テキサスインスツルメンツ cc2650、cc2650 rcを使ってみた
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テキサスインスツルメンツCC2650STK、CC2650RCを使ってみた
伊藤義明
yoshiaki110
自己紹介
ポケットコンピュータ~Zaurus~WindowsCE~インターネット出来る携帯電話~iPhone~IoTArduino/RaspberryPi/GR-SAKURA,PEACH
昔から ガジェット大好き
内容
• CC2650STK、CC2650RCとは
• あそびかた(開発環境)
•作ったもの、作っているもの
• TIの関係者ではありません、結構使えると思うのですが…日本語の情報が少ないので、仲間を増やそうかと
使用しているマイコンは、CC2650
• マルチスタンダード 2.4 GHz 超低消費電力ワイヤレス・マイコン
• ARM Cortex-M3
• クロック48MHz
• フラッシュメモリ128KB
• SRAMキャッシュ用8KB
•無線でアップグレード可能(Over-The-Air Upgrade)
• 2.4GHzのBluetooth、ZigBee、6LoWPAN
CC2650STK
• CC2650に10種のセンサー(光、デジタル・マイク、磁気センサ、湿度、圧力、加速度計、ジャイロスコープ、磁力計、物体の温度、周囲温度)とLEDとボタンが2個ずつ、ブザーが付いている• 磁気センサと磁力計一緒じゃない?
• センサーの値をBluetooth Low Energy(BLE)で送信する端末(センサータグ)
• 1年間電池持つ
• BLE使ってセンサー値を表示するスマホアプリ(iPhone/Android)あり
• 4000円弱
CC2650RC
• CC2650を使った赤外線リモコン
• デジタルマイク、モーションセンサー、IR LED、ブザー、32個のボタン
• 6000円くらい
TI純正のスマホアプリ(iPhone/Android)
• BLE端末の状態表示するアプリ
• CC2650STKのセンサ値の表示
• CC2650RCはデバイス情報の表示のみ
• CC2650STK/RCのファームウェア更新機能
• IBM IoT Foundationへセンサ値の送信機能
• アプリは無料
• ソースコードが公開されている• iPhone用は、デベロッパー登録者のみに公開
あそびかた(開発環境)• BLEセンサーとして使う場合
• スマホアプリ• ネイティブアプリ
• サンプルソース
• EvothingsStudio• Cordovaの開発環境(JavaScript)
• Raspberry Pi• npm install sensortag(node.js)
• マイコンとして使う場合(DEVPACKの購入が必要¥2000弱)• Energia
• Arduino IDEを基にしたIDE(C/C++)
• Code Composer Studio(CCS)• Eclipse を基にしたIDE(C/C++)
• CCS Cloud• ブラウザで動作するIDE(C/C++)
EvothingsStudio
• いわゆるPhoneGap(Cordova)の開発環境
• PC上でJavaScript書くとiPhone/Androidで実行できる
• スマホとはワイヤレスで接続、USBケーブル不用
• センサータグ専用ではないが、センサータグのライブラリがあり、簡単にBLEのプログラム書ける
• スマホ上に実行環境アプリをインストールする必要あり
•無料でも使える(プロジェクト数などの制限あり)
• CC2650のサンプルあり
クラウド上のサーバ
EvothingsStudio
•趣味でパラグライダーのアクロバットやっている• https://youtu.be/l6ze1BKWzDM
•高度とGを記録するプログラム作ったハマッタ:XMLHttpRequestでなくcordovaHTTP
EvothingsStudio
• つかえない!!
•実際にフライトエリアで使おうとしたら、 アプリの起動ができなかった!
• PCが起動していないとスマホ側にプログラムがロードされない(スマホの(プログラムの)キャッシュがしばらくすると消えるみたい)• Cordovaなのでビルド、インストールすればいいのだが
iPhoneだとApple Developer Programの登録が必要なので...クラウド上のサーバ
Energia
• Arduino IDEとほぼ同じ• 「ツール」-「マイコンボード」を「SensorTag
CC2650」にする• 「スケッチの例」にサンプルがある
• 「Blink」「Button」は動作• Serial.print()が効かない??
• デバッグができない…
• マルチタスクのコードも書ける• サンプル「MultiBlink」は動作
• Windows版ではボードへの書き込みができなかった(シリアルドライバあたりの設定?)
• 無料で使える(と思う)
Code Composer Studio(CCS)
• うまく使えなかった
• CC2650がターゲットのプロジェクトは作成できたが、ビルドがエラーとなる
• DEVPACKにライセンスが付いている
CCS Cloud
• ユーザ登録必要
• 初回ビルド時• ブラウザの拡張機能のインストール
• TI Cloud Agentのインストール
• ブレークポイント設定、ステップ実行できる• Serial.print()は出来ない
• 変数の表示可能• ローカル変数はダメ
• CCS、Energia形式でプロジェクト作成
• Energiaのサンプルも入っている
• ライセンス?
チャックの閉め忘れ検知ベルト(開発中)
• ベルトのバックルにCC2650STK、チャックのタグに磁石つけて磁気センサの値で開閉を検知、ブザーとLEDで通知
• ライダーベルトを思い出した
• センサー値の取得サンプルコード• https://github.com/energia/Energia/issues/740
•今のところうまく動かない• I2Cへの書き込みがうまくいかない
リンク
• スマホアプリのソースコード• http://www.ti.com/tool/SENSORTAG-SW
• EvothingsStudio• https://evothings.com/
• Energia• http://energia.nu/
• Code Composer Studio• http://www.tij.co.jp/tool/jp/ccstudio
• CCS Cloud• https://dev.ti.com/