数字を扱う変数needtec.sakura.ne.jp/vba/lesson/excelvba002.pdf『0.1を十回足しても1にならない。...

数字を扱う変数

整数の型

少数点を含む型

目的

整数の型の種類

Byte

Integer

Long

LongLong(64bit版のみ）


Byte

Integer

Long


バイト型サイズ：1バイト範囲０～255


Byte

Integer

Long


長整数型サイズ：4バイト範囲 -2,147,483,648～2,147.483,647


Byte

Integer

Long


整数型サイズ：2バイト範囲 -32,768～32,767


Byte

Integer

Long


長整数型サイズ：4バイト範囲 -2,147,483,648～2,147,483,647


Byte

Integer

Long


多倍長整数型サイズ：8バイト範囲 -9,223,372,036,854,775,808 ～ 9,223,372,036,854,775,807

整数型の使用例

Public Sub TestIntegerDataType()

End Sub


‘整数型の使用例


End Sub


'整数型の使用例


Dim bytData as Byte

End Sub




Dim bytData as Byte

Debug.Print "bytDataの内容：" & bytData

End Sub




Dim bytData as Byte

Dim lngData as Long


Debug.Print "lngDataの内容：" & lngData

End Sub




‘ ～ ( 省略 ) ～

bytData = 123

lngData = 8000

Debug.Print “変更後bytDataの内容：" & bytData

Debug.Print "変更後lngDataの内容：" & lngData

End Sub




Dim bytData as Byte

Dim lngData as Long


Debug.Print "lngDataの内容：" & lngData

End Sub




‘ ～ ( 省略 ) ～

bytData = 110105

lngData = 8000

Debug.Print “変更後bytDataの内容：" & bytData

Debug.Print "変更後lngDataの内容：" & lngData

End Sub


小数点を含む型の種類

固定小数点

Currency

浮動小数点

Single

Double


固定小数点

Currency

浮動小数点

Single

Double

固定小数点とは、ある桁に小数点が固定されている。

計算誤差をしてはいけないときに使う。


固定小数点

Currency

浮動小数点

Single

Double

浮動小数点は一定の範囲内の誤差で近い数値に近似できる。極端な数値を扱う分野で使う。


固定小数点

Currency

浮動小数点

Single

Double

通貨型サイズ：8バイト範囲 -922,337,203,685,477.5808 ～922,337,203,685,477.5807


固定小数点

Currency

浮動小数点

Single

Double

単精度浮動小数点数型サイズ：4バイト負の値の範囲 :-3.402823E38 ～ -1.401298E-45 正の値の範囲 :1.401298E-45 ～ 3.402823E38


固定少数点

Currency

浮動小数点

Single

Double


1.401298E-45 →1.401298× 10-45

小数点以下がごく細かい


固定少数点

Currency

浮動小数点

Single

Double


3.402823E38 →3.402823× 1038

すごく大きい桁


固定小数点

Currency

浮動小数点

Single

Double



固定小数点

Currency

浮動小数点

Single

Double

倍精度浮動小数点数型サイズ：8バイト負の値の範囲 :-1.79769313486231E308 E308 ～ -4.94065645841247E-324 正の値の範囲 :4.94065645841247E-324 ～1.79769313486231E308 E308

Public Sub TestDoubleDataType()

Dim data As Double

Dim i As Long

data = 0

For i = 1 To 10

data = data + 0.1

Next i

If data = 1 Then

Debug.Print "フフフ計画通り..." & data

Else

Debug.Print "げせぬ..." & data

End If

End Sub

あ…ありのまま今起こったことを話すぜ

『0.1を十回足しても１にならない。

でも表示だけは１のふりをする』

な…なにを言っているのか

わからねーとおもうが、

おれも何をされたかわからなかった…

頭がどうにかなりそうだった…

計算誤差とか

チャチナもんじゃあ断じてねぇ

もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

Public Sub TestDoubleDataType()

Dim data As Double

Dim i As Long

data = 0

For i = 1 To 10

data = data + 0.1

Next i

If data = 1 Then


Else


End If

End Sub

Public Sub TestCurrencyDataType()

Dim data As Currency

Dim i As Long

data = 0

For i = 1 To 10

data = data + 0.1

Next i

If data = 1 Then


Else


End If

End Sub

整数の型

少数点を含む型

きょう勉強したこと

Interger型さんディスンなよ

バカなの？

アホなの？

ワゴンなの？

質問１

質問にかこつけて

神ゲーをディスるとは

汚いな

さすがInteger

汚い

回答１

俺はこれでInteger型嫌いになったな

俺は中立の立場で見てきたけど、

やはりLong型中心にいったほうがいい事が

判明した

回答１

あと、OfficeXP時代の

ドキュメントに

Long型の方がちょっと

効率がいいとあった

これはもう、Long型が

いいのは確定的に明か

回答１

The Integer, Long, and Byte Data Types

http://msdn.microsoft.com/en-us/library/aa164754%28office.10%29.aspx

Traditionally, VBA programmers have used integers to hold

small numbers, because they required less memory.



伝統的にVBAプログラマは小さい数を保持してInteger型を使った

なぜならば、（Long型にくらべて）メモリの要求が少なかったからだ。

In recent versions, however, VBA converts all integer values

to type Long, even if they are declared as type Integer.



しかしながら、最近のバージョンでは、VBAはすべての整数

の値をLong型に変換する。たとえそれがInteger型で宣言されて

いたとしてもだ。

Therefore, there is no longer a performance advantage to

using Integer variables



したがってもはやInteger型の宣言にパフォーマンス上の有利は

ない。

in fact, Long variables might be slightly faster because VBA

does not have to convert them.



実際、Long型の変数が多少早いかもしれない。

なぜならVBAがそれらを変換するような必要がないからだ。

Integer vs Long パフォーマンステスト

参考：

「VBA性能向上委員会」

Integer型とLong型はどちらを使うべき？

http://www.banana-juice.com/VBA/Performance/Statement/IntLong.html

計測方法：

・-32,768～32,767までのループで和、差、積、商、余の計算する。

・これを100回くりかえした時にかかった時間を出力する。

・時間の出力にはTimerを使用する

・以上を１セットとして、これを10セット行う。

・このアルゴリズムはInteger,Long共有である。

このプログラムは今回のサンプル用のワークブックにある。

mdlPerformanceTest. TestPerformance（）を参照のこと。


実験環境：

・実装メモリ(RAM)

4.00GB

・プロセッサ：

Intel® Core™ i5 CPU M450 @2.40GHz 2.40GHz

・OS:

Windows 7 Home Premium

64Bit オペレーティングシステム

・Microsoft Office Home and Business2010

バージョン 14.0.6129.5000 (32ビット）


(-) Integer(Sec) Long(Sec)

(1) 0.7333984 0.7177734

(2) 0.734375 0.7324219

(3) 0.7490234 0.7333984

(4) 0.7490234 0.7333984

(5) 0.7636719 0.7177734

(6) 0.7490234 0.7333984

(7) 0.7324219 0.71875

(8) 0.7470703 0.734375

(9) 0.7480469 0.734375

(10)0.7480469 0.7333984

(平均) 0.74541015625 0.72890625


実行結果：

Long型で

2.2%程度の

速度向上

Long平均 ÷ Integer平均 × 100 ≒97.78%

まぁ、Long型さん

まじぱねぇって

ことだ

回答１

変数名の制限ってなぁに？

質問２

Visual Basic Naming Rules

ってドキュメントに

書いてある

回答２

http://msdn.microsoft.com/en-us/library/office/gg264773%28v=office.14%29.aspx

ルール１

最初は文字ではじめる

数字とか記号だめよ

回答２

ルール２

次の記号は使わない

スペースと

．！＠＆＄＃

回答２

ルール３

255文字を超えるな

回答２

ルール4

VBA中の

関数や命令と

同じ名前つけない

ほうがいい

回答２

ルール5

同じスコープレベル

で同じ名前使うな

回答２

あれ？

さっきのルール１で「文字」

っていったよね。

質問３

もしかして漢字や平仮名もｒｙ

質問３

そ、そんな変数名に

漢字や平仮名なんて

使うわけないから

わからないお

回答３

常識的に考えて

変数名にそんな物が

設定できるわけないお

回答３

数字を扱う変数

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