TimeMachineSchedulerTime Machine のバックアップ間隔を 1～12 時間に変更

システム要件：

• PowerPC または Intel Mac

• Mac OS X 10.5 Leopard 以降

説明：

Mac OS X 10.5 Leopard で、Apple はバックアップを作成するための便利な方法として Time Machine をデビューさせました。しかし残念ながら、バックアップ作成の間隔が 1 時間毎に固定されてしまっています。Apple ではスケジュール

の制御に launchd デーモンを利用しているのですが、launchd.plist ファイル内の間隔の値を変更しても変化はありません。

TimeMachineScheduler は、Time Machine の自動バックアップ機能を停止し、独自の launchd エージェントをインストールします。エージェントはメインライブラリ内に置かれるので、すべての（書き込み）操作には管理者のパスワードが必要となります。TimeMachineScheduler は、Time Machine を停止することを除けば、システムファイルや環境設定に何ら変更を加えません。

Mac OS X 10.5 Leopard では、OS を上書きアップデート・アーカイブインストールした場合、所有権・アクセス権にまつわる問題が（まだ）いくつか発生するようです。TimeMachineScheduler はすべてのファイルをチェックし、所有者、グループおよびアクセス権を適正な初期値に設定します。

エージェントはインストール／アンインストール、およびロード／アンロード（一時的にバックアップ作成を停止するため）ができます。バックアップ実行の間隔は1～12 時間の範囲で設定でき、またエージェントのロード時（システム起動時やログイン時も含む）にバックアップを実行する設定も可能です。今すぐバックアップするには、ボタンをクリックします。スケジューラの状況はウインドウ下部に表示されます。

バックアップ実行中は、すべての操作が不可能となります。また、処理の内容がログファイル（~/Library/Logs/

TimeMachineScheduler.log）に記録されます。

TimeMachineScheduler を常時起動しておく必要はありません。エージェントは独立してバックグラウンドにて動作します。Time Machine の元の設定に戻すには、スケジューラをアンインストールし、システム環境設定から Time Machine を開始するだけです。

最悪の場合（起こることはないでしょうが）に備え、「緊急用」のアンインストーラが同梱されています。

既知の問題点：

TimeMachineScheduler は Time Machine 環境設定とは独立して動作します。そのため、 Time Machine の環境設定パネル上に誤った情報が表示される場合があります。

バージョン履歴：

1.0 （2007/11/26) • 最初のリリース。

1.1 （2007/11/29)

• 日本語ローカリゼーション：E-WA

© 2007 Stefan Klieme

当プログラムは「あるがまま」の形で提供されますが、いかなる保証も負いかねます。

Time Machine は Apple Inc. の製品 Mac OS X 10.5 Leopard の一部です。