「コーディネーター」による サービスマーケティング
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「コーディネーター」による サービスマーケティング. ~愛犬家を味方につけて~ 塚田ゼミナール Ⅰ チーム 谷原 亮 田中 葵. よろしく おねがいします. はじめに 第1章 補助犬 1-1 日本人とペット(犬)の関わり 1-2 補助犬とは 1-3 補助犬と暮らすメリットとデメリット 第2章 補助犬をとりまく社会の問題点 2-1 身体障害者補助犬法案の不備 2-2 行政の特定団体への委託状況 2-3 情報供給不足 2-4 団体間の連携不足 2-5 ユーザーの行動力不足 2-6 問題点と解決案 - PowerPoint PPT PresentationTRANSCRIPT
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「コーディネーター」による
サービスマーケティング
~愛犬家を味方につけて~
塚田ゼミナールⅠチーム谷原 亮 田中 葵
よろしくおねがいします
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はじめに 第1章 補助犬 1-1 日本人とペット(犬)の関わり 1-2 補助犬とは 1-3 補助犬と暮らすメリットとデメリット 第2章 補助犬をとりまく社会の問題点 2-1 身体障害者補助犬法案の不備 2-2 行政の特定団体への委託状況 2-3 情報供給不足 2-4 団体間の連携不足 2-5 ユーザーの行動力不足 2-6 問題点と解決案 第3章 コーディネーター 3-1 コーディネーターのしくみ 3-2 コーディネーターのサービスマーケティン
グ
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はじめに現代福祉の考え方→ ノーマライゼーションの理念の下、障害者の自己決定を尊重し、自立と社会参加を推進 …平成 18 年 4 月 障害者自立支援法
自己決定 = 生活していく上での自己選択の連続 →障害者の方は、人的介護、福祉ロボット、補助犬 etc が必
要
↓ 2002 年 10 月 1 日、「身体障害者補助犬法」が施行 しかし補助犬と暮らす人は少ない!(スライド1
4参照)
(研究目的) 補助犬と暮らしたい(自己選択)方の意思を尊重し、補
助犬と暮らせる社会にする方法はないか考える
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第1章 補助犬 1-1 日本人とペット(犬)の関わり大正時代以前 村で飼う番犬(野良犬)戦後 ~1950 年代
治安維持→ 番犬(猛犬)生活に余裕→ スピッツ大流行
1960~1970 年代
ステータス&父親不在寂しさ→ 血統書つきの美しい犬
1980~1990 年代
室内犬→
1990 年代後半~
頼られたい→ 動物介在療法 → 巣立った子供がわり責任回避→ ロボット バーチャルペット
2000 年代 ペット(犬)数 1306 万頭( 2005 年)13万 900 匹殺処分( 2005 年)引き取り有料化
ペットの子供化
次のスライドで詳しく説明!
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狂犬病予防法…犬の自治体抑留期間は 3 日 それ以降は自治体ごとの判断⇒約 3 ~7日で処分
一頭当たり 殺処分費用 窒息死させる
53 自治体で引き取り有料化( 2006 年)⇒28 自治体2千円 最高は東京都 3 千円もしも、捨て犬 13 万 900 匹が 2 千円で自治体に引き取られ
たら…13 万 900 匹 ×2 千円 = 278 0 万円
78円
捨て犬から補助犬候補を見つけるべき!引き取り有料化なら、補助犬に寄付を!
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盲導犬補助犬
1-2 補助犬とは
聴導犬 介助犬
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盲導犬
役割 目の不自由な人が安全に、快適に歩くお手伝いをする犬
仕事内容
犬① 道路の端に沿って一定の速度でまっすぐ歩く
②交差点や段差で止まったり、障害物をよけて歩く
ユーザー①盲導犬の動きや周りの音や足元の変化などを基に周囲の状況を判断
②信号の判断も車や人の流れを基に目の不自由な人が行う
人と犬との共同作業
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聴導犬
役割 タッチをするなど色々な動作を使って耳の不自由な方に音を知らせて生活をサポート
仕事内容
屋内
①離れた所で音がした場合でもユーザーの所まで行ってそれを教え、 音源まで誘導
②警報機の音を知らせるなどユーザーの安全を守る
屋外
①窓口での順番待ちの時に鈴を鳴らしてもらい名前が呼ばれた事を知らせる仕事
②音が聞こえない事からくる不安を軽減
快適で安全な生活を支える
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介助犬
役割 肢体不自由により日常生活に著しい支障がある身体障害者のサポート
仕事内容
① 物の拾い上げ及び運搬
② ドアを開けたり、体を動かすのを手伝うなど、身のまわりの様々な細かい仕事
③着脱衣の補助等肢体不自由を補う補助
生活の中で不便なことを 介助する犬
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メリット デメリット ① 精神的負担の軽減・精神
安定② 低コスト③ 応用力、判断力④ 外出の動機付け
① 衛生状態管理② 費用と時間③ 実働期間 8 年程度④ 同伴拒否
→ 補助犬との生活をする上では、困難が多い
しかし 介助犬希望者数 推計1500人盲導犬希望者数 推計7800人
1-3 補助犬と暮らすメリットとデメリット
障害者意思尊重現代福祉の考え
スライド3
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第2章 補助犬をとりまく社会の問題点・解決案
2-1 身体障害者補助犬法案の不備2-2 行政の特定団体への委託状況2-3 情報供給不足2-4 団体間の連携不足2-5 ユーザーの行動力不足
etc…
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2- 1 身体障害者補助犬法案の不備 補助犬法施行後 入店拒否はありましたか?
0 2 4 6 8
1
飲食店ホテル流通店舗映画館・劇場交通機関公共施設学校職場病院その他無し出典 身体障害者補助犬法施行後の介助犬使用者実態調査平成14
年 同伴拒否…罰金・罰則がない 助成金200万⇒足りない(必要経費…団体の運営費、育成費、継続指導の費用や管理費 etc… )
(解決案)
・団体別育成状況を把握して、見合った助成金を支給・愛犬家・企業スポンサーを味方に!
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2-2 行政の特定団体への委託状況団体名 都道府県・政令指
定都市給付頭数合計
北海道盲導犬協会 4 16
日本盲導犬協会 7 13栃木県盲導犬センター 3 7アイメイト協会 17 45日本ライトハウス 9 13福岡盲導犬協会 7 11
出典 http://www.gdrengokai.jp/publication/gdinfo_backnum/bn_26.html
42都道府県 11 指定都市が盲導犬委託事業実施
委託契約のある団体→助成金○障害者の方が団体を自由に選択できない
(解決案)
・ユーザーの意見を反映、新たな体質への変革!
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2-3 情報供給不足
出典 LifeDesign REPORT 2004.2 補助犬希望者に入手方法や信頼できる団体の選択方
法などが供給されていないことが予想される 認知度の低さ⇒同伴拒否を受ける要因
盲導犬 聴導犬 介助犬育成団体数 9 7 18実働頭数 927頭 15頭 38頭認知度 94% 50% 36%
(解決案)
・団体の一本化! ⇒ 信頼性のある情報提供
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2-4 団体間の連携不足
出典ライオンズクラブ 330 ・A地区「献眼・オープニングアイズ委員会」によるアンケート 5 年間(平成 11 ~ 15 年)の財務資料及びアンケート
情報交換・ノウハウの共有されていないため 各団体の育成期間・費用・方法にばらつき 福島県会津若松市会津中央病院道案内
ロボット 2台 受付ロボット1台 2000 万円で導入 非効率運営
協会名 過去の実績 総収入 頭数 一頭あたりの費用
アイ メイト協会 910頭 (5年間)
925,064,615円
(5年間)
152頭 約 608万円
N盲導犬協会 316頭 (4年間)
2,591,954,000円
(4年間)
63頭 約 4,114万円
K盲導犬協会 210頭 (5年間)
649,204,341円
(5年間)
57頭 約 1,138万円
F盲導犬協会 138頭 (5年間)
689,687,000円
(5年間)
37頭 約 1,864万円
T盲導犬協会 188頭 (5年間)
605,774,796円
(5年間)
30頭 約 2,019万円
この差が意味するものは?
(解決案)
・団体の一本化! ⇒ 育成ノウハウ・情報共有
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2-5 ユーザーの行動力不足団体や行政に自らの考えや要望を 伝えられない(理由) 次に補助犬を貰いにくくなるのではないか不安 奉仕して貰って文句は言えない 障害者が自己主張できない時代の長さ …障害者との隔離社会が背景にあるのでは? ↓1900 年政府が座敷牢を合法化した精神病者監護法1950 年に精神衛生法⇒大型コロニー建設 医療なしの隔離から医療付きの隔離の時代へ1968 年頃から精神病院数が増加、 1992 年 34 万床突破…社会への参加・自立、自己決定が、叫ばれたのはごく
最近
(解決案)
・ユーザーの意見・交流の場を提供
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2-6 問題点 解決案
法案の不備⇒助成金少 同伴拒否
団体別育成状況の熟知して、見合った助成金を支給愛犬家・企業スポンサーを味方に
特定団体への委託⇒団体を選択できない
ユーザーの意見反映新たな体質への変革
情報供給不足⇒信頼できる団体が不明・同伴拒否
団体の一本化⇒信頼性のある情報供給
団体間の連携不足⇒非効率運営
団体の一本化⇒育成ノウハウ・情報共有
ユーザーが要望を 伝えられない
ユーザーの意見・交流の場を提供
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古い体質の問題点は山積み!この解決案を実行するにはどうする?
補助犬団体・ユーザー・行政・企業・一般を結びつける「新たな機関」が必要ではないか?
団体を一本化! 「コーディネーター」
愛犬家を味方につけたサービスマーケティングの実践機関
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団体
行政
団体団体
ユーザー ユーザーユーザー
一方通行! 多方向へのつながりへ!
第3章 コーディネーター3-1 コーディネーターのしくみ今まで
は。。。
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コーディネーター
補助犬ユーザー
行政
団体
愛犬家
企業
・団体の監査・助成金の管理・団体間同士の協議会の提案・フェスティバルやコンテストを主催
寄付金
助成金等の交渉を団体の規模、 育成頭数などを加味して行う
各団体に応じた助成金を払
う
・自宅訪問・ユーザー同士で意見を 言い合える場・ユーザーのニーズを把握
・不平不満・ユーザー側から見た 団体の問題点
犬の提供
・寄付金の使い方
・情報提供
スポンサー要請
犬の提供・協力
犬の救済
行政には。。。
犬の救済・助成金についてのサービスマーケティング
補助犬ユーザーには。。。
補助犬ユーザーを中心としたサービスマーケティング
企業には。。。
スポンサーになってもらうためのサービスマーケティング
愛犬家には。。。
味方についてもらえるサービスマーケティング
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①企業② 補助犬ユーザー③ 行政 保健所(行政)サービスマーケティング具体案
④愛犬家 愛犬家サービスマーケティング具体案
3-2 コーディネーターのサービスマーケティング企業・行政・補助犬ユーザー・愛犬家それぞれに、
「コーディネーター」はサービスマーケティングを行う
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コーディネーター
企業(ペット関連)CP
スポンサー獲得への営業
・提案
・人材教育・評価
・報告・提案 寄付
スポンサー要請
①企業へのサービスマーケティング
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コーディネーター
補助犬ユーザーCP
・意見・交流の場 の設置
・意見、交流の場への参加・意見を反映
・仕事の評価
・報告・提案
・意見収集 ・意見、交流の場の整備
・意見・要望
② 補助犬ユーザーへのサービスマーケティング
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コーディネーター
行政CP
・情報提供(ユーザーの意思、育成状況、)・要請
・提案
・評価・対策
・団体別育成状況の熟知 、見合った助成金
助成金支給・報告・対策
案
③ 行政へのサービスマーケティング
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保健所(行政)へのサービスマーケティング具体案
コーディネーターが捨て犬データベースをつくる 環境省収容動物のデータベース協力自治体数 13動物愛護管理行政担当組織がある自治体数 98 写真掲載は絶対条件 ← 引き取り手を増やして、 殺処分約13万
匹を減らす 補助犬候補チェックシートを作成し各保健所へ配布→ 補助犬候補生を見つけ出し、コーディネーターへ連絡
この差!
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コーディネーター
一般(愛犬家)CP
提供した犬や寄付金で育った犬の成長をWEBで公開
・要望・評価
・犬の提供 ・寄付金
・寄付金の使い方
・情報提供・ネット教室費・自由なHP作り
改善策提案
④愛犬家へのサービスマーケティング
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愛犬家へのサービスマーケティング具体案
ペットの子供化を利用(スライド4)
寄付者・提供者はボランティア⇒ファン(親)になるボランティアカード配布 将来補助犬を優先して供給
今までの補助犬団体内のみのつながり ×
ボランティアの交流の場をつくる(ファンサイト) ⇒情報供給不足の解消 強いボランティアチーム
CPは、ボランティアが喜ぶような HPを自由に作る ⇒ネット教室費負担・一般の HP評価でCPのやる気 UP!大学の映画・インターネットサークルにネット動画作成募集
寄付者・犬提供者が 24時間成長を見守ること( webカメラも検討)ができる HPをつくる
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ももぐみの園児
げんちゃん たいいくのじかん まめちゃん おひるねのじかん
8/1715時 30分
HPイメージ
動画再生ボタン 動画再生ボタン
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補助犬と暮らしたい(自己選択)方の意思を尊重し、補助犬と暮らせる社会を目指すには?
愛犬家を味方につけ
団体を一本化
コーディネーターという新たな機関がサービスマーケティングを行う!
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ありがとうございました