.48
— 14 —
6 IKODAIRA-1 0002 890617
せ,約 220.Cの主ピークに蓄積された線量のみの測定を可能にしているo
1988年10月よりフィールドでの測定期間中に発生するフェーディングを補正するために.次の
ような操作を行なっている。予め約 10mRの照射を行なった素子群と照射をされてない測定期泰子
群とを周ーポストに設置し 3カ月後の読み取り時に比較する。これらの操作をするには,かなり
の手間と照射用スベースが必要である。
長期にわたって. この測定に協力していただいている動力炉核燃料開発事業団中部事務所の田中
係長及び土岐市教育委員長に感謝致します。
参考文献
1)土岐地区の環境放射能の測定11 IPP]-DT-I05. p.48
- 14-
Eira-21
0111-22 TLD«JEfflB»»*2 ^ KSISlt
— 15 —
。S下D
oST-K
OST-J
。ST-A
図111-21 移転予定地内の測定点 ST・J.ST-K. ST-lが斬敏ポスト.ST-I¥. ST・D.ST-G は廃止ポスト
図1D-22 TLD椴正問照射ス9ンド左図と TlDホルダー部右図
一 15ー
[ in H / y )
R/B/%- DOJI a DOKO a K1TA a SHOO a
12/08/82 65.4 3.5 74.5 3.9
03/07/83 68.8 5.4 80.1 2.2
06/08/83 65.0 2.4 77.2 3.5
09/08/83 64.5 3.9 75.4 3.4 63.9 ?.9 71.2 4.1
12/14/83 70.7 2.4 78.5 2.2 70.5 2.0 76.9 5.8
03/15/84 70.9 2.S 79.1 1.3 68.4 2.4 82.5 5.0
06/07/84 62.9 1.6 72.4 2.1 6 4.2 1.1 75.2 2.4
09/12/84 69.2 2.6 57.1 4.8 72.6 1.7
12/07/84 79.8 1.3 65.6 3.5 81.4 3.3
03/08/85 82.0 3.0 70.9 2.2 85.5 1.8
06/07/85 71.2 3.0 80.8 3.6 65.7 2.0 78.0 3.1
09/11/85 69.6 2.8 75.3 4.0 67.2 2.6 76.7 2.2
12/18/85 72.4 3.3 85.3 1.0 72.7 1.6 85.0 4.2
04/05/86 76.5 0.8 89.1 3.4 73.8 2.0 82.2 3.4
07/07/86 77.7 1.9 86.2 3.7 72.8 1.3 81.6 4.9
10/17/86 67.6 3.5 82.7 3.4 70.3 1.8 77.5 3.8
01/10/87 71.5 2.3 87.4 2.2 72.5 2.8 82.7 2.8
04/22/87 69.8 2.0 83.8 3.1 70.1 1.9 79.0 4.5
08/27/87 63.4 3.1 76.5 3.3 64.3 2.8 71.1 2.6
12/25/87 66.7 3.2 83.7 3.3 68.1 0.9 76.0 5.8
03/24/88 66,6 3.0 81.4 2.3 67.3 3.0 77.8 1.8
06/15/88 71.0 2.7 80.5 3.5 65.6 1.9 75.2 3.0
10/14/88 72.1 2.8 79.7 4.3 66.1 4.0 75.3 2.3
01/20/89 74.8 3.0 78.7 4.2 66.5 3.1 76.6 2.7
DOJI : nmmmrn, DOKO : nma^a, KITA : ± * ^ « » * « . SHOB :CITY : ±ttm*Sm. ASHO : Rffi&fUJ. TWLV : T5+-EJ2tR«. EIRKtt. NAKA : *if?£R», ST-A-ST-H : «»£* *¥«*S^smr t #i«!
— 16 —
裏目J-21(a) 1982年かちの TLDによる測定結果
[ 111 H / ~' )
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03/07/83 68.8 5.4 80.1 2.2
06/08/83 65.0 2.4 77.2 :l. 5
09/08/83 6.1.5 3.9 75.4 :1.4 63.9 ~.g 71 .2 1.1
12114/8J 70.7 2.4 78.5 2.2 70.5 2.0 76.9 5.8
03/15/8.1 70.9 2.9 79.1 1.3 68.4 2.4 82.5 5.0
06/07/84 62.9 1.6 i2. .1 2.1 6.1.2 1.1 75.2 2. .1
09112184 69.2 2.6 f,7. 1 .1.8 72.6 1.7
12/07/84 79.8 1. :1 65.6 :l. 5 81.4 :1.:1
0:1/08/85 82.0 3.0 70.9 2.2 85.5 1.8
06/07/85 71.2 :1.0 日0.8 :.1.6 65.7 2.0 7!l.O 3.1
り9111/85 69.6 2.8 75.3 4.0 67.2 2.6 76.7 2 .2
12118/85 72. -1 :1.3 85. :1 1.0 72.7 1.6 85.0 4.2
04/05/86 76.5 0.8 89.1 3.-1 73.8 2.0 日2.2 3.4
07/07/86 ii.7 1.9 86.2 3.7 i2.8 1.3 81.6 4.9
10117/86 67.6 3.5 82.7 3.4 70.3 1.8 ii.5 3.8
01110/87 71.5 2.3 87.4 2.2 72.5 2.8 82.7 2.8
04/22/87 69.8 2.0 83.8 3. I 70. I 1.9 79.0 '1. ;;
08/27/87 63.4 3.1 76.5 3.3 6.1.3 2.8 71.1 2.6
12125/87 66.7 3.2 83.7 3.3 68.1 0.9 76.0 5.8
03/24/88 66.6 3.0 81.4 2.3 67.3 3.0 77.8 1.8
06115/88 il.O 2.7 80.5 3.5 65.6 1.9 75.2 3.0
10/14/88 72.1 2.8 79.7 -1.3 66.1 4.0 75.3 2.3
01/20/89 74.8 3.0 78.7 4.2 66.5 3.1 76.6 2.7
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09/12/84
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12/18/85
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07/07/86
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93 .
92 .
90.
89.
7
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1
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.2
— 17
費削ー211bl
[111 R / ~. 1
月/日/年 ClTY G ASHO σ TWLV σ EIRK 。
12/08/82
03/07/83
06/08/83
09/08/83 108.3 1.3
12114/83 113.9 2.6
03115/84 118.8 2.5
06/07/84 99.5 4.7
09/12/8-1 101 .9 5.5
12107/84 118.8 9.1
03/08/85 ) 18.7 5.0
06/07/85 ) 2 ~ . 6 2.8
09/11/85 115.7 1.3
12118/85 126‘l 1 . :1
04/05/86 120‘3 5.2
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10117/86 1 1 6 . ~l 5.5 70.0 2.0 95.5 2.9
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10/1,1/88 113.6 4.5 66.5 2、l 89.5 3.5 90.6 6.1
01120/89 1 18. 2 4.7 66.8 2‘8 86.5 2.9 89.8 2.2
*m-2i(c)
R/B/*£ NAKA a
12/08/82
03/07/83
06/08/83
09/08/83
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10/14/88 126.2 4.7
01/20/89 127.6 4.9
ST_A ST_B
: m R / y ]
a ST_C a
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6 0 . 1
6 3 . 0
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5 8 . 1
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6 1 . 2
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2 . 2
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4 . 1
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54 .5
57. 1
49 .4
47. 4
55.1
55.1
49.5
50.7
55.1
58 .3
58 .7
54 .5
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5 3 . 4
4 9 . 8
5 2 . 0
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5 4 . 3
5 2 . 5
5 5 . 6
1 . 5
3 . 9
0 . 5
1 . 8
1 .6
1 .3
2 . 3
1 .6
2 . 5
2 . 5
1 .3
2 . 2
1 . 8
2 . 3
2 . 0
1.8
3 . 0
0 .6
2 . 7
2 . 0
2 .9
2 . 1
6 3 . 3
6 1 . 3
5 9 . 7
6 5 . 2
6 7 . 2
61 . 0
5 7 . 2
6 7 . 1
6 6 . 8
61 .5
6 2 . 6
6 8 . 7
6 8 . 3
7 0 . 8
6 7 . 3
6 9 . 2
6 3 . 9
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6 6 . 0
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2 . 1
1 . 1
1 . 8
1 . 9
2 . 1
1 . 7
2 .5
2 . 6
2 . 0
3 . 0
2 . 6
2 . 4
1 . 8
2 .4
3 . 4
2 . 4
1 . 6
2 . 8
3 . 1
3 . 4
2 . 8
1 . 8
1 .7
— 18 —
裏目-21(c)
【m R / Y]
月/日/年 NAKA U 5T_A U 5T B U 5T C c
12/08/82
03/07/83 63.3 2.1
06/08/83 50.8 1.5 61.3 1.1
09/08/83 56.1 2.1 48.1 3.9 59.7 1.8
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03/08/85 138.9 6.7 64.0 3.2 55.1 1.6 66.8 2.0
06/07/85 129.2 2.5 58.9 O ‘7 49.5 2.5 61.5 3.0
09/11185 131. 3 7. 1 58.1 2. 1 50.7 2.5 62.6 2.6
12/18/85 148.3 5.0 66. 1 2.2 55.1 1.3 68.7 2.4
04/05/86 147.0 2.6 65.1 2.7 58.3 2.2 68.3 1.8
07/07/86 136.8 3.5 65.0 2.2 58.7 1.8 70.8 2.4
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01110/87 140.4 5.7 61.5 2.0 59.1 2.0 69.2 2. <1
04/22/87 137.7 4.7 61.2 2.3 53.4 1.8 63.9 1.6
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12/25/87 137.1 2.0 60.8 2.2 52.0 0.6 63.9 3.】
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10/14/88 126.2 4.7 52.5 2.9 61.2 1.8
01120/89 127.6 4.9 55.6 2.1 63.3 '1.7
- 18-
*DI-21(d)
[ m R / y ]
ST_D a ST F a ST_G a ST_H a
12/08/82
03/07/83
06/08/83
09/08/83
12/14/83
03/15/84
06/07/84
09/12/84
12/07/84
03/08/85
06/07/85
09/11/85
12/18/85
04/05/86
07/07/86
10/17/86
01/10/87
04/22/87
08/27/87
12/25/87
03/24/88
06/15/88
10/14/88
01/20/89
58
56
54
57
63
55
53
62
62
59
60
66
67
69
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64.6
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65.2
61 .8
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59.7
60.5
62.6
59.4
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2 . 1
1 . 7
1 .8
1 .7
2 . 4
2 .9
2.7
I .7
1 .7
1 .9
1 .7
1 .8
2 .9
2.3
3.5
2.5
3.8
3.8
2 .9
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2.4
4.1
67
61
60
62
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6 1
66
62
67
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74
71
69
72
69
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67
68
63
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. 4
.5
.5
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2
1
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1
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2
2
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.5
129.9
122.2
113.4
•119.5
132 .7
110.0
98. 1
119.7
1)8.2
111.9
116.3
120.1
125.1
125.0
113.6
4.5
3.6
2.8
4.2
5.6
3.2
3.9
2 .5
3.4
2 .8
4.5
3.7
6. 1
4. 1
3.7
I
i
i — 19 —
裏目I-2l(d)
[mR/y]
月/日/年 ST D 。 ST F c ST G 。 ST H 。
12/08/82
03/07183 58.9 2.6 65.3 2. 1 67.1 3.4 129.9 4.5
06/08/83 56.9 2.3 59.4 61.4 2.2 122.2 3.6
09/08/83 54.6 1 .6 56.6 1.8 60.5 2.5 1 13. 4 2.8
12/14/83 57.7 1.6 63.9 1.7 62.5 1 .2 '119.5 4.2
03115/84 63.5 1.8 6.t. 3 2.4 67.1 2.5 132.7 5.6
06/07/84 55.1 2.2 57.6 2.9 57.6 1.6 110.0 3.2
09/12/84 53.2 2.3 57.0 2.7 5.1.5 2.2 98.1 3.9
12/07/84 62.6 2.2 64.7 1.7 6.1.9 .1. 2 119.7 2.5
03/08/85 62.1 2.5 6.1.8 66.4 2.0 118.2 3.4
06/07/85 59.6 1.3 64.6 1.9 62.4 2.6 111.9 2.8
09/11185 60.4 2.8 60.3 1.7 67.7 2.3 116.3 4.5
12118/85 66.6 2.0 65.2 1.8 70.7 1.6 120.1 3.7
04/05/86 67.0 2.8 67.5 2.9 74.4 2.3 125. 1 6.1
07/07/86 69.9 1.8 65.2 2.3 71.9 2. I
10/17/86 64.1 2.4 61.8 3.5 69.6 1 .2
01/10/87 64.3 4.3 66.3 2.5 72.9 3.6 125.0 4. I
04/22187 63.8 4.7 63.7 3.8 69.5 2.5 113.6 3.7
08/27/87 61.4 3.0 59.7 3.8 64.4 3.8
12/25/87 61.7 2.6 60.5 2.9 67.9 3.7
03/24/88 63.0 1.4 62.6 3.5 68.1 2.2
06115/88 59.4 1.7 63.8 2.5
10/14/88 61.0 2.4
01120/89 60.5 4.1
- 19ー
12 DPRAKEN-i 0001 890617
iv
fc frg
ffl HA; ft:
(i l:
1986 f- 4 fl 26 l l t W :
Si i
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lo(titfl43cm'OA-SJ.+; >; - y
90cm,
L < ! A: 80 cm x 160 cm W ? 10cm
-1 (-5 n 1
0.5/ 0.1 2m(
— 20 —
12 Di'RAKEN・~ 0001 89061 I
IV チェルノブイリ衣子炉事故による降雨中の欣射能
はじめに
名古屋大学"弓てマ研究所
小平純
笹尾真実子
大林治夫
1986年4q 26 f1未明に発生したチェルノプイリ原子力発電所の事故は.わが国にも多量の放射
能をもたら Lたご、月初スウェーデンの測定結果が公表さ Jjll j吐界的な大二ユースになっていたが,
わが国への膨響がどの程度になるのか全く予測できなかった。Jii:川17・号ズマ研究所の移転に備え.
mt完吹射能の測定を研究活動の・っと Lている立場から.欣射能環崎の変化にはたきな関心があっ
たので.降雨中の ry~射能抑IJ'/Ëをすることにした。
人r快射能降下物 i 寸オールアウト)の測定Iこは空気,1"の浮遊陸を集める Jj法と.ドトi水を集める
Jj1.まがあるが.前者の測定に必要なダストサンプヲーが使用中であったために後告の測定のみを
十J-、 fこ。
雨の採集
降雨の収集のために 2つの収集容器をプラズマ研究所の屋上に設置して 5月 1日から雨水の収集
が可能になったご設置Lた容器の 1つは直径 43cmの大型ポリパケヅを固定しその中に 80cmX
90 cm. J享き 0.04mmのポリエチレン袋を二重にして取り付けた。他の・つは放射能が非常に少な
L、場合も Lくは降雨量が少ない場合を考慮して作成した 80cm X 160cm深さ 10cmの簡易受水槽
である。結果的には放射能も雨量も劃定するのに充分な量が得られたためにポリパケツのみで間に
合った。図lV-1に 5月 1日以降のプラズ 7 研究所の屋上に設置されている転倒ます式自動雨量計に
よる降雨量を 3時間毎にまとめたものを示す。図中の矢印は貯った雨水を回収した時点を示してい
る。凶より. この期間 1日毎に適当にまとまった降雨があったこと. また雨水を回収した時点も比
較的よいタイミングであったことがわかる。
収集した雨水を測定する方法について.いくつかのサンフ・ル調整法を検討した結果,次のような
方法で試料を作成し,純ゲルマニウムガンマ一線検出器を用いて核種分析をすることにした。収集
された雨水の 0.5fを凍結乾燥にかける。乾燥後 0.1規定塩酸溶液 2m!を加えずフラスコ底部の残
誼を入念に溶かし出す。ピベットによりこれを吸い上げ.直径 35mmのろ紙に吸収させ,水酸化ナ
トリウム溶液で中和させつつデシケーターで乾燥させる。これを厚き 0.5mmのプラスチック板で
挟み込んで測定用試料とする。
- 20-
12 DPRAKEN-4 0002 890617
, l.33MeV tzto ftZ>mM%l&t>> 1.39%,
(FWHM) 1.7keV©#tt*#-tSo ;:© ^ ^ ^ ^ * J*&\iimtmJE£hi-1frM®.&m ("Co,133Ba, U7Cs, 88Y, 60Co) &ffli\ 82 keV *>ib 1,836 keV lch>tz-,X f-
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0IV-3IC5.I! 4 BOJfftiO^y/i--*•-•> A^tfitljcj; f) SiJ^LtW^iifc y H ^ ^ 9 \-
, 5 j ! 17 HA>ib 19 Hfcl.68xlO5 # ( 2
31 H tl A>(b 3.0X105 W&t 49 B EJ frh 3.6xio5 #PH^C|&]1$ jBiJ^^fto fc0 ZO&Vk 103Ru,
li 12<Sb(¥-MW 60.2 d) it 0.603
MeV 98%, 0.646 MeV 7.2%, 0.723 MeV 11%, 1.691 MeV 49%ffi<O y )^^Kffi-^«o &WO
iJ3Z^*C(i 0.603, 0.723, 1.691 MeV tcffi^-f ?, x-< h A fi*#fc-t %t>\ 0.646 MeV O y *S
//>H.i'!ii-t>-/j:i.-^i,0.603MeV© y |i|li 134Cs <D 0.6046 MeV <t fi fx o t fc 0 A * y hgt t t^a i
© ! • ) ! : 134Cs<O»tliJ.ttI < -ifcL-Ci,^^ t , 0.723 MeV (i " ' l o x ^ ? h n, t fi 4 »J (SUf
ic I31I£O y j t i l ^ - ^ 5 . r t, 1.692 MeV <D x - t* h/Ktf£<OKIt^*^ffi S h - t i>/£i> 5 fl 2
-C 132Te, 13II. 134Cs, © 3 @]«0ffiiJ^jg^^iaiV- 4 <D(a). (b).
•> KD * -? v h &&M 1 13 8 (OSS^^F^K^W L it A •> v t-
0, 1Hllil(t)li1»5*:i&A^tLfci Sia?> 4 R 26 S *»b<0 S Stt**?)o 132Te tt^»SB
&r>, 0.228 MeV 88%© yi^^&ffi L 132I i & 0 ¥iSSi 2.3 B#dg-e 0.6676 MeV 99%, 0.773
MeV 76%, 0.955 MeV 18%^ <O y H 3r ft ft 1" %<, i tz l 3 l n* ^ $ Jffl 8.04 B f 0.284 MeV
6.1%, 0.364 MeV 81%, 0.637MeV 7.3%© y St^Sfffi L, mCs (t^i^RS 2.06 f 0.563 MeV
8.4%, 0.569 MeV 15%, 0.605 MeV 98%, 0.796MeV 85%, 0.803 MeV 8.7%, ^
10 m/1 C j S ^ ^ 100 m/ f - A
^rOjSt^jRt 100m^ t ' - * - fc jp^- t -> •> A
21 —
副
pratfttitretif;l
12 DPRAKEN.4 0002 890617
ゲルマニウム検出器による y線測定
使用したゲノレ 7 ニウム検出器は, 1.33 MeVにおける相対効率が1.39%,エネルギ一分解能
(FWHM) 1. 7 keVの特性を有する。このゲルマニウム検出器は較正された放射性核種(57CO,
133Ba, 137CS, ..y, 60CO)を用い, 82 keVから1.836keVにわたってピーク効率を求めておいた。
各エネノレギーにおけるピーク効率の決定は上記の較正用 RIを用い検出器表面の各点における検出
効率を求め,積分平均して求めた。 y線エネルギーに対するピーク効率は図IV-2のようになり.測
定 y線のピーク効率は曲線から求めた。
図IV-3に5月4日の雨水試料をゲルマニウム検出器により測定して得られた y線スベクトルを
示す。測定は厚さ 5cmの鉛プロックで遮蔽して, 5月17日から 19日に1.68X10S秒 (2日間〕の
計測をした。また. この試料にハいては放射能の半減期によって核種の検証をするために,事故後
31日目から 3.0XI0S 秒間と 49日目から 3.6x105 秒間に同様な測定を行った。その結果 103Ru,
106Ru, 1311. 132Te, 134CS, 136CS, 137CS, 140Ba-Laの存・在を確認した。さらに y線スベクトルの一
部が紛らわしい核種についてスベクトルを詳細に点検した。例えば 12・Sb(半減期 60.2d)は 0.603
MeV 98%, 0.646MeV 7.2%, 0.723MeV 11%, 1.691MeV 49%他の y線を放出する。試料の
測定結果には 0.603,0.723, 1.691 MeVに相当するスベクトルが存位・するが, 0.646 MeVの y線
が見いwせないこと, 0.603MeVの y線は 134C8の 0.6046MeVとm:なっておりカウント教は後述
のように 134CSの放出比によく一致していること, 0.723 MeVは 1311のスベクトルと重なり同様
に山Iの y線と見なせること, 1.692MeVのスベクトルは他の紋射能が検出されていない 5月2
日の降雨中の試料にもみられることなどから山Sbは存在しないものと考えられた。
放射性核種の存在を確認した例として 132Te,日1I. 13・CS,の 3回の測定結果を図IV-4の(a),(b).
(c)に示す。縦軸は放出 y線のネァトのカウント数合第 I回目の測定時間に換算したカウント教であ
り,横軸は原子炉事故が発生したとされる 4月26日からの日数である 132Teは半減期が 78時間で
あり, 0.228 MeV 88%の y線を放出し 1321となり半減期 2.3時間で 0.6676MeV 99%. 0.773
MeV 76%,。目955MeV 18%等の y線を放出する。また 1311は半減期 8.04日で 0.284MeV
6.1%. 0.364 MeV 81%,。目637MeV7.3%の y線を放出し 134CSは半減期 2.06年で 0.563MeV
8.4%. 0.569 MeV 15%, 0.605 MeV 98%. 0.796 MeV 85%. 0.803 MeV 8.7%.等の y線を放
出する。図より,各 y線のカウント数の減少は半減期を示ナ直線にほぼ一致している.またカウン
ト数の比が, ピーク効率と放出率の穫の比によく一致している。
試料の収率
雨水中の放射性物質の濃度を求めるためには,サンフりレ調製の際の収率を決定する必要がある。
凍結乾燥を用いた上記サンフ.ル調整法による放射性物質の収率を求めるために,日7CSに着目して次
のような測定を行なった。 5月4日の雨水 0.5fをビーカーに取り,ビーカー壁を希硝酸で洗いつつ
ガスパーナーで加熱し濃縮させた。約 10mfに滅容後 100mfビーカーに移し重量を測定した。そ
の際,濃縮に用いたビーカー壁を希硝酸で 3回洗い,その洗い液も 100mfビーカーに加えセシウム
- 21ー
12 DPRAKEN-4 0003 890617
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12 DPRAKEN-4 0003 890617
の損失が無いようにした。得られた渡縮液のほぼ80%をアルミ皿の上で注意深く蒸発乾燥させたの
アルミ皿は厚さ 2mmのアルミ板に直径 10mm深さ約 0_5mmの平穴を直怪 35mmの円内に 7
個聞けたものを用L、,乾因物が偏在しないようにした。アルミ皿に乾燥固化された試料はそのまま
規定のプラスチック板をかぶせ密封した。この試料をゲルマニウム検出器にかけ 137CSの y線を計
数した。凍結乾燥によって得られた 137Csの計数値と比較した結果,凍結乾燥κよる放射性物質の収
率は 94%と考えられることが分かった。
降下放射能温度分析
放射能濃度 Iの計算は次の式を用いた。
I=No 0_037Y.V
N Net 0= -e--p(EI)--;-瓦百百.t
(pCilf)
(dps)
ここで No:壊変率, Y:試料の収率, V:供試量, Net :スベクトルのネヴ卜のカウント数, eP:
ピーク効率, a y線放出比, t 測定時間, Ei:γ 線エネルギーである。
また 131I. I3.CS. 132Te. I03Ru, 136CS等複数の y線ピークが岡・ピークに量畳して検出されたも
のは放出比の加重平均を求め,放射能濃度を求めた。
表IV-11こ検出された核種とその放射能濃度を各雨毎に降雨量とともに示す。表IV-5に単位面積
当りの降下放射能の量を示す。放射能濃度と降雨量より.雨による放射能降下量を 1m2 当りに換算
した値である。
この間の雨によって地表に降下した放射慢は合計 4.4X10・pCi/m2 になる。降下した放射性核種
のうち山1,I32Teなどは.半減期が比較的短く,時間と共に減衰して行くと同時に,雨で流されて
いくであろう。しかしながらセシウムは地表に残りやすL、。現に 1960年代の度量なる大気中核実験
による 137CSは,プラズマ研究所の庭など核実験以降に手をつけていない地表で明瞭に観測されて
いる。2),3) 137CS の単減期は ~0 , 17 年であることから今後かなり長期間地表に存在すると思われる。
空間線量率との関係
プラズマ研究所では,球形高圧アルゴンガス封入型 141高感度電離箱を用いて環境放射線の測定
を行なっている。測定場所は研究所本館の南側であり新館に至る中庭の植え込みの中にあり,本館
の4階建て建物から 5m離れた地点の地上高 1mに設置されている。この電離箱の感度は 50keV
から 10MeVのX線及び y線に対し1.5x lO-14Amp/'μR/hの感度を有し, 2cm/hで記録紙に連
続記録している。
図IV-6は5月1日以降の測定記録を 1時間平均値でプロットしたものである。一般に降雨時には
放射線の空間線量率が上昇することが知られている。これは地中及び建造物からでる Rnの娘核種
の拡散が雨により妨げられ,地上付近に降下することに起因している。本測定器に於いては通常の
降雨時に1.0-1.5μR/hの空間線量率の上昇が認められる。図に示されるように, 5月2日には降
- 22ー
12 DPRAKEN-4 0004 890617
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1) Devell. L. et al., Nature 321. 192-193 (1986)
2 ) 'bttftX fife, IPPJ-DT-116. p7-14 (1985)
3) 'htfftt, fifi, IPPJ-DT-130. p5-17(1986)
- 23 —
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890617 12 DPRAKEN.4 0004
炉
、ー雨の形とほぼ一致して空間線量率も変化している。前述のゲルマニウムの測定結果にみる通り,
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5月3日と 4日に大きなピークが現われている。こ
れらの値は 1時間平均値で 12.9μR/h及び 12.5μR/hであり,骨時値ではそれぞれ 13.4μR/h及
び 12.6μR/hであった。 5月1日までの晴天時のレベルが.10.5-10‘6μR/hであることと比較す
ると降雨け寄与分を越えた高い値になっ口、る。両日の雨中に含まれた放射能が空間線量率を上昇
の日の雨は放射性降下物を含んでいなかった。
させたと考えられよう。また 5月4日以降の降雨時以外(乾天時)の空間線量率が 11.0-11.1μR/h
となり, 5月1日以前の値に比較して約 0.5μR/h高い値になり,元の値に回復していない。これは
降下した放射性核種が影響していると思われるo
降下放射能が空間線量率に及ぼす寄与について評価してみる o 5月3日から 6日までの雨に含ま
れた放射能。全量が地表に堆積していると仮定して,無限平面の地表から高さ 1mの位置における
空間線量率を求める。ある核種の地表の単位面積当りにおける放射能をσ,CpCi/m2) とし照射線
量率定数を K,(Rm2h-1Ci-りとすると,高さ h(m)における線量率 DCR/h)は次の式で現わさ
れるo
D=:B2;r,σlKPや""rdr
ここで rは測定点から任意の地表までの距離, λは放射線の空気による減設定数である。上式から
D=0.067 (μR/h)
であった。この値は電離箱による測定値に比べて 7.5分の lである。測定値が計算結果に比べて高
L 、原因として,約 5mの距離に 4階建ての建物があること,電離箱の表面に放射能が付着したと思
われること,電離箱を覆い隠す形で高さ約 3mの樹木があり繁った糞に放射能が付着したと恩われ
求めた計算結果は,
これらの原tz<により無限平面の仮定以上になったと恩われる。ること,
サンフ・ル調製法の収率決定など絶えず相談に乗っていただいた天野恕本研究をまとめるに当り,
教授に感謝します。
参考文献
1) Devell. L. et al., N ature 321. 192-193 (1986)
他, IPPJ-DT-1l6. p7-14 (1985)
-23-
他, IPP]-DT-130. p5-17(1986)
2)小村和久
3)小村和久
(mm)16
14
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137 Cs
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図IV-2 ゲルマニウム検出器のピーク効率
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表IV-1 降雨別放射能温度 (pCi/e) と降水量 (mm)
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106Ru I 367 d I 26
1311 I 8.04 d I 64 950 280 33 4.5
132Te I 3.25 d I 140 280 120
134C5 I 2. 062y 44 12
136Cs I 13.0 d I 12
137Cs I 30. 17y 92 32
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図IV-6 環境モニター用高感度電敵箱による盟問機量皐の変化
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V 土岐地区における環境トリチウム測定結果
名古屋大学プラズ 7 研究所
佐久間洋一
秋 山 正 樹
大林治夫
天野 恕
前報に述べたように,~々は来年度から岐阜県士岐市に建設される予定の骸融合科学研究所 L仮
称〕の敷地とその周辺.並びに現在プラズ 7 研究所がある名古屋市の名古屋大学東山キャンパスに
おいて,トリチウム試料の採取並びに測定を 1982年以来続けている。係取試料は河川水から水道水.
雨水,湖沼水,地下水,湧水.大気中水蒸気,大気中分子状水素. 大気中メ 9ン.植生中(松葉)
自由水へと採取対象を広げてきた。大気中水蒸気・分子状水素・メ 9ンl主東山キャンパスのみで採
取している,土岐においても採取したいが,かなり時聞が懸かるので.拠点を確保しなければ灘し
L 、。また,植生中結合水(水素)についても採取の準備を進めている。採取試料の数が多くトリチ
ウム濃度が低し しかも低パックグラウンド液体シンチレーションカウンターは 1台だけであるの
で.採取はしても未測定の試料も多い。
「測定の情況と結果」
前報においては,主として土岐地区における河川水の測定結果について述べたので,本報ではそ
の続きとその他の試料の測定結果について報告する。採取地点'主土岐地区においては図V-1の中の
表V-11こ示す地点であり,河川水が主で水道水,地下水,雨水,湧水.松葉も採取している。水道
水は東濃用水すなわち木曾川が水源である。一方,東山地区では,水道水,雨水,大気中水蒸気,
大気中分子状水素,大気中メタン,松葉の採取を行っている。
図V1-2 (a)に土岐地区の河川水の主な結果を, (b)に雨水,井戸水,水道水の結果を, (c)に東山キャ
ンパスの結果を示した。値にかなりばらつきがあるが,全体としてこの 6年間にわたりトリチウム
濃度が低価して行く傾向がうかがえる。そこで,これらの結果の内から,土岐地区の河川水の平均
値と, z地点の値,東山キャンパスの水道水の値.同じく大気中水蒸気の値の 4つについて見掛け
上の半減期を求めた。 トリチウム濃度を対数表示の縦軸に,時聞を横輸にして図V-3 (a), (b), (c),
(d)のように描いて.最小二乗法によって直線を号I¥,、て,図中の式を用いて計算した。図中に示した
ように,土岐河川水は 3.5士0.5年, z地点は 4.7:t1.6年,東山水道水は 3.4:t0.8年,東山大気中
水蒸気は 5.1:t2.1年となった。これらの値は幾分小さいが,各測定値のばらつきの大きさと横軸の
長さ (5-6年〕を考慮すれば,他の研究機関における測定とおおよそ同等の値と考えられる。
「電解濃縮法」
上に述べたように,環境水(地表水,雨水等)のトリチウム潰度は年々下がりつつある。また,
- 31ー
1] ISAKUMA 0002 890609
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32 —
11 ISAKUMA 0002 890609
地下水.海水等もともと濃度の低い試料もあり,液体シンチレーション法による卜リチウム測定の
限界(-20pCi/ Q)に近いか,それ以下の試料も多くなってきた。そこで.測定前に電気分解によっ
てトリチウムを濃縮する過程を取り入れて,低濃度の試料の測定に対応することを計画している。
一昨年から設計と試作を進めている電解濃縮装置を,一部設計変更して図v-4に示すような装置
を作製し.その試運転を行っている。爆発に対する安全性と自動化を第ーの目的として,試料水を
自動補給し,電解によって発生する酸素と水素を出来るだけ別けて排出する設計になっている。以
前の設計では,試料水の補給を機械的に行っていたが,今のものでは,電気的に制御している。即
ち,電極俸を 4本用いて.上から 2番目より液面が下がると電磁弁が聞いて試料水が補給され.1番
目に達すると電磁弁が閉まる。補給水がなくなって.3番目より液面が下がると.電源が切れて電解
は停止する。
試運転は,現在のところ順調である。滅容率は 10程度を想定している,しかし装置の設計上その
設定は全〈自由である。試料水の自動補給と L、う設計は,電解液の濃度と電流密度が常にほぼー定
という利点はあるが, トリチウム濃縮度の面からは不利である。
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SRMPLING DRTE
— 37 —
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電解カラム拡大図
図4 1(作電解温..置 NO.2
- 38-
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VI 施設見学記
肥田中学校
加藤雅弘
昭和63年 8月に京都,大阪にある核融合研究施設を見学した。モの概要を次に記す。
1.京都大学へリオトロン核融合研究センター
昭和 63年 8月22日 13・30-17: 00
京都府宇治市五ケ!主 UR奈良線黄奨駅下車 徒歩 20分1
策費t駅から町並をねItて歩いてL、くと,広大な敷地の京都大学宇治キヤ〆パスの中に研究セン
ターの建物がある。京都大学へリオトロン核融合研究セン空ーは, I昭和 51年に設慨された。へ"オ
トロンの名前の由来11,昭和 33年に綴融合の研究グルー 7'が作られた時.到tt'jに考察した磁場をギ
リシヤ語の太陽を意味するへリオスにちなんで.ヘリオトロン磁場と呼んだことに始まる。それ以
来研究を積み重ねて,現在へリオトロンと Lて確立しているヘリカルヘリオトロン磁場を用いた装
置で実験が進められている。
ここでの研究は.土岐地区に予定されている核融合科学研究所の次期大型ヘリカル装置へと引き
つがれていくという事である o その事もあって,大変興味深〈見学をした。
研究内容を知るには,研究組織を見るとよいので,ここに記す。昭和 63年度のセンターの研究組
織は 8つの研究部門があり次のようである。
O超高温プラズ7 制御部門
O超高温プラズ 7 測定部門
O超高温プラズ 7 加熱部門
o接融合炉工学部門
O核融合機器制御部門
0核融合炉技術開発部門
O高温フ.ラズ7 物理解析部門
O超伝導開発部門
次期大型ヘリカル装置の設計が進められており,そこでは,超伝導ヘリカルコイルを用いる方向で
検討されていると L、う。その様式図を次に示しておく。
2.大阪大学レーザー核融合研究センター
昭和 63年8月23日 9 :30-12:00
大阪府吹田市山田丘 2-6
- 39ー
11 IKATOH 0002 890617
^ t SrifS JHfc
— 40
11 lKATOH 0002 890617
大阪万博が聞かれた吹田市にあり,すぐそばには万博の跡地に作られた万国博覧会記念公園.民
族学博物館等がある。
大阪大学の広大なキャンパスの中に研究センターはあり.茶色の建物の大きいのにびっぐりした。
窓のない建物の中に, レーザー核融合の施設が入っている。
外はせみの声が,やかましく.暑いが,施設の中は,装置にとって最適な温度.湿度に保たれ.
気持ちよく見学できた。
大阪大学レーザー核融合研究センターは昭和 51年に始まったもので.わが国の慣性核融合研究の
中枢として,研究を進めてきた。下記の年表のような経過をたどり.現在にレたっている。
研究施設は,大きく分けて, レーザ一発生装置とレーザーを噂く管と.燃料球にレーザーをあて
る装置とがある。
レーザーを発生させ導く所は,多くの管が走っており,完全空調されていて. '~l に人ることが出
来なL、。
導かれたレーザーは,管の中で増幅され か所に集められて,燃料球に照射される。
見学のあと,所長さんから説明があったが.その中でレーザー依融(l-a安全な点.経費の安い点
で核融合研究では有望なことを話された。
日本において新しい核融合の研究が実を結ぶことを祈りつつ研究セン fーをあとにした。
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図Vト2 T-円τダイヤグラムにおける次期大型へりカル量産置目欄値
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S 18075(5
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0.1msec
0VI-4
— 42 —
ヘリオトロンO装置
磁場・ヘリカルヘリオトロン
ヘリカJレコイル磁場強度 0.3Tesla
トロイダルコイル臨場強度 0.5Tesla
プラズマ生成:ジュール加熱
高周液加熱
プラズマ諸墨:大半径1.085m.小半径 O.lm
体積 200Q
電子温度 150-360万度
電子密度 10,8-10'9/m'イオン温度 40万度
閉じこめ筒間 0.5msec
図VI・3 へリオトロン装置(昭和 45年)
ヘリオトロンDM装置
磁t易:ヘリカルヘリ;tトロン
ヘリカルコイル磁場強度 1Tesla
トロイダルコイル硲場 無
プラズマ生成:ジュール加熱
電子サイク口卜口ン共鳴加熱
レーザー照射
プラズマ諸墨:大半径 0.45m.小半荏 0.044m
体積 16Q
電子温度 180万度
電子密度 5X10'9/m'
イオン温度 25万度
閉じこめ閏間 0.1msec
図w・4 ヘリオトロン DM..{昭和50年}
- 42ー
EVl- 5
1 Tesla
i 0.9m. 'J\¥(f 0.07m
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2.7x1019/m"
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p > DR SB (BSffi 56 If)
— 43 —
ヘリオトロンDR装置
協i拐:ヘリカルヘリオ卜口ン
ヘリカル砧1別世1;11 Tesla
トロイダルコイル磁t穏 無
プラズマ生成:電子サイク口卜口ン共鳴加烈
プラズマ諸盟:大半径 O.9m.小半径 O.07m
体積 8SQ
電子温度1.71くeV
電子密度 2.7xl019/m'
閉じ込め閏間 1.8msec
図V1-5 へリオトロン DR獲置(昭和 56年)
- 43-
E1VI- 6 - "J * h D > E « • (BBtt 55 * )
-'J * h n y
0V1- 7
図Vト6 へリオ卜ロン E犠置(昭和 55年)
現在はへリオ卜ロン E装置を中心にして研究が進められている
へリオ卜ロン E益置
図VI-7 へリオトロン E模型
- 44ー
1- 1
R 2.2m
a 0.21-0.4m
1.9Tes!a
0.5sec
330MVA
(1
144Hi'X,
R
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a ,
V
T..
- " S5VI-32.2m
0.3m
0.15m
1.7m'
1.5KeV
n 1.8Xi020/m]
rp 50msec
T; 30msec
Z.4Xl0 lsm- !-sec
2 %
T, 1.6KeV
— 45 —
表rl-1 装置賭元
fl空容認:大半径 R 2.2m
小半径 a O.21~O.4m
磁場.ヘリ力ルヘリオ卜口ン
強度 1.9Tesla
フラットトップ民間 O.5sec
くりかえし間間 10分
電;原 330MVA
表¥'1-2 へリオトロン E装置の主右実験目的
( 1 )ヅューjレプラズマについての閉じ込めと安定
性を調べ、ヘリオト口ン型装置のスケーリン
グを確立する。
(2)中性粒子入射と高周波による追加熱実験e
(3)ジュール電流のない高温プラズマを生成し、
閉じ込め及び安定性の実駿を行う。
(4)ダイパータ実験。
一一一一一ーー一一一一衷Yト3 得られたプラズマパラメータの最高値
大半径 R 2.2m プラズマ密度
IJ\:I三 í,~ 長聖IB
日制
体的
tE 子;fr] r~
イオン温度
3‘ O.3m
a弓 O.15m
V 1.7m'
Tρ1.5KeV
T, 1. 61くeV
粕子閉じ込め時間
工ネルギー閉じ込め時間
N r1直
手i勺ベータ値
- 45ー
n 1.8Xl020!m'
r;, 50msec
-Z:; 30msec
2 .4X 101Bm-)・sec
2%
Jf.W:i|t' -"•• ? T ri tf Wftrfe' i - X 21
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,、みJlCOlQ嗣 ..
図V)-8 レーザー核融合研究センター
I!tVI-4 レーザー核融合研究センターの沿革
昭犯3日年度(1964)
阻租43年度(1968)
昭和“年混(1969) r.),、プラズ?創litl暗レーザー再nf.i;!"1にmr:ll
B2lD何年度(1971)
昭和47年度(1972) kP,k"(' 1:("部r.tir.レーザーJ:宇研究峰よ1t:Lレーザ-U I1I.!:門I~I:~
沼f048年度(1973) レーザーm',f1.,~;I"II~1よ
昭和43年度(1974) レーTープラZマA眠仙1I:J,;抗柑()I開I.L'IIIt1:
昭和50年度(975)
昭和51年度(976) J,.阪),:"I'f.I;r.:レーザー怯融合研究センタ-Sf足レーザーシ:.1レー y ョン.[.,よ釘門間lJELx抗It2 ~JI .f.l1'l量工
昭和52年度(1977) レ~ザーエネルギー宇剖:t"U;;j~"(:L主駐日・3削.研究出l町IT申恒1
昭和53年度(1978) レーザ-11融合ブルー7{-7シを111:に土問t河内弔主
昭和54年度(1979) レーザーベレ 7 ト工学,~;I"II:I .J:研究11,2則工事按工
昭和55年度(1980) レーザー診断宇都r'IIAlr.:金岡田Ip~I:1佑
昭和56年度(1981) レーザーは縮工学郎r'II;I:l:
昭和57年度(982)エネルギー伝珪E学問"IIAI:.t間tH直融合主耽I~,ペレ 7 ト 777 ト 'I-It l:
昭和泊年度(983)
昭和国年度(984)研主棟JJ.Q.l'l'竣工
レーザーによるプヲ Xマ'I,,¥:円"11i:を1;1(;;
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ff ラ λ レーザー;1t~D 守1t~1;1蛤CO,レーザー烈~l.~;";~,<<18ビーム.10k) (1,l'). W1'W)
制}j式キャノンポールターゲγ ト内畳間
市ラλレーザー目白止D¥}克直(12ビーム.30k) (1出占.SSlW)
レーザー1正}:;r.完成.1t ~DI;.による樽柿I峨111蛤1世界品t河内中仕千班世阻4xIO'・制造成
JIUIIII}ブルー止龍生~tlD\;.7 ・1 ーシ置による叫儲I輸開始輔自t~制作吊ホJi也"の噂縮'J;~
組在160年度(1985) スーパーコンビAータ-,q人
昭和51年度(1日目的
昭和62年度(19日7)
12ビーム向調i町正によるn:船主騎中旬:f 1 x10ω側(01'1;,("':)帳:1¥11‘界記11.)
ロビームβj.J!l椛正によるシ..ル/t,紘・'Ji験tfh抑制浦 ";/~x 'r-It30lO,t/.... (;il 体;;.;慌の50111,);t'lt
- 46ー
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— 47 —
図のように、 i淑小燃料涼をレーザー光で照射すると、
その表面がプラズマ化し聞出します。こ¢噴出の反作用(ロ
ケット作用)で、 1;1'殺は内向きに加速されます。これによ
り、中心部が圧縮され、高密度(固体の約10001舌)・高温(約
1@度)の状慾か実現します。こうじて、・級品虫合反応が点
火し、燃焼波l手、燃料小球が膨張・飛敵してゆくよりも速
く、ほとんどの燃料をもやしていきます。このとき発生すf
るt~融合反応エネルギーは、入射エネルギーの;~百115 にも
i主します。唱咽ー-
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レーザー光ぽ力、昨料ベレッド
に照射されるとベレッド表面
が加限されプラ.ズマのU口出が
はじまります。
点火
燃料1;:;'固体密度のl日日oi邑に圧
縮され、中心gsは1~唖度の温度
に達し、点火されます。
④
②
プラズマの唄出の反作用によ
り、ロケ‘ノト加速を受け、ベレ
ッド内部が圧縮されます。燃焼
飯島虫合反応(;t燃料金体に爆発
的にひるがり‘このとき照射エ
ネルギーの敵百億のエネルギ
ーを政出します.
慣性被融合の原理
- 47-
図VI-9
、h一一ー---・..... 圃圃.
圃圃竺ーー竺竺ー圃唱盟司(・) レーザーを渇く普
1照明5lE;
(b) 制御室
(c) レーザーがーか所に躯まる所
図Vl-lO レーザー被幽合実険議置
- 48ー