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Agile Japan 2015 大阪サテライト 2015.04.19 「スクラム やったら こうなった」

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Leadership & Management


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Agile Japan 2015 大阪サテライト 2015.04.19

「スクラム やったら こうなった」

• 牛島 真一 • 株式会社 IT部門 コンテンツ開発グループ グループ長

• 認定スクラムマスター

自己紹介

お話の前に少し質問。

お話の前に少し質問。

• あなたは誰?

• なんで来ました?

エンジニア? リーダー? マネージャ?

お願い、ひとつ。

「やること」

私達のチームでやってきたこと。 理想は語らない。

「やらないこと」

スクラムについての細かな説明。 あなたのもやもやを解消しない。

1. スクラムやってみることになった

2. スクラムマスターになった

3. まじめに考え始めた

4. きっかけを作ってもらった

5. いっきにチームが変わった

6. まとめ

「スクラムやります」

アジャイルマニフェスト

タスクボード デイリースクラム

スプリントプランニング

ふりかえり

KPT

スプリントレビュー

スプリント

何すんの?

見える化?

集中?

Keep? Problem Try?

ストーリーポイント?

共有?

「スクラムやります」

スクラムって、こういうのを

ざっくり教えてもらった。

なんか良さそうな気がした。

「やってみた」

「やってみた」

「やってみた」

「あかんかった」

アウトプット減った

• ミーティングが増えて、やることが増えて残業増えた。

• タスクボードで見える化したけど、 何も見えてない。

• 2週間に1回のふりかえりで、前回話し合った内容を忘れてる。

それでも、なんとか3か月ほどがんばった。。。

スクラムマスターになった

の前に、グループ長にもなった。

まじめに考えた

• そもそもなんでスクラムやってるの? わざわざ今までと違うやりかたに変えてまでやる意味。 何を期待されているのか。 そもそも、自分はどうしたいのか。

• どうなれば良くなったって思う? 何となくやってたら、いつまでたっても変わらない。

• 自律的なチームってなによ?

やれる事をやってみよう って思った

• 勉強会やセミナーに積極的に参加した。

やったこと

登壇者の方と必ず話しをする。

懇親会に参加する。

お話したらFacebookで友達申請。 拒否されても泣かない。

とにかく話を聴きにいった。

• アジャイル、スクラムやってるんだから、 勉強してくれると思ってた。

• とりあえず、やってればうまくいくんじゃないかと思ってた。

• 「やってください」で、はじまってた。

チームとのギャップ

なんとかしないといかん。。。

• 今まで自分がやってきて、やりにくいと感じたことを変えてみた。

やったこと

チーム目標をミーティングで共有した

ついでに個人目標も全員で共有した

メンバーそれぞれに期待していることを 明確に伝えた

他のチームミーティングに参加した

アジャイルコーチに 入ってもらった

魔法の言葉を教えてもらった

「これ、なんでやってるんですか?」

• 今までやってたことを見直しはじめた。

• ふりかえりで出た、問題の原因を「深堀り」し、具体的なアクションを出して少しずつ解決するようになった。

客観的な視点が入ることで、

今まで以上に自分たちのことを

見直すようになった。

もっと見える化

• ちゃんと、きっちり、しっかり 禁止。

• ダメだった。で終わらない。

• どうしてこうなった? を考える。

• 大丈夫それ? と声をかける。

• ダメなものは、ダメって言う。

チームが変わった

• チームがいるから、自分がいる。と考えるようになった。

• 自分が何に弱くて、何に強いかが分かってきた。

• ランチや日常で、とにかくメンバーと話をした。

• チームメンバーそれぞれのリズムが分かるようになった。 兼任スクラムマスターは、色々やりにくいってのもわかった。

自身も変わった

最後に...

ご清聴ありがとうございました!