〜年末年始セールにご用心〜 海外の格安ホスティング
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〜年末年始セールにご用心〜
海外の格安ホスティング
2015/12/26 くらびすせぶん(@clvs7)2015/12/31 公開用に一部変更
whoami
● 名前 : くらびすせぶん
● 年齢 : 十九歳、学生です
● 興味 : IT技術全般、情報セキュリティ、 マルチメディア
CentOS再インストール芸人
もう年末ですね
● 大半の人は仕事もお休み● しかし商人にとっては最高の売り込み時● インターネット上も例外ではない
● Playストア、Amazonなど
でも、それだけではないのです
例えば
海外のホスティングサービスとか
(自宅サーバーでも良いのですが、IP/回線、機器の値段、電気代などを考えると、用途にも依りますが借りたほうが安上がりな気がします)
魅力的な売り文句
● 『帯域制限無し!』● 『一日限り! 無料サービス追加!』● 『年間数ドルになる割引がずっと続く!』
● 『80%オフ!』
心躍る言葉の数々→ 凄い! 今すぐ契約しよう!
ちょっと待った
本当に大丈夫なのか
確認は大事
● リソース制限がけっこう厳しい● 普段の値段がかなり高い → 二重価格疑惑● ウェブサイトがテンプレートそのまま
怪しい業者も結構あります夜逃げは最悪です(経験談)
よく確認すると……
では、全くダメなのか
● 日本よりも安くてサービス内容がいい良心的なところも多数
● 共用サーバーだけでなく、VPSも安い
● IPも複数付いてきたりとか
安くて良いところもあります
という訳で
今回は良いサービス(格安)の見極め方を考えてみます
まず前提
特に英語圏の場合、後述するcPanel/WHMが普及していることもあり、当たり外れの差が大きい(気がする)
サービス提供者がサーバー/Linux等に詳しいとは限らない
どういうことかというと
● 日本だとコンパネは各社自作したり、環境もそれぞれ異なっていたりと、サービス提供側 ≒ ハイスキルな印象
● 海外だと、独自コンパネよりも統一されたコンパネ(例 : cPanel, WHMCS, SolusVM)が人気
● これを使うと、顧客管理からサーバー管理までかなり自動化できる
サーバー管理スキルがあまりなくてもサービスが提供可能
どれぐらい簡単か
● cPanel/WHM(共有サーバー管理)のインストールは一行
cd /home && curl -o latest -L https://securedownloads.cpanel.net/latest && sh latest
● WHMCS(顧客管理)はPHPで書かれているので、
WordPressと同じ要領でインストール可能
● SolusVMもcPanel同様にインストール可能
● インストール後はブラウザ経由で簡単に設定できる
そんな前提を踏まえて
● 提供年数が長いところはノウハウがある● ナレッジベースが充実している
= サービス提供側に知識がある
● ナレッジベースが無い業者は大抵危険
選ぶポイント その1
提供年数とナレッジベース
そんな前提を踏まえて
● やる気のある業者はちゃんと作り込んでいる● サイトの出来が良い業者は比較的安全
● SSLで警告が出ていたり、トップページが
そのままWHMCSの場合は要注意
選ぶポイント その2
サイトのデザイン/設計
そんな前提を踏まえて
● フォーラムでのレビューが良いと安心できる● 良い業者だと、フォーラムに中の人がいて
サポートしてくれたりもする● フォーラムでいちゃもんをつけている客もいる
ので、レビューはレスも含めて目を通すと良い
選ぶポイント その3
フォーラムのレビュー
そんな前提を踏まえて
● 共有サーバーの場合、他のユーザーの負荷に引っ張られにくいCloudLinuxを採用していると良い
● Apache互換でより軽量なLiteSpeedもあると○
● どちらも有償なので、一種のやる気表明として見ることができる
選ぶポイント その4
CloudLinux && LiteSpeed
そんな前提を踏まえて
● PayPalは顧客対応が割としっかりしているので、万が一何かあっても対応してくれる可能性が高い
● 今時どこでも対応しているので、これに未対応の業者は避けるべき
選ぶポイント その5
PayPal対応業者を選ぶ
まとめ
事前の下調べが肝心です
年末年始は良い業者を見つけて、格安海外ホスティングライフを送りましょう!
ご静聴ありがとうございました